Page 898 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼手紙・葉書で寄せられた声(6) 笹井明子 05/8/24(水) 16:57 ┣Re(1):手紙・葉書で寄せられた声(6) 珠 05/8/25(木) 0:53 ┣Re(1):手紙・葉書で寄せられた声(6) 笹井明子 05/8/25(木) 20:50 ┣Re(1):手紙・葉書で寄せられた声(6) 笹井明子 05/8/31(水) 17:45 ┗Re(1):手紙・葉書で寄せられた声(6) 笹井明子 05/9/13(火) 17:06 ┗Re(2):手紙・葉書で寄せられた声(6) ぎみゆら 05/9/14(水) 20:54 ┗Re(3):手紙・葉書で寄せられた声(6) 笹井明子 05/9/14(水) 21:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 手紙・葉書で寄せられた声(6) ■名前 : 笹井明子 ■日付 : 05/8/24(水) 16:57 -------------------------------------------------------------------------
神山昌子さま (8月19日) この度の解散選挙には、次から次と直接国民の暮らしとは結びつかない自民党の独善ワガママ総理に、身内のゴタゴタで、呆れるやら怒るやら、しまいには情けないやら。誇り高く生きてきた善良な国民を愚弄するのも甚だしい限りで、刻々のニュースに神経を集中させています。 まるで江戸時代が舞台のような人物の動き。その表現字句に、何が構造改革か!と腹立たしい毎日です。正しいもの、清いもの、純なもの、ひたむきなもの。今の自民党政権にそのカケラもありません。ギラギラした欲望、自我の利得、ズルさ、おどし。汚くて悪くて、これが敗戦60年、新生を誓って立ち上がった日本の姿か?と泣きたい気持ちです。 北海道はまたまた今時選挙ニュースの焦点になりそうです。不思議なのは、あのような人物が立候補、しかも堂々と新党を結成して出馬できるのでしょうか。法的にはどうか分かりませんが、道義的に許されるものとは考えられません。 一体何を評して選良!と言うのでしょうか。老オウ80歳の胸中波立ち、騒いでいます。当地旭川も忙しい動きで連日手紙、葉書が届けられています。今度こそ政権交代して欲しい!!その願いでいっぱいです。 |
▼笹井明子さん: いつもお手紙の掲示板UPをありがとうございます。 >神山昌子さま (8月19日) > >この度の解散選挙には、次から次と直接国民の暮らしとは結びつかない自民党の独善ワガママ総理に、身内のゴタゴタで、呆れるやら怒るやら、しまいには情けないやら。誇り高く生きてきた善良な国民を愚弄するのも甚だしい限りで、刻々のニュースに神経を集中させています。 ほんとうに自民党内権力闘争に目を奪われないで、政策にしっかり目を向けていきたいものですね。日常の生活からの視点を失わないで、国民のためにはどういう政策が望ましいのかを、今を見る目と未来を見遥かす目を持って。 >これが敗戦60年、新生を誓って立ち上がった日本の姿か?と泣きたい気持ちです。(略)今度こそ政権交代して欲しい!!その願いでいっぱいです。 私も政策には目を向けながら、まずは、政権交代が先だと思います。1人が1人にまずは「投票を」と声をかけるリアル活動をしようと思っています。 |
杉本小松さま (8月25日) 8月18日付けのなだ先生の一文を読みました。先生のご意見大賛成です。自民党首相の立候補者の人選のいやらしさ。政治理念も何もない人(ホリエモン)を推薦したり、政治をなんと思っているのでしょうか。郵便法の改正と言っているようですが、どこが変わるのでしょうか。大体自由化、民営化とは名ばかり。アメリカ化といった方がもっとはっきりするのではないでしょうか。 街中を見ても、コンビニ(殆どが外資)、スーパー等々、大型店のため、自分の住んでいる市は、個人商店はどんどん閉店しています。郵便局の民営化で28万人の人々の職はどうなるのでしょうか。民営化、自由化すると、どんな風に世間がよくなるというのでしょうか。掛け声だけで何も庶民に分かる説明がありません。 今度の選挙では、郵政民営化法案に反対投票をしておきながら、また賛成に回るような人は絶対に許せません。今回の投票にはその点よく見極めて投票するつもりで居ります。 |
須藤正剛 さま (8月29日) 波田陽区風なら「今回の選挙は郵政改革を国民に問うって言うじゃない?・・・でもあんた、刺客集めで政策は蛻の殻になっていますから・・・残念!」となるのではないか。 主権者国民が政治家に対して、衆議院選挙を要望したわけではない。与党の蟠りと縄張り争いで、巨額の税金を使ってもらっては困る。 総理大臣であれば総辞職して信を問うというのもあるし、審議回数やそれに費やした時間とかを力説するが、昔の井戸端会議でもやらない質疑応答の繰り返しは、政治家の資質を問われる醜態である。 アメリカの上院下院をどこかで見習い衆参二院制を国政は維持してきた。二院制には固有の機能があるにせよ、1000兆円の借金を抱える日本は、議員報酬を含めた国会歳出削減も命題とすべきである。 この選挙で一院制にすることも論じてもらいたい。既得権に胡坐をかき、バッジをつけたり官僚だったりが多すぎる。拡大よりも不必要を切り捨てる縮小もあって良い。数が多けりゃ良いというものではない。 ここに来てメディアを利用する小泉支持率が僅かに上昇しているが、本当に国の行く末を憂えるのなら、騒状態で芸人ファン投票的発想には疑問を呈したい。 |
杉本小松 さま (9月10日) 本日の新聞の双子殺害の裁判記事を見て、手がふるえる位悲しんで居ります。私にも二人孫が居りますが、我儘になるとは思いつつ、危ないこと以外はできるだけ聞いてやっており、男の子の友達を見ていると、皆我が孫にしたいくらい可愛くて仕様がありません。 大分前のことですが、何処かの宿屋のおばあちゃんが「昭和はとても親切で優しかった」と言っていました。戦争がありましたが、街の人々は本当に思い遣りのある人々が多かったと思います。それに引き換え、今の日本の社会の乱れ。詐欺、殺人、少年の極めて悪質な反社会的行動。前からですが、朝からパチンコ屋の前に若者の行列。 小泉内閣は、自由化、民営化すれば、何でも良くなるとか言っていますが、失業、倒産。今自分の街でも個人商店がどんどん閉店しています。小泉、竹中ご両人は、何を根拠に景気指数が上向いていると言うのでしょうか。選挙する人々にも、なぜ小泉人気があるのか、聞きたいものです。 民主党にも期待しましたが、何か自民党と余り代わり映えしない気がしてきました。マッカーサーが厚木基地に降り立った時から、日本は変わってしまったのでしょう。ブッシュの言いなりの日本政府に何があるのでしょうか。心は暗くなるばかりの毎日です。 |
杉本小松様 お便り拝見いたしました。 お気持ちのこもった率直な言葉を聞かせていただき、ありがとう ございます。「心が暗くなるばかりの毎日」と結ばれた文面に、 ふさわしくない感想かもしれませんが、杉本様のお便りを読んで、 私は何かしら、心が洗われたような気がいたしました。 私の父母も、戦中世代、昭和ヒトケタ生まれです。戦争中の話も、 それぞれから、いくつか聞いています。母はもう十数年、自分史を 少しずつ書いています。初めの内は、自分が十代の頃の、家族風景、 きょうだい模様、そんなことばかり書いていました。 少々複雑な家族、母の母が、母の父の、三人目の妻という家庭環境 だったために、いまから振り返れば、そうやって、若い頃さんざん 逆らって、十分に和解できないうちになくしてしまった、自分の 母と父のことを、書いていたのだろうと思います。 なにしろ、二十代で父母に楯を突くように家を出て、押し切るように いまの私の父と一緒になったそうですから。いまでは母自身、そんな ふうに振り返っています。その後は、女学校時代に飛行機工場に動員 されていたことや、その頃の町の様子なども、書いています。 家族でもご近所でも、戦争のなかでだって、町の人々どうし、単純に いいとか悪いとか、そんなことではなく、それこそ何本もの糸が綾を 織りなすように、いろんな楽しいこと、切ないことが、浮かんだり 消えたりしていくのが、人間模様なのではないかと思います。 でもいまの世の中は、そういったこと、人と人とのつながりのような ことまでが、電気のスイッチがパチンパチンと入ったり切れたりする ように、全部かゼロか、そればかりになっているように感じられて、 それが何か、とても怖ろしくて仕方がないのです。 一つだけ、お願いがございます。どうか、戦争の頃のこと、そんな ときも親切で優しかった、昭和の頃の町の人々のこと、身近で実際に あったことを、若い人たちに、繰り返し、お話しになってください。 こんな時代、どこか殺伐とした空気が濃くなっていく一方のいまの 世の中で、杉本様や、同じ年頃の皆様が経験されてきた、「厳しい」 ことも、誰かの「優しい」気持ちも、そうした体験談に、つまらない こと、語る値打ちのないことなど、一つもないと、私は思います。 そしてそれを、若い人たちに伝える工夫や、思わぬ道筋は、きっと 見つかる。そうも思います。弱輩者が生意気を申し上げます。暗い 気持ちで過ごすのも一日。ムダかもしれなくても、何か試したり、 せめて抵抗してみたりするのも、また一日ではないでしょうか。 残暑と涼気が入り交じる、少々厄介な時季となりましたが、 どうか、いっそうお元気でお過ごしください。 //////////////////// 笹井明子様 9/10なださんの会には、おうかがいできず、失礼いたしました。 盛会のご様子、おめでとうございます。またそれだけに残念でした。 以前からの予定が動かせず、またこの場で「行かない」と表明する のも、かえって何か水を差すようで、結局何も言わずじまいにして しまいました。 とんでもない選挙結果となりましたが、それでも私たちは、生きて いかなければなりません。黙々と、淡々と、イライラ、カッカしな がら、それはまあ、人それぞれでしょうけれど。(苦笑) いつかまた、お会いしたいと思います。 どうか、お元気で。いつもありがとうございます。 |
▼ぎみゆらさん: コメント有難うございます。オフライン党員さんへのお便りに掲載させていただきます。こんな風にお返事をいただいたら、オフライン党員さんたちにも随分励みになると思います。 先日オフライン党員さんで、これまで幾度かご投稿くださった方が、「眼底出血で視力が低下し、もう文字が書けなくなりました。言いたいことはたくさんあるのに」とお電話をくださいました。その悔しさを思うと殊更に、お寄せいただいたご投稿ひとつひとつに重みを感じます。 #講演会についてのコメントも有難うございます。翌日の投票結果に愕然としながらも、講演会での皆さんの温かい笑い声を胸に、まだまだあきらめる必要は無い、と思っている今日この頃です。いつかまたお会いしましょう。 |