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 ▼失われた302兆円 その2  peace 06/2/26(日) 23:11
   ┣低金利は弱者に有利論  あぶさん 06/2/27(月) 13:21
   ┃  ┗Re(1):低金利は弱者に有利論  peace 06/2/27(月) 18:24
   ┗Re(1):失われた302兆円 その2  ごまめの翁 06/2/27(月) 13:32
      ┗Re(2):失われた302兆円 その2  peace 06/2/27(月) 18:22
         ┗Re(3):失われた302兆円 その2  pierre 06/3/1(水) 17:14
            ┗Re(4):失われた302兆円 その2  peace 06/3/1(水) 23:10
               ┗Re(5):失われた302兆円 その2  Gokai 06/3/2(木) 7:34

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 ■題名 : 失われた302兆円 その2
 ■名前 : peace
 ■日付 : 06/2/26(日) 23:11
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   スレッドが満杯になりましたので僭越ながら新スレッドを立てさせて頂きます。

【74710】 ウミサチヒコ さんへ
どうもありがとうございます。

よろしければ他の方も前スレッド内【74704】拙レスに対しご意見お聞かせ頂ければありがたく思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 低金利は弱者に有利論  ■名前 : あぶさん  ■日付 : 06/2/27(月) 13:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼peaceさん:

その考え方に賛成です。
預貯金のない人,まして借金している人には
低金利のほうがありがたいに決まっています。
不動産や株券などの有価証券を保有している人は,
金利が高い方がいいでしょう。

バブル崩壊後の車購入のローンを見られたことがあるでしょうか。
バブル期に見られないほどの低金利でした。
これは,高金利では購入数が伸びないからです。
つまり,貸出金利が高ければ,借り手が少なくなる時期なのです。
こんな低金利にしているのに,預金金利を上げられるわけがないと思います。

つまり,金利はある程度自由になるかも知れないが,
その枠は決まっているのではないかとも思えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):低金利は弱者に有利論  ■名前 : peace  ■日付 : 06/2/27(月) 18:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あぶさんさん:

ありがとうございました、もう少し考えてみます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):失われた302兆円 その2  ■名前 : ごまめの翁  ■日付 : 06/2/27(月) 13:32  -------------------------------------------------------------------------
   春闘
 今年の春闘は賃上げ要求が有りそうだと言われています。
 しかしこの階層は大企業の一部です。他の階層は【74710】でウミサチヒコの指摘されてる様な年収300万前後の階層です。

 戦後、春闘で給料が上がるとそれに伴いあらゆる物価が上昇しますから春闘で給料が上がる階層でしたら±0です。

 しかし、年収350万円未満の階層は組織を持たない零細業者の勤め人です。景気の良い時は多少の給料の上昇が有りましたが、現在は0かマイナスですから、この年収以下の層に一番影響が出て参ります。

 課税所得が2000万円の方が二割税金・400万円を徴収れても1600万円残り生きていく為の資金には困りません。

 しかし、300万円の非課税家庭で一割課税され30万円税金を取られるとすれば、その金額は2〜4ヶ月の食費になる金額で即、生活に響いてくる金額なのです。

 税額が400万円対30万円金額では大きな差があります。しかし低所得者の30万円は生きていく為に使われる金額だと言うことです。

 古より日本人は長い物には巻かれろが好きなのか、身についているのか、外国で此のゼロ金利が続くと暴動が起こるともいわれています。要は302兆円のお金は本来ならば、預金者の懐に入っている筈のお金だが、其れが銀行の懐に入って、倒産してスッテンテンに成っている筈の銀行経営者が左団扇で暮らしていると言う事なのでしょう。

 要は、資産家の1000万円と私たちの1万円。私達の一万円は遊びではなく生きていくために使われる重みのある金額だと言いたいのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):失われた302兆円 その2  ■名前 : peace  ■日付 : 06/2/27(月) 18:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ごまめの翁さん:

こんにちは、レスありがとうございます。しかし、私には真意は理解できませんでした。

> 古より日本人は長い物には巻かれろが好きなのか、身についているのか、外国で此のゼロ金利が続くと暴動が起こるともいわれています。要は302兆円のお金は本来ならば、預金者の懐に入っている筈のお金だが、其れが銀行の懐に入って、倒産してスッテンテンに成っている筈の銀行経営者が左団扇で暮らしていると言う事なのでしょう。

上記情報がデマであれば金利自体の動向はどうあるべきだとお感じになられますか?
また、金利が上がれば貧富の差は縮まるでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):失われた302兆円 その2  ■名前 : pierre  ■日付 : 06/3/1(水) 17:14  -------------------------------------------------------------------------
    peaceさん
 皆さんのディスカッションを大変興味深く拝読しました。このテーマについては、私もかねてから大変興味をもっており、折角の機会ですから、若干意見を書かせていただきます。
(1)    金利水準と「強者」「弱者」
 peaceさんは、【74464】でこう言われています。
「基本的に金利をもらえる人は強者、払わなければいけない人は弱者と思っています」。
しかし、このように単純に図式化してしまうのはどうでしょうか。借金したくてもその方法がなく、必死で頑張って爪に火を点すように不時の出費に備えてコツコツ貯蓄をしている人はたくさんいます。また、「借金も財産のうち」とばかりに多額の借り入れをして事業を広げている人もまた結構いるのではないですか。つまりその金額の多寡は別にして、金利を払う「強者」もいれば、受け取る「弱者」もいるが現実なのです。
(2)利上げは「悪」、利下げは「善」か
 これも同じです。常に利上げは「悪」で利下げが「善」というような単純なものではないと思います。おカネを預けたり借りたりという金融取引がある限り、金利はついて回るものであり、それがなくなることは決してありません。そうであれば、その水準が適正なものになるように賢明に誘導するのが、真っ当な金融政策というものだろうと思うのです。ですから、適正な水準を上回れば利下げが「善」となり、逆なら利上げが「善」となるのです。
(3)ゼロ金利政策
 竹中平蔵氏が大臣になる前に
「ゼロ金利政策という異常な政策を日銀が採らざるを得なくなったのは、政策全体の歪みに責任があるからだ。……危機脱却のための政策という段階を卒業し、ゼロ金利解除に象徴されるような政策の正常化とバランスシート調整をいかに進めるか──。政治リーダーのビジョンが問われている」(『産経新聞』「正論」2000.06.15.)
と書いていましたが、その中で
「ゼロ金利政策の結果、預金金利が通常想定される金利から3%程度低いと考える」
と1つの仮説を提示しています。つまり、今の金利水準はそれほどに異常な低金利なのです。それはあくまで金融危機が迫っているという非常時だから許容されていたのです。メバガンクが1兆円に上る利益を上げるようになったのですから、政策を正常化する時期に来ているのではありませんか。
(4)利上げで貧富の差は広がるか
 したがって、貴方が【74704】で提起されている問いかけも、そんなに単純に決めつける訳にはいきません。先ほどの事例で言えば、庶民が持つわずかな蓄えの利息が増えること、逆に多額の借り入れをして儲けている人が支払う利息が増えることを考えれば、「利上げで貧富の差が広がる」という単純な図式ではないでしょう。個人金融資産が1,453兆円(05年9月)と言っても資産家が持っている部分が多いというご意見もあるでしょうが、そういう人たちはとっくの昔に超低金利の預貯金を離れているに違いありません。ですから一般庶民が預金金利の上昇で得るメリットは裾野の広い波及効果を見せるに違いないのです

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):失われた302兆円 その2  ■名前 : peace  ■日付 : 06/3/1(水) 23:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:

レス有難うございます。
申し訳ありませんが、仕事も忙しくいろんな意味で疲れましたのでこの辺で終わりにしたいと思います。
いろいろとありますので(この場をかりて、レス出来ませんでしたがgokaiさんどうもありがとうございました。)
最後に、どうしても聞きたいのですが。どうしても私には金利を上げることが弱者を救うことになるのが納得できませんでしたので。
もう一度お伺いします。

金利を上げることによって。
借金で金利を払うのが精一杯の中小企業。不動産業者にそそのかされて変動金利で収入ぎりぎりの住宅ローンを組んで共働きで小さな子供を保育園にやっている若い夫婦。未だにバブルの後遺症で金利を払い続けている人々を救うことが出来るのですね?

お聞かせください。

1.老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる

ことになるのですね。YES、NOで結構です。
皆さんにもおうかがいします。
老人党として今の金利は上げるべきだと思いますか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):失われた302兆円 その2  ■名前 : Gokai  ■日付 : 06/3/2(木) 7:34  -------------------------------------------------------------------------
   ▼peaceさん:
>▼pierreさん:
納得できませんでしたので。
>もう一度お伺いします。

>お聞かせください。

>1.老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる
>ことになるのですね。YES、NOで結構です。

もちろん、NOです。

金利を上げて、弱者のためになるなんて見識は、戦後ず〜となかったものです。
日銀がそうしたいものだから、世論操作をしているのだと思えます。

ところで、「金利を上げる行為は景気を抑制し、労働者の働く場を失わせます。」・・というこの考えを論理的に否定できるはずがありません。

余計を書き込んですみません。

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