Page 97 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼JRの事故に思う 北の元気 05/5/6(金) 9:33 ┣全くおっしゃる通りです ニック 05/5/8(日) 1:06 ┣Re(1):JRの事故に思う 風の旅人 05/5/8(日) 12:06 ┃ ┗Re(2):JRの事故に思う 北の元気 05/5/8(日) 20:51 ┗Re(1):大惨事から学ばねば! 珍 源斎 05/5/8(日) 13:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : JRの事故に思う ■名前 : 北の元気 <vigor0315@yahoo.co.jp> ■日付 : 05/5/6(金) 9:33 -------------------------------------------------------------------------
誠に悲惨な人災だ。安全第一の原理・原則をそれぞれの立場の人達が実践していれば発生しない事故であった。亡くなられた人々の遺族や関係者の方々にお悔やみの 言葉にもつまる思いです。 JR西日本の企業責任は極めて重く、全社挙げての対応と再発防止に全力を尽くしてほしい。又、鉄道事業者のみならず運送事業者は、この惨事を反面教師として、 今一度、安全思想の徹底と職場の安全点検に努めてほしいと思う。 効率性や利益優先の市場競争原理の副作用とも云える今回の惨事に、今の社会システムのあり方の落とし穴を感じる。日本も世界に誇れる国家とするならば、もっと 余裕のある価値観を持つべきと思うが、いかがでしょうか。 企業も個人も地域も家庭も、社会全体が、もっとスローな生き方があっても良いのでないでしょうか。分刻みの電車が走らなければならない事態不自然と思いませんか。15分間に一本でも良いのでないでしょうか。 |
▼北の元気さん: 日本も世界に誇れる国家とするならば、もっと >余裕のある価値観を持つべきと思うが、いかがでしょうか。 >企業も個人も地域も家庭も、社会全体が、もっとスローな生き方があっても良いのでないでしょうか。分刻みの電車が走らなければならない事態不自然と思いませんか。15分間に一本でも良いのでないでしょうか。 世の中の余裕の無さがこの事故を生み出したとも言えましょう。 昔は無かったであろう「癒し系」なる言葉が出てきたのも最近の事です、余裕が無い生活の為に少子化に拍車がかかっているのも明白な事です。 その根源を辿れば、行き過ぎた拝金主義にぶち当たります、おっしゃるように、世の中にはもっと余裕が必要なのではないでしょうか。 |
こんにちは、風の旅人です。 今回の事故の一端を担っているのは、誰も言わないけど「人工の局所集中」もあります。 通勤電車はなぜ、秒刻みで走らなければならないのか。 ホームからはみ出すかはみ出さないか、それくらいの構成の車両をなぜ数十セットも走らせなければならないのか。 つまり、それだけ人を運ばなければならないからです。 ▼北の元気さん: >企業も個人も地域も家庭も、社会全体が、もっとスローな生き方があっても良いのでないでしょうか。分刻みの電車が走らなければならない事態不自然と思いませんか。15分間に一本でも良いのでないでしょうか。 スローライフは必要なことですが、まずは人口密度の分散化が必要に思えます。職場が似たような場所に集中していることがマズイのでは・・・・・・? |
▼風の旅人さん: 「北の元気」です。 > スローライフは必要なことですが、まずは人口密度の分散化が必要に思えます。職場が似たような場所に集中していることがマズイのでは・・・・・・? そうです。日本は余りにも人口が過密化して、政治・経済・社会等が一極集中 になっております。地震国日本はこれでよいのでしょうか。関東大震災級の天災 に襲われたら日本は麻痺状態に陥るでしょう。日本列島分散型のバックアップ システムの働く国土形成を目指すべきと思います。人・物・金を地方に分散し、 限られた日本の国土を有効活用するべきです。 |
北の元気さん こんにちわ! >誠に悲惨な人災だ。安全第一の原理・原則をそれぞれの立場の人達が実践していれば発生しない事故であった。亡くなられた人々の遺族や関係者の方々にお悔やみの >言葉にもつまる思いです。 同感です! 営々として多くの方々が積みあげられた成果も一瞬にして大惨事とともに 失われてしまう・・このような事例には悲惨な事故災害を始めとして 諸々の厄災が最近「とみ」に目立って多くなってるように思われます。 その要因をみれば多くの共通してる事が見て取れます。 私はその根本として物事、諸々に対して「誠実さ」が失われたこと が起因として存在してるように思われます。 文明の利器として我々が利用してる近代技術の成果と云われてる 機器類は絶えずそれを利用する人間に「愚直な誠実」を求めてます・ それを怠ると大事故に直結する危険性が立ち処に生じます。 スピードを伴う機器類「航空機、鉄道、船舶、自動車」諸々 においては速度の二乗に比例してその危険度は加算されます。 仰有られてるように高速化で得られる効用メリットには 絶えず対数曲線の上昇カーブのような危険の増大と云うデメリット があると云う現実を踏まえて考えなければなりません。 >余裕のある価値観を持つべきと思うが、いかがでしょうか。 >企業も個人も地域も家庭も、社会全体が、もっとスローな生き方があっても良いのでないでしょうか。分刻みの電車が走らなければならない事態不自然と思いませんか。15分間に一本でも良いのでないでしょうか。 人間としての知恵の発揮どころはこの辺りで経済生活も含めて スローダウンすることと、過密、過疎に両面からの対策が行われること その前にそのような価値観を定着させること・・が必要です。 折りにふれて述べさせて頂いてますが、此には格好のお手本が 既に存在します。南欧のイタリアで端を発したスローフード運動や ヨーロッパでのスローライフ運動などは資本主義での効率万能の 考え方を「人間主体のモノ」として取り戻すことに多くの共感を得て着々 と成果が上がってる・と聞いております。 地産、地消、運動にみられる地域の自立、北欧ではエネルギー、食糧、 そしてケアー「社会保障」の自給、自立を命題に掲げて、これも着々と 実績を挙げつつあるそうです。 一つ一つで即、その手法を学び・取り入れることが可能ですし、 その応用方法でも日本人の知恵の発揮する余地は多いと思います。 私は高速社会の行き着く先は人類の危機、人類社会の大破綻、大崩壊、 破断界への途を必然的にも辿るであろうことを危惧する者です。 長くなりましたがご許容の程! |