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 ▼新党について、皆様はどうお考えですか?  健太郎 05/8/28(日) 0:43
   ┗Re(1):新党について、皆様はどうお考えですか?  キタキツネ 05/8/28(日) 20:18

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 ■題名 : 新党について、皆様はどうお考えですか?
 ■名前 : 健太郎 <ponken@m8.dion.ne.jp>
 ■日付 : 05/8/28(日) 0:43
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   新党が続々出来ています。
綿貫氏や、亀井氏の「国民新党」。田中氏の「新党日本」そして、北海道の鈴木氏の「大地」。
長谷川憲正が、移籍したときは、マスコミ界は、選挙互助会の一声批判。
しかし、私の個人的な考えでは、新党は、多いに歓迎します。
小泉の「郵政民営化」一本やりの、争点は、邪道です。
私たち、一般庶民は、先行きに色々な不安をかかえています。
年金、医療、雇用、経済、外交、憲法改正。
それらを、いっさい争点からはずす、小泉手法は、ある意味では、解りやすく「改革を進める小泉内閣」こんな印象で現段階では、効をそうしています。
しかし、私の、見る、今回の衆議院総選挙は、政策、手法を含む「小泉支持か?」
「小泉、NOか」、と見ています。
小泉NOを、結集するには、自民党の郵政法案に反対した自民党議員をアシストする必要があります。
それが、「国民新党」であり、「新党日本」と見ています。
小沢氏の影が見え隠れしますが、この際関係ありません。
鈴木氏は、事件が発覚したときは、支持できませんでしたが、道民には大きな期待がかかっているようです。
きれい事ではなく、道民の生活がかかっています。
それが、昨年の参議院選挙に現れています。
私は、比例で、鈴木氏が、入ると見ています。郵政法案賛成のみの「自民党」は、議席を削られると見ています。
党本部から、比例を要請された、橋本聖子氏〔元オリンピック選手)は、大変悩んでいました。
結局は、どこからか女性を連れてきて、比例一位にランクしました。
小泉手法です。
自衛隊のイラク撤退は、どうなっているのでしょうか。期限を守るとしたら、今から準備が必要です。
小泉政治は、政党政治ではなく、独裁です。
小泉劇場をつくり、楽しんでいるのは、誰なのでしょうか。
完全な、「争点ぼかし」です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):新党について、皆様はどうお考えですか?  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/8/28(日) 20:18  -------------------------------------------------------------------------
    小泉政治は、アンフェアーな競争、都市集中、アメリカ追随のグローバル化が基本理念で、日本の文化風土を否定した危険極まりないものと捉えている。 一見、いかにも近代的、現代的、未来志向のように見えるが、アメリカ共和党型社会を目指したもので、竹中をはじめ、小泉政治の手法を見ていると、アメリカの傀儡政権と見られてもしょうがないだろう。

 しかし、日本の現実は、地方及び中小企業と経済合理性に問題のある社会が特徴的で、このことを前提としたグローバル化でなければ、成り立たないと私は考える。 老人党は、小さな政府は反対のようであるが、私は基本的には、効率的な行政、小さな政府は賛成である。 

 但し、消防署や警察などの、国民の生命と安全を守る現場の数は減らすべきじゃない。 ”味噌もクソ”も一緒にした議論には辟易する、いい加減にしてもらいたい。
 小さな政府とは、無駄なセクションをなくし、スピーディーに行動する政府のことだ。  今、アスベストが新たな公害として問題になっているが、過去の公害病や、数多くの薬害事件を見ても分かるように、日本の対応はいつも遅い、被害が大きくなって初めて動き出す。

 小さな政府の実現には、国と地方が役割分担することだ。 国は外交や、安全保障など、国としてやらなければならないことを担当し、後は地方に任せば良いのだ。 もちろん、地方でも、首長と業界との癒着の問題は無いわけじゃない。

 しかし、国よりは遥かに、自浄作用はある。軌道修正は可能だ。 人間はエゴの塊。 この本質を忘れた議論は、それこそ思考停止というものだ。思想は、どんなに素晴らしくても、それを実行するのは人間なのだ。 旧ソ連の崩壊を見ても明らかであろう。

 政治を変える動きは、地方からの方が現実的だ。 北海道は、ババ抜きのババばかり引かされた。 確かに、鈴木宗男は、良いとは言えない。 しかし、佐藤孝行にしろ、阿部文男にしろ、二世、三世じゃない。 党人派でたたき上げの政治家だ。 多分に派閥に利用されスケープゴートにされた面もある。

 しかし、 北海道は、それでも阿部文男、佐藤孝行を落とし、鈴木宗男を落とした。 地元のために一生懸命にやってくれた、その政治家を落としたのだ。それが国のためにならないと思ったからだ。 バブルがはじけ、それを契機に、拓銀が潰れ(道民は国に見離されたと思っている)、そして、雪印がつぶれ、鈴木宗男の逮捕をきっかけに公共事業は減り、建築業界は未曾有の不況だ。 小泉に期待し初めて自民党総裁になった頃は、北海道も小泉自民党を支持した。
 
 その結果はどうだ。一向に北海道は景気浮揚が実感できないでいる。 ここに至っては、地方から「大きな声」を上げるしかないだろう。 幸い、ニセコ町の逢坂町長が、立候補を表明した。この流れを、大きな流れにするには、鈴木宗男にも頑張ってほしい。 これが正直な気持ちだ。

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