Page 124 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼解釈改憲は法治国家を崩壊させる! pcog_ngo 04/2/22(日) 12:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 解釈改憲は法治国家を崩壊させる! ■名前 : pcog_ngo <matuoka_@mvi.biglobe.ne.jp> ■日付 : 04/2/22(日) 12:45 ■Web : http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuoka/ -------------------------------------------------------------------------
解釈改憲を続けていると法治国家は崩壊する! ブッシュ米政権が同盟国・日本に求めてきた「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」に呼応して、小泉純一郎首相は自衛隊のイラク派遣を決意し、2004年1月26日、自衛隊の本格的なイラク派遣が開始された。なお、自衛隊のイラク派遣について、「危険な地域へ派遣出来ない軍隊」という奇妙な意味の文言が使われて、世界の識者の失笑を買っているが、本来は危険な地域へ真っ先に出動するのが軍隊である。これも憲法9条を無視し且つ誤魔化し続けた結果招来した矛盾に他ならない。 ここに、憲法は国家の最高規範である。国家における統治作用並びに国民の行動は、憲法に準拠して行なわれなければならない。法体系をピラミッドに例えてみると、その頂点に位置付けられているのが憲法である。憲法9条の条文は、中学生が読んでも充分に理解できる内容である。哲学を持たない法学者が、屁理屈を並べて、黒を白と権力に諂ったとぼけた解釈をやっておると、日本国民の深層心理に、本人は全く気付かないうちに、法軽視の心が構築されることになる。 何故なれば、国家の最高規範・最高法規である憲法であっても、必要とあれば無視しても良いのであれば、憲法の下に位置付けられている法律など必要とあれば無視しても一向に構わない、況んや法律の下に位置付けられている条例規則に於てをや、と言う理屈になる。 つまり、憲法の規定を守らないという事、つまり憲法を冒涜する事は、遵法精神の欠如した社会が醸成される事を意味する。この事は、とりもなおさず、法治国家の崩壊を意味する。吾人はこの点について、覚醒しなくてはならない。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuoka/ |