Page 255 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼BSEの全頭検査について 昼寝もぐら 05/5/10(火) 20:03 ┣Re(1):BSEの全頭検査は元々ナンセンス! 珍 源斎 05/5/11(水) 9:15 ┃ ┗Re(2):BSEの全頭検査は元々ナンセンス! とうろう 05/5/11(水) 9:44 ┃ ┗Re(3):BSEの全頭検査は元々ナンセンス! 珍 源斎 05/5/11(水) 13:23 ┃ ┗Re(4):牛肉の安全について国際基準が決まる 珍 源斎 05/5/29(日) 18:55 ┃ ┗Re(5):牛肉の安全について国際基準が決まる 珍 源斎 05/5/30(月) 10:41 ┃ ┗Re(6):牛肉の安全について国際基準が決まる 安本単三 05/5/30(月) 12:31 ┣Re(1):BSEの全頭検査について キタキツネ(元北の老兵) 05/5/30(月) 15:33 ┃ ┣Re(2):BSEの全頭検査について 安本単三 05/5/30(月) 18:38 ┃ ┗Re(2):BSEの全頭検査について 昼寝もぐら 05/5/31(火) 21:53 ┃ ┗Re(3):BSEの全頭検査について Gokai 05/6/1(水) 0:46 ┃ ┗Re(4):BSEの全頭検査について ゆううつ人 05/6/2(木) 14:32 ┃ ┣Re(5):BSEの全頭検査について キタキツネ(元北の老兵) 05/6/2(木) 15:22 ┃ ┃ ┣Re(6):BSEの全頭検査について ゆううつ人 05/6/2(木) 18:01 ┃ ┃ ┣Re(6):BSEの全頭検査について 安本単三 05/6/2(木) 18:12 ┃ ┃ ┗Re(6):BSEの全頭検査について rerere 05/6/4(土) 21:16 ┃ ┗Re(5):BSEの全頭検査について キタキツネ(元北の老兵) 05/6/2(木) 19:25 ┃ ┣Re(6):BSEの全頭検査について 昼寝もぐら 05/6/2(木) 21:46 ┃ ┃ ┗Re(7):BSEの全頭検査について Gokai 05/6/2(木) 22:19 ┃ ┃ ┗Re(8):BSEの全頭検査について 昼寝もぐら 05/6/3(金) 19:55 ┃ ┃ ┗Re(9):肩書きだけの偽学者 Gokai 05/6/3(金) 21:38 ┃ ┃ ┗Re(10):肩書きだけの偽学者 キタキツネ(元北の老兵) 05/6/4(土) 1:37 ┃ ┃ ┗Re(11):肩書きだけの偽学者 Gokai 05/6/4(土) 7:58 ┃ ┃ ┗Re(12):肩書きだけの偽学者 昼寝もぐら 05/6/4(土) 10:51 ┃ ┃ ┗Re(13):肩書きだけの偽学者 Gokai 05/6/4(土) 19:53 ┃ ┃ ┗Re(14):肩書きだけの偽学者 昼寝もぐら 05/6/5(日) 0:12 ┃ ┃ ┗Re(15):肩書きだけの偽学者 昼寝もぐら 05/6/6(月) 20:11 ┃ ┗Re(6):BSEの全頭検査について 安本単三 05/6/3(金) 9:10 ┃ ┗Re(7):BSEの全頭検査について 安本単三 05/6/3(金) 13:55 ┣Re(1):BSEの全頭検査について 安本単三 05/6/2(木) 13:19 ┃ ┗Re(2):BSEの全頭検査について 海幸彦 05/6/2(木) 16:40 ┃ ┣Re(3):BSEの全頭検査について 安本単三 05/6/2(木) 19:22 ┃ ┗Re(3):BSEの全頭検査について 安本単三 05/6/3(金) 13:05 ┗アメリカに屈してはならない 風鈴カザン 05/6/4(土) 12:26 ┗Re(1)何事でも政治問題化する愚を避けねば! 珍 源斎 05/6/4(土) 18:40 ─────────────────────────────────────── ■題名 : BSEの全頭検査について ■名前 : 昼寝もぐら ■日付 : 05/5/10(火) 20:03 -------------------------------------------------------------------------
BSEの全頭検査について、国が生後20ヶ月以下の牛を検査対象から除外する緩和策を実施した後も、すべての都道府県が自主的に全頭検査を継続する意向を示した、と昨日のニュースで言ってました。そして国はその費用を3年間は全額補助するとのことです。 しかし国の方針は、全頭検査は20ヶ月以下の牛については科学的な根拠がないため除外する、というものなのだから、その補助は絶対止めるべきだと私は考えます。 しかも農相だったか、「全頭検査は世界の非常識」と言いました。そんな非常識なものに補助を出すべきではありません。いくら食の安全とはいえ。税金の無駄遣いです。3年間も長すぎます。 海外から入ってくる物は、20ヶ月以下のものは検査されず、国内の物は検査されるということで、内外格差の問題も生じますし。まったくもってダブルスタンダードです。(補助を出さなければ、各地方の自主性ということで問題なし) 幼い牛に検査を行うのは、海外の基準と比べてナンセンスです。それでも各地方で全頭検査したいというのであれば、それは地方の自由にさせたらいいわけで、補助の必要はありません。 (強いて言うと念には念ということで、除外対象を20ヶ月以下とするのではなく、15ヶ月程度に引き下げるというのであれば、わからないではないです。でもそうしたら、アメリカにも15ヶ月以上は検査させないといけません) ちなみに、BSEでもっとも大きな被害を受けたイギリスでさえ、現在BSEの検査は生後30ヶ月からということです。国民性もあるでしょうけど、すごい冷静さで、国の姿勢として尊敬できます。国の判断はこうあるべきだと思います。 |
昼寝もぐらさん こんにちわ! お久しぶりです! 私は元々BSEの全頭検査には疑問をもってました。 云われてるBSEのリスクは仮に全頭検査をしたところで「完全という意味には」 ならぬと云うことと、BSE自体の危険性の確率は天文学的なレベルで・・ 極めて低いと云う現実があります。むしろ牛肉を食べ過ぎて生活習慣病に 罹る確率のほうが桁違いに多いことを・むしろ注目しなければなりません。 >BSEの全頭検査について、国が生後20ヶ月以下の牛を検査対象から除外する緩和策を実施した後も、すべての都道府県が自主的に全頭検査を継続する意向を示した、と昨日のニュースで言ってました。そして国はその費用を3年間は全額補助するとのことです。 > >しかし国の方針は、全頭検査は20ヶ月以下の牛については科学的な根拠がないため除外する、というものなのだから、その補助は絶対止めるべきだと私は考えます。 ☆・貴兄の考えを熱烈指示します。 > >しかも農相だったか、「全頭検査は世界の非常識」と言いました。そんな非常識なものに補助を出すべきではありません。いくら食の安全とはいえ。税金の無駄遣いです。3年間も長すぎます。 ☆・農相が本音で述べられた「全頭検査は世界の非常識」は全くもって その通りであると思います。 > >海外から入ってくる物は、20ヶ月以下のものは検査されず、国内の物は検査されるということで、内外格差の問題も生じますし。まったくもってダブルスタンダードです。(補助を出さなければ、各地方の自主性ということで問題なし) > >幼い牛に検査を行うのは、海外の基準と比べてナンセンスです。それでも各地方で全頭検査したいというのであれば、それは地方の自由にさせたらいいわけで、補助の必要はありません。 > >(強いて言うと念には念ということで、除外対象を20ヶ月以下とするのではなく、15ヶ月程度に引き下げるというのであれば、わからないではないです。でもそうしたら、アメリカにも15ヶ月以上は検査させないといけません) > >ちなみに、BSEでもっとも大きな被害を受けたイギリスでさえ、現在BSEの検査は生後30ヶ月からということです。国民性もあるでしょうけど、すごい冷静さで、国の姿勢として尊敬できます。国の判断はこうあるべきだと思います。 ☆・英国人の事の本質を冷静に見抜き対処する理性には仰有るとおり 尊敬モノです。それに引換て日本の場合は合理的に判断せねばならぬ 局面において情緒的に問題をややこしくしてしまうことには・・ ☆・政治経済、社会問題、などの政策について情緒的にとり組んだのでは 問題の本質に迫れないばかりでなく、日本社会の高コスト構造を 更に、更に、助長することになってます。 |
▼珍 源斎さん:おはようございます。 横から失礼します。 上に関しては、中西女史(準子?名を失念しております)が、リスク管理(リスク管理とコスト)の観点から全頭検査の無意味を確率的、統計的観点から述べられています。 まさに、無意味なことで、情緒に流されるマスコミ論調は科学的論考を欠いたものと思っております。 失礼を申しました。 |
とうろうさん: こんにちわ レスコメント有難うございます。 >上に関しては、中西女史(準子?名を失念しております)が、リスク管理(リスク管理とコスト)の観点から全頭検査の無意味を確率的、統計的観点から述べられています。 > >まさに、無意味なことで、情緒に流されるマスコミ論調は科学的論考を欠いたものと思っております。 > 全く仰有る通りと思います。 別のスレッドにて食・文化についてのものを立てさせて 頂いてますのでお目通し頂ければ幸いです。 日本人は元々一部の山岳猟師「マタギ」を除いては肉食の習慣は 少なかったようですが、明治維新以後外来食文化の影響もあってか・ 牛鍋屋「すきやき」などが出現したと聞いたおります。 肉食をしてたマタギ達は肉の持つ毒性を経験則として知っており それを中和する意味か・山の根菜類などと調味は味噌、麹など の「もっぱら」煮込みのような形にして食してたようです。 BSEの危険とする脊髄や脳などの部位を除くことによることと 併せて「日本式のすきやき」のような形、にんにくやタマネギの ような含硫アミノ酸の含まれるものや、春菊、ゴボウばどの 食物繊維の多い野菜と合わせることにより腸での滞留を防げば 危険と云われてる条件は更に低下させるばかりでなく健康をも 促進させる意味にも通じる食べモノとなり得ます。 日本人は致死毒をもつと云われてる「ふぐ」さえもご馳走として 食べ得た民族であり、トリカブトのような植物毒でさえ薬に変えて しまう・知恵のある国民性です。・・なのに・・ あのパニックを呈するようなBSE騒ぎは正直・情けない想いを 持ちました。 少々長くなりましたが・ご許容のほど! |
牛肉についての国際的な安全基準が間もなく日本を除いた 国々の検討により国際基準が決まるという。 牛肉の処理方法や各部位毎の牛肉の国際間の取引上での スタンダードになる模様・・・。 この件については日本は除け者になってるのではないか? それにしても答申を受けた食品安全委員会の小田原評定の ような時間・日時の浪費には米国政府ならずともイライラを 覚える。米国の牛肉の輸入が再開されても、 買うか、買わないかは消費者の選択によって決まるのでは ないか。 イライラ感を「いたずらに」与えるのは誰であっても 友好関係に決してプラスにならない・。 もっと根本について考慮されたい・! |
牛肉についての国際的な安全基準が間もなく日本を除いた 国々の検討により国際基準が決まるという。 牛肉の処理方法や各部位毎の牛肉の国際間の取引上での スタンダードになる模様・・・。 この件については日本は除け者になってるのではないか? それにしても諮問を付託された食品安全委員会の小田原評定の ような時間・日時の浪費には米国政府ならずともイライラを 覚える。米国の牛肉の輸入が再開されても、 買うか、買わないかは消費者の選択によって決まるのでは ないか。 イライラ感を「いたずらに」与えるのは誰であっても 友好関係に決してプラスにならない・。 もっと根本について考慮されたい・! |
▼珍 源斎さん: >牛肉についての国際的な安全基準が間もなく日本を除いた >国々の検討により国際基準が決まるという。 > >牛肉の処理方法や各部位毎の牛肉の国際間の取引上での >スタンダードになる模様・・・。 > >この件については日本は除け者になってるのではないか? >それにしても諮問を付託された食品安全委員会の小田原評定の > >ような時間・日時の浪費には米国政府ならずともイライラを >覚える。米国の牛肉の輸入が再開されても、 >買うか、買わないかは消費者の選択によって決まるのでは >ないか。 >イライラ感を「いたずらに」与えるのは誰であっても >友好関係に決してプラスにならない・。> >もっと根本について考慮されたい・! 私も官側に居て、ある問題の国際基準と国内基準の矛盾に悩んだ経験がありますが、結果はしぶしぶ国際基準に従いました。この場合役人は国民の手前、国際基準に押し切られたという形をとりたがります。これは黒船来航以来の伝統です。自ら変革するのでなく外圧利用です。 牛肉の安全問題には下記の官庁の利害が複雑にからんでおり、なかなか進展しないと見ています。 外務省:日米関係重視で尻に火。 農水省:国内畜産業の保護。 厚労相:消費者の潔癖要求。 経産省:外食産業の悲鳴。 米国産牛肉を米国人は今日も食べているわけです。そこにはある程度のリスク承知という国民性があるかも知れません。日本人は過度の潔癖症で除菌グッズなどという馬鹿げたものを愛用するクセがあります。 そのどちらでもなく国際基準に従うのが良いのではないのでしょうか。 政治献金するどころじゃない牛丼屋の社長さんしばらく耐えて下さい。 必ず昔のように牛丼食べに行きますから。 |
日本の全頭検査はあのパニックを抑える効果はありましたが、当初から専門家の間では全頭検査は意味がないとの声がありました。無駄な金を使う全頭検査は即刻やめるべきです。 しかし、輸入となれば別です。アメリカは検査体制ばかりでなく、BSEそのものの認識が薄いようです。肉骨粉の使用をやめない限り、アメリカの圧力に屈しての輸入はするべきでない。 輸入の条件として肉骨粉の使用禁止をはっきり言うべきでしょう。 |
▼キタキツネ(元北の老兵)さん:こんばんは >日本の全頭検査はあのパニックを抑える効果はありましたが、当初から専門家の間では全頭検査は意味がないとの声がありました。無駄な金を使う全頭検査は即刻やめるべきです。 > >しかし、輸入となれば別です。アメリカは検査体制ばかりでなく、BSEそのものの認識が薄いようです。肉骨粉の使用をやめない限り、アメリカの圧力に屈しての輸入はするべきでない。 > >輸入の条件として肉骨粉の使用禁止をはっきり言うべきでしょう。 少しまっとうな態度になって考えてみます。 疫学的にはおっしゃるとおりです。BSE問題以前は、牛を共食いさせているなどと私は知りませんでした。びっくりしました。草食動物のはずですから。 法的に見ると、皆さん承知のとおり農水省:動物検疫法が頼りです。対象国の動物そのものがBSEに汚染されていれば汚染地域として即輸入禁止できるので、米国は汚染地域と指定されたままの状態です。 ですが、対象動物に与える(危険な)餌まで法的に云々できるかどうかは、いまのところ私には分かりません。 動物検疫の責任者は当然、疫学的発想・心得があるはずで肉骨粉の危険性を心得ていると思います。つまりキタキツネさんと同じ事を考えていると思います。 しかし法規は過剰に適用されてはならず、新事態には科学的新根拠のもとに法規を改正してから適用しなければなりません。 単に日米の話し合いでどうこうなるものではありません。 だんだん分からなくなってきました。 |
アメリカでも、牛への肉骨粉の使用は禁止されているようですね。ただし、豚や鶏への使用は認められているとのこと。 他方、日本では、豚や鶏への肉骨粉の使用も禁止されています。 問題になっているのは、豚や鶏に使う肉骨粉が誤って牛に使われてしまう怖れがないかどうか、のようですね。どこまできちんと守られるのか不安があります。 政府には、言うべきことは言って10年後、20年後を見据えた毅然とした対応を願うのみです。 私は早期の輸入再開を希望しているわけではありません。別にずっと輸入しなくてもいいや位に考えています。ただし「51097」で述べたように、輸入再開にあたり、補助金とダブルスタンダードは認められません。 ちなみに牛丼に使用する肉というのは、牛の中でもアメリカ人はほとんど食べない部位だと聞きました。それを吉野家が大量に輸入したのが始まりだとか。 |
▼昼寝もぐらさん:こんにちは、私は反対です。 >アメリカでも、牛への肉骨粉の使用は禁止されているようですね。ただし、豚や鶏への使用は認められているとのこと。 >他方、日本では、豚や鶏への肉骨粉の使用も禁止されています。 肉骨粉には異常プりオンが混ざっていますね。 ではそれを食べる豚や鶏は問題ないのでしょうか? 増殖するまでに食肉にされるので、 検出出来ないだけの微量ということではないのでしょうか? ところがそれほど微量でも一旦人体に入ると、人体中で、何時かは大量増殖するということは無いのでしょうか? ミドリ十字の血液製剤のことを思い出せば、 御用学者の言う科学なぞ信用ならんと思ってしまいます。 それから日本での全頭検査は、金額は大きいかもしれませんが大して資源を消費するわけでは無いでしょうから、気にするほどの無駄ではない筈です。 続けるべきです。 搾取されて尚、毒を食わされる気の毒なアメリカ国民のためにも ここは日本がノーと言い続けてもらいたいと思います。 |
Gokai さんに賛成です。特に牛の年齢が特定できないと聞いていますからなお更です。 本題とは少し外れますが、以前「まだ肉を食べているのですか」 という本を読みました。この本は米国人で牛を二万頭飼っていた元牧場主が書いた告発本。内容を簡単に説明すると 1、米国でもやはり骨肉粉を牛に食べさせている。しかも 病気で死んだ牛でも犬猫ペットでもミンチにして食べさせている。 2、家畜を飼っていて大変なのは糞の処理。昔は土に返していたが今は川に捨てたり、ミンチにしてまた牛に食べさせたり。 3、牛に成長ホルモン剤投入。 そのために牛に負担がかかり病気になる。それで抗生物質薬剤を大量に与える。 4、牧場の農薬大量散布。 土壌が化学肥料でやせて砂漠化。 水害発生。土壌流出。 5、牛を育てるには大量の穀物飼料が必要で効率が悪い。 世の中には飢え死にする人がいるというのに。 6、肉は健康に悪い。肥満,高コレステロール、高血圧、心臓病、、 7、牛は移動すると、公害発生。 川は汚濁する。土手は崩れる。 と言うわけで彼は牧場は手放し今は完全ベジタリアンとなった次第ということです。 もっとも 私はローハイドというTV番組は好きでしたが。 |
ゆううつ人さん こんにちは。横から失礼します。 皆さん大変な誤解をなさっているような気がします。過去にもBSEについて投稿しておりますが、「全頭検査をやっているから安全」だと思っているようで、実はこの思い込みのほうがずっと怖いのです。 全頭検査をやってもそれをすり抜けるBSE牛がけっこういるという事です。検査の感度はまだそのレベルなんです。ちょうど肺がんの集団検診で胸部レントゲン検査をやるようなもので、早期の肺癌をほとんど見逃してしまうのと同じことです。現在では胸部レントゲン検査による肺癌検診はやっていません。 日本国民は全頭検査で”偽の安心”を買わされているんですよ。そのコストがこれまでの全頭検査の経費100億円以上になっています。こういう弱みがあるからアメリカに馬鹿呼ばわりされるんですよ。 私達がなすべきことは 1.日本は,欧州と同様,24あるいは30ヶ月以上齢の牛の検査に切り替える 2.米国も同様の検査体制にさせる 3.米国における特定危険部位除去の厳密なチェック体制 4.米国における肉骨粉使用の全面禁止 ・・と思うのです。 |
キタキツネ(元北の老兵) さん こんばんは おっしゃることは分かります。日本のように牛の年齢が把握されていてごまかしがない場合は問題ないと思います。 しかし最近のわが国ではあらゆるところでごまかしが横行していますから安心は出来ません。確かに100億は大きな金額ですが国人一人当たり100円弱と考えれば安いものと考えることも出来るのはないでしょうか。無駄と言えば無駄かもしれませんが、もっと巨額な無駄使いがごろごろしています。 しかし米国の牛の年齢はかなりあやふやであると新聞報道などで聞いています。従って米国産牛肉を輸入することと合わせて、国内の検査を変更することには抵抗があります。 |
▼キタキツネ(元北の老兵)さん: >ゆううつ人さん > >こんにちは。横から失礼します。 >皆さん大変な誤解をなさっているような気がします。過去にもBSEについて投稿しておりますが、「全頭検査をやっているから安全」だと思っているようで、実はこの思い込みのほうがずっと怖いのです。 > >全頭検査をやってもそれをすり抜けるBSE牛がけっこういるという事です。検査の感度はまだそのレベルなんです。ちょうど肺がんの集団検診で胸部レントゲン検査をやるようなもので、早期の肺癌をほとんど見逃してしまうのと同じことです。現在では胸部レントゲン検査による肺癌検診はやっていません。 > >日本国民は全頭検査で”偽の安心”を買わされているんですよ。そのコストがこれまでの全頭検査の経費100億円以上になっています。こういう弱みがあるからアメリカに馬鹿呼ばわりされるんですよ。 > >私達がなすべきことは >1.日本は,欧州と同様,24あるいは30ヶ月以上齢の牛の検査に切り替える >2.米国も同様の検査体制にさせる >3.米国における特定危険部位除去の厳密なチェック体制 >4.米国における肉骨粉使用の全面禁止 > >・・と思うのです。 疫学的には、おっしゃるとおりです。私は「動物検疫法」とか言いましたが、そんなものはありません。失礼しました。正しくは「家畜伝染病予防法」第4章「輸出 入検疫」が関連法規で、役所の側から見るとどうなるのか勉強してみます。 |
▼キタキツネさん:こんばんは。いつも勉強になる投稿ありがとうございます。 アメリカ産輸入牛肉で私が疑問に思うことは 1.生後20カ月以下の牛は検査をしても異常プリオンが検出されないので検査す必要がないというのは理解できるのですが、では検出されなければBSEの可能性はないのか?もしもBSEの可能性があるのに検出できないだけだとしたらこれほど危険なことはないような気がします。 2.特定危険部位の完全除去というのは解体の工程からまず無理だと言う話を聞いたことがあります。これらを完全に除去することはできないのではないか? もしも上記の可能性があるなら、それらを排除するにはBSEの原因と考えられている肉骨粉使用を全面禁止にして貰うしかないのだろうと思います。 日本政府の対応を見ているととにかく輸入を再開することを考えているように見えます。アメリカの主張するやり方は安全であるという宣伝に必死という感じです。 それならいっそのことリスクを承知の上で食べてください、と言ったほうがはっきりするでしょうに。日本人も政府に任せておけば安心という考え方をそろそろ捨てなければと思ったりもします。実際彼らのやっていることで国益にならないことはあまりにも多いのですから。 |
ゆううつ人さん 安本単三さん 私が問題にしたいのは、国は輸入再開と国内対策見直しとの因果関係を明確にしてこなかったために、消費者に不信感を与えた事です。 輸入再開を目指すのなら輸入する牛肉のリスクを点検して国民に説明するべきだし、国内の安全基準を変えるのなら、何故変えるのかを説明するべきだという事です。 国民のほとんどが「なぜ国内で全頭検査が見直されるとアメリカの牛肉が輸入されるようになるのか」という点が、疑問に思うところであり、国内対策の再検討が米国からの輸入再開を念頭にしたものであることを、政府が一度も明確に認めなかったので、余計に不信感を持たれたと考えます。 日本の政府は何事も奥歯に物が挟まったような説明しかせず、手続きだけは進行している、これが最大の問題でないかと思うのです。 |
政府の説明不足を感じますね。 国内に関しては、全頭検査は科学的に意味がないと言い、アメリカからはグレーな肉が入ってくるかもしれないという不安。よほどきちんと、また毅然と説明してもらわないとなかなか納得できないです。私もまだ不安はあります。 心情的には、本当に安全を考えると、輸入しないのがベストかな、なんて思います。あるいは、日本での全頭検査は止めても、アメリカの方では全頭検査してくれという気持ちがあります。 実に悩ましいところです。無理して輸入しなくていいんですけどね。オーストラリア産もあることだし。 最近ちょっと思うんですが、欧米人にとって牛肉は主食みたいなもので、食べないわけにはいかないでしょう。科学的根拠に基づくとはいえ、多少こじつけてでも食べる方向に持っていっているのかな、なんていぶかってしまいます。この辺の背景はどうでしょうか。 少なくとも輸入再開後は、アメリカ産を使用しているということを明記するよう徹底すべきです。偽った業者は重罪に処すべき。 |
▼昼寝もぐらさん: >少なくとも輸入再開後は、アメリカ産を使用しているということを明記するよう徹底すべきです。偽った業者は重罪に処すべき。 カプセルなどのゼラチン質や止血スポンジ、コンソメスープ、カレーのルー、ドッグフード、カルシウム製剤等は問題ないのでしょうか? これらは皆、あまり物の安物によって製造されませんか? BSEはこの地球上から抹殺すべき病気の一つだと思います。 お金のことを言わないようにしようというのはだめですか? |
BSEを抹殺すべき病気だというのは、私も同じです。誰もヤコブ病にはかかりたくないです。BSE抹殺につながるならいくらでも金をかけるべきだと私も思います。 ただ、今の全頭検査で効果があるかと言われたら、「科学的に根拠はない。世界の非常識だ」と言われています。これではほとんど意味はなさそうです。 意味のないことに税金をかけてもしょうがないです。こと健康に関することだから、いくらでも金をかけたいと思うし、あとで後悔したくない気持ちはありますが。 もっと有効な方法に金をかけるべきです。有効な方法になら、ミサイル防衛なんかやめて、その1兆円をBSE対策に当ててほしいくらいです。 いっそこの金で、アメリカの牧場をいくつか買い取って、日本式の飼育法・検査法を導入し、日本に輸出するなんてのも考えられます。 あるいは、向こう5年とか10年、飼育だけして食べずに経過を見る。その間、業者には全額とまではいかなくても5割くらいの補助金を出す。という方法も考えられます。 こういう方面に金を使う方が有効であり、BSE撲滅に近づくような気がします。 昨日あたり日本でもまたBSEの牛が見つかったようです。もう19頭目だそうでびっくりしました。日本で19頭もいるんじゃ、アメリカは相当多いんじゃないかと疑ってしまいます。輸入再開は時期尚早ではないかと思ってきました。 安本単三さんが「日本は突っぱねている状況だ」とおっしゃっていますが、まだ突っぱねてほしいです。ここまでは、割合よくアメリカの要求に屈せず、輸入を再開しないなと思っています。(実は、縄張り争いでもめているだけだったりして‥‥) |
▼昼寝もぐらさん:こんにちは >ただ、今の全頭検査で効果があるかと言われたら、「科学的に根拠はない。世界の非常識だ」と言われています。これではほとんど意味はなさそうです。 検査は科学的に根拠があるのは当然です。 一部だけの検査と全頭検査がほぼ同じ効果だとの言い分です。 ほぼ同じ効果なのに何故お金をかけてまで行うのかとの言い分です。 でも良く考えてください。 貴方はBSEの発現のないオーストラリア産の牛を安全だと思いませんか? ところで全頭検査した日本の牛はオーストラリア産の牛より不安ですか? 全頭検査を続けましょう。そして、肉骨粉の資料の全面禁止も続けましょう。怪しいものを全て償却しましょう。そうやって7、8年もたてばBSEは日本から撲滅できる病気です。 せっかくここまでしてきたことをアメリカの要求を呑んでその肉を入れてしまったらみんなおじゃんでしょう。 御用学者の科学的でないなどの言葉に騙されてはなりません。 世の中、肩書きだけの偽学者など大勢いるではないですか? |
Gokaiさん >御用学者の科学的でないなどの言葉に騙されてはなりません。 >世の中、肩書きだけの偽学者など大勢いるではないですか? むしろ全頭検査を推し進めているのが御用学者なんですが、現在の日本は肉骨粉の使用を禁止しているし、その内にBSEは克服するでしょう。ただ何度もいいますが、全頭検査をしても絶対安全でないという事はお忘れなく。 |
▼キタキツネ(元北の老兵)さん:こんにちは、レス有難うございます。 >むしろ全頭検査を推し進めているのが御用学者なんですが、 そうですか。でも輸入のため、小泉のための御用学者で無ければよいのです。 少々のお金、官僚の少々の無駄遣いはどうでも良いのです。 それが原因のデフレ不況ではないのですから。 >現在の日本は肉骨粉の使用を禁止しているし、その内にBSEは克服するでしょう。ただ何度もいいますが、全頭検査をしても絶対安全でないという事はお忘れなく。 了解しました。私の認識では、 ・・危ない菌も水で薄めればその分の感染確立は低下する。・・ ・・つまり、やらないより、かなり良い。・・という発想です。 |
議論が収束しつつあるようですが、一言述べさせて下さい。 Gokaiさんは、アメリカ産牛肉の輸入は反対、日本では全頭検査を継続する。というお考えですね。 アメリカ産の輸入反対は私も同じです。 当初私は、アメリカが外国基準に合わせて、条件が整えば輸入再開するしかないな、と思っていました。しかし、すぐに輸入を再開するのは危険だなと思ってきました。少なくとも2、3年くらいは様子を見て、安全を確かめた上で輸入再開するのが確実であると思います。従ってまだ数年は輸入に反対です。 日本での全頭検査の継続ですが、これはやってもかまいませんが、国からは補助金を出すべきではないと考えます。また金の話になってしまいますが。 理由は、 1.全頭検査は科学的に根拠がない。これは御用学者が言っているのではなく、世界の科学者が言っていることです。 2.牛肉は、日本人にとっては嗜好品と考えられる。 科学的に根拠がなく、かつ嗜好品に対する検査であれば、その費用は生産者や食べたいと思う消費者が負担すべきです。国が補助すべき対象ではありません。そうした上での全頭検査であれば私も納得します。 まあ、そうは言っても、2、3割だったら国が出してもいいかもしれませんが、全額補助は全く無用です。 もし米や、日本人にとって必要な野菜などでしたら、国が全額補助すべきだと思います。 |
▼昼寝もぐらさん: 前にも書きましたが、薬のカプセルや止血スポンジやお菓子のゼラチンや、スープやカレーのルーなどに今まで使われていたのではないのですか?それも危険部位に近いものを。 >Gokaiさんは、アメリカ産牛肉の輸入は反対、日本では全頭検査を継続する。というお考えですね。 > >日本での全頭検査の継続ですが、これはやってもかまいませんが、国からは補助金を出すべきではないと考えます。また金の話になってしまいますが。 > >理由は、 >1.全頭検査は科学的に根拠がない。これは御用学者が言っているのではなく、世界の科学者が言っていることです。 反対意見を選択せずに公平にマスメディアが報道しているとの確信があるのですか? 科学者だという方々の意見を参考にしてもよろしいでしょうが、科学的でないという根拠を貴方ご自信が確かめる必要がありませんか? 何故、科学的でないと学者の方々は結論を出しているのでしょうか? 非科学的という言葉は時に人の気持ちを左右しますが、 本来それ自体には何の根拠もありません。その辺はご承知の上ですか? >2.牛肉は、日本人にとっては嗜好品と考えられる。 上記しましたが今までは、嗜好以外にも使用されていたと思います。 だから、必需品ではありませんか? それに学校給食では牛肉は禁止にしますか? コンビニの弁当はどうなのでしょう。安価だから、便利良いのですけど。 |
そろそろ平行線をたどり始めたようで。 Gokaiさんは全頭検査を続けた方が良い。私は限りなく無駄だという考えです。 それでいいんじゃないかと思います。 私自身、科学的でない根拠というのを調べた事はありません。いくつかの意見を見て、信じる信じないで受け入れればいいと思っているものですから。できるだけ調べた方がもちろん望ましいですが。 薬のカプセルや止血スポンジなどが牛から作られているというのは知りませんでしたので、重要な事を指摘して頂いたと思っています。私は嗜好品だといいましたが、御指摘の通りずっと必需品に近いようです。 しかし、だからといって全頭検査が有効であり、続けるべきだとは思いません。 |
>Gokaiさんは全頭検査を続けた方が良い。私は限りなく無駄だという考えです。 >それでいいんじゃないかと思います。 > 補足です。 「それでいいんじゃないか」と書きましたが、これは、掲示板では特に結論を出す必要はなく、意見が平行線で終わっても仕方ないからです。別にいいかげんなつもりで書いたわけではありません。 結論を出す必要はないから、気楽といえば気楽です。 しかし、現実の行政では何かしらの結論が求められます。その場合は、多数決や世論、選出された責任者の判断、省庁の思わくなどで決められます。 今回のBSEの件では全頭検査を継続する、ということになっています。 私は常々、話し合いで意見をひとつに集約することはまず不可能だと考えています。必ずといっていいほど賛成・反対に分かれます。 その場合は、最終的には多数決で決めるしかないと思っています。 以上は主に内政の場合であり、外交はまた違います。外交は多数決というわけにはいきません。外交はトップの判断が大きくものを言います。 なお、掲示板では結論を出す必要はないと書きましたが、老人党でも多数決を募って、その結果を老人党(有志の)宣言としてもかまわないでしょう。言ったもん勝ちだと思います。 (別にここでは少数でも、ひとりでも勝手に宣言してOKでしょうけど) |
▼キタキツネ(元北の老兵)さん: >ゆううつ人さん 安本単三さん > >私が問題にしたいのは、国は輸入再開と国内対策見直しとの因果関係を明確にしてこなかったために、消費者に不信感を与えた事です。 > >輸入再開を目指すのなら輸入する牛肉のリスクを点検して国民に説明するべきだし、国内の安全基準を変えるのなら、何故変えるのかを説明するべきだという事です。 > >国民のほとんどが「なぜ国内で全頭検査が見直されるとアメリカの牛肉が輸入されるようになるのか」という点が、疑問に思うところであり、国内対策の再検討が米国からの輸入再開を念頭にしたものであることを、政府が一度も明確に認めなかったので、余計に不信感を持たれたと考えます。 > >日本の政府は何事も奥歯に物が挟まったような説明しかせず、手続きだけは進行している、これが最大の問題でないかと思うのです。 そこで、米国産牛肉の輸入禁止または再開の法的な根拠。 一口で言えば、米国産牛肉はBSE汚染地域として輸入禁止となっている。その輸入再開には、米国政府が輸出肉は白ですよという証明書(貿易関係用語:サーティフィケイト)を発給し、日本が信じられるものでなければ受け入れられない。今、米国は証明書を発給しようとしているが、日本は灰色だと突っぱねている状況である。決定責任は農林水産大臣にある。 法の条文(読みづらければとばして下さい) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 家畜伝染病予防法:BSE関係抜粋(注と●は私が勝手に挿入) 第1章 総則 (目的) 第1条 この法律は、家畜の伝染性疾病(寄生虫病を含む。以下同じ。)の発生を予防し、及びまん延を防止することにより、畜産の振興を図ることを目的とする。 (定義) 第2条 この法律において「家畜伝染病」とは、次の表の上欄に掲げる伝染性疾病であつてそれぞれ相当下欄に掲げる家畜及び当該伝染性疾病ごとに政令で定めるその他の家畜についてのものをいう。 伝染性疾病の種類 家畜の種類 15.伝達性海綿状脳症(注:●BSE) 牛、めん羊、山羊 第4章 輸出入検疫 (輸入禁止) 第36条 何人も、次に掲げる物を輸入してはならない。● 1.農林水産省令で定める地域●から発送され、又はこれらの地域を経由した第37条第1項各号の物であつて農林水産大臣の指定するもの (輸入のための検査証明書の添付)● 第37条 次に掲げる物であつて農林水産大臣の指定するもの(以下「指定検疫物」という。)は、●輸出国(注:日本が輸入しようとする相手国)の政府機関により発行され、かつ、その検疫の結果監視伝染病の病原体をひろげるおそれがないことを確かめ、又は信ずる旨を記載した検査証明書又はその写し●を添付してあるものでなければ、輸入してはならない。 1.動物、その死体又は骨肉卵皮毛類及びこれらの容器包装 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー キタキツネさんのおっしゃるとおり、国民への情報開示がなく、BSEを巡る論点は政府系のHPには出ていないようだ。出ていたら教えて欲しい。係争中の事項について政府系機関が具体的経過・問題点などを口外する習慣はこの国にない。 「しっかり検討して適切に対処します」とよく聞くセリフしか帰って来ない。国の総理がそうなんだから、下は見習ってしまいますよ。 |
補足します。 牛肉は食品ですから、当然、厚労省:食品安全部:検疫所がらみの事項であるとも考えます。農水・厚労当局ともに発言しにくいのではないでしょうか。 農水省側としては国際獣疫事務局(OIE)というのがあり、国際基準はここの主導権で決まるようです。 それにしても、一般国民には何がどう問題なのか、どういう検討(ボクシング)が行われているのかさっぱり分かりませんね。 |
▼昼寝もぐらさん: >BSEの全頭検査について、国が生後20ヶ月以下の牛を検査対象から除外する緩和策を実施した後も、すべての都道府県が自主的に全頭検査を継続する意向を示した、と昨日のニュースで言ってました。そして国はその費用を3年間は全額補助するとのことです。 > >しかし国の方針は、全頭検査は20ヶ月以下の牛については科学的な根拠がないため除外する、というものなのだから、その補助は絶対止めるべきだと私は考えます。 > おっしゃるとおりです。 補助金は税金でまかなわれています。前頭検査には役所側の焼け太りの臭いが、補助金の影には利権の臭いがします。 検査・検定には機器が必要です。社会保険庁・外郭団体の事業に、「美しい名目」の下に「無駄なハコもの」がついたことをつい連想してしまうのです。農水省の官僚さん邪推でしたらごめんなさい。 台湾が米国産牛肉輸入再開しました。台湾人は日本人より衛生意識が低いのでしょうか?だからと言って追従せよと言うのでなく我が国なりの論理が必要ですが。 我が国の農林水産省のHPよりBSE関連組織と思われるものを勝手に抜粋しました。●が特に関連する部署だろうと推測します(間違っているかも知れません)。 農林水産省 消費・安全局 衛生管理課● 総務班(3202) 法令、企画,家畜衛生の資料収集・広報 企画調整班(3208) 生産過程における畜産物の食品としての安全性の確保 生産安全班(3220) 家畜の衛生に関する企画、使用衛生管理基準、特定家畜伝染病防疫指針 企画調整班(3208) 生産過程における畜産物の食品としての安全性の確保 生産安全班(3220) 家畜の衛生に関する企画、使用衛生管理基準、特定家畜伝染病防疫指針 牛トレーサビリティ監視班(3211)●● 牛の個体情報の記録・伝達の監視●● 保健衛生班(3217) 家畜保健衛生所,家畜等の保健,衛生技術の普及,家畜衛生講習会,家畜の繁殖技術の向上 国内防疫班(3223)● 家畜伝染病の防疫・まん延防止,自衛防疫活動への助言・指導 獣医事班(3214) 飼育動物の診療施設の開設・管理,獣医療計画,獣医師の免許登録, 獣医師の指導・臨床研修,獣医師国家試験,獣医事審議会 国際衛生対策室● 国際衛生班(3194) 諸外国の家畜衛生事情の調査,家畜衛生の協定,国際獣疫事務局(OIE), 動物・畜産物の輸入に伴う危険度の分析 国際検疫班(3191)● 動物・畜産物等の輸出入検疫,衛生条件の締結,動物検疫所 監視指導班(3167) 薬事監視,動物用医薬品等の製造業・輸入販売業の許可の更新, 動物用医薬品等の安全性の指導,動物医薬品検査所 飼料安全基準班(3171)● 飼料・飼料添加物の基準・規格の設定、飼料添加物の指定 飼料検査指導班(3175)● 飼料・飼料添加物の検査・検定 びっくりしました。これほど畜産衛生関係の部署が複雑とは。統括する衛生管理課長さんの苦労が偲ばれるとともに、各セクションの縄張り争い・ニアミスが目に見えるようです。これでは課長さんはある分野については、班長=課長補佐に丸投げせざるを得ないでしょう。 ●牛トレーサビリティ監視班(牛の個体情報の記録・伝達の監視)なんて以前からあったのでしょうか? 単なる感想文です。☆付けないで下さい。 |
▼安本単三さん: オッソロしい世界ですね、役所とは。 これらの実態は、 「政官財癒着・国民財産横領・無駄遣い」 の中の、 「無駄遣い」 に当たりますので、このような政府は即刻削除・移動の対象となります。 |
▼海幸彦さん: >▼安本単三さん: >オッソロしい世界ですね、役所とは。 > >これらの実態は、 >「政官財癒着・国民財産横領・無駄遣い」 >の中の、 > >「無駄遣い」 > >に当たりますので、このような政府は即刻削除・移動の対象となります。 私も木っ端役人OBなので、説明しておきます。霞ヶ関・各班クラスの役人自身が業界と癒着している訳ではなく、大部分が畜産科・獣医科卒の比較的優秀な技官でしょう。残業をものともせず、「一所」懸命に働いているのです。この「一所」懸命が問題なのです。横の連絡が薄い。 要は組織構造上の問題で、小泉構造改革など、チャンチャラおかしいのです。 霞ヶ関の局長クラス以上と政権党がツーカーなのは霞ヶ関の常識です。局長が部下を分割統治しているようにも見えます。 お役所の階級制度については、別途書いて見たいと思います。 |
▼海幸彦さん: >▼安本単三さん: >オッソロしい世界ですね、役所とは。 > >これらの実態は、 >「政官財癒着・国民財産横領・無駄遣い」 >の中の、 > >「無駄遣い」 > >に当たりますので、このような政府は即刻削除・移動の対象となります。 忘れていました。むかし、農水省に畜産局という大所帯がのあったのですが、局が廃止され、いくらかの課がリストラされた結果、一つの課に多数の班をおしこめる(これでも以前より縮小した)結果となっているようです。 建設省*運輸省=国交省となったため大震災などへの対応が一元化されたのは良いことだと思っています。 しかし、一般に行政府の看板の統一は国民の知るところですが、内部の部署の新旧対照表は見たことがありません。 自分で自分の組織・権限の縮小を(思っていても)唱えるような役人は一生出世できません。組織改革はトップダウン・ガイアツしかありません。 なお本省課長補佐以下の職員は、キツイ残業後、主に新橋駅(SLがあった?)付近の居酒屋でもちろん自前で飲んで、上司の悪口などをいってウサ晴らししています。業界紙などからの原稿料が入ると有り難かったようですが、今は、どうなっているか分かりません。 癒着・利権があるとしたらもっと上層部の決定による構造的なもので、これらの担当者のラチ外のことです。 国民には霞ヶ関の役人というと大蔵省のノーパンシャブシャブ(A級戦犯と我々が呼んでいた)のイメージがありますが、彼らは若手キャリアだから銀行が先行投資したのです。ノンキャリ技官にはそんなおいしい?ことはありません。 私の元居た出先機関では、霞ヶ関の下請け仕事が下りてきていました。海外の資料など霞ヶ関では読んでいるヒマがないからです。 「残業手当が足りなくてね」と部長さんがこぼしていました(大阪市のカラ残業手当とは何や!)。 国家公務員がヒマならリストラですが、いっぽう真面目に黙々と働いている事を前提に、その仕事は本当に必要なのか?という問いかもあるべきと思います。新聞社には社会部の記者が多くいますが、彼らの関心はスキャンダルで、仕事の内容の本質に迫れるような力量はありません。こちらから教えてあげるぐらいです。BSE問題についても新聞が本質に迫れ得ないのでは。 本題からそれましたが、私の認識に問題がありましたので、説明しておきました。 |
全頭検査、大いに結構と思います。 どう思われても構いませんが、「科学的根拠」というのはBSEについて私にはそれほど大きな考える根拠になりません。なぜなら、推進派と消極派、どちらの言い分が「科学的に」正しいのかどうか、私には判断する見識がないので。(身も蓋ももないかもしれませんけど、学者も含めてその辺、五十歩百歩でしょう) しかし、それよりも「アメリカの外圧」に屈する形で、これを認めると言うのであれば、わたしは大いにこれに反対します。続けるにしろ止めるにしろ、「アメリカに言われたから」という流れを示すのは、最悪だと思うのです。また、こんなときにでも、はっきりものを言わないと、今度また何を飲まされるのかと思えば、むしろそちらの方がぞっとします。 たまには「Noと言える」ところを見せてやってもいいではありませんか。 |
風鈴カザンさん こんにちわ! 日米の間にせよ、どこの国に対しても、物事を政治問題化するのは 好ましくありません。政治問題になる前に当事者同士が知恵を出して 解決を探らないと、物事の真意が誤解されてしまいます。 BSE問題は正に政治的なハーレーションが生じておりますが 幸いなコトにこの件は今の処、お互いに冷静な対応の枠の中に にあるように思えますので一応の安堵は得てようです。 しかしながら、相手側の立場を思えば日本のBSEに対する姿勢は 異常にも取られかねないものであるように思えます。 日本の農水大臣が本音として漏らしてしまったコト・世界の非常識で はないかと?云われてることです。 外圧に屈する云々より日本では外圧を利用しなければ利害調整などで 決着が着かないことが多々あります。 「泣く子と地頭」に勝てないとする日本的な決着方法があり 過去にも外圧を誘導するような形で政策が為された例は数多くあります。 貴兄が仰有る外圧に屈すると云うのではなく国内問題を外圧を 利用して解決する・と云う責任を回避する卑屈な方法がとられてた コトを思えば諸々の見方も変わってくるはずです。 牛肉のコトでもアメリカ人は元より日本人も他の外国人も アメリカに行けば米国産の牛肉はドンドン食べてます。 米国産牛肉の輸入をしても消費者の選択に任せれば 消費者が買うか買わないか、食べるか食べないかを判断します。 国の政策として大上段に振りかぶる問題では無いと思います。 この問題に至った原因に立ち戻って冷静に考える必要があります。 >しかし、それよりも「アメリカの外圧」に屈する形で、これを認めると言うのであれば、わたしは大いにこれに反対します。続けるにしろ止めるにしろ、「アメリカに言われたから」という流れを示すのは、最悪だと思うのです。また、こんなときにでも、はっきりものを言わないと、今度また何を飲まされるのかと思えば、むしろそちらの方がぞっとします。 > >たまには「Noと言える」ところを見せてやってもいいではありませんか。 |