Page 1108 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼経団連は悪乗りしている 残日庵 04/7/22(木) 10:40 ┣Re(1):経団連は悪乗りしている 小鉄 04/7/22(木) 11:45 ┣Re(1):経団連は悪乗りしている 東京太郎 04/7/22(木) 19:05 ┃ ┗Re(2):土光さんは怒っている ゆうつつ人 04/7/22(木) 19:10 ┃ ┗Re(3):土光さんは怒っている 東京太郎 04/7/22(木) 21:31 ┣Re(1):経団連は悪乗りしている 敦煌 04/7/22(木) 21:31 ┃ ┗Re(2):経団連は悪乗りしている 残日庵 04/7/25(日) 17:12 ┗Re(1):経団連は悪乗りしている ニック 04/7/26(月) 15:20 ┗Re(2):経団連は悪乗りしている 小鉄 04/7/26(月) 17:24 ┗Re(3):経団連は悪乗りしている ニック 04/7/26(月) 18:37 ┗Re(4):経団連は悪乗りしている show-h 04/7/26(月) 20:18 ┣Re(5):経団連は悪乗りしている ニック 04/7/26(月) 21:57 ┗Re(5):経団連は悪乗りしている 団塊党 04/7/26(月) 22:01 ┗Re(6):経団連は悪乗りしている 敦煌 04/7/27(火) 1:35 ┗Re(7):経団連は悪乗りしている 団塊党 04/7/27(火) 2:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 経団連は悪乗りしている ■名前 : 残日庵 <nawagen@now.mfnet.ne.jp> ■日付 : 04/7/22(木) 10:40 -------------------------------------------------------------------------
昨日、今日の朝日新聞で経団連が「武器の禁輸」を解除するよう政府に提言するという。防衛予算が減って、武器の研究開発や技術の維持ができなくなるなどがその理由です。 戦後約60年、民生機器の研究と販売一筋で世界に冠たる工業国をつくってきた先人の苦労をなんと心得ているのか。今の経営者どもは実にイージーだ。業績が悪いからといって血も涙もないリストラに走り、今度は武器を作って売りまくる死の商人に成り下がろうとする。 折から憲法改正のムードも高まりつつある。防衛のコンセプトもこの際変えてしまって・・・という魂胆か。経営者どもの猛省を促したい。 |
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2004/063.html 上のURLは経団連の発表した物です。別に経団連は武器輸出大国になろうとしてるのでは無いですよ。 >現在、わが国では、武器輸出三原則をはじめとする輸出管理政策、及びその厳格な運用により、防衛関連品・技術の輸出や交流、投資が厳しく制限されている。 すでに述べたとおり、装備・技術の国際共同開発の傾向が強まるなか、わが国ではこのような機会への参加や海外企業との技術対話も制限され、最先端技術へのアクセスができない。すでに、日本の防衛産業は世界の装備・技術開発の動向から取り残され、世界の安全保障の動きからも孤立しつつあり、諸外国の国際共同開発の成果のみを導入するといった手法には懸念が生じている。 日本経団連では、既に1995年から、日米同盟上の関係強化の観点から、輸出管理政策の見直しについて要望を行ってきたが、内外の安全保障の環境変化を踏まえれば、現行の輸出管理政策のあり方について再検討を行う必要性は益々増大している。 具体的には、平和国家としてのわが国の立場を堅持し、武器輸出による国際紛争の助長を回避するという、現行の武器輸出三原則の基本的理念は引き続き尊重しつつ、一律の禁止ではなく、わが国の国益に沿った形で輸出管理、技術交流、投資のあり方を再検討する必要がある。 と、至極真っ当な事を言ってる。 江の傭兵氏はこの事に噛み付いたようだが、彼のご主人様である武器輸出大国である中国様のシェアを食う事を憂慮してるのだろうか。 因みに私は武器輸出三原則の (1)共産圏諸国向けの場合 (2)国連決議により武器等の輸出が禁止されている国向けの場合 (3)国際紛争の当事国又はそのおそれのある国向けの場合 というのは守るべきだと考えています、当然ながら。 |
まあ、再び政治を金で買おうとする時代遅れのお化けのことだ。 言っても何の不思議もない。 でもあの人たち自分らの本当の 役割分っているのだろうか? 土光さんも石の下で怒っていると 思うよ。 |
こんにちは ちょっと違うのではないでしょうか。 今日の財政悪化の元をつくったのは土光さんです。怒っているどころか喜んでいますよ。 |
なるほど。 私も勉強不足かな? もう一度調べてみます。 でも、いずれにせよ困ったことです。 |
▼残日庵さん: >昨日、今日の朝日新聞で経団連が「武器の禁輸」を解除するよう政府に提言するという。防衛予算が減って、武器の研究開発や技術の維持ができなくなるなどがその理由です。 >戦後約60年、民生機器の研究と販売一筋で世界に冠たる工業国をつくってきた先人の苦労をなんと心得ているのか。今の経営者どもは実にイージーだ。業績が悪いからといって血も涙もないリストラに走り、今度は武器を作って売りまくる死の商人に成り下がろうとする。 >折から憲法改正のムードも高まりつつある。防衛のコンセプトもこの際変えてしまって・・・という魂胆か。経営者どもの猛省を促したい。 日本の武器(兵器)が何故高額なのか? それは輸出をしないからでして、輸出すればもっと安く造れて国費も 浮くってものです。しかし、旧ココムは守るべきですがね。 |
経団連の武器禁輸緩和の提言と、チェイニーの憲法九条が邪魔だといわんばかりの発言と、中川某(愛人問題で官房長官を棒に振った男)の得意顔の会見、気脈が通じているのではありませんか。きわめてきな臭い。 3原則の緩和などとんでもない話です。どなたか日本の武器は高いというご指摘でしたが、無理して国産化、大量生産など考えるべきではないでしょう。 大体、将来の少子化をにらめば、すべてを国産しようとすれば、大きな無理を生じるでしょう。民生ほか日本の得意な分野に特化して、人材と資金を集中するのが21世紀の日本の生き方だと思います。 |
最も旨味の有る軍需産業化へひた走ろうと言うのですから経済団体の考え方には恐ろしいものがありますね。 儲かれば道徳や法律を捻じ曲げてまでも利潤を追求しようとする、戦争の原因の一端にはそう言う考え方が原因の場合も多々あるのですから、経済団体の暴走にはストップをかける必要があるでしょう。 |
>儲かれば道徳や法律を捻じ曲げてまでも利潤を追求しようとする、戦争の原因の一端にはそう言う考え方が原因の場合も多々あるのですから、経済団体の暴走にはストップをかける必要があるでしょう。 それがまさに現在の中国。あの国は武器輸出大国ですよ。世界中で沢山の人間の手足を吹き飛ばしてる地雷を輸出してるのがまさに中国。中国製の地雷は一個数百円と安く、アメリカの高性能、高価格の地雷よりも買い手が多い。 昔TBSが地雷廃止キャンペーンをやってたが、その廃止すべき地雷を「誰が」作っているかを最後まで言わなかったなぁ・・・。 「平和主義者」のまやかしを見せ付けれた瞬間でしたよ。 |
そうですよ、世界の大国と呼ばれる国が武器輸出をしているのは明白な事です、その筆頭格がアメリカ、旧ソビエト(ロシア)、中国、イギリス、フランス等です、だから武器輸出は止めろと声を上げなければならないのだが、全てに言及できないのを良い事に似非平和主義、何故この問題は取り上げない?等と、自分自身は戦争を無くす事に全く努力しないのを棚に上げて執拗にからむ好戦的軍国主義者が多いので、経団連の行動には注意が必要なのです。 少なくとも日本がそのような武器輸出国の行為を非難するためには、日本自身が同じ事を行なっていたのでは全く説得力がありません、米国がイラクの大量破壊兵器を避難しても、「あんた達はどうなんだ?」と言う世界の避難を退けられないのと同じです。 |
そうです。経団連の行動は要注意です。 特に、奥田経団連になってからおかしい動きが目立ちます。 企業献金を再開させたり、9条改正のためのフォーラムを開いたり、武器の問題だけではありません。 グローバル化の先鋒をきって、勝ち組本位の国に仕立てようとしています。 史上最高の利益を上げたと、うそぶいている大企業が中心です。 トヨタというのは確かに優秀な車です。しかし、その末端に働く工員は、サービス残業を押し付けられ、調査におもむいた労働基準監督署もあったようですが、政治的圧力をかけられたのでしょうか。下請けの中小企業泣かせでも有名です。利益追求のため、在庫を極端に減らし、必要に応じて下請けに日参させているともききます。 経済至上主義をつらぬいているかぎり、庶民の幸せは遠いのではないでしょうか。 |
下請け企業の実状は本当に酷いものです。 因みに私もトヨタの子会社で働いていた事があるのですが(正確には子会社の請負い)、本社にされている仕打ちの鬱憤晴らしを更にその下に押しつけているような所でした。 何しろ構内では平気でディーゼルエンジンのフォークリフとを使っていましたし(そのせいで作業服は洗っても洗っても1日経てば真っ黒、これが全て肺に入っているのでしょう、金が無いので環境に配慮した車を導入できないと言う事だったのでしょうか)、残業は当たり前、必ず防護眼鏡をつけろと書いてあるにもかかわらず、請負い社員には一切その様なものの支給はありませんでした。 そしてこの子会社の請負い先ですが、先日ついに脱税で追徴課税を言い渡されました、親会社が子会社を痛めつけ、子会社は請負いを痛めつけ、請負いはピンハネして契約社員を痛めつけると言う様に、正に弱いものの所へしわ寄せが行くようになっているようです。 今の世の中、悪事はばれなきゃそれでいい、儲けたものが勝ちだと言ったような風潮があるようで、かつては商道徳と言うものも存在していたと思うのですが、普通の銀行が本業そっちのけでサラ金業を行なうようになったり、今回の経団連の様に武器輸出によって金儲けをしたいと言うような考え方が大勢を占めるようになってきた為に、未だに経済が上向かないのでしょう。 アメリカでは同じ様な時期があった時に、首謀者は殆どが何らかの罪を受け、首謀者と目される連中は懲役ン百年の刑を受けたそうです、ちょっとやそっと減刑されても出てくる事が出来ないようになっていると言う訳ですが、日本ではバブルを引き起こし崩壊させた首謀者は不思議な事に誰一人として有罪になっていないですね。 信賞必罰をしっかり行なわない為に、未だに経済が振るわないのだと言う事は実感できる所ですが、それを無視してひたすら大企業に献金欲しさに媚びる自民党の姿勢は本当に許せません、ここで政治を変えなければ、最後には年金支給年齢が80歳にされてしまう可能性もあります。 公明党はインチキな年齢計算で100年経っても大丈夫な法律が出来たと自画自賛していますが、それを鵜呑みにする人間がはたしてどれほど居るのでしょうか? 自分の懐が潤うか否かで政策を行なう政党とそれにくっついて美味い汁を吸おうとする経済界にもっと国民は声を上げるべきでしょう、増してや今回は、自己の利益の為に憲法を変えろととんでも無い事を言っているのですから許されざる話しです。 |
▼show-hさん: >トヨタというのは確かに優秀な車です。しかし、その末端に働く工員は、サービス残業を押し付けられ、調査におもむいた労働基準監督署もあったようですが、政治的圧力をかけられたのでしょうか。下請けの中小企業泣かせでも有名です。利益追求のため、在庫を極端に減らし、必要に応じて下請けに日参させているともききます。 >経済至上主義をつらぬいているかぎり、庶民の幸せは遠いのではないでしょう か。 目先のことしか考えられないような企業がいつまでも繁栄するとは思えません。 世界のトップ10に入るような企業はがつがつしないでもっと包容力を持って欲しいですね。 |
▼団塊党さん: >▼show-hさん: > >>トヨタというのは確かに優秀な車です。しかし、その末端に働く工員は、サービス残業を押し付けられ、調査におもむいた労働基準監督署もあったようですが、政治的圧力をかけられたのでしょうか。下請けの中小企業泣かせでも有名です。利益追求のため、在庫を極端に減らし、必要に応じて下請けに日参させているともききます。 >>経済至上主義をつらぬいているかぎり、庶民の幸せは遠いのではないでしょう >か。 > >目先のことしか考えられないような企業がいつまでも繁栄するとは思えません。 >世界のトップ10に入るような企業はがつがつしないでもっと包容力を持って欲しいですね。 横レスすみません。 世界のハイパー・グロス企業は、その日その日が、正に「戦争」でありまして・・・。トヨタ然り、マイクロソフト然りです。目先の利益が「兆」という単位の利益を生むわけです。トヨタの「在庫をしない」適時適量という、所謂。 「かんばん方式」は、今やあらゆる製造業が右に倣え・・・で、採用しています。 確かに下請け(孫、ひ孫なんていうものまであり)はキツいですよ。 質・量・価格・納品と要求される生産能力とコスト、品質はいずれも高い次元で 達成されなければならない訳ですから・・・。ですから、昨今は、「系列」という足かせをなくして「下請け」と呼ばれる業者も多くのメーカーに売り込みをかけています。コストと品質さえ合えば、販路は日本に留まりません。 ここで問題になってくるのは、それぞれの会社で社内の風通しです。 経営陣、設計・開発、購買、製作工場、営業と。どれだけ自由に意見が交わされ、一丸となっていくか?です。「イイ物を作れば高く売れる」当たり前のことが 今は違います。「イイ物を、どれだけ安く造れるか?」になってきています。 即ち、「価格破壊」などという「害悪」が浸透してきてしまったわけでして・・・ 「物が安く」なる。即ち、皆さんの「給料」も安くなるということです。 自動車産業に限った訳ではないでしょうが・・・○円○銭と言う単位が横行しています。新入社員の頃。工場研修で、班長が「お前等が造った部品が、載った自動車。300万円が、100万円で売られる訳ではない」その通りでして、 安かろう、悪かろうではユーザーは納得してはくれないのです。 ユーザーは、300万円という価値を、商品を評価する基準にします。 商品を基準に300万円という値段はつけてはくれません。 それに、応えられない。応えようとしないメーカーは消え去るのみでして・・・。 トヨタはユーザーに応えた。ということです。ユーザーがトヨタの製品を 認めたわけですから、目先の利益を追求しますよ。次々に新商品を開発し、ユーザーの購買意欲を煽って、買ってもらわねばなりませんし。社員や、設備を維持しなければなりません。大企業が金の流れを生むといって過言ではありません。 儲かっていなければならないのです。カルロス・ゴーン氏を見てください。賛否両論でしたが、既に日産180プランを成功させるに至りました。 販売台数も北米では順調に伸びていますし、国内でも第2位ですよね。 大企業が儲かっていなければ、経済は立ち行かないのです。 「税金をたくさん払う」これはトヨタの張富士夫社長が言った、大企業の役目ですが、正しくその通りです。そして経済を支える。これでいいじゃありませんか? 「籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」で、どこかでみんな関わっているのですから・・・。目先の欲で日々何十億という利益は出ませんよ。 |
▼敦煌さん: 目先の利益を追い求めるのは企業ですから当然でしょう。 しかし、長期的展望とか社会的な責任とかいうことも一方では考えられる企業でなければいずれはだめになるんではないでしょうか。 企業の詳しい事情には全くの門外漢ですが、常識で考えるとそうんるんじゃないでしょうか。 当事者は案外そういう常識が見えてないことがあるので、思い切って口出ししてみました。 そんなこと分かり切っているとおっしゃるのなら、あえてくどく言うつもりはありません。 |