Page 166 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼近衛文麿の「英米本位の平和主義を排す」? ダミアン 05/5/22(日) 21:13 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 近衛文麿の「英米本位の平和主義を排す」? ■名前 : ダミアン ■日付 : 05/5/22(日) 21:13 -------------------------------------------------------------------------
「第2次大戦は既に成立した侵略国家とこれから侵略国家となる国の争いだった。現状維持が有利な国と現状破壊を目指す国の争いだった。現状維持の方が利益と思う国は平和を叫び、現状破壊に利益がある国は戦争を唱えた。現状維持なるがゆえに平和的でも人道的でもない。現状打破なるがゆえに正義があるわけでもない。 現在の日本の平和主義は米国追従が利益になると主張する事なかれ主義で、正義とか人道に関係はない。日本の一般人は米英の宣言にみられる美辞麗句に酔ってテロとの戦いイコール正義と考えがちである。しかし日本は国際的地位からすればドイツと同じく平和主義を唱えるべきだろう。米英本位の自由主義に影響され多国籍軍を天から来た福音のように尊重する態度は卑屈そのもので正義人道の視点からみればむしろ嫌悪しなければならない。 多国籍軍で最も利益を得るのは米英だけであって残りの諸国は正義人道の美名に誘われたとしても得るものは何もない。ますます平和は縮小するのではないか。日本の立場からみれば正義人道の見地からまさに耐えることができない。 国連の常任理事国に加入するに当たり、先決問題として経済至上主義を排斥すること、また米国属国待遇である。(を片付けなければならない。) 正義人道に反するのはフセイン政権だけではない。米英はフセインの敗北により、独裁を終了させることができたが、諸民族平等の生存権を脅かすものは独裁恐怖政治だけではない。」 ・・・てな具合に、近衛文麿の主張は、現在の平和主義者達に引き継がれてるのかな。 |