Page 142 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼〜心からの反省は、理屈ではない〜 梶原景昭 05/5/15(日) 1:47 ┗Re(1):〜心からの反省は、理屈ではない〜 ニック 05/5/17(火) 13:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 〜心からの反省は、理屈ではない〜 ■名前 : 梶原景昭 <kagenobu-takao@king.odn.ne.jp> ■日付 : 05/5/15(日) 1:47 -------------------------------------------------------------------------
[日本人の思い上がりの過去] 2005[平成17]年 この所の気候は、暑く(30度以上の異常温度)なったかと思うと急に寒く、日によってはストーブを使ったりして過去の原水爆実験の後遺症が、解るようになって来ました。知らず知らずの罪を愚かな人間は、作ってしまっているのですね。それと平行して、自動車の排気ガスの量も年々増え続けています。そうこうしている内に又、核開発の兆しが見え始めてきました。全て、第二次世界大戦前夜に逆戻りの傾向です。今度世界大戦が起ころうものなら、諺通りの〜二度ある事は、三度〜のようになる事を覚悟で、戦争をせねばならないのです。しかも今度は、水爆(原爆の数十倍から数百倍)が発明されているので、第二次世界大戦の戦況とは、比較になりません。殺傷力のある武器類は、この60年の間に飛躍的な進歩があるだけに、一歩間違えて戦争になれば、自殺行為と同じ結果を見る事になります。 本来ならば日本は、戦争の苦い経験をした国ですから、堂々と戦争反対の意見を楯にそれこそ大東亜戦争で侵略行為をして来た、あのエネルギーを戦争反対運動に向けて(死んだつもりになって)戦争の愚かさを言葉で説得するくらいの度胸がなくては、何の為に口があるの?食べるのみの口?と思ってしまいますが…。武器を使っての平和は、脅迫観念を受けながら仕方なく平和に同意する行為なので、武器を持っての会談は賛成出来ません。くらいの主張は、言えないのかと思います。第二次大戦でも、あの戦争は軍部が勝手に起し、侵略をして他国民を成敗したのですから、アジア諸国民が怒るのは当然です。日本人は、謝罪の観点をはぐらかしているから、諸国民は、色々な難題をつけて不満を言う訳です。上海で起った事件は、市民の不満が一挙に爆発したのは当然ではないでしょうか。この意見は、間違っていますでしょうか?はっきり申し上げて、間違った信念の元に築き上げられた戦争(60年前)の反省が、いい加減である事をアジアの諸国民は心配をしているのではないでしょうか?形ばかりの謝罪は、負けを知らない国の最大の欠点が公になった事で、改心かと思いきや未だ懲りずに、慕情の如く、脳ミソは戦争の事で一杯とはこれ如何に…ですよね。 何の為に指導者が、この地球上に存在するの?と思いたくなるのですが、ブッシュや小泉さんは、地球国民が望んでいる本当の指導者なの?とまた逆に質問をしたいのですが、彼等の行動はテロを撲滅すると言いながら、関係のない罪なき人間を無造作に殺戮しているのでは、必然的に、彼等の平和心を疑りたくなりますね。平和の前には、どうしても偽政者がわんさか踊り出るくらいは解っているけれど、広い心の宇宙意識が徹底されねば、それがマインドコントロールに押され、自我意識に走ってしまうのだろうと思います。今のままで行けば、指導者は戦争をわざわざ屁理屈(大義銘文をこじつけて)をつけて助長しているだけと見られても可笑しくない状況です。好戦的な指導者が、蔓延っている間はまず平和に対して偽善行為をするだけですから、はっきり申し上げて、あてにはなりません。5月13日(金) 梶原景昭 |
武器の本質は「生命を奪う事・傷つけること」です。 守りにも使えますが、攻撃にも使えます。 その分岐点は当然「使用者の人格」によりますが、この部分がまるで憲法9条改正議論では全く触れられません。 武器使用者と同様に、それを指揮する者も相当な人格・モラルが必要となります。 一方で、今回のイラク戦争でもベトナム戦争でも、人を狂気に駆り立てるのは「恐怖」で有る事は明白になっています、ベトナム戦争では恐怖を持たない兵士を作る為に、ロボトミー実験が行われました。 これは人間の前頭葉の一部を切除する事により、感情部分を無くし、ロボットのような兵士を作ると言う内容であったとの事です。 このような行為自体が既に狂気な訳ですが、第二次世界大戦では731部隊がそれと同様の狂気の沙汰の実験を行いました。 又、戦場では監視の目が充分に行き渡りません、日本軍の蛮行はその中で行われましたし、米軍においてもそうです、指揮官がその蛮行に加われば事実は全く外部に出ないと言っても過言ではないでしょう。 この様に、それを指揮する者、使用する者のモラルに非常に影響される武器の安全性ですが、この部分を全く無視した軍隊保有論は茶番であると私は考えます。 「政府がそんな事する訳が無い」「兵士には厳格な規律があるのだからそんな事する訳が無い」、今までの議論でこのように述べた方はおりましたが、上記の内容に沿って、「ではどうすれば良いか」を述べた方は残念ながら兵器愛好家の方々には一人もいらっしゃいませんでした。 他国が攻撃してくる可能性は信じても、自国の軍隊が上記のような狂気に囚われる事は全く信じていない様です、このような考えに非常な危うさを感じます。 第二時大戦を正当化する発言をする方のかなりの部分は、この様な人間の本質に付いてはまるで無頓着です、この様な方々が唱える憲法9条改正論には、私は組することが出来ません。 少なくとも戦後を美化する発言をする者・戦争の本質を考えない者が居なくならない様では、他国から日本は心から反省しているとは考えてもらえないでしょう。 |