Page 1412 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼若者よ、世界をめざせ。(年寄りは応援しよう) 月光仮面のおじいさん 04/9/14(火) 9:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 若者よ、世界をめざせ。(年寄りは応援しよう) ■名前 : 月光仮面のおじいさん ■日付 : 04/9/14(火) 9:43 -------------------------------------------------------------------------
皆様、さみしい話ばかりではつまらない。何年か前の私の日記より。。。 若者よ、是非世界を相手に大いに羽ばたいて欲しい。 以下・・・日記より・・・・ 日本人は食事時間が短い。だから海外に行ったらもう少しゆったり食事を楽しんだらどうなのかと言われてきた。しかし私は別な問題だと思っている。 それはロンドンでの夕食の時のことであった。旅も終盤近くなので、そろそろ日本食が恋しかろうとの計らいでレストランは日本にも在る“べにはな”となった。このレストランは現地でも人気が有るようで沢山のお客さんで一杯。ウエイターはほとんどが現地の人で、わずかに日本からのおばさんが1名和服姿で動き回っている。 例によって最初のメニューはなかなか来ない。しかもビールが来ているのだがつまみが全然来ないのだ。いつものことだから致し方ないと1時間程度経ったのだろうか、やっとメインのステーキが出てきた。このロンドンでごはんが楽しめるのは嬉しい。 持って来たのは青い目の方だったと思うが、ごはんの入った茶碗が我々に置かれた時、しっかりと親指がこの茶碗の中に食い込んでいたのでした。これはあまり良い気持ちのするものではありません。 しばらく経ってご飯のお代わりをしようと周りの立っているウエイターに目を写すと、彼らは仕事だから仕方なく立っていますと言わんばかりに全く客の動きを見る姿勢が無い。皆どうしようかと困っていると若い日本の女性がするすると寄ってきた。そして我々の注文を次々に捌いていったのであった。実はこの人はアルバイトでこの店で働き始めたばかりの人だったのでした。 お客様が何を望んでいるのかを常に注意するのがサービス業では当たり前と思うが、こちらの国では根本的に考え違いをしているのではないだろうか。とすれば日本人にはこの才能を武器として世界制覇が出来るのではないか。 こんな事を強く感じた一幕でした。 |