Page 526 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Re:バブル景気とその崩壊 Gokai 05/8/1(月) 22:30 ┗Re(1):バブル景気とその崩壊 Gokai 05/8/2(火) 21:49 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Re:バブル景気とその崩壊 ■名前 : Gokai ■日付 : 05/8/1(月) 22:30 -------------------------------------------------------------------------
<退役軍人さん記述>・・(ニートやフリーターについて)より http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=58086;id=sougou >これは通貨の為替相場が数年で倍になるという過渡的局面を迎えていたというこ >と。つまり、ドル建ての対外投資に危機的と言える為替差損を生じたということ >ですよね。 >米国債などの長期債権に投資していた生命保険会社や年金基金などの機関投資家 >は大きな損失を被ったということ。 >したがって、投資先を求める機関投資家が為替差損リスクが生じない国内に投資 >先を求めるのは当然のことかと。 >これに金融当局が、円高でダメージを負った輸出企業の救済を目的として、金融の量的緩和を主導したということ。お金が市中にざぶざぶの状態になったということかと。 >もう一つは、土地などの不動産は値下がりしないという【土地神話】が、投資マインドを不動産投資に向かせたということ。 >もちろん、株式投資にも向かいましたよ。 重要なことは、これらのことが金融当局主導で無ければ出来ないということでもあったわけです。 つまり海外投資からユーターンして帰ってきたお金であったとしても、それだけで量的金融緩和が継続するわけではありませんね。その円通貨を不胎化しないこと、 金利を必要以上に下げさせないようにするために投資先を確保するなどの処置です。つまり、株式市場や不動段市場へのお金の流れや貸し出しを増やすことを奨励をしなければこれの実行は出来なかったのだと思います。 だからこういう情況は真意はともかく表面上、米国が内需拡大を求めていたこともあって、銀行も含めた機関投資家も、これが日本の通常であると思い踊らされたのでした。決して踊ったのではないので、その後、バブル崩壊させられたことについては裏切られた思いが強かったのではないでしょうか? >結果として投機マインドで形作られた株高だったってことで、株価が企業の実力を示すものではなくなり、多くの企業が実体のない【投機マインド】という基準で、過大評価されていたということでもあります。 >問題はこうやって形作られたお金の流れが、【実体経済】という根拠を伴わなかったということでしょ。 そもそも「バブル」という命名自体が人々に空虚と思い込ませるせるに十分なもので、その命名が正しいという根拠は何もないように思います。 だから、あれがバブルであって、実態のない経済であったというには、 実態のある経済とはそもそも何なのかの基準をまず示す必要があろうかと思います。 その辺りの正しい説明があって、初めて人は このこと、「バブルは実体経済がない」について 腑に落ちるのではないでしょうか? 例えば、その当時でも貿易収支は大幅に黒字を続けていましたが、これは国際競争力があるからこそ可能なことであったのではないでしょうか? つまり実体経済の強さは存在していたのではないのですか? ゼロサム経済かどうかはこの点からも検証すべきではないかと思います。 >違います、別の問題です。 >人口動態、即ち生産&消費の中心世代として捉えると、1992年というと1945年〜1950年生まれの団塊の世代が、47才〜42才という消費動向を決めるもっとも年齢が高い世代として存在していたということかと。 >ましてや、企業などでは働き盛りという中心世代でもあった現実、こういう世代の消費マインドを冷やしてしまっただけではなく、90年代後半のリストラ対象年代でもあり、それでなくとも消費マインドが冷えていく年代でもあるのに、この世代に流れるお金の総量が減ってしまったこと等々。 >景気が良くなる要素なんて、少なくとも国内には見当たらなかったと思いますよ。 上記にも異論ありですがとりあえずここまでで返レスさせていただきます。 |
>>「何故ゼロサム経済になるのか?」・・の説明のためにバブルの生成と崩壊を持ち出してきたのであるなら、 >違います、別の問題です。 >人口動態、即ち生産&消費の中心世代として捉えると、1992年というと1945年〜1950年生まれの団塊の世代が、47才〜42才という消費動向を決めるもっとも年齢が高い世代として存在していたということかと。 ↑ゼロサム経済を予測できた根拠は上記なのですか? http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=58029;id=sougou より、 >どちらにしても、徹底した会社は現在も健全ですよ。 >問題は、ほとんどの会社が中途半端であったし、1980年代初頭から提唱されていた【ゼロサム経済】の警鐘に耳を貸さなかったということかと。 であるならば説得力などないに等しいので誰も耳を貸さないのも致し方がないのでそれを理由に、↓下記の結論に至るのは無理があるように思います。 >決して良き慣例ではなかったから、現在の日本経済の苦境があるのです。 >資本主義経済の仕組みのなかで、本来否定されるべき【社会主義的企業統治】が「真のゼロサム経済」の洗礼を受けているだけのこと。 ↓これも何故ゼロサム経済が続くかの説明ではないですね。単なる現状認識に過ぎないですよね。 何故お金の総量の減少になっているかの説明が必要ですね。 >ましてや、企業などでは働き盛りという中心世代でもあった現実、こういう世代の消費マインドを冷やしてしまっただけではなく、90年代後半のリストラ対象年代でもあり、それでなくとも消費マインドが冷えていく年代でもあるのに、この世代に流れるお金の総量が減ってしまったこと等々。 >景気が良くなる要素なんて、少なくとも国内には見当たらなかったと思いますよ。 |