Page 600 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼解散総選挙!【時は今・・】 流水 05/8/8(月) 16:45 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 taka 05/8/8(月) 20:16 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 流水 05/8/9(火) 7:54 ┃ ┣Re(2):解散総選挙!【時は今・・】 taka 05/8/9(火) 9:59 ┃ ┗Re(2):解散総選挙!【時は今・・】 パンドラ 05/8/9(火) 13:53 ┃ ┗Re(3):解散総選挙!【時は今・・】 流水 05/8/9(火) 16:06 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 安本単三 05/8/9(火) 17:59 ┃ ┗Re(2):解散総選挙!【時は今・・】 ごまめの翁 05/8/10(水) 9:52 ┃ ┣Re(3):解散総選挙!【時は今・・】 パンドラ 05/8/10(水) 10:47 ┃ ┃ ┗Re(4):解散総選挙!【時は今・・】 ウミサチヒコ 05/8/10(水) 11:06 ┃ ┃ ┗Re(5):解散総選挙!【時は今・・】 パンドラ 05/8/10(水) 11:28 ┃ ┃ ┗Re(6):解散総選挙!【時は今・・】 昭和 人 05/8/10(水) 12:00 ┃ ┃ ┗Re(7):解散総選挙!【時は今・・】 パンドラ 05/8/10(水) 12:07 ┃ ┗Re(3):解散総選挙!【時は今・・】 ozone 05/8/10(水) 14:29 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】/「小異大同」 とうろう 05/8/9(火) 18:15 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 団塊党 05/8/9(火) 20:23 ┃ ┗Re(2):解散総選挙!【時は今・・】 ozone 05/8/9(火) 22:05 ┃ ┗Re(3):解散総選挙!【時は今・・】 団塊党 05/8/9(火) 23:17 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 ぎみゆら 05/8/10(水) 14:44 ┃ ┗Re(2):解散総選挙!【時は今・・】 晴朗なれど 05/8/10(水) 16:49 ┃ ┗Re(3):日本人の幸せを求めての選挙 Gokai 05/8/10(水) 17:17 ┃ ┗Re(4):日本人の幸せを求めての選挙 晴朗なれど 05/8/11(木) 1:27 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 ozone 05/8/10(水) 17:24 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】しかし、 しまったk2 05/8/10(水) 19:56 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 昼寝もぐら 05/8/10(水) 22:10 ┣Re(1):解散総選挙!【時は今・・】(2) 流水 05/8/11(木) 11:26 ┃ ┣Re(2):解散総選挙!【時は今・・】(2) 告天子 05/8/11(木) 11:41 ┃ ┃ ┗Re(3):解散総選挙!【時は今・・】(2) 流水 05/8/11(木) 12:05 ┃ ┃ ┗Re(4):解散総選挙!【時は今・・】(2) 告天子 05/8/11(木) 12:41 ┃ ┣基本 退役軍人 05/8/11(木) 12:50 ┃ ┃ ┗Re(1):基本 流水 05/8/11(木) 13:18 ┃ ┃ ┗基本(事実を見ましょう) 退役軍人 05/8/11(木) 21:44 ┃ ┃ ┗Re(1):基本(事実を見ましょう) 流水 05/8/12(金) 9:41 ┃ ┃ ┗Re(2):基本(事実を見ましょう) 退役軍人 05/8/12(金) 12:03 ┃ ┣Re(2):解散総選挙!【時は今・・】(2) ozone 05/8/11(木) 13:30 ┃ ┃ ┣Re(3):解散総選挙!【時は今・・】(2) 告天子 05/8/11(木) 15:04 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):解散総選挙!【時は今・・】(2) ozone 05/8/11(木) 20:55 ┃ ┃ ┃ ┗党の目的? 告天子 05/8/11(木) 21:34 ┃ ┃ ┗Re(3):解散総選挙!【時は今・・】(2) 流水 05/8/11(木) 16:43 ┃ ┃ ┣小泉首相が市民を弾圧?? 告天子 05/8/11(木) 18:10 ┃ ┃ ┗Re(4):解散総選挙!【時は今・・】(2) ozone 05/8/11(木) 21:41 ┃ ┗Re(2):解散総選挙!【時は今・・】(2) くまぜみ 05/8/11(木) 16:15 ┣Re(1)小泉純一郎論 流水 05/8/11(木) 15:25 ┃ ┣神社の多くは、と、多くの神社は、の違い 告天子 05/8/11(木) 16:42 ┃ ┗Re(1):Re(1)小泉純一郎論 ワン太郎 05/8/11(木) 17:01 ┃ ┗Re(2):Re(1)小泉純一郎論 流水 05/8/11(木) 17:37 ┃ ┣Re(3):Re(1)小泉純一郎論 ワン太郎 05/8/11(木) 18:43 ┃ ┗:Re(1)小泉純一郎論 中年より 05/8/11(木) 20:18 ┃ ┗Re(1)::Re(1)小泉純一郎論 ワン太郎 05/8/11(木) 21:12 ┗Re(1):解散総選挙!【時は今・・】 MNG 05/8/11(木) 22:54 ┗Re(2):解散総選挙!【時は今・・】 晴朗なれど 05/8/12(金) 2:41 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 解散総選挙!【時は今・・】 ■名前 : 流水 ■日付 : 05/8/8(月) 16:45 -------------------------------------------------------------------------
予想通り郵政民営化法案否決、小泉首相は解散総選挙に打って出るようである。 今回の選挙は、歴史的選挙になる可能性が高い。 しかし、今回の選挙はきわめて争点が分かりにくい選挙になる可能性が高い。 郵政民営化が争点だといっているが、実は郵政民営化を争点にしたいと考えているのは、小泉首相一人だけの可能性が高い。 自民党の大半の議員は郵政を争点にするのはできれば避けたいと考えているに違いない。 ではどうするか。小泉得意のワンフレーズで押しまくる以外に考えられない。 【改革】か【守旧】か、であろう。そして、その改革の中身については、ほとんど触れない。【改革】という言葉だけが踊る選挙になるだろうことは今から想像できる。 では投票する国民は、どう考えたらよいのか。 ★まず、小泉改革と呼ばれる4年間の改革の中身を仔細に検討する。 ★年金改革・健康保険改革・介護保険改革・教育改革などの中身をきちんと評価する ★靖国問題・中国問題・朝鮮問題(拉致問題)など八方塞りの外交問題 ★政府税調が打ち出した【増税路線】をどう評価するか ★3万人を超える自殺者に象徴される経済格差(二極化)の進展をどう考えるか ★景気・雇用問題・財政改革・消費税問題などをどう考えるか ★憲法問題など 恐らく小泉自民党は、これらの問題について、詳細な議論をすることを避け、【改革継続】だけを繰り返すはずである。 これで自民党が勝利すると、白紙委任状を取り付けたように、それこそ今まで以上に強引な政治を行うことは火を見るより明らかである。 民主党の立場で考えると、千載一遇の大チャンスである。野球で言うならば、死球と四球と敵失でノーアウト満塁のチャンスをもらったようなものである。 このチャンスをどうものにするか。 投げてくる球は、【改革継続】という小泉首相得意の変化球以外にない。 この変化球にあわせて及び腰のバッテイングをするようなら、三振か内野ゴロでダブルプレーであろう。 民主党の未来は、小泉首相の【改革継続】という変化球に幻惑されずに、如何に腰の据わったバッテイングをするかにかかっている。 具体的に書くと日本の改革の目標は、政・官・財など日本の支配層などに蔓延している【ズル体質】を一掃する制度設計、システム改革をどのように行うかにあったはずである。 つまり、本来【改革】というものは、日本の支配層に一番大きな痛みを伴うものでなければ改革の名に値しないはずである。 しかし、現実はどうなっているのか。一番大きな痛みを受けたのは一体誰だったのか。このことがきちんと検証されなければならない。 小泉改革の実態が上記の視点に照らして【改革】の名前に値するかどうかをきちんと語られなければならない。 改革というものは、右よりの改革、左よりの改革、中途半端の改革、根底的な改革など様々な種類がある。小泉改革の本質は一体どこにあったのか。我々国民は、【改革】という言葉に惑わされず、このことを冷静にきちんと認識して、一票を投じる必要がある。 その意味で今回の選挙は、中長期的な日本の針路を決める歴史的な選挙になる可能性がある。 なださんのいうまず【政権交代】という政治目標が現実のものになる絶好の機会が訪れたのである。 なださんの政治目標に賛同する老人党参加者は、この機会を逃してはならないと思う。今は、【小異を残して大同につく】という言葉をかみ締めて、結党の精神に立ち戻り政権交代を実現するために全力をつくす時である。 |
▼流水さん: >予想通り郵政民営化法案否決、小泉首相は解散総選挙に打って出るようである。 >今回の選挙は、歴史的選挙になる可能性が高い。 >しかし、今回の選挙はきわめて争点が分かりにくい選挙になる可能性が高い。 >郵政民営化が争点だといっているが、実は郵政民営化を争点にしたいと考えているのは、小泉首相一人だけの可能性が高い。 >自民党の大半の議員は郵政を争点にするのはできれば避けたいと考えているに違いない。 >ではどうするか。小泉得意のワンフレーズで押しまくる以外に考えられない。 >【改革】か【守旧】か、であろう。そして、その改革の中身については、ほとんど触れない。【改革】という言葉だけが踊る選挙になるだろうことは今から想像できる。 > >では投票する国民は、どう考えたらよいのか。 >★まず、小泉改革と呼ばれる4年間の改革の中身を仔細に検討する。 >★年金改革・健康保険改革・介護保険改革・教育改革などの中身をきちんと評価する >★靖国問題・中国問題・朝鮮問題(拉致問題)など八方塞りの外交問題 >★政府税調が打ち出した【増税路線】をどう評価するか >★3万人を超える自殺者に象徴される経済格差(二極化)の進展をどう考えるか >★景気・雇用問題・財政改革・消費税問題などをどう考えるか >★憲法問題など > >恐らく小泉自民党は、これらの問題について、詳細な議論をすることを避け、【改革継続】だけを繰り返すはずである。 >これで自民党が勝利すると、白紙委任状を取り付けたように、それこそ今まで以上に強引な政治を行うことは火を見るより明らかである。 > >民主党の立場で考えると、千載一遇の大チャンスである。野球で言うならば、死球と四球と敵失でノーアウト満塁のチャンスをもらったようなものである。 >このチャンスをどうものにするか。 >投げてくる球は、【改革継続】という小泉首相得意の変化球以外にない。 >この変化球にあわせて及び腰のバッテイングをするようなら、三振か内野ゴロでダブルプレーであろう。 > >民主党の未来は、小泉首相の【改革継続】という変化球に幻惑されずに、如何に腰の据わったバッテイングをするかにかかっている。 >具体的に書くと日本の改革の目標は、政・官・財など日本の支配層などに蔓延している【ズル体質】を一掃する制度設計、システム改革をどのように行うかにあったはずである。 >つまり、本来【改革】というものは、日本の支配層に一番大きな痛みを伴うものでなければ改革の名に値しないはずである。 >しかし、現実はどうなっているのか。一番大きな痛みを受けたのは一体誰だったのか。このことがきちんと検証されなければならない。 >小泉改革の実態が上記の視点に照らして【改革】の名前に値するかどうかをきちんと語られなければならない。 > >改革というものは、右よりの改革、左よりの改革、中途半端の改革、根底的な改革など様々な種類がある。小泉改革の本質は一体どこにあったのか。我々国民は、【改革】という言葉に惑わされず、このことを冷静にきちんと認識して、一票を投じる必要がある。 >その意味で今回の選挙は、中長期的な日本の針路を決める歴史的な選挙になる可能性がある。 >なださんのいうまず【政権交代】という政治目標が現実のものになる絶好の機会が訪れたのである。 >なださんの政治目標に賛同する老人党参加者は、この機会を逃してはならないと思う。今は、【小異を残して大同につく】という言葉をかみ締めて、結党の精神に立ち戻り政権交代を実現するために全力をつくす時である。 流水 さん、こんばんは。 正に同感であります。 わたくしは、本日臨時閣議の開催と同時に選挙運動を開始いたしました。 そこで、貴兄にお願いがございます。 もし、お許しを頂ければ、貴兄のこの文章を100枚程コピーして、 友人、知人に配布したいと思います。是非コピーさせて頂ければ幸いです。 taka |
takaさん、 わたしのつたない文章でよかったら、どうぞお使いください。 とにかく、政権交代をすることが、日本この閉塞状況を変えることに なると思います。 |
▼流水さん: >takaさん、 >わたしのつたない文章でよかったら、どうぞお使いください。 >とにかく、政権交代をすることが、日本この閉塞状況を変えることに >なると思います。 流水 さん、こんにちは。 ご了解頂き誠に有難うございます。 早速コピーさせて頂き、友人、知人、に配ります。 この、失われた4年間を取り戻すと共に、憲法9条を護り戦争をしない国「ニッポン」の理想を追い求め選挙運動をさせて頂きます。 taka |
▼流水さん:こんにちは 広島では大変お世話になりました お元気でご活躍の様子何よりでした 私もtakaさんと同じように、流水さんの 文章に大変感銘を受けました 端的に、きちんと、今回の政治状況を分析し これからの衆議院選挙に向けて どのように取り組んでいったら良いのかという指針になる 文章だと思いました もし宜しかったら、私のMLのメンバーにも読んで欲しいと思います ので、掲載させていただいて宜しいでしょうか お忙しい事とは存じますが、これからも老人党掲示板で 御教示くださいますようお願い致します。 |
パンドラさん、 広島ではよく語りましたね。 皆さんの元気をいただいて、新たな元気が出ました。ありがとうございます。 それから、わたしのつたない文章でよかったら、遠慮なくお使いください。 今回の選挙で政権交代を実現したいものですね。 |
老人党の民主党に与えた民主党勝利のための学位論文と思います。 |
安本単三さん ヤバイよ。郵政で解散したが、何故だか自民の支持は下がらず、内閣支持率は5ポイント上昇。 やはり日本の国民は平和ぼけしているのかも。 一つ危惧する事は、民主が政権を取っても自民が参議院で嫌がらせをすると参議院では自民色が多いので、政治は難しく成ると思います。 私は過去、野党が政権を取った時、片山内閣〜村山(完全野党ではないが)〜細川内閣のイメージの悪さが尾を引いていると思うのです。 特に細川内閣、官僚が自民党と癒着しているので思う様に官僚が動かなかったのかと私は思っていますが、内閣を9ヶ月でホッポリだす。穿った見方をすると此の細川さん自民党の手先だったのではないかと、勘ぐりたく成ります。 今回の選挙では何とか自民党と公明を野党に追いやらねば。 |
▼ごまめの翁さん: >安本単三さん 横から失礼致します > ヤバイよ。郵政で解散したが、何故だか自民の支持は下がらず、内閣支持率は5ポイント上昇。 > やはり日本の国民は平和ぼけしているのかも。 本当に昨日あたりからテレビなどの報道やコメンテーターの 発言が変わって来ましたね 曰く、「小泉さんは本気だ、腹を括って喧嘩をするつもりだ」 曰く、「信念を貫く所は立派だ、今迄にない政治家」 曰く 「喧嘩上手、見事な手法」 昨日迄、「解散は必至、破れかぶれ解散か」 と、どちらかと言うと冷ややかな見方をしていましたが このマスコミの報道の仕方に共鳴し、世論もそっちへ 引っ張られ、争点が郵政民営化になり 国民の支持率が上がるとマスコミが又国民受けをする 報道の仕方をして‥悪循環ですね 「改革者」のイメージで国民を又騙そうというのでしょうか。 かくて、年金問題も、サラリーマンに対する数々の控除廃止 も大増税も覆い隠され、もちろんハゲタカファンドの存在も 国民の目に触れることなく、選挙に突入していくのでしょうか これから、自民党と小泉内閣に再び政権を預け、その後 大増税だの、国民の年金は負担贈になり、給付は低く押さえられ 議員年金もうやむやになり、国民の生活が苦しくなって 悲鳴をあげても、しーらないっと。 > 今回の選挙では何とか自民党と公明を野党に追いやらねば。 本当におっしゃる通りです |
▼パンドラさん: >> 今回の選挙では何とか自民党と公明を野党に追いやらねば。 >本当におっしゃる通りです 折角の投稿が<sage>になっているので、上がりませんよ。ご確認を! |
ウミサチヒコさん 折角の投稿が<sage>になっているので、上がりませんよ。ご確認を! の意味が良く分かりません。??? 私はずーっと番号順表示で、読みたいHNの人の投稿だけ読んでいるので 気付きませんでした。 「引用」をクリックして投稿すると上に上がらないのでしょうか? 「返信」だけなら大丈夫ですか? 何だか、皆が知っている基本的な事を私だけが知らないような気がして すごーく、心もとないのですが 教えて頂きありがとうございます。 |
▼パンドラさん: >> >折角の投稿が<sage>になっているので、上がりませんよ。ご確認を! >の意味が良く分かりません。??? > > これで3回目ですよ。 新規でもレスでも 書き込みの 右下のsageのところを確認すること。なにもマークしないこと。いじらないこと。 先日ごまめの翁さんもこの過ちで、老人党書き込み辞めるまで誤解したこと、また パンドラさん自身、「わかったが何故そうなるの」と言っていたでしょうが。 それとも、また別の問題ですか。 ウミさんよくきがつきましたね。 (今、郵政システムの仕事中、てんやわんやです。一服休憩) |
▼昭和 人さん: わかりました これで大丈夫です 昭和人さん、ウミサチヒコさん お騒がせいたしました 何時の間にか、チェックを入れていたようです 全然気付きませんでした(汗) 教えて頂きありがとうございました |
▼ごまめの翁さん: 横から失礼させていただきます。 > 特に細川内閣、官僚が自民党と癒着しているので思う様に官僚が動かなかったのかと私は思っていますが、内閣を9ヶ月でホッポリだす。穿った見方をすると此の細川さん自民党の手先だったのではないかと、勘ぐりたく成ります。 私もあのマスコミが先導した政治改革内閣と銘打った細川内閣以後の内閣に大変疑問を持っておりました。 あれはガラガラポンで翼賛体制、より悪政治づくりといったところですか。 あの細川政権、あれ以来の政治は実に金権腐敗汚職で息も絶え絶えになった自民党政権の延命装置であり、自民党単独政権以上の国民不在の政治の実行であったと思います。 それが証拠に参議院で否決されても小選挙区制がゴリ押しされ、消費税は5%までに増税され、遂に自衛隊は海外にまで出されるようになり、自民党政権がやれなかった政策が次々と実施されて来ております。 この遠大なスケールの政治プロットは、何とあの時自民党を割って出た小沢一郎氏が財界との連繋プレーで練って来たものであるとの研究もあります。 私は何と間抜けだったんだろうと、今臍を噛んでおります。 しかし、今からでも遅くはないと思っております。 ブッシュ・アメリカの配下になり下がりながら戦前のような政治へ回帰するよりは、1人が100歩より100人が一歩でよいから地に足が着いた揺ぎ無い政治を作り上げるのが急務であると思っております。 |
▼皆さん: 己の「異」が小か、大か? 己の「同」が大か、小か? これを、ご自分で「判定・判断」するべきなのです。 そして、その判断の上で行為した結果は、甘受すべきなのです。 だから、しっかり判断しましょう、ご自分で。 そして、他人(ひと)の所為にすることは止めましょう。 私は、そのように考えております。 |
▼流水さん: >恐らく小泉自民党は、これらの問題について、詳細な議論をすることを避け、【改革継続】だけを繰り返すはずである。 >これで自民党が勝利すると、白紙委任状を取り付けたように、それこそ今まで以上に強引な政治を行うことは火を見るより明らかである。 改革の中身が大切なのにそれを吟味することなく、見通しのない改革を今回のように強行していくのが最も危険な道だと思います。 「教育改革」という名の下にどれほど教育がおかしくなっているでしょうか。 国民は言葉の表面にごまかされることなく、改革の実態とその結果を厳しく問うていく必要がありますね。 >民主党の未来は、小泉首相の【改革継続】という変化球に幻惑されずに、如何に腰の据わったバッテイングをするかにかかっている。 >具体的に書くと日本の改革の目標は、政・官・財など日本の支配層などに蔓延している【ズル体質】を一掃する制度設計、システム改革をどのように行うかにあったはずである。 >つまり、本来【改革】というものは、日本の支配層に一番大きな痛みを伴うものでなければ改革の名に値しないはずである。 >しかし、現実はどうなっているのか。一番大きな痛みを受けたのは一体誰だったのか。このことがきちんと検証されなければならない。 >小泉改革の実態が上記の視点に照らして【改革】の名前に値するかどうかをきちんと語られなければならない。 まったくその通りだと思います。 誰のための改革なのか、この視点を失うと、とんでもないことになります。 >その意味で今回の選挙は、中長期的な日本の針路を決める歴史的な選挙になる可能性がある。 >なださんのいうまず【政権交代】という政治目標が現実のものになる絶好の機会が訪れたのである。 >なださんの政治目標に賛同する老人党参加者は、この機会を逃してはならないと思う。今は、【小異を残して大同につく】という言葉をかみ締めて、結党の精神に立ち戻り政権交代を実現するために全力をつくす時である。 郵政だけで国民は判断するのではなく、4年間の小泉政権のやってきたことをきちんと判断して投票するのが当然のことです。 これにノーを突きつけていけば政権交代は実現するはずです。 まずは政官財の癒着を取っ払い、税金の使い道を正常化することに一日でも早く取り組むべきです。 これなくして、借金大国への道をさけることはできません。 そして、借金大国への道は戦争への道にもつながることだと思っています。 |
▼団塊党さん: お疲れさまでした。 お元気のご様子、安心しました。 >改革の中身が大切なのにそれを吟味することなく、見通しのない改革を今回のように強行していくのが最も危険な道だと思います。 >「教育改革」という名の下にどれほど教育がおかしくなっているでしょうか。 >国民は言葉の表面にごまかされることなく、改革の実態とその結果を厳しく問うていく必要がありますね。 全く同感です。 政権与党は憲法、教育基本法を真剣に教育現場に生かして当然やらなければならない教育行政はやらずに、逆に教育改革という美名のもとに、憲法、教育基本法を改悪をしようとしております。 これでは健やかな子供たちの成長を保障できる筈がありません。 私は教育問題も今回の衆議選の大きな争点だと自分自身に言い聞かせております。 >郵政だけで国民は判断するのではなく、4年間の小泉政権のやってきたことをきちんと判断して投票するのが当然のことです。 >これにノーを突きつけていけば政権交代は実現するはずです。 国民の「命」を守り、国民の「生活」を豊かにするという面ではどうであったか。検討すべき重要な事は沢山ありますね。 これらをクリアーして真の政権交代のエネルギーは作られ、発揮されると思います。 >まずは政官財の癒着を取っ払い、税金の使い道を正常化することに一日でも早く取り組むべきです。 >これなくして、借金大国への道をさけることはできません。 >そして、借金大国への道は戦争への道にもつながることだと思っています。 政治を私物化している大金持ちとの腐れ縁を断ち切ることが最も大事なことだと思っております。 政治が金で動かされる危険性があるからです。 「小さい政府」が何で老いも若きも庶民に酷税を課してどんどん増税をして行くのでしょう。 「小さい政府」で大衆課税の増税とは? 理解に苦しんでおります。 憲法九条を改悪し、海外で戦争出来る国の戦費の準備でしょうか。 |
▼ozoneさん: >全く同感です。 政権与党は憲法、教育基本法を真剣に教育現場に生かして当然やらなければならない教育行政はやらずに、逆に教育改革という美名のもとに、憲法、教育基本法を改悪をしようとしております。 これでは健やかな子供たちの成長を保障できる筈がありません。 > >私は教育問題も今回の衆議選の大きな争点だと自分自身に言い聞かせております。 35人学級がまた見送られました。 教育改革を本当に真剣に考えるのなら、これこそまずやってほしいのですが・・・ >これらをクリアーして真の政権交代のエネルギーは作られ、発揮されると思います。 政権交代を真剣に考えていない人は何らかの恩恵を今の生活で受けているのでしょう。 でなければ心の底から怒りが湧いてくるはずです。 >政治を私物化している大金持ちとの腐れ縁を断ち切ることが最も大事なことだと思っております。 政治が金で動かされる危険性があるからです。 > >「小さい政府」が何で老いも若きも庶民に酷税を課してどんどん増税をして行くのでしょう。 「小さい政府」で大衆課税の増税とは? 理解に苦しんでおります。 大きな政府か小さな政府かという二者択一だけでは今の状況は解決出来ません。 基本的には小さな政府なんでしょうが、弱者を切り捨てるような政府では困りますね。 >憲法九条を改悪し、海外で戦争出来る国の戦費の準備でしょうか。 そのための準備が着々となされていますね。 これは民主党の中にもそれを進めようとしている人物がいるようですので、監視が必要です。 政権党になればますます目を離せません。 |
流水さん、みなさん、こんにちは。 なんだか本当に、悪い冗談のような成り行きで、衆院選ということに なってしまいましたね。ちょうど旅行中、移動中で、「歴史的」な 郵政否決参院本会議を見ることができなかったのが残念です。(笑) 流水さんが上手にまとめていただいたとおりだと思います。また、 具体的な投票行動としていえば、以下の二点に尽きるのではないかと 思います。 ★自公を大きく過半数割れに追い込もう。 ★小泉さんは、もう要らない。 ただ、ごめまの翁さん【59158】やパンドラさん【59167】が ご指摘のように、早くもマスコミにヘンテコな流れが出始めて います。 それから、小泉はいい加減ウンザリだけど、でも改革路線を止める のはどんなもんなんだろうか、もう何が何だかよくわからんよと、 多くの国民がサジを投げ、歴史的低投票率になるおそれも、それは それでありうると思います。 自民党も、公明党も、今回はいつもにもまして、徹底的に陰湿な シメツケ選挙をやってくるでしょうから、低投票率は、自民、公明に 有利に働く可能性が高い。たぶんこれが、最悪のシナリオでしょう。 ですから、くり返しになりますが、 ★自公政権はもう金輪際ごめん。大きく過半数割れへ。 ★小泉さんは、完全に賞味期限切れ。きっぱりさようなら。 このことを、流水さんがおっしゃるとおり、この4年間の具体的な 事象に即して、きちんと明らかにし、一人でも多くの人々に、 投票所の足を運んでもらうのが、大切なことだと考えます。 旅行帰りで、仕事も雑用も、それから疲れもたまり、それなのに 今日も明日も夜にも用事があって、といった調子ですが、なんとか 態勢を立て直して、また書き込みたいと思います。 小泉自公政権にしっかりトドメをさして、未来を切り開きましょう。 |
▼ぎみゆらさん:流水さん、まなさん こんにちは。 > 酷い現実です。 呆れた現実です。 天上天下唯我独尊。 自分に反対する者は、敵・見方の区別なく、切って捨てる。 直接いさめる者まで切り捨てて、自分に賛成する者のみを集めて政治を行う。 ・・いさめるべきマスコミが、一介の腰抜けサラリーマン根性に成り下がり、 全く調整の役を果たしていません。 恐ろしい世界が出現しようとしています。 小泉と言う男に絶対に政権を渡してはならないと思います。 私もぎみゆらさんと同じです。 >具体的な投票行動としていえば、以下の二点に尽きるのではないかと >思います。 > > ★自公を大きく過半数割れに追い込もう。 > ★小泉さんは、もう要らない。 > >ただ、ごめまの翁さん【59158】やパンドラさん【59167】が >ご指摘のように、早くもマスコミにヘンテコな流れが出始めて >います。 > >それから、小泉はいい加減ウンザリだけど、でも改革路線を止める >のはどんなもんなんだろうか、もう何が何だかよくわからんよと、 >多くの国民がサジを投げ、歴史的低投票率になるおそれも、それは >それでありうると思います。 > >ですから、くり返しになりますが、 > > ★自公政権はもう金輪際ごめん。大きく過半数割れへ。 > ★小泉さんは、完全に賞味期限切れ。きっぱりさようなら。 > >このことを、流水さんがおっしゃるとおり、この4年間の具体的な >事象に即して、きちんと明らかにし、一人でも多くの人々に、 >投票所の足を運んでもらうのが、大切なことだと考えます。 > >自公政権にしっかりトドメをさして、未来を切り開きましょう。 全くその通り。 「自・公民の公認候補」は、唯我独尊の独裁政治に 加担する者共即ち「独裁政治に尾を振る負け犬共」に成り下がりました。 日本国民が、何を選択するか、世界中で注目しています。 我々の一票を、我々を守り、日本を守る候補に投票しましょう。 |
▼晴朗なれどさん: >全くその通り。 「自・公民の公認候補」は、唯我独尊の独裁政治に >加担する者共即ち「独裁政治に尾を振る負け犬共」に成り下がりました。 >日本国民が、何を選択するか、世界中で注目しています。 > 我々の一票を、我々を守り、日本を守る候補に投票しましょう。 重要なことを一つ、 民営化法案に反対した議員を忘れてはなりません。 彼らを落選させるようなことがあっては、 日本人の倫理、人情は地に落ちます。そんなことがあっては今後決して勇気を奮って、強権者に反抗するものなど出なくなってしまいなす。 それでは正義が力に屈服することになります。 こんな倫理を日本人の心に醸成してはなりません。 民主党や他の野党の方々も 基本的には、 郵政法案否決を行った自民党議員の選挙区には対立候補を立てるのは控えるべきでしょう。 何故なら今回の衆議院の解散は彼らの勇気と正義によるものが殆んどだからです。 漁夫の利を得ようなどとの浅ましい党の行動を起こしてはなりません。 彼らにエールを送る潔さがあって初めて、大義名分を得て、他の選挙区での自民・公明との戦いを有利にすることが出来ます。 それからこの選挙は、郵政民営化だけを争点の中心に置くのは当然ですが、その上に、『日本人の幸せを求めて』との冠が必要だと思います。 |
▼Gokaiさん:こんばんわ 仰る通り、勇気ある「民営化法に反対した自民・本流議員」への 指示応援は、人後に落ちるものではありません。 彼等を応援し、絶対に当選させましょう。 >>全くその通り。 「自・公民の公認候補」は、唯我独尊の独裁政治に >>加担する者共即ち「独裁政治に尾を振る負け犬共」に成り下がりました。 >>日本国民が、何を選択するか、世界中で注目しています。 >> 我々の一票を、我々を守り、日本を守る候補に投票しましょう。 > >重要なことを一つ、 >民営化法案に反対した議員を忘れてはなりません。 >彼らを落選させるようなことがあっては、 >日本人の倫理、人情は地に落ちます。そんなことがあっては今後決して勇気を奮って、強権者に反抗するものなど出なくなってしまいなす。 >それでは正義が力に屈服することになります。 >こんな倫理を日本人の心に醸成してはなりません。 私が許せないのは、狂気の小泉に対し、喜々?として「郵政民営化踏み絵」 を踏んだ連中です。 彼等は今回に限り小泉一派の飼い犬です。 その意味で「自・公民の公認候補」は、絶対当選させてはならないと 思います。 具体的行動として、 各自が、自己の貴重な1票を、望ましき候補に使う事は勿論ですが、 その外に、具体的にどうするか、皆で知恵を出し合いましょう。 独裁・冷徹・強権・自己中心・売国・キャッチフレーズ・政権をどうしても 打倒しなければ、ならないのです。 |
▼流水さん: >予想通り郵政民営化法案否決、小泉首相は解散総選挙に打って出るようである。 >今回の選挙は、歴史的選挙になる可能性が高い。 >しかし、今回の選挙はきわめて争点が分かりにくい選挙になる可能性が高い。 >郵政民営化が争点だといっているが、実は郵政民営化を争点にしたいと考えているのは、小泉首相一人だけの可能性が高い。 >自民党の大半の議員は郵政を争点にするのはできれば避けたいと考えているに違いない。 >ではどうするか。小泉得意のワンフレーズで押しまくる以外に考えられない。 >【改革】か【守旧】か、であろう。そして、その改革の中身については、ほとんど触れない。【改革】という言葉だけが踊る選挙になるだろうことは今から想像できる。 > >では投票する国民は、どう考えたらよいのか。 >★まず、小泉改革と呼ばれる4年間の改革の中身を仔細に検討する。 >★年金改革・健康保険改革・介護保険改革・教育改革などの中身をきちんと評価する >★靖国問題・中国問題・朝鮮問題(拉致問題)など八方塞りの外交問題 >★政府税調が打ち出した【増税路線】をどう評価するか >★3万人を超える自殺者に象徴される経済格差(二極化)の進展をどう考えるか >★景気・雇用問題・財政改革・消費税問題などをどう考えるか >★憲法問題など > >恐らく小泉自民党は、これらの問題について、詳細な議論をすることを避け、【改革継続】だけを繰り返すはずである。 >これで自民党が勝利すると、白紙委任状を取り付けたように、それこそ今まで以上に強引な政治を行うことは火を見るより明らかである。 天木直人さんのメッセージ: ----------------------------------------- このまま小泉首相を居直らせてよいのか 大変な事が起こりつつある。郵政民営化法案が大差で否決され、やっと小泉強権政治が終わったと思ったら、実は小泉首相の一人勝ちになりつつある。このまま推移すれば公明党と組んだ小泉自民党が総選挙で勝利し、小泉政権がさらに数年続く事になる。その間に日本は完全に米国の言うなりの国になってしまう。 http://amaki.cc/ |
流氷さん 早い時期に予測していた通りに、総選挙になりました。 貴方の現状分析は正鵠です。 ただ、予断は許されません。 共同通信社の短絡世論調査では、この郵政民営否決解散に対して、世論は小泉支持が5ポイントほど上がっています。これを、どう評価しますか。サンプルの有意差に疑問符を付けますか。 最近、日本の国内を見て歩いた私なりの直感では、どうも小泉流ガキ大将を期待する国民の風潮は増幅しています。 格好いい正義感は信用できない。理屈はわからんが悪いは悪いということでいい。世の中、マンガの時代だ。ながながと屁理屈は必要ない。端的に、国威向上のキャッチコピーでいいじゃん、という次第です。 やはり、日本国民はヒットラー2世を期待しているようです。 広島、長崎の大虐殺に、平然としていられる国民が多数になってきました。南京虐殺なんぞ小さいじゃん、です。 歴史は、また、日本国民に第2の原爆を落として、50年間の発展を期待しているのかもしれません。 |
法案に反対した者に抵抗勢力とレッテルを貼り、抵抗勢力と戦うんだという構図を作り上げつつあります。 これは小泉純一郎が首相になった時の構図と同じです。小泉劇場第二幕ですか。うんざりです。 私は細かいことは考えず、とりあえず政権交代です。(政権交代がバラ色だとも思っていないけど) 今回の選挙のスローガン ノーモア コイズミ & 政治家と官僚をぶっ壊せ 追記 A級戦犯に頭を下げに行く者は、日本人として許せない。 |
小泉内閣は、郵政民営化に反対した自民党議員の選挙区に落下傘候補を擁立して、反対派議員を徹底的に追い詰めるようである。 ここにきて、小泉首相の戦意と反対派議員の戦意との落差が際立ってきた。 この小泉首相の手法と反対派議員の言い分の落差に、現在進行している日本の社会のありようが象徴されている。 反対派議員に象徴される従来の自民党流手法では、この種の造反議員に対しては表面上は何らかのペナルテイ(何年間かの役員停止など)を科して、党としての対面を維持して、一件落着されるのが常であった。つまり、反対者をとことんまで追い詰めないで、何とか数の力を維持するという知恵である。永田町が村と呼ばれる由縁である。 それに対して今回の小泉首相の手法は、反対者を徹底的に殲滅するまで追撃の手を緩めないというアングロサクソン流の手法である。 解散を決めたあとの小泉首相の演説の表情を思い出していただきい。まさに【鬼気迫る】ものだった。あの表情はまさに戦場に赴く武士のそれである。 わたしたちは彼のこのような表情を一度見たことがある。 イラク戦争に自衛隊派遣を決定した時の記者会見でも同じ表情をしていた。つまり、彼にとっては今回の解散は、自身の命運を決するものであったことが、彼の表情からも汲み取れるのである。 ここまでは小泉首相の事情である。我々国民にとっては、彼の事情などは関係なく、冷静に(※小泉流にいうならば、冷酷に)この事態を分析しなければならない。 1、小泉流の白か黒かの二者択一の問いかけは、米国のブッシュ大統領の影響が強く見られる。9・11後、アフガン戦争をはじめたとき、ブッシュが世界に向かって発した言葉、「テロリストに味方するか、米国に味方するか。中間はない」と今回の小泉首相の姿勢は全く同じである。 このメンタリテイを是とするか非とするかが問われている。 2、郵政民営化に反対か賛成かという問いかけは、これまでの小泉政権の改革の中身、外交政策(拉致問題・アジア外交での孤立・国連常任理事国入りの現状など) の重要な問題を全て捨象する結果になる。つまり、国政の重要な問題を完全に矮小化する彼の戦略に乗せられてよいのか、という点も問われている。 3、民主主義は時間と手間がかかり、非常に非効率な制度であるが、一見無駄に思われる時間と手間のなかに、ベストではないにしろ何とか多数の人が納得できる落し所を見つけ出す、という人間の知恵を信頼する制度である。 小泉流白か黒かの二元論政治は、上記の文脈からすれば【人間を信頼しない】政治である。【人間を信頼しない】ということは、【歴史を信頼しない】【歴史をないがしろ】にするということを意味する。なぜなら、歴史というものは、人間の知恵の集積だからである。その意味で、小泉首相の手法は、人間不信と歴史無視に基づいているともいえるのである。 4、今回の解散劇をもう少し俯瞰的に分析するならば、(道路問題・年金問題・医療問題・雇用問題・少子化問題・高齢化問題・教育問題など)の内政問題の行き詰まり、(イラク問題・拉致問題の行き詰まり・靖国問題を端緒とするアジアでの孤立・六ヶ国協議での孤立・国連常任理事国入りの手詰まりなど)小泉外交の失敗。 この背景には、米国外交が、一国覇権主義から多極主義に静かに転換しつつあることを見誤り、米国に過度に依存した戦略的失敗がある。 この八方塞りの内政・外交の現状を捨て身の解散劇で一発逆転を狙ったのが今回の選挙であろう。 反対派議員に対する容赦のない攻撃は、裏返せば、小泉首相の余裕のなさの現れであり、危機感の深さの証明でもある。 民主党は、現時点での小泉劇場の戦略に立ち遅れているが、このワイドショウー的熱狂は一過性のものであり、決して長続きしない。それより、小泉内閣の執行部の選挙区に刺客を送り込んだり、小泉首相の選挙区に刺客を送り込んで、選挙の話題をさらえばよい。武部幹事長にしろ与謝野政調会長にしろ決して選挙は強いとはいえない。こういう強権的手法を駆使する連中には、強権的手法は自分に跳ね返るということを証明する以外にない。 そこから、今回の選挙の本当の意味を論議する落ち着いた選挙に持っていけばよい。 小泉執行部の派手なパフフォーマンスに一喜一憂することなく、彼らの弱い足元を一気に払う方策を考えるべきであろう。 |
▼流水さん: >ここまでは小泉首相の事情である。我々国民にとっては、彼の事情などは関係なく、冷静に(※小泉流にいうならば、冷酷に)この事態を分析しなければならない。 >1、小泉流の白か黒かの二者択一の問いかけは、米国のブッシュ大統領の影響が強く見られる。9・11後、アフガン戦争をはじめたとき、ブッシュが世界に向かって発した言葉、「テロリストに味方するか、米国に味方するか。中間はない」と今回の小泉首相の姿勢は全く同じである。 >このメンタリテイを是とするか非とするかが問われている。 冷静に冷酷に分析するのなら、小泉首相のメンタリティなどどうでもよいのでは? >2、郵政民営化に反対か賛成かという問いかけは、これまでの小泉政権の改革の中身、外交政策(拉致問題・アジア外交での孤立・国連常任理事国入りの現状など) >の重要な問題を全て捨象する結果になる。つまり、国政の重要な問題を完全に矮小化する彼の戦略に乗せられてよいのか、という点も問われている。 捨象はしていないのでは。郵政民営化に反対するような人たちは、その他の問題について更に大がかりに反対して、首相の意志を阻むことは明瞭ですから、党内反対派に対する権力闘争は、その後の政策の行方に大きく作用します。 >3、民主主義は時間と手間がかかり、非常に非効率な制度であるが、一見無駄に思われる時間と手間のなかに、ベストではないにしろ何とか多数の人が納得できる落し所を見つけ出す、という人間の知恵を信頼する制度である。 流水さんは私との話し合いで、「お前の話など反論する値打ちもない」と、アングロサクソン流に切り捨てていたようにお見受けしましたが。 >小泉流白か黒かの二元論政治は、上記の文脈からすれば【人間を信頼しない】政治である。【人間を信頼しない】ということは、【歴史を信頼しない】【歴史をないがしろ】にするということを意味する。なぜなら、歴史というものは、人間の知恵の集積だからである。その意味で、小泉首相の手法は、人間不信と歴史無視に基づいているともいえるのである。 歴史については、老人党掲示板で随分と論じてきましたが、歴史を信頼せず、歴史をないがしろにしているのはむしろあなたをはじめとする党主流派の人たちだと感じました。「戦後」を全ての基準としている歴史無視なので。 >小泉執行部の派手なパフフォーマンスに一喜一憂することなく、彼らの弱い足元を一気に払う方策を考えるべきであろう。 具体的に、どう考えるべきなのか、知りたいところです。 |
頓珍漢なコメントにはレスしませんので、悪しからず。 何度もいいますが、君の文章には何も学ぶことがないのです。 |
▼流水さん: >頓珍漢なコメントにはレスしませんので、悪しからず。 >何度もいいますが、君の文章には何も学ぶことがないのです。 そうですか、それは残念ですね。 私は頓珍漢なコメントであろうと、必ずレスを返しています、それが議論妨害などにならない限りは。 また、そのようにレスを相手に返すことで、自らの勉強にもなると考えています。 通常、流水さんの取られた姿勢は、「反論不能」として受け取られるものであり、相手の言い分を認めたものと取られかねません。議論の場に於いては避けた方がよいかと思います。 |
▼流水さん: >ここまでは小泉首相の事情である。我々国民にとっては、彼の事情などは関係なく、冷静に(※小泉流にいうならば、冷酷に)この事態を分析しなければならない。 =====失礼中略===== >小泉執行部の派手なパフフォーマンスに一喜一憂することなく、彼らの弱い足元を一気に払う方策を考えるべきであろう。 なかなかの分析ではありますが、基本を見失っておられるような。 小泉首相によれば、今回の選挙の争点が【郵政民営化】であるというのは何故なんでしょうね。 大きな政府 VS 小さな政府 ってことじゃあないのですか。 その象徴が、中途半端で挫折した道路公団改革とか、今回の郵政民営化にあると思います。 問題の根源は、経済のシステムは資本主義を、統治は民主主義を標榜していたはずなのに、政府も装置産業であるという【資本主義経済の掟】を無視してきた政策にあると思いますよ。 即ち、その国の経済規模が政府の大きさを決めてしまう現実。これは上限を定めてしまうということです。 企業の経営規模(売り上げ&利益)が、社員数の上限を決めてしまうのと、なんら違わない。 実働部門の稼ぎ(国民の経済活動による成果)という実力以上の、大きな間接部門(消費するだけで生産しない管理部門)を持ってしまったということかと。 この原因は、たった一つだけ【富の偏在】を過度に是正したからだ。 資本主義経済システムを標榜するということは、【富の偏在】を容認することに他ならないのに。 金融機関の護送船団方式なんざ最たるものだ、規制に従っておけば企業努力や規模のメリットの有無に関わらず【健全経営もどき】が出来たのだから。 こんな仕組みが、未来永劫に健全である訳がない。 依拠していたのは、永遠に続くと信じた「右肩上がりの成長」と、これにより得られるはずだった「右肩上がりの税収」という幻想。 高度成長なんて一過性の現象に過ぎなかったのに。 結論として、資本主義を標榜しながら、政府の経済運営は極めて社会主義による経済運営に近いものだった。 ある人の弁を借りれば、冷戦構造と高度成長から潤沢になった資金を【国内における階級分離】を避けるために、野党の社会主義政策を与党が同化・吸収してきたということ。 これが自民党に社会主義政策を主張する【党内左派】の存在を許すと同時に、民主党に自民党右派より右寄りの勢力を内包する原因となっている。 閑話休題 行政改革や民営化ってのは、実働部門と間接部門の比率を是正し、経済規模に見合った政府の大きさを求めている過程に他ならない。 即ち、大きくなり過ぎた政府規模を国民の経済活動から得られる税収と見合った規模に縮小均衡させる過程であるということです。 資本主義を経済システムとしている国家であるのだから、政府も装置産業であるという【掟】から逃れられない。 ここをお忘れなのか、意図的に無視されているのか。 健全な経営が出来ているうちに民営化して【市場の原理】に委ねた方が、経営に内在する問題が顕在化してから民営化して【市場の原理】に委ねるより、良い結果が得られるのは自明の理だと思います。 軌道修正する余力があるのだから。 問題(資金調達や談合等を理由とする高コスト体質等々)が顕在化してから、民営化に移行しようとした道路公団。 この民営化の過程を見ていれば、困難であるし良い結果が得られないって証明されていませんか。 煎じつめれば、大きな政府なのか、小さな政府を目指すのか、これが選挙の争点であると考えます。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: > ●小泉首相によれば、今回の選挙の争点が【郵政民営化】であるというのは何故なんでしょうね。 > >大きな政府 VS 小さな政府 ってことじゃあないのですか。 > >その象徴が、中途半端で挫折した道路公団改革とか、今回の郵政民営化にあると思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小泉首相の解散劇の後、山本一太や中川国会対策委員長などが、一生懸命そのことを語っていましたね。 金融危機の時にも同じことをいった多くの経済評論家もいましたね。 問題は、ケインズ流修正資本主義の限界をどのように克服するか、という論争でもあったのです。 それを米国流グローバルスタンダードで克服しようというのが、小さな政府論の根底にあるのです。 この論理の限界は、世界的規模で証明されつつあるし、現に日本でも貧富の差の格差が無視できないところまできています。 日本の改革の歩みが遅いのを危機と捉えるのか、そのことを好機と捉えて、新たな日本流スタンダード構築の時間が稼げたと考えるのか、そのことがこれからの日本を考えるために重要なのです。 その点では、わたしは、あなたとは意見を異にします。 今回の問題は、あなたのいうような、小さな政府とか大きな政府とかの問題ではなくて、米国流グローバルスタンダード導入の是非の問題だと考えているのです。 それが証拠に郵政民営化の要求は、常に米国からのものであり、今回改革が現実化しはじめたとき、米国のファンドがそのためのプロジエクトチームをたちあげているはずです。竹中担当大臣は、彼らと17回あっていることを国会でも認めています。 しかも、小泉内閣の発行国債額は、百兆円を越しています。その多くは、郵貯の資金で買い支えているのです。 「小さな政府】を標榜するのなら、こういう節度のないことをするはずがないのです。 【小さな政府】とか【大きな政府】の議論は、後付の理屈であり、本質ではないというのがわたしの立場です。 |
流水さん、こんばんは。 ▼流水さん: >それを米国流グローバルスタンダードで克服しようというのが、小さな政府論の根底にあるのです。 >この論理の限界は、世界的規模で証明されつつあるし、現に日本でも貧富の差の格差が無視できないところまできています。 世界規模で証明されつつあるという根拠を示してください。 貧富の格差は資本主義経済システムを標榜しているのであれば当然のことです。 問題は、政府がどこまで関与して階級格差を抑制するかということかと。 その過程で、過去の経済政策は過度の関与であったと主張しているのです。 富の偏在を、認めないというのであれば出発点が違いますから、議論にもなりませんが。 米国流グローバルスタンダードというのが、どのような実態を伴う政策なのか、具体的な政策を示してください。 >その点では、わたしは、あなたとは意見を異にします。 見解の相違ですね。 >今回の問題は、あなたのいうような、小さな政府とか大きな政府とかの問題ではなくて、米国流グローバルスタンダード導入の是非の問題だと考えているのです。 米国経済界が注目するのは当然でしょう。 財政投融資に対する融資残高や国債へ振り向けられている、いわば塩漬け資金を除いても、かなりの資金需要に応えられる資金を保有している郵便貯金です。 その資金が向かう先がどこになるか。 ここに興味を示さないファンドマネジメント会社があったとしたら、教えて頂きたいものです。(笑 仮に10兆円を超える資金が米国債権市場に向かうとなれば、インパクトは大きいと思いますよ。 むしろ、投資先に制限が無くなる巨大資金の動きを警戒しているってとこが実情でしょう。 それに、郵便貯金には利息が付きますし、管理し運営するコストがかかる。これを資金運用による運用益で賄わなければならない原則があります。 したがって、郵便貯金で集約された資金は【運用】して【運用益】を出さなければならないという「逃れることが出来ない原則」ってのがあります。 ある人の弁を借りれば。このある人ってのは私の友人である現役の株トレーダーですが、とても簡潔に解り易く述べてありますので引用させて貰うと。 彼曰く、 郵政民営化の実体っては、国民ではなく、「預貯金者」にとって、投資運用先の選択肢の幅を、財投債を中心とする中期国債投信から、それとそれ以外の公社債・公社債投信・株式投信等に拡げるということだ。 そもそも国民のための公共財への投資というのは、税金を充当すべきという原則がある。 預貯金っていうのは、いわば他人の財布であって国民のもんでもなんでもない。 それを当て込んでどうのこうのってのは、本末転倒な話だ。 >しかも、小泉内閣の発行国債額は、百兆円を越しています。その多くは、郵貯の資金で買い支えているのです。 >「小さな政府】を標榜するのなら、こういう節度のないことをするはずがないのです。 過去の歪みによる負担を国債でしのいでいるに過ぎません。 平成16年度と平成17年度予算のフレームを見れば明らかですよ。 公債依存度は H16=44.6% から H17=41.8% に低下している。 H16=36兆5,900億円から、H17=34兆3,900億円に低下している。 また予算における国債費は逆に約8,737億円増えている。 つまり義務的経費である国債費を増やしているのに、義務的経費でもある地方交付税と政策的経費である一般歳出を減らしているということ。 国債発行額34兆3,900億円から、国債費18兆4,422億円を引くと15兆9,478億円に過ぎない。 さらに言うと、定率減税で得られた増税分は、年金国庫負担増による2,374億円の歳出増加の内1,101億円の財源とされている。 平成18年度予算についての審議会報告を読むと五百兆円を超える国債残高に危機感を示していて、引き続き緊縮型の予算とし歳入増加(増税)を検討すべしとしています。 こういった予算執行の基本姿勢が節度のない態度であるとでも。 ソース財務省ホームページ↓ http://www.mof.go.jp/seifuan17/yosan002.pdf >【小さな政府】とか【大きな政府】の議論は、後付の理屈であり、本質ではないというのがわたしの立場です。 これは、明確に否定しておきます。 予算の性格から見ても、縮小均衡を目指しているのは疑いようのない事実ですから。 |
▼退役軍人さん: ●世界規模で証明されつつあるという根拠を示してください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ きわめて簡単な事実だけ指摘しておきましょう。 1990年代に米国流グローバリズムを無理矢理導入させられた韓国、インドネシア、フィリピンで国民の米国離れが進んでいる。南米での米国離れの進行。 米国内でのエンロン(エネルギー産業)、あるいはワールドコム(通信)の不正会計、粉飾決算。売上高の水増し、会計操作などの容疑で、証券取引委員会(SEC・米政府の監督官庁)などの調査、起訴など摘発が続いている。これらは氷山の一角で、米国バブルを演出したほとんどの大企業が何らかの不正を行っているとされています。 こういう事実を指していっています。 ●貧富の格差は資本主義経済システムを標榜しているのであれば当然のことです。 >問題は、政府がどこまで関与して階級格差を抑制するかということかと。 >その過程で、過去の経済政策は過度の関与であったと主張しているのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わたしは富の偏在が行き過ぎていると主張しているのです。 ご存知のように、経済格差を示す指標にジニ係数というのがあります。 厚生労働省が2004年6月に発表した数値では、2002年度実績でジニ係数は0.4983。これまで最大だったのが、1999年の0.4721。確実に格差が広がっています。 ジニ係数が0.5になると所得の高い方から4分の1の世帯が全体の所得の4分の3を占める状態とされています。日本はほぼこの状態になっているといえるのです。 わたしは、これが小泉改革の現実だと主張しているのです。 これをさらに拡大しようというのがあなたの立場でしょう。 わたしは、そういう立場は採りません。だから、政権交代を主張しているのです。 立場の違いは明確ですので、長々とした論争は止めましょう。 ★あなたは、1/4の世帯が富の3/4を占める状態をさらに加速させることが大切だという立場でしょう。 ★わたしは、このような富の偏在状況はただすべきという立場です。 どちらの主張が支持を得るかは、皆さんに任せましょう。 |
流水さん、おはようございます。 ▼流水さん: >こういう事実を指していっています。 私は概念的かつ抽象的に語られる米国流グローバルスタンダードの概念を問うていて、その事象やもたらされる影響を問うているのではありません。 論点をぼかさないようにお願いします。改めて問います。 米国流グローバルスタンダードの実態とはなんなのか。 >ご存知のように、経済格差を示す指標にジニ係数というのがあります。 >厚生労働省が2004年6月に発表した数値では、2002年度実績でジニ係数は0.4983。これまで最大だったのが、1999年の0.4721。確実に格差が広がっています。 >ジニ係数が0.5になると所得の高い方から4分の1の世帯が全体の所得の4分の3を占める状態とされています。日本はほぼこの状態になっているといえるのです。 >わたしは、これが小泉改革の現実だと主張しているのです。 当初所得により作成されるローレンツ曲線から導き出されるジニ係数が、0.4を超えれば格差の厳しい社会という評価があたえられますが、0.5を超えない場合に是正が必要であるかどうかは、論が分かれるところです。 >これをさらに拡大しようというのがあなたの立場でしょう。 申し訳ないが、言ってもいないことを決めつけないで頂きたい。 それに、納税後と社会保障費支給後(再分配所得)のローレンツ曲線から導き出されるジニ係数も、当初所得と再分配所得の是正度(政府が関与する是正後)これを比較するという視点が欠けています。 この改善度が富の偏在を抑制した効果であるのだから。 あなたが統計の出展としたであろう厚生労働省による平成14年度の所得再配分調査報告書は、当初所得と再配分所得の差を統計的に処理して報告しています。(推論は、当初所得によるジニ係数の一致による。) 出展データURL ↓ http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/data-kou6/data14/h14hou.pdf この報告書は当初所得が政府関与の施策により、どのように再配分されたかを評価しています。 この報告書によれば、当初所得により得られるローレンツ曲線からジニ係数は、ご指摘の通り、【0.4983】です。 しかしながら、再配分後のジニ係数は【0.3917】と改善されています。 改善度は【23.5%】で過去最高となっています。 問題は、税金による再配分効果が社会保障による再配分効果と比較して小さいことかと。 税金による再配分効果が年々低下していて、改善度はわずかに0.8%に過ぎません。これと比較して社会保障による改善度は年々良くなっていて21.4%となっている。 私見では、税金による再配分効果が限定的なのは税金の直間比率に原因があると考えています。即ち、直接税(所得税など)の比率が高すぎると考えています。 消費税などの見直しで、税率の再考や課税対象品目の見直しはもちろんのこと、奢侈税(ぜいたく税、消費税導入前は物品税として機能していた。)等の導入など、間接税の強化と、所得税の低減等を併せた抜本的な税制改革をしなければならないとも。 こうすれば、税制による所得再配分効果は大きくなり、より効果的な【富の偏在】抑制が可能になると考えています。 >立場の違いは明確ですので、長々とした論争は止めましょう。 立場の違い、即ち論理の溝は明確です。 しかしながら、あなたが自論を補強するために引用した統計データに偏りがあると指摘することには、何ら問題があるとは思いません。 自論に都合の良いデーターだけを引用して主張する姿勢を批判しているのです。 >★あなたは、1/4の世帯が富の3/4を占める状態をさらに加速させることが大切だという立場でしょう。 言ってもいないことを決めつけないで下さいな。 私の主張を拡大類推して決めつける手法は正しい手法ではないと指摘しておきます。 >★わたしは、このような富の偏在状況はただすべきという立場です。 当初所得のジニ係数が【0.00】にすべきだと考えておられるのなら、経済システムとしての資本主義を否定するということですから議論にはなりませんが。 私は、政府が税制と社会福祉という仕組みで、所得の再配分を主導し結果を得ているという事実を指摘しています。 >どちらの主張が支持を得るかは、皆さんに任せましょう。 そうですね、失礼いたしました。 |
▼流水さん: >ここまでは小泉首相の事情である。我々国民にとっては、彼の事情などは関係なく、冷静に(※小泉流にいうならば、冷酷に)この事態を分析しなければならない。 >1、小泉流の白か黒かの二者択一の問いかけは、米国のブッシュ大統領の影響が強く見られる。9・11後、アフガン戦争をはじめたとき、ブッシュが世界に向かって発した言葉、「テロリストに味方するか、米国に味方するか。中間はない」と今回の小泉首相の姿勢は全く同じである。 >このメンタリテイを是とするか非とするかが問われている。 私もそう思います。 彼には理性豊かな人間性が欠けております。 憲法よりも常識を優先させるかれの政治手法がそれをよく物語っております。 彼には派手な瞬間的な戦術があっても戦略に欠けます。 戦略の無さは致命的な欠陥です。 >2、郵政民営化に反対か賛成かという問いかけは、これまでの小泉政権の改革の中身、外交政策(拉致問題・アジア外交での孤立・国連常任理事国入りの現状など) >の重要な問題を全て捨象する結果になる。つまり、国政の重要な問題を完全に矮小化する彼の戦略に乗せられてよいのか、という点も問われている。 私は毅然として郵政民営化に反対するとともに、庶民酷税・増税、憲法9条を変える、行き詰まり外交等に反対し、あまねく有権者にその事を訴えるという王道を行く選挙戦を闘うべきだと思います。 >3、民主主義は時間と手間がかかり、非常に非効率な制度であるが、一見無駄に思われる時間と手間のなかに、ベストではないにしろ何とか多数の人が納得できる落し所を見つけ出す、という人間の知恵を信頼する制度である。 >小泉流白か黒かの二元論政治は、上記の文脈からすれば【人間を信頼しない】政治である。【人間を信頼しない】ということは、【歴史を信頼しない】【歴史をないがしろ】にするということを意味する。なぜなら、歴史というものは、人間の知恵の集積だからである。その意味で、小泉首相の手法は、人間不信と歴史無視に基づいているともいえるのである。 人類理性を確信します。 きっと展望は開けます。 この選挙で一人でも多くの人たちと勝利への話し合いを進めたいと思っております。 >4、今回の解散劇をもう少し俯瞰的に分析するならば、(道路問題・年金問題・医療問題・雇用問題・少子化問題・高齢化問題・教育問題など)の内政問題の行き詰まり、(イラク問題・拉致問題の行き詰まり・靖国問題を端緒とするアジアでの孤立・六ヶ国協議での孤立・国連常任理事国入りの手詰まりなど)小泉外交の失敗。 >この背景には、米国外交が、一国覇権主義から多極主義に静かに転換しつつあることを見誤り、米国に過度に依存した戦略的失敗がある。 >この八方塞りの内政・外交の現状を捨て身の解散劇で一発逆転を狙ったのが今回の選挙であろう。 悪政の背後には金力を有するブッシュ・アメリカ、日本財界、マスコミがおります。 我々庶民は並々なる決意と勇猛心と庶民の輪で対しなければならないと臍を固めております。 |
▼ozoneさん: >彼には理性豊かな人間性が欠けております。 憲法よりも常識を優先させるかれの政治手法がそれをよく物語っております。 具体的にはどんなことですか。憲法よりも常識を優先しているのは、外国人参政権ですとか、主権の委譲を主張している民主党かと思いますが。 >私は毅然として郵政民営化に反対するとともに、庶民酷税・増税、憲法9条を変える、行き詰まり外交等に反対し、あまねく有権者にその事を訴えるという王道を行く選挙戦を闘うべきだと思います。 反対だけじゃ、ダメだ、ということは国民の間に広く行き渡った認識かと思いますが。具体的な対案をお願いしたいところですね。 >人類理性を確信します。 きっと展望は開けます。 そういうのは、理性的ではありません。理性的ならば、具体的にこれこれだから展望が開ける、と言うはずです。 >この選挙で一人でも多くの人たちと勝利への話し合いを進めたいと思っております。 展望なきところに話し合いだけが持たれても、それは党利党略の政争に過ぎません。勝ち負けを越えた、国憲の問題が論じられるべきでしょう。 >悪政の背後には金力を有するブッシュ・アメリカ、日本財界、マスコミがおります。 我々庶民は並々なる決意と勇猛心と庶民の輪で対しなければならないと臍を固めております。 「庶民」の背後にも悪政の原因はあるかもしれない、と疑うのが理性的なのであって、信じて疑おうとせずに勇猛心を以て突撃をするような姿勢は理性的ではないでしょう。 「理性豊かな人間性」などという小泉首相の人格評からして、既に分からなかったのですが・・・。理性というのは、難しいものですね。 |
▼告天子さん: >▼ozoneさん: > >>彼には理性豊かな人間性が欠けております。 憲法よりも常識を優先させるかれの政治手法がそれをよく物語っております。 > >具体的にはどんなことですか。憲法よりも常識を優先しているのは、外国人参政権ですとか、主権の委譲を主張している民主党かと思いますが。 権力を現に有し行政権を執行している総理大臣の場合と野党である民主党が政策提言を行っていることを政治過程において同列に論ずることは出来ません。 >>私は毅然として郵政民営化に反対するとともに、庶民酷税・増税、憲法9条を変える、行き詰まり外交等に反対し、あまねく有権者にその事を訴えるという王道を行く選挙戦を闘うべきだと思います。 > >反対だけじゃ、ダメだ、ということは国民の間に広く行き渡った認識かと思いますが。具体的な対案をお願いしたいところですね。 おかしな因縁は付けないで貰いたいな。 私はボード上部にもある老人党の目的の実現を願って発言しております。 貴方はこの老人党の目的に対してどのようなスタンスにあるのですか。 |
▼ozoneさん: >>>彼には理性豊かな人間性が欠けております。 憲法よりも常識を優先させるかれの政治手法がそれをよく物語っております。 >> >>具体的にはどんなことですか。憲法よりも常識を優先しているのは、外国人参政権ですとか、主権の委譲を主張している民主党かと思いますが。 > >権力を現に有し行政権を執行している総理大臣の場合と野党である民主党が政策提言を行っていることを政治過程において同列に論ずることは出来ません。 首相の憲法より常識重視とは、具体的にはどんなことか、とお尋ねしているのですが・・・。 また、民主党は政策提言を主張しているだけだ、と言われますが、だったら、実現すれば明らかに憲法に反するであろうことも、人気取りで適当に吹いてます、「公約」としてかたる分にはノープロブレム、みたいな話なんですか?。まだ実現していないんだから、何を言おうと問題ではない、と? >>>私は毅然として郵政民営化に反対するとともに、庶民酷税・増税、憲法9条を変える、行き詰まり外交等に反対し、あまねく有権者にその事を訴えるという王道を行く選挙戦を闘うべきだと思います。 >> >>反対だけじゃ、ダメだ、ということは国民の間に広く行き渡った認識かと思いますが。具体的な対案をお願いしたいところですね。 > >おかしな因縁は付けないで貰いたいな。 因縁、と来ましたか。「反対だけじゃ、ダメだ」というのは、どの党を支持するかに関わりなく、広く言われている話ですよ。これがおかしな因縁であるなら、政党間の議論など成り立たなくなります。ただ「理性的だ」と言っているだけじゃ、政党政治として話し合いなど成立しようもないじゃありませんか。 >私はボード上部にもある老人党の目的の実現を願って発言しております。 この「目的実現」については、管理スタッフについて管理板で尋ねたこともありますが、その後、スタッフからの返事は返ってきませんでした。ちょうど、あなたと同じような調子で、管理スタッフの珠氏が、「お前は老人党の目的実現に、協力するのか、しないのか」と威嚇してきたわけです。 威嚇、と言うのは、もし私が「目的実現に協力する気などない」と答えたならば、次には「なら出て行け」という話になりますからね。 しかし、それでは「異論を受け入れる、自由な議論の許される掲示板」ではなくて、同好の者だけが参加を許される掲示板、でしかないわけです。異端者を排除する掲示板、になってしまうわけですね。 >貴方はこの老人党の目的に対してどのようなスタンスにあるのですか。 目的については賛成ですよ。むしろ私の方が、老人党の目的に即した発言をしていると考えています。おかしな意見が横行するような社会は、老人に住みよい社会とは言えませんから。憲法に関しても、私の方が遵法意識に於いて高いものと自負しております。これまで議論したほとんどの老人党メンバーは、九条しか大事だとは思っていないようですし、それ以前に、憲法についてこれまで議論して、本当に「護憲」意識などあるのか疑わしい、という結論に至りましたから。 それで、むしろ護憲を言いつつ憲法を破るような倒錯があってはならないだろう、党の目的に反することになるだろう、というのが私のスタンスです。 |
▼ozoneさん: レスありがとうございます。 とにかくまず政権交代です。 今回の選挙の歴史的意味は、いくら強調してもされすぎはないと思います。 まず、小泉政権打倒、民主党を中心とした政権樹立、そこから本当の意味での 日本の21世紀のありようを模索する議論がはじまります。 【政治は非情なもの】というのは古今変わりない原則です。それだけ、権力というものは、悪魔的な吸引力があるのでしょう。 自民党内部の権力争いならそれでも害は少ないのですが、この手法は必ず市民に適応されるのです。 政府に反対する市民に、容赦なく非情な弾圧が襲い掛かると想像しなければなりません。 弾圧におびえて、物言わぬ国民、市民の姿を、自民党造反組の代議士の姿に重ねて見る感性を忘れてはならないと思います。 とにかく、この危機感をバネにして、この選挙を政権交代の端緒にすべきだと思います。 |
▼流水さん: >▼ozoneさん: >レスありがとうございます。 >とにかくまず政権交代です。 >今回の選挙の歴史的意味は、いくら強調してもされすぎはないと思います。 >まず、小泉政権打倒、民主党を中心とした政権樹立、そこから本当の意味での >日本の21世紀のありようを模索する議論がはじまります。 別に、小泉政権を打倒した「後」でなければ、日本についての議論が出来ないわけでもないと思いますが・・・。民主党政権になって、「初めて日本の有り様を模索する議論が始まる」、というのも・・・何か、変ですよ、流水さん。 それだったら、民主党支持者以外は日本についてまじめに考えてすらいないんだ、と?? そんなことはありませんよね!。でも、もっと変なのは次の部分です。 >【政治は非情なもの】というのは古今変わりない原則です。それだけ、権力というものは、悪魔的な吸引力があるのでしょう。 ↓ ここ。 >自民党内部の権力争いならそれでも害は少ないのですが、この手法は必ず市民に適応されるのです。 ↑ ここ、変です。 市民に小泉首相が、権力の対立者として敵対するんですか??。自民党内部の権力闘争でしたような戦いを、小泉首相が市民に対して挑むのですか??? 流水さんが、小泉首相を批判するのはご自由ですが、言っていることが明らかに変です。 >政府に反対する市民に、容赦なく非情な弾圧が襲い掛かると想像しなければなりません。 想像しなければなりません、て・・・。想像できませんよ、さっぱり。具体的には、どんな弾圧になるんでしょうね! >弾圧におびえて、物言わぬ国民、市民の姿を、自民党造反組の代議士の姿に重ねて見る感性を忘れてはならないと思います。 弾圧におびえて物言わぬ市民、って・・・。たかがネット掲示板でも、小泉批判なんていくらでも自由に出来るじゃないですか、ただ批判の筋が通っていないだけで。 弾圧におびえて、と言うのであれば、暴力的な政治団体なんて他にもいくらでもあると思いますし、「市民」であっても無法な暴力の主体にはなると思いますね。 |
▼流水さん: >▼ozoneさん: >レスありがとうございます。 >とにかくまず政権交代です。 >今回の選挙の歴史的意味は、いくら強調してもされすぎはないと思います。 >まず、小泉政権打倒、民主党を中心とした政権樹立、そこから本当の意味での >日本の21世紀のありようを模索する議論がはじまります。 流水さんどうも。 私は一人でも多くの人たちとBy the peopleの政治を実現したいと思っております。 勿論戦術を放棄する積りはありません。 人類理性が創生して来た歴史に励まされております。 |
すばらしい論調に感激してつい筆を取ってしまいました。民主主義は、頭数が物を言う。ですから、とりあえず一言言わせて頂きました。今回の総選挙は、政治をかえる千載一遇のチャンスかと思います。私たちの選択は、小泉 NO、政権交代 YES でしょう。日本が国益中心の考えで周辺諸国から孤立していくことは危険なことだと思うのです。なんとしても防がねばなりません。小泉首相の地元、神奈川には、早速、民主党の管さんが、乗り込んで街頭演説が始まったようです。民主党が頼りなく見えるのはまだ政権を運営したことがないのだから、でしょう。 |
わたしの考える小泉純一郎論を書いてみる。 フィンランド生まれのチベリウスという童話作家の作品に、【白いアネモネ】というのがある。 筋書きを簡単に説明する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 野原に白いアネモネが咲いていました。 そこへ蜂が飛んできて、蜜を吸いました。 白いアネモネは、蜂に問いかけました。 「蜂さん、蜂さん。あなたはわたしが好きですか」 蜂はうるさそうに答えました。 「うるさいな。俺は今忙しいんだ。そんなことに答えている暇はないんだ」 白いアネモネは悲しそうに答えました。 「そうなの。でもいいの。わたしはあなたが好きよ」 蜂はそれには答えず、蜜を吸い終わると忙しそうに次の花に飛び移りました。 蜜を吸い尽くされた白いアネモネは、みるみるしぼんでいきました。 その苦しい息の中で「蜂さん、わたしはあなたが好きよ」と言い続けました。 そして、白いアネモネは息を引き取りました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この童話は、様々なことをわたしたちに語りかける。白さを純粋さの象徴とすると、他者のために蜜を与え続ける無私の愛情は、結局自らを滅ぼしてしまうとも読める。 蜂のように自らの欲望を満たすことに夢中な人間は、結局白いアネモネのような純粋で優しくて無私な人々を犠牲にして生き延びるという寓話にも読める。 わたしは、小泉純一郎は、結局【蜂】タイプの人間であろうと思う。 その周りにいる人間の蜜を吸い尽くしてなえさせてしまうタイプの人間であると思う。 しかし、彼にはそのことに対する罪悪感はないはずである。何故ならば、彼の関心は次のことにあり、そのことに夢中になっているからである。蜜を吸い尽くした白いアネモネの存在など遠い過去の出来事なのである。 日本の神社の多くは、その目的は怨霊鎮魂であった。平将門のような恨みを抱いて死んでいった政敵などの恨みの鎮魂のために、多くの神社が建立されている。 梅原猛によれば、法隆寺も聖徳太子一族の鎮魂のための寺ということになる。 しかし、怨霊とか恨みの鎮魂とかという日本的伝統からいえば、小泉首相の感性は完全にかけ離れているといってよい。 彼にとっては、自らの欲望に逆らう人間は邪魔者であり、敵である。その敵を殲滅した後に、怨霊を鎮魂したりすることは眼中には無く、ただ忘れ去る存在なのである。 そのような彼が靖国神社参拝に固執するのは解せないが、そのことは置いておく。 造反組の代議士は、この小泉首相の感性を見誤ったといってよい。 つまり、小泉首相の周りには無数の【白いアネモネ】の死体が累々と横たわっておると考えてあまり大きな間違いはないと思う。 小泉支持に傾く国民も、自らが【白いアネモネ】にならないように気をつけたほうがよい。 |
▼流水さん: >日本の神社の多くは、その目的は怨霊鎮魂であった。 日本の神社の多くは村の鎮守の神様だと思いますが。流水さんが挙げたような神社も多くあるでしょうが、神社の多くがそれではないでしょう。誤解を呼ぶ表現ですね。 >平将門のような恨みを抱いて死んでいった政敵などの恨みの鎮魂のために、多くの神社が建立されている。 そういう神社「も」ある、ということです。 >梅原猛によれば、法隆寺も聖徳太子一族の鎮魂のための寺ということになる。 梅原猛は仏教サイドの人なので、神道についても仏教的な考え方で量ってしまうような見方をしているおり、賛成できないような話が多いと思います。 >しかし、怨霊とか恨みの鎮魂とかという日本的伝統からいえば、小泉首相の感性は完全にかけ離れているといってよい。 そういう怨霊とか恨みの鎮魂というのは、日本の信仰伝統のごく一部でしょうし、小泉首相が政敵を殺害して、その怨霊を鎮魂しなかった、とかいうのであれば別ですが、こんな話で「小泉首相が日本的伝統の完成から離れている」というのは、こじつけでしょう。 >彼にとっては、自らの欲望に逆らう人間は邪魔者であり、敵である。その敵を殲滅した後に、怨霊を鎮魂したりすることは眼中には無く、ただ忘れ去る存在なのである。 これは小泉首相への誹謗中傷かと思いますが。 >そのような彼が靖国神社参拝に固執するのは解せないが、そのことは置いておく。 そのことを考えると、流水さんの話の辻褄が通らなくなりますから。むしろ小泉首相の方が、日本人が何を大事に思っているかに、忠実であったでしょう。その点では、伝統精神を大事にしています。 |
▼流水さん: >わたしの考える小泉純一郎論を書いてみる。 > >フィンランド生まれのチベリウスという童話作家の作品に、【白いアネモネ】というのがある。 > >筋書きを簡単に説明する。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >野原に白いアネモネが咲いていました。 >そこへ蜂が飛んできて、蜜を吸いました。 ==中略== >蜂のように自らの欲望を満たすことに夢中な人間は、結局白いアネモネのような純粋で優しくて無私な人々を犠牲にして生き延びるという寓話にも読める。 > >わたしは、小泉純一郎は、結局【蜂】タイプの人間であろうと思う。 >その周りにいる人間の蜜を吸い尽くしてなえさせてしまうタイプの人間であると思う。 >しかし、彼にはそのことに対する罪悪感はないはずである。何故ならば、彼の関心は次のことにあり、そのことに夢中になっているからである。蜜を吸い尽くした白いアネモネの存在など遠い過去の出来事なのである。 > >日本の神社の多くは、その目的は怨霊鎮魂であった。平将門のような恨みを抱いて死んでいった政敵などの恨みの鎮魂のために、多くの神社が建立されている。 >梅原猛によれば、法隆寺も聖徳太子一族の鎮魂のための寺ということになる。 >しかし、怨霊とか恨みの鎮魂とかという日本的伝統からいえば、小泉首相の感性は完全にかけ離れているといってよい。 >彼にとっては、自らの欲望に逆らう人間は邪魔者であり、敵である。その敵を殲滅した後に、怨霊を鎮魂したりすることは眼中には無く、ただ忘れ去る存在なのである。 <自らの欲望>とは何を指しておられるのでしょう。 「政策遂行の意欲」を欲望とおっしゃるなら、政治家の批判にはなりません。 「政敵との妥協で結果を出す首相」と「信念を曲げず戦う首相」どちらが良いと言われるのでしょう。 >そのような彼が靖国神社参拝に固執するのは解せないが、そのことは置いておく。 ご自分が理解できないこと、ご自分の論理に矛盾が生じたこと、について、 <そのことは置いておく>は ないでしょう。 「小泉批判」の多くが勘違いしているのは、彼の行動は「表に出して行っている」ということを認識していないところです。 (だから、表に出ていないところ についての批判が ピント外れになる?) 首相になった時、自分の構想への反対勢力は「ぶっ潰す」と宣言していました。 (これ 悪いことではないでしょ?) 「郵政民営化」についても、彼の20年来の主張です。 (米国要望書よりずっと以前から明らかにしています) そして、自民党総裁就任時にも、郵政民営化を前提にしていました。 このように政権運営をオープンにしてきました。 (だから「批判し易い」のでしょう) 歴代の首相も小泉氏と同じ(またはそれ以上)の政争を展開しましたが、 全て「国民の目の届かないところ」で行われたものでした。 これも、どちらが良いと言うのでしょう? 流水さん、そんなに小泉さん、点数低いですか? 政策運営の「情報開示」についての点数は考慮されているのでしょうか? >小泉首相の周りには無数の【白いアネモネ】の死体が累々と横たわっておると考えてあまり大きな間違いはないと思う。 村山首相のように、阪神の震災において 本当に「1000人もの人を見殺し」にしたことと 比較して見られてはいかがでしょうか? これも、どちらが??? (明らかでしょ?) |
はいはい。 あなたの小泉信者ぶりはよく理解しました。 できれば、自分で小泉応援のスレッドを立ち上げて、小泉応援団を してください。 このスレッドは、小泉批判のスレッドですので、邪魔をしないでください。 無駄なエネルギーを使いたくないので、以降レスはしません。 |
▼流水さん: >はいはい。 >あなたの小泉信者ぶりはよく理解しました。 >できれば、自分で小泉応援のスレッドを立ち上げて、小泉応援団を >してください。 議論回避(逃避)は 卑怯ですぞ、 そして、私が「小泉信者」と言うのは「読み違い」でしょう。 私は あなたの「小泉批判の迂闊な部分」を咎めているのです。 だから、分かりやすく (親切にも!) 「比較例示」したのです。 >このスレッドは、小泉批判のスレッドですので、邪魔をしないでください。 >無駄なエネルギーを使いたくないので、以降レスはしません。 老人党の掲示板は「反論、批判」はご法度なのですか? また、スレッドを立てた人に特別な権限があるのですか? 自分の批判論を咎められ、それが悔しいからと言って「議論を逃げる」のは見苦しいです。 ご自分の主張に確信があるのなら ― そして、恥を知るなら ― 反論を試みるべきでしょう。 誤解なきよう、私は「議論」を求めているのみであります。 |
最近小泉信者が増えましたね。 郵政民営化反対者にこんなにも非情な仕打ちをする小泉総理、 少しお疲れ気味ですね。 |
▼中年よりさん: >最近小泉信者が増えましたね。 郵政民営化反対者にこんなにも非情な仕打ちをする小泉総理、 少しお疲れ気味ですね。 調査では「増えた」のではなく、当初より「減った」でしょ? それでも国民の半分近くは支持していますね。 4年を経過して支持率が50%というのは 稀有の内閣じゃないでしょうか。 それに対して、反対派を支持する世論は僅かです。 この国民の意向をどう解釈しますか? (どなたかのように「でたらめ調査」といって片付けますか?) |
▼流水さん:こんばんは。 >では投票する国民は、どう考えたらよいのか。 >★まず、小泉改革と呼ばれる4年間の改革の中身を仔細に検討する。 >★年金改革・健康保険改革・介護保険改革・教育改革などの中身をきちんと評価する >★靖国問題・中国問題・朝鮮問題(拉致問題)など八方塞りの外交問題 >★政府税調が打ち出した【増税路線】をどう評価するか >★3万人を超える自殺者に象徴される経済格差(二極化)の進展をどう考えるか >★景気・雇用問題・財政改革・消費税問題などをどう考えるか >★憲法問題など 流水さんの明晰な分析でほぼ言い尽くされていると思いますが、もう一つだけ付け加えさせて頂きたいと思います。 小泉政権下で起きた重大事のひとつに、国民保護法案などの有事法制の制定があります。 また裏金作りなどの警察不祥事が明るみになったにも拘らず、たいした問題にされず、逆にビラ撒きでの逮捕など、警察の国民に対する監視と締め付けは強まっています。 このことと流水さんご指摘の諸問題、そして今回の小泉総理の強権的手法を併せて考えると、もし、今回の選挙で自公政権の延命を許せば、国民の自由は更に制限され、戦争への道も冗談でなく現実味を帯びてくると思います。 戦争の記憶が風化しつつある昨今、郵政民営化論議に目を奪われて、大切なことを見失わないようにしなければいけないと思います。 小泉陣営としてはそれが狙いでしょうが。 |
皆さん こんばんは。 ここに来て、変な事に気付きました。 小泉一派、即ち今の自民党を牛耳っている連中は「保守亜流」なのです。 自民党が、培ってきた「日本人の思考過程を基準とした保守本流」ではなく、 保守本流が「平穏をむさぼって居る内に」内部に入り込んできた「異分子」 なのです。 今回の「狂気の解散とその後の彼等の振る舞い」に触れて、「前代未聞」と 驚くのは、「保守本流が米国流を含む異分子に深く侵食されてしまった事」 に対しての驚きなのだと思います。 「軒端を貸して母屋を取られた」のです。彼等はがん細胞の如く、教育界・ 学者・マスコミに深く食い込んでしまいました。 我々は、選挙で、我々の意思は示しますが、ここに至っては、第2次大戦 の敗戦同様、「日本の富と文化(精神文化)が、メチャメチャに食い荒らされ て、初めて国民的に気付く」まで、黙って見ていなければならないのかも 知れません。 第二次大戦も、政治家・学者・マスコミ・の圧倒的支援の下に大戦に突き 進んだのです。・・段々そんな催眠状態に近づいているように思います。 これ以上、国民を不孝にしない為に、狂気の小泉保守亜流政権を、絶対に 阻止しなければならないと思います。 |