Page 490 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼東海地震の危険性 たけチャン 05/7/24(日) 13:10 ┣テロに脆い日本の原発 たけチャン 05/7/24(日) 13:28 ┃ ┗嘘、無知といわれるのもなぁ。 退役軍人 05/7/24(日) 15:16 ┃ ┣Re(1):愚問を承知で 相良唯夫 05/7/24(日) 16:47 ┃ ┃ ┣鋭い指摘でよ。 退役軍人 05/7/25(月) 0:21 ┃ ┃ ┣愚問ではありません。 その 1 退役軍人 05/7/25(月) 17:32 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):愚問ではありません。 その 1 相良唯夫 05/7/25(月) 18:06 ┃ ┃ ┃ ┗東海地震と浜岡原発 たけチャン 05/7/25(月) 18:20 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):東海地震と浜岡原発 相良唯夫 05/7/25(月) 18:51 ┃ ┃ ┣愚問ではありません。 その 2 退役軍人 05/7/26(火) 0:05 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):愚問ではありません。 その 2 相良唯夫 05/7/26(火) 7:50 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):愚問ではありません。 その 2 たけチャン 05/7/26(火) 10:11 ┃ ┃ ┃ ┗良く読みましょう。 退役軍人 05/7/26(火) 13:17 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):良く読みましょう。 たけチャン 05/7/26(火) 20:18 ┃ ┃ ┃ ┗これがデーターですか。?? 退役軍人 05/7/26(火) 23:37 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):これがデーターですか。?? たけチャン 05/7/27(水) 1:02 ┃ ┃ ┃ ┗ため息しか出ませんよ。 その1 退役軍人 05/7/27(水) 14:16 ┃ ┃ ┃ ┗ため息しか出ませんよ。 その 2 退役軍人 05/7/27(水) 14:24 ┃ ┃ ┃ ┗ため息しか出ませんよ。 その 3 退役軍人 05/7/27(水) 14:51 ┃ ┃ ┗愚問ではありません。 その 3 退役軍人 05/7/26(火) 0:45 ┃ ┃ ┣Re(1):愚問ではありません。 その 3 J.I 05/7/26(火) 1:42 ┃ ┃ ┗Re(1):愚問ではありません。 その 3 相良唯夫 05/7/26(火) 8:10 ┃ ┗後だしジャンケン たけチャン 05/7/24(日) 16:48 ┃ ┗Re(1):後だしジャンケン tomyk 05/7/24(日) 17:28 ┗Re(1):東海地震の危険性 たけチャン 05/7/27(水) 19:42 ┗浜岡原発データー改竄 たけチャン 05/7/27(水) 19:45 ┗原発廃止へ たけチャン 05/7/27(水) 19:57 ┗Re(1):原発廃止へ たけチャン 05/7/27(水) 19:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 東海地震の危険性 ■名前 : たけチャン ■日付 : 05/7/24(日) 13:10 -------------------------------------------------------------------------
脅威には解決可能なものと、解決不可能なものがある。 意図的に煽られている北朝鮮の脅威は政治的な交渉によって解決可能である。 自然災害は人智ではいかんともしがたい。自然の脅威は解決不可能である。 その被害はいずれも、最小限にする努力が必要である。 スマトラ沖大地震は12月の満月に起きた。今月の満月は21日(木)であった。東海大地震も満月か新月の前後に起きる可能性が高い。 東海大地震の危険性の周知と、できうる限りの対策を実施する時期に来ている。 被害は、無能内閣の退陣程度から首都放棄まで限りなく考えられている。 北朝鮮がどうのこうのよりも、何百倍も大きな被害が起きるかも知れないときに、 自然災害には春の転寝を決め込むマスコミと政治家の気が知れない。「大企業擁護でいけば、大地震も怖くない」これが新たな日本のキャッチフレーズか。静岡の地価が下がるような発言は迷惑千万というところか。 http://www.stop-hamaoka.com/ http://blog.livedoor.jp/stop_hamaoka/ http://www.h2.dion.ne.jp/~m-kawai/ http://www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-2.html http://gospel.sakura.ne.jp/pukiwiki/pukiwiki.php?%C9%CD%B2%AC%B8%B6%C8%AF http://www.geocities.jp/ear_tn/ |
▼たけチャンさん: http://www.stop-hamaoka.com/kikuchi/kikuchi2.html 参照 日本の原発は屋根が無いのも同然との、専門家の発言がありました。 アメリカの「バンカーバスター」という特殊兵器でないと貫通できないほどの コンクリートで囲われていると発言した御仁がいました。一体全体、どうなっているんでしょう。どちらかが嘘をついているのでしょうか。それとも単に無知だったのか。 |
たけチャンさん、こんにちは。 相変わらずですねぇ。(苦笑 きちんと投稿の意図するところを理解されることが必要であると指摘しておきます。 ネットを探して見つけた情報を無検証で受け入れて、嘘つきとか無知呼ばわりはいけませんよ。(失笑 ▼たけチャンさん: >▼たけチャンさん: >http://www.stop-hamaoka.com/kikuchi/kikuchi2.html 参照 >日本の原発は屋根が無いのも同然との、専門家の発言がありました。 >アメリカの「バンカーバスター」という特殊兵器でないと貫通できないほどの >コンクリートで囲われていると発言した御仁がいました。一体全体、どうなっているんでしょう。どちらかが嘘をついているのでしょうか。それとも単に無知だったのか。 その屋根の部分にしか弱点がないから、特殊な兵器でなければ可能性は無いと指摘しているのです。 自爆テロ攻撃のような、数十Kg程度の高性能爆薬では原子炉容器どころか、側壁を破壊することすら出来ないということです。 即ち、地上からの攻撃では原子炉容器に損傷を与えられないと言っているのです。 ここが私の主張の主眼です。 あなたの主張にある、広島長崎の十万倍とか、54ヶ所の原発がメルトダウンしてしまう可能性とか、こういったことはありえないと指摘しているのです。 そこにピンポイントで直撃できる兵器しか可能性はない。 しかも原子炉容器は特殊な方法で作られた、高い内部圧力に耐えられる構造ですよ。 仮に通常の1トン爆弾で屋根を直撃できても、原子炉容器に穴を開けることは出来ませんよ。 厚さ6.7mメートルの強化コンクリートを貫通できる能力を持つバンカーバスターでなければ、命中しても原子炉容器に穴を開けることすら難しいってことです。 高い精度で屋根を貫通し、かつ原子炉容器に正確に命中しないとメルトダウンのような致命的な事態にはならないと指摘しているってことです。 GPSガイド型のバンカーバスターでも、数10m程度の誘導誤差があります。 レーザーガイド型では、命中する迄の間、正確に着弾照準点にレーザーを照射し続ける必要があります。 こういった高精度誘導爆弾でも、一発必中ってわけにはいかない現実もあるのです。 まぁ、十発投射して半分原子炉容器に命中するぐらいの精度しかありませんよ。 CEP(Circular Error Probability)ってご存じですか、半数必中半径ってことですけれど。 バンカーバスターとしては公開されていませんけれど、公開されている他の爆弾と共通の誘導システムを使っていますからね、ほぼ同じとしても約10mですよ。 爆弾としての精度は従来の常識を覆す高精度ですけれど、地球上の一点にある直径10mから20m程度の構造物に命中させるのは至難の業であるということです。 何故に爆弾のような投射兵器を提示したのか。 前提として、原子炉建屋に屋根という弱点があると認識しているからですよ。 念のために、私の記述を転載しておきます。 >>自爆テロという手段を使い、10Kgだか20Kgだかのプラスチック爆弾で原子炉がメルトダウンですか。 >>コンポジット-4を使うんですか、それとも違う爆薬ですか。 >>オクラホマシティで使われたような大型タンクローリーに、プラスチック爆弾を満載して、自爆テロ攻撃を仕掛けたと仮定しても、原子炉建屋にヒビを入れることが出来るぐらいです。 >>ありえない話ですね。 >>原子炉建屋に穴を開けることですら出来ないでしょう。 >>原子炉建屋に穴を開けて、原子炉容器に損傷を与えることができる兵器は、米軍のディープスロート(別名バンカーバスター)しか存在しません。 >>BLU-113/B 自由落下型超貫通爆弾 >>GBU-28/B レーザー誘導型超貫通爆弾 >>GBU-37/B GPS誘導型超貫通爆弾 B-2ステルス爆撃機用 >>この三種類の兵器だけです。 >>それも投射できる運搬手段はF-15Eストライクイーグルか、B2ステルス爆撃機だけ。 どこにあなたの指摘にあるような、 >アメリカの「バンカーバスター」という特殊兵器でないと貫通できないほどの >コンクリートで囲われていると発言した御仁がいました。 このような内容の発言がありますか。?? 大丈夫.....ですか。??????? |
▼退役軍人さん: レスの場所が違いますが、横から失礼いたします。 たけチャンさん場所を借ります。 貴兄の投稿にはいつも感心して拝読させていただいています。 無知を承知しながら質問しますが、原子力発電は地震には安全ですか? エネルギー問題のところでも私の浅い知識ではとても理解に及ばない高いレベルで話されていましたが、京都議定書の目標である「2010年のCO2輩出量を90年比マイナス6パーセントに抑制」するための国民運動「チーム・マイナス6%」という運動がありますが、それは無意味とお考えですか? その温暖化防止に6つの呼びかけがあります。 ●冷房は28度に設定しよう ●蛇口はこまめに閉めよう ●エコ商品を選んで買おう ●アイドリングをなくそう ●過剰包装を断ろう ●コンセントをまめに抜こう この中のエコ商品と言われている省エネ商品は、実は企業のためであって本当のエコにはつながらないのでしょうか? 家電では、冷蔵庫、エアコン、液晶テレビは随分と消費電力は下がっております。 購買の判断基準として消費電力の少ない製品を選びたいと思いますが? ハイブリッドカーも低燃費になっているように思われますが、諸費者にとっては省エネ商品とは言い難いのでしょうか? 屋根貯金と言ってメーカーが宣伝している、家庭での太陽光発電も無駄なものでしょうか? |
相良唯夫さん、こんばんは。 明朝から関西エリアに出張なので、お答えを書く時間がありません。 少し、待って頂けるとありがたいのですが。 鋭い質問であるとだけ。 申し訳ありません。 |
相良唯夫さん、こんにちは。 京都出張中の退役軍人です。 京都の夏は暑い.........、標準体重をかなり超えた私には拷問に近い暑さです。 この気温上昇は、どのくらいの割合で人間が排出した熱によるものなんだろうなぁ、なんて考えながら滝のような汗を流して宿にたどり着きました。 ▼相良唯夫さん: >貴兄の投稿にはいつも感心して拝読させていただいています。 ありがとうございます。 >無知を承知しながら質問しますが、原子力発電は地震には安全ですか? 安全であると言えます。 私の仕事の領域では、通信施設に対する耐震構造と耐震工事に明確な指針があります。具体的には、マグニチュード 8.0 の直下型地震にも耐えられ、機器の倒壊等が起きないことはもちろんのこと、機能障害を出さない基準で設計されます。 原子力発電所はもっと厳しい基準で設計されます。 何度か、原子力関連施設の通信設備設計をやったことがあります。 初めて設計した時に、一番厳しいと思われる基幹通信施設の設計基準で設計したのだけれど、ダメを出されて設計をやり直したことがあります。 具体的な基準は、安全上の理由からか設計側にも示されませんでした。 しかしながら、金属加工物の強度計算書への添削から見て、加えられると想定している地震エネルギーは、通常の基準(建築基準法)のほぼ三倍程度であると考えます。 この三倍という基準で設計すれば、ダメを出されることはありませんでした。(苦笑 個人的には、過剰な設計であると考えていますが、安全第一ですからね。 たかだか、100Kg程度の物を固定するのに10tを超える荷重に耐えられる設計って、なんなんだよ。って思ってました。(笑 あとは立地条件だと思います。 近くに活断層がないこと、強固な安定した岩盤が比較的浅いところにあること、これに核燃料の搬入や使用済み核燃料の搬出に使える、水深が深い港湾施設が建設可能なこと、更には冷却水として使う海水の取水と排水が可能なことなど。 これに、電力の大消費地からあまり離れていないこと等の条件も加わります。 かなり厳しい条件なので、どうしても集中してしまうのではないかと見ています。 現在までに建設された原子力発電所は、私の知る限りでは堆積土壌の上に作られている物は一ヶ所もありません。 全て、強固な岩盤が露出するまで掘削して基礎を築き、半地下構造としているようです。地表から見えている部分よりも随分と広く深い基礎構造を持っているということかと。 また構築物も、岩盤に接する底辺を長く広くとって高さを低く作る、言ってみれば薄い杯を伏せたような構造です。 このような十分すぎる程の構造物の強度と、あとは地震を検出すると自動的に緊急停止するフェイルセイフの仕組みで保護されています。 地震に対しては、安全であると見ています。 過去の事故を検証すると、そのほとんどがヒューマンエラーを原因とするのではないでしょうか。 利益優先で、安全性を過信した運用がされているのであれば、これは大問題です。 個人的には、そうではないと見ていますけれど。 続きの省エネ関連は、またあとで。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: お忙しい中、丁寧にお教えいただき、ありがとうございました。 知らない世界を知り、なんか自分が知識人になったような錯覚をしています。 原子力発電は批判も多く、賛否両論があります。 十分なる説明も大事なことですね。 何事もそうですが、頭ごなしに人の意見を否定しては、 建設的ではないですね。 声の大きい者の意見のみが通る社会にしてはなりません。 分かりやすい丁寧なご説明ありがとうございました。 きっとお読みになっている皆様もお喜びのことと思います。 続きを楽しみにしています。 |
東海地震と浜岡原発 について専門家の記述があります。 中部電力は株価に影響するから、絶対大丈夫と言っている。 退役軍人さんの説明はhttp://www.chuden.co.jp/torikumi/fr_atom.htmlと良く似ています。 ロスの地震で橋げたが落ちたとき、日本の橋は構造が違うから大丈夫と言われていた。原発は大丈夫ですかね。もし、放射能漏れ被害があったとき中部電力は被害者に損害補償をするんですかね。補償は全くないそうです。自己責任というやつだそうです。 一方、安全ではないと言っているサイトもあります。 http://www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-2.html#2 両サイトを良く比べて研究することですね。何せ、自己責任ちゅうことですから。 東海大地震の危険性についての人々の意識も重要である。 周辺の地価の変化を調査するといいかもね。 |
▼たけチャンさん: >東海地震と浜岡原発 について専門家の記述があります。 >中部電力は株価に影響するから、絶対大丈夫と言っている。 企業は絶対安全と言います。それは当然でしょうね。 不安であるならば、原子力に代わる電力供給をしなければなりません。 何があるのでしょう? 両サイトを比べて研究することも大切ですね。 ある人から原子力発電所の電気の波動がいけないと聞いたことがあります。 ???ですが、いろいろな意見がありますね。 何が正しいかを判断するのは難しいが、 真実は一つですから、冷静に見極めたいですね。 |
続きです。 >エネルギー問題のところでも私の浅い知識ではとても理解に及ばない高いレベルで話されていましたが、京都議定書の目標である「2010年のCO2輩出量を90年比マイナス6パーセントに抑制」するための国民運動「チーム・マイナス6%」という運動がありますが、それは無意味とお考えですか? >その温暖化防止に6つの呼びかけがあります。 >●冷房は28度に設定しよう ●蛇口はこまめに閉めよう ●エコ商品を選んで買おう ●アイドリングをなくそう ●過剰包装を断ろう ●コンセントをまめに抜こう >この中のエコ商品と言われている省エネ商品は、実は企業のためであって本当のエコにはつながらないのでしょうか? >家電では、冷蔵庫、エアコン、液晶テレビは随分と消費電力は下がっております。 >購買の判断基準として消費電力の少ない製品を選びたいと思いますが? >ハイブリッドカーも低燃費になっているように思われますが、諸費者にとっては省エネ商品とは言い難いのでしょうか? >屋根貯金と言ってメーカーが宣伝している、家庭での太陽光発電も無駄なものでしょうか? 問題は大まかに分けて「三つ」あると思うのです。 ★問題 1 まずは、現在進んでいると思われる地球規模の温暖化について。 ○この原因が、長い周期による、地球規模の温暖化と寒冷化の繰り返しという現象なのか。 ●それとも、人類が化石炭化水素燃料を使い、長い時間を経て固体化された炭素をCO2として放出しているために起きているのか。 これは、原因と結果がまったく逆であるということですよね。 一例を挙げると 海という大きな規模の水は、CO2を溶かして保持するという働きがあります。 ところが、海水温度が高くなると物理的に溶けておくことが出来るCO2の量が減っていきます。 海水温度が上がることによって、海水中のCO2が大気に放出されるということ。 即ち、大気中のCO2濃度の増加は大気温度上昇→海水温度上昇という原因でもたらされた結果ということになりますよね。 こういった説もあるということ。 そして、南極の氷に閉じ込められた太古の大気の分析から、寒冷化した時代は大気中のCO2濃度が低く、温暖な時代の大気はCO2濃度が高かったという結果が得られているそうです。 ただし、地球環境というのは、とんでもない複雑系ですからね。 他の原因もあるのかもしれない、完全に解析できている訳ではないということです。 有史以前に、周期的に温暖化と寒冷化を繰り返してきた事実があり、これに人類の活動が関与していたはずはないのですから。 ★問題 2 そして、化石炭化水素燃料が有限であるという問題。 いうまでもなく、人類は大量に化石炭化水素燃料を消費しながら、文明を築き上げてきました。 現在も続けている訳ですが、この頼みの綱が有限であるということ。 このまま無節操に消費していけば、数十年で枯渇してしまうでしょうね。 即ち、文明を維持したければ「他のエネルギー源」を確保しなければならない現実に直面しているということです。 数十年の時間では難しいでしょう。 そこで、新しいエネルギー源を見出すまで、化石燃料を上手に使って枯渇までの時間を伸ばす命題に直面している訳です。 省エネルギーの本質はここにあると思いますよ。 ★付帯する問題 としての環境負荷 内燃機関は便利で、かなりの効率で化石炭化水素燃料を運動エネルギーに変えてくれます。 問題は、おまけとして排出されるやっかいな有害物質ですよね。 酸性雨の原因とされるNOxや、ディーゼル燃料に残る硫黄による硫化物などなど。 燃料だけでなく、エネルギーを消費して作られた物を廃棄した場合の環境負荷もあります。 環境中に放置すれば、有毒な酸化物を形成してしまう重金属などが代表選手でしょうか。 また、高性能バッテリー製造に不可欠な稀少金属(リチウム等)を大量に必要とし、寿命を迎えたときの回収の方法すら確立しておらず、環境中に廃棄されてしまう可能性が高いこと等々。解決すべき問題はたくさんあります。 続きます |
▼退役軍人さん: >問題は大まかに分けて「三つ」あると思うのです。 > >★問題 1 まずは、現在進んでいると思われる地球規模の温暖化について。 > >○この原因が、長い周期による、地球規模の温暖化と寒冷化の繰り返しという現象なのか。 >●それとも、人類が化石炭化水素燃料を使い、長い時間を経て固体化された炭素をCO2として放出しているために起きているのか。 > >これは、原因と結果がまったく逆であるということですよね。 わかりました。 >一例を挙げると > >海という大きな規模の水は、CO2を溶かして保持するという働きがあります。 >ところが、海水温度が高くなると物理的に溶けておくことが出来るCO2の量が減っていきます。 >海水温度が上がることによって、海水中のCO2が大気に放出されるということ。 > >即ち、大気中のCO2濃度の増加は大気温度上昇→海水温度上昇という原因でもたらされた結果ということになりますよね。 > >こういった説もあるということ。 > >そして、南極の氷に閉じ込められた太古の大気の分析から、寒冷化した時代は大気中のCO2濃度が低く、温暖な時代の大気はCO2濃度が高かったという結果が得られているそうです。 > >ただし、地球環境というのは、とんでもない複雑系ですからね。 >他の原因もあるのかもしれない、完全に解析できている訳ではないということです。 > >有史以前に、周期的に温暖化と寒冷化を繰り返してきた事実があり、これに人類の活動が関与していたはずはないのですから。 CO2が温暖化の直接の原因ではないのですね。 温暖の時代がCO2濃度が高いということですか? 京都議定書のCO2削減目標が意味をなさないと考えるのも肯けるのですが、人間の生き方として、「自然の恵みの中で生かされている」と考え、その恵みに感謝をした生活が大切であると思います。 限りある資源を無駄なく、有効に利用する工夫は企業も消費者も必要でしょう。 CO2の排出量を減らすという意識が、地球環境を考え、物を大切にする方に向えば「チーム・マイナス6%」という運動も無意味ではないですね。 >★問題 2 そして、化石炭化水素燃料が有限であるという問題。 > >いうまでもなく、人類は大量に化石炭化水素燃料を消費しながら、文明を築き上げてきました。 >現在も続けている訳ですが、この頼みの綱が有限であるということ。 >このまま無節操に消費していけば、数十年で枯渇してしまうでしょうね。 > >即ち、文明を維持したければ「他のエネルギー源」を確保しなければならない現実に直面しているということです。 > >数十年の時間では難しいでしょう。 >そこで、新しいエネルギー源を見出すまで、化石燃料を上手に使って枯渇までの時間を伸ばす命題に直面している訳です。 > >省エネルギーの本質はここにあると思いますよ。 そのように思います。 >★付帯する問題 としての環境負荷 > >内燃機関は便利で、かなりの効率で化石炭化水素燃料を運動エネルギーに変えてくれます。 > >問題は、おまけとして排出されるやっかいな有害物質ですよね。 >酸性雨の原因とされるNOxや、ディーゼル燃料に残る硫黄による硫化物などなど。 > >燃料だけでなく、エネルギーを消費して作られた物を廃棄した場合の環境負荷もあります。 >環境中に放置すれば、有毒な酸化物を形成してしまう重金属などが代表選手でしょうか。 > >また、高性能バッテリー製造に不可欠な稀少金属(リチウム等)を大量に必要とし、寿命を迎えたときの回収の方法すら確立しておらず、環境中に廃棄されてしまう可能性が高いこと等々。解決すべき問題はたくさんあります。 この「おまけ」として排出される有害物質が問題ですね。 >続きます |
▼退役軍人さん: 退役軍人さんは色々調べられて投稿されてご苦労様です。 問題点を指摘しておきます。 「内燃機関は便利で、かなりの効率で化石炭化水素燃料を運動エネルギーに変えてくれます。」と述べています。これでは全くダメです。当面の、近未来の技術の課題は、上記の効率を如何に上げるかにあります。現状の火力発電所の総合的な効率が30%以下であることを知っていて、「かなりの効率」と言うのであれば意図的である。最近流行のコジェネレ−ションの効率は70から80%である。さらには燃料電池はそれ以上である。これ等の技術の発展を単に、それを開発するエネルギーが無駄であると、斬捨てるだけではダメでしょう。 退役軍人さんは、将来の展望をまだ、別のトピでも全然述べていない。私は、展望を持っています。展望を持った上での、現状の技術の至らなさの指摘は意味がある。しかし、何も展望も無いのに、あれもダメこれもダメでは、世の中暗くなりませんか。 http://www.fukui-iic.or.jp/library/magazine/0005/e&e.html |
たけチャンさん、こんにちは。 チャッチャッと昼休みに書いちゃいます。 ▼たけチャンさん: >▼退役軍人さん: >退役軍人さんは色々調べられて投稿されてご苦労様です。 小さな親切、大きなお世話と言っておきます。 自身の認識を示す投稿で、調べ物ですかぁ。(笑 まぁ、議論をミスリードしたり、見当違いの数値を示して誤解を招かないように、第三者が示すデーターとの相互検証はしますけれどね。 >問題点を指摘しておきます。 あはは、拝聴いたしましょう。 >「内燃機関は便利で、かなりの効率で化石炭化水素燃料を運動エネルギーに変えてくれます。」と述べています。これでは全くダメです。当面の、近未来の技術の課題は、上記の効率を如何に上げるかにあります。現状の火力発電所の総合的な効率が30%以下であることを知っていて、「かなりの効率」と言うのであれば意図的である。 あのぉ、内燃機関(エンジン)について語っているのですけれど。(苦笑 汽力発電が主流である火力発電所は外燃機関のカテゴリーなんだけどなぁ。 まっ、いいか。(笑 ハイブリッドカーを論ずる対象として語っている文脈を、どう理解すれば火力発電所の効率を語ったことになり、かなりの効率でと述べているのが意図的なんでしょうか。 記述の瑕疵を意図的に探すからこういった、見当外れの指摘というか、........ はっきり申し上げて取れてもいない揚げ足取りになっちゃう。 火力発電所って、内燃機関(エンジン)の範疇に入るのでしょうか。 まぁ、離島などではディーゼルエンジン発電機による電力供給もされてはいますがね。 キーを差し込んで、スターターを回せばエンジンが始動し、直ちに動くことが出来るという至便性、これは便利なんじゃあないですか。 化石炭化水素燃料をエンジンの特性に応じて精製しただけの燃料が直接、【車が走る】という運動エネルギーに変わるということですよ。 火力発電所のエネルギー効率とか、コジェネレーション、更には燃料電池について語っているわけではありませんよ。 ついでですから、ご指摘の【効率】という点で見解を述べておきます。 >最近流行のコジェネレ−ションの効率は70から80%である。さらには燃料電池はそれ以上である。 これは明らかな誤りです。 もうちょっと良く調べられた方がよろしいかと、老婆心からご忠告申し上げます。 コジェネレーションは発電という過程で、これまで廃棄するしかなかった廃熱を利用して冷暖房に使ったり、ボイラーの熱源として有効利用するから、総合的な熱効率という点で、エネルギー効率が高いということ。 つまり総合的な熱効率として高いということですよ。発電効率という点だけを捉えれば、火力発電所と大差ないということかと。 ↓根拠を示しておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3 さらに言わせていただくと、発電効率という点で見れば、一般的な火力発電所では発電効率40%程度とされています。 ↓根拠を示しておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E6%96%99%E9%9B%BB%E6%B1%A0 >これ等の技術の発展を単に、それを開発するエネルギーが無駄であると、斬捨てるだけではダメでしょう。 投稿を良く読んで、文意を正確に理解して下さいな。 省エネルギーというか、エコの取り組みを全て否定している訳じゃあない。(断言 >退役軍人さんは、将来の展望をまだ、別のトピでも全然述べていない。私は、展望を持っています。展望を持った上での、現状の技術の至らなさの指摘は意味がある。しかし、何も展望も無いのに、あれもダメこれもダメでは、世の中暗くなりませんか。 展望は既に示されていますよ。 既存の技術である核分裂反応を利用する原子力か、開発中というか基礎研究中の核融合反応を利用するか。 これしかないと考えますが、それともこのどちらにも頼らない夢のエネルギー源があるのですか。?? 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: >たけチャンさん、こんにちは。 燃料製造効率 走行効率 総合効率 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ガソリン内燃機関 85% max:23% max:20% と言うデータがあります。 退役軍人さんはこのデーターを知っていて、それとも別のデーターに基づいて、 「内燃機関は便利で、かなりの効率で化石炭化水素燃料を運動エネルギーに変えてくれます。」と、「かなりな」効率と言っているのでしょうか。効率の検討がポイントです。「かなりな」ではかなりいい加減ですね。 将来のエネルギーが主に原子力発電、核融合発電とすると、車は主に電気自動車ということになる。内燃機関は効率が悪いから、すべて電気自動車に取り替えようということですね。効率が確かに良くなるでしょうね。でも日本のような地震国で原発は危険だという意見も多い。効率はよくなっても、核廃棄物で汚染される「おまけ」がある。日本の原発はまだ、マグニチュード8以上を経験していない。一度でも経験すれば、退役軍人さんの展望がばら色なのか地獄の苦痛なのかがはっきりするでしょう。 原子力以外に様々な選択肢があるのに、「核」がお好きなんですね。 原子力発電などという、世界が既に見限った、電力会社もペイしないと開発を断念している方式に御執心とは、一体どうゆうわけですか。 以下のサイトを検討してみたらどうでしょうか。 http://www.jhfc.jp/fcv_mech/fcv_struct.html |
たけチャンさん、こんばんは。 ▼たけチャンさん: >▼退役軍人さん: > > > 燃料製造効率 走行効率 総合効率 >−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− >ガソリン内燃機関 85% max:23% max:20% > >と言うデータがあります。 >退役軍人さんはこのデーターを知っていて、それとも別のデーターに基づいて、 >「内燃機関は便利で、かなりの効率で化石炭化水素燃料を運動エネルギーに変えてくれます。」と、「かなりな」効率と言っているのでしょうか。効率の検討がポイントです。「かなりな」ではかなりいい加減ですね。 へぇー、どこから引っ張りだしたデーターなんですか。 出展を示さない例示データーなんて、何の役にもたたないし、説得力なんて皆無ですよ。(失笑....... 20%もの総合効率ってどういう根拠に基づいた計算によるものかは知りませんが、いい線いっていると思いますよ。 そんなに良いとは思っても見ませんでした。 かなりどころか、なかなか良い効率ですよ。 まぁ、燃料が持つ熱エネルギーの一割も運動エネルギーに変えられていれば上等だろうと思っていましたから。 >将来のエネルギーが主に原子力発電、核融合発電とすると、車は主に電気自動車ということになる。内燃機関は効率が悪いから、すべて電気自動車に取り替えようということですね。効率が確かに良くなるでしょうね。でも日本のような地震国で原発は危険だという意見も多い。効率はよくなっても、核廃棄物で汚染される「おまけ」がある。日本の原発はまだ、マグニチュード8以上を経験していない。一度でも経験すれば、退役軍人さんの展望がばら色なのか地獄の苦痛なのかがはっきりするでしょう。 馬鹿言っちゃあいけませんよ。(爆笑 得た電気エネルギーで水を電気分解して水素を作り、水素を燃料とし、水噴射システムを利用して高出力とした内燃機関もありますよ。 勿論、燃料電池の燃料として使うことも出来ますし。 ひょっとするとバッテリーを使う充電タイプの電気自動車より効率が良いかもしれませんねぇ。 それと原子力発電所の安全性に問題があるのなら、安全性を高めることが可能です。効率や採算性をある程度犠牲にすればね。 技術の進歩により、手にできる新たなエネルギー源があると仰るのなら、具体的に示してくださいな。 >原子力以外に様々な選択肢があるのに、「核」がお好きなんですね。 >原子力発電などという、世界が既に見限った、電力会社もペイしないと開発を断念している方式に御執心とは、一体どうゆうわけですか。 >以下のサイトを検討してみたらどうでしょうか。 >http://www.jhfc.jp/fcv_mech/fcv_struct.html ペイしないのは現在の経済状況から、それに変わるエネルギーを利用した方が安いってことですよ。 ペイしないと断念しているのは、それに変わる化石燃料が安価であることを理由とします。 ペイするかしないか、即ちビジネスになるかならないか。 これと技術的に可能かどうかは別の次元の話ですよ。 まったく、なにを言っているんだか。(失笑 こんな基本的なことすら理解できていらっしゃらないから、ビジネスとして成り立ちつつあるハイブリッド車が、エネルギーの節約になるなんて仰るのでしょうねぇ。 きちんとした理解をするための基本的な科学、いや理科の知識が決定的に不足しているとお見受けしますよ。 やっぱり、沈黙の初夏さんの指摘は正しかった。(苦笑 さて、原子力や核融合によるエネルギーが駄目だと仰るのであるし、様々な選択肢があるとの仰せですが。 そうであるのなら、 もう一度お訊ねしますが、核分裂利用の原子力エネルギーや核融合エネルギー以外のエネルギーで、現在の化石燃料の代替となるエネルギー源なんてあるのでしょうか。 あると確信されるから否定なさるのでしょうから、きちんと提示してくださいね。 ああそれと、燃料電池はコージェネレーションより効率が良いとのご主張でしたけれど、現在の技術では40%程度が限度のようですねぇ。 70%程度の熱効率が可能なコージェネレーションよりも、40%程度の効率である燃料電池の方が効率が良いとする根拠と、その論旨を示してください。 よろしくお願いします。 失礼いたしました。 追伸 無理なさらなくともよろしいですよ。(笑 |
▼退役軍人さん: > >出展を示さない例示データーなんて、何の役にもたたないし、説得力なんて皆無ですよ。(失笑....... 自分のことは置いといて、よう言うよ。 >得た電気エネルギーで水を電気分解して水素を作り、水素を燃料とし、水噴射システムを利用して高出力とした内燃機関もありますよ。 水素と内燃機関ですか。面白そうですね。追突事故に気を付けましょう。昔、フォードのピントという車が追突されて火災を起こし、莫大な賠償金を払わされて、製造中止になった例もあります。 > >勿論、燃料電池の燃料として使うことも出来ますし。 > >ひょっとするとバッテリーを使う充電タイプの電気自動車より効率が良いかもしれませんねぇ。 > >それと原子力発電所の安全性に問題があるのなら、安全性を高めることが可能です。効率や採算性をある程度犠牲にすればね。 と、思っているだけではね。どこかの国がそんな計画をしていますか。 それとも単なる思いつきですか。 > >技術の進歩により、手にできる新たなエネルギー源があると仰るのなら、具体的に示してくださいな。 燃料電池によるコジェネが原子力、石油大規模発電に変わりうる発電です。 コージェネレーションとは「Co(共同の、二つの)」と「Generation(電気・熱などを発生させること)」から作られた造語です。発電とそれにともなって発生する排熱を、両方利用するシステムのことである。例えば発電効率が30%と低くても、排熱利用効率が50%あれば、一次エネルギーの80%を利用することになり、最先端の発電所の効率を大幅に上回ることができる。自動車でも、冬場の暖房には冷却水の熱を利用している。これも一種のコージェネレーション。 コージェネレーションとは単に組み合わせです。 「燃料電池はコージェネレーションより効率が良いとのご主張でしたけれど、現在の技術では40%程度が限度のようですねぇ。」と頓珍漢なことを言っています。燃料電池の発電効率が40%、排熱利用効率が50%あれば、90%の効率になるでしょ。 なぜ燃料電池によるコジェネかといえば、21世紀はエネルギー分散化の時代 だからである。「分散化」は社会や技術の発展の一つのキーワード。現在の通信の世界の歴史を見れば一目瞭然である。なぜ、ibm360シリーズによるネットワーク管理ではなくて、パソコンとサーバーによってインターネットが構成されているか。分散システムのほうが優れているからである。 分散化による発展が期待されているのがエネルギーです。その分散化によって得られるものは、ずばり省エネ、地球温暖化防止による「緑の地球」です。エネルギーの分散化が省エネになる。燃料電池がこの分散化のために必要である。 以上です。退役軍人さんは、核エネルギーしか眼に入らないようで残念ですな。 |
たけチャンさん、こんにちは。 今日も、昼休みにチャッチャッと書いちゃいます。 ▼たけチャンさん: >>得た電気エネルギーで水を電気分解して水素を作り、水素を燃料とし、水噴射システムを利用して高出力とした内燃機関もありますよ。 > >水素と内燃機関ですか。面白そうですね。追突事故に気を付けましょう。昔、フォードのピントという車が追突されて火災を起こし、莫大な賠償金を払わされて、製造中止になった例もあります。 排気するのは水蒸気だけ、既存のガソリンエンジンを水素と空気の混合気で動かす仕組みです。 パワーの足りない部分を水をシリンダーに直接噴射することで、爆発の熱エネルギーを利用して高圧の水蒸気を発生させエンジン出力を増加させる仕組みです。 元々、WRCラリーカー等の競技用車輛に使われていた【既存技術】を利用した仕組みですけどね。開発したのは、日本の会社です。 この会社は、北京オリンピックで使われる公式車輛数百台の改造を依頼されているそうですよ。 問題は、水を電気分解させて水素を得る仕組みに必要な電力が確保できそうにないとということ。 次善の方法として、化石炭化水素燃料を改質して水素にする仕組みを採用するそうですがね。 新たな問題として、改質装置の小型化が難しいということと、改質装置のエネルギー効率が悪くLNGを原料とすると大量のCO2を排出してしまう点等々。 コストの低減と環境負荷を考えると技術的に解決できる方法が限られていて、真の省エネルギーと言えるかどうか難しいってことてすよ。 更には、移動する手段であるのだから衝突事故などの可能性を考えた安全対策をしておかなければならない点。 これは、水素タンクに高圧のガスを安全に貯めておく技術、言ってみればご指摘の様に安全性の確保という点で問題が残るようですね。 >>それと原子力発電所の安全性に問題があるのなら、安全性を高めることが可能です。効率や採算性をある程度犠牲にすればね。 > >と、思っているだけではね。どこかの国がそんな計画をしていますか。 >それとも単なる思いつきですか。 あのねぇ、具体的な計画の有無とか、ビジネスとして成り立つかどうかと、実現可能な技術が確立しているか、これらは別の次元の話なんですよ。 ビジネスとして成り立つところに手が届きそうなコジェネやハイブリッドカーが、真の省エネルギーとなるのかという論点と同じですよ。 もう少し、複眼的な視点で捉えないと論理的な主張にはならないと指摘しておきます。 >>技術の進歩により、手にできる新たなエネルギー源があると仰るのなら、具体的に示してくださいな。 > >燃料電池によるコジェネが原子力、石油大規模発電に変わりうる発電です。 本気で、そうお考えなのですか。 燃料電池の燃料は、何から得るのですか。(失笑..... 現在のところで、実用可能であろうとされている燃料電池の燃料は◎水素◎ これが主流です。 要は水を電気分解すると水素と酸素になりますが、この逆の過程で水素と酸素を反応させて電気を得るということ。 水素は自然界に採取可能な形で存在しない。化石炭化水素燃料の改質で得るのが一般的。 ★都市ガス(LNG) これも化石炭化水素燃料を改質して水素を得る。 改質の過程で、大量のCO2と廃熱が出るので廃熱の有効利用が必要不可欠。 ★ガソリン これもガソリンを改質して、水素を得る。 ★石炭 これは、ガス化して主成分のCO(一酸化炭素)や水素を燃料電池の燃料として使える可能性があるが、副産物として出る粉塵や硫黄化合物の処理技術が確立していない。 ここまでの燃料電池燃料は、全て化石炭化水素燃料を原料とします。 その使いが現在の内燃機関や外燃機関とは違う方法である、そして現在の内燃機関や外燃機関を使うよりも、本来化石炭化水素燃料が持っている熱エネルギーを効率良く使えそうだ、というだけで【化石炭化水素燃料依存】という現実からは逃れられないということ。 即ち、【枯渇の定めから逃れられない】、ってことです。 したがって、枯渇までの時間を稼ぐ手段にすぎないと言うことになろうかと。 ↑☆ここが議論の肝ですよ。 私の質問は化石炭化水素燃料に頼らない新しいエネルギーがあるのかという問いかけです。 そんなもん、ある訳がないと言っているのです。 続きます。 |
続きです。 可能性としては、とりあえず技術が確立していると考えられる【核分裂を利用する原子力】か、あるいは基礎研究が勧められている【核融合】しか、存在しない事実を指摘しているのです。 一つだけ、あるとすれば技術の確立に手が届きそうな、植物(ケナフのような速成植物)とバクテリアを使った発酵によるアルコール、即ちエタノールやメタノールには可能性があります。 あるいは、メタンハイドレートの採集技術と輸送関連技術が確立すればメタンガスの利用も考えられるけれど、これも【有限】な資源です。あとは、バイオガス、小規模ですが汚水や廃液などを発酵させる仕組みで得ることが可能。 そのメタノールですら↓こういった問題がある。 ★メタノール これも自然界に採取可能な形で存在しない。メタノールそのものに毒性があるのと、燃料電池による発電時に小量副産物として出るホルムアルデヒドの強い毒性が問題となる。 ↓毒性の根拠、シックハウス症候群の原因物質の一つ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%92%E3%83%89 >コージェネレーションとは「Co(共同の、二つの)」と「Generation(電気・熱などを発生させること)」から作られた造語です。(中略)>コージェネレーションとは単に組み合わせです。 余計な解説、と申し上げておきます。 エネルギーの将来を考える上で避けては通れない考察ですからね。 色々と調べてみるのは、エネルギー問題に対する主張をこういった場所で述べるのであれば当然のこと。 さらに、続きます |
更に続きです。 >「燃料電池はコージェネレーションより効率が良いとのご主張でしたけれど、現在の技術では40%程度が限度のようですねぇ。」と頓珍漢なことを言っています。燃料電池の発電効率が40%、排熱利用効率が50%あれば、90%の効率になるでしょ。 必要とされる、つまり要求される電力量と、廃熱が利用可能な要求熱量は比例する関係にあるということですね。 暑い夏は、冷房として廃熱を利用できると、寒い冬は暖房として利用できて、回収出来た50%もの廃熱を有効利用できると仰りたいのかな。 それでは、冷房や暖房さらには給湯の需要が少ない季節はどうするんですか。 それに、回収出来たとしても小さな規模の分散型システムでは、需要がある場所へ持っていくことも出来ない現実がありますよ。 いくら回収できたとしても利用できなければ無駄になるだけだという事実はどう説明しますか。?? それに、廃熱利用といっても摂氏0度から摂氏100度即ち、反応で水素と酸素から精製された水が液体である温度幅の中でしか発電できない燃料電池もありますが、これはどうするんでしょうね。 かなりの高温で発電が可能なタイプの燃料電池でなければ、廃熱利用なんてできない現実と、燃料改質の過程で得られる廃熱ぐらいしか回収出来ませんけれど。(笑 >なぜ燃料電池によるコジェネかといえば、21世紀はエネルギー分散化の時代 だからである。「分散化」は社会や技術の発展の一つのキーワード。現在の通信の世界の歴史を見れば一目瞭然である。なぜ、ibm360シリーズによるネットワーク管理ではなくて、パソコンとサーバーによってインターネットが構成されているか。分散システムのほうが優れているからである。 いまだに、こういう言説にたぶらかされている人がいるのですね。 インターネットの制御分散化は、一昔前は中型コンピューター以上でしか実現されない性能というかポテンシャルを、誰もが鞄入れて持ち歩けるようになった技術の進歩、つまり分散した制御部分の能力が古い大型コンピューターをしのぐ性能を持ったということが一点。 電話などの通信手段と違い、システム設計の概念として【ベストエフォート】を容認したこと、即ち繋がらないときもあるよってこと。 これは、呼損率等の基準で相手がシステムに接続されていれば必ず繋がるという【ミニマムエフォート】をシステム設計の基本とする電話などの既存のネットワークとは違う設計思想であるということが一点。 もう一点は、技術の進歩で世界中を繋ぐ伝送回線が高速化し大容量化したことにより、隣の事務室と接続するのと、東京とニューヨークを接続するのが、接続速度や回線品質という点で変わらなくなったこと、これが一点。 ここまでは因果関係ですけれど、相関関係としてインターネット加入者の爆発的に増加により、ビジネスとして成り立つ投資が可能になったこと。この新規投資によりネットワークと、そのエレメントであるサーバーなどの増設や機能拡張をやりやすくなったことかな。 結論として、分散型の群制御がインターネットというインフラに最も適応していたというシステムの特性を理由としているということです。 全てのネットワーク型インフラに分散制御が適している訳ではありません。 >分散化による発展が期待されているのがエネルギーです。その分散化によって得られるものは、ずばり省エネ、地球温暖化防止による「緑の地球」です。エネルギーの分散化が省エネになる。燃料電池がこの分散化のために必要である。 夢のまた夢と申し上げておきます。 >以上です。退役軍人さんは、核エネルギーしか眼に入らないようで残念ですな。 マクロの視点として地球環境という複雑系と、ミクロの視点でシステム系として捉えるエネルギー問題を、同一の視野で鳥瞰して見る視点と、それぞれの要素のインパクトの大きさを適切に評価する姿勢が、エネルギー問題と環境問題を考える上では、必要不可欠であると指摘しておきます。 失礼いたしました。 いかん、長すぎる昼休みになっちまった。(滝汗...... |
続きです。 閑話休題 これらの問題は、本来別の問題として語られるべきだと考えます。 これを、ハイブリッド車を使うという行為で、全ての問題について解決の方向に寄与する、と考えてしまうのは危険であると思いますよ。 さらに言うと、製造という段階で使われるエネルギーや廃棄という行為で環境に与える負荷を見ないですんでしまうということ。 移動の手段として使っている期間、即ち短期的視点で使用するために使われるエネルギーが【効率よく使える】に過ぎないというのに。 同じ生活を維持するために同じ移動をしても、少ない燃料ですんでしまう、ってことは燃料を購入する金額が少なくてすむという【オマケ】がついてしまう。 また、地球環境の維持に小さいとは言え貢献しているという精神的な満足という【オマケ】も付いて来る。 このオマケが事態を複雑にしている現実を見るべきかと。 太陽光発電も、同じですよ。 昼間しか発電できませんよね、しかも日射の強さは一定ではない。 たくさん発電できる時間帯に得た電力を蓄えておく仕組みが必須となります。 ここでも、また高性能バッテリーの登場です。(笑 太陽電池パネルは直流発電、バッテリーも直流蓄電、ただし不安定な太陽電池パネルの出力を効率よく安全にバッテリーに蓄えるための制御の仕組みも必要です。 これを家庭で安定した電力として使うためにはインバーターという直流を交流に変換する仕組みも必要となります。 こういった仕組みを築くために、消費したエネルギーはどのぐらい必要だったのでしょうね。 こういった仕組みが寿命を迎えるまでに、こういった特別な仕組みを製造するために消費したエネルギー量を上回るエネルギーが得られるのでしょうか。 【薄いエネルギーを、いったん濃くして使う仕組みは、だめだろうな。】という沈黙の初夏さんのご指摘は正鵠を射ていると思います。 だだ、黙って頷くしかない。(苦笑 お金と交換という経済の仕組みの中で、誰もが手が届くようになる、言い換えればビジネスとして利益を生むということと、真の省エネルギーは同義ではないからです。 ただ、エコ商品等全てを否定している訳ではありません。 環境に優しいと標榜する特殊な仕組みよりも、少ないエネルギーで製造されたエネルギー効率の良い製品の方が勝っていると思います。 少ないエネルギー消費で製造され、少ないエネルギーで動かすことが出来て、少ない環境負荷で廃棄が可能な製品を選択することには、それなりの意義があると思います。こまめにコンセントを抜いておくとか、アイドリングストップ等も同じでしょう。 化石炭化水素燃料の寿命を伸ばす、言い換えれば枯渇までの時間を稼ぐという一点において。 環境に優しいというのは、二次的に得られる効果、即ちこれも【オマケ】なのです。 長文失礼いたしました。 |
>退役軍人さま・・ほぼいつもROMやってるJ.I です。なんで東海地震からこうなっちゃうのかな・・ という思いはありますが(あなたも本来ここではなく とおっしゃっていますね)それは兎も角あなたの エネルギー問題、環境問題・・についての・・深く 鋭い、的確なご解説・というか、感銘を受けました。 細かいことでは私の考え方とはちょっと違うところも ありますが・・ どうして世間一般にはあなたのような「言論」が日の目 を見ないのでしょう。 ただ有名?声が大きい?一知半解、生半可の知識で世論を 形成してしまう評論家、有識者の多さ・・・ マスコミ・新聞やテレビの「大衆迎合」路線の大弊害という べきですね。 願わくばここ「老人党」がそういう事で出来てしまった 世間一般の「蒙」を啓く「役」を果たして・・・・・ |
▼退役軍人さん: >続きです。 > >閑話休題 > >これらの問題は、本来別の問題として語られるべきだと考えます。 > >これを、ハイブリッド車を使うという行為で、全ての問題について解決の方向に寄与する、と考えてしまうのは危険であると思いますよ。 > >さらに言うと、製造という段階で使われるエネルギーや廃棄という行為で環境に与える負荷を見ないですんでしまうということ。 > >移動の手段として使っている期間、即ち短期的視点で使用するために使われるエネルギーが【効率よく使える】に過ぎないというのに。 > >同じ生活を維持するために同じ移動をしても、少ない燃料ですんでしまう、ってことは燃料を購入する金額が少なくてすむという【オマケ】がついてしまう。 > >また、地球環境の維持に小さいとは言え貢献しているという精神的な満足という【オマケ】も付いて来る。 この【オマケ】がありがたいことでもあるが、製造とか廃棄が環境に与える負荷を考えなければならないということですね。 これは製造コストが下がり、より効率的の製品が完成されても同じですか? > >このオマケが事態を複雑にしている現実を見るべきかと。 > >太陽光発電も、同じですよ。 > >昼間しか発電できませんよね、しかも日射の強さは一定ではない。 >たくさん発電できる時間帯に得た電力を蓄えておく仕組みが必須となります。 > >ここでも、また高性能バッテリーの登場です。(笑 > >太陽電池パネルは直流発電、バッテリーも直流蓄電、ただし不安定な太陽電池パネルの出力を効率よく安全にバッテリーに蓄えるための制御の仕組みも必要です。 太陽光発電の場合はバッテリーは使用してないのではありませんか? 売電メーターを取り付け、昼間の電気は電力会社が買うシステムになっていると思います。 >これを家庭で安定した電力として使うためにはインバーターという直流を交流に変換する仕組みも必要となります。 > >こういった仕組みを築くために、消費したエネルギーはどのぐらい必要だったのでしょうね。 > >こういった仕組みが寿命を迎えるまでに、こういった特別な仕組みを製造するために消費したエネルギー量を上回るエネルギーが得られるのでしょうか。 > >【薄いエネルギーを、いったん濃くして使う仕組みは、だめだろうな。】という沈黙の初夏さんのご指摘は正鵠を射ていると思います。 > >だだ、黙って頷くしかない。(苦笑 > >お金と交換という経済の仕組みの中で、誰もが手が届くようになる、言い換えればビジネスとして利益を生むということと、真の省エネルギーは同義ではないからです。 > >ただ、エコ商品等全てを否定している訳ではありません。 > >環境に優しいと標榜する特殊な仕組みよりも、少ないエネルギーで製造されたエネルギー効率の良い製品の方が勝っていると思います。 > >少ないエネルギー消費で製造され、少ないエネルギーで動かすことが出来て、少ない環境負荷で廃棄が可能な製品を選択することには、それなりの意義があると思います。こまめにコンセントを抜いておくとか、アイドリングストップ等も同じでしょう。 > >化石炭化水素燃料の寿命を伸ばす、言い換えれば枯渇までの時間を稼ぐという一点において。 > >環境に優しいというのは、二次的に得られる効果、即ちこれも【オマケ】なのです。 > >長文失礼いたしました。 環境問題に一歩踏み入れて考えることが出来ます。 ありがとうございました。 |
▼退役軍人さん: >たけチャンさん、こんにちは。 > >相変わらずですねぇ。(苦笑 >きちんと投稿の意図するところを理解されることが必要であると指摘しておきます。 > >ネットを探して見つけた情報を無検証で受け入れて、嘘つきとか無知呼ばわりはいけませんよ。(失笑 早いレスをご苦労様です。 原発には屋根という無防備な箇所がある。この事実は退役軍人さんの以前の投稿では言及が無かった。そんな屋根をピンポイントで狙うことなどできない。例えできたとしても、原子炉を破壊できるほどの物ではないと、後だしジャンケンで述べています。言い方がコロコロ変わるのは、どうでしょうかね。 ところが、専門家は次のように述べています。元GE技術者・菊地洋一さん講演より一部参照 ------------------------------------------- リアクタービルディングの最上階の屋根というのは薄いですから、別にジェット機が燃料満載してつっこまなくても簡単に屋根は破れます。おもちゃのロケット弾みたいなものぶちこんでも穴は開けられます。でも、穴が開いただけじゃ原発の大事故にはならんだろうと、こうみな思うかもしれないんですけれども、上から何かものを落として燃料プールというのの中で爆発されたら、もう大変なんです。燃料プールというやつは、蓋がしてないんですね。最上階の 床に大きなプールがありまして、そこに使用済燃料というものがぎっしりつまっていて。それはプルトニウムという毒物をいっぱい含んでおりますので、そこが 爆発して大気中にそういうものが飛び散ったら、どれだけ大きな災害になるかと、予想もつかないくらい大きい災害になるのですね。そういうことが簡単に起こるのです。 ----------------------------- チェルノブイル原発事故は放射性物質が外部へ放出して、旧ソ連と欧州諸国を中心に広範囲に放射能汚染をもたらした。同様に、大量の放射性物質が外部へ放出される、危険があると専門家が指摘しています。安全宣言は早すぎるんじゃーないのかな。 日本原発への脅威のケースは三つ。一つは浜岡原発直下型の東海大地震。カルト宗教団体とか北の工作員が密かに原発施設に作業員として入り込み、破壊工作をする場合。飛行機などの自爆テロ、誘導ミサイルで原発の屋根を狙う場合。 いずれも相当な被害を覚悟する必要がある。 だからこそ、北の脅威は政治的な交渉によって解決すべきであり、原発の場合は危険な原発を停止させるべきである。このような対処方法があるのに、対処していないのが現状である。現状を放置して、事実を言ったら、危険を煽るとか、言うのを止めろと言われてもね。 |
▼たけチャンさん: 横から失礼します。 >原発には屋根という無防備な箇所がある。この事実は退役軍人さんの以前の投稿では言及が無かった。そんな屋根をピンポイントで狙うことなどできない。例えできたとしても、原子炉を破壊できるほどの物ではないと、後だしジャンケンで述べています。言い方がコロコロ変わるのは、どうでしょうかね。 後だしジャンケンではないのではないですか? 反応物質が入った隔壁を破壊できそうな兵器が、バンカーバスターであると言うことです。 原子炉施設の大本の外側ではないですよ。 まさか施設のコンクリートを一枚めくったら、反応物質がすぐに出ると思ってるんですか? 原子炉の構造をまず調べられてはいかがでしょう? |
▼たけチャンさん: http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/genpatu.html参照 日本の原発は以下の理由で、作られて、運用されている。 ・核兵器保有の隠れ蓑として「平和利用」という大義名分が必要な政府 ・技術開発などという1兆円にも達する関連事業と莫大な利権にありつける政治屋 ・保身と天下り先の確保に余念のない官僚 ・利潤追求を第一義とする重電・電機メーカー、ゼネンコン ・濡れ手に粟の電力会社 つまり政・官・財にとって原発は必要なのだ。 地震国日本には原発が50機以上もある。日本で最も危険な原発は中部電力浜岡原発である。理由は、想定震源域内にあること。一号機二号機の建設時期が古いこと。近くに活断層があること。古い活断層は原発の真下にあっても分らない場合もあること。核汚染物質が漏れた場合、首都を直撃する恐れがあること。 原子炉容器(AS)が無事でも、配管が破れ緊急炉心冷却装置(A)が作動しなければ大惨事である。百歩譲って原子炉容器や格納容器は岩盤上に建設され、さらにASクラスの耐震設計だから「大丈夫」としよう。ところがこのことは裏を返せば、Aクラス以下の機器は壊れてしまう可能性があるということなのだ。地表面に建てられ、1000ガルの揺れに襲われるタービンと岩盤上に据え付けられた原子炉を結ぶ配管が無事でいられるとはとても考えられない。配管が破断し、緊急炉心冷却装置も壊れてしまえば冷却水喪失、そして炉心溶融。外部から電気を送る送電系統が破壊されれば外部電源喪失、炉心冷却不能、そして同じく炉心溶融。タービンが破壊されれば、その巨大な金属性の羽根がミサイルとなって格納容器や配管などを破壊することもあり得るのだ(タービンミサイルという)。いくら原子炉の中心部を強化してところで、周辺に亀裂が入れば結局共倒れになってしまうのである。国も電力会社もこの共倒れ事故はあり得ないとして、全く評価していない。 --------------------------------------------- |
中部電力浜岡原発の危険性を指摘している技術者がいる。 ---------------------------------------------- http://kaisetsu.ameblo.jp/entry-0b21b05501f44730eca8fbd5d09052be.html 「浜岡原発は制御不能になる」 かつて浜岡2号機の設計に携わっていた方が、2号機の耐震性データが改ざんされているとして、告発者と連絡会による記者会見が開かれた。 男性は69年4月に日本原子力事業(現・東芝)に入社し、東芝の工場で炉心隔壁(シュラウド)や緊急冷却装置などの炉内構造物の設計に従事した。 その当時、耐震性能の計算担当者は、 (1)予定地の岩盤の強度が弱い (2)核燃料集合体の固有振動数が想定地震の周波数に近く共振しやすい、などの理由で、「2号機の耐震性能が持たない」と話していた。(略) このため計算担当者は ▽岩盤の強度を測定し直したら強かったことにする ▽核燃料の固有振動数を実験値でなくGE(原発メーカー)の推奨値を用いるなど、数値を変えて再計算する、と意図的改ざんを認める内容の話をしていたという。 ------------------------------------------------------- |
スエーデン、スイス、イタリア、イギリス、ドイツは原発廃炉方針を決定している。日本もこれに倣って、原発を廃止すべきである。 過去40年、原発立地に巨大地震が無かったことは奇跡である。だから、奇跡が続くとは限らない。原発を飯の種にしている人もおれば、日本、日本人の未来を憂いて、原発を廃止して、原発に代わる代替エネルギーを提案しているサイトもある。 http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/genpatu.html 要約 -------------------------- 「危険な核燃料」 採鉱:この段階に従事する労働者の肺癌発生率は一般労働者の4-5倍。 精練:鉱石は破砕、精練され酸化ウラン(イエローケーキ)になりますが、その際大量の砂状の廃棄物が発生します。全米ではおよそ2億トン以上のこのような廃棄物がボタ山として放置され、大気中にラドン、そして地中にはラジュウムを放出しています。 濃縮:ウラン鉱石は殆どがウラン238であり235はわずか0.7%しかありません。これを3%程度に濃縮する必要があります。大気に放射性ガスが放出されます 加工:ペレット状に加工されます。 発電:正常な運転中も放射性ガスを大気中へ放出しています、しかし此の量は問題にならないほどのものです。やはり問題は重大事故です。 再処理:一年程でウラン235は次第に減り、プルトニュウム239がたまってきます。この使用ずみの燃料は化学処理されウラン、ポロニウムと他の廃棄物に分離されます。この行程で放射性クリプトンが大気へ放出されたり、廃液とともに流出するおそれがあります。各地の原発には使用済み燃料即ち高レベル放射性廃棄物が他に置き場所がないので山積みにされています。無害レベルになるには何万年もかかります、これが大きな問題です。衣類、雑巾、手袋等の低レベル廃棄物は地下に保存されます。しかし数百年保管しなければならないものが、既にドラム缶には穴が空きはじめているのです。 「原発安全性の諸条件」 保守の必要性: 原発が使用出来る条件としては数万年、いや少なくても数百年戦争がないことが約束されなければなりません。戦争になれば「保守」ができません。又破壊や質の対象となるでしょう。過去の戦争の多くは食糧確保が原因となっています。原発が破壊されなくても保守をする専門家が人質になり、結果としてメルトダウンに至るかもしれません。 冷却の必要性: 原発は、あまり知られてはいませんが、たとえ停止していても炉心と放射燃料プールを冷却し続ける必要があるのです。この冷却装置がうまく働かないと停止中の原子炉でもメルトダウンを起こし燃料プールは蒸発して放射性物質を放出してしまいます。 外部電源の必要性: 炉心冷却には外部の電源を必要とします。停電の際はバックアップの自家発電に切り替えます。が、東京電力はこの燃料備蓄を7日分しかしていません。 停電とバックアップの発電機の不調が重なった場合、「たった2時間で炉心溶融」が始まります。米国とスコットランドでこの一年以内に、この二つの事故が重なってあわやメルトダウンという事故が2件もありました。 「 |
「原発廃止の条件」 エネルギーコストの上昇: エネルギーコストが、高くつくのであれば、それなりの工夫や節約をする事になるでしょう。自動販売機や自動ドアがない国もあります。便座が加温されていなくても使用出来ないという事はありません。シャンプーしてドライアーで乾かすだけで300円も電気代が必要であればシャンプーの回数を減らせば済むでしょう。大学や図書館などでは数百台ものパソコンが誰も使っていないのに起動状態にされています。冷房費用が高くつくなら薄着に、暖房費用が高くつくなら部屋のなかでも厚着をすればすむのです。 政治的透明性: 原発企業による政界工作が成功し現在混沌としています。 原発の問題は国が毎年巨額の開発予算を組み、それで潤う政治家、官僚、重電、ゼネコン、電力等が利権を放さないことが問題なのです。(一説では1兆円近くにもなるそうです)日本国民と次の世代の人々を苦しめ又長期的エネルキ゛ー計画をも歪める事になるでしょう。わが国では既に放射性廃棄物の保管場所が行き詰まってきました。このような事でどうしてこの先数十、数百年間の基軸エネルギー等と言えるでしょうか。早急にエネルギー計画を見直し、原発関連の人材等を他の産業へシフトさせるべく議論をはじめなければなりません。 代替電力: 近い将来に30万円程度の燃料電池が家庭に入る。そうなれば原発はまさにお荷物である。 日本には数KWから数十KWの小型、超小型水力発電が可能な箇所は数十万箇所ある。しかも一箇所で、10m 下る毎にユニットを設置するというようにすれば100万箇所を遥かに超すでしょう。発電総量も原発を遥かに超すはず。 |