Page 1290 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼サラリーマン党はいずこに 月光仮面のおじいさん 04/8/17(火) 8:05 ┣Re(1):サラリーマン党はいずこに MNG 04/8/17(火) 20:03 ┃ ┗Re(2):サラリーマン党はいずこに 月光仮面のおじいさん 04/8/18(水) 7:33 ┣Re(1):サラリーマン党はいずこに ごまめの翁 04/8/18(水) 14:52 ┃ ┗Re(2):サラリーマン党はいずこに 月光仮面のおじいさん 04/8/19(木) 8:19 ┗Re(1):サラリーマン党はいずこに ニック 04/8/20(金) 23:14 ┗Re(2):サラリーマン党はいずこに 月光仮面のおじいさん 04/8/24(火) 8:54 ─────────────────────────────────────── ■題名 : サラリーマン党はいずこに ■名前 : 月光仮面のおじいさん ■日付 : 04/8/17(火) 8:05 -------------------------------------------------------------------------
経済成長が著しい良き時代に、毎年米価の値上げを目指し、農林省にムシロ旗が立った時代がありました。その時経済の入門書を読んでいたら、日本の貿易収支で得られる黒字金額と同等の金額が毎年農業政策として全国にばら撒かれていると書かれてありました。 未だ、プロジェクトXなど放映しない時代でしたが、ソニーやホンダが懸命に日本のためにと、稼ぎ出した知と汗の結晶がそっくり補助金と言う名目で配られている内容を見て、当時サラリーマンだった自分は憤慨したものでした。 最近牛肉偽装事件で関西の幹部が逮捕されました。そこで見たものはヘリコプターから全容を知ることが出来るほど、広大な自宅でした。もし、この牛肉偽装で手に入った黒い金から果たしてこんな大きな家が建てられるのでしょうか。だって家の管理だって、水道・電気・ガス代だけでも莫大な金額が掛かります。今後に渡り大きなお金が入ってくる見込みがあるからこそ、このような大邸宅が建てられるのです。おそらく別にこの牛肉偽装をしなくても別なルートから大きな収入が得られるルートを作って有ったのでしょう。 皆さんの投稿からは田舎で静かな余生を送っている方が、今大変な想いをしていると書かれていました。累々とつぎ込まれている農業補助金はどこかでよどんでいるのではないでしょうか。そしてその受益者はどこかで微笑んでいるように想います。 以前”敵は本能寺に居ない”と書きましたが、今戦後働いたサラリーマンが卒業時期を迎え、改めて人生の家計簿をつけるとしたら、目的外支出が多いことを気づく筈です。としたら我々の見方はまだ出て来ていません。 |
▼月光仮面のおじいさんさん: >経済成長が著しい良き時代に、毎年米価の値上げを目指し、農林省にムシロ旗が立った時代がありました。その時経済の入門書を読んでいたら、日本の貿易収支で得られる黒字金額と同等の金額が毎年農業政策として全国にばら撒かれていると書かれてありました。 農業の補助金が何に対して出されるかと言いますと、大体が「大規模化」とか「近代化」などという、設備や施設の建設・機械の購入などに対して出されます。 あくまで補助ですから全額ではなく50%以下だと思います。そして残りの金額は借金して捻出する農家がほとんどです。 ですから補助金で実際に潤うのは、土建業や農機具メーカーということになります。 ん、これって何かに似てませんか。ODAの構造に凄く似てると思いますがいかがでしょうか。 それとは別に、もう1つの見方があります。 一時クロヨン税制で、サラリーマンに比べて自営業者は税金を払っていないというキャンペーンもありました。私も自営ですが、まじめに税金を払っていますよ。 農業への補助金攻撃、自営業へのクロヨン攻撃は、どちらもサラリーマンの不満を他の業種に向けさせて国民同士を争わせることによって、政府への批判をそらそうとしているのではないでしょうか。 >最近牛肉偽装事件で関西の幹部が逮捕されました。そこで見たものはヘリコプターから全容を知ることが出来るほど、広大な自宅でした。もし、この牛肉偽装で手に入った黒い金から果たしてこんな大きな家が建てられるのでしょうか。だって家の管理だって、水道・電気・ガス代だけでも莫大な金額が掛かります。今後に渡り大きなお金が入ってくる見込みがあるからこそ、このような大邸宅が建てられるのです。おそらく別にこの牛肉偽装をしなくても別なルートから大きな収入が得られるルートを作って有ったのでしょう。 この牛肉偽装事件については不勉強ではっきりとしたことは言えませんが、一般の農業補助金とは違うように思います。 >以前”敵は本能寺に居ない”と書きましたが、今戦後働いたサラリーマンが卒業時期を迎え、改めて人生の家計簿をつけるとしたら、目的外支出が多いことを気づく筈です。としたら我々の見方はまだ出て来ていません。 国民同士で無用な争いをするのは、政府の思う壺だと思います。 生産者と消費者、サラリーマンと農民・自営業者が手を取って、小泉政権打倒の為に協力しようではありませんか。 |
MNGさま 農業にたずさっているとのこと。この夏は大変なご苦労をしているのでしょうね。今回、まじめにお仕事をなさっている方に非難ともとれる内容で、心外と感じたと推察いたします。 個々の文面にはご返答しませんが、論旨は”サラリーマンの味方は居ないのか”との提起です(情けないことに味方の字を間違い、見方と書いてしまった。) この文を送付後、朝日新聞の17日朝刊に3面社説として農業改革”これからが難関だ”を読みました。それによると食料・農業・農村基本計画の改革案の具体策策定にさいし、プロ農家の育成を目指し、助成金を絞り込んで支給するように変えようとしているが、既得権を振りかざす人々によって骨抜きにされかねない現状だと書かれています。 ご一読ください。 政府を責めるのが一種の免罪符になっている現状が、本当に正しいのかを考えましょう。敵は本能寺には居ないのです。 |
▼月光仮面のおじいさん 様 サラリーマンもピンからキリまで有り、倒産など全く関係ない公務員、上場優良企業、中小企業。最期に個人事業所に勤める人びとと多彩です。 私も若い時には個人事業所で月給取りした経験があり、其の後は一技術屋として小さな事業を廃業するまでしていました。 そのサラリーマンと個人事業の経験から感じた事は、職種の違いで歴然として収入の違いと云うか落差が大きいという事。そして収入の少ない職種程、長時間働いているということです。 補助金でも政治適に利用できる団体。個人適に見て政党に見返りのある団体には多額の補助金が出ている。此れは庶民としての感覚では差別を感じます。 サラリーマンと自営、二足の経験から月給取りを論じると、給料は100%補足されこんな不公平はないと言い乍ら税金を納めている感覚がゼロに近い事。何故かと云えば、源泉徴収制度がそうさせていると私は思っています。源泉徴収、たしか昭和15年に時の政府が戦費調達の一つとして始めたと記憶しています。 私も月給取り時代の袋中身は税を引かれた金額と云う感覚が全くなく、その金額が給料と錯覚して、所得税や地方税を徴収されていると言われれば、そうだなと改めて給与明細を見るぐらい、しかし通常は全く気にもかけていませんでした。と云うより長年の習慣がそうさせたのではないでしょうか。 消費税の金額表示、税別表示と総額表示も此の類いで、総額表示だと消費者は其の値段が購入する物品の金額だけと錯覚、時が経つに従って消費税を納めている感覚が薄れてまいります。政府は日本人の醒めやすい性質を利用、政府や官僚は民意の麻痺を待つ事により、消費税の大贈税を気長に待っていると思っています。 とにかく政府は源泉徴収と云われる制度にアグラをかき味をしめ、庶民から税を支払っている感覚を無くせば、消費税の増税の目論みが一歩前進した事になります。 仮に給料も消費税も後日、自分で直接税金を納めるとするならば、サラリーマンも税に対する金銭感覚が変わっていたと思います。そして税に対して目覚めサラリーマン党も存続していたと私は思っています。 私が何かのスレッドに書いたと思いますが、サラリーマンが団結すれば大きな政党が出来るでしょう。其れが出来ないのは政治的には事業主と使用人では利益が相反する。それとサラリーマンと云う体質ではないかと感じています。 個人事業をしてから後のサラリーマン感は、超高級サラリーマンは別として、経費のおとせないサラリーマン。特に所得の低い人は辛いだろうと感じました。 もう一つ経済成長はもう結構です。私が所帯を持った時、200万円貯蓄が有ればその受取利息で老後何とか暮らせると云う時代でした。だがどうでしょう現在は一億有っても駄目な時代に成ってしまいました。経済成長は無駄な消費で、貧乏人は100年経っても。現在とお金の値打ちが同じだと長期な設計がたてやすい。 ★政治とは★ 庶民には 見えないところが 大繁盛。 SP サラリーマンとは年収幾らくらいからサラリーマンでしょうか。 年収 600万円以下 1000万円以下 1500万円以下 2000万円以下 3000万円以下 |
ごまめの翁さま 古き良き時代を過ごした我々は、これから迎える難しい時代を前に見事に逃げ切ったと思っています。これは小泉さんのせいではないですが、感謝・感激です。 右肩上がりの時代は多少問題があっても、”まあ良いか”と聞き流しが可能です。しかし、今やパイの取り合いを呈している環境では、不公平は大事(おおごと)です。 昔は社会党と言う政党が自民党に対決し、サラリーマンの味方として存在したとも思っています。それは今共産党なのでしょうか。しかし、イデオロギーに固執し、社会を知らない書生の一団となってしまいました。現実を踏まえたサラリーマンの味方がいないように感じるのです。(そうでは無いと言うご意見も有ろうかと思いますが) 自民党、民主党が政権を維持するため、農民層の取り込みを優先することは目に見えていますから。。。 サラリーマンに希望を持たせる提案が、この党からも出ることを期待します。 ご質問のサラリーマンの定義を所得別で分類するとしたら、と言うお答えは所得金額には関係しないと思います。理由はいつもその金額が保障されているわけでは無いからです(会社から見ると高所得者こそ一番のリストラターゲットでしょうね)怖い。。。。。 |
▼月光仮面のおじいさんさん: >経済成長が著しい良き時代に、毎年米価の値上げを目指し、農林省にムシロ旗が立った時代がありました。その時経済の入門書を読んでいたら、日本の貿易収支で得られる黒字金額と同等の金額が毎年農業政策として全国にばら撒かれていると書かれてありました。 > >未だ、プロジェクトXなど放映しない時代でしたが、ソニーやホンダが懸命に日本のためにと、稼ぎ出した知と汗の結晶がそっくり補助金と言う名目で配られている内容を見て、当時サラリーマンだった自分は憤慨したものでした。 > >最近牛肉偽装事件で関西の幹部が逮捕されました。そこで見たものはヘリコプターから全容を知ることが出来るほど、広大な自宅でした。もし、この牛肉偽装で手に入った黒い金から果たしてこんな大きな家が建てられるのでしょうか。だって家の管理だって、水道・電気・ガス代だけでも莫大な金額が掛かります。今後に渡り大きなお金が入ってくる見込みがあるからこそ、このような大邸宅が建てられるのです。おそらく別にこの牛肉偽装をしなくても別なルートから大きな収入が得られるルートを作って有ったのでしょう。 > >皆さんの投稿からは田舎で静かな余生を送っている方が、今大変な想いをしていると書かれていました。累々とつぎ込まれている農業補助金はどこかでよどんでいるのではないでしょうか。そしてその受益者はどこかで微笑んでいるように想います。 > >以前”敵は本能寺に居ない”と書きましたが、今戦後働いたサラリーマンが卒業時期を迎え、改めて人生の家計簿をつけるとしたら、目的外支出が多いことを気づく筈です。としたら我々の見方はまだ出て来ていません。 この無駄な支出が問題なはずなのですが、なぜこのような無駄な支出が出るのか政府は既に分かっているはずなのに何もしようとしません、官僚に支配されているからと言うのは勿論ですが、自分達も私腹を肥やす事に賢明で、全く状況を変えようとしません。 何の為に内閣に新部署新設したのか、小泉首相はもっと良く考えるべきですね。 |
ニックさま ご返事が遅れ申し訳有りません。他の方にも同じようにお答えしたのですが、私は政府や政治家の力がそんな大きな原動力を持っているとは考えない人間です。日本の今日を築いた電機業界、自動車業界などが政府とかかわりなくグローバルな経済発展をしていった経緯からもお判りいただけると思います。 一番大事なのは、経済活動の結果得られた収益を掠め取ろうとしている人達が居ることです。政府批判はその矛先をかわしてしまいます。後ろでしめしめと微笑んでいる沢山の金歯のおじさんが居ることを忘れてはなりません。そんな人達に手を貸すこそごめんと思います。 |