Page 796 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼議員・マスコミの見識・品格について 昭和の一桁 05/8/29(月) 17:10 ┣Re(1):議員・マスコミの見識・品格について BadBloke 05/8/29(月) 17:40 ┣Re(1):議員・マスコミの見識・品格について 風鈴カザン 05/8/30(火) 23:57 ┗Re(1):議員・マスコミの見識・品格について 半体制 05/9/1(木) 18:32 ┗Re(2):議員・マスコミの見識・品格について 心配症 05/9/3(土) 1:35 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 議員・マスコミの見識・品格について ■名前 : 昭和の一桁 ■日付 : 05/8/29(月) 17:10 -------------------------------------------------------------------------
著名な司会者が「小泉首相の発言には、従前ならば辞職になるようなものがあった。今回が、なぜ辞職にならないのかの原因は、野党議員・マスコミ記者による追求が軟弱だからだ。」と言う指摘をした。 私は、以下のような感想を持つ。 最初に結論を言えば、「首相発言を問題にする以前に、野党議員・マスコミ側が首相よりも節度のない発言を繰返してしているから、首相を糾弾できる雰囲気になれない。世の中を、揶揄暴言に麻痺させている。」のだと思う。 野党議員やマスコミが、首相に対する批判・非難をする場合での「指摘事項」および「表現」には、見識や品性が無さ過ぎると思う。 特に、週間雑誌は、自律性が無く、「言論表現の自由権」の節度なき不見識な濫用だ。 「指摘事項」「表現」では、政策内容に直結しないような、政治家の個人的生活スタイル・個性に関る揶揄・罵倒の類が少なくない。発言者の文脈を無視して、発言から片言を取り出して連結した形式的整合論理によって、結論を恣意的に誘導する手法が見受けられる。 また、或る女性の前議員は、小泉首相に対する個人的な恨み・憎悪としか受け取られないような、首相の個人的生活スタイル・個性の面だけを話題にして品性悪い発言を繰返している。 その様子を、庶民の下世話な話題のごとく繰返して取り上げるマスコミの姿勢にも品性がない。 また、国政に関する公共の場で、個人的な口喧嘩レベルでの発言を繰返す者を、諌めないで放置黙認する論客達の品格にも疑問を抱く。 更に、今回、その女性前議員に応援演説を依頼した政党は、その品性が無い発言をどのように評価しているものなのか。その政党の広告塔として、その政党の品性を代表するものなのか。 首相に限らず社会的責任の立場は、ある程度の批判を甘んじて受けなければならないものだとしても、一国の長に対するものとしては失礼なものがある。見識・品格の問題である。 追記1: 年金未納で、首相の“人生いろいろ”発言があった。この問題追求は、本末転倒だったと思う。 与党政治家の未納を糾弾することに拘泥した民主党の幹部議員が、与党閣僚達を「未納のダンゴ三兄弟」と揶揄しながら、率先して国会の論点を未納問題へと転換させた。 おかげで、年金問題の本質的な論議が完全に停止した。未納追求では、何も得るべき成果が無かった。 むなしく絶望的な、あの国会の様子は決して忘れない。 本来的に優先させるべき年金政策の審議よりも、与党をやり込めることを優先目的にして論題転換したあの議員や野党議員達の国政に関する見識の狭さと、国政に対する想いの深さの程度が露見したと思った。 品性を欠く揶揄・罵倒で論争相手を攻撃することを好む人達は、大方、問題の本質的重要性を判断できる見識・能力が欠如していることが分った。「木を見て、森を見ず」か「目先のことで、本来の価値基準が転倒する」人達である。 いまでは、その前議員や野党議員が、衆議院選挙のテレビ討論の場では「郵政民営化よりも年金問題が優先課題だが、何もできていない。」として、与党側の責任を非難している。 過去の国会でも、政党の要人について、その個人的な過去の問題を追及して政局にしたことが、度々、ある。 そのたびに、フランス小説「ああミゼラブル」の主人公であるジャンバルジャン市長の切なさを想う。 追記2: 外交問題の解決では、政府当事者間による裏表事情のせめぎ合いがある。 その交渉戦略や交渉過程を、逐一、国の内外に公表できるものではないし、国民が公表を要求すべきではない。イラク問題・北朝鮮問題・中国問題で、首相に対して性急に解決方針の表明を迫っても、首相が本音を吐露できる筈がない。その回答が不明確だとして、首相を無能呼ばわりする人達の見識を疑う。 「首相は米国・ブッシュ大統領に媚びている。首相はブッシュの犬だ」と言う非難・揶揄がある。 ここぞの場面で、相手に忌憚なく意見や要求が言えるためには、日頃から、相手と忌憚ない話ができるような人間関係を築いておかねばならない。また、相手に対する要求の程度は、お互いの利害や力量関係の程度によるのも現実であろう。「首相は、ブッシュの犬だ」などと言う揶揄は、慎むべきではないか。 |
旧ハンドル名<トビパパ> (老人党掲示板のルールに従って、しばらく旧ハンドル名を書きます。) 昭和の一桁さん >「首相は、ブッシュの犬だ」などと言う揶揄は、慎むべきではないか。 愛犬家のぼくとしても、犬をバカにするような発言は、慎んでほしいと思っています :-)) もっとも、時に日本のペット番組に登場してくるような「愛犬家」(たとえば、ワンコの足が汚れるのがいやだからタクシーで散歩している飼い主とか)を見て、犬をバカにしたくなるようなひとがいても不思議はないとは思いますが。 でも、バカなのはその種の飼い主であって、犬ではないのです。 |
昭和の一桁さん >野党議員やマスコミが、首相に対する批判・非難をする場合での「指摘事項」および「表現」には、見識や品性が無さ過ぎると思う。 私もそう思います。喩えて言うならいくら出来の悪い教師に当たったからといって、「先公」と呼んではいけないのと似たようなものです。 これは何も、今度の選挙で民主が首班を取って、岡田さんが乗っかったとしても、岡田さんに向かって、子供じみたくそみそな言い回しのみで指弾するのは、あまり品のいいものじゃありませんね。もっとここがいい、ここが悪い、そうやるべきでしょう。 ただ、もし自民が野党になっても、あまり品良く国会で攻め立てるとも思えませんがね。その程度のものでしょう、お互いが。 |
八代英太氏があれほど怒り、離党・立候補へと突っ走ったのは、氏の雌伏中に某週刊誌が腰抜け、度胸なし等の罵詈雑言を浴びせたことにも一因があるのではないでしょうか。 |
困ったものです。 マスコミを、監視・評価する機関は、インターネットだけなんでしょうかね。 |