Page 673 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼21世紀臨調緊急提言 流水 05/8/17(水) 17:12 ┗Re(1):自民党マニフェスト採点! 流水 05/8/19(金) 12:05 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 21世紀臨調緊急提言 ■名前 : 流水 ■日付 : 05/8/17(水) 17:12 -------------------------------------------------------------------------
16日、学者や経済人で構成する「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が、今回の選挙を「本格的な政権選択選挙とすべき」という緊急提言を発表した。 21世紀臨調は、北川正恭前三重県知事や佐々木毅東大教授が代表を勤め、前の総選挙で【マニフェスト】を提案し、これを政治の流れとしたことで知られている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 提言の内容をかいつまんで紹介すると、 ●有権者に選択の材料を提示する【政権公約】の重要性を強調 ↓ 政権獲得を目指す政党 ★【首相候補】【政権公約】【政権の枠組み】をセットで示す必要性 ★各党の公認候補⇒【政権公約の実現に連帯して責任を負う】と誓約させる ★自民党と公明党は、【連立政権公約】を明記すべき。 佐々木毅代表は、「郵政民営化の是非」という今回の自民党の提示に対して、 【単一争点的な選挙が行われることは、(他の政治課題について)事実上の白紙委任につながる】との懸念をしめした。 ・・(朝日新聞 10面)・・ この21世紀臨調の提言は、ある意味ではきわめて常識的な提言である。 この程度の見識も示さず、ただひたすら「小泉劇場」を報道し続けるメデイアのありようは、無残としかいいようがない。 21世紀臨調の構成メンバーを見れば、明らかに保守であろうが、小泉内閣とは明らかにその姿勢は違っている。 今回の選挙は、上記の提言のような当たり前のことの重要さを改めて再認識する選挙にしなければならない。 |
前回選挙はマニフェスト選挙とよばれました。 21世紀臨調の呼びかけではじまったマニフェストにとって、一番重要な点は、 前回のマニフェストがどれくらい実現できたのか、という評価です。 つまり、その政党が国民との約束をどれくらい重要視しているか、という評価が、次の国民の投票行動の参考になるのです。 前回、マスメデイアはこぞってこのマニフェストを報道しました。メデイアが本当に健全であるなら、当然今回の選挙の投票の参考に、このマニフェストの評価をきちんと出さなければならないはずです。 当然ですが、この評価に各メデイアの立場が示されるはずです。その意味で、マニフェストの評価というのは、各メデイアの権力との距離が示されるのです。 それから、事の性質上【マニフェストの評価】というのは、政権政党のみに限られます。政権を握っていない野党のマニフェストは、評価できないからです。 政権を握るということは、それだけ重いのです。この評価に耐えられない政権などは、政権を担う資格がもともとないと判断したほうがよいのです。 残念ながら、現在まで各メデイアの自民党マニフェストの評価は出ていません。おそらく、評価に及び腰なのだと思いますが、国民は各メデイアの尻を叩いてこの評価を出さすべきです。 一つの参考として、民主党が出した自民党のマニフェストの評価を提示します。当然ながら、落第点というきわめて低い評価です。 http://www1.dpj.or.jp/manifest_koizumi/index.html 恐らく今日発表される自民党のマニフェストには、このことを恐れて数値目標などはほとんど入っていないはずです。 わたしたちは、口当たりの良い言葉に惑わされず、きちんとした評価に基づいて、 政策をシビアーに見なければなりません。 |