Page 1413 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼些細なことが大きな事の原因となる! 珍 源斎 04/9/13(月) 14:44 ┗Re(1):些細なことが大きな事の原因となる! 珍 源斎 04/9/14(火) 12:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 些細なことが大きな事の原因となる! ■名前 : 珍 源斎 ■日付 : 04/9/13(月) 14:44 -------------------------------------------------------------------------
「複雑系とカオス理論」アメリカのロスアラモス研究所「第二次大戦中の核開発研究の中心」での研究テーマとなったことで「北京での蝶のはばたきがニューヨークで嵐を起こす」と云う極端な話「例」で、一見、信じ難いものであるが、・・・・ あの強固だった、社会主義帝国のソ連邦の崩壊に至る過程や歴史の中での大転換期を俯瞰すると、その理論が肯定されるものが例外なくあるとのこと・・・・。 あのクレオパトラの鼻の高さが異なっていたら、歴史は変わったであろうとする、 俗説的な言い回しなど、わずかな模様の保護色を得られか否かにより、天敵による補食によりその種(動物)が絶滅してしまったなど・・と思い起こしてみると前述の理論の云わんとする処が解ってくるような心地になります。 今日「こんにち」の社会に起こる様々な現象の中で心無い行為「一冊の本の万引き」から端を発して、ある地方のが町から本屋が無くなってしまったこと・・ 本屋がもってるところの文化力が消えて町の人々の暮らしのエネルギーの衰退がはじまったことなど・実例があったとの聞いてます。 人、各々に関わる事としては「言葉」一つの意味が理解できなっかた故に運命が変わってしまったこと・、人と人との出会いにしても運命としての「吉凶」の分かれ道は誰にでも存在します。 「人と人との縁をつなぐものはDNAを介して時空を超えるとの見方もある」 視点を変えて、比較的、身近に史料の得られる「明治維新」以後の今日までのことを辿ってもると、微妙な歴史の転換点での些細な出来事が大きく歴史を変えた事実・・。 太平洋戦争の末期、アメリカをはじめとする連合国よりの戦争を終結させる為の 「ポツダム宣言」の受諾を日本に求めた中で「時の内閣総理大臣」がそれに対して の一言「黙殺」ノーコメントの意味での発言が、拒絶を強めた発言と誤訳されて伝わり、 それが戦後処理で「共産国ソヴィエト連邦」との間で起こりうる争いが(後の冷戦)視野に入ってるトルーマン米国大統領をして日本への人類初めての「原子爆弾」による攻撃を決断させたとのこと・・?・ うがった見方ではあるがその後の熾烈な冷戦の経過をみれば「一応の肯定」もできる話しでもある。 小さく微細な事柄が大きな事に発展する・、そして大きな事柄、事象にもその因をなすものは「極小さく・微少」であること・・を前述の「複雑系カオス理論」は捉え・云わんとしてるように思えます・・。 《それが宇宙に於ける「原因と結果の法則」として存在するものであるとも云われてます・》 今や千年に一度、有るか無いかと云われてる歴史上の大転換期であることを 踏まえて、大転換の起爆剤にに関わるような些細な出来事にも興味をもって 注目したい・・と思います。 |
人々の小さな共感が時代を動かす大きなエネルギーになることを証明する 先端自然科学として「複雑系やカオス理論」が注目されてます。 その例えとして、北京での蝶の羽ばたきによる僅かな気流の乱れが連鎖して遠く離れたニューヨークで嵐になると云うことですが・・・、 にわかには理解し難い事ですが、太平洋上で発生する台風の卵のその元はヒマラヤ山頂付近で生じる気流の乱れにその源を発するとか・・? それが海洋の海水の(温度)エネルギーを得てパワーアップするとの・・こと? 小さく僅かなエネルギーでも連鎖と共鳴により巨大なエネルギーの集中となることで、自然現象もさる事ながら社会システムにおいても同様な現象が生じることとして、ソ連邦の崩壊過程などそれに当たると云う見方も出来ます。 一見、無力と思える個人としての力も連帯、共感、共鳴の連鎖が世界を良い方向へ導く大きなパワーとエネルギーと成り得ることに通じてるように思えます。 但しそのエネルギーが伝わり連鎖する過程で「思考停止トラップ」に取り込まれるとそのエネルギーは消滅します。 「思考停止トラップ」とは、偏狭なイデオロギーによるものや「戦時中に自由な考え方を一言で否定する「非国民」と云うのがありました。 一旦、非国民呼ばわりされるとその先の考えや言葉は止まり、思考停止が生じると共に合理的な判断力が低下して、結果として盲目的に地獄まで付き合わされることになりました。 今では「非国民」は通じませんが、それに替わって曰く偽善者、曰く絵空事、曰く理想論、・・・等々自由で多様な考え方を封じ込めるような「否定的・機能語?」には注意をはらう必要があります。 自由なものの見方、考え方の中に人々の平和と幸せをもたらすエネルギーと知恵を含むものがあるはずです。 |