Page 1049 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼参議院選挙で護憲派の衰退 ごまめの翁 04/7/14(水) 17:18 ┣Re(1):参議院選挙で護憲派の衰退 数理梵哲 04/7/14(水) 17:31 ┃ ┗Re(2):参議院選挙で護憲派の衰退 ワン太郎 04/7/14(水) 18:11 ┣Re(1):参議院選挙で護憲派の衰退 野村星慈郎 04/7/14(水) 20:12 ┃ ┗Re(2):参議院選挙で護憲派の衰退 ごまめの翁 04/7/14(水) 20:52 ┣Re(1):参議院選挙で護憲派の衰退 ニック 04/7/15(木) 9:54 ┣Re(1):参議院選挙で護憲派の衰退 南国人J(宮崎市民) 04/7/15(木) 11:07 ┃ ┗Re(2):参議院選挙で護憲派の衰退 有事の際 04/7/15(木) 21:33 ┃ ┗Re(3):参議院選挙で護憲派の衰退 南国人J(宮崎市民) 04/7/16(金) 18:41 ┗色々ご意見頂き有難うございます。 ごまめの翁 04/7/16(金) 18:22 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 参議院選挙で護憲派の衰退 ■名前 : ごまめの翁 ■日付 : 04/7/14(水) 17:18 ■Web : http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e -------------------------------------------------------------------------
今回の参議院選挙で護憲派の衰退がみられた。 戦後、半世紀以上たち戦争を経験した人びとが少なく成って戦争と云うものに対しての感覚が変わって来たのだろう。 小泉首相に変わって顕著に表れているのが、憲法改正論議で此れが遠慮なく表に出だした事だ。 庶民感覚から憲法9条を見ると絶対に軍隊は持てないと思う。そして現在の自衛隊は軍隊では無いと云うが此れだけの戦力を持っていて軍隊ではないとは思えない。 改憲論者の論では、もし外敵が攻めて来た時に,軍力が無いと阻止する事が出来ないから軍隊は必要なのだと云う。 私達、戦時中を経験したものは、軍力を持って水際で戦うにはどれだけのお金とエネルギーが必要かは身を持って判っている。軍力で自国を守るには何処の国にも負けない軍備が必要である。 日米には安全保障条約がある。国家間の条約でも、昔、日ソ不可侵条約を破棄された経験から、国家間の条約も100%信用する事は出来ない。そうなれば世界最強の軍隊が必要なのではないか。 又、戦うとしても武力だけでは戦えない。現状の日本の食料はどうなんだろう、自給率30数%では兵糧攻めに遭えばひとたまりもない。 世界最強の軍力を持つアメリカ。其れでも新兵器の開発は続いている底なし沼で有る。 世界各地で軍事小競り合いが起こっている。それも兵器を造るお金も技術も無い国なのに、結局、先進国と称する国家が兵器を開発し、旧式の武器を売るか提供するかは判らないが、武器の生産能力の無い国家が軍事行動をしている不思議、アフガンでもイラクでもである。 世界各国が軍備の強化整備を際限もなく続けると云う事。これで人類が安泰なのだろうか。 鉄砲と云う飛び道具が発明され発達して狩猟に使いだして此の地球から幾つかの哺乳動物が消えていった。機関銃、戦車、飛行機、核兵器、ロケット。人類が新しい物を作る度に、此の地球から人類の友達とも云える動植物が消えて行いく。 便利に使っているジャンボ機。以前何かで読んだのだが、東京からロスまで飛行する時、使用する酸素の量は東京都民の一年間の呼吸する酸素の使用量だと云う事。 云う成れば軍事行動は自然を破壊、地球を壊すのを早めている事なのだ。 此の地球に人類が出現して、其の足跡が何とか判るのが数千年。だが、この一世紀で人類が地球に対して冒した罪は大きい。 たかが憲法九条改正反対で法律とは聊か違う事を書いたが,軍がなければ国は守れないと云う。世界中が武力を持つても、もめごとは無くならないどころか、小競り合いは延々と続くだろう。 発想を180度変え、世界中から武器や軍隊が無ければ大量殺戮だけは無くなると思う。 私は戦後軍隊を持たない日本に徹してほしいと思う。金は出しても犠牲は出さない。良いじゃないか。此れに徹すべき、そしで当事国の復旧には国家を揚げて全力を尽くすべきだ。中途半端な自衛隊が有るから、何だかんだ云われるのであって、自衛隊が無ければ其の様な事は言われなかったと思う。 次に日本が攻められたらである。若い時は鬼畜米英で、戦争に行くのはあたり前だと思っていた。しかし戦中戦後の経験から、国家の命令でも人殺しだけはしたくない。島国だから大陸とは離れて居るから他の国家とは聊か違うと思うのだが、抵抗すればするほど日本は破壊されたり、多くの人びとが犠牲に成ると思う。 と云うのは殺人者に成るなら殺された方がましだと云う事。 最期に絶対軍隊は持たないが、核爆弾を作り大陸弾道弾を各国に向けに日本を攻めたらボタンを押しますよ。夢ですね。 平和ボケが増えた日本民族。難しいと思うのだが護憲派政党何とか増やす方法はないのでしょうか。少し長くてすみません。 |
▼ごまめの翁さん: > 最期に絶対軍隊は持たないが、核爆弾を作り大陸弾道弾を各国に向けに日本を攻めたらボタンを押しますよ。夢ですね。 > > 平和ボケが増えた日本民族。難しいと思うのだが護憲派政党何とか増やす方法はないのでしょうか。少し長くてすみません。 私は、日本は軍隊を持たず、そのかわりミサイルを積んだ原子力潜水艦を何隻か配備しておき、日本を侵略した国に対しては直ちにミサイルで攻撃することを周知しておくことで、侵略を予防できないかと考えています。 また、国際貢献として、病院船を何隻か配置しておいて、災害に際しては最寄りの病院船を急行させるということができないかと考えています。 |
▼数理梵哲さん: > >私は、日本は軍隊を持たず、そのかわりミサイルを積んだ原子力潜水艦を何隻か配備しておき、日本を侵略した国に対しては直ちにミサイルで攻撃することを周知しておくことで、侵略を予防できないかと考えています。 「蜂の一刺し」は最後の手段としてはとても有効です。 しかし、 「拉致」や「小島」の占領程度について「一刺し」の行使は出来ません。 レベルに合った、武力・戦力は それなりに用意しておいた方が良いと思うのですが。 >また、国際貢献として、病院船を何隻か配置しておいて、災害に際しては最寄りの病院船を急行させるということができないかと考えています。 病院船というのは「安全を保障」されたものでもありません。 「護衛」も準備しておかないと・・・ となると結構難しくなりそうですが。 基本の お考えには 賛同いたします。 |
>私は戦後軍隊を持たない日本に徹してほしいと思う。 >殺人者に成るなら殺された方がましだ 軍隊を持たないことは、理想が高く美しいことだと思います。そうなれば何と素晴らしいことかと思います。 「殺人者に成るなら殺された方がましだ」というのは、ガンジーの無抵抗主義に通じるものがあると思います。無抵抗主義も理解できなくはないです。(ところでガンジーの国インドも今では核兵器を持っています。ガンジーが見たらなんと言うことでしょう?)。 しかし私は多少なりとも抵抗したいですね。そのため自衛隊はそれなりに必要だと思います(戦争には反対ですが、自衛隊の保持は賛成)。 そして自衛隊には、攻撃能力よりも監視能力の高さを求めたいです。近隣諸国が日本近辺で何を行っているかを充分監視してほしいです。日本近辺で不穏な動きがあったとき、それを真っ先に発見するのはほとんど米軍で、日本政府はその報告を受けてから発表しているという現状を何とかしたいですね。独力で怪しい行動を早期に見つけ、警告くらいは発したいですね。 「戦争しない、軍隊を持たない」。本当にそうなってほしいし、努力しなければいけないと思いますが、なんとも悩みますね。 少なくとも多国籍軍への自衛隊の参加を認めた小泉氏には、先頭を切ってイラクへ行ってもらいたいです。私はPKOへの参加は賛成ですが、多国籍軍への参加には反対です。 >護憲派政党何とか増やす方法はないのでしょうか。 護憲を前面に出して訴えても支持は得られないでしょう。やはり庶民には目先の問題がより気になりますから。護憲は党の柱として据え置くとして、目先の問題を具体的に解決する手段を訴えてほしいものです。 社民党は郵政民営化には反対の立場です。地方の切り捨てに配慮してのことでしょう。しかしこれでは都市部の無党派層の支持は得られません。税金の無駄を無くすための民営化でしょうから、民営化しないならしないで、無駄を無くすための案をしっかり出してほしいです。税金が無駄に使われないなら、国営でも民営でも本来かまわないのだから。 自民党も民社党もフラフラしている所があり、つけ入るすきは充分あると思うのですが。 |
▼野村星慈郎さん: >しかし私は多少なりとも抵抗したいですね。そのため自衛隊はそれなりに必要だと思います(戦争には反対ですが、自衛隊の保持は賛成)。 私は小さな軍隊と思っても知らずしらずに大きく成り、そして其の力が大きく成ると大東亞戦争の開戦時の日本の軍隊にみられる様にシビリアンコントロールが効かなく成ります。 現在のアメリカでも終戦当時のアメリカとは聊か違う感じがします。力が強大に成った軍が、自分達の都合の悪い事は力で押さえ込んでいる様子がみられます。 自衛隊でも内緒で勝手な事をしている事がみられます。 私は其れが恐いのです。 |
おっしゃる通りと思います、戦争は軍隊のみで行うものではありません。 良く素人は戦術を論ずる事を好み、プロは戦略を論ずる事を良しとすると言いますが、好戦的軍事力保有主義者の議論で決定的に欠けているのが、おっしゃるような食料供給をどうするか、物資補給をどうするか、軍隊維持の資金をどう調達するかと言う事です。 こちらの掲示板を見ていて思うのは、この様な具体的な質問をされると、好戦的軍事力保有主義者の方々は途端にだんまりを決め込んでしまうと言う事です。 何故答える事ができないのか?、答えを持っていないのに軍事力を持つ事を叫んでいるのか?と、疑問は大きくなるばかりです。 ひとつだけ戦前の日本とそっくりだと思う事は、太平洋戦争勃発時、通常は長期の展望のもと戦争を遂行する事が世界の常識となっていた時に、日本は艦船や戦闘車両の損耗率を、古い第1次大戦の頃の資料を持ち出して計算し、ヨーロッパでドイツが勝てば有利に戦争を終わらせる事ができると、他者をあてにして戦争を始めたと言う事です。 結果損耗率は1次大戦の数十倍、欧州ではドイツが負け、ポツダム宣言を無視して原爆投下を招き、仮想敵国と見なしていたソ連に和平の仲介を頼むと言う狂気の沙汰の行動を取った訳ですが、好戦的な方々のご発言の中に同じものを見ているのは私だけでしょうか? 何処が攻めてくるのか明示せず、どれだけの軍隊を保有すれば守ることが出きるのかも言及せず、物資の調達はどうするのかも発言せず、米国が味方にならない場合はどうするのかに関しても、推測のみで言及せず、どれ一つ取っても回答された項目はありません。 言うは簡単、行なうは難しと言いますが、明確な答えを持たずに強力な軍事力を保有しようと言う考え方は、私の目にはいい加減な資料を持って、戦争を遂行できると天皇に嘘の報告をした軍の幹部と全く変わり無いように思えます。 このような意見が増えてきた背景には、世界中で取ったアンケートの中で、日本の青少年が一番思いやりの心が無いと言う結果が出て来た事と無縁では無いように思います。 その深淵には金を稼ぐ事ばかりに汲々として、モラルを失った社会の歪があるのでしょう。 |
▼ごまめの翁さん: > 平和ボケが増えた日本民族。難しいと思うのだが護憲派政党何とか増やす方法はないのでしょうか。少し長くてすみません。 平和ボケ→護憲派政党。 国民はこの構図に気がついているのです、日本国民が自浄能力を備えている 証しでしょう。 |
防衛出動・Q号指令が急遽発動された場合、現在の国内法では自衛隊対警察の混乱が起きないか?実際緊急時にまともに機能しないそんな法律おかしいだろ?誰かが戦務の事で兵站をどうするだの、説明が誰も出来ない由おかしなことカキコしてたけど、今の時点で日本と・・まあ今すぐこれらの国が戦端を開くとまではいわないけど、中共・北(渡航能力はなかろうが、)により現実に日本に向いてるミサイルの脅威にいわゆる護憲派は国民に納得させられる説明責任が果たせないだけじゃん。だから支持されない。護憲ていうけどさ、みんな憲法、法律は守ってるんだよね。護憲政党は憲法を変えないと言う事をまもっているだけで中身がないね。 |
▼有事の際さん: レス有難うございます。 全く貴殿のおっしゃるとうりだと思います。 貴殿の問いに答える護憲派の最後の口上は”座して死を待つ”です。 つまり、同朋をも見殺しにしても止むをえないということでしょう。 北朝鮮拉致被害者に対する護憲派やサヨクの冷たい態度が、それを 証明していますね。 |
皆さんに色々ご意見頂き有難うございます。 二日程、病院に行っていましたのでスレ主が書き込めなくて失礼しました。 私も以前は憲法改正して正式な軍隊を持つべきだと論じていましたが、最近の世界状勢を見ていると、戦争と云う暴力行為が如何に虚しいか。 地球上の動物で食料にする為、他の個体を殺して食料にする。しかし無作為に殺戮する動物はほとんど居ない。人類の様に損得勘定としか考えられない欲望だけで大量殺戮をする。暴力では世界統一は出来ないのは歴史が物語っています。 護憲は旧いのかも知れません。私の様に戦争のため親兄弟を失い犠牲に成って戦争の虚しさを判っている人びとの中には、軍隊を容認する方は少ないと思います。 先の戦争での犠牲者が年々少なく成り、戦争に関する考え方が変わって来ているのは良く判ります。其れも時代の流れデしょう、国民の中に憲法改正して正規軍を作り世界の紛争地で正義のため?死んだり人殺しも容認するのも時の流れかも知れません。 本当は私も改権か護憲かは判りません。其の答えは後年の歴史が物語ると思います。 でも私の様に国の命令でも戦争で人殺しをするなら無抵抗で死んでも良いと思う阿呆な人間が一人くらい居てもよいかと思いますが。 私は皆さんの様に難しい事は書けません。ただ体で感じた事を書いているだけで、現実的ではないかも判りません。 |