Page 780 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼争点逃避では負ける。 Gokai 05/8/23(火) 20:59 ┣Re(1):争点逃避では負ける。 rerere 05/8/23(火) 22:06 ┃ ┗Re(2):争点逃避では負ける。 ギアえもん 05/8/23(火) 22:58 ┣Re(1):争点逃避では負ける。 昭和 人 05/8/23(火) 23:10 ┣Re(1):争点逃避では負ける。 昭和 人 05/8/26(金) 10:19 ┣Re(1):争点逃避では負ける。 ぎみゆら 05/8/26(金) 12:53 ┃ ┣Re(2):争点逃避では負ける。 昭和 人 05/8/26(金) 17:21 ┃ ┃ ┗Re(3):争点逃避では負ける。 ぎみゆら 05/8/27(土) 0:54 ┃ ┃ ┗Re(4):争点逃避では負ける。 昭和 人 05/8/27(土) 21:00 ┃ ┃ ┣Re(5):争点逃避では負ける。 ぎみゆら 05/8/27(土) 22:29 ┃ ┃ ┗NTTの筆頭株主は財務省 あおばびと 05/8/28(日) 0:20 ┃ ┃ ┗Re(1):NTTの筆頭株主は財務省 昭和 人 05/8/28(日) 10:00 ┃ ┃ ┗Re(2):NTTの筆頭株主は財務省 あおばびと 05/8/28(日) 16:24 ┃ ┃ ┗Re(3):NTTの筆頭株主は財務省 昭和 人 05/8/28(日) 19:27 ┃ ┃ ┣Re(4):NTTの筆頭株主は財務省 あおばびと 05/8/29(月) 23:40 ┃ ┃ ┗Re(4):NTTの天下りとは しまったk2 05/8/31(水) 22:04 ┃ ┣Re(2):争点逃避では負ける。 Gokai 05/8/28(日) 11:39 ┃ ┃ ┗Re(3):争点逃避では負ける。 イワオ 05/8/30(火) 1:41 ┃ ┃ ┗Re(4):争点逃避では負ける。 Gokai 05/8/30(火) 7:47 ┃ ┃ ┗Re(5):争点逃避では負ける。 [名前なし] 05/8/31(水) 22:10 ┃ ┗Re(2):争点逃避では負ける。 rerere 05/8/28(日) 14:12 ┣Re(1):争点逃避では負ける。 昭和 人 05/8/26(金) 21:27 ┃ ┣民主党は小沢の方が、ましか。 昭和 人 05/8/26(金) 21:32 ┃ ┗Re(2):争点逃避ではない。狂人は相手にするな!! 昔神童・今人道 05/8/26(金) 22:00 ┃ ┗Re(3):争点逃避ではない。狂人は相手にするな!! 昔神童・今人道 05/8/26(金) 22:57 ┃ ┣Re(4):争点逃避ではない。狂人は相手にするな!! とうろう 05/8/26(金) 23:16 ┃ ┃ ┗Re(5):争点逃避ではない。狂人は相手にするな!! 昔神童・今人道 05/8/26(金) 23:51 ┃ ┗公務員給与カットの岡田さんに期待します たけチャン 05/8/27(土) 0:43 ┣Re(1)岡田民営化論に反対する。 昭和 人 05/8/28(日) 16:33 ┃ ┣Re(1):Re(1)岡田民営化論に反対する。 Gokai 05/8/28(日) 17:18 ┃ ┃ ┣Re(2):Re(1)岡田民営化論に反対する。 rerere 05/8/28(日) 20:53 ┃ ┃ ┃ ┣Re(3):Re(1)岡田民営化論に反対する。 Gokai 05/8/28(日) 21:40 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(4):Re(1)岡田民営化論に反対する。 ギアえもん 05/8/28(日) 21:50 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗学ぶことばかりです rerere 05/8/28(日) 22:04 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):学ぶことばかりです 松籟 05/8/28(日) 23:59 ┃ ┃ ┃ ┗岡田民営化論は当然です。 昔神童・今人道 05/8/28(日) 23:51 ┃ ┃ ┃ ┗民主党の対案は「反対」だ。ハッキリしている。 昔神童・今人道 05/8/29(月) 12:35 ┃ ┃ ┗Re(2):Re(1)岡田民営化論に反対する。 昭和 人 05/8/28(日) 21:54 ┃ ┣Re(1):Re(1)岡田民営化論に反対する。 団塊党 05/8/28(日) 18:35 ┃ ┗郵政民営化は小泉の改革ぼかしの作戦、検討にも値しない なんだ神田 05/8/28(日) 18:37 ┃ ┗Re(1):郵政民営化は小泉の改革ぼかしの作戦、検討にも値しない 昔神童・今人道 05/8/28(日) 23:38 ┣ではまず「郵便」サービスについて。 ぎみゆら 05/8/29(月) 0:27 ┃ ┗Re(1):ではまず「郵便」サービスについて。 昭和 人 05/8/29(月) 10:31 ┃ ┗Re(2):ではまず「郵便」サービスについて。 ぎみゆら 05/8/29(月) 23:15 ┃ ┣Re(3):ではまず「郵便」サービスについて。 健太郎 05/8/30(火) 1:46 ┃ ┗Re(3):ではまず「郵便」サービスについて。 昭和 人 05/8/30(火) 12:38 ┃ ┗官から民にお金を流す? ぎみゆら 05/8/30(火) 22:54 ┃ ┗Re(1):官から民にお金を流す? 昭和 人 05/8/30(火) 23:15 ┃ ┗Re(2):官から民にお金を流す? ozone 05/8/31(水) 10:38 ┃ ┗Re(3):官から民にお金を流す? 昭和 人 05/8/31(水) 17:07 ┗Re(1):岡田民営化に反対。 昭和 人 05/8/29(月) 21:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 争点逃避では負ける。 ■名前 : Gokai ■日付 : 05/8/23(火) 20:59 -------------------------------------------------------------------------
やはり今回の争点は郵政民営化です。 郵政民営化によって財政改革の道筋を確りしたものにしようというのが大方の人々が思っている争点です。 2.3ヶ月以前の統計で実際の数字は記憶が曖昧になりましたが、確か次のようなのがありました。 1.昨年に比べて、生活が楽になった人。25% 2.昨年とあまりかわらない。40% 3.昨年より生活が苦しくなった。35% 1.と2.を足すと65%になります。これらの人々の気持ちは 今は苦しくても、将来に備えて、構造改革をすべきだ。・・・であろうと思います。 3.の人々に年金や介護を含めた福祉の話を持ちかけると一も二も無く賛成してくれるでしょうが、1.と2.の人々からは賛成は得られないと思います。 今、民主党が訴えていることは年金介護福祉が中心でしょうから、65%の人々の支持を取り付けることは難しく、 これでは、小泉自民党の勝ちになると恐れていますがいかがでしょう。 やはり郵政民営化を選挙の争点にすべきで、 民営化賛成派はおおきな誤解をしていること、 民営化反対派は正しい選択をした人々であると・・の争点に持ってゆくべきです。 そうやってこそ、1.と2.の人々を動かすことが出来、 37名の志士や民主党、野党が勝利することが出来ると思います。 |
▼Gokaiさん:こんにちは >やはり今回の争点は郵政民営化です。 > >郵政民営化によって財政改革の道筋を確りしたものにしようというのが大方の人々が思っている争点です。 > >2.3ヶ月以前の統計で実際の数字は記憶が曖昧になりましたが、確か次のようなのがありました。 >1.昨年に比べて、生活が楽になった人。25% >2.昨年とあまりかわらない。40% >3.昨年より生活が苦しくなった。35% > >1.と2.を足すと65%になります。これらの人々の気持ちは 今は苦しくても、将来に備えて、構造改革をすべきだ。・・・であろうと思います。 >3.の人々に年金や介護を含めた福祉の話を持ちかけると一も二も無く賛成してくれるでしょうが、1.と2.の人々からは賛成は得られないと思います。 > >今、民主党が訴えていることは年金介護福祉が中心でしょうから、65%の人々の支持を取り付けることは難しく、 >これでは、小泉自民党の勝ちになると恐れていますがいかがでしょう。 > 2.と3.を足すと75%です。ならば 2.の人がどのように考えているかで決まるかもしれません。それと実際に選挙に行く層は何処が多いかということも重要だと思います。個人的にはそれほど強くもないと思います。 >やはり郵政民営化を選挙の争点にすべきで、 > >民営化賛成派はおおきな誤解をしていること、 >民営化反対派は正しい選択をした人々であると・・の争点に持ってゆくべきです。 > >そうやってこそ、1.と2.の人々を動かすことが出来、 >37名の志士や民主党、野党が勝利することが出来ると思います。 気になることがあります。反対派は「郵政民営化そのものに反対」なのか、「今回参議院で否決された郵政民営化『法案』に対する反対」なのか。小泉は具体的な「法案」に対する賛否を、郵政民営化そのものの賛否に「すり替えて」います。そして民営化自体には賛成だが、外資売却への対抗策がない今回の法案には反対という人物も含めて改革に抵抗するものとして悪者と宣伝する。実にうまいです。法案反対派は何故反対なのか、国民のためであるとはっきり言うことで支持が得られるはずです。 http://www.hiranuma.org/japan/note/note20050817.html <引用> 郵政法案と人権擁護法案は表裏一体、二つの法案は「セット」と申しても良いものです。性急で強引な進め方も双子のように似ています。ひとつはアメリカの注文、ひとつは公明党の注文、いずれも原案通りに進めることが注文先の希望と利益になることですから、修正・変更には応じず、内容の吟味や議論の打ち切りを行い、何が何でも可決を目指そうとする姿勢に繋がります。 <引用> 忘れがちですが公明の注文であるという人権擁護法案も断じて通してはならないと思います。 |
障害者自立支援法案もヤバイと思います。 |
Gokaiさん 同感です。 別スレッドでパンドラさんへ解説した「外資介入の危険」は解りやすく、今までのよりも一番よかったと思います。(60305) これと、小泉・竹中の財政構造改革(景気対策)の誤り・矛盾をGokai流に説明、説得で勝てると思います。 小林氏がやっとTVで発言していましたが、民営化反対派はもっと早くから、強くこのことをアピールすべきです。 民主党など野党はただ反小泉を叫ぶだけでヤボ蛇になっています。 今度の選挙はやはり「郵政民営化問題」で法案の是非で堂々と戦うべきとおもいます。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=60305;id=sougou (60305)のコピー |
▼Gokaiさん: >やはり今回の争点は郵政民営化です。 そうです。逃げたらいけません。この問題再度とり上げたい。 今の民営化法案は、欠点だらけで、最も批判出来易いのである。 賛成派ですら、これでは民営化とは言えない、保護色強く民間圧迫、外資への防衛がない、など等の反対論が相次いででている。 今回今の法案では小泉・竹中の言う金の流れでも、公社のままと変わらない。 反論のネタは豊富で限りないではないか。 にもかかわらず、民主党は「郵政民営化反対論」を強く出していないで逃げている。郵貯の限度額などだすのは枝葉末節でかえって小泉自民応援のヤボヘビだ。 かと言って、他の例えば増税反対、減税論も出せない。 キャッチフレーズも間が抜けている。 せっかくの勝てる選挙・政権獲得の絶好チャンスであるにも拘わらず大衆への訴えが弱い。 正面から、郵政法案の反対キャンペーンを打ち出して論戦すべきである。 Gokaiさんの言う反対の「志士」の主張も採り入れて、小泉政権を倒すべきである。(むしろ、小沢一郎のほうが勝つには強い)。 > >郵政民営化によって財政改革の道筋を確りしたものにしようというのが大方の人々が思っている争点です。 > >(途中略) > >今、民主党が訴えていることは年金介護福祉が中心でしょうから、65%の人々の支持を取り付けることは難しく、 >これでは、小泉自民党の勝ちになると恐れていますがいかがでしょう。 > >やはり郵政民営化を選挙の争点にすべきで、 > >民営化賛成派はおおきな誤解をしていること、 >民営化反対派は正しい選択をした人々であると・・の争点に持ってゆくべきです。 > >そうやってこそ、1.と2.の人々を動かすことが出来、 >37名の志士や民主党、野党が勝利することが出来ると思います。 |
Gokai さん、みなさん、こんにちは。 それではご提案にのって、私も少し書き込んでみます。 正直いって私は、経済とか経営とかの話にまったく弱く、これまで この掲示板上でも数多く話されてきた郵政民営化の話や、財投が どう国債がどうという話には、ほとんどついていけませんでした。 でもこちらには、Gokai さん、rerere さん、昭和 人さんという 頼もしい面々が揃っていらっしゃいますので、恥を顧みずに幼稚な ことをいくつかお聞きしてみたいと思います。 * まず、やっぱりここをお聞きしないと前に進めないような気が私は するのですが、そもそも「民営化」とは、そんなにバラ色づくめの いいことなんでしょうか。繰り返しますが、経済や経営の話はでき ないので、生活実感、これまでの仕事と暮らしのなかで感じてきた ことを言います。 私たちが知っている「民営化」は、国鉄→JR、電電公社→NTTです よね。民営化してよくなったんでしょうか。私たち庶民にとって、 メリットは大きかったんでしょうか。 電電公社がNTTになって何が変わったかと、ここ十年ほどのことを 振り返ってみます。私が感じるのは、1)携帯電話がすごく増えた。 2)公衆電話がすごく減った。3)家庭据え置き電話がほぼ無防備に テレホンセールス営業のエジキになっている。この3つです。 公衆電話がすごく減ったのも、普通のご家庭の電話に飛び込み営業の 電話が毎日ゴンゴン入るのをNTTが事実上ほとんど放置してるのも、 要するに、NTTが民間企業になって、利潤追求第一、企業としての 「公共性」が非常に低下していることの顕著な表れなんじゃないか というのが、私の受け取りなんですが、どうなんでしょうか。 JRのほうを見ると、本当は先般の福知山線事故のことを言いたいん ですが、ちょっと険しくなりすぎそうなんでとりあえず置いて、少し 前に宮城沖で地震があって、東北新幹線2本が8時間だか満員の客を 乗せたまま立ち往生ってことがありました。 あれなど私は、詳しい報道すらあまりありませんでしたが、いったい 何をやってるんだJRと思ってしまいます。たしか盆がかりの8/16、 年寄りも子供もいる家族連れをいっぱい乗せた新幹線が、たぶん 冷房も切れた蒸し風呂状態で線路上で8時間立ち往生なんて、それ 自体、もう一種の事故だと思います。 なぜ救出しなかったのか。救出できなかったのか。そもそもやる気が なかったのか。やろうとしても日ごろの準備がなかったのか。 線路はそのままあるんだから、幼稚な素人考えかもしれませんが、 たとえば自走できるトロッコみたいなものを日ごろから要所要所に 準備しておいて、あんなときには年寄り、病人、子供を優先して 最寄りの駅までピストン輸送すれば、もう少しましな成り行きに なってたんじゃないかと思うんですが、違うんでしょうか。もう そんな発想すらできないほど、「公共性」意識が低下しているのか。 民間企業にだって「公共性」は求められます。客の最低限の安全や 安心も守る気がないほど、NTTやJRの「公共性」意識が低下して いるのだとしたら、戦後日本の「民営化」そのものに、何か大きな 問題点が潜在しているのではないかと考えざるをません。その辺、 みなさんはどんなふうにお考えなんでしょうか? NTTもJRも、民営化してからもうずいぶん年月が経つのですから、 まずその辺りの「振り返り」、民営化のメリットとデメリットの 「決算」を、ある程度明らかにしておいてからでなければ、郵政 民営化の是非なんて、おっかなくて、とても話せないというのが、 私の率直な気持ちなのですが、その辺、いかがなものでしょうか? |
▼ぎみゆらさん: > いらっしゃいませ。 丁度、今、会議から戻ってコーヒー・ブレークなので、お付き合いします。 私にはJRのことは専門外であり、一般論しか言えないので遠慮しますが、NTTの民営化の実態については、当事者でもあり、答えられます。自分の頭の整理にもなるので、手元にデータ・資料がないので体験、記憶によりますが、簡単に記します。 >電電公社がNTTになって何が変わったか。 NTTが民営化されて丁度20年になります。20年前は私はNTT現役でした。 最初の5年間くらいの想い出から。 (1)職員の給料は高くなった。業績、利益が無駄を省きコストダウンによって、 ボーナスももよくなった。(労組が強かったこと、社長が合理化で有名な真藤氏の影響が強く、土光さんの影響も強かった) (2)競争会社(第2電電と呼び3社くらいできた)が発生して、市外通話料金がかなり安くなった。 おそらく今は当時の1/10位(あとで確認します)に下がっていると思う。 (3)莫大な法人税など税金を国へ納入するようになった。(利益相当) 公社時代は利益は開発投資、国際貢献、光ケーブル、新機器への投資にむけた。 さらに株式開放で政府は莫大な財政収入を得た。 (4)この為もあり、基礎研究、メーカー各社(NEC,富士通、沖電気、日立など)への支援などは減少した。 (5)サービスはよくなった。(測定は難しいが、104番の応答時間、窓口の処理時間、故障対応時間の短縮など) (6)携帯電話はNTT-Docom分社化後、発達したもので、競争が激しくなったのは最近5年くらいかなあ(それまではNTT−Dokcom主導)民営化当初は 未だ自動車電話の時代でした。 > >公衆電話がすごく減ったのも、普通のご家庭の電話に飛び込み営業の >電話が毎日ゴンゴン入るのをNTTが事実上ほとんど放置してるのも、 >要するに、NTTが民間企業になって、利潤追求第一、企業としての >「公共性」が非常に低下していることの顕著な表れなんじゃないか >というのが、私の受け取りなんですが、どうなんでしょうか。 最近の10年を見ると(私はOBとして民間メーカーで商売取引) (7)公衆電話は利用率の低いところから撤去してきた。 (8)民間電話会社は規制解除参入により、儲かるところだけへ入ってきた(クリーム・スキミングといって、例えば市外通話は東名阪のみ企業通話の多いところだけ)、NTTだけは法律で全国一律サービスを義務つけられているので全国サービスし、民間会社へは回線を貸している、) (9)サービスはレベルはNTT以外の民間各社よりも良い(お客には参入会社が多いので、わかりにくい、飛び込み営業のひどいやり方はNTT以外だと思う。でもやや下がっているかも。人員を公社時代の半分以下になっているので。 以上が客観的な事実です。 私なりにNTTの民営化を評価すると。 ・価格は予想以上に下がった。 ・インターネットのようなPC通信が発達し、便利になった。 (公社時代も可能だったが、価格と技術進歩はこうならなかったと思う、競争原理の効用か。 ・人員整理、リストラ、別会社など(例 秋葉原の開発はNTT)で、電話のような昔からのサービスは下がりつつあるような気がする、ただし携帯電話、新サービス(IP、ブロードバンドという画像、とインターネットのサービスなどは民営化競争で早まっているのでは。 ・総合的には皆さんが判断することです。 私はNTT職員にとっては厳しくなったが、利用者にとっては安くなった。また、関連業界(メーカ、ゼネコン)にとっては利益半減、赤字、厳しくなった。 倒産、買収がすすんでいる。 これを、どう診るかが問題です。 ただ一般世間では、私の分析までいっていないせいか、NTTの民営化は成功だったから民営化のやり方は見習えと言われています。 > > NTTの場合は特殊会社として公共的な枠組みは法律化している。ただし、それが赤字の原因となるので、国の財政支出が必要だと思う。 つまり、公共性と信頼性を確保するなら、財政援助が必要です。 > >(最後の言葉ー略) そのとおりですね。 別スレッドで検証・議論したい。 民営化対象の事業はまだまだありますので。 長くなり、きりがないので、また書きます。 |
昭和 人さん、こんにちは。 丁寧なお返事、ありがとうございます。ご説明は、かなりよくわかり ました。メリットと見なせるものは相当あった、ということですね。 郵政民営化を話すための「露払い」のつもりだったので、あまり 個別の話題に立ち入ってもキリがないので、いくつか大づかみな お尋ねをしてみたいと思います。昭和 人さんの「現場からの 感覚」で結構ですので、以下、お聞かせ願えませんでしょうか。 ●そもそもなんで、日本の電信電話事業は「公社」だったのか? 公共インフラという認識だったということなんでしょうか。電電 ファミリー企業の錚々たる顔ぶれを見ても、大戦後、敗戦後の国際 競争に臨む国策として、「公」としてお金と力を注ぐポイント、 ということだったんでしょうか。 テレビもそうですが、電話も戦後急速に進化、普及した「メディア」 ですよね。1958年生まれの私が幼児の頃、わが家も、周りの多くも、 まだ呼び出し電話でした。近所の商店街の酒屋の電話。ウチに電話が 入ったのは、小学校4、5年生くらいのことだったと記憶しています。 ●なぜ「民営化」に踏み切ったのか? その時期は妥当だったか? 戦後日本をすごく大雑把に刻んで、1945〜55年、あるいは60年 くらいまでが「混乱・復興期」、60年代が「高度成長」、70年代は 「安定成長」と、オイルショックに象徴されるような「新たな混乱の 兆し」の時期、80年代が「バブル」、90年代が「失われた10年」。 NTT民営化は1985年。時期としては、金余りまっただ中、いまから 思えば絶妙のタイミングでした。私はその頃20代のサラリーマン。 NTT株放出で同僚が儲けたとか、覚えています。 あの時期に、なぜ民営化に踏み切ったのか。タラレバになってしまい ますが、いまから見て、「もっと早くやってもよかった」とか、 「時期尚早だった」とか、そういう見方はありえるか。 それから、これはちょっと、ある意味ズルい質問なので、お答え いただかなくてもかまいませんが、もしいままで「電電公社」の ままで、いま「民営化」に着手することになったとしたら、成功 すると思われますか? ●民営化のデメリットは? 私はやっぱりまだ、公衆電話がどんどん減っていることや、家庭 据え置き電話に対する「保護」ガードがどんどん下がっている(と 感じる)ことが、とても気になっているんです。 これは私が現在フリーランスであるからかもしれませんが、それは どちらもけっして、お年寄りや低所得者、身寄りのない人や在留 外国人などに、「やさしい」ことではないはずですし、どんなもん なんだろうという気持ちが、残るんですね。 それはたぶん、いま郵政改革に関連して、「民営化したら過疎地の 郵便はどうなるの?」などといった話とも、つながるんじゃないか という感覚が、私にはあるんです。 NTT OB の昭和 人さんに、お答えになりにくいだろうことを承知の うえで、あえてお尋ねするのですが、「メリットがたくさんあった」 ことは認識したうえで、デメリットとしては、どんなことがあったと お考えでしょうか。あるいはまた、今後予想されるリスクとして、 どんなことが考えられるでしょうか。 |
▼ぎみゆらさん: > 出掛けていたので遅くなりました。 先ずは質問に答えます > >●そもそもなんで、日本の電信電話事業は「公社」だったのか? 明治から昭和24年まで逓信省として郵政、電信電話は官庁でした。 同年、電気通信省と郵政省に分離分割、初代電気通信大臣は佐藤栄作で、私はその時代1950年に、佐藤栄作から辞令をもらって入省電通省の新規第1回性でした。目的は戦後の電信電話の復興の促進でした。アメリカの援助指導のもとに自動交換機の導入と旧設備の復旧の時代でした。 昭和27年公社発足。(国鉄、専売、アルコールが一緒だったと思う) 狙いは、財政投融資計画資金、電信電話債権売り出し。その資金を豊富に使い復興と電話の普及を効率的に促進することでした。 国鉄も同様でした。 この時代60年安保まで労働組合は社、共、労農、とともに強かった。 参議院の全国区なんかは、社共(組合幹部と組合推薦)でたしか半数以上占めたと思う。炭鉱、国鉄、電通、全逓(郵政)まとめ総評(岩井、大田ライン)、私も組合役員で駅前で社会党左派系の応援、立会い演説会のヤジ役などやってました。> > >●なぜ「民営化」に踏み切ったのか? その時期は妥当だったか? 中曽根内閣の臨調、土光委員長の哲学に引っ張られ、今も生きている加藤らのリードで、組合と首相の交渉まであって、JRよりも先に民営化した。 理屈は。 事業の合理化、効率化、競争原理の導入、活性化、サービスの向上、国際競争への対応、資金の有効活用など等でした。 私は管理職、本社勤務でしたので、真藤総裁(リクルートで失脚)、局長の下で技術系組織、体制の立案、準備、組合交渉(自分はホンネ反対でしたから辛かった)をさせられた。本音反対のところは組合と談合した。そのときの委員長は後で連合代表をした山岸でした。(これ以上書くとヤバイかな) > >NTT民営化は1985年。時期としては、金余りまっただ中、いまから >思えば絶妙のタイミングでした。私はその頃20代のサラリーマン。 >NTT株放出で同僚が儲けたとか、覚えています。 >、 >「時期尚早だった」とか、そういう見方はありえるか。 本当は国鉄潰しが目的だったのでは。と今は思う。 この後国鉄JRの生みの苦しみ、戦いがあったことはご存知のとおり。 > >それから、これはちょっと、ある意味ズルい質問なので、お答え >いただかなくてもかまいませんが、もしいままで「電電公社」の >ままで、いま「民営化」に着手することになったとしたら、成功 >すると思われますか? さあ〜答えようがない。 (組合と野党・社共が弱くなった分、簡単に民営化しちゃったかなあ。 > >●民営化のデメリットは? ある。ある沢山あります。 一冊の本が書けます。 リタイヤしたら書きますので、ぎみゆらさん編集発行しませんか。 でも売れないか。 > >>NTT OB の昭和 人さんに、お答えになりにくいだろうことを承知の >うえで、あえてお尋ねするのですが、「メリットがたくさんあった」 >ことは認識したうえで、デメリットとしては、どんなことがあったと >お考えでしょうか。あるいはまた、今後予想されるリスクとして、 >どんなことが考えられるでしょうか。 大事なことです。 民営化か官公営かの基本問題です。 また、マクロ経済政策論の基本問題です。(Gokaiさんのいう財政再建・構造改革か赤字国債公共投資か等) 別のスレッドで議論したい。 |
昭和 人さん、こんにちは。 なかなかきわどいところまでお答えいただき、深く感謝します。 かなり、感触というか、ニュアンスというか、わかったように 思います。 そろそろ郵政に入ろうと思いますが、少しだけ時間をください。 ではまた。 |
昭和 人さん、こんばんは。 チョット旧いデータですが、2002年9月時点で、財務省の持ち株比率(2002年9月)は、NTTの45.9%で、筆頭株主です。つまり、政府の意向は無視できない。こういう状態でも、NTTは民営化されたと言えるのでしょうか?ただ単に格好を変えただけな気かするのですが? |
▼あおばびとさん: >昭和 人さん、こんばんは。 > >チョット旧いデータですが、2002年9月時点で、財務省の持ち株比率(2002年9月)は、NTTの45.9%で、筆頭株主です。つまり、政府の意向は無視できない。こういう状態でも、NTTは民営化されたと言えるのでしょうか?ただ単に格好を変えただけな気かするのですが? 外国資本からの敵対的買収から防衛するため、民営化時の法律できめました。 その他政府の保証は災害対策、国のネットワークの安全を確保するためです。 これを特殊会社といいます。 民営化のときの最低必要条件だと思います。 |
昭和 人さん、こんにちは。 早速のレス、ありがとうございました。 >外国資本からの敵対的買収から防衛するため、民営化時の法律できめました。 >その他政府の保証は災害対策、国のネットワークの安全を確保するためです。 >これを特殊会社といいます。 > >民営化のときの最低必要条件だと思います。 このため、財務省の意向や、天下りは完全に排除されていますか? もし、そうでないなら、完全民営化とは言えないと思います。 |
▼あおばびとさん: > あなたの質問には事実を答えているだけです。 なにを言いたいのですか。 公共事業に完全民営化はすべきでないと思います。 NTTは特殊会社(調べて勉強しtください)です。商法の適用はしていますが、完全民営会社なんて誰も言っていないですよ。 > >>外国資本からの敵対的買収から防衛するため、民営化時の法律できめました。 >>その他政府の保証は災害対策、国のネットワークの安全を確保するためです。 >>これを特殊会社といいます。 >> >>民営化のときの最低必要条件だと思います。 > >このため、財務省の意向や、天下りは完全に排除されていますか? >もし、そうでないなら、完全民営化とは言えないと思います。 郵政省(今は総務省)は規制などで関係ありますが、財務省は株式売りで助けられているだけです。 天下りなんていうのは、NTTでは公社時代からないですね。 あるとすればNTT→関連企業の協力関係だけですね。 あなたは郵政民営化は賛成ですか、反対ですか。 ご自分の意見も書いてください。 |
昭和 人さん、こんばんは。 >公共事業に完全民営化はすべきでないと思います。 >NTTは特殊会社(調べて勉強しtください)です。商法の適用はしていますが、完全民営会社なんて誰も言っていないですよ。 確かに「昭和 人」は完全民営会社とは言っていません。しかし、NTTは株式会社ですから、世間一般では、完全民営会社だと思っているのではありませんか?ここに政府の欺瞞とずるさを感じるのです。わたしは、完全に民営化出来ない部分は民営化するべきでないと考えております。もちろん、贅肉を削り落とす事が必要かと思ってます。完全民営会社でないものを、民営化と言って、官僚が焼け太りする事を危惧しております。 >天下りなんていうのは、NTTでは公社時代からないですね。 >あるとすればNTT→関連企業の協力関係だけですね。 京都新聞によると、NTT全体に対する中央省庁からの天下りは、役員クラスで21人いるそうです。 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005071200202&genre=B1&area=Z10 |
▼昭和 人さん: >>このため、財務省の意向や、天下りは完全に排除されていますか? >>もし、そうでないなら、完全民営化とは言えないと思います。 >です。 >天下りなんていうのは、NTTでは公社時代からないですね。 >あるとすればNTT→関連企業の協力関係だけですね。 > 昭和 人さんの論旨には、ほぼ賛同しておりますので、コメントを躊躇しましたが、どうも貴殿は体制の間近にいたために末端のところで誤認があるようなのでちょっと一言。 私も、NTT関連業界のお世話になった経験から、「天下り」の有無について言及します。民営化された後は、「天下り」とは言わずに、「協力関係」となるのでしょうが、形態としては、公社時代と同様に、多分、電気通信省時代からでしょうが、NTTの局長、支店長さん、偉い部長さんが、50代にもなると、閉じた関連業界に再就職していたことを、いろいろと見ております。 そのため、プロパー社員が、とんび油と嘆いていました。 呼び方は異なっても、こういうメカニズムは、どこのサラリーマン社会でも組織論として必要であり、公務員が税金を使って、これをやるのはけしからんと、言っても、けしからんだけでは、改善することができないようです。 |
▼ぎみゆらさん:こんにちは 小泉郵政改革が何の益をもたらさないどころか国民を不幸に引きずり込む可能性のあるものかもしれません。 嫌いな自民党の内紛のように見えるとはいえ、自己にとって何の益も見出せない反対をした37名の心を汲む、考えを汲む努力をしないで何の民主主義でしょう。 お互いが対等の立場でお互いの意見を聞き 考察検証することは民主主義の基本であろうと思います。現に、日本においては福祉を訴えることは少数派であるはずです。ならば少数派だけで一致結束したところで政権交代など夢に終わります。それよりも、多数派の正当と思える 或いはそのように勘違いをしている考えを指摘して、それらを切り崩して味方に引き入れることが大切です。そのためには自分の都合ばかり言っていたのでは人々はは振り向きもしないでしょう。相手の立場に立ってまずは説得を始めなければなりません。 ならば小泉郵政改革が如何に駄目なものであるかを理を尽くして説明しなくてはいけません。 或いは郵政民営化が如何に人々に悪いものかを説明すべきです。 >まず、やっぱりここをお聞きしないと前に進めないような気が私は >するのですが、そもそも「民営化」とは、そんなにバラ色づくめの >いいことなんでしょうか 共産主義社会主義はおそらく究極の福祉社会なのでしょうが、 今のところ それは存在不可能な社会夢物語であるようです。 民営化というのは、私の感覚では、社会主義に背を向ける政策なのだと思います。 もちろんそれが人々の幸福にとって邪魔になる制度であるならば民営化改革することに何の異論もあろう筈ではありません。 けれども、国鉄改革に比べて、今のところ何の問題もない郵政が民営化されなければならない理由など、 人々の幸福を基準に考えればあろう筈がないのです。 だから民営化賛成の小泉政権やマスコミはでたらめの理由をつけて正当化しています。人々はその嘘にまんまと騙されているのです。 例えば、330兆円の資金の流れは官だけに止まって民間活性化に貢献していないといいますがそんなことはありません。郵貯資金は財投債から特殊法人に流れ、それから民間に報酬として支払われていて、民間活性化に貢献しているのです。 今、民間はバランスシートが壊れていますので、そのような事業をして活性化などすることは出来ません。民間にお金の需要を増やそうとすれば郵貯民営化などではそれが出来るわけがありません。 郵貯民営化とは別途の施策がとられなければならないのです。 それなのに無理やり、「民営化が民間間活性になるなどの説明」・・は大嘘です。 >そんな発想すらできないほど、「公共性」意識が低下しているのか。 民営化は全て良し。民間人は善で、公務員は悪というように単純な割り振りはいけません。何故公務員が必要かをもう一度考え直す必要があると思います。 小さい政府が良いというのは何故なのかをもう一度考え直さなくてはならないのではないでしょうか? >民間企業にだって「公共性」は求められます。客の最低限の安全や >安心も守る気がないほど、NTTやJRの「公共性」意識が低下して >いるのだとしたら、戦後日本の「民営化」そのものに、何か大きな >問題点が潜在しているのではないかと考えざるをません。その辺、 >みなさんはどんなふうにお考えなんでしょうか? |
横レス失礼 >小泉郵政改革が何の益をもたらさないどころか国民を不幸に引き >ずり込む可能性のあるものかもしれません。 そう思います。ただ可能性ではなく、現実に不幸に引きずり込みつ つあります。 >嫌いな自民党の内紛のように見えるとはいえ、自己にとって何の >益も見出せない反対をした37名の心を汲む、考えを汲む努力をし >ないで何の民主主義でしょう。 これは、元々魑魅魍魎の世界の方々に無益の行為など存在しません。 自民党の内紛以上でも以下でもないでしょう。たまたま、大上段に 振りかぶれる名目があったと言うだけで。 100%自民党議員が悪人ではないですが、無能だったことは確か です。 >共産主義社会主義はおそらく究極の福祉社会なのでしょうが、 >今のところ >それは存在不可能な社会夢物語であるようです。 共産主義・社会主義は究極の保守社会です。存在可能な社会である から問題あるのです。 >民営化というのは、私の感覚では、社会主義に背を向ける政策な >のだと思います。 そんな大げさなものでなく、アメリカに小泉氏が約束してしまった からです。彼にはそんな高尚な考えはありません。 アメリカが喜べば、支援してもらえるし、じゃまされない。 >けれども、国鉄改革に比べて、今のところ何の問題もない郵政が >民営化されなければならない理由など、人々の幸福を基準に考え >ればあろう筈がないのです。 民営化が、ちゃんと働く人びとが居る郵政関連組織にするという意 味ならば理由は有ります。いまはお金関連をきちんと扱う組織とし ての存在ではありませんから。 人々の幸福などとんでもない、そんな水準ではなく少なくとも不幸 にして欲しくない事を基準にしなければならないから問題あるので す。 >だから民営化賛成の小泉政権やマスコミはでたらめの理由をつけ >て正当化しています。人々はその嘘にまんまと騙されているので >す。 正確には、「小泉流民営化賛成の小泉政権」と「政権政党に賛成の マスメディア」は実際の行為を表面だけ砂糖にくるんだ嘘を流して います。 >例えば、330兆円の資金の流れは官だけに止まって民間活性化に貢 >献していないといいますがそんなことはありません。郵貯資金は >財投債から特殊法人に流れ、それから民間に報酬として支払われ >ていて、民間活性化に貢献しているのです。 GOKAIさんの基本的スタンスでしょうが、このところが一番問題な 部分です。 郵貯資金 → 財投資 → 特殊法人 → 民間 の間に 1)まず量が減る 2)使い道を決めるのが「お上につながる特殊法人」UP TO DATEの 対応が不可能 3)流れてくる金が腐敗する。 これって、 「北鮮の金政権の使う「お金」は実は、特権階級に流れそれから民 間に支払われ、報道されるほど経済停滞してるわけでなくちゃんと 経済活性に役立ってます」 というのと同じですよ。 郵貯資金が特殊法人に流れることで、民間活性化に貢献してる訳で すか?特殊法人廃止した方が民間活性化しませんか。 >民営化は全て良し。民間人は善で、公務員は悪というように単純 >な割り振りはいけません。何故公務員が必要かをもう一度考え直 >す必要があると思います。 全国民の30%を公務員関連の人々がぶら下がって生きている今の 現状異常だと思いませんか。民間はそんな重さしょっていく義務も 必要性もありません。 「何故公務員が必要か」などということは、公務員が希少動物に認 定されるほど少なくなってから考えましょうよ。 これだけ多いのにもう一度考え直す必要などありません。 |
▼イワオさん:こんにちは 貴方の場合は相変わらず憎めないところが面白い。 なんなんだろう、これは、経済については意見がまるで食い違っているにかかわらずです。 貴方のご意見に反対する立場の議論でも良いのですが、出来れば立場を代えて、貴方に質問してみたい。 ↓、良かったらこの素朴な疑問に答えてください。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=60923;id=sougou >>例えば、330兆円の資金の流れは官だけに止まって民間活性化に貢 >>献していないといいますがそんなことはありません。郵貯資金は >>財投債から特殊法人に流れ、それから民間に報酬として支払われ >>ていて、民間活性化に貢献しているのです。 > >GOKAIさんの基本的スタンスでしょうが、このところが一番問題な >部分です。 >郵貯資金 → 財投資 → 特殊法人 → 民間 の間に >1)まず量が減る >2)使い道を決めるのが「お上につながる特殊法人」UP TO DATEの > 対応が不可能 >3)流れてくる金が腐敗する。 >郵貯資金が特殊法人に流れることで、民間活性化に貢献してる訳で >すか?特殊法人廃止した方が民間活性化しませんか。 >全国民の30%を公務員関連の人々がぶら下がって生きている今の >現状異常だと思いませんか。民間はそんな重さしょっていく義務も >必要性もありません。 >「何故公務員が必要か」などということは、公務員が希少動物に認 >定されるほど少なくなってから考えましょうよ。 |
▼Gokaiさん: >貴方のご意見に反対する立場の議論でも良いのですが、出来れば立場を代えて、貴>方に質問してみたい。 >↓、良かったらこの素朴な疑問に答えてください。 >http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=60923;id=sougou 上記、なんですか?エラーですが。 な、ことより、下記のレスつけていただいた方がありがたいのですが。 >>>例えば、330兆円の資金の流れは官だけに止まって民間活性化に貢 >>>献していないといいますがそんなことはありません。郵貯資金は >>>財投債から特殊法人に流れ、それから民間に報酬として支払われ >>>ていて、民間活性化に貢献しているのです。 >>GOKAIさんの基本的スタンスでしょうが、このところが一番問題な >>部分です。 >>郵貯資金 → 財投資 → 特殊法人 → 民間 の間に >>1)まず量が減る >>2)使い道を決めるのが「お上につながる特殊法人」UP TO DATEの >> 対応が不可能 >>3)流れてくる金が腐敗する。 >>郵貯資金が特殊法人に流れることで、民間活性化に貢献してる訳で >>すか?特殊法人廃止した方が民間活性化しませんか。 gokaiさんの考え方、国がまずあって国民は従に思ってますでしょ。 公務員になるということは、公僕としての仕事全うしてもらうためで 公僕のために国民がいるわけではありません。 |
▼ぎみゆらさん:こんにちは > >まず、やっぱりここをお聞きしないと前に進めないような気が私は >するのですが、そもそも「民営化」とは、そんなにバラ色づくめの >いいことなんでしょうか。 庶民生活の立場で言っても何故民営化が必要なのかわかりません。 政府は庶民生活がバラ色になることを何か言っているでしょうか? むしろ地方ではそのうち不採算の郵便局が閉鎖されるかもしれない ような民営化ならやって貰わないほうがいいでしょう。 また補助金を出して運営するならなんで民営化にするのかわかりません。 郵貯のお金が民間に流れると経済が活性化すると説明しているようです が民間の銀行も融資先がなくて困って国債を買っています。 融資先がないことや貸し出しができないことは貸し出し基準などの制度の 問題や経済状況によるもので郵貯の資金の運用先の問題ではありません。 庶民が民営化は普段は考えたこともないのに「日本経済にとって必要に 違いない」などと賛成するととんでもないことにもなりかねません。 自分の生活にとってどうなのかを考えたほうがいい答えが出るでしょう。 以前紹介したURLですが、このようなことかもしれません。 <例え話> http://blog.mag2.com/m/log/0000154606/106280835?page=1#106280835 |
直接の関係ないが民主党岡田代表がまたトンチンカンなことを言っている。 http://www.asahi.com/politics/update/0826/007.html (天木氏の立候補のスレッドにあったもの) 公務員の採用数と給料を減少させるという。 民間会社は今仕事量が減少し、デフレで苦しい。民間への代替は不可能だ。 何のためか。 今は、不況で完全失業率が高くなっている。 失業率の減少が経済政策の基本である。 失業をなくすことは、特に働く者の代表と任じる民主党の義務であろうが。 岡田代表の主張は民営化の思想そのものである。 呆れて、批判する気も起こらない。憤りを感じる。 これでは、まともな常識人は民主党に投票する気になれない。 私の誤解か。 Gokaiさん、なんとか、言って。 |
岡田では負ける。 勝つだけなら、小沢のほうがよい。 |
岡田代表はよくがんばっている。 郵政民営化の「土俵」に上がる必要は全くない。勝手に言わしておけ。 我々の要求は「年金・社会保障制度」 「雇用・とりわけ大企業の狂乱の大大大リストラで路頭にホッポリ出された中高年の雇用を確保せよ」 「ニート、フリーターの正社員化を急げ」 「医療改悪」を元に戻せ。 「景気対策を打て」!!! 再度言う。 小泉の土俵めがけて「過去4年4ヶ月」の悪事を暴き倒せ。 怒りの「ざぶとん」で土俵を埋め尽くせ!!! 再度言う。 民主党の岡田代表はよくガンバッテいるぞ!! 足を引っ張るヤカラはほっとけ。 昨日も台風の中「びしょ濡れ」でがんばる姿に大大大エールを送る。 (オザワ、ハトヤマ、カンの3人には岡田の足を引っ張るなとメールを送ったところである・・・。) |
岡田代表はよくがんばっている。 郵政民営化の「土俵」に上がる必要は全くない。勝手に言わしておいたら良い。 岡田代表、公務員人件費削減策を発表 3年間で1兆円 2005年08月26日20時34分 民主党の岡田代表は26日の記者会見で、マニフェスト(政権公約)で掲げた国家公務員人件費の2割に当たる1兆円を3年間で削減するための具体策を発表した。岡田氏の「私案」という位置づけだが、同党マニフェストに盛り込まれた歳出削減策の実現性が乏しいという与党の批判に応える狙いとみられる。 具体的には、まず3年間の新規採用を退職者の3分の1に抑えることで5000億円程度の削減を図る。行政サービスの水準が低下しないよう、業務の効率化や、各省庁を超えた効率的な人員配置を進める、としている。 さらに、現在の人事院勧告制度を維持しながら、比較対象とする民間企業の規模や地域差を見直すことなどで、5000億円程度の削減を目指す。関係団体と協議するために担当大臣も設ける。 民主党は、3年間で10兆円の歳出削減をマニフェストで掲げ、国家公務員人件費の2割削減を柱の一つとしている。 連合など労働組合との協議は難航する可能性もあるが、岡田氏は「交渉して議論する中で分かっていただける。マニフェストで掲げ、国民に約束している。何が何でもやり抜く」と訴えた。<引用おわり> 当然至極とはこのことである。誰かさんのように、過去4年4ヶ月も政権に居ながら、何ひとつ「改革」をしてこなかったのに、「エラソーに改革だけを吠えてる」おヒトとはちと違うわい。 官のムダ遣いこそ、民主党がメスを入れるべきなのだ。自民党では絶対に出来ないことは、この4年4ヶ月でハッキリしている。出来の悪い奴のハナヲアカス絶好のチャンスなのである。 今や連合の親分からも同情?されている自民党こそ官僚と労組の二人三脚で「改革」は絶対にムリなのである。 自民党造反議員(自民党籍のまま無所属で立候補し、当選すれば元のサヤに収まるのがミエミエのインチキの「法案反対議員」を応援すると先に言明した連合なんか頼りになるかい!! 労組幹部としての「選挙戦略」も立てられんようなダラ幹は引退がいいんじゃないの・・・。 |
▼昔神童・今人道さん: 今晩は。お久しぶりです。 頑張ってください。一つ、無党派、オジンとしての感想だけいいます。 民主、岡田は、自民、小泉に、負けてまっせ。 何か? 小泉には、まぁ、迷いが無い! 正しい、正しくない、などは、関係ないのです、彼には。 「正否」など、問題外なのです。「勝負」勝ち負けなのです。 岡田ハン、そこまで考えています? まぁ、そんなところです。 民主党、頑張れ! 鵺(ぬえ)的、小泉、自民党の終焉を! とは、思います。 しかし、民主党の先にあるものも、別にぃ・・・、かも知れません。 しつれい。 |
▼とうろうさん: >▼昔神童・今人道さん: > 今晩は。お久しぶりです。 >・・・オジンとしての感想だけ言います。 >民主党、頑張れ! 鵺(ぬえ)的、小泉、自民党の終焉を! > >とは、思います。 大事な時やから・・・頼むから・・・これぐらいに収めといて・・・ななな。 しつれい。 |
民間が3年で30%のコストカットをしている。例えばトヨタ自動車購買部は部品メーカーに3年で30%の単価値下げを要求している。それで潰れた部品会社は無い。民間がこれだけ努力しているのに、公務員は相変わらずである。我々が、公務員の給与を下げよと言っても、普段は馬の耳に念仏である。公務員の給与を決めているのは同じ公務員だから、言うだけ無駄である。しかし、選挙の時だけは別である。この時だけは、政治家は公務員の給与を下げますと言う。なら、その政治家に投票しよう。岡田さん、頑張ってね。長良川を越えて応援していますよ。 公務員の給与はどれだけ高いのだろうか。全公務員に支払う人件費を公務員人数で割ると1000万円になる。平均給与が1000万円となる。うそ。そんなに貰っていないよ。と言われる人も居る。例えば教員というのは税込みで50万円、手取りで35万円くらいである。ボーナス5ヶ月分を足すと、50x17=850万円である。これで終いではありません。退職積立金が月10万円、年120万円、その他共済から医療費補助も出ます。子供が生まれたら50万円くらい貰えるしね。修学旅行だってただだしね。出版社から献本で本も戴けるしね。普段は貰っていなくても、何時かは、当然のように貰っている金品も合計すれば、軽く1000万円を越えるのではないでしょうか。 なぜこんな細かいことを言うかと言えば、公務員もフリーターも同じ日本人である。公務員もフリーターの目線で考えるべきだと思います。社会の底辺に居る人のことを考えなくて、どうして良い教育ができるのでしょうか。 芥川龍之介の小説に「蜘蛛の糸」がある。お釈迦様が蓮池の隙間から下界をのぞくと、地獄の有様が見えた。昔一匹の蜘蛛の命を助けた男が苦しんでいた。男のそんな優しい心遣いに免じて、蜘蛛の糸を下界に垂らして、男を助けようとした。しかし、途中で蜘蛛の糸をぷつんと切ってしまった。日本の教員というのは、この小説のお釈迦様みたいな所がある。教育とは人助け、聖職という意識がある。私から見れば、嫌らしい職種である。教員は、そんなつもりではなくても、そうなってしまうのです。私が地獄の住人ならば、お釈迦様にはほっといてくれと言います。英語ではleave me alone!である。地獄から自力で這い上がった者だけが、神は自ら助けるものを助ける、と思います。 数年前から、失業対策として補助教員というのを各地で採用している。「蜘蛛の糸のような国家主義」に汚染された教員よりも、汚染されていない民間人の方がいい。公務員の給与を半分にすれば、理論的には倍の公務員を採用できる。これをワークシェアリングという。このワークシェアリングは社会問題の対策でもあり、教育に新風を吹き込む対策でもある。民主党にこのワークシェアリングを売り込もうかな。 |
岡田民主党代表は今朝のTV出演(NHK、8chフジ)で、郵貯の縮小(党内に廃止意見あり)と公務員の縮小、給与減給を説明し、その際、郵政民営化の検討をする旨の発言があった。 目的は国債、財投債を通じて、特殊法人の公共投資へお金が流れるのを防止するためで公共投資へのお金の出口も入り口もなくしたいと言っていた。 (具体的にはマニフエストへ追記するともいう) これは、基本的には小泉・竹中の応援論である。 私は郵貯については民営化すべきでなく、安全な庶民のお金の預け先として国の保障を確保した金融機関とすべきであると思う。 郵貯のお金が公共投資へ流れることは良いことであり、なにが悪いのかと言いたい。 更に、デフレ不況下で、失業者が増大しつつ、景気上昇がない今のときに上のようなことを言うのは無責任であり、底流の思想が自民党小泉竹中派と同様である。 民主党は今回の総選挙で、なぜ正面から郵政民営化反対を主張して戦わないのか。 今朝のTV討論を覗くとこれを明快に主張しているのは、共産党、社民党の党首だけであった。 やっぱり「確かな野党が必要」なことを感じさせられた。 選挙後、岡田民主党はなにをやるか危ない。憲法9条改定もあるし。 政権交代で何が変わるのか、見えない、むしろ、同じではないか。大臣の交代と対霞ヶ関官僚担当者が変わるだけではないか。 |
▼昭和 人さん: 全くの同意です。小泉自民公明は負けて政権交代すればよい。 民主党も負ければよい。 社民党、共産党が大躍進すべきである。 但し、正義の37名がただのひとりも落選になってはならない。 岡田は党首は止めて、菅さんにもどすべき。 そして自公を除いてそれらが連立すればよい。 >目的は国債、財投債を通じて、特殊法人の公共投資へお金が流れるのを防止するためで公共投資へのお金の出口も入り口もなくしたいと言っていた。 >(具体的にはマニフエストへ追記するともいう) > >これは、基本的には小泉・竹中の応援論である。 > >私は郵貯については民営化すべきでなく、安全な庶民のお金の預け先として国の保障を確保した金融機関とすべきであると思う。 > >郵貯のお金が公共投資へ流れることは良いことであり、なにが悪いのかと言いたい。 >更に、デフレ不況下で、失業者が増大しつつ、景気上昇がない今のときに上のようなことを言うのは無責任であり、底流の思想が自民党小泉竹中派と同様である。 >今朝のTV討論を覗くとこれを明快に主張しているのは、共産党、社民党の党首だけであった。 |
▼Gokaiさん:こんにちは >全くの同意です。小泉自民公明は負けて政権交代すればよい。 >民主党も負ければよい。 > >社民党、共産党が大躍進すべきである。 >但し、正義の37名がただのひとりも落選になってはならない。 >岡田は党首は止めて、菅さんにもどすべき。 > >そして自公を除いてそれらが連立すればよい。 > 民主党の「構造改革」「小さな政府」「緊縮財政」という路線では国民全体の生活向上には向かわないでしょう。しかし今は目にあまる売国政治を止めさせる為に政権交代が必要だと感じています。野党連立政権、しかも新党がキャスティングボードを握る体制が望ましいと思います。それは彼らが自民党という自己保身の手段を捨てて郵政民営化法案に反対したこと、経済政策に期待が持てそうだからです。 http://www.zakzak.co.jp/top/2005_08/t2005082620.html 経済政策は国民新党にやって貰うのがよさそうです。 追伸 あっしらさんとのやりとり、私ではついていけないレベルに達してきましたが勉強させて貰うつもりで楽しみに覗かせて貰っています。 |
▼rerereさん:こんにちは >民主党の「構造改革」「小さな政府」「緊縮財政」という路線では国民全体の生活向上には向かわないでしょう。しかし今は目にあまる売国政治を止めさせる為に政権交代が必要だと感じています。野党連立政権、しかも新党がキャスティングボードを握る体制が望ましいと思います。それは彼らが自民党という自己保身の手段を捨てて郵政民営化法案に反対したこと、経済政策に期待が持てそうだからです。 >http://www.zakzak.co.jp/top/2005_08/t2005082620.html >経済政策は国民新党にやって貰うのがよさそうです。 > 国民新党は良い方が副代表になったと思います。 ほかに森永卓郎氏、森田実氏にも声をかけたらどうでしょうか? その他、小泉竹中に反対のエコノミスト、正義の勇気ある経済学者も多かろうと思います。それらの方々に大集合をかけ、世に蔓延るあらゆる誤りの経済概念を排除すべく動き出して欲しいと思います。 >追伸 >あっしらさんとのやりとり、私ではついていけないレベルに達してきましたが勉強させて貰うつもりで楽しみに覗かせて貰っています。 ご謙遜でしょう。rerereさんのレベルはもっと高いと思います。何しろ真実を知っているものが最高のレベルの筈ですから。 とは言いつつも間違えていたら、私もいつでも訂正するつもりでもいます。 しかし、あらゆる状況証拠から考えてもその可能性は極めて薄そうです。 |
新党日本の田中知事はTVで堂々と郵政の外資乗っ取りの危険を訴えてたので そこんとこ期待です。2つの新党には、アンチ小泉としてがんばってほしいです。 特に綿貫って人がかなりやばい事知ってそうな気が。そういうのがあったら暴露してほしい。 |
▼Gokaiさん: >>あっしらさんとのやりとり、私ではついていけないレベルに達してきましたが勉強させて貰うつもりで楽しみに覗かせて貰っています。 > >ご謙遜でしょう。rerereさんのレベルはもっと高いと思います。何しろ真実を知っているものが最高のレベルの筈ですから。 >とは言いつつも間違えていたら、私もいつでも訂正するつもりでもいます。 >しかし、あらゆる状況証拠から考えてもその可能性は極めて薄そうです。 そもそも私は経済学を学問として本格的に学んだこともないし、あの薄っぺらい「国家破産」本の著者に騙されていたほどレベルの低い状態でした。国債の発行額が国民のもつ預貯金のレベルを超えたとき(2003年)が破産するときと本気で信じていました。それは間違いだと気付かせてくれたのがGokaiさんだったのですから。 環境問題の沈黙の初夏さん、医療問題のキタキツネさん、その他いろんな方から学ばさせて貰っているのが現状です。これからも精度の高い経済の投稿をお願いします。 |
rerereさんの謙虚な一文、私こそ、全くこうした政治がらみの問題 には門外漢ですから、物事を出来るだけ、単純化して考える習慣が あります。 私見では、豊かな識見を持っておられる老人党への投稿者の皆さん の間でさえ、是だけいろんな意見の違いがある、この郵政民営化法案 、これは要するに、至極難問であることは間違いないことと考えてお ります。 この、専門家の間にさえ、意見の相違がある問題を、一般国民に唯 一つの争点として、選挙で賛否を問う事自体、大変な過ちだと思いま すが如何でしょう。 私は首相独特の重大な欺瞞行為だと考えますが 。 、 |
▼rerereさん:こんばんは rerereさんの仰ること最もでございます。 <引用開始> ・・・しかし今は目にあまる売国政治を止めさせる為に政権交代が必要だと感じています。野党連立政権、しかも新党がキャスティングボードを握る体制が望ましいと思います。それは彼らが自民党という自己保身の手段を捨てて郵政民営化法案に反対したこと、経済政策に期待が持てそうだからです。<引用おわり> 突然おじゃまします。 もう、大事な時に「確信犯的」に「敵に塩」のレスは見ないようにしています。 老婆心ながら・・・失礼をお許しください。 千載一遇のチャンス到来で皆が一日も早く「政権交代」を目指しているのに、タメにするデタラメスレッドを立てるヤカラに怒りさえ覚える。 rerereさんのご高説をお待ちしています。道草食ってる場合やおまへんで。 もったいない、もったいない。早う聞かせてや〜 |
小泉郵政民営化法案に反対することが「立派な対案」である。 自民党が分裂したことを棚に上げて、ようく言うよ。 この際「自由履き違えウソつき党」に党名を代えて公示に望むよう希望(なんでワシがよその党の事を言わなあかんねん)します。その方がインパクト?強いよ。リストラで大企業の口車に乗って後押しする労組の親玉も応援することだし・・・。 自民党議員ですら「反対」する法案が如何にデタラメかインチキか。(普通の常識のある党ならとっくの昔に「解散」するのがスジです。自滅党も似合ってるかな? 野党(民主党以下社民、共産)もいつもの「脅し」に屈せずにデタラメ・インチキ・マヤカシ法案に反対したことが「悪い?」ように宣伝されていることを突けばいいものを「マジメくさってデタラメ野郎の土俵」に上がる自体間違っている。 狂人、変人のワンフレーズに乗るなと言ってるんだ!!! 4年半のデタラメを徹底的に「選挙民に示す」事が「立派な対案」である。 |
▼Gokaiさん: 今晩は、レス有難うございます。 >> >全くの同意です。小泉自民公明は負けて政権交代すればよい。 >民主党も負ければよい。 ありがとう ございます。 (辻褄あわないところもあるけど〜笑) > >社民党、共産党が大躍進すべきである。 同感、賛成です。 >但し、正義の37名がただのひとりも落選になってはならない。 お気持ちよく解ります。 >岡田は党首は止めて、菅さんにもどすべき。 > >そして自公を除いてそれらが連立すればよい。 同感、賛成です。 > >>目的は国債、財投債を通じて、特殊法人の公共投資へお金が流れるのを防止するためで公共投資へのお金の出口も入り口もなくしたいと言っていた。 >>(具体的にはマニフエストへ追記するともいう) >> >>これは、基本的には小泉・竹中の応援論である。 >> >>私は郵貯については民営化すべきでなく、安全な庶民のお金の預け先として国の保障を確保した金融機関とすべきであると思う。 >> >>郵貯のお金が公共投資へ流れることは良いことであり、なにが悪いのかと言いたい。 >>更に、デフレ不況下で、失業者が増大しつつ、景気上昇がない今のときに上のようなことを言うのは無責任であり、底流の思想が自民党小泉竹中派と同様である。 >>今朝のTV討論を覗くとこれを明快に主張しているのは、共産党、社民党の党首だけであった。 |
▼昭和 人さん: >私は郵貯については民営化すべきでなく、安全な庶民のお金の預け先として国の保障を確保した金融機関とすべきであると思う。 > >郵貯のお金が公共投資へ流れることは良いことであり、なにが悪いのかと言いたい。 >更に、デフレ不況下で、失業者が増大しつつ、景気上昇がない今のときに上のようなことを言うのは無責任であり、底流の思想が自民党小泉竹中派と同様である。 > >民主党は今回の総選挙で、なぜ正面から郵政民営化反対を主張して戦わないのか。 > >今朝のTV討論を覗くとこれを明快に主張しているのは、共産党、社民党の党首だけであった。 郵政問題についてはいったいどういう方向を目指すべきなのか、聞けば聞くほど分からなくなりました。 民主党案の郵貯・簡保縮小論にも自民党案にも疑問が残ります。 社民、共産の案が一番妥当かなとここへ来て思うようになりました。 >やっぱり「確かな野党が必要」なことを感じさせられた。 >選挙後、岡田民主党はなにをやるか危ない。憲法9条改定もあるし。 >政権交代で何が変わるのか、見えない、むしろ、同じではないか。大臣の交代と対霞ヶ関官僚担当者が変わるだけではないか。 アスベストがつい2〜3年前まで一戸建て住宅の瓦に使われていたと今日の新聞に載っていました。 20年前には害が明らかになっていたのにこういう話がいくつも出てきます。 大変腹立たしいことです。 菅直人厚生大臣時代もここまでは目が届かなかったのでしょうか。 政官業の癒着ここに極まれりです。 ここはやはりまず政権交代をしなければ改革は遅れるばかりじゃないでしょうか。 社共の存在感も、民主党政権のキャスティングボードを持つようになると今よりぐんと増します。 これまでの流れを見ていると、自公政権が続けば続くほど、社民・共産の影は薄くなってしまうこと間違いありません。 |
▼昭和 人さん: とにかく自民党以外なら共産党や、社民党が躍進するのは、多いに結構だと思うが、どう考えても、躍進の望みなし、それだったら、もうちょっと頑張れば、政権が、とれそうな、民主党に期待した方が、良いと思う。 この際、野党同士が、足を引っ張りあってどうするの。 岡田が、どうのこうのなど、関係ないよ。小泉のインチキ具合に比べれば、可愛いもんだよ。 >岡田民主党代表は今朝のTV出演(NHK、8chフジ)で、郵貯の縮小(党内に廃止意見あり)と公務員の縮小、給与減給を説明し、その際、郵政民営化の検討をする旨の発言があった。 > >目的は国債、財投債を通じて、特殊法人の公共投資へお金が流れるのを防止するためで公共投資へのお金の出口も入り口もなくしたいと言っていた。 >(具体的にはマニフエストへ追記するともいう) > >これは、基本的には小泉・竹中の応援論である。 > >私は郵貯については民営化すべきでなく、安全な庶民のお金の預け先として国の保障を確保した金融機関とすべきであると思う。 > >郵貯のお金が公共投資へ流れることは良いことであり、なにが悪いのかと言いたい。 >更に、デフレ不況下で、失業者が増大しつつ、景気上昇がない今のときに上のようなことを言うのは無責任であり、底流の思想が自民党小泉竹中派と同様である。 > >民主党は今回の総選挙で、なぜ正面から郵政民営化反対を主張して戦わないのか。 > >今朝のTV討論を覗くとこれを明快に主張しているのは、共産党、社民党の党首だけであった。 > >やっぱり「確かな野党が必要」なことを感じさせられた。 >選挙後、岡田民主党はなにをやるか危ない。憲法9条改定もあるし。 >政権交代で何が変わるのか、見えない、むしろ、同じではないか。大臣の交代と対霞ヶ関官僚担当者が変わるだけではないか。 |
▼なんだ神田さん: <なんだ神田さんの言説引用開始> とにかく自民党以外なら共産党や、社民党が躍進するのは、多いに結構だと思うが、どう考えても、躍進の望みなし、それだったら、もうちょっと頑張れば、政権が、とれそうな、民主党に期待した方が、良いと思う。 この際、野党同士が、足を引っ張りあってどうするの。 岡田が、どうのこうのなど、関係ないよ。小泉のインチキ具合に比べれば、可愛いもんだよ。<引用おわり> なんだ神田さん こんばんは はじめまして (お名前は存じておりましたが、よくぞ仰って頂いた!! 万歳、バンザイ!!) 全くもって仰るとおりです。連合の笹森を始め自民党のいわゆる「法案反対議員」の、37名にエールを送るとか、応援するとかの「甘ちゃん野郎」にワタシは怒り心頭でございます。 残念なことに、この板にも「確信犯」が若干居ることに「絶望感」を抱く前に精一杯の皮肉を込めて書き込みを続けて来て良かったと今更ながら、なんだ神田さんのご投稿を読んで「ここしばらく続いていたモヤモヤ」が払拭されました。 今、キューット一杯呑んだ「冷酒」のうまい事うまい事。おおきに。おおきに。 選挙の(せ)も知らずに、ケンカの(ケ)も戦略の(せ)も知らずに「訳知り顔」で「どシロート」がクチ出しをするなと警告しているのに、まだ分からん「確信犯的に鈍いヤツ」がばっこしているのでございます。 この、選挙の大事な時に「敵」が誰かを見失っている「者」の発言は最早「犯罪」である。昼寝でもしとれ!! とず〜っと叫び続けているんですがねえ。残念無念 いわゆる自民党の37人のうち37人全員が離党して自民党と戦う体制ならば「エール」のひとつでも送ろうかの「気持ち」になるものですが、「新党に参加しているのは「ごくわずか」でしょ? 当選したら、元の自民党に戻るや戻らんやら「ややこしい連中」にエールも何もないんですよ。エールなんて持ってのほかです。 結局バカをみるのは「善良な選挙民」です。だから、決して騙されてはイケマセン。公示直前になっても、新党に合流するでもなく、あわよくば無所属のままで過去の「地盤、看板、カバンにおんぶにだっこ」の「自民党復帰希望議員」を信用してはイケマセン。 ここへ来て「自民党本部」も最初のエエカッコシイから「トーンダウン」しています。こいつらの言うことを信用してはイケマセン。過去ずっと「この手」で選挙民を騙しつづけて来たのです。何でも有りの党を信用して、「エール」を送るなんて「甘ちゃん」にはこころある老人党党員は騙されることはないと思うが・・・ 再度、念押しをさせていただきました。 なんだ神田さん 長くなってゴメンね。また、よろしくお願いいたします。 さようなら。 |
昭和 人さん、みなさん、こんにちは。 それでは、私なりに、「郵政民営化」是非論に、少し立ち入って みたいと思います。スレッド全体にかかわると思いますので、トップ コメントからこちらにぶら下げます。なお繰り返し言ってきた通り、 私は経済や経営の話はできませんので、「生活感覚」だけで押し通す ことを、あらかじめお断りしておきます。 まず、昭和 人さんが【60580】【60723】でまとめてくださった 「民営化NTT」の振り返りを(これはどちらも、非常に貴重な歴史的 証言だと、私は思います)、乱暴を承知で短くまとめてみます。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=60580;id=sougou http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=60723;id=sougou ●戦後、電電「公社」は、電信電話の迅速な復興、電話の普及促進、 それらをめぐる投資と収益の「公」的管理に貢献した。 ●1980年代、効率化と活性化、サービス向上、国際競争への対応、 資金の有効活用などを目的として、民営化した。(表向き?) ●この他、大きな流れとしての労働運動対策(全電通を手なづけて、 国労を総評・官公労内で孤立させる?)が、いま振り返ればあった かもしれない。(本音の一つ?) ●民営化で、料金・価格は相当下がった、携帯電話、インターネット など「新」サービスが進んだ。半面、公衆電話、家庭据え置き電話等 「旧」サービスは下がりつつあるかも。関連業界の利益は大幅に減。 ●民営化のデメリットもたくさんあるが、それは、また今度。(笑) * それでまず、郵政というと、郵便、郵貯、簡保の三事業といわれ ますが、「郵便」事業から行きます。まず、素朴な疑問として、 いま多くの国民の間に、郵便局の「郵便」サービスに対して、何か 大きな不満があるのでしょうか? 何か、そんなに緊急、火急に 「改革」しなければならないニーズがあるのでしょうか? 私は、「生活感覚」として、単純に、そんなものはないと思う。 周りでも、聞いたことがない。それどころか、とくにここ数年、 郵便局に対する「満足度」は、非常に高いと思う。いますぐ典拠は 挙げられませんが、そういった数字を見た覚えも、何度かあります。 全国一律、封書80円、ハガキ50円、かなり遠くでも、速達にしなく ても、翌日に届く。「ゆうパック」その他のサービスも、ずいぶん 使いやすくなった。料金も高くないし、個人宅まで集配にも来て くれる。私は30代のほとんどを小雑誌の編集部で過ごし、諸々の 発送も自分たちでやるような職場でしたから、懐かしく思い出すの ですが、十年くらい前と比べたら、ほんと、夢のようです。 * いま振り返れば、それを後押ししたものの一つは、郵便サービスの 「自由化」「民間参入」だったのでしょう。たとえばいま、クロネコ ヤマトの「メール便」なんて、ほとんど普通郵便みたいなものだし、 頼めば私のようなまったくの個人ペーペーフリーのところにも集配に 来てくれるんですから、まさに十年ひと昔です。 一方で、昭和 人さんの、「電電 → NTT」のお話を聞いていても、 あらためて思うのですが、「全国一律、低料金の郵便サービス」を、 今後も長く維持することを、すべて民間に託するのは、私にはどう しても、リアルにイメージできません。それは、まず無理だと思う。 ですから、「郵便」に関しては、すでに進んでいる「自由化」「民間 参入」を、今後とも適切に進めながら、「全国一律、低料金の郵便 サービス」を基盤に据えた「公」による郵便事業を堅持するという のが、少なくとも向こう数十年、私たち「ただの庶民」にとって、 いちばん「メリット」のある形なんじゃないんでしょうか。 私は、ごく素朴に、そう思うのですが、どんなもんなんでしょうか。 |
▼ぎみゆらさん: もう少しつき合います。 なるべく素直に、素朴に、政治色なしに。 >>> >まず、昭和 人さんが【60580】【60723】でまとめてくださった >「民営化NTT」の振り返りを(これはどちらも、非常に貴重な歴史的 >証言だと、私は思います)、乱暴を承知で短くまとめてみます。 >http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=60580;id=sougou >http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=60723;id=sougou > >●戦後、電電「公社」は、電信電話の迅速な復興、電話の普及促進、 >それらをめぐる投資と収益の「公」的管理に貢献した。 > >●1980年代、効率化と活性化、サービス向上、国際競争への対応、 >資金の有効活用などを目的として、民営化した。(表向き?) > >●この他、大きな流れとしての労働運動対策(全電通を手なづけて、 >国労を総評・官公労内で孤立させる?)が、いま振り返ればあった >かもしれない。(本音の一つ?) > >●民営化で、料金・価格は相当下がった、携帯電話、インターネット >など「新」サービスが進んだ。半面、公衆電話、家庭据え置き電話等 >「旧」サービスは下がりつつあるかも。関連業界の利益は大幅に減。 > >●民営化のデメリットもたくさんあるが、それは、また今度。(笑) > > >郵便局に対する「満足度」は、非常に高いと思う。いますぐ典拠は >挙げられませんが、そういった数字を見た覚えも、何度かあります。 > >ま振り返れば、それを後押ししたものの一つは、郵便サービスの >「自由化」「民間参入」だったのでしょう。たとえばいま、クロネコ >ヤマトの「メール便」なんて、ほとんど普通郵便みたいなものだし、 >頼めば私のようなまったくの個人ペーペーフリーのところにも集配に >来てくれるんですから、まさに十年ひと昔です。 規制を解除し競争が進むと、更に安く、早くなる傾向にはあると思う。 利用者にとっては、ぎみゆら さんの判断でよいが。 民営化の問題は、職員にとって、郵政経営(損益)では、財務省からの税収面では、国際自由貿易(グローバルスタンダード)協力または競争からはどうか、など政府から、責任のある総合的立場からは、もっと多面的に検討を要します。 しかし、庶民にとってはわかり難いので、単純に自分の立場で判断するのが良いとお勧めしたい。生半可の「国のために」は考えないことです。田舎の過疎地と都会でも意見は分かれてよいと思う。(民主主義のよさと欠点) もうひとつ、国際郵便、福祉、防災・警備・安全などの面は国がコントロールすべき義務があると思う。 官公か民営化か、簡単にわりきってはいけません。 ただ、間違いないのは、自分の、または子供のためにどうかで、考えた方がよい。 都会の人が、過疎地のことだけを議論するのは、よくない、それは学者、政治家に任し勉強するしかない。 私は郵便については、国がコントロールすべきところを官庁に残して、郵便局現場の業務は、民営化原則でよいと思っています。(条件付賛成) クロネコの小倉さんの主張を参考にみてください。 >> >ですから、「郵便」に関しては、すでに進んでいる「自由化」「民間 >参入」を、今後とも適切に進めながら、「全国一律、低料金の郵便 >サービス」を基盤に据えた「公」による郵便事業を堅持するという >のが、少なくとも向こう数十年、私たち「ただの庶民」にとって、 >いちばん「メリット」のある形なんじゃないんでしょうか。 > >私は、ごく素朴に、そう思うのですが、どんなもんなんでしょうか。 |
昭和 人さん、こんにちは。 丁寧なお返事、感謝します。公示日直前、あんまり長々やっても しょうがないんで、とりあえず適当にまとめて、次に行きましょう。 自分が出版の人間だからそう思うのかもしれませんが、「紙と人間」 というのは、案外、なかなか切れない縁があるんじゃないだろうか。 Eメールや携帯が進んでも、手紙やハガキも、それはそれで、そう 簡単にはなくならないだろうと、思っている自分がいたりもします。 郵便に関しては、二、三十年前の電話や通信と違って、すでに「旧」 メディアというか、「旧」通信というか、比較的「静かな世界」だと 思うんですね。ですから、競争とかイノベーションとかいうより、 「公の責任で守るべきこと」と、「民間に任せていいこと」の切り 分けについて、もう少し時間をかけながら、やがて大多数の国民の コンセンサスが得られれば、それでいいんじゃないかと思います。 すでにこの十年ほどで、郵便事業の民間への開放はかなり進んでる わけですし、さほど火急のことじゃないんだから、こっから先は、 棚晒しにならない程度に、じっくりやってけばいいんじゃないかと いうのが、私の率直な印象です。 郵便の使い手、受け手ということでいうと、サラリーマン時代も、 フリーのいまも、仕事としても、個人としても、かなり郵便を使って いるほうだと思うんですが、実感としてすごく単純化していうと、 いまの郵便というのは、「個人の信書」と「小口物流」、この二つに 大きく分けられるんじゃないかと思っています。 商品配送とかだけじゃなく、書状形態のDMなんかも、事実上は 小口物流ですし、ユーザーの大半は事業者ですし、安全性、信頼性 という点でも、あえてこんな言い方をしますが、それほど極端に高い レベルが求められてるわけでもない。常識的な事故率の範囲内に とどまっていれば、商売人としてはさして問題ないわけですから。 だったらその辺はもう、民間でもいいのかもしれない。実際ウチに 届くDMなんかも、もうかなりの部分はヤマトのメール便ですし。 だけど「個人の信書」については、信頼性という意味でも、過疎地 云々だけではなく、全国どこでも一律封書80円、かなり遠くでも 一日か二日後には届き、あと、これが実はかなり気になっているん ですが、「信書の秘密」の部分、これが、「公」「民」それぞれの 場合において、いったいどれほど担保されるのか。その辺なんじゃ ないんでしょうか。 そうしますと、やっぱり、「基盤的な郵便サービス」として守りたい 部分はある程度残り、その他の多くは小口物流として「民間のみ」 あるいは「公民競合」に委ねる、といったくらいのイメージが見えて くるわけですが、そのときに、いまの郵便局をどういう経営形態に しておいたら、いちばん都合がいいか。 法制で「基盤的な郵便サービス」部分に対する十分な縛りをかけた うえで民営化するというのが一つ。現在の郵便公社のままで、小口 物流の分野をさらに民間開放して、公社と民間が競争するというのが もう一つ。そうすると、実態としては、所詮似たようなものかという 気がしますし、だったらば、いまの公社のまんまで、もう十年くらい やらせてみたらどうだろう、といった感じが、私はします。 いずれにせよ、くり返しになりますが、どう考えても、火急の問題、 何よりも急がれる国家的な課題では、まったくないとういのが、私の 素朴な印象です。 とりあえず、そんなところです。よろしければ、郵貯、簡保に移り ますが。それとも、選挙入りですし、いったん「水入り」にした ほうがいいでしょうか。 |
▼ぎみゆらさん:こんばんは 私は、郵便局といったら、どうしても郵便の事が正直いって一番、馴染みがあります。 私は、新聞が、郵便局の外務員が配達するような地で、生まれ育ちました。 最近、調べて解ったことですけれども、第3種低量郵便という、非常に安価に設定されています。 とても、採算のとれる価格ではありません。 公的なサービスでしょう。 都市部にお住まいの方にとっては、たいした問題でなくとも、地方、過疎地に住む人達にとっては、大変な問題です。 そして、地方、過疎地に住む人達の仕事は、何か。 農業、酪農、漁業、林業を、主とする産業と、それに付随する民間業種であり、役場です。 私は、別スレで何度も言っていることですけれども、この一次産業を大事にしないで、食料は、「外国から安く買えばよい」と考えるか、「自給率をこれ以上、下げないように努力する」かを考えないで、サービス業だけを、論じても片手落ちと考えています。 > >すでにこの十年ほどで、郵便事業の民間への開放はかなり進んでる >わけですし、さほど火急のことじゃないんだから、こっから先は、 >棚晒しにならない程度に、じっくりやってけばいいんじゃないかと >いうのが、私の率直な印象です。 私の生まれ育った地で、今、農業を営んでいる友、郵便外務員で働いている友もいます。 もう、50代半ばです。 農業を営んでいる友からは、低農薬、無農薬の米を直接、郵便小包で、取っています。 天候異変で、全国的に不作で、朝の5時、6時から並ばなければ買えない時期がありました。その時は、北海道内だけでなく、本州の業者も来て、あんたの「言い値で買う」と言ったそうです。 友は、今年限りの農家ではないので、そんなことは出来ないと、断ったそうです。 郵便外務員の友からは、色々な小包のチラシを送ってきます。 相当な、ノルマが来ているようです。自腹も相当切っているようです。 そして、地方では、郵便も、貯金も、保険も一緒に営業するのが、当たり前だと言うことです。 いまの郵便というのは、「個人の信書」と「小口物流」、この二つに >大きく分けられるんじゃないかと思っています。 私は、「みなし公務員」という意味がよく解らずに調べてみました。 「内容証明」「特別送達」そのような、どうしても、公の人間で無ければ扱えられない郵便があるということを、知りました。 採算性で言うならば、「小口物流」でしょうか。 採算のとれない郵便物、採算のとれない地域、あるいは無料郵便物。(地震などの被災地宛の郵便物) これらのことに、どれ程の説明があったでしょうか。 常識的な事故率の範囲内に >とどまっていれば、商売人としてはさして問題ないわけですから。 >だったらその辺はもう、民間でもいいのかもしれない。実際ウチに >届くDMなんかも、もうかなりの部分はヤマトのメール便ですし。 > >だけど「個人の信書」については、信頼性という意味でも、過疎地 >云々だけではなく、全国どこでも一律封書80円、かなり遠くでも >一日か二日後には届き、あと、これが実はかなり気になっているん >ですが、「信書の秘密」の部分、これが、「公」「民」それぞれの >場合において、いったいどれほど担保されるのか。その辺なんじゃ >ないんでしょうか。 > >そうしますと、やっぱり、「基盤的な郵便サービス」として守りたい >部分はある程度残り、その他の多くは小口物流として「民間のみ」 >あるいは「公民競合」に委ねる、といったくらいのイメージが見えて >くるわけですが、そのときに、いまの郵便局をどういう経営形態に >しておいたら、いちばん都合がいいか。 まだまだ、検討しなければならないことが多くあると私も思います。 さあ、「今回の衆議院総選挙で、国民の声を聞いて決着を付ける」と言うのは、如何なものでしょうか。失礼しました。 |
ぎみゆらさん。 よく、検討されていると思います。 概ね賛成です。 私は、IT屋だから言うのではないが、信書でも物理の運びやは、民間でよいと思う。 ただし、信用の保証契約をした認定業者に限定すればよい。 信書(個人情報、印鑑確認)の安全確認はITの方が紙よりも信頼性に勝ると思います。 私の仕事で、東京都や、郵政公社との取引で電子入札をやっています。 談合防止、安全(他社に入札額がもれない)、PCの鍵(ソフト)で他人には同一会社の人でもアクセスできないように、システム化されています。 今のところ、個人・家庭では未だでしょうが、技術的には可能です。 このことは、一例ですが、私に言わせると、手紙をのこすのは、蒸気機関車マニアや、和紙を使う趣味の世界、または印鑑の確認のため、などの時代となり、郵便は年ねん減少し、極端に表現すると、石炭、旧自動車・人力車など文化遺産として残るものとなる傾向ではないでしょうか。 この、技術環境へのご理解、留意するなら、ぎみゆらさん と全く 同感です。 ご意見のとおり、選挙戦略との関係もあり、しばらく お休みでよいと思います。 ただし、私は、「郵貯の問題」が今回の最大課題であると思います。 郵貯と赤字国債との関係はGokaiさんの主張に一番魅かれます。 公営か民営化か、競争か共生(良い談合)か、規制解除自由か、保護政策かの基本問題が浮き彫りになります。 私の岡田民主党への批判はこのような観点からであり、自民党と基本的考え方が同じなので危険だと考えます。 (郵政は私の故里でもあり、今も毎週のように、霞ヶ関(虎ノ門)の本社へは仕事で行っています、愛着があり、一般の方よりも、真剣に考えています)。 |
昭和 人さん、こんにちは。 では、「郵便」に関しては、とりあえずここまでということで。 * それで、「郵貯」「簡保」なんですが、ほんとは「郵貯」「簡保」 そのものの存在意義の有無をまず見なきゃいけないと思うんです。 すごく簡潔に言い切ってしまうと、いまみたいな世の中だからこそ、 少なくとももうしばらく、「存在意義はある」と私は思っています。 なんせ、貯蓄も保険も、庶民の「サイフ代わりの貯蓄」「イザという ときの保険」、どちらも安心できるものが、郵便局の他には、もう どこにもないんです。地方銀行も、中小の保険会社も、もう鵜の目 鷹の目で。だけどそれは、先を急いで、ひとまず置くとして。 * > ただし、私は、「郵貯の問題」が今回の最大課題であると思い > ます。郵貯と赤字国債との関係はGokaiさんの主張に一番魅かれ > ます。公営か民営化か、競争か共生(良い談合)か、規制解除 > 自由か、保護政策かの基本問題が浮き彫りになります。 私も最近、そこがキーポイントだと、思うようになりました。 この点に関して、小泉さんはじめ、「郵政民営化推進派」の人たちの 言うことの「勘所」は、「官のお金を民に流し、民間を活性化する」 ということのようですが、端的にいって、少なくとも現状に照らす ならば、これ、ウソだと思う。 いま、「郵貯」「簡保」の数百兆円を民間に流しても、日本経済に とって、いいことは一つもないと思う。なぜかといえば、いま日本の 民間に、「資金需要」なんて、これっぱかしもないんだから。 しばらく前まで「銀行の貸し渋り」なんて話題があったけど、いまの 実態は「企業の借り渋り」。どこの企業も、銀行から借り入れなんて 全然しない。それどころか、不良債権でもない債務まで、とにかく 借金減らしに一生懸命。 つまり、民間の資金需要は、限りなくゼロに近い。そんなところに、 数百兆円の巨大な資金を流したら、いったいどうなるんでしょうか。 簡単にいえば、まず、バブルの再来になる可能性が小さくない。つい 十数年前の「大ケガ」を、また繰り返したいんでしょうか。 それから、もっと現実的にいえば、いまだって銀行は、融資先が なくて、涙が出るような利回りの日本国債を、それでもただ資金を 寝かせておくよりはマシと買い入れ、もちろん米国債も買っている。 そこに巨大な「余資」が流れれば、それで買うものは、もう、外債、 それも主に米国債しか、ないんじゃないでしょうか。 いままったく「実需」のないところに、「大きな余資」を流せば、 それはどうしたって、別に「外資の陰謀」とかそういうことでなく、 ごく自然な流れとして、その大量のお金のかなりの部分は、外資、 外国、それも主に米国に、流出していくだろうと思うんですけれど。 別に機関投資家のファンドマネージャーとか、そういった人たちが 悪いとかそういうことではなく、「資金の運用者」とは、要するに、 そういうものですし、いま「郵貯」「簡保」を民間開放すれば、 自然なお金の流れとして、ほぼ必ずそういうことに、なっていくん じゃないかと思うんですが。 それは、私たちの日本という国にとって、ほんとにいいことなのか。 そこら辺のところを、小泉さんも、竹中さんも、もう4年半、全然 ちゃんと説明していないんじゃないでしょうか。 |
ぎみゆらさん。 郵貯について、全文、全てが同感、賛成です。 よく観ていますね。感心しました。 岡田代表が郵貯を廃止する方向を明言しました。 徹底批判していきたい。自民党法案よりも、さらに ヒドイ。 おやすみ なさい。 |
▼昭和 人さん: >ぎみゆらさん。 >郵貯について、全文、全てが同感、賛成です。 >よく観ていますね。感心しました。 > >岡田代表が郵貯を廃止する方向を明言しました。 >徹底批判していきたい。自民党法案よりも、さらに ヒドイ。 > >おやすみ なさい。 郵政民営化の本質がだんだんとデスクローズされて来ております。 ---------------------------------- 第1に、「大きな政府から小さな政府へ」と、小泉さんは言っています。国際的に見れば、日本は決して大きな政府ではありません。公務員が多すぎるというのであれば、国鉄のように、郵政公社の職員の身分を変えればいいんです。 財政的にいえば、郵政民営化で「小さな政府」になるわけではありません。郵政公社は独立採算制で、税金は1円も使われていませんから。 財政赤字の縮小や財政再建との関わりでは、郵政民営化は何の意味もありません。「将来、赤字になるかもしれない」と言いますが、黒字になるという試算もあります。いずれにしても先の話であり、「今の財政赤字」とは何の関係もない話です。 第2に、「官から民へ」と言います。郵政民営化はそのための突破口だというのです。 しかし、衆院での審議の過程で法案は修正され、政府の関与は最低10年は残ることになりました。郵便・貯金・簡保の三事業の分離も曖昧にされ、実質的には一体的な経営が続きます。 つまり、郵政民営化法案が成立しても、必ずしも「官から民へ」ということにはならず、それが完全に実現するのは12年も先のことです。それが「突破口」だというのですから、呆れてしまいます。 第3に、「財政再建は急務」だと言います。でも、この4年間で170兆円もの赤字を増やし、中央と地方、併せて1000兆円という途方もない赤字を作り出したのは、小泉首相自身です。 過去4年間、財政赤字は減ったのではなく、増えてきました。それはなぜでしょうか。赤字なのに、整備新幹線などを中止しなかったからです。 歳出をカットして赤字を減らすというのであれば、赤字になることが分かりきっている新幹線や高速道路の建設をすぐにストップするべきです。郵政民営化などより、そちらの方がずっと効果があるはずです。 第4に、財政再建のために増税が検討されています。増税は避けられないという大合唱ですが、問題はどこから取るかです。 庶民の懐に手を突っ込んで、貧しい人々からむしり取るような逆進的増税は許されません。税金は、それが負担できる人から取ればいいのです。 この間、大企業や高額所得者への優遇税制が導入され、82兆円もの余剰資金が生まれています。景気が上向きでこれだけ儲かっているというのですから、このような企業や金持ちの「セレブ」から税金を負担してもらえばよいのです。貧乏人から幅広くむしり取るより、金持ちからがっぽり負担してもらった方がよっぽど効率が良く、多額の徴収が可能でしょう。 http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm ---------------------------------- |
ozoneさん レスをありがとうございました。 大綱同感、賛成です。 やっぱり、「たしかな野党」が必要です。 比例区で社・共を応援したい。 |
岡田代表は、今日もまた 郵貯、簡保は、民営化または廃止の方向で検討すると発言した。(毎日新聞) 憲法9条改定、郵政民営化への道では応援できません。 比例区には 「たしかな野党」=社・共に投票しましょう。 |