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 ▼健康で文化的な生活が保障されない米国。  しまったk2 05/6/16(木) 22:43
   ┣Re(1):健康で文化的な生活が保障されない米国。  Gokai 05/6/17(金) 1:01
   ┃  ┗Re(2):健康で文化的な生活が保障されない米国。Gokaiさん  しまったk2 05/6/18(土) 17:53
   ┃     ┗ご注意>しまったk2さん  管理スタッフ 05/6/18(土) 18:29
   ┣Re(1):健康で文化的な生活が保障されない米国。  キタキツネ 05/6/17(金) 10:09
   ┃  ┣Re(2):健康で文化的な生活が保障されない米国。  海幸彦 05/6/17(金) 18:31
   ┃  ┗Re(2):健康で文化的な生活が保障されない米国。キタキツネさん  しまったk2 05/6/18(土) 18:10
   ┗Re(1):健康で文化的な生活が保障されない米国。  peace 05/6/17(金) 13:03

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 ■題名 : 健康で文化的な生活が保障されない米国。
 ■名前 : しまったk2
 ■日付 : 05/6/16(木) 22:43
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   ネットをあちこち探していたら、「医療を受ける権利が保障されない国より」という、
ここをヒットした。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~kokkaron/essay.udagawa.html

アメリカは、すばらしい金持ちの世界です。日本でも真似たい人が沢山います。
介護保険、健康保険、民間に任せると高収入で高い保険料の方々は安く済みます。

いままで、そんなことは、おかしいと観念的に思っていましたが、自分が高額の保険料を払うようになったら、やはり、民間の保険でやるのが一番経済的です。私は、自分の健康のために、毎日10km走って、大変な厳しい努力をしているつもりです。

毎日、適当にダラダラと日々を送り、あなた任せ、政府任せ、お上任せ、の方々が、厳しい世界に置かれることは、やむを得ない。

と、いう世界は、やはり許されない。人間、だらけているようでも、自分なりに、それなりに、一生懸命生きている。それを、要領、活力、暴力が強い人間が、自分の価値観で、創でない人間を、疎外することは、自然現象として許されない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):健康で文化的な生活が保障されない米国。  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/6/17(金) 1:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しまったk2さん:
>ネットをあちこち探していたら、「医療を受ける権利が保障されない国より」という、
>ここをヒットした。
>http://www.kisc.meiji.ac.jp/~kokkaron/essay.udagawa.html

小泉-竹中は日本をそのようにアメリカ化するつもりなのかも知れません。
古い資料しかありませんでしたが見てください。今はもっと受診率の低下があることでしょう。何しろ、健康保険改悪、本人負担割合(2割→3割)ですし、その他増税の影響で格差拡大が進んでいることでしょう。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2000.html

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):健康で文化的な生活が保障されない米国。Gokaiさん  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/6/18(土) 17:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokaiさん:
>
>小泉-竹中は日本をそのようにアメリカ化するつもりなのかも知れません。
>古い資料しかありませんでしたが見てください。今はもっと受診率の低下があることでしょう。何しろ、健康保険改悪、本人負担割合(2割→3割)ですし、その他増税の影響で格差拡大が進んでいることでしょう。
>http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2000.html

参考資料をありがとうございます。
マクロで見ますと、明らかに、小ー竹ラインは、あらゆる経済カテゴリーでアメリカ方式を取り入れようとしています。

医療費の抑制を、薬価や医療費そのものの改善で行う前に、患者数の抑制で行おうとしています。

病が、経済に合わせて発生してくれる訳がないでしょうから、その帳尻を低所得者の治療抑制で行おうということでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ご注意>しまったk2さん  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 05/6/18(土) 18:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しまったk2さん(53991):

Ray@スタッフです。

この書き込みは、

>小ー竹ライン

等の部分が掲示板のルール(投稿内容、転載、引用その他/
字種、文字数の制限)のうち

 ・半角カナ文字の使用

に抵触するものですのでご注意申し上げます。

#ルールの詳細は「掲示板のルール」をご参照ください#

同様の書き込みが繰り返される場合には
掲示板のルールを遵守する意志のないものとして
削除・書き込み制限措置の対象と見なします。

なお、この件に関して総合掲示板に書かれたご意見には
原則としてレスいたしませんのであらかじめご了承ください。
よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):健康で文化的な生活が保障されない米国。  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/6/17(金) 10:09  -------------------------------------------------------------------------
   しまったk2さん

こんにちは。私は「医療問題を考える」というスレッドで、アメリカの医療事情について、度々照会していますが、本当にアメリカの医療費は馬鹿高いのです。前に調べたものを若干照会しましょう。

○子宮筋腫の治療費 日帰り外来手術 100万円以上
○出産費用 14,000ドル 150万円
 [出産費用請求内訳]
 産婦人科医:7,000ドル 麻酔科医:2,000ドル 小児科医: 2,000ドル 
 入院費:3,000ドル 締めて計:14,000ドル
○嘔吐と下痢 
 ロタウイルス感染で5日間の入院費  70万円

<盲腸手術入院の都市別総費用ランキング> 2000年AIU調べ
 順位  都市名       平均費用  平均入院日数
  1  ニューヨーク    243万円   1日
  2  ロサンゼルス    194万円   1日
  3  サンフランシスコ  193万円   1日
  4  ボストン      169万円   1日  
※因みに日本は7日間で35万ほで、個人負担分はこれの3割です。

○アメリカ各地の入院・部屋代1日分(部屋代だけです)
ニューヨーク             ロサンゼルス
 個  室:約150,000円 〜      個  室:約100,000円 〜 
 セミ個室:約100,000円 〜      セミ個室:約 80,000円 〜
 一般病棟:約 70,000円 〜 
                
何故「アメリカではこんなにも医療費が高いのか」については、医療制度そのものが違うので、日本との単純な比較は難しいが、やはり一番の原因はドクターフィー、ホスピタルフィー等の人件費が高いという事と、注目しなければならないのは、訴訟です。

アメリカでは、近年、防衛医療・保身医療は医療過誤訴訟だけの問題ではなく、医療過誤訴訟の恐怖による「無駄な」医療が、アメリカの医療費を大きく引き上げていることも見逃せないのです。

例えば頭痛の患者さんを診察する際、医師は頭痛の部位や起こり方、経過などから鑑別診断を進め、その結果、鎮痛剤の処方や「様子を見ましょう」だけの場合が多いものです。

しかし、稀には脳腫瘍や脳内出血などが潜む場合もあり、過度な訴訟社会ともなれば、医師は保身のために全ての頭痛の患者さんに頭部のCT・MRI検査を指示するようになります。こういう医療が訴訟社会が生んだ無駄な医療費であり、高い医療費の原因になっているのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):健康で文化的な生活が保障されない米国。  ■名前 : 海幸彦  ■日付 : 05/6/17(金) 18:31  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん、
盲腸の手術代、高いですねー。日本も、アメリカも。アメリカの高さはなんでしょう。これでは貧しい人は絶対支払えないではないですか。盲腸になれないなんて、ひどいことですね。まさか、まさか。何かサポート・システムあるのではないですか?
アメリカのイメージダウンですよ。盲腸にかかれない社会なんて。
何かの間違いではないんですか、ホント。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):健康で文化的な生活が保障されない米国。キタキツネさん  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/6/18(土) 18:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:こんばんわ
>
>こんにちは。私は「医療問題を考える」というスレッドで、アメリカの医療事情について、度々照会していますが、本当にアメリカの医療費は馬鹿高いのです。前に調べたものを若干照会しましょう。
>
>○子宮筋腫の治療費 日帰り外来手術 100万円以上
>○出産費用 14,000ドル 150万円
> [出産費用請求内訳]
> 産婦人科医:7,000ドル 麻酔科医:2,000ドル 小児科医: 2,000ドル 
> 入院費:3,000ドル 締めて計:14,000ドル
>○嘔吐と下痢 
> ロタウイルス感染で5日間の入院費  70万円
>
><盲腸手術入院の都市別総費用ランキング> 2000年AIU調べ
> 順位  都市名       平均費用  平均入院日数
>  1  ニューヨーク    243万円   1日
>  2  ロサンゼルス    194万円   1日
>  3  サンフランシスコ  193万円   1日
>  4  ボストン      169万円   1日  
> ※因みに日本は7日間で35万ほで、個人負担分はこれの3割です。
>
>○アメリカ各地の入院・部屋代1日分(部屋代だけです)
>ニューヨーク             ロサンゼルス
> 個  室:約150,000円 〜      個  室:約100,000円 〜 
> セミ個室:約100,000円 〜      セミ個室:約 80,000円 〜
> 一般病棟:約 70,000円 〜 
>                
>何故「アメリカではこんなにも医療費が高いのか」については、医療制度そのものが違うので、日本との単純な比較は難しいが、やはり一番の原因はドクターフィー、ホスピタルフィー等の人件費が高いという事と、注目しなければならないのは、訴訟です。
>
>アメリカでは、近年、防衛医療・保身医療は医療過誤訴訟だけの問題ではなく、医療過誤訴訟の恐怖による「無駄な」医療が、アメリカの医療費を大きく引き上げていることも見逃せないのです。
>
>例えば頭痛の患者さんを診察する際、医師は頭痛の部位や起こり方、経過などから鑑別診断を進め、その結果、鎮痛剤の処方や「様子を見ましょう」だけの場合が多いものです。
>
>しかし、稀には脳腫瘍や脳内出血などが潜む場合もあり、過度な訴訟社会ともなれば、医師は保身のために全ての頭痛の患者さんに頭部のCT・MRI検査を指示するようになります。こういう医療が訴訟社会が生んだ無駄な医療費であり、高い医療費の原因になっているのです。

ひどいものですね。
とにかく、保険=互助という日本システムではなく、アメリカは保険=自己防衛という図式になっています。

ですから、多少、民間保険料が高くても、それを払うちからのある者は、治療費支払の自己防衛のために、保険に入るでしょう。その結果、低所得者は、対応できなくなり、医療の外に置いていかれます。

日本の場合は、まだ、互助という考え方があるのでしょうが、国民健康保険の不健康なシステムや、介護保険の有名無実化が進行している状態を見るにつけて、次第に、自己防衛の方にシフトされていくのではないでしょうか。そして、金のあるものと民間医療保険に加入している者だけが、ちゃんとした医療が受けられるようになるのでしょう。

単一民族日本の互助システムを多民族国家アメリカの自己防衛方式に置き換えていくわけです。大した進化です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):健康で文化的な生活が保障されない米国。  ■名前 : peace  ■日付 : 05/6/17(金) 13:03  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しまったk2さん:
こんにちは

90年代初頭にニューヨークにいたのですが、無保険だったので虫歯の治療にもおいそれとはいけない状態でした、(貧乏だったので)それでも我慢できない虫歯の神経を抜いてもらうだけでも確か3万円くらいかかったような気がします。
ついでに要治療の歯の治療見積もりを取ってくれたのですが、なんと1万ドル(100万円以上)を越えていました。

当時、ハーレムの幼児死亡率はバングラデシュのそれより高く、救急車は有料でニューヨーク市内でも地域によって来てくれなかったりしました。

マンハッタン島は世界でも有数のお金持ちが住み、一方で助かるはずの初歩的な治療も受けられないで死んでゆく子どもたちがいました。
ほんの歩いて1時間もかからないところで天国と地獄がありました。

お金持ちにはそんな子どもたちは見えません、まるで透明人間のような存在なのです。

そして日本にも透明人間が増えてきたような気がします。みなさんにはブルーシートで生活されている方々が見えますか?

今の日本の構造改革の先にはアメリカ化された社会が待ち受けているような気がします。

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