Page 989 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 ぎみゆら 05/9/26(月) 11:22 ┣Re(1):自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 風鈴カザン 05/9/26(月) 12:15 ┃ ┗Re(2):自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 ぎみゆら 05/9/27(火) 22:26 ┣Re(1):自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 ゆきりん 05/9/28(水) 6:31 ┃ ┗Re(2):自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 ぎみゆら 05/9/28(水) 21:38 ┣Re(1):自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 ぎみゆら 05/9/29(木) 9:07 ┣Re(1):やっぱ!潜りが専門! 戦車兵 05/9/30(金) 17:00 ┣Re(1):自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 ぎみゆら 05/9/30(金) 23:41 ┣自衛隊員が強姦未遂容疑で逮捕(東京・立川) ぎみゆら 05/10/1(土) 10:25 ┃ ┗Re(1):自衛隊員が強姦未遂容疑で逮捕(東京・立川) ozone 05/10/3(月) 23:00 ┃ ┗根津進司『逃げたい やめたい 自衛隊』 ぎみゆら 05/10/4(火) 19:55 ┗最近の自衛隊への「三つの心配」 ぎみゆら 05/10/4(火) 20:45 ┗Re(1):最近の自衛隊への「三つの心配」 ozone 05/10/4(火) 23:21 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 自衛隊潜水艦員がドラッグ汚染 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp> ■日付 : 05/9/26(月) 11:22 -------------------------------------------------------------------------
海自潜水艦6隊員、大麻・合成麻薬の所持容疑などで逮捕 (朝日コム2005年09月25日06時03分) http://www.asahi.com/national/update/0925/TKY200509240225.html 大麻、ネットで民間人に販売か 海自海士長、新たな容疑 (同2005年09月26日08時03分) http://www.asahi.com/national/update/0925/TKY200509250169.html * 自衛隊員、潜水艦乗組員がドラッグ汚染。民間人にも販売か。 ──このニュースにふれたとき私は、ショックを受けたというより、 「ああやっぱり、こういうことが現実になってしまったか」という 感覚が、正直なところ、ありました。 ひと言でいうと、自衛隊全般の、モラル(士気という意味での)と いうか、緊張感というか、そういったものが、かなりゆるんでいる、 低下しているのではないかという「感覚」を、もうしばらく前から、 なんとなく持っていたからだろうと思います。 なお、私は自衛隊については、知識としても、具体的な情報という 意味でも、まったく詳しくありません。ここで述べるのは、テレビや 新聞など一般的なマスコミ情報に基づく、一個人としての「印象」に 過ぎないことを、あらかじめお断りしておきます。 たとえば、なんですが、このごろ台風、洪水など自然災害が続いて います。そのときに、地元の警察や消防、役場の職員、地域防災組織 などとともに、自衛隊員が災害現場に出動している姿を、テレビで 何度か見ました。 それが、別に自衛隊員だけをとりたてて悪くいうのではないのですが、 なんというか、どこかワラワラしているというか、なんとなく動きに ムダが多いというか、行き当たりばったりというか、ちょっとこう、 烏合の衆のような印象を受けたことが、何度かありました。 これは「印象」による比較に過ぎませんが、かつての災害現場での 自衛隊員というのは、もっとテキパキと、機敏に小気味よく動いて いたような気がするんです。その辺が、けっこう気になっていた。 それで、なにかこう、自衛隊の「何か」が、最近ゆるんでいるのでは ないか。そんな印象を、もうしばらく前から、漠然と感じていました。 上に書いたように、私は今回の事件報道と、昨今の災害現場での 自衛隊員のテレビ報道を見ての印象など以外に、さほど具体的な 情報を持って考察しているわけではなく、これらの「感じ」は、 印象に基づく感想に過ぎません。しかしそれだけに、なにかこう、 イヤーな感じ、とても心配な感じでもあります。 ここぞとばかり、自衛隊叩きをしようという気分ではありません。 むしろ、心配、イヤな感じ。だけどそれが、あまりうまく言葉に ならないといったような感覚があり、それをちょっと、それでも なんとか言葉にしてみたかったというのが、率直なところです。 非常にショッキングな事件なんじゃないかと、私は思うのですが、 その割りに、少なくともいまのところ、あまり大きな騒ぎになって いないことも、あわせて気になっています。 |
ぎみゆらさん 私は自衛隊の批判をしてもちっとも構わないと思います。 しかし、63430において、中国の軍艦派遣の動きについて、 「常日頃、平和を希求することを多々述べられている老人党諸氏が、 こういった動きに対して、どのような提案、反応を示されるのか興味があります。」と述べましたところ、即削除されました。 それ以外には一字一句、何も書きませんでした。 理由は、掲示板を混乱させる恐れのある投稿(揶揄、挑発、侮蔑的表現) でした。 無論そんな意図はありませんでしたが、知らず知らず揶揄し、挑発し侮蔑までして皆様にご迷惑をかけたそうです。ぎみゆらさんのご意見を拝見しますと、 >烏合の衆のような印象を受けたことが、何度かありました。 >イヤーな感じ、とても心配な感じでもあります。 などをはじめ、私よりは余程明確に自衛隊について否定的な見解を述べられていらっしゃいますので、残念ながらすぐに削除されてしまうことでしょう。 ぎみゆらさんに他意がないであろうことは多くの人に共通する思いかもしれませんが、 他国の軍艦派遣について「常日頃、平和を希求することを多々述べられている老人党諸氏が、こういった動きに対して、どのような提案、反応を示されるのか興味があります。」と記述することが禁止されるくらいですから、自国の自衛隊に対してこのような記述が許される見込みは、ほぼないと思います。 恐らくぎみゆらさんはこういったルールをご存じなかったと思いますが、円滑な掲示板運営のため、管理人さんがこれほど粉骨砕身、平等な扱いを心がけて見えるのですから、今一度やさしい表現で述べられるよう考え直されては如何かなと、僭越ながら思いました。 |
風鈴カザンさん、こんにちは。 風鈴カザンさんの書き込みは、日ごろから、よく配慮して工夫した ものが多く、考えさせられることもしばしばなんですが、今回の 私に対する書き込みは、率直にいって、的外れと思います。 不祥事の尻馬にのって自衛隊の悪口を言いたいのではなく、今回の 事件を一つのきっかけとして、自衛隊に関して、少し前から感じて いた「心配」を表明したんです。その気持ちに他意はありません。 先のコメントで書いたとおり、私は自衛隊の現状について、さして 具体的な知識や情報を持っていませんが、これまでこの掲示板でも 書いてきたとおり、医療の世界のことは、少し知っています。 医療の世界と自衛隊とでは、ある種の切迫感とか、閉鎖性とか、人の 生死に直接かかわるとか、職務の基本的な成り立ちの部分で、何か 似たところがある。その辺から、「ちょっと、どうなんだろうか」と いった「心配」の感覚を、自衛隊に対して持っているんです。 それが杞憂なら、むしろそれでいいんですが、もし少しでも当たって いるところがあるとすれば、それは私たちにとっても、かなり大事な ことなんじゃないかという「感覚」があるので、煮え切らないことは 承知で、あえてこの場で書いているんです。 ちょっと時間をおくかもしれませんが、別コメントで、どうにか、 もう少し具体的に、書いてみたいと思っています。レスをいただいた こと、感謝しています。ありがとうございます。 |
人が集まる組織では色々な人間が存在します。 社会の縮図とよく言いますが、 ある集団はそれを内包する母集団の構成に相似するのではないでしょうか? それとぎみゆらさんの投稿とは離れますが、 私が日常疑問に感じていることに 麻薬を常習して殺人などの凶悪な犯罪を犯しても 麻薬によって判断能力が無くなっていると罰が減免もしくは無罪になってしまうことです。 麻薬に手を染める前には、正常な判断力が有ったはずなので 麻薬に手を染めると言うことは殺人等の凶悪な犯罪を行う可能性を知っていたことになります。 そう考えると、麻薬等を使用した者には殺人もしくは殺人未遂と同等の罰を与えるべきだと思います。 そうすれば、社会の中のドラッグ汚染も幾分は改善できるのではないでしょうか? |
ゆきりんさん、お久しぶりです。 レス、ありがとうございます。 ドラッグに対する取り締まりや罰則の「度合い」については、私の 気持ちとしては「スレ違い」ですので、ごめんなさい、パスします。 ただ、取り締まりという意味でも、罰則という意味でも、ここ十年、 二十年、ドラッグに関しては、実質的に、明らかに後退していると 思いますし、それは「まずいんじゃないか」と思っています。 * > 人が集まる組織では色々な人間が存在します。社会の縮図とよく > 言いますが、ある集団はそれを内包する母集団の構成に相似する > のではないでしょうか? 私もそう思います。世間の若者がみんな茶髪すれば、自衛隊員だって 茶髪したいでしょう。男の子も眉毛ケアくらい当たり前と雑誌に出て たら、眉の手入れくらい気になります。そんなの、当たり前です。 ただ、そういうときに、世間の「風」が素通しで入ってくる、文字 どおり「風通し」のいい集団と、そういうのは、シャットアウトじゃ ないにしても、二枚も三枚もフィルターをかましてから入ってくる 集団とが、世の中にはあると思うんですね。 いまの世の中、何でも風通しがいいのが「いいこと」みたいによく 言われるんだけど、私はそうは思わない。その「風通しのよくない」 見本みたいなのが、病院、学校、役所、農村、自衛隊。あとたとえば 高校野球部とか。(笑) そんな感じだし、それはちゃんと、大事な意味があるんじゃない かと、私は思っています。 * その自衛隊で、ドラッグ汚染、だけじゃなく、「ウリ」までやってた らしいと来たんで、「うーん」と思ってしまったんです。 ここのところずっと、自衛隊、イメージ上がってるんですよ。二士の 応募倍率もこれまでないくらい堅調に推移してるし(防衛白書にそう 書いてある)、いい感じで来てる。 そこでこれだから、もしかしたら、自衛隊の「内部」的には、相当に 深刻な問題なんじゃないだろうかとも、思ったりするんです。 私は、繰り返し言いますが、自衛隊のことは、正直いって、全然と いっていいほど知りません。ただ、医療の世界、病院方面のことは、 多少知っています。 その世界で見聞してきた、ちょっと「やばいな」と思うことと、 ある種、似たようなことが、いま自衛隊に起きているんじゃないか という「心配」を、私はいま、持っているんです。 それが、とても気になっています。「医療の世界でナンタラ」という ことについては、この次にでも書きます。ごめんなさい。そろそろ 制限字数に近づいてきましたんで、また。 |
「またか……」という報せが出てしまいました。 今朝9/29朝日新聞の一面に載っています。 ●航空自衛隊3曹を逮捕、覚醒剤取締法違反の疑い (朝日コム2005年09月28日21時37分) http://www.asahi.com/national/update/0928/TKY200509280339.html |
戦車の中まで、サーチはやるまいね。 |
自衛隊ドラッグ汚染続報。なんだか、まだ広がりそうな気配です。 ●「他の隊員にも大麻譲渡」 起訴の海自隊員供述 (朝日コム2005年09月30日18時21分) http://www.asahi.com/national/update/0930/TKY200509300265.html |
東京・立川で、自衛隊員が強姦未遂容疑で逮捕されたそうです。 ●自衛隊員、強姦未遂で逮捕=女性宅侵入、ナイフで脅す−警視庁 (YAHOO! NEWS-時事通信9月30日22時1分) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000200-jij-soci ●空自一曹が強姦未遂 警視庁逮捕 (YAHOO! NEWS-共同通信9月30日22時18分) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000269-kyodo-soci ●婦女暴行未遂:空自1等空曹を逮捕 東京・立川 (毎日インタラクティブ2005年9月30日22時45分) http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051001k0000m040121000c.html ●女性強姦未遂、空自隊員を逮捕 立川 (YAHOO! NEWS-産経新聞10月1日2時34分) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000023-san-soci やはり、個別の事件としてよりも、いまの自衛隊内に、何かしら、 「緩み」や「乱れ」、ストレス過多状況のようなものがあるんじゃ ないかということのほうが、とても気になり、心配です。 もう一つ気になるのは、メディア全般に、扱いが少ないことです。 個人の不祥事ではありますが、小さな事件とはいえません。たとえば これが学校教師や、官庁、あるいは有名企業の職員だったら、もっと 派手なニュースになっている可能性が大きいです。 朝日、読売はネット上では扱いが見あたりません。産経は上のように YAHOO! NEWS には流していますが、自社ネットには掲載が見あたり ません。NHKは、昨夜の関東ローカルニュースで報じていましたが、 ネット上の掲載は見つかりません。 自衛隊に関するネガティブな報道に関して、メディア各社ともかなり 消極的、神経質になっているような気配を感じます。 |
▼ぎみゆらさん: >やはり、個別の事件としてよりも、いまの自衛隊内に、何かしら、 >「緩み」や「乱れ」、ストレス過多状況のようなものがあるんじゃ >ないかということのほうが、とても気になり、心配です。 > >もう一つ気になるのは、メディア全般に、扱いが少ないことです。 >個人の不祥事ではありますが、小さな事件とはいえません。たとえば >これが学校教師や、官庁、あるいは有名企業の職員だったら、もっと >派手なニュースになっている可能性が大きいです。 > >朝日、読売はネット上では扱いが見あたりません。産経は上のように >YAHOO! NEWS には流していますが、自社ネットには掲載が見あたり >ません。NHKは、昨夜の関東ローカルニュースで報じていましたが、 >ネット上の掲載は見つかりません。 > >自衛隊に関するネガティブな報道に関して、メディア各社ともかなり >消極的、神経質になっているような気配を感じます。 タブーがあって報道をしていない感じです。 私も不思議に思っておりました。 テレビではバラ色風の自衛隊入隊記といったものが時たまありますが、自衛隊の生の生活について報道しているものは皆無です。 とにかく、自衛隊は米軍と協力共同、軍事演習などをしている武装集団です。 海外で米軍の後方支援までするようになりました。 情勢によっては国民に銃を向けるようにならないとも限りません。 主権者である国民にはその内容を知る権利があります。 Webで関連情報を探しましたら下記のような本を見つけました。 自衛隊生活をした方が体験をもとに記したものですから具体的にリアルに実態が分るようです。 結構話題にもなっているようです。 著者の序文: ----------------------------------- はじめに ボクが、この本を書くのを思い立ったのは、自衛隊の実情を知ってもらいたかったからだ。自衛隊が創設されて以降、自衛隊について書かれたもの、報道されたものは、確かに膨大にある。 が、そのどれも実情に迫っているとは、言いがたいように思う。メディアを通して伝えられるものは、その一部はともかく、真実も全体像も描かれてはいない。やはり、ここには二重にも三重にもフィルターがかけられている。 自衛隊というのは、閉ざされた社会だ。この中は体験したものでないとわからないことが多い。第一、ここでは今なお、旧軍時代の言葉が飛びかっている。グンタイやセンソウなどの、戦後の国民には忘れられ無縁になった出来事が氾濫している。 しかも、この十数年来、隊内の出来事を外部に伝えるのは、元陸幕長とか元統幕議長などの「軍事評論家」ばかりになってしまった。つまり、お偉いサンの考える自衛隊だ。 もっとも、自衛隊がいかに社会から隔絶されているとはいえ、そこは社会の縮図。さまざまな庶民的楽しみも、苦しみもある。ボクがここで描きたいのは、庶民の目から見た自衛隊、いわば、ヘイタイさんの目から見た自衛隊だ。長い退屈な自衛隊生活の中で、ボクは、そのオモテもウラも見てきた。本書では、この自衛隊の実情を正確に描くことに努めた。 この本の最初の版は、一九九五年に現代書館から出した。発行直後から、さまざまな反響、話題をよんだという。著者としては大変嬉しい出来事である。そして、本書の新装増補版をこのたび、社会批評社から出すことになった。 この新装増補版では、当時と異なることには「補足」として、注釈を入れている。また、最近の自衛隊、自衛隊員をめぐる出来事についても、書き足している。読者の、とくに隊員たちからの批評をお願いしたい、と思う。 二〇〇五年五月一日 ----------------------------------- 以上、根津進司著「逃げたい やめたい 自衛隊」―現職自衛官のびっくり体験記ー、より。 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/66-2.htm #Webにある同書籍の目録だけからも凡その内容は見当つけられます。 それによると隊内における教育は日本国憲法や民主主義に反するようなものにも見受けられます。 札幌地方裁判所での第一審(恵庭裁判)では憲法違反との判決も受けた自衛隊で、憲法、民主主義に反する教育が行われているらしいと知って、今背筋が寒くなるのを覚えます。 |
ozone さん、こんにちは。 ◇『逃げたい やめたい 自衛隊―現職自衛官のびっくり体験記ー』 (根津進司著、社会批評社刊、2005年) http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/66-2.htm 自衛隊に対する世間一般の「無関心」が、たいへんよくないことだと 私は思っています。そういった意味で、意味のある本のように思え ます。記憶にとどめます。 ご紹介、ありがとうございます。 |
このスレッドは、当初のコメントでも少々書いたとおり、自衛隊の 不祥事をあげつらって悪口を言うのが目的ではなく、いまの自衛隊が 何か「大きな負担」を抱え込んでいるのではないかという心配から 立てたものでした。 いまの私は、それを詳しく考察するだけの知識も情報も時間的な 余裕も持ち合わせていませんが、思っていること、感じている ことを、三つ、挙げておきます。 * 一つは、すでに2年近くに及ぶイラク派遣。26万人という大所帯に とって、イラク派遣550人はわずかな数ですが、それが自衛隊の 全般にとって、私たち一般人が漠然と思うよりも、もっとはるかに たいへんな重荷になっているのではないか。 二つ目は、急ピッチで進む日米軍事一体化。日本の自衛隊はこれまで いちおう、国土防衛、災害復旧など「日本国民のため」の実力部隊 として働き、そのなかで、相応の信頼感やプライドを形成してきたと 思うのですが、その土台がいま大きく変わりつつあるのではないか。 三つ目。この十年ほど自衛隊は、イメージや応募者数をそれなりに 高めてきましたが、そこに落とし穴はないか。これまで「閉鎖的」 だった組織、集団が「人気化」「一般化」していく過程で、思わぬ 「綻び」が表面化するというのは、意外によくあることですので。 以上、とりあえず要点の列挙のみにとどめます。 * 私は、現在の自衛隊の存在やあり方を、すべて肯定したり賛美したり するものではありません。しかし、国民、国土のために日々訓練と 実践を重ねている集団に、一般からは見えにくい「過剰な負担」を かけているとしたら、それを看過してはいけないとも思っています。 ちょっと、なかなかうまく言えないところなのですが、それなりの 年月、医療方面の取材をしてきた者として、そういうことを、あまり 軽く見てはいけないのではないかという、「理屈」よりも「感覚」と 言ったほうが近いものが、何かあるのです。 |
▼ぎみゆらさん: >このスレッドは、当初のコメントでも少々書いたとおり、自衛隊の >不祥事をあげつらって悪口を言うのが目的ではなく、いまの自衛隊が >何か「大きな負担」を抱え込んでいるのではないかという心配から >立てたものでした。 ご同感です。 私も自衛隊の方々、国民も皆幸せになれるように願っております。 そのためにも、自衛隊の歴史、法源、自衛隊内における隊員教育、隊員生活、米軍との関係等々・・・について、主権者として国民は知っておかなければならいと思っております。従いまして情報開示を是非ともきちんとやっていただきたいと常日頃思っていたところです。 >いまの私は、それを詳しく考察するだけの知識も情報も時間的な >余裕も持ち合わせていませんが、思っていること、感じている >ことを、三つ、挙げておきます。 > > * > >一つは、すでに2年近くに及ぶイラク派遣。26万人という大所帯に >とって、イラク派遣550人はわずかな数ですが、それが自衛隊の >全般にとって、私たち一般人が漠然と思うよりも、もっとはるかに >たいへんな重荷になっているのではないか。 > >二つ目は、急ピッチで進む日米軍事一体化。日本の自衛隊はこれまで >いちおう、国土防衛、災害復旧など「日本国民のため」の実力部隊 >として働き、そのなかで、相応の信頼感やプライドを形成してきたと >思うのですが、その土台がいま大きく変わりつつあるのではないか。 > >三つ目。この十年ほど自衛隊は、イメージや応募者数をそれなりに >高めてきましたが、そこに落とし穴はないか。これまで「閉鎖的」 >だった組織、集団が「人気化」「一般化」していく過程で、思わぬ >「綻び」が表面化するというのは、意外によくあることですので。 > >以上、とりあえず要点の列挙のみにとどめます。 > > * > >私は、現在の自衛隊の存在やあり方を、すべて肯定したり賛美したり >するものではありません。しかし、国民、国土のために日々訓練と >実践を重ねている集団に、一般からは見えにくい「過剰な負担」を >かけているとしたら、それを看過してはいけないとも思っています。 > >ちょっと、なかなかうまく言えないところなのですが、それなりの >年月、医療方面の取材をしてきた者として、そういうことを、あまり >軽く見てはいけないのではないかという、「理屈」よりも「感覚」と >言ったほうが近いものが、何かあるのです。 大変分りやすく問題点を説明していただきまして有難うございます。 さらに私も多角的な面から、科学的に考察を深めていくように努力したいと思いました。 |