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 ▼改憲論に対する誤解 【その3】  ワン太郎 06/1/28(土) 23:55
   ┣自衛隊は海外への侵略ができるか?  tomyk 06/1/29(日) 6:19
   ┃  ┗Re(1):自衛隊は海外への侵略ができるか?  昭和 人 06/1/29(日) 9:18
   ┃     ┣Re(2):自衛隊は海外への侵略ができるか?  tomyk 06/1/29(日) 18:48
   ┃     ┣Re(2):自衛隊は海外への侵略ができるか?  ワン太郎 06/1/30(月) 6:20
   ┃     ┗Re(2):自衛隊は海外への侵略ができるか?  あぶさん 06/1/30(月) 18:08
   ┃        ┗Re(3):自衛隊は海外への侵略ができるか?  tomyk 06/1/30(月) 19:31
   ┣Re(1):改憲論に対する誤解 【その3】  あぶさん 06/1/30(月) 18:11
   ┃  ┗Re(2):改憲論に対する誤解 【その3】  ワン太郎 06/1/30(月) 20:27
   ┃     ┗Re(3):改憲論に対する誤解 【その3】  しまったk2 06/1/31(火) 20:59
   ┣Re(1):改憲論に対する誤解 【その3】  有無 06/2/1(水) 1:17
   ┃  ┗日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  ワン太郎 06/2/1(水) 6:04
   ┃     ┗Re(1):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  有無 06/2/4(土) 9:12
   ┃        ┣Re(2):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  ワン太郎 06/2/5(日) 9:47
   ┃        ┃  ┗Re(3):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  有無 06/2/7(火) 17:23
   ┃        ┗Re(2):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  有無 06/2/7(火) 17:14
   ┗ズレかもしれませんがこっそりカキコ;  コップ酒 06/2/2(木) 10:47
      ┣Re(1):ズレかもしれませんがこっそりカキコ;  しまったk2 06/2/2(木) 21:26
      ┗Re(1):ズレかもしれませんがこっそりカキコ;  ワン太郎 06/2/3(金) 5:46

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 改憲論に対する誤解 【その3】
 ■名前 : ワン太郎
 ■日付 : 06/1/28(土) 23:55
 -------------------------------------------------------------------------
   ワン太郎です。
継続スレを 起こさせていただきます。


なお、前スレの (【72277】有無さん ) にレスします。

▼有無さん :

>国会とは、憲法の理念を元に、法整備をして、憲法を具現化するところで、憲法を発案(発議)するところでないと、思います。

>やはり、憲法とは、国会の上にあって、すなわち、国家の主人たる国民が決めるもので、国会で決めてから、国民投票で決めると言うのは、逆のようがします。

>だから、国民から、発議(発案)が、できるような仕組みを作るのが、先だと思います。・・・

どうですかね。

ご提案は、結局 「憲法調査・審議 会議」というような、
憲法に特化した 「第二の国会」 を作る事 になりそうですね。

確かに 一つのアイディア であるとは思いますが、
憲法を研究するのは 各大学、学会、政党の研究会 等の 国民の自由に任せ、
そこからの 提案について 国会の委員会で審議し、改定案を発議する。
という、現状と どれ程の差が出るのか あまり 良くは判りません。

私は それよりも 「憲法裁判所」 の方の 必要性を感じているのですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 自衛隊は海外への侵略ができるか?  ■名前 : tomyk  ■日付 : 06/1/29(日) 6:19  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:
スレ立てお疲れ様です。

護憲派の主張で最も多いのが、「改憲したら日本は自衛隊を侵略に使う」というものです。
では、自衛隊は海外への侵略を行う能力はあるか?

端的に結論を述べれば「否」です、ネガティブです。

この辺りも議論できればよろしいですね。

質問があればどうぞ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):自衛隊は海外への侵略ができるか?  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 06/1/29(日) 9:18  -------------------------------------------------------------------------
   ▼tomykさん:
>▼
>>
>護憲派の主張で最も多いのが、「改憲したら日本は自衛隊を侵略に使う」というものです。
>では、自衛隊は海外への侵略を行う能力はあるか?
>
>端的に結論を述べれば「否」です、ネガティブです。
>
>この辺りも議論できればよろしいですね。
>
>質問があればどうぞ。

ちょっと、私は違う。
外国との紛争、戦争、に巻き込まれる危険性がある ことです。
今どき 自衛隊を侵略に使うとは思っていません。
(たしかに、そのような論を立てる人が、従来はいましたが)

次のことは、安心しました。
是非、自衛隊は、専守防衛を堅持し、そうあって欲しい。

「自衛隊は海外への侵略を行う能力はあるか?
>
>端的に結論を述べれば「否」です、ネガティブです。

今後とも、そうで ありたい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):自衛隊は海外への侵略ができるか?  ■名前 : tomyk  ■日付 : 06/1/29(日) 18:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昭和 人さん:
レス有難うございます。

>次のことは、安心しました。
>是非、自衛隊は、専守防衛を堅持し、そうあって欲しい。

専守防衛を行うにしても、従来の憲法下では色々問題が発生するということですからね。
また、自衛隊が何故「侵攻型軍隊ではない」かどうかというのは、装備体系だけではないという事も勉強してみてください。
現代軍隊を知ることこそまず必要なことですし、軍事を語る「スタートライン」に立つ資格ができることだと思います故。

失礼しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):自衛隊は海外への侵略ができるか?  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 06/1/30(月) 6:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昭和 人さん:
>▼tomykさん:

横から失礼、ワン太郎です。

>>護憲派の主張で最も多いのが、「改憲したら日本は自衛隊を侵略に使う」というものです。
>>では、自衛隊は海外への侵略を行う能力はあるか?
>>端的に結論を述べれば「否」です、ネガティブです。
>>この辺りも議論できればよろしいですね。
>>質問があればどうぞ。
>
>ちょっと、私は違う。
>外国との紛争、戦争、に巻き込まれる危険性がある ことです。
>今どき 自衛隊を侵略に使うとは思っていません。
>(たしかに、そのような論を立てる人が、従来はいましたが)

結局 <紛争、戦争、に巻き込まれる危険性> についての
「見識・洞察」 の問題となるのでしょう。

「自由で民主的な社会」 への 「貢献と平和の確保」 において、
<紛争、戦争 を引き起こさない為> には、
どういった 体勢であるのが ベストであるか。


   私は <巻き込まれる危険性> という 表現は好みません。
   なにか 「身勝手、独善」 な感じが してきます。
   ですから <引き起こさない> と言いたい。

その 「ベスト」 をシッカリと 考え、議論し、合意形成した結果、
「憲法がどうあるべきか」 の結論が出ると考えます。

そういった意味で、
「何が何でも護憲」 から始まる 主張には 同意出来ないのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):自衛隊は海外への侵略ができるか?  ■名前 : あぶさん  ■日付 : 06/1/30(月) 18:08  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昭和 人さん:

自衛隊に侵略の意図も能力もないことが合意できたと思います。

>外国との紛争、戦争、に巻き込まれる危険性があることです。

「巻き込まれる」という表現はいかにも消極的ですが,
国連加盟国ともなれば,他国と共同して軍事作戦行動をとる用意があって当然ではないでしょうか。もちろん,武力制裁は最終の最終ですけど(その前にやることがある)。
安保理事国でなくても,安保理で決まった経済制裁および武力制裁には相応の協力をしないといけないのではないかと思います。
ただ,日本の場合,他国と同じようにできるかどうかは疑問です。
国是の点からも装備の点からも,守備に回るか後方支援になるだろうと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):自衛隊は海外への侵略ができるか?  ■名前 : tomyk  ■日付 : 06/1/30(月) 19:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あぶさんさん:
横から失礼します。

>「巻き込まれる」という表現はいかにも消極的ですが,国連加盟国ともなれば,他国と共同して軍事作戦行動をとる用意があって当然ではないでしょうか。もちろん,武力制裁は最終の最終ですけど(その前にやることがある)。

いわゆる「国際協調」ていうものですね。
ただ、自分としてはやはり「国連に対する不信感」というの色濃く残っています。
日本にとって国益に適わない地域に対する協力を強いられるやもしれません。
また、現在の常任理事国も時代に合わない物になっています(国際的影響力は兎も角)。

>安保理事国でなくても,安保理で決まった経済制裁および武力制裁には相応の協力をしないといけないのではないかと思います。
>ただ,日本の場合,他国と同じようにできるかどうかは疑問です。
>国是の点からも装備の点からも,守備に回るか後方支援になるだろうと思います。

現在サマワで活動してる自衛隊の現状を見れば、陸上での活動は限られるでしょうね。
やはり海上からの支援が日本にあってると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):改憲論に対する誤解 【その3】  ■名前 : あぶさん  ■日付 : 06/1/30(月) 18:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:

>私は それよりも 「憲法裁判所」 の方の 必要性を感じているのですが。

まさにわたしもそう思います。
現在の裁判所が違憲立法審査権を発揮しているとは,とうてい思えません。
法律にしても,法律ができただけではその審査はできず,
その法律に基づいて行われたものについてのみ,判断できるとのこと。
憲法を守るためにも,憲法裁判所の必要性を感じます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):改憲論に対する誤解 【その3】  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 06/1/30(月) 20:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あぶさんさん:
>▼ワン太郎さん:
>
>>私は それよりも 「憲法裁判所」 の方の 必要性を感じているのですが。
>
>まさにわたしもそう思います。
>現在の裁判所が違憲立法審査権を発揮しているとは,とうてい思えません。
>法律にしても,法律ができただけではその審査はできず,
>その法律に基づいて行われたものについてのみ,判断できるとのこと。
>憲法を守るためにも,憲法裁判所の必要性を感じます。

そうなんです。
なぜ、そういった議論が 行われないのか 理解に苦しみます。

憲法裁判所があれば、もっと憲法について 国民の意識が高まったと 思うのですが、政治に 「不純」 な所があるような気がします。

どうも 与野党共に 「痛し痒し」 のところがある ということでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):改憲論に対する誤解 【その3】  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 06/1/31(火) 20:59  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:

>
>そうなんです。
>なぜ、そういった議論が 行われないのか 理解に苦しみます。
>
>憲法裁判所があれば、もっと憲法について 国民の意識が高まったと 思うのですが、政治に 「不純」 な所があるような気がします。
>
>どうも 与野党共に 「痛し痒し」 のところがある ということでしょうか?

ROMしております。改憲論に対する誤解ということで、力一杯、護憲派を味噌クソにやって下さい。勉強してますよ。また。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):改憲論に対する誤解 【その3】  ■名前 : 有無  ■日付 : 06/2/1(水) 1:17  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:
>ワン太郎です。
>継続スレを 起こさせていただきます。
>
>
>なお、前スレの (【72277】有無さん ) にレスします。
>
>▼有無さん :
>
>>国会とは、憲法の理念を元に、法整備をして、憲法を具現化するところで、憲法を発案(発議)するところでないと、思います。
>
>>やはり、憲法とは、国会の上にあって、すなわち、国家の主人たる国民が決めるもので、国会で決めてから、国民投票で決めると言うのは、逆のようがします。
>
>>だから、国民から、発議(発案)が、できるような仕組みを作るのが、先だと思います。・・・
>
>どうですかね。
>
>ご提案は、結局 「憲法調査・審議 会議」というような、
>憲法に特化した 「第二の国会」 を作る事 になりそうですね。
>
>確かに 一つのアイディア であるとは思いますが、
>憲法を研究するのは 各大学、学会、政党の研究会 等の 国民の自由に任せ、
>そこからの 提案について 国会の委員会で審議し、改定案を発議する。
>という、現状と どれ程の差が出るのか あまり 良くは判りません。
>
>私は それよりも 「憲法裁判所」 の方の 必要性を感じているのですが。

ワン太郎さん

そうすると、憲法裁判所なる所で、憲法をいじくれる仕組みを作って、国民に判断を、仰ぐわけですね・・・

国民が、裁判官になるわけですね、国家の主人は、国民ですから、憲法に関しての裁判ですから、ぴったしですね・・・

いいですね、これ、まずは、所見まで・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 06/2/1(水) 6:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼有無さん : レス ありがとうございます。

>>私は それよりも 「憲法裁判所」 の方の 必要性を感じているのですが。
>
>ワン太郎さん
>そうすると、憲法裁判所なる所で、憲法をいじくれる仕組みを作って、国民に判断を、仰ぐわけですね・・・
>国民が、裁判官になるわけですね、国家の主人は、国民ですから、憲法に関しての裁判ですから、ぴったしですね・・・
>いいですね、これ、まずは、所見まで・・・

日本国民が自らの手で 憲法に手を加える事に 戸惑いを持つのは 理解できます。

日本(人)が 未だ経験したことがないものに、「(自らの手による)憲法修正」 があります。
「創憲」が一度、「全面改憲」が一度であります。

日本人が 憲法に対して 保守的になる理由の 第一点は これであります。


もう一つ、明治憲法、現行憲法 共に 「改憲、論憲に 不熱心」な憲法
であります。

明治憲法は 自ら 「不磨の大典」 と称し、
改憲は 「勅命」 により発議され 「国会の2/3以上による議決」 を必要とする事になっていました。
従って 「論憲」 などは 全く 「想定外」 となっております。

現行憲法も 「国会の2/3以上」 となっているのと 同時に、
「現状と憲法」を常にチェックする 機能・組織 について 「積極的には謳って」 いません。

「違憲審査」 は 事実上 通常の裁判と同じ扱いとされています。

「違憲審査」 は 憲法について常時検討している「専門の裁判官」 が行うべきだし、(勉強不足や 偏向思想の裁判官 による判断は困りものです)
裁判所によって 白黒が逆転するのも良くはありません。
また、判断に時間がかかるのも困りもので、「二審」 で十分です。

「違憲審査を専門とする 裁判所」 が広く門戸を開け、
「現状と憲法」 を 「常時監視」 する裁判所があれば、もっと国民は 憲法に関心を持つ事になるでしょう。

それによって、現状に問題があるのか、憲法の方に 問題が生じて(適合性を失って)きたのか、
国民は 認識・理解し易くなるでしょう。


憲法裁判所については 右も左も (特にヒダリの護憲派) は 嫌がります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  ■名前 : 有無  ■日付 : 06/2/4(土) 9:12  -------------------------------------------------------------------------
   ワン太郎さん:

自分なりに、憲法裁判所なるものを、考えてみました・・・

定義

一.国民主権、基本的人権の尊重、医療,福祉の充実、象徴天皇を、恒久憲法(改定できる憲法もこれを基本とする。)とし、何人も(憲法裁判所と言えども)さわる事ができない。

二.憲法裁判所は、国会で立法される法律が、憲法に準拠しているか審査し、準拠していなければ、趣旨を鑑み、やり直し,または、取り消しさせることができる。また、審査要領のドキュメントは公開し、誰でも自由に閲覧できる。

三.憲法裁判所は、憲法と現状とを合致しているか見定め、合致していなければその問題になる所を広く国民に知らせ(最低でも半年間)、その後、憲法改定するか?の国民投票を行う。

四.憲法改定モード(最低でも半年間)・・・三の憲法改定するか?の国民投票が可決(有権者数過半数以上で可決)されれば、我が国は、最低でも半年間の憲法改定モードに入り、憲法裁判所は、広く国民から改定案(公開し誰でも自由に閲覧できる)を募集する。そして、恒久憲法を無視したもの、または、常識をえつだつしたものを除き、募集案の全体を最高でも5つ位(似通ったものは、一緒にする、突飛なもの(いいアイデア)は1通でも1案とする(ここがみそ))にシンプルにまとめて、憲法改定案とし、次期国民投票(最高得票数)にて決定する。

こんなん、ちがいますか〜・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 06/2/5(日) 9:47  -------------------------------------------------------------------------
   ▼有無さん : レスありがとうございます。

私も 言い出しては見たものの、それほど まとまった考えがある訳ではありません。(先に 言い訳を させていただきます)

私の 憲法裁判所 についての 「イメージ」 は、
立法、司法、行政 の「三権」 に、もう一権 「審査」 を加えるといった ものです。
(「一権」 と言うより 「0.5権」 位かもしれませんが)

立法、司法、行政 の活動に対して 憲法との 「整合性、適合性のチェック」 を行う事と、「憲法の条文解釈・判断」 を行うことを 役目とする機関です。

いって見れば 「国(三権)の ご意見番」 といったイメージです。
通常は 「強制力」 を持たない 単なる 「権威」 で良いと思っています。
(そういう意味で 「0.5権」 という感じ)

憲法裁判所は 「三権」 の判断、行為に対し 「違憲審査」を行い、
合憲でなければ、もう一度 「三権」 に対し 「判断のし直しを命じる」 という
拒否権という 「権威性」 を持っている、ということで十分ではないかと思っています。
そして 「最後の手段 : 伝家の宝刀」 に 「執行停止命令」 の権限を有する、という程度でよろしいのでは?

問題は 憲法裁判所の 「裁判員」 の構成です
「法学の権威」 中心でなく、思想に偏りのない 「人生・社会の達人」 のような人が 含まれている事が望ましいと思っています。
例えば なださんのような人も いいのじゃありませんか?

そういった 人々が TVなどへの露出度を高め、広く国民との対話、議論を展開する様な事が望ましいのじゃないかと思います。
(NHKに常設番組を持ち、常に 問題提起、啓蒙活動をする という様な)

こんなの、いかがでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  ■名前 : 有無  ■日付 : 06/2/7(火) 17:23  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ワン太郎さん:
>▼有無さん : レスありがとうございます。
>
>私も 言い出しては見たものの、それほど まとまった考えがある訳ではありません。(先に 言い訳を させていただきます)
>
>私の 憲法裁判所 についての 「イメージ」 は、
>立法、司法、行政 の「三権」 に、もう一権 「審査」 を加えるといった ものです。
>(「一権」 と言うより 「0.5権」 位かもしれませんが)
>
>立法、司法、行政 の活動に対して 憲法との 「整合性、適合性のチェック」 を行う事と、「憲法の条文解釈・判断」 を行うことを 役目とする機関です。
>
>いって見れば 「国(三権)の ご意見番」 といったイメージです。
>通常は 「強制力」 を持たない 単なる 「権威」 で良いと思っています。
>(そういう意味で 「0.5権」 という感じ)
>
>憲法裁判所は 「三権」 の判断、行為に対し 「違憲審査」を行い、
>合憲でなければ、もう一度 「三権」 に対し 「判断のし直しを命じる」 という
>拒否権という 「権威性」 を持っている、ということで十分ではないかと思っています。
>そして 「最後の手段 : 伝家の宝刀」 に 「執行停止命令」 の権限を有する、という程度でよろしいのでは?
>
>問題は 憲法裁判所の 「裁判員」 の構成です
>「法学の権威」 中心でなく、思想に偏りのない 「人生・社会の達人」 のような人が 含まれている事が望ましいと思っています。
>例えば なださんのような人も いいのじゃありませんか?


私も、憲法とは、その国の、国民の心の有り方を、示すものだと思いますので、憲法裁判所の人選は、頭のきれる立法の府のそれとは、違い、ワン太郎さんが、おっしゃる通りだと思います・・・

>
>そういった 人々が TVなどへの露出度を高め、広く国民との対話、議論を展開する様な事が望ましいのじゃないかと思います。
>(NHKに常設番組を持ち、常に 問題提起、啓蒙活動をする という様な)
>
>こんなの、いかがでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):日本(人)が 憲法に対して 保守的になる理由  ■名前 : 有無  ■日付 : 06/2/7(火) 17:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼有無さん:
>ワン太郎さん:
>
>自分なりに、憲法裁判所なるものを、考えてみました・・・
>
>定義
>
>一.国民主権、基本的人権の尊重、医療,福祉の充実、象徴天皇を、恒久憲法(改定できる憲法もこれを基本とする。)とし、何人も(憲法裁判所と言えども)さわる事ができない。
>
>二.憲法裁判所は、国会で立法される法律が、憲法に準拠しているか審査し、準拠していなければ、趣旨を鑑み、やり直し,または、取り消しさせることができる。また、審査要領のドキュメントは公開し、誰でも自由に閲覧できる。
>
>三.憲法裁判所は、憲法と現状とを合致しているか見定め、合致していなければその問題になる所を広く国民に知らせ(最低でも半年間)、その後、憲法改定するか?の国民投票を行う。
>
>四.憲法改定モード(最低でも半年間)・・・三の憲法改定するか?の国民投票が可決(有権者数過半数以上で可決)されれば、我が国は、最低でも半年間の憲法改定モードに入り、憲法裁判所は、広く国民から改定案(公開し誰でも自由に閲覧できる)を募集する。そして、恒久憲法を無視したもの、または、常識をえつだつしたものを除き、募集案の全体を最高でも5つ位(似通ったものは、一緒にする、突飛なもの(いいアイデア)は1通でも1案とする(ここがみそ))にシンプルにまとめて、憲法改定案とし、次期国民投票(最高得票数)にて決定する。
>
>こんなん、ちがいますか〜・・・

補足追加します・・・

四.の(常識をえつだつしたもの)は、{常識をいつだつしたもの}の間違えです・・・

恒久憲法として、「世界の安全と平和への貢献」を、象徴天皇の次に追加。

有権者数過半数以上で可決は、同数でも、可決です。

国民投票に当たって地方自治体は、憲法裁判所の指揮下に入り、進んで協力をする。(つまり、要領は、普通の選挙と同じ。)

憲法改定モード期間は、上期と中期,下期の3つの期間があり、上期は、憲法改定基本案をまとめる(だいたい出案される内容はいくつかのパターンになる)為、憲法裁判所は巷の調査をし、主流意見をまとめグループ化する、そして、マスメディアを使って違グループ間で討論会を開き意見の淘汰をさせ意見のシンプル化をする、その成り行きをマスメディアを通して公開する。それは、例えば、山奥に住む人まで、テレビ電話を、中継で継ぎ討論会に参加させるなどして、国中の国民が議論に参加させる様にする事が大事。

中期は、上期で国民みんなで作り上げた憲法改定基本案を、憲法改定案として、公開する。国民は、それを見てそれ以外に案がある場合だけ、憲法裁判所へ提案し、憲法裁判所は、憲法改定案に無く、ユニークで、よいアイデアであると判断した案のみ、1案でも、憲法改定案として加える。

下期は、国民が冷静になって、思考する期間とし、各案の選別期間となります。下期終了後、憲法改定案に対しての、2回目の国民投票を行い、最高得票数の憲法改定案が、日本国憲法に決定します。尚、最高得票数が同数の場合は、その案同士で、再度国民投票をし、唯一になるまで行います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ズレかもしれませんがこっそりカキコ;  ■名前 : コップ酒  ■日付 : 06/2/2(木) 10:47  -------------------------------------------------------------------------
   ワン太郎さん、こんにちは。

今号のSAPIO(2月8日号・小学館発行・定価450円)の連載の
ひとつ、櫻井よしこ氏による「憲法改正を発議する」という論考を
興味深く読みました。

『歪んだ二院制を正常化するために国会を抜本改革せよ』
というタイトルです。

今回、櫻井よしこ氏が指摘しているのは、
二院制改革、国会通年化、資料・法案の顕名制、情報開示です。

二院制改革については、
郵政民営化法案可決までの経緯に触れつつ、憲法で定められている
衆議院の、参議院に対する優越性について疑問を投げかけています。
つまり、衆参両院の二院制が機能していないことを指摘して、
憲法改正の際には、この点をも是正すべきだとしています。

・憲法59条で定める衆議院の優位性をなくす
・両院の役割分担を明確にするため、参議院は非政党化する
・参議院の質を高めるため、242人の定員を大幅に削減する
・比例代表制は脱政党化に逆行するため、都道府県を単位とする
 小選挙区制のみにする

国会の通年化については、
「立法府」としての国会の再生のために掲げています。
現状では、会期中の法案不成立による廃案を防ぐor実現するために、
審議日程の決定が政治的駆け引きの対象になっているため、
党の国会対策委員長などによる「国対政治」がハバを利かせて
います。通年化すれば、それもなくなるはず、と指摘しています。

資料・法案の顕名制については、
国会に提出される法案や資料すべてに、立案者の名前をすべて明記する
ことを提案しています。
この実現によって、立案者である官僚・議員の匿名性を隠れ蓑にした
悪法立案が防げる、と。

国会の情報開示については、
国民が現在入手できる「本会議録」だけでは情報としては不十分であり、
法案、審査報告書、質問主意書、議員公報、要覧、先例集…なども
入手できるようにせねばならないと指摘しています。

国会改革とは日本人の政治的成熟度を一段アップさせるための
起爆剤であり、この国のありようと見つめるきっかけとなる
大切なファクターである、という感じで結んでいます。


ワン太郎さんのおっしゃる独立した憲法裁判所と、国会の立法府と
しての機能健全化が包含関係にあるorリンクするかもしれない
のかなー?と思いあんまり考えずに書き込みさせていただきました
が(スレ違いでしたらスルーしてください;;)、
引き続き、議論を期待しております(参加がおぼつかなくてすみません;)。

■SAPIO(小学館サイト内)
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&zname=2300&keitai=0

■櫻井よしこ氏のサイト
http://www.yoshiko-sakurai.jp/

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ズレかもしれませんがこっそりカキコ;  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 06/2/2(木) 21:26  -------------------------------------------------------------------------
   ▼コップ酒さん:こんばんわ

横レスです。
当該雑誌は、見てませんので正確には解りませんが、櫻井よしこ氏の論点が、立法府についての問題提起ということであれば、十分に吟味の上、憲法改正発議の動機になるのではないですか。

なぜなら、憲法は、国民に信託された国家権力(3権)の遵守法規ですから、それについて改憲も含めて議論することは可能ではないですか?

ただ、いまの改憲、特に、自民新憲法草案などは、国家権力が国民を統制するための憲法に、つまり権力者の都合のいい憲法にして行こうという意図を随所に織り込もうとすることが、現憲法に対する改憲派の意図的曲解ではないですか?

>今号のSAPIO(2月8日号・小学館発行・定価450円)の連載の
>ひとつ、櫻井よしこ氏による「憲法改正を発議する」という論考を
>興味深く読みました。
>
>『歪んだ二院制を正常化するために国会を抜本改革せよ』
>というタイトルです。
>
>今回、櫻井よしこ氏が指摘しているのは、
>二院制改革、国会通年化、資料・法案の顕名制、情報開示です。
>
>二院制改革については、
>郵政民営化法案可決までの経緯に触れつつ、憲法で定められている
>衆議院の、参議院に対する優越性について疑問を投げかけています。
>つまり、衆参両院の二院制が機能していないことを指摘して、
>憲法改正の際には、この点をも是正すべきだとしています。
>
>・憲法59条で定める衆議院の優位性をなくす
>・両院の役割分担を明確にするため、参議院は非政党化する
>・参議院の質を高めるため、242人の定員を大幅に削減する
>・比例代表制は脱政党化に逆行するため、都道府県を単位とする
> 小選挙区制のみにする
>
>国会の通年化については、
>「立法府」としての国会の再生のために掲げています。
>現状では、会期中の法案不成立による廃案を防ぐor実現するために、
>審議日程の決定が政治的駆け引きの対象になっているため、
>党の国会対策委員長などによる「国対政治」がハバを利かせて
>います。通年化すれば、それもなくなるはず、と指摘しています。
>
>資料・法案の顕名制については、
>国会に提出される法案や資料すべてに、立案者の名前をすべて明記する
>ことを提案しています。
>この実現によって、立案者である官僚・議員の匿名性を隠れ蓑にした
>悪法立案が防げる、と。
>
>国会の情報開示については、
>国民が現在入手できる「本会議録」だけでは情報としては不十分であり、
>法案、審査報告書、質問主意書、議員公報、要覧、先例集…なども
>入手できるようにせねばならないと指摘しています。
>
>国会改革とは日本人の政治的成熟度を一段アップさせるための
>起爆剤であり、この国のありようと見つめるきっかけとなる
>大切なファクターである、という感じで結んでいます。
>
>
>ワン太郎さんのおっしゃる独立した憲法裁判所と、国会の立法府と
>しての機能健全化が包含関係にあるorリンクするかもしれない
>のかなー?と思いあんまり考えずに書き込みさせていただきました
>が(スレ違いでしたらスルーしてください;;)、
>引き続き、議論を期待しております(参加がおぼつかなくてすみません;)。
>
>■SAPIO(小学館サイト内)
>http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&zname=2300&keitai=0
>
>■櫻井よしこ氏のサイト
>http://www.yoshiko-sakurai.jp/

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ズレかもしれませんがこっそりカキコ;  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 06/2/3(金) 5:46  -------------------------------------------------------------------------
   ▼コップ酒さん: レスありがとうございます。

>今号のSAPIO(2月8日号・小学館発行・定価450円)の連載の
>ひとつ、櫻井よしこ氏による「憲法改正を発議する」という論考を
>興味深く読みました。

私も、読んでみようと 思います。

>今回、櫻井よしこ氏が指摘しているのは、
>二院制改革、国会通年化、資料・法案の顕名制、情報開示です。

「項目」 として うなづけます。

>二院制改革については、

>・憲法59条で定める衆議院の優位性をなくす
>・両院の役割分担を明確にするため、参議院は非政党化する
>・参議院の質を高めるため、242人の定員を大幅に削減する
>・比例代表制は脱政党化に逆行するため、都道府県を単位とする
> 小選挙区制のみにする

米国の 「上院」 を意識したものの様ですね、
私も 基本的には賛成ですが、一方 「道州制」 も進めるべきと 考えていますので、並列して 検討されれば と思います。


>国会の通年化については、
>「立法府」としての国会の再生のために掲げています。
>現状では、会期中の法案不成立による廃案を防ぐor実現するために、
>審議日程の決定が政治的駆け引きの対象になっているため、
>党の国会対策委員長などによる「国対政治」がハバを利かせて
>います。通年化すれば、それもなくなるはず、と指摘しています。
>
>資料・法案の顕名制については、
>国会に提出される法案や資料すべてに、立案者の名前をすべて明記する
>ことを提案しています。
>この実現によって、立案者である官僚・議員の匿名性を隠れ蓑にした
>悪法立案が防げる、と。
>
>国会の情報開示については、
>国民が現在入手できる「本会議録」だけでは情報としては不十分であり、
>法案、審査報告書、質問主意書、議員公報、要覧、先例集…なども
>入手できるようにせねばならないと指摘しています。
>
>国会改革とは日本人の政治的成熟度を一段アップさせるための
>起爆剤であり、この国のありようと見つめるきっかけとなる
>大切なファクターである、という感じで結んでいます。

「改憲」 を必要としない項目も ありそうです。
かつては 「参議院の自主性」 も見られたのですが、政党のエゴ(不見識)によって 参議院の「無力化」 が進められてしまいました。

やはり 「55年体制の弊害」 (ハッキリ言えば 野党<社会党>の怠慢) が ここに現れてきていると思います。


>ワン太郎さんのおっしゃる独立した憲法裁判所と、国会の立法府と
>しての機能健全化が包含関係にあるorリンクするかもしれない
>のかなー?と思いあんまり考えずに書き込みさせていただきました
>が(スレ違いでしたらスルーしてください;;)、
>引き続き、議論を期待しております(参加がおぼつかなくてすみません;)。

他での 虚しい議論に 関わり過ぎました。
こちらの実論に戻りたいと思います。

話が 拡散してしまいますが、
我々 一般市民が 「政党の色分け、思想の区分け」 に 影響され過ぎ ている事を感じています。
この老人党でも その傾向が強く出ています。

私自身 「ミギかヒダリか」 「保守か革新か」 こういった分類が当てはまる様な 気がしません。
しかし、他人からは 「決め付け」 られます。

あまり 「政治的色分け」 をベースとした 議論は 「本質」 からずれるような気がします。

そういった事を 頭の片隅に 置きながら 議論を進めていきたいと思っています。

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