Page 1470 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼『本』のおしゃべり ぎみゆら 06/1/12(木) 19:50 ┣大江健三郎『さようなら、私の本よ!』 ぎみゆら 06/1/12(木) 19:56 ┃ ┗静かな大地 レモン 06/1/13(金) 18:03 ┃ ┣池澤夏樹『静かな大地』 ぎみゆら 06/1/14(土) 18:23 ┃ ┃ ┗Re(1):池澤夏樹『静かな大地』 レモン 06/1/20(金) 13:47 ┃ ┃ ┗Re(2):池澤夏樹『静かな大地』 ぎみゆら 06/1/20(金) 20:24 ┃ ┗Re(1):静かな大地 かさご 06/2/4(土) 23:00 ┣Re(1):『本』のおしゃべり こんぺいとう 06/1/13(金) 20:18 ┃ ┣『竹内浩三楽書き詩集 まんがのよろづや 』 ぎみゆら 06/1/14(土) 18:47 ┃ ┗Re(2):『本』のおしゃべり 悠々 06/1/25(水) 17:41 ┣Re(1):『本』のおしゃべり 牛の5 06/1/14(土) 0:08 ┃ ┗小倉芳彦『古代中国を読む』 ぎみゆら 06/1/14(土) 19:05 ┃ ┗Re(1):小倉芳彦『古代中国を読む』 牛の5 06/1/20(金) 0:18 ┃ ┗『渡辺一夫敗戦日記』 ぎみゆら 06/1/20(金) 20:58 ┃ ┣Re(1):「井上ひさしと141人の仲間たち」 弥生 06/1/22(日) 20:33 ┃ ┃ ┣Re(2):「井上ひさしと141人の仲間たち」 とうろう 06/1/22(日) 20:47 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):「井上ひさしと141人の仲間たち」 弥生 06/1/23(月) 14:54 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):「井上ひさしと141人の仲間たち」/サービス精神!? とうろう 06/1/25(水) 10:16 ┃ ┃ ┣『井上ひさしと141人の仲間たち』 ぎみゆら 06/1/25(水) 21:59 ┃ ┃ ┣五十嵐仁『活憲 「特上の国」づくりをめざして』 ぎみゆら 06/1/25(水) 22:22 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):五十嵐仁『活憲 「特上の国」づくりをめざして』 ウミサチヒコ 06/2/6(月) 23:01 ┃ ┃ ┗お気持ちが向いたときに試してみれば ぎみゆら 06/1/27(金) 20:21 ┃ ┗Re(1):『渡辺一夫敗戦日記』 牛の5 06/2/5(日) 20:46 ┃ ┗Re(2):『渡辺一夫敗戦日記』 ぎみゆら 06/2/6(月) 20:29 ┣Re(1):『本』のおしゃべり しろは 06/1/18(水) 20:00 ┃ ┗「なだ」本と「バカ」本と ぎみゆら 06/1/20(金) 13:06 ┃ ┗Re(1):「なだ」本と「バカ」本と しろは 06/1/21(土) 23:57 ┃ ┗Re(2):「なだ」本と「バカ」本と ぎみゆら 06/1/25(水) 19:15 ┃ ┣Re(3):「なだ」本と「バカ」本と しろは 06/1/29(日) 16:14 ┃ ┃ ┗大江健三郎さんの三部作 ぎみゆら 06/2/1(水) 14:53 ┃ ┃ ┗Re(1):大江健三郎さんの三部作 しろは 06/2/3(金) 0:05 ┃ ┗井上やすしと141人の仲間 弥生 06/1/30(月) 21:48 ┃ ┗Re(1):井上やすしと141人の仲間 ぎみゆら 06/2/1(水) 14:57 ┃ ┗Re(2):井上やすしと141人の仲間 弥生 06/2/2(木) 14:47 ┃ ┗Re(3):井上やすしと141人の仲間 ぎみゆら 06/2/3(金) 11:12 ┣「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 しろは 06/2/1(水) 23:30 ┃ ┣Re(1):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 弥生 06/2/2(木) 16:04 ┃ ┃ ┗Re(2):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 しろは 06/2/4(土) 22:22 ┃ ┃ ┗Re(3):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 弥生 06/2/6(月) 14:48 ┃ ┗Re(1):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 悠々 06/2/4(土) 21:47 ┃ ┗Re(2):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 しろは 06/2/6(月) 16:31 ┃ ┗Re(3):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 悠々 06/2/6(月) 20:02 ┃ ┗Re(4):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 しろは 06/2/8(水) 22:37 ┃ ┗Re(5):「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 悠々 06/2/12(日) 8:52 ┣Re(1):『本』のおしゃべり あくまの査問官 06/2/3(金) 0:02 ┃ ┗半田滋『闘えない軍隊』 ぎみゆら 06/2/4(土) 10:51 ┣Re(1):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 被差別者の感性(1) とうろう 06/2/5(日) 23:54 ┗Re(1):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 被差別者の感性(2) とうろう 06/2/5(日) 23:55 ┣Re(2):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 被差別者の感性(2) 弥生 06/2/6(月) 16:32 ┃ ┗Re(3):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 抱樸舎 とうろう 06/2/6(月) 17:40 ┗Re(2):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 被差別者の感性(2) ぎみゆら 06/2/7(火) 0:16 ┗Re(3):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 差別ということ とうろう 06/2/7(火) 19:56 ┗Re(4):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 差別ということ 悠々 06/2/7(火) 21:06 ┣Re(5):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 琴線 とうろう 06/2/7(火) 22:00 ┗Re(5):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 琴線、もう一言 とうろう 06/2/7(火) 22:15 ┗Re(6):『本』のおしゃべり:「橋のない川」 琴線、もう一言 悠々 06/2/8(水) 10:02 ┗Re(7):『本』のおしゃべり:対話/不器用と言うこと とうろう 06/2/9(木) 21:25 ┣Re(8):『本』のおしゃべり ウミサチヒコ 06/2/10(金) 14:56 ┃ ┣Re(9)ぎみゆらさんの被爆対談記事 昭和 人 06/2/10(金) 15:40 ┃ ┗Re(9):『本』のおしゃべり ぎみゆら 06/2/10(金) 20:41 ┗Re(8):『本』のおしゃべり:対話/不器用と言うこと ぎみゆら 06/2/10(金) 18:53 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 『本』のおしゃべり ■名前 : ぎみゆら ■日付 : 06/1/12(木) 19:50 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 年替わりにあたり、気持ちを入れ替えまして、こりずにまた「本」の スレッドを立てます。今回はあまり「シバリ」を設けず、本に関する ことなら何でも書けるスレッドにしてみたいと思います。 最近読んだ本、この場のみなさんにおすすめしたい本、興味があって これから読んでみたい本のことなど、何でも気軽にお書きください。 雑誌記事やテレビ番組、映画などの話題でもけっこうです。 * ただし、まったく無制限だと「雑談」スレッドと変わらなくなって しまいますので、いちおう「老人党の目的」を頭の片隅くらいに 置きながらにしていただければと思います。 【老人党の目的】 1. 老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる 2. 世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする 3. 平和と基本的人権を保障する日本国憲法を守る 4. 現政権の交代をめざす 5. そのために、老人と未来の老人が協力しあって自ら行動する * 今回もまた、のんびり、ぼちぼちと、やってみるつもりですので、 気長によろしくお願いいたします。 |
とりあえず、私から一つ書いてみます。 ◆大江健三郎『さようなら、私の本よ!』(講談社、2005年) http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2131129 東京・音羽にある講談社には、いま二つの社屋があります。音羽 通りのほうから見て左手、昔からの時代がかった建物と、右手、 たしか三十数階建ての今風ビル。その左手の昔風建物に、いつも 三、四本、新刊書の垂れ幕がぶら下がっています。 去年の秋頃、講談社の前を通りかかると、上の書名と大江さんの 顔写真が入った大きな垂れ幕が目に入り、「ああ、大江さんの作品を 講談社がこんなふうに大々的に力を入れて持ち上げているんだ」と、 妙に感慨深く思いました。 ノーベル賞作家だからとか、「九条の会」よびかけ人の大江さん とか、そういうことは関係なく、読んでいて、ちょっと短い言葉では 説明しにくい「楽しさ」を感じる作品でした。 大江氏の長編小説はいつもそうですが、けっして読みやすくはないん です。むしろ、なかなかすんなり読めないし、「あれ?」と思い、 前のどこかに戻ってしまうようなことも多い。だけどそんな行ったり 来たりも含めて、なにか、読んでいて気分が心地よく揺れる。 大江氏自身を思わせる主人公・長江古義人(ちょうこうこぎと)と、 幼なじみ・繁。二人の悪巧みというか乱暴というか、その紆余曲折の お話なんですが、筋とかはどうでもよく、なんだか読み終えて気が 晴れて、気づいたこともいくつもあった。そんな作品でした。 少し時間をかけて、長編小説をゆっくり読んでみたいという方に、 ためらいなくおすすめできる作品です。よろしければ。 |
ぎみゆらさん こんばんは。 池澤夏樹の「静かな大地」 買ったまま、まだ読んでいません。 ぎみゆらさんの紹介に入っていたし、かさごさんもよい小説だと書かれていましたので、これから読んでみるつもりです。 余談ですが、掲示板の罵倒雑言も、シェイクスピアを読めば人間らしいことだと納得できたりします。 |
レモンさん、こんにちは。 池澤夏樹さんの『静かな大地』、いいですね。実は私もまだ読んで いないんです。たしかに「百冊の本」スレッドで採り上げているん ですが、調べてみたら、去年の春に秋明菊さんが推薦してくださった ものでした。私も早く読みたいです。(笑) いつかまた、ご感想など お聞かせいただければと思います。 中島義道さんという、いまは電気通信大(東京・調布)で哲学の 先生をやっている方の著書で、『怒る技術』(PHP研究所、2003年) というちょっと面白い本があります。要するに、みなさん遠慮せずに もっとガンガン怒りましょう、という内容なんですが。そのなかに、 こんなエピソードが出てきます。 若いころ中島さんが、イタリアのカプリ島を訪れたときのこと。 島を歩き回っていると、男が空に向かって怒鳴っている。見上げると 石の建物の三階の窓からお婆さんが身を乗り出し、男に向かって、 両手を振り回したり、男を指差したりしながら、たいへんな剣幕で 怒鳴っている。しばらく見ていたんだけど、なかなかおさまりそうに ないので、島の反対側を見物して、30分くらい経ってまたその場所に 戻ってみると、その男とお婆さん、まだ怒鳴り合っていた……。 日本人はムキダシの感情のぶつけ合いが下手くそだっていいますが、 それでも関西の人はわりと上手に罵り合いますよね。東京人は気取り 屋さんでプライドばっかり高く、そういうのは苦手な人が多いみたい です。私の以前の職場だった月刊誌の編集部なんて気の荒い場所で、 怒鳴り合いくらい、自分のことでも他人どうしでも、別にたいして 気にならないんですが、それでもやっぱり根に持ったり尾を引いたり する人もいて……。うーん、難しいというか、面白いというか。 長くなりました。(笑) また。 |
ぎみゆらさん こんにちは。 イベントのスレッドでは、ご指摘ありがとうございました。 配慮が足りなくて失礼しました。 (あの件は続けるつもりはありません。) 言葉というのは本当に難しいものだと思います。 自分の表現力不足から、読み手に誤解を招くことが多いものです。 とても「静かな大地」を読む落ち着いた気分ではありませんが、読書でもして文章の力をつけなくてはならないと思いました。 失礼をいたしました。 |
レモンさん、こんにちは。 イベントのスレッドの件、ご理解いただきありがとうございます。 少々切り口上なもの言いになってしまい、申し訳ありませんでした。 ここ、本のスレッドのほうは、なるべく、ゆっくり、ぼちぼち、 を心がけていきたいと思っていますので、お気持ちの向いたときに、 いつでもまた気軽にお立ち寄りください。 これからも、よろしくお願いいたします。 |
レモン様 かさご、という文字におろおろしました。「静かな大地」のことをいつ書いたのか忘れておりました。無責任でしたかしらね。 「本」は読みやすいものしか読みません。大江健三郎のものは慰められたいときに読みます。おかしくてくつっくっとなったのはスッポンを始末した文章でした。 |
▼ぎみゆらさん: >みなさま > > >年替わりにあたり、気持ちを入れ替えまして、こりずにまた「本」の >スレッドを立てます。今回はあまり「シバリ」を設けず、本に関する >ことなら何でも書けるスレッドにしてみたいと思います。 > >最近読んだ本、この場のみなさんにおすすめしたい本、興味があって >これから読んでみたい本のことなど、何でも気軽にお書きください。 >雑誌記事やテレビ番組、映画などの話題でもけっこうです。 > しばらくでした。夏以後レスをする間もなく年が明けてしまいましたが 皆さんの様々なレスを拝見していると、お互いの足の引っ張りッ子も 相変わらずのようで少し退いてしまいましたが、ぎみゆらさんのこの欄は ほっとします。 最近友人にいただいた本を紹介します。 「竹内浩三楽書き詩集 まんがのよろづや」よしだみどり編 藤原書店 1,800円 2005年7月発行 1921年に生まれ旧制中学時代に「まんがのよろずや」と題して 手作りの回覧雑誌をつくり、日大の専門部映画科へ入学したが昭和17年 兵隊になり茨城県西筑波飛行場転属、その間も執筆を続けるが昭和19年 12月基地へ切り込み隊員としてフィリピンへ、翌年4月9日フィリピン にて戦死 「戦争は悪の豪華版である」と書き、大人が頭で考えた戦争で生命を失う のは若者という不条理、と。 落書きに中の詩に、当時の厳しい検閲をくぐって残した詩や絵を、 作家で画家のよしだみどりがまとめている。 短い詩、落書きの中に笑いながら泣きたくなる、これは反戦の本だと思う。 ぜひご一読を。 |
こんぺいとうさん、こんにちは。 ◆『竹内浩三楽書き詩集 まんがのよろづや 』 (竹内 浩三 絵・文、よしだ みどり 編、藤原書店、2005年) http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book565.htm 早速のお知らせ、感謝いたします。あんまり面白そうなんで、 こんぺいとうさんの書き込みを見てすぐに、ネット書店で注文して しまいました。(笑) またそのうち感想など書いてみたいと思います。 以前にもこの掲示板上である方とお話ししたことがあるのですが、 戦災体験も大切なのですが、兵隊さんのお話も、もっと知らなければ いけないなと思う今日この頃です。つらかったことも、楽しかった こと、心躍ったことも、その全部が「戦争」だったんですから。 これからもまた、いろいろ教えてください。 どうもありがとうございます。 |
▼こんぺいとうさん: 昨年だったでしょうか。ご紹介した『博士の愛した数式』、 今回は映画化されましたので、早速見てまいりました。 数字の意味するところが奥深くて、私共が見送った故人の愛した数学も そうだったのかしらと懐かしい思いがいたしました。 (孤高の)素数、(虚心の)虚数、(相互補完の)友愛数などの ユニークな捉え方。ちっとも数の知識がなくともうなづける場面が 多くありました。フィールド(土地)に種を蒔き、育てるという点で 数学にもっとも近いところに農業を位置づける視点があって・・、 画面いっぱいの四季のみずみずしいいろどりがとってもステキでした。 |
こんばんは。 なんといっても、小倉芳彦さんの「古代中国を読む」が一番こころに残る本です。 一期一会と言いますが、若年の小生に直截に響きました。 青春の座標を決定した一冊です。 |
牛の5さん、こんにちは。 ◆『古代中国を読む』(小倉芳彦著、岩波新書、1974年) http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/41/3/4130430.html ご紹介、感謝いたします。すっごく、面白そうな本ですね。 品切れ中なのが残念ですが、近所の図書館にあることを確認しました ので、いずれ読んでみたいと思います。とりあえず、「読みたい本」 リストに書き加えました。 高校二年のときに漢文を教わった、Kという名物教師がいました。 教科書に漢詩が出てくると、まず自分で朗々と読み聞かせ、その後 必ず全員暗記暗誦。『論語』とか『史記』とかも、それはそれで 面白おかしく説き聞かせるし。 それでですね。その高二の教科書の中ほどに、白居易の『長恨歌』が 載ってるんです。これの暗記暗誦がK先生の漢文クラスにあたって しまった者たちの、夏休みの宿命でした。覚えましたよ。もちろん。 意地で。(笑) またいろいろなお話を聞かせてください。 どうもありがとうございます。 |
ぎみゆらさん、こんばんは。 加藤周一「読書術」もうお読みになっていると、思います。 ぼくの少年期の最高の読書ガイドでした。こののち、これ以上のものに出会っていません。 このときから、加藤を読み始めて数十年になります。 すべて刺激的ですが、お気に入りは「称心獨語」です。 とりわけジャコメッティの章は名文です。 前者はカッパブックスでしたが、現在は岩波現代文庫に後者は平凡社版の著作集に収録されているかもしれません。 |
牛の5さん、こんにちは。 加藤周一さんの『読書術』は、うーん、ずっと昔、高校生か学生の ころに、読んだような気がするのですが。そう、たしかにカッパ ブックスだった気がするのですが、いま本棚に見当たらないので、 引っ越しの時か何かに紛れてしまったのかもしれません。 加藤さんにしても、その「心の師」のような存在、渡辺一夫さんに しても、なんというか、恐ろしいほどの頭のよさですよね。読んで いて背筋がブルッとしてしまうくらい。朝日新聞の夕刊にときどき 載る加藤さんの『夕陽妄語』が好きで、出るとだいたい読みます。 ところで、こんなことを書こうと思ってさっき加藤周一、渡辺一夫で ネット検索をかけていたら、こんな本があることを知りました。 ◆『渡辺一夫敗戦日記』(博文館新社、1995年) http://www.hakubunkan.co.jp/Bungei/Bungei.html#Haisennikki すごおく面白そう。近所の図書館にあるのを発見したので、 これもまた「読みたい本」リスト入りです。(笑) レスありがとうございます。 |
ぎみゆらさんこんばんは、その節は有り難うございました。 掲示板に書き込むことけっこう難しいですよね。まして日頃訓練されていない人にとっては至難の業なんです。大げさですが、自分への挑戦なんです。 老人党のみなさん長けた方が多いので正直言って参加することには勇気がいります。 それで今日は少し勉強しようと購入した新潮文庫出版、『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』を紹介します。 文章教室でなく、作文教室が気に入って買いました。 以前出版されているのでご存じの方も多いかもしれません。 もう一冊は五十嵐仁法政大学教授の【「特上の国」づくりをめざして活権】です。 はしがき 「憲法」は護らなければならない、しかしそれでいいのか? 本書はこの疑問から出発しています。.......略 老人党掲示板でも憲法で、<護憲派・改憲派>ともに熱い議論を戦わせています。読みやすく考え方の参考になる本です。お勧めします。失礼しました。 |
▼弥生さん:こんばんは。 今晩は老人党掲示板の方とお話したい気分で老人党掲示板に繋がっています。 その意味で、横レスで済みませんが、 教えて下さい。 > 掲示板に書き込むことけっこう難しいですよね。まして日頃訓練されていない人にとっては至難の業なんです。大げさですが、自分への挑戦なんです。 どうしてですか? 自らの思いを、信ずるところを、まして、「匿名」で、書くことが、そんなに難しいことですか、難しいことでしょうか? 良く分からないのです。教えて下さい。すみませんが、お願いします。 (なお、罵倒と言うか、馬鹿な!誹謗・中傷の反論を見るのは不愉快、だから、止めとこう、と言うのは、全く・完全に理解できますが) |
とうろうさん、レス有り難うございます。 投稿することがなぜ難しいのか? 個人的な問題ですよ。 1. 表現力の未熟さ 2. すぐ対応できないこと 3.パソコンに費やす時間が少ないこと まあぁ主に以上のようなことです。ごめんなさい回りくどい表現をしました。 とうろうさんはサービス精神旺盛でとてもうれしいです。有り難うございまし た。 耐震偽装に始まって一連の不祥事件では腹立たしさはいっぱいあるのです。 今週末まで忙しいのでまたお邪魔します。その時はよろしくお願いします。 失礼しました。 |
▼弥生さん:おはよう御座います。 済みません。本スレッドの話題とはずれますので、一言だけ!? 生意気を言いますが、 人に話題にされて困るのであれば、個人的なことは言わない! また、表現方法、また、他の人の思惑などはどうでも良い、真実の言葉は必ず人に伝わる!という思いがあり、 また、誠に、サービス精神が旺盛なゆえ、余計な口をはさみました。 本当に失礼を申しました。以後気をつけます。 |
弥生さん、こんにちは。 ◆『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』(本の森、1998年) http://homepage2.nifty.com/forest-g/book/070.html ◆『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』(新潮文庫、2002年) http://book.shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=116829-6 これは、大事な本だと思います。 書いてみると、わかるんですよ。「自分にしか書けないこと」を 「誰にでもわかりやすく書く」ためには、何が必要なのか。それが、 書くとだんだんわかってくる。一生懸命書いてみると、わかるんです。 そうするとまた、「書く」ことが大事なのか、「わかる」ことが大事 なのか、「わかってもらう」ことが大事なのか、なんだかわからなく なってきたりもして。(笑) ご紹介いただき、ありがとうございます。 |
弥生さん、こんにちは。 ◆『活憲 「特上の国」づくりをめざして』 (五十嵐仁著、山吹書店、2005年) http://www.bk1.co.jp/product/2622039 五十嵐仁さんの言論や著書については、この掲示板でも何度か話題に なったと記憶しています。私もこの方のサイトを読みにいったことが あり、「面白い視点だなぁ」と思ったこともあるのですが。 うーん、この人、いつも文章が長〜い。というのが印象です。(笑) ただ、通り一遍でない、「ご自身」の論をいつも展開している方とも 思います。 いつか読んで見たいと思います。 ご紹介ありがとうございます。 |
▼ぎみゆらさん: >◆『活憲 「特上の国」づくりをめざして』 > (五十嵐仁著、山吹書店、2005年) >http://www.bk1.co.jp/product/2622039 尊敬する仁先生の本ですが、大変申し訳ないが、この本を20ページ以上読み続けることが出来ませんでした。「アジびら集」という感じでしたね。失礼致しました。 |
弥生さん、こんにちは > 掲示板に書き込むことけっこう難しいですよね。まして日頃 > 訓練されていない人にとっては至難の業なんです。大げさですが、 > 自分への挑戦なんです。 > 老人党のみなさん長けた方が多いので正直言って参加すること > には勇気がいります。 「勇気」って、実はけっこう好きな言葉なんです。なんだか子供 じみて、恥ずかしくもあるんですが。 少々エラそうに言ってしまいますが、こんなふうにお考えになって みてはいかがでしょうか。掲示板に書き込むことで、「挑戦」や 「勇気」を練習するんだ、って。 もちろん、こういうことの考え方は、人それぞれ、さまざまです。 でも、「勇気」の使い方を練習をしながら、それなりに気持ちを 通い合わせて話せる相手が見つかったりしたら、もうそれだけで、 二重三重にオトクっていう感じがしませんか。(笑) 率直にいって、いまこの掲示板の状況は、あまりよくありません。 というか、かなり悪いです。 でも、それはそれとして、自分なりの「入り口」が何かしら見えた ときに、ちょっと「勇気」を試してみる。で、おっかなそうだったら ムリせずすぐ逃げちゃう。(笑) それでいいと思うんですけど。 機会があれば、またいつかお話しいたしましょう。 |
こんばんは。とても寒い日が続いています。立春なのに。 『敗戦日記』は読んだことあります。著作集が三十年以上前確か筑摩から出たよう な記憶が。憂愁ですね。といえば、わたしは松田道雄を思い出します。ぎみゆらさ んは加藤や渡辺一夫を鋭い頭と評されましたが、それに異論はないけれど、松田道 雄の文章はとても風通しがよくて、若年のころ、なんて頭のよい人だろうと感心しました。 とりわけ『ロシアの革命』は憂愁の名作だと思います。社会主義の理想と現実。 全力でそれに対峙した人間の清々しさに満ちた、しかし無念の。河出だったよう な。 古いものばかりで申し訳ない。 |
牛の5さん、こんにちは。 松田道雄とは、またなつかしいお名前です。といっても私は、育児 方面の本しか読んだことがないのですが。『ロシアの革命』ですね。 記憶にとどめます。 ロシアといえば、父親の仕事の関係で子ども時代をソ連期のロシアで 過ごした幼なじみの女性がいます。いまから考えてみればそれと近い 時期に、ロシア語の勉強をしていたためにモスクワに数年住んでいた 親戚夫妻がいます。 小学生だった私が、帰国土産にもらった、小ぶりなのによくできた マトリオシカが、今もわが家の飾り棚に佇んでいます。ロシアも、 じゃなくて、ソ連も遠くなりにけり、ですね。 素敵なお返事、どうもありがとうございます。 |
ぎみゆらさん こんばんは なだいなだ さんの著書で 「旅べたなれど」毎日新聞社 定価950円 「こころのかたち」毎日新聞社 定価1100円 こころのかたちを読んでいて 親切 のコーナーで久しぶりに大笑いしました わかる のコーナーと 養老孟子「バカの壁」新潮新書 定価680円 第一章 「バカの壁」とは何か 部分的に中身が近いと思いました。 |
しろはさん、こんにちは。 こちらではお久しぶりです。 養老さんの『バカの壁』は、たしか読んだはずなんですが、もう ほとんど内容を覚えてない。(笑) すらすら読めちゃって、かえって 残らなかったのかもしれません。 なださんのその二冊は残念ながらまだ読んでませんが、なださんの 本は、思わず笑っちゃうようなことが多いですよね。以前にも紹介 したことがありますが、私はこの本が好きなんです。 ◆なだいなだ『アルコール中毒 物語風』(五月書房、1992年) アル中の患者さんたち(いまはアルコール依存っていいますけど)と なださんの丁々発止のお話。病気のことで笑うなんて不謹慎と思い ながら、やっぱり思わず笑っちゃうことしばしばでした。もう新本は ないかもしれないので、ご興味があれば図書館で。 あと「バカ」ものですと、こんな本があります。 ◆勢古浩爾『まれに見るバカ』(洋泉社 新書y、2002年) これは私は読んでないんだけど、友達が読んでバカ受けしてました。 書き込みありがとうございます。 |
ぎみゆらさん こんばんは お言葉ありがとうございます >◆なだいなだ『アルコール中毒 物語風』(五月書房、1992年) >◆勢古浩爾『まれに見るバカ』(洋泉社 新書y、2002年) 二冊とも面白そうですね、図書館で探して見ます。 なだいなださんの著書では病気に関して 「特別の事ではないんだ」「軽く考えよう」 みたいなメッセージが伝わってきます 大賢と大愚は似ているそうで、 「大馬鹿を極めて大賢に近づけたらいいな」 なんてこと考えています(馬鹿話ですが) 最近読んだ本で『青春の門 堕落編上下』五木寛之 とにかく面白く読みやすい本でこの先全巻図書館から 借りて読む予定です |
しろはさん、こんにちは。 ゆっくりなレスで失礼します。 > なだいなださんの著書では病気に関して > 「特別の事ではないんだ」「軽く考えよう」 > みたいなメッセージが伝わってきます それは大事なメッセージだと思います。私の知り合いの精神科医は、 「病気とか体調不良とか精神的なトラブルとかは、自分から自分への 何らかのメッセージではないかと考えてみるといい」みたいなことを ときどき言いますね。 > 大賢と大愚は似ているそうで、 > 「大馬鹿を極めて大賢に近づけたらいいな」 > なんてこと考えています(馬鹿話ですが) こんな本がありまして。 ◆『禅の牧牛図』(創元社、1975年) http://www.sogensha.co.jp/mybooks/ISBN4-422-71114-8.htm 要するに、悟りの行程を、牛を探したり見つけたり飼い慣らしたり という牧牛になぞらえて、それを「四牛図」とか「六牛図」とか 「十牛図」とかにしたものが、禅の世界にあるんだそうです。 けっこう、すっかり悟ったその後、最後の最後はただのバカオヤジ、 みたいのがあって、なかなか笑えます。高い本なんで、ご興味が あれば図書館で。 > 最近読んだ本で『青春の門 堕落編上下』五木寛之 > とにかく面白く読みやすい本でこの先全巻図書館から > 借りて読む予定です ものすごい巻数ですものね。私もそれがいいと思う。(笑) また。 |
ぎみゆらさん こんにちは ゆっくりなレスで失礼します >◆『禅の牧牛図』(創元社、1975年) 面白そうですね、図書館で探してみます 禅は一度禅寺に行ってやってみたいと思っていますが 近所にはないですし、なかなか難しいですね 今回図書館から借りてきた本の中から 『青春の門 望郷編 再起編』五木寛之 これをえいっと読み終えまして 「青春の門だけに門の所で未完なの?」と 複雑と言うか残念と言うか、、 まあ主人公達が最後どうなるかは知りたくは なかったなと思うことにしました。 現在『さようなら、私の本よ!』大江健三郎 読んでいる途中です なるほど読みやすくはないのですが 読んでいて色々思うところあって楽しいです |
しろはさん、こんにちは。 そうですか。『さようなら、私の本よ!』を読んでるんですか。 あれはなんとも、読むこと自体の楽しさのようなものがある本です よね。あまり急がず、ゆっくりお読みになるようおすすめします。 私も少しあとになって知ったのですが、あの作品は、『取り替え子 (チェンジリング)』(2000年) 、『憂い顔の童子』(2002年) 、 そして『さようなら』と続く三部作なんです。 ただ大江さんの長編小説はいつもそうなんですが、三部作だからと いって最初から読まなければいけないわけではなく、独立した作品 として、それぞれちゃんと読めるようになってる。 私はつい先日『取り替え子』に戻って、これを読み終わり、いまは 『憂い顔の童子』を読み始めたところです。それぞれに面白いです。 またいずれ、そんなお話もできればと思います。 |
ぎみゆらさん こんばんは 『さようなら、私の本よ!』読み終えました 作中で主人公・長江古義人と幼馴染・椿繁のキャラクターの 設定は詳しく載っているのですが、彼ら二人の母親と 古義人の二人の子供の設定はほんの少し 途切れ途切れにしか出てきません 本筋のストーリーはもちろん気になるのですが 母親達のストーリーがいつどう本筋で活きて来るのか、 さらに詳しく明かされていくのかが気になるのですね。 古義人の子供達の事も話が進むにつれ気にかかりもっと 詳しく知りたくなる ほぼ全部読み終えた辺りでこの四人にはまだ別の ストーリーが有る様な気がしていたんです 特に母親達の話が消化しきれていない感じがするのが 気になっていて 読み終えてから三部作であると教えてもらいまして 手作り人物相関図がまだ使えるなと 楽しみが先に延びました、ありがとうございます。 cogito, ergo sum <われ思う、ゆえにわれあり> から来た古義人 かな? 長編小説で私のおすすめは 「三国志」宮城谷昌光 文藝春秋 宮城谷版の一味違う三国志と言うことでこれは是非全巻 そろえようと思っていますが一冊1700円と高価な上 現在三巻まで発売中なのですが一体何巻で完結するか すらわからないところが大変です。 |
ぎみうらさん こんばんは。いろいろお気ずかいありがとうございます。少し忙しくしてましてお返事遅くなりました。ごめんなさい。 『井上やすしと141人の』作文教室 HPアドレス コピ−までしてくださって有り難うございました。 作文教室P31引用 <いちばん大事なことは、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書く。これが出来たら、プロ中のプロ。ほとんどノーベル賞にちかいですよ、これは。>(笑い) 井上ひさしさんは、辞書をいつも身近に置いておくそうです。辞書なしで文章を書くのは車がないのに【運転するぞ】とほとんど同じことだと。 まだ全部読み終わっていないのですが、マスター出来たらいい文が書けるでしょうか?......たのしみです?!!!! それとですね【特上の国】づくりをめざして 活権 <五十嵐 仁先生の HPアドレス>書き込むのを忘れてました。コピーしてくださったのですね。ありがとうございます。 わたしは、あのHP結構興味を持って読んでます。勉強になります。 現在の政治腐敗にともすれば展望を見失いがちになるときに力をいただいています。 ぎみうらさんも、いろいろとご助言くださいまして有り難うございました。 今日はこれにて失礼します。 |
弥生さん、こんにちは。 丁寧なお返事、ありがとうございます。 このスレッドでも、もっと別の話題でも、また何でもお気軽に 書き込んでください。これからもよろしくお願いいたします。 |
ぎみゆらさん こんにちは。 お名前間違えてました。大変失礼致しました。勝手に変えられたら嫌ですよね。 ほんとにごめんなさい。 |
弥生さん、こんにちは。 ご丁寧にありがとうございます。でもどうかお気になさらないで ください。他意のない単なる書き違いであることは、たいていは、 ちゃんとわかりますので。(笑) またお会いいたしましょう。 |
以前NHKで放送していた番組でビデオ録画して 時々見直すのが 「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 NHK大河ドラマ「功名が辻」で竹中半兵衛役の 筒井道隆が主演しています。 第35代米国大統領ジョン・F・ケネディが 日本で最も尊敬する政治家として名を挙げたのが 「上杉鷹山(ようざん)」 >財政再建も、また教育や政治の改革も、「自助・互助」 >の精神の復活が鍵である。それを教えてくれている人物 >は、我々自身の歴史のすぐ手の届くところにいるのである。 下記HPからの引用 上杉鷹山についてのHP http://hi-speed.hp.infoseek.co.jp/uesugi-1.htm http://hi-speed.hp.infoseek.co.jp/UESUGI-3.htm http://hi-speed.hp.infoseek.co.jp/UESUGI-4.htm http://hi-speed.hp.infoseek.co.jp/yozan-hosoi.htm |
しろはさん こんにちは。はじめましてよろしくお願いします。 上杉鷹山〜二百年の行政行革HP読みました。立派な方だったのですね。 小泉さんにも爪のあかでも呑んでほしいですね。 ありがとうございました。 小泉首相は格差が有っても良い。今までが不平等だった。自らを奮い立たせ努力が報われる社会「自助と自立」の精神が大事だ。 「改革をする際に現状の権益が阻害される人が必ず反対する」 「ようやく光が見えてきたこの光を延ばしていく」とも言いました。 また、識者はそんなに格差は無いと言っているとも。 小泉さんの取り巻きの識者とは判断力のないひとばかりですね。そう言わざるをえません。 05年発行のOEDCの社会指標(経済協力開発機構)によると日本の貧困率は(15.3%) メキシコ(20.3%)アメリカ(17%)トルコ(15.4%)アイルランド(15.4%)についで5位だそうです。OEDC25カ国の貧困率の平均値は10.2%となっています。すみません違った書き込みしてしまって失礼します。 |
弥生さん こんばんは はじめましてよろしくお願いします お言葉ありがとうございます 小泉首相は実に色々な事を言っていますが 自身の給与を約700万円アップして年額4866万円にしています 自分では痛みを背負う気持ちは無いようです 今の政治家達については論ずる気にもなりませんが 上杉鷹山については論ずるに術がありません 「武士道」新渡戸稲造 訳・解説 奈良本辰也 三笠書房 「武士道」の第五章「仁」人の上に立つ条件とは何か、の中で 上杉鷹山が紹介されています |
しろはさん こんにちは、レス有り難うございます。 ご紹介いただいた本いずれ読みたいと思います。面白そうですね。 最近、一冊読むのにも日数が掛かります。そして、すぐ忘れるのです。読んでは戻り、読んでは戻りの繰り返しで大変です。でもそのうちに読みます。 有り難うございました。 |
▼しろはさん: こんばんは。”まちづくり”に関心をおもちでいらっしゃると記憶しております。 中・高校生の頃に、いつも「将来はサラリーマンになりたい」と話していた 娘のクラスメイトの最終目標は”まちづくり”。2,30年をかけて じっくりと考え、人脈をつくりそれからが本番という長期計画だそうです。 行政との連携は必須。市や区の広報紙を見ますと、今年前面にでてきているのが 子育て支援です。情報提供−場づくり−子育て環境の活動支援体制は、これまで 高齢者が主に利用していた地域の福祉施設にまで及んでいます。そこでは世代を 超えて交流の場が設けられ、すれ違うだけでも笑顔の交流ができつつあります。 過日のニュースで都市計画を専攻した青年が、寿町(横浜)にNPO拠点を定めて ”まちづくり”に関わっている姿が映しだされました。オーナーの協力のもと、 空いている宿泊施設を外国人の宿として再生、インターネットでの予約や 地の利便性もあって、宿泊者数が400人/年を超えたという取り組みです。 ”まちづくり”は先人の知恵に学ぶことも多いですね。 >以前NHKで放送していた番組でビデオ録画して >時々見直すのが > >「上杉鷹山 〜二百年前の行政改革〜」 |
悠々さん こんにちは お久しぶりです >中・高校生の頃に、いつも「将来はサラリーマンになりたい」と話していた >娘のクラスメイトの最終目標は”まちづくり”。2,30年をかけて >じっくりと考え、人脈をつくりそれからが本番という長期計画だそうです。 確か以前にも同じお話を聞かせてもらった事があると思います まちづくりだけにとどまりませんが私にも友人と二人で 一生かけて貫き通す目標があります、まだまだこれからです。 今は特別に何かやっているわけではありません 有志で近所の除雪車が来てくれない道路とお年寄りの家の前の除雪 地区の歩道、通学路をゆきかきするくらいです 最近は大雪のために一時お休みしていますが年配の方中心の スポーツの会にも参加して一緒に身体を動かしたり話をして 色々な事を教わります、時々技術を教えたりです かれこれ20年以上、間にお休み期間もかなりありますが続いている 大事な人達とのつながりです 友達の中にはスポーツのサークルを一種目に限らずはしごしている人も居ます スポーツ関係で知り合った人かなりの数です 終わりになりますが、老人党の皆様「よいまち」ってどんな町でしょうか? |
▼しろはさん: 思いつくままに住みやすいまちのイメージは ・安全で安心して暮らせる ・隣人関係が良好 ・子どもたちが遊べる場所がある ・医療機関が整っている ・身近にコミュニティハウス(世代間を越えて交流ができる)・・ こんなことが浮かびます。 年長者にとって若い世代との交流はイキイキとした場面をもたらします。 特に小さなお子さんならなおさらに。80歳近い方でもわざわざ電車を 乗り継いで年齢が関係しない絵画教室に出かけている方、身近には あえて高齢者対象ではなくて、世代を限定しないウォーキングやお料理を 楽しんでいる方が少なくありません。 >終わりになりますが、老人党の皆様「よいまち」ってどんな町でしょうか? |
悠々さん こんばんは お返事ありがとうございます >思いつくままに住みやすいまちのイメージは >・安全で安心して暮らせる >・隣人関係が良好 >・子どもたちが遊べる場所がある >・医療機関が整っている >・身近にコミュニティハウス(世代間を越えて交流ができる)・・ >こんなことが浮かびます。 私が住んでいるまちは悠々さんが言われた内容をほぼクリアしていると 思われますが、医療機関は県にがんの拠点病院が無かったり 立派な病院は有るけれど評判が良くなかったりです また田舎ですから車がないと色々大変です 田舎なりの隣人関係の欠点もありますね 私の思うよいまち、住みやすいまちのイメージは 悠々さんの言われた事に加えて 働く場所がある 仕事や趣味やスポーツ等での濃い人間関係がある 食料品店が歩いていける所にある リサイクル活動が充実している 夜眠れなくて死にたいくらいに悩む時、本当に誰かに相談できる 一番強く思うのは自殺してしまう人が出ないまちであることです |
▼しろはさん: おはようございます。 ほかのスレッドでもまちづくりが話題になっていますが、こちらで続きを。 前回のイメージに加えたいのは、花と緑のあるまちづくり。 この地域では公園整備にかかわっているグループがいくつかあります。 子どもたちと一緒に取り組んでいるグループもあり、なかには毎日曜に4年間 花に水遣りを続けて小学校の卒業式で表彰されたお子さんも(その子の気持ち はどんなふうに育っていったでしょうか)。 安全と安心のまちには、生活圏(徒歩圏)に学校や交番などの公的機関、 また郵便局、商店があることが含まれます。リサイクルの店はここ数年で 大分増えました。ビジネスで展開している以外にも、店舗を構え寄付を 受けた物品を販売して、アジアの女性の自立支援を行っているNPO法人も あります。私は読み終えた本は区役所や郵便局に持っていきます。 そこにあるブックコーナーからはだれでも自由に持ち帰りが可能です。 それから、私は立派すぎる箱物(建物)にその中身の判断を左右されない のですが、ソフト面の充実が肝心と思います。働く場所があることは 大切な要素ですね。 >>思いつくままに住みやすいまちのイメージは >>・安全で安心して暮らせる >>・隣人関係が良好 >>・子どもたちが遊べる場所がある >>・医療機関が整っている >>・身近にコミュニティハウス(世代間を越えて交流ができる)・・ >>こんなことが浮かびます。 > >私が住んでいるまちは悠々さんが言われた内容をほぼクリアしていると >思われますが、医療機関は県にがんの拠点病院が無かったり >立派な病院は有るけれど評判が良くなかったりです >また田舎ですから車がないと色々大変です >田舎なりの隣人関係の欠点もありますね > >私の思うよいまち、住みやすいまちのイメージは >悠々さんの言われた事に加えて >働く場所がある >仕事や趣味やスポーツ等での濃い人間関係がある >食料品店が歩いていける所にある >リサイクル活動が充実している ↓以下の部分は後ほど。出かけなければなりませんから。 >夜眠れなくて死にたいくらいに悩む時、本当に誰かに相談できる >一番強く思うのは自殺してしまう人が出ないまちであることです |
お勧めしたい本を二冊ほど紹介させてもらいます。 『ミリタリー・グルメ 戦闘糧食の三ツ星をさがせ!』 『徹底分析戦争映画100!バトル&ウエポン』 両方とも、著者 大久保義信、発行所 株式会社 光文社、の本です。 タイトルから見れば「老人党の目的」にはそぐわない様に思えるかもしれませんが、 戦争の現実 例:第二次大戦においてソ連が動員した兵員は総人口の20%。アメリカは8%。ドイツは18%。それに対して日本は6%(44年時点)しか動員できなかった(『徹底〜』より) や、 現在の各国の軍の空気や兵士の姿 例:ボスニアで活動していたスウェーデン軍のある食堂では、インスタントではなく手作り品のマッシュ・ポテトがでた(『ミリタリー・グルメ〜』より) などが色々と書かれている為になる本です。 実際に、私が老人党掲示板に記事を書く際にはとても役になっています。 軽く軍事について知りたい方は是非とも読んでみて下さい。 |
あくまの査問官さん、こんにちは。 ◆『戦闘糧食 (コンバット・レ−ション) の三ツ星をさがせ! ミリタリ−・グルメ 』(大久保義信著、光人社、2001年) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9976354142 ◆『徹底分析 戦争映画100!バトル&ウエポン』 (大久保義信著、光人社、2003年) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9977458456 ご紹介ありがとうございます。面白そうな本ですね。軍隊、軍人の 実像にふれるのは、大切なことの一つだと私も思っています。 * 私からも一冊。少し前に別スレッドで言及した本ですが。 ◆『闘えない軍隊』(半田滋著、講談社+α新書、2005年) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9979844493 ここ十数年の、「冷戦終結後」の自衛隊のあり方と変遷の一面をよく 描いている本だと思います。 書き込み、ありがとうございます。 |
▼ぎみゆらさん&皆さん:こんばんは。 ぎみゆらさんには一度老人党の100冊の結果を教えていただきたいと思っておりましたが、ここにまた、本のおしゃべりというスレッドを立てて頂きましたので、 以前の100冊で上げられていた「橋のない川」(いつか読まねばと思いながら、未読の本ですが)の著者、住井すえ氏の「わが生涯」を、たまたま図書館の棚で見つけ読みました。 「橋のない川」は、大部作で読了するのも大変だと思いますので、この「わが生涯」は、住井すえ氏の、生涯と思想、価値観が、氏の娘さん増田れい子氏との対談で、余すことなく語られているようですので、「橋のない川」解説書としてもいいかと思い紹介します。 さて、本論は、標記の通り、「被差別者の感性」ですが、上の「わが生涯」を読んで、わが意を得たりと感じた部分がありましたので、長くなりますが、下記します。 「橋のない川」を書くために、差別で苦しんだことのない自分(住井氏)には差別が分っていなかったことを、教えられた体験をかたる和歌山県の朝木地域の小学校の映画鑑賞会での体験についてです。 「わが生涯:生きて、愛して、闘って」(住井すえ;きき手 増田れい子) (岩波書店 1995年2月20日 第5刷) P.P.144-147の部分。 ***** 増田;そこで目からうろこが落ちた。 住井;落ちた。子どもたちは、勤評が学校に持ち込まれたら民主教育はなくなってしまうと、ほんとうに見抜いていた。差別のなかを生きてきて、何がいっそう差別を大きくするか、からだで知っているのね。 増田;子どもたちとまず知りあっていったのね。 住井;そしたら、近くの町で映画「つづり方兄弟」がかかることになって同盟休校中の子どもたちも、この日は映画見物に出かけたの。わたしもいっしょについていったんです。 増田;私も見た覚えのある映画よ。引揚げ一家の物語で、新聞配達してた弟が肺炎にかかって死んでしまうの。死んだあとに弟の作文が国際コンクールで一等賞になったという、泣けて泣けてしようのない映画だった。 住井;その泣けてくるところだけれど、ふと気がついたのは、被差別部落の子と他の部落の子では、泣く場面がまるで違っていたの。被差別部落の子どもたちは私の左側にまとまって座って、右側は「その他」の子どもたちよ。 左側の子どもたちは、房雄クン、弟ね、房雄クンがが肺炎にかかって苦しむ、その苦しむところでシクシク泣出したの。すると右側の子どもたちはそれをからかって“あいつら泣いとるわ、泣いとるわ”と笑うのよ。 そして、ついに房雄が息を引きとってしまう。すると、右側の子どもたちがいっせいにわんわん泣き出しちゃった。左側の子どもたちは涙をふいて、ラストシーンにひたすら集中している。 増田;泣くシーンと動機が違ったのね。 住井;違ってた。でも、どうしてこうも違うのかわたしには合点がいかなかった。どうしてもわからないので、その晩、話しあいの席でわたしはあらためてたずねてみたのです。 (つづく) |
(承前) 増田;子どもたちは何と・・・。 住井;「先生、人間はみないっぺんは死ぬんやぜ。」いきなりその言葉がかえってきてびっくりした。そうだ、そうだった。人間はみな死ぬ。これはあたりまえのことだ。それを、つい去年、パパの死で教わったばかりだったのに。 「だから死ぬのはおそろしくもないし悲しくもない。でも悲しいのは、房雄みたいに、貧乏でお医者にもなかなかかかれなくて、手おくれになって死んでいってしまう、房雄を殺したのは貧乏なんや、差別なんや。死んでから泣いたって間に合うもんか。」 子どもの声がひびきわたった。わたしはその夜まんじりともせず夜を明かしてね・・・子どもたちのおかげではじめて、差別されるものの痛みの万分の一かがわかった。そういうほんとうの痛みも分らずに小説を書こうなんて、なんて思い上がりだったか・・・と、帰りの東海道線のなかで何度も涙を流したのよ。 ***** 以上の住井すえ氏の「目からうろこ」の感懐を皆さんは如何に受け止められるでしょうか。 私は「弱者救済」などという「弱者」よわばりには抵抗を感ずると常々言っておりますが、このような感性は上の被差別部落の子どもたちの感性に近いものと、わが意を得たりの感をもったのですが、これも思い上がりなのかもしれません。 出来れば、上の住井女史の感懐、理解に関し、皆さんの感想でも頂ければ幸いです。 失礼。 |
とうろうさん こんにちは、いつもお世話になってます。感謝してます。 橋のない川、もうずいぶん昔になりますけど、読みました。5巻ぐらいまで読んだと思います。 部落差別について知ったのは橋のない川です。 主人公の孝二少年が好きな女の子に手を握られる。それは畑中孝二の手ではなく....「部落民(別の表現)の手やってんな?」 「だけど孝やん、怒ったらあかぬ。まちえは大人のはなしがほんまかどうか調べてみたかったんや。あの辺の大人らは、わしらの身体、ひるまは皆と同じに温いが、夜になると蛇みたいに冷とうなるんやというとるそうな。」 大正時代このような差別があったんですね。 主人公の孝二の生き方にすごく感銘を受け一気に読んだこと思い出しました。詳しくは記憶にないのですが水平社の創設記念にお寺のぼん秀坊たちが指導して大会が開かれました。また読みます。 <わが生涯”生きて愛してたたかって>読んでいません。また読みますね。ありがとうございました。 |
▼弥生さん:こんばんは。 今日は寒い一日でしたが、レス頂き、心が温かくなりました。 有難う御座いました。 是非「わが生涯」にお目通しいただきたいと思います。 目線の高さを同じくしてこそ見えてくる真の?現実があると私は信じております。 その意味で、護憲平和を標榜する方々には、また、改憲護国を言われる方々にも、 「住井女史」が得られた「目線」を持って、世の中を見ていただきたいものと思っております。 またまた「講釈」を申し失礼致しました。 今後とも宜しくお願い致します。 なお、晩年?老荘思想に共鳴した住井女史の抱樸舎についてもご一覧ください。 http://www.ushikunuma.com/~sumii-sue/hobokusya.htmです。 |
とうろうさん、こんにちは。 印象深いお話を紹介していただきました。住井すゑだからとか、 部落問題だからとか、そんなんではなく、エピソードそのものに、 ストンと感じるものがありました。 医療関係の取材をするようになって十数年になりますが、いつごろの ことだったか、「当たり前のこと」に気がつきました。たいていの 人間は、病人とかケガ人とか、汚れとか穢れとか、そういったものを ただ黙って「避ける」ということに。誰かがそうなのがケシカランと いうのではなく、自分がそうだと気づいたというほどのことですが。 「病気」そのものは目に見えないので、恐くても避けようがないん ですが、「病人」は目の前にいるから、よけて通る。恐いものを 避けるのは生存本能に直接根ざしたことだと思うし、いいも悪いも ないんですが、たしかにそういうことがある。誰でも、できれば 病人とかケガ人とかにはかかわりたくない。 いま病気で死にそうで、貧乏で医者も呼べず薬ものめん者を見て、 泣くというのは、そのどうしようもなく惨めに死にかけている者に 寄り添っていくこと。恐くて見たくない、見たくないからふざけたり 笑ったりするのが町の坊やたち。金がないのが死に直接つながってる ことを生身で知ってるから、死にかけてる子のそばに行って泣くのが 部落の子。言うとおり、死んでから泣いても一文にもならんし。 病人のそばに行くのは、死にかけている者の脇に寄るのは、恐いん だけど、すっと近くに寄るとあったかい。生き物だから。死にかけの 生き物はいちばん生きてるから。そういうことを、部落の子たちは、 当たり前のこととして知ってたんでしょうね。 病人を恐がる。死をいまわしく思う。貧乏なんかアッチ行っちゃえと 振り払う。汚いものから逃げようとする。そんなふうに、人として、 元気に、健やかに、ちょっとはゆとりをもって暮らしたい、いくらか でも安心したいと思う気持ちのことを引っくるめて、差別というん じゃないかと思います。 なんだかくやしくて、ちょっとすっきりしました。 どうもありがとうございます。 |
▼ぎみゆらさん:こんばんは。 レス有難う御座いました。 >・・・。住井すゑだからとか、部落問題だからとか、そんなんではなく、エピソードそのものに、ストンと感じるものがありました。 そうです。 私は、部落差別の問題として、この話を取り上げてはいません。 人が他者の痛みを真に分かるということとは、また、分るためには、何を知らなければならないか、何を想わなければならないか・・・というような心で書きました。 「ストンと感じ」て頂き、嬉しく思いました。 また、「差別と言うことの感覚」ぎみゆらさんのいわれる通りと思います。 有難う御座いました。 |
▼とうろうさん: >▼ぎみゆらさん: こんばんは。お二人のものの捉え方や感じ方を拝見して、このような 琴線に触れるやり取りが展開される掲示版でもあること。その魅力を あらためて感じております。 >>・・・。住井すゑだからとか、部落問題だからとか、そんなんではなく、エピソードそのものに、ストンと感じるものがありました。 > >そうです。 >私は、部落差別の問題として、この話を取り上げてはいません。 > >人が他者の痛みを真に分かるということとは、また、分るためには、何を知らなければならないか、何を想わなければならないか・・・というような心で書きました。 > >「ストンと感じ」て頂き、嬉しく思いました。 >また、「差別と言うことの感覚」ぎみゆらさんのいわれる通りと思います。 > >有難う御座いました。 |
▼悠々さん:こんばんは。 レス有難う御座いました。 琴線に触れる、そこまで行かなくとも、気持ちを通じ合える、互いに違いを理解しあえる掲示板と言うかネット上のやり取りであって欲しい、と常々思っております。 リアルで、その方に面と向かって言えないことは書かない、匿名を外しても同じことを相手の方に言える・・・・というような姿勢で書き込みたい、とは思っております。 尤も、その域を脱した、弊数々の書き込みもありますし、削除されたものも沢山ありますので、胸を張っていえることではありませんが、気持ちはそうであると言うことで、生意気を言うことを、お許し下さい。 今後とも、宜しくお願い致します。 なお、今晩NHKで、ダークダックスが「冬景色」を歌っていました。 >▼とうろうさん: >▼ぎみゆらさん: >こんばんは。お二人のものの捉え方や感じ方を拝見して、このような琴線に触れるやり取りが展開される掲示版でもあること。 >その魅力をあらためて感じております。 |
▼悠々さん: 一つ忘れていました。 私のネットマナーの心得としては、 問い掛けられたことには誠意を持って答える、と言うことがあります。 面と向かって、会話をしている際に、 相手に問い掛けられて「答えない」のは無礼と思うからです。 どうも、ネットでは、お答えを待っています、と言うと、 「強要」になるらしいので、これは、私のマナーの概念からは遠いことと思っております。 悠々さんには、ご無礼ですが、この際、日頃の弊疑問も付け加えました。 重ね重ね失礼を申しました。 どうか、今後とも、宜しくお願い致します。 |
▼とうろうさん: おはようございます。このあたりは丘陵地に位置しており、晴れた日には 丹沢の稜線の向こうに富士山の頭の部分がちょっとだけ見えます。 朝な夕なに見るさまざまな空の色や雲の形を背景にした表情は楽しみのひとつです。 ボランティアの世界も本当に人さまざま。話がかみ合うとかかみ合わない以前に 大きく理解を超える場面あり、意識的な無視あり、・・・それはそれで 、そのままに受け止めて。ボランティアとして何かができたらという気持ちの どこかには共通するものがあるだろうと思うのです。 自分なりの認識があって、理解があって、手法があるのと同様なことは 相手方にもいえます。相手方が望まないのであれば「答えない」という選択肢を 尊重する。自分がこうと思うことを相手方に強いない。それぞれに別個の存在 ですもの。自分という軸を自分自身の内に持つだけで、あとは自由な対応を 相手方に委ねるという方法もありそうです。レスがつけられない投稿にも 心に響く投稿がたくさんあるということを忘れてはおりません。 とうろうさんとお話するなんてことは考えもしなかったのですが、見えて きたのですね。不器用で真摯なお人柄が。思い出したのが、ずっと以前に 観た映画『わが谷は緑なりき』のなかのこのようなフレーズ。 「祈るってことは真っ直ぐに生きること」。生意気を申しました。 >私のネットマナーの心得としては、 > >問い掛けられたことには誠意を持って答える、と言うことがあります。 > >面と向かって、会話をしている際に、 > >相手に問い掛けられて「答えない」のは無礼と思うからです。 > >どうも、ネットでは、お答えを待っています、と言うと、 > >「強要」になるらしいので、これは、私のマナーの概念からは遠いことと思っております。 |
▼悠々さん:こんばんは。 レス、有難う御座います。 >とうろうさんとお話するなんてことは考えもしなかったのですが、見えてきたのですね。 >不器用で真摯なお人柄が。 >思い出したのが、ずっと以前に観た映画『わが谷は緑なりき』のなかのこのようなフレーズ。「祈るってことは真っ直ぐに生きること」。生意気を申しました。 そうですか。 若いころに学生運動(当時全学連)を冷ややかに眺め、心の中で軽蔑した以上、 貴方がた(学生運動家)の心は心として、社会に生きますよ、と思っていました。 言えば、人の犠牲の上に自らの幸せ、利得は図らない、と。 これを、「真摯」(年古れば、真摯も怪しくなります)は兎も角、「不器用」と言って頂いているのなら、嬉しいです。 失礼。 |
ぎみゆらさん、 このスレッドには初めてお邪魔します。お手紙を頂きましたので、この場を借りてお返事します。 女優の方と対談した記事、ざっと飛ばし読みしたところです。ぎみゆらさんそのものの写真が、バッチリ映っていますね。添えてあったぎみゆらさんの手紙も読みました。ぎみゆらさんの、全然押し付けがましくなく、それでいて心にしみるお便りに、目頭が熱くなりました。なんて優しい文章を書ける人なんだろう、さすがは文章でメシを食ってる、正直感嘆しました。「ウオッシュレット」の定義を変えなければいけないなあ、などと考え込んでしまったくらいです。手紙にあった二つの願いと一つのお知らせ、いづれも無条件にて協力いたします。 |
日本原水爆被害者団体協議会の「被団協」新聞に女優の斉藤とも子 さん(父と暮らせば・井上ひさし出演)との対談記事が載りました。 原爆被害及び空襲等の戦争被害体験者がだんだんと亡くなり少なくなってきました。 若い人への語り継ぎ、書き継ぎが大切であることを痛感します。 ぎみゆらさん 抑えて、斉藤とも子に譲って、好ましかった、、感想。 (その他ウミさんと同じ) |
ウミサチヒコさん、昭和 人さん、こんにちは。 ありがとうございます。としか言えないですよ。まったく。 本当に、ありがとうございます。とてもうれしいです。 |
とうろうさん、悠々さん、こんにちは。 お二人のお話、何ともいえないある種のうれしい気持ちで拝見して いました。 私も、こういった掲示板であんなこと【72977】を書くことになる とは、書けるとは、思ってもいませんでした。 面白いものですね。 これからも、よろしくお願いいたします。 |