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 ▼人間の奢り・気がついたときは遅い  キタキツネ 05/6/11(土) 15:23
   ┣Re(1):今のままでは危ない!  珍 源斎 05/6/11(土) 17:44
   ┣Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  こんぺいとう 05/6/11(土) 22:32
   ┣Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  J.I 05/6/12(日) 3:57
   ┣Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  珍 源斎 05/6/12(日) 9:53
   ┗Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  憲法9条改正 05/6/12(日) 12:29
      ┗Re(2):人間の奢り・気がついたときは遅い  テッシー 05/6/12(日) 13:49
         ┣Re(3):人間の奢り・気がついたときは遅い  珍 源斎 05/6/12(日) 15:17
         ┗Re(3):人間の奢り・気がついたときは遅い  憲法9条改正 05/6/12(日) 22:27

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 ■題名 : 人間の奢り・気がついたときは遅い
 ■名前 : キタキツネ
 ■日付 : 05/6/11(土) 15:23
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   人の一生を語るときに「人生太く短く」か「人生細く長く」が良く議論になりますが、これを人類全体で見た場合、「太く短く」の道をまっしぐらに突き進んでいるように見えます。

我々の生活には石油を始め天然ガス、石炭などの化石燃料は欠かすことが出来ませんが、化石燃料なしでは1日も過ごすことが出来ません。

しかしこれらの資源は有限で、必ず無くなる日が来ます。資源のない日本は一次エネルギーの95%を外国から輸入しています。その日が1日でも先送りできれば、それに越したことはありませんが、化石燃料の残量が少なくなれば最初に影響を受けるのは日本でしょう。

資源があとどれくらい使えるかの目安として、可採年数というのがあります。現在確認されていて採掘可能な埋蔵量を年間の生産量で割った値です。

これによると石油が44年(1996年)、天然ガスが63年、石炭が231年、ウランが73年(1995年)となっています。問題の石油の埋蔵量は、20年ぐらい前の可採年数とあまり変わっていないようです。これは新油田の発見や、採掘技術の進歩で採掘できる埋蔵量が増えたためと言われています。

いずれにしろ、中国の化石燃料の急激な消費の伸びを考えると、枯渇するのはもっと早まるかも知れません。エネルギーと同様に深刻な問題として世界的な食糧不足があります。

現在でも世界では億単位の人が飢えていて、10億人が栄養不足の状態にあると言われています。地球の終わりが来る前に、人類の終わりが先に来るのは確実でしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):今のままでは危ない!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/6/11(土) 17:44  -------------------------------------------------------------------------
   人類はエネルギー源の多くを中世に発見された石炭と19世紀末
〜20世紀にかけて発見された石油などに頼っているが、

化石燃料のような太古の地球に棲息した生物が太陽エネルギーを蓄積した
モノであり、それを使用するコトは謂わば、貯金を取り崩してることで
やがて残高がゼロに近くなるのは解り切ってる事です。

それより怖ろしいのは今、云われてる地球の温暖化もサル事ながら
地球という天体には許容できる熱容量の飽和と限界に達することが
あります。地球が生物や人類の出現以前の原始地球になり果てて
しまうことすら、シュミレーションにより予測可能であるとも
云われてます。<ノアの箱船級の大水害も?>

化石燃料に熱エネルギー源の多くを頼らずに循環可能なエネルギー源の
開発、利用技術が一般には知られてない処にて着々と進められています。

安価で使い勝手の良い石油などがある現在メジャーな事として
捉えづらい面もありますが、科学技術的に云えばフロンテイアでも
あり研究者にとっては人類への貢献も踏まえてメジャーな事として
捉えられています。近い将来に怒濤のようにそれらの新技術が出現し
具体化すること・になります。

地球上に於いて生命活動が継続する限りエネルギーの枯渇は
あり得ません。生命の循環の中で活躍するメタン菌もエネルギー源を
担う存在です。人類は英知をもってそれらを有効に使う術「すべ」を
手にするでしょう。

今、問題視せねばならぬのは生命活動の基盤である表土「地表から大凡
30センチ位」が失われることが最も怖れなければならないコトです。

その薄い表土に棲息してる微生物群の生産活動の総量を超えた
生命の存在はあり得ないとも云われてます。海の生物もそれに
依存してることは云うまでもありません。

人間の生き方或いは「哲学」としての捉え方とも云えますが
既にその辺りが視野に入ってる感性の鋭敏な人々も人類の中に存在します。

本能的にスローな生き方を求めることが生じてきたのもその現れの
ように思えます。 少し異なった角度から述べさせて頂きました。

お目通し有難うございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  ■名前 : こんぺいとう <shima-mama@jcom.home.ne.jp>  ■日付 : 05/6/11(土) 22:32  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:
>人の一生を語るときに「人生太く短く」か「人生細く長く」が良く議論になりますが、これを人類全体で見た場合、「太く短く」の道をまっしぐらに突き進んでいるように見えます。

レイチェル・カーソン著「沈黙の春」の最終章のこんなことが書いてあった
とおもいます。
我々は二つの道を選ばなければならない
一つは効率と経済を重視し科学技術の進歩と共に破滅への道を選ぶ
もう一つの道はゆっくりでも少々不便でも地球の将来に良い生き方をすること
あなたはどちらの道を選びますか.

少々文章の記憶に違いがあるかもしれませんが、キタキツネさんのおっしゃる
太く短く の道を破滅へと進んでいくようですね。時に昨今の日本の政治は
この破滅への道に完全に乗ってしまっているようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  ■名前 : J.I  ■日付 : 05/6/12(日) 3:57  ■Web : http://homepage2.nifty.com/arp/  -------------------------------------------------------------------------
   >皆様、今晩は。

 太く短く・・考えてみれば人類って昔から「太く
短く」の繰り返しだったのではないでしょうか。
 短く・でおわったら今の人間世界はないわけで・・
 終わる直前で踏みとどまって??また勢いを盛り
返して、短い繁栄?を謳歌して・・

 いまはリハビリ中だそうですけれど、野坂昭如さんが
日本は1度どん底まで行かないと・・とか言われていた
ような記憶があります。

 私も野坂さんと同年・横浜の焼け野原の中でなんとか
生き延びてきましたから・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/6/12(日) 9:53  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん
こんにちわ!

若い頃の話ですが仰有る「人の一生を語る。人生が太く短く論的」な
議論をした覚えがあります。

20歳代から現在の年月の経過の中でその結末が明らかになった
とする現実をみました。<複数以上の人の人生について>

酒やタバコ、そして放蕩生活の身を案じてのことでしたが、
人生は太く短くを云っていた本人が自身の因果からの重度の生活習慣病を
得て「太くも生きられず」「いざ」短い人生の現実を知った時の
想いは悟る処か・後悔であったように思われます。

仰有る人各々に抱く奢りの感情は古くは「奢る平家は何とやら」では
ありませんが人間の一人一人、そして国々や人類全体にも当てはまる
摂理のようなものを感じます。

云ってしまえば・生まれた生命は死をもって個体としての役目は
一旦?終焉を遂げますが、それだけでない視野、視程をもち考えられる
のも人間ではないかと思います。それ故に想い考え続けるのも
無意味?でないように思います。

スレッドの主旨とは少々ズレましたが、述べさせていただきました。

>人の一生を語るときに「人生太く短く」か「人生細く長く」が良く議論になりますが、これを人類全体で見た場合、「太く短く」の道をまっしぐらに突き進んでいるように見えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):人間の奢り・気がついたときは遅い  ■名前 : 憲法9条改正  ■日付 : 05/6/12(日) 12:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:初めまして

>人の一生を語るときに「人生太く短く」か「人生細く長く」が良く議論になりますが、これを人類全体で見た場合、「太く短く」の道をまっしぐらに突き進んでいるように見えます。

>中略

>現在でも世界では億単位の人が飢えていて、10億人が栄養不足の状態にあると言われています。地球の終わりが来る前に、人類の終わりが先に来るのは確実でしょう。

私は今から15年ほど前に、あなたと同じく「資源枯渇」「食糧不足」さらには地球環境問題について関心を持っていた次期がありました。
そしてそこから導き出された結論は、あなたが仰った「地球の終わりが来る前に、人類の終わりが先に来るのは確実でしょう」とほぼ同じ結果を導き出しました。しかもそれは数十年後(何時かは不明)には、起こるとさえ思っていました。

だが、最近では微妙に異なる見解として「1年間に数億から下手すれば数十億の人間が死滅するようなことはあるが、人類が全滅することは多分ないのではないか。」こう思うようになりました。

上記の私の考えはあくまでも推測、妄想、主観であり、科学的な根拠に基づいての考えではありません。もしかしたらそんなのただの考えすぎで、人類には輝く明るい未来があるのかもしれません、要するによく分からないんです。

だが、なぜ私がこういうことを考えるようになったのか? そのきっかけは中学生時代に校長先生から言われた次の一言でした。

「この地球に最大で何人の人間が住めるか?」「約70億人です」「そしてその人口に到達するのが毎年の人口増加率から計算して、西暦2000年頃になるでしょう」

現在の世界人口は約65億人くらいでしょうか、正確な数字は分かりませんが、この校長先生の見解は見事に外れましたし、なによりも「70億人」という数字の根拠が今だに分かりません、たぶん 地球の総面積÷人間1人あたりの世界平均GNPを土地面積に換算した値 なのかなーと思ってますが実際はどうなんだろう。

私は人類の未来について、どちらかというと悲観的な見方を持っていますが、最近ではさらに付け加えてこう思うようになりました。

人類が文明を手に入れたのも、核兵器という危険な「火」を手に入れたのも、人口が増えすぎて資源が枯渇し食糧事情が悪化するのも、そして、それらが基で大勢の人間が死滅するのも、全て自然の摂理であると思ってます。要するに「なるようにしかならない」下手にあがいても徒労に終わるだけだと思ってます。

「この地球に何人の人間が住めるのか?」私のこの問いかけに、明確な根拠に基づいて「300億人くらいなら大丈夫です!」という発言がもしあったら、私も人類の未来に希望を持てるんですが。

それでは

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):人間の奢り・気がついたときは遅い  ■名前 : テッシー  ■日付 : 05/6/12(日) 13:49  -------------------------------------------------------------------------
   少し楽観的ではないでしょうか。私は21世紀末を人類は迎えられないのではないかと思っています。地球は、人口、資源の無駄使い、膨大な廃棄物質の吸収能力の限界等などの問題から、既に「下り局面」に入っていると思います。後は、徐々に坂道を降りてゆくのか、或いは、崖っぷちからストンと落ちるのか の違いではないかと思われます。快適さ・便利さを求めてきた結果であります。
現在私は60代なので私が死ぬまでは地球は大丈夫でしょうが、孫・その子の時代にはオカシクなるのでは...。私たち一人一人が、未来のある人達のことを(自分たちのことではない)よーく考えて行動すべきときなんですが。[有能な国家公務員の人達にはこのようなことを考えてもらいたいのです。]

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):人間の奢り・気がついたときは遅い  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/6/12(日) 15:17  -------------------------------------------------------------------------
   テッシーさん
こんにちわ!初めまして!

人それぞれに未来への視点や想いがあって良いのは当然ですが、
私は、悲観論の片面ばかり見ていては思考するだけでは片手落ちの
ように思えてなりません。

物事には云うまでもなく表裏一体、明暗、悲観、楽観があります。
私の人生経験の中で嫌と云うほど思い知らされてきました。

悲観論から悲観する結果が生まれる因果がありますが、
人間社会は複数以上の人たちで構成されてますから悲観主義者の
もつ「毒素」を中和する楽観主義者がその役割を担ってる局面を
多くみてまいりました。企業の経営にはそれを包含した葛藤が
必ず存在します。

個人にしても、企業や組織にしても繁栄してる処は、必ず悲観論を
超えて楽観的に努力をされた結果にあるように思えます。

例えば少子高齢化による人口減少を衰退への途とする見方と
資産や財産は人口の分母の減少は一人当たりの持ち分が多く
なり「ゆとり」すらできて、落ち着いたゆとりある生活への
途が拓ける・と云う見方も出来るわけです。

少子化による労働力の不足はロボットに代行させるコトは
SFの世界でなく、本格的な実現は近いとおもいます。

資源にしても今まで廃棄してたモノが資源として活用される
ことは現在目覚ましく発展進歩を辿ってます。

エネルギー問題にしても、云われてるような危機は避けられる
とする技術が揺らん期を経て間もなく立ち上ってきます。

人間の奢り「傲慢」がそれを阻まなければ・と思います。

理の裏付けの無い、売らんかなを目的としたマスコミの悲観論を
もっての煽りや・個人の悲観論を背景には付和雷同と実態を冷静に
見通せないのは「奢り傲慢」から発してるように思えてなりません。

>現在私は60代なので私が死ぬまでは地球は大丈夫でしょうが、孫・その子の時代にはオカシクなるのでは...。私たち一人一人が、未来のある人達のことを(自分たちのことではない)よーく考えて行動すべきときなんですが。[有能な国家公務員の人達にはこのようなことを考えてもらいたいのです。]

個人的には例え有能な人があったとしても国家公務員「官僚」に一旦なれば
其処には有能な人たちは存在しません。

公務員には有能に成れない条件が十重・二重に張り巡らされて
おり有能さを発揮出来ない仕組みがあるからです。
有能な国家公務員があれば、戦争も無く、経済不況も避けられてた
に違いありません。

良くも悪くも私たち一人一人の意識を反映させるコトが
「他人事でなく」必要な訳です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):人間の奢り・気がついたときは遅い  ■名前 : 憲法9条改正  ■日付 : 05/6/12(日) 22:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼テッシーさん:初めまして

レスありがとうございます。

>少し楽観的ではないでしょうか。私は21世紀末を人類は迎えられないのではないかと思っています。地球は、人口、資源の無駄使い、膨大な廃棄物質の吸収能力の限界等などの問題から、既に「下り局面」に入っていると思います。後は、徐々に坂道を降りてゆくのか、或いは、崖っぷちからストンと落ちるのか の違いではないかと思われます。快適さ・便利さを求めてきた結果であります。

私の文面から「楽観的」と捉えられるとは思っていませんでしたが、あなたとの価値観の違いでしょうから致し方ないでしょうね、それから「快適さ・便利さ」は産業革命以降、人類が絶えず求めてきた結果であり、またこの地球に文明を築くことを許された唯一の高等生物である我が人類の必然であると私は考えております。

>現在私は60代なので私が死ぬまでは地球は大丈夫でしょうが、孫・その子の時代にはオカシクなるのでは...。私たち一人一人が、未来のある人達のことを(自分たちのことではない)よーく考えて行動すべきときなんですが。

質問ですが「よーく考えて行動すべき」とのことですが、具体的にあなたは「孫・その子の時代」のために何か行動されているのでしょうか? ちなみに私は特に何もしていません。

>有能な国家公務員の人達にはこのようなことを考えてもらいたいのです。

もう一つ質問ですが、これは何を考えてもらいたいのでしょうか?

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