Page 812 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼いま世間に必要なのは「仕事」では? ぎみゆら 05/9/2(金) 20:26 ┣Re(1):いま世間に必要なのは「仕事」では? Gokai 05/9/2(金) 21:39 ┃ ┣Re(2):いま世間に必要なのは「仕事」では? たけチャン 05/9/2(金) 23:55 ┃ ┃ ┗Re(3):いま世間に必要なのは「仕事」では? Gokai 05/9/3(土) 0:41 ┃ ┃ ┗Re(4):いま世間に必要なのは「仕事」では? たけチャン 05/9/3(土) 10:51 ┃ ┃ ┣Re(5):いま世間に必要なのは「仕事」では? Gokai 05/9/3(土) 21:25 ┃ ┃ ┗Re(6):いま世間に必要なのは「仕事」では? Gokai 05/9/3(土) 21:37 ┃ ┗Re(2):いま世間に必要なのは「仕事」では? ぎみゆら 05/9/3(土) 12:31 ┃ ┗Re(3):いま世間に必要なのは「仕事」では? Gokai 05/9/4(日) 8:26 ┃ ┗Re(4):いま世間に必要なのは「仕事」では? ぎみゆら 05/9/4(日) 11:51 ┃ ┗Re(5):いま世間に必要なのは「仕事」では? 健太郎 05/9/4(日) 21:53 ┃ ┗Re(6):いま世間に必要なのは「仕事」では? ぎみゆら 05/9/5(月) 11:45 ┗Re(1):いま世間に必要なのは「仕事」では? キタキツネ 05/9/3(土) 13:32 ┗Re(2):いま世間に必要なのは「仕事」では? 安兵衛 05/9/5(月) 13:32 ─────────────────────────────────────── ■題名 : いま世間に必要なのは「仕事」では? ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp> ■日付 : 05/9/2(金) 20:26 -------------------------------------------------------------------------
「マスコミと国民」スレッドが50レスでいっぱいになりましたが、 そのなかの、Gokai さん【61168】にレスしたかったので、この ような題名で新スレッドを立てました。よろしくお願いいたします。 * Gokai さん、レスありがとうございます。 【61134】昭和 人 > 今必要なことは、需要をつくり、仕事をつくることではないで > しょうか。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=61134;id=sougou 【61145】ぎみゆら > いま世間に必要なのは、「お金」ではなく、「仕事」なんじゃ > ないでしょうか? http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=61145;id=sougou 【61168】Gokai > だから今必要なことは人々の財布の中にお金を投げ入れること > です。民間にお金を供給することです。これは政府の仕事です。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=61168;id=sougou えーっと、なんというか。 言葉は違っても、三人とも同じことを指差しているように、私には 見えるですけど。ですからとりあえず、昭和 人さん、Gokai さん、 私の間だけでも、共通了解を得ることは、できませんか? 「民間にお金を供給する」って、まさかまた、商品券をバラまいたり するわけじゃないですよね? ネズミ小僧ジロキチみたいに、長屋に 小判まいて歩くわけじゃないですよね? 「仕事」をつくる。「事業」をつくる。お金が必然的に動くような 仕組み、仕掛け。それも、大企業だけが丸儲けするんじゃなく、 「ふつうの人」のオサイフにお金が入っていくような仕組みを、 政府の仕事としてつくる。そういうことですよね? その辺、何か、もう少し具体的で、適切な言い方で、うまいこと、 まとめていただけませんでしょうか? |
▼ぎみゆらさん:こんにちは >Gokai さん、レスありがとうございます。 こちらこそ、ぎみゆらさんにレス頂いて大変喜んでいます。 >えーっと、なんというか。 > >言葉は違っても、三人とも同じことを指差しているように、私には >見えるですけど。ですからとりあえず、昭和 人さん、Gokai さん、 >私の間だけでも、共通了解を得ることは、できませんか? > 心情的というか、方向感覚的というか、そういったものは同じです。 でもそれだけではそれを悪用する輩の勢力が強いものですから、もう少し具体的に言いました。 >「民間にお金を供給する」って、まさかまた、商品券をバラまいたり >するわけじゃないですよね? ネズミ小僧ジロキチみたいに、長屋に >小判まいて歩くわけじゃないですよね? 似たようなこといったつもりです。 税金を所得700万円までゼロにするとか? 消費税をゼロへ、介護保険料の掛け金をゼロへ、年金掛け金をゼロへ、健康保険を一割へ、年金受け取りの増額、などです。 冗談を言っているわけではありません。 http://www.6410.jp/bbs/data/sougou/log/tree_369.htm こういう施策の方が公共工事より、資源の無駄遣いが少ないと思うからです。 また、貿易黒字額の減少も少ないと思います。 またプライマリーバランスも取れます。 http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/686.html >「仕事」をつくる。「事業」をつくる。お金が必然的に動くような >仕組み、仕掛け。それも、大企業だけが丸儲けするんじゃなく、 >「ふつうの人」のオサイフにお金が入っていくような仕組みを、 >政府の仕事としてつくる。そういうことですよね? よく似た意味ですが、 主婦の立場を借りて言えば、大切なご主人に対して、 「あんまり無理しないで、たくさんお金を稼いで来てください。身体を壊さないようにして下さい。」・・という言い方が解かりやすいかもしれません。 常識感覚では 「頭のねじが切れてそう。」・・になりそうですけど。 |
▼Gokaiさん: >▼ぎみゆらさん:こんにちは > >>Gokai さん、レスありがとうございます。 > >こちらこそ、ぎみゆらさんにレス頂いて大変喜んでいます。 > >>えーっと、なんというか。 >> >>言葉は違っても、三人とも同じことを指差しているように、私には >>見えるですけど。ですからとりあえず、昭和 人さん、Gokai さん、 >>私の間だけでも、共通了解を得ることは、できませんか? >> >心情的というか、方向感覚的というか、そういったものは同じです。 >でもそれだけではそれを悪用する輩の勢力が強いものですから、もう少し具体的に言いました。 > >>「民間にお金を供給する」って、まさかまた、商品券をバラまいたり >>するわけじゃないですよね? ネズミ小僧ジロキチみたいに、長屋に >>小判まいて歩くわけじゃないですよね? > >似たようなこといったつもりです。 >税金を所得700万円までゼロにするとか? >消費税をゼロへ、介護保険料の掛け金をゼロへ、年金掛け金をゼロへ、健康保険を一割へ、年金受け取りの増額、などです。 > >冗談を言っているわけではありません。 >http://www.6410.jp/bbs/data/sougou/log/tree_369.htm >こういう施策の方が公共工事より、資源の無駄遣いが少ないと思うからです。 >また、貿易黒字額の減少も少ないと思います。 >またプライマリーバランスも取れます。 >http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/686.html > >>「仕事」をつくる。「事業」をつくる。お金が必然的に動くような >>仕組み、仕掛け。それも、大企業だけが丸儲けするんじゃなく、 >>「ふつうの人」のオサイフにお金が入っていくような仕組みを、 >>政府の仕事としてつくる。そういうことですよね? > >よく似た意味ですが、 >主婦の立場を借りて言えば、大切なご主人に対して、 >「あんまり無理しないで、たくさんお金を稼いで来てください。身体を壊さないようにして下さい。」・・という言い方が解かりやすいかもしれません。 > >常識感覚では >「頭のねじが切れてそう。」・・になりそうですけど。 国全体で見れば、カネ余りでも、部分的に見れば資金不足のところがある。 私の遠い親戚の人も、流通業を経営していたが最近、二件も同じように潰れている。中小企業などは、事業の運転資金が足りなくて倒産するケースがある。儲かっていない、利益の出ない事業ならば倒産しても仕方がないが、儲かっていても運転資金がショートして潰れるケースが多い。 これは、銀行が融資を少なくしているからと言われる。すでに8年くらい融資残高は減っている。財務省、金融庁のご指導のお陰だそうです。結果、日本全体で見れば、カネ余りなのに個々に見ればカネが無くてつぶれ、仕事を失う人が多いということである。これが、国策なんだからと、マスコミは銀行の貸し渋り、貸し剥がしを見てみぬ振りをしているのだと思います。 |
▼たけチャンさん:こんにちは やはり心情は同じですが少し違うので言わしてください。 >国全体で見れば、カネ余りでも、部分的に見れば資金不足のところがある。 確かに現金通貨はジャブジャブで余っています。 しかしこれは金融機関同士のお金の貸し借り-取引市場・・「公開市場」・・でのことです。一般には無関係のお金です。 注意が必要なのは 民間でのお金の総量ですが、これは1990年に比較して、概算で7000兆円程減少しています。 お金の定義を次の3種に分類すると判り易いと思います。 ....................................... ★増減法の違いによるお金の三分類 1)ベースマネー(マネタリーベース)・・日本銀行が市中から資産を買い入れることによって、代わりに日銀の負債として発行される日銀券、および日銀当座預金残高。日銀によって直接増減せられる。 2)信用創造マネー・・市中銀行が仲介役として、貸し借り(信用創造機能)によって生じたお金。預貯金マネーより、ベースマネーを差し引いたお金でもある。 このお金が減少することを信用収縮と言う。 3)資産評価マネー・・株式や土地等、比較的短期間に現金に交換できる資産。これらの価値は時価総額という概念で捉えられ、経時的に大幅に増減する。 ........................................... 1)は日銀によって、現在、およそ110兆円前後で増減していると思いますが、この量はベースマネーの総量としては非常に多い数字だと思います。しかしこれによって、金利が最低位にへばりついていることが出来ますし、国債が高値を維持することが出来ます。 この事を指して、経済新聞やエコノミストはお金(資金)がジャブジャブだと表現しています。しかしこのお金は民間のお金の総量から言えばごく僅かですので、民間の購買力=有効需要・・に直接的影響はありません。 2)と3)の量が 民間の有効需要に影響します。 そして3)の量が、1990年以降、大幅に減少したままなので不況が継続しています。 年金問題、不良債権問題、財政問題・・全てがここに収束しています。 >私の遠い親戚の人も、流通業を経営していたが最近、二件も同じように潰れている。中小企業などは、事業の運転資金が足りなくて倒産するケースがある。儲かっていない、利益の出ない事業ならば倒産しても仕方がないが、儲かっていても運転資金がショートして潰れるケースが多い。 > |
▼Gokaiさん: 植草一秀著「金利・為替・株価の経済政策」によれば。 1987年以降のバブルの生成は、マネーサプライの大量供給なしには存在しなかった。金融面からの支援が株式、不動産、ゴルフ会員権、絵画などの価格を急激に押し上げた。マネーサプライの伸び率を見てみると、1980年から1986年の伸び率平均が8.8%(名目GDP伸び率6.1%)、1987年から1990年の伸び率が10.8%(名目GDP伸び率6.3%)となっている。「マネーサプライの伸び率」から「名目GDPの伸び率」を引いた差が、バブル直前には4.5%になっている。GDPという実需を遥かに越えて作られたこのマネーサプライ増加分が過剰流動性を生んで、日本の株価、土地などの資産価格を一時的に吊り上げた。としています。 次に質問です。 gokaiさんwrote: 「信用創造マネー・・市中銀行が仲介役として、貸し借り(信用創造機能)によって生じたお金。預貯金マネーより、ベースマネーを差し引いたお金でもある。」 預貯金マネーはGDP伸び率ゼロ下でも増えることはあっても減ることは無いと思います。したがって、信用創造マネー=「預貯金マネー」-「ベースマネー」の減少はベースマネーの増加ということになるのでしょうか。 植草氏によればベースマネーが実需を遥かに越えて、消費財ではなくて資産に向かえばバブルになり、結果としてgokaiさんによるところの7000兆円の資産の増加になります。何か矛盾した話のようになりませんか。 以上から、だぶ付いているカネが「人々の職場に回ってこない」理由は、マネーサプライが増加しないか、増加していても「人々の職場」を支える部門に回ってこないからだと思います。例えば国債購入、特殊法人、外債購入にだぶ付いたカネが消えていると思います。国内の豊富な預貯金があっても、個人投資家も機関投資家も村上ファンド、ヤフー、ライブドア、楽天等に投資しても一般企業には投資しない。結果として「働く場」が無くなるのだと思います。総選挙直前ともなると株価が、円高(日本買い)でもないのに、異常な動きをしています。 日本で新規企業を立ち上げるのは非常に難しくなっている。その理由は新規企業では大企業のような真似はできないからである。すなわち、下請けからの部品購入価格をカットできるようになるには十年以上もかかるからである。「人々に職場を与える」だけであれば、NPOのほうが、利益第一主義の株式会社よりも優れている。民主党が政権を取れば、税制改革と平行してNPOが増えて、日本の失業問題、貧困問題が解決すると思っています。 アメリカンドリーム、ジャパニーズドリームさようなら。年収100円で生き抜く方法を考えましょう。となると結論は税制改革とNPOとなります。 >▼たけチャンさん:こんにちは >やはり心情は同じですが少し違うので言わしてください。 > >確かに現金通貨はジャブジャブで余っています。 >しかしこれは金融機関同士のお金の貸し借り-取引市場・・「公開市場」・・でのことです。一般には無関係のお金です。 >注意が必要なのは 民間でのお金の総量ですが、これは1990年に比較して、概算で7000兆円程減少しています。 >お金の定義を次の3種に分類すると判り易いと思います。 >....................................... > >★増減法の違いによるお金の三分類 > >1)ベースマネー(マネタリーベース)・・日本銀行が市中から資産を買い入れることによって、代わりに日銀の負債として発行される日銀券、および日銀当座預金残高。日銀によって直接増減せられる。 > >2)信用創造マネー・・市中銀行が仲介役として、貸し借り(信用創造機能)によって生じたお金。預貯金マネーより、ベースマネーを差し引いたお金でもある。 >このお金が減少することを信用収縮と言う。 |
▼たけチャンさん:こんにちは >▼Gokaiさん: >植草一秀著「金利・為替・株価の経済政策」によれば。 実は、私は植草一秀氏の現代貨幣システムについての知識を信用していないことをまずは 申し上げておきたいと思います。 >1987年以降のバブルの生成は、マネーサプライの大量供給なしには存在しなかった。 バブルの生成にかかわるお金はマネタリーベース(-ベースマネー=ハイパワード・マネー)であって、 マネーサプライの増加は結果であると思います。 ★日本銀行調査月報 1999年5月号〔出所〕 表12-1. マネーサプライ統計の定義 ……………………………………………………………………………………………. M1)・・現金通貨+預金通貨(要求払預金) M2+CD)・・M1+準通貨(定期性預金等)+CD [預金通貨,準備通貨CDの調査対象先] 国内銀行(外資系信託銀行を含む)外国銀行在日支店,全国信用金庫連合会, 信用金庫,農林中央金庫,商工組合中央金庫 M3+CD)・・M2+CD+郵便局・全国信用協同組合連合会・信用組合・ 労働金庫連合会・労働金庫・信用農業協同組合連合会・農業協同組合・ 信用漁業協同組合連合会・漁業協同組合の預貯金・CD+ 国内銀行(外資系信託銀行を含む)信託 勘定の金銭信託・貸付信託元本 広義流動性)・・M3+CD+国内銀行(外資系信託銀行を含む)信託勘定の金銭 信託以外の金銭の信託元本+証券投資信託元本+債権現先+金融債+国債(政府短 期証券を含む)+外債+金融機関発行CP ………………………………………………………………………………………. 最広義信用集計量)<参考>・・中央政府、公団、地方公共団体、法人企業、個人 の借り入れ(対外借入を除く)、有価証券、CPによる資金調達残高。ただし、 株式に関しては1994年末時点の株価で固定している。 上記のようにして日銀は統計を取っているのだろうと思います。 そして、中でも一般的な指標はM2+CDであるそうですが、おそらくこの指標がどれほどの意味をなすものかの研究はされていないように思います。我々はそのような曖昧な指標を使っています。 >金融面からの支援が株式、不動産、ゴルフ会員権、絵画などの価格を急激に押し上げた。マネーサプライの伸び率を見てみると、1980年から1986年の伸び率平均が8.8%(名目GDP伸び率6.1%)、1987年から1990年の伸び率が10.8%(名目GDP伸び率6.3%)となっている。「マネーサプライの伸び率」から「名目GDPの伸び率」を引いた差が、バブル直前には4.5%になっている。GDPという実需を遥かに越えて作られたこのマネーサプライ増加分が過剰流動性を生んで、日本の株価、土地などの資産価格を一時的に吊り上げた。としています。 GDPの実需としてのお金は マネーサプライ統計のM2+CDであった筈はありません。 上記表の通り、 M2+CDの一部に現金通貨(ベースマネー)がありますが、後は預貯金通貨でありますので、実際に実需にされる性格のお金ではありません。 つまり預貯金通貨は金融機関の努力により、一旦現金通貨に返還されて他行へ送金されますので、実需となるお金は現金通貨以外に無く、その意味で、預貯金通貨は名目だけ通貨であって、実需となりえないお金ですので、上記記述は誤りだと考えられます。 但し、ジャブジャブのベースマネーの供給と様々な金融の枠組みの結果として、資産価格の高騰となったことは事実だと思います。 |
▼たけチャンさん: >次に質問です。 >gokaiさんwrote: >「信用創造マネー・・市中銀行が仲介役として、貸し借り(信用創造機能)によって生じたお金。預貯金マネーより、ベースマネーを差し引いたお金でもある。」 > >預貯金マネーはGDP伸び率ゼロ下でも増えることはあっても減ることは無いと思います。 逆質問になって申しわけありませんが、 何故、「預貯金マネーは減ることはない。」・・と思われるのでしょうか? 私の認識では、これは貸し借りが解消されれば減じることになります。 >したがって、信用創造マネー=「預貯金マネー」-「ベースマネー」の減少はベースマネーの増加ということになるのでしょうか。 >植草氏によればベースマネーが実需を遥かに越えて、消費財ではなくて資産に向かえばバブルになり、結果としてgokaiさんによるところの7000兆円の資産の増加になります。何か矛盾した話のようになりませんか。 > |
Gokai さん、こんにちは。 > 税金を所得700万円までゼロにするとか? > 消費税をゼロへ、介護保険料の掛け金をゼロへ、年金掛け金を > ゼロへ、健康保険を一割へ、年金受け取りの増額、などです。 よくわかりました。現金のバラマキではなく、そういったことで あれば、現状としてあまりに過剰な庶民の負担を、制度的に適正に 軽減するということであれば、私も基本的に賛同します。 それでいくと、まず、先の6月の政府税調「論点整理」を、全面的に 白紙に戻してもらわないといけませんね。何しろ、各種控除の廃止、 見直し、定率減税廃止等、サラリーマン大増税の揃い踏みですから。 政権党である自民党はいま、「増税はしない」と言っていますが、 だったらばまず、あの政府税調報告を、全面的に廃止してほしい。 現にいまも、財務省のサイトにちゃんと全文が掲載され、ご丁寧に PDFもダウンロードできるようになっているんです。 ●財務省 http://www.mof.go.jp/index.htm > 上段真ん中の「審議会等」をクリック > 左上方「税制調査会」をクリック > いちばん上の「個人所得課税に関する論点整理」 (平成17年6月21日) まずこれを、直ちに破り捨てて、完全になかったものにしてほしい。 せめてそれくらいのことは、すぐにでもやってもらわなければ、 いくら「増税はしない」と口先だけで言われても、これまで何度も 何度もダマされてきた私たち庶民の目からは、見え透いたウソとしか 思いようがありません。 * しかし、庶民のオサイフを底上げするのは、それはそれで大事かも しれませんが、それはそれとして、現状のように、何でもパートや アルバイトや派遣ばかりで、落ち着いて仕事もできないような労働 環境は、非常に問題が多いのではないかと思っています。 その辺について、お話を続けるかどうかは、とりあえず Gokai さんに お預けします。私としては、関心はたいへんあるところなのですが、 きちんと話せるだけの、知識、見識がないものですから。 レスありがとうございます。 |
▼ぎみゆらさん:こんにちは >しかし、庶民のオサイフを底上げするのは、それはそれで大事かも >しれませんが、それはそれとして、現状のように、何でもパートや >アルバイトや派遣ばかりで、落ち着いて仕事もできないような労働 >環境は、非常に問題が多いのではないかと思っています。 心情は同意します。 人々に本当に必要なのは お金でもなく、仕事でもありません。 楽しく寿命をを全うさせ得る、安定した衣食住、医療、自由です。 それを得るためには現代社会での近道は十分なお金を得ることです。 けれども、そのお金を得るために、安定した労働環境の整備が必要かもしれませんが、 もしかしたら、もっと少ない労働でそれを得ることが出来るかもしれないということを忘れてはなりません。 そしてその議論がすっぽりと抜けてしまっているのです。 これは長期間繰り返し述べられるてきたマスメディアの害であって、 人々の心に固定観念として植え付けられてしまったもののように思います。 |
Gokai さん、こんにちは。 > 楽しく寿命をを全うさせ得る、安定した衣食住、医療、自由です。 それらを土台にして、それらに加えて、自分の持っている力を適正に 発揮し、周りの人たち役立つという意味での「仕事」なんじゃないで しょうか。自己表現、自己実現としての仕事。社会参加という仕事。 7年前にフリーになったとき、「稼ぐための仕事」と、「志としての 仕事」を、自分のなかできっちり分けて考えようと思いました。現実 には、なかなかそうきれいに線引きできるものでもないんですが。 「仕事」と「稼ぐこと」が分離不可分になっている世の中。それは 今後も、そんなに簡単には変わらないだろうと思います。でも、 仕事の意味が稼ぐこと「だけ」に貶められている世の中は、とても、 ものすごく、なんというか、「まずしい」世の中であると思います。 いま日本は急速に、そのような「まずしい」世の中に向かっているん だろうと、思っています。それを推し進めているのが、小泉さんや 竹中さんだと、思っています。 *********************** 投票日まであと一週間。今度の選挙は 小泉NO! 自公NO! 必ずNO! *********************** |
▼ぎみゆらさん: >Gokai さん、こんにちは。お久しぶりです。 > >> 楽しく寿命をを全うさせ得る、安定した衣食住、医療、自由です。 > >それらを土台にして、それらに加えて、自分の持っている力を適正に >発揮し、周りの人たち役立つという意味での「仕事」なんじゃないで >しょうか。自己表現、自己実現としての仕事。社会参加という仕事。 仕事があれば、収入もあるし、買い物(消費)もできるし、まず仕事だと思います 只、収入を上げるだけでなく、ぎみゆらさんの言う、「自己表現、自己実現としての仕事。社会参加という仕事。」これを、満たすことが出来るならば理想だと思います。しかし、一般の庶民(私も含めて)は、少し難しいかと思います。 私は、昼間、働いたり、深夜働いたりは、昼、寝ても、一時間ぐらいで目が覚め、又寝ても、又一時間ぐらい寝たり起きたりして、又、深夜勤務に出かける。 いつも、睡眠時間不足の状態です。 生活の質の問題以前に、睡眠の質をいかに良くするか。 体調管理には、非常に気を付けています。 > >「仕事」と「稼ぐこと」が分離不可分になっている世の中。それは >今後も、そんなに簡単には変わらないだろうと思います。でも、 >仕事の意味が稼ぐこと「だけ」に貶められている世の中は、とても、 >ものすごく、なんというか、「まずしい」世の中であると思います。 > >いま日本は急速に、そのような「まずしい」世の中に向かっているん >だろうと、思っています。それを推し進めているのが、小泉さんや >竹中さんだと、思っています。 > 今、スーパーで、一個の商品に貼れば10円値引く、シール10枚を、日曜日に並んで手に入れようとしている、一般庶民の消費活動を、小泉首相や竹中大臣は知っているのだろうか。 妻と2人で並んで、全部使わずに、必要なものしか買わない、節約主義の我が家の家計です。 そうしないと、住宅ローンのお金が作れないのです。 それでも、仕事があるだけ幸せです。 リストラで、企業業績が、良くなって、株価が上がる。 それを、景気が良くなったというのでしょうか。 企業業績の数字が良くなれば、内容は関係なく、良くなったと判断されるのでしょう。 Gkaiさんの言う、「安定した労働環境の整備」は本来、労働組合が取り組む問題かと思います。 現状はどうでしょうか。 今の労働組合は、経営者と一体化と思えます。それでないと、企業が、生き残れない競争社会に成っていると思います。 競争社会が、安価なサービスを私たちに、もたらしているのは認めます。 でも、企業が、生き残りのため、パート労働者を、主流とする流れは、認めることが出来ません。 年金も、国民医療等の、国民相互の、相互扶助が、破壊されます。 小泉内閣は、支持できません。 > > |
健太郎さん、こんにちは。 > 只、収入を上げるだけでなく、ぎみゆらさんの言う、「自己表現、 > 自己実現としての仕事。社会参加という仕事。」これを、満たす > ことが出来るならば理想だと思います。しかし、一般の庶民 > (私も含めて)は、少し難しいかと思います。 そうですね。そうかもしれません。 私たち出版の世界でも、たとえばモノカキでも、イラストレーター とかデザイナーとかでも、締め切りぎりぎりまで、自分なりに納得 できる仕上がりになるまで頑張って、ときには締め切りを破ったりも してしまう。ついしばらく前までは、それくらいの人のほうが尊敬 されたものですが、いまはもう、何でもビジネスライク、効率と 日程が最優先です。日程が守れなければ、次の仕事はもう来ません。 働く喜び、労働の「甲斐」のようなものは、本来は、どんな仕事にも それなりにあるものだと思うんですが、そういったものが、世の中の いたるところで、どんどん摩滅していっているように感じます。 そんな世の中を推し進めているのは、小泉さんであり、竹中さんで あると、思っています。 お気持ちのこもったレスをいただき、ありがとうございます。 ∵・∵・∵・∵・∵・∵・∵・∵・∵・∵・∵・∵・∵ 投票日まで、あと6日。今度の選挙は 小泉NO! 自公NO! 必ず投票所へ! ∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴ |
私は、今日本に一番求められているのは、雇用の確保=景気浮揚だと思う。少子高齢化が世界でも例を見ない未曾有の速さで進行している。 付け焼き刃のような子育て支援より、働く場を提供せずしてなんの「少子高齢化対策」と言いたい。子供をほしくても将来が不安で産めないという人が大半なのだ。 構造改革は必要だ。しかし、今の中央集権的なやり方では官僚主導の型から抜け出せないだろう。やはり、地方分権を推し進め、徹底して無駄を省き、歳出の削減をするべきだろう、その上での増税なら国民だって納得する。 公共事業も従来型のコンクリートの箱物を作るのではなく、福祉や教育人材育成、起業の支援に使う事だって立派な公共事業だろう。 どの政党もマニフェストには少子高齢化に対する、将来ビジョンが無い。フリーター、ニート問題、自殺者、ホームレス、自然災害の支援、こういうところに政治の目を最重点に向けてほしい。 郵政民営化が構造改革の本丸などとは「真っ赤なうそ」だ。国内の利権構造が海外になるだけの話だ。私はそう思っている。 |
60才を過ぎるとアルバイト先の確保は実に難しい。 極めて特異な能力、技能等がない限り、下手をすると職探しが仕事ではないかと思うくらいである。 時々出かけるハローワークの担当者にいつも聞いてみることがある。 『あなたが退職した後、簡単に次の仕事に就くことが出来ますか』と。 答えは、ほぼ100%『難しい』です。 定年退職者はボランティア活動でもしてればいいという意見もあろうが、選択肢のない社会ほどつまらないものはない。 公の機関に頼るつもりはないが、高齢者の雇用確保は生きがいの確保でもある。 それとも、いまどき生きがいなんて贅沢なのであろうか。 |