Page 1434 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼地下鉄どころか自分の名前も英語にしたいとは MNG 04/9/10(金) 12:20 ┣私は外務省の方針に賛成です Ray 04/9/10(金) 18:36 ┃ ┣Re(1):私は外務省の方針に賛成です つるみ 04/9/11(土) 1:02 ┃ ┣Re(1):私は外務省の方針に賛成です 珍 源斎 04/9/11(土) 9:46 ┃ ┃ ┗Re(2):私は外務省の方針に賛成です つるみ 04/9/12(日) 9:02 ┃ ┃ ┣Re(3):私は外務省の方針に賛成です つるみ 04/9/12(日) 9:12 ┃ ┃ ┗Re(3):私は外務省の方針に賛成です 珍 源斎 04/9/13(月) 15:05 ┃ ┣そんな「自由」なんて要らない 風鈴カザン 04/9/11(土) 11:23 ┃ ┃ ┗そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 風鈴カザン 04/9/13(月) 12:59 ┃ ┃ ┣Re(1):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 閑古鳥 04/9/13(月) 16:03 ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 風鈴カザン 04/9/13(月) 17:06 ┃ ┃ ┃ ┣Re(3):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 閑古鳥 04/9/14(火) 12:33 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 清水潤 04/9/14(火) 13:26 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗日本語に誇りを しげちよ 04/9/14(火) 16:54 ┃ ┃ ┃ ┗国際言語たる条件 J.J.Mack 04/9/17(金) 8:27 ┃ ┃ ┣Re(1):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 閑古鳥 04/9/13(月) 16:25 ┃ ┃ ┗Re(1):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 松 04/9/13(月) 21:27 ┃ ┃ ┣Re(2):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 桃李 04/9/14(火) 0:22 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 松 04/9/14(火) 0:41 ┃ ┃ ┃ ┣日本語研究 しげちよ 04/9/14(火) 10:27 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):日本語研究 こんぺいとう 04/9/14(火) 11:24 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 桃李 04/9/14(火) 23:49 ┃ ┃ ┣Re(2):そもそも、英語が国際言語!?なのが気に入らない 珍 源斎 04/9/14(火) 13:39 ┃ ┃ ┃ ┗美しい日本語に誇りを 閑古鳥 04/9/15(水) 16:26 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):諸行無常;言葉は進化?する。 珍 源齋 04/9/15(水) 18:47 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):諸行無常;言葉は進化?する。 珍 源斎 04/9/16(木) 9:59 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):美しい日本語に誇りを 桃李 04/9/15(水) 22:47 ┃ ┃ ┃ ┗「そら」 つるみ 04/9/16(木) 4:34 ┃ ┃ ┗全くの蛇足ですが、「保守」について 風鈴カザン 04/9/15(水) 22:14 ┃ ┃ ┗Re(1):全くの蛇足ですが、「保守」について 宮崎故郷人 04/9/16(木) 9:03 ┃ ┣Re(1):「JOJI」と「GEORGE」は発音が違うのではなかろうか 宮崎故郷人 04/9/11(土) 12:17 ┃ ┃ ┗読むのは外国人 J.J.Mack 04/9/11(土) 22:39 ┃ ┃ ┣Re(1):読むのは外国人 つるみ 04/9/11(土) 22:49 ┃ ┃ ┗Re(1):読むのは外国人 宮崎故郷人 04/9/13(月) 9:04 ┃ ┗ローマ字は発音記号ではない J.J.Mack 04/9/11(土) 18:50 ┣Re(1):地下鉄どころか自分の名前も英語にしたいとは 敦煌 04/9/11(土) 20:55 ┃ ┗Re(2):地下鉄どころか自分の名前も英語にしたいとは MNG 04/9/11(土) 22:16 ┃ ┗Re(3):地下鉄どころか自分の名前も英語にしたいとは 清水潤 04/9/14(火) 13:11 ┃ ┗Re(4):地下鉄どころか自分の名前も英語にしたいとは ごまめの翁 04/9/14(火) 13:25 ┗Re「ものを変えることのねらい」 桃李 04/9/13(月) 22:12 ┗Re(1):Re「ものを変えることのねらい」 ごまめの翁 04/9/14(火) 13:17 ┗Re(2):Re「ものを変えることのねらい」 桃李 04/9/15(水) 0:09 ┗Re(3):Re「ものを変えることのねらい」 ごまめの翁 04/9/15(水) 8:57 ┗Re(4):Re漢字の感覚のすばらしさ 桃李 04/9/15(水) 13:39 ┣Re(5):Re漢字の感覚のすばらしさ つるみ 04/9/16(木) 4:04 ┃ ┗Re(6):Re漢字の感覚のすばらしさ 桃李 04/9/16(木) 13:27 ┣Re(5):Re漢字の感覚のすばらしさ ごまめの翁 04/9/16(木) 9:09 ┗融通無碍で不思議な言語ですね。 ぎみゆら 04/9/16(木) 23:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 地下鉄どころか自分の名前も英語にしたいとは ■名前 : MNG ■日付 : 04/9/10(金) 12:20 -------------------------------------------------------------------------
【外務省は9日、パスポート(旅券)の氏名記載で、例外的に認めてきたヘボン式ローマ字とは異なる外国式表記による併記を、より広く認める方針を固めた。2005年度中の実施を予定。「外国人名としても通用する名前を親が付けるケースや、海外で活躍する邦人が増えたため」としている。】 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040909-00000141-kyodo-soci 何でそんなに外国人(欧米人)になりたいんでしょうかねえ。 この国民にして、小泉ポチ政権あり? |
▼MNGさん(20348): こんばんは、Rayです。 言葉についての問題はいろいろありますが、 基本的に個人の自由に任されるべきものだと私は思っています。 ですから、以前のスレッドで話題になっていたように MNGさんほかのみなさまが「東京メトロ」という名前に 違和感があるとおっしゃるのも、 石原都知事が「東京メトロ」をいいと思うのも (それを支持するご意見があるのも)、 特定の人の意見を他の人にまで強制したり、 他人の人権を侵害するとしたら大きな問題ですが、 そうでない限りは(それぞれの個人的な意見である分には) 個人の自由であって、大きな問題ではないと思うのです。 「ヘボン式ローマ字以外の表記をパスポートに使える」という方針を 外務省が決めたことについても、選択肢を広げるということであって 何かを強制するわけではありませんから、私は積極的に賛成です。 今回の外務省の決定(?)について >何でそんなに外国人(欧米人)になりたいんでしょうかねえ。 >この国民にして、小泉ポチ政権あり?(20348・MNGさん) というようにお考えになることは、 ちょっとキツい言い方になってしまって恐縮ですが 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的ご意見であるように思えます (私のハンドルも英語綴り(というか英単語)ですが、 だからといって私が「欧米人になりたがっている」とは MNGさんもお思いではないだろうと思います(^^;))。 大きな問題(本質的な問題)と枝葉の問題に分けて 優先順位(時間配分?)を考えて対応していく方が 疲れなくて済むと思いますので、 どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
▼Rayさん: こんばんは。 ローマ字での表記も日本語表記のひとつなんですよ。 その事を理解しないと、この問題のほんとうの性質は見えてこないのではと思います。 >「ヘボン式ローマ字以外の表記をパスポートに使える」という方針を >外務省が決めたことについても、選択肢を広げるということであって >何かを強制するわけではありませんから、私は積極的に賛成です。 >ちょっとキツい言い方になってしまって恐縮ですが >「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的ご意見であるように思えます >(私のハンドルも英語綴り(というか英単語)ですが、 >だからといって私が「欧米人になりたがっている」とは >MNGさんもお思いではないだろうと思います(^^;))。 ヘボン式ローマ字は日本語表記のひとつとして認められた表記法なので、日本語での表記には違いないのです。 これを日本語以外を認めるということは日本の公式言語を日本語以外にも認めるということになります。 ですから、このには強く反対いたします。 何で書いてもいいというのであれば、キリルやハングル、ペルシャ語等も認めるべきという話になります。それを選択肢が増えるからよい、と仰るのであればそれはそれでひとつの意見ですが、私はそれを望ましいとは思いません。 [ 己 □| T T |
Rayさん:へ・こんにちわ! >言葉についての問題はいろいろありますが、 >基本的に個人の自由に任されるべきものだと私は思っています。 ・・その通りです・・。 東京メトロには・・瞬間的に違和感をもちましたが、 それは私、個人の一過性のもので機能語としてみれば合理性もあると思います・・。 > >大きな問題(本質的な問題)と枝葉の問題に分けて >優先順位(時間配分?)を考えて対応していく方が >疲れなくて済むと思いますので、 >どうぞよろしくお願い申し上げます。 日本語も固有名詞はもとより動詞、や形容詞さえも翻訳されることなく 英語、フランス語などで、そのまま、認知を得てるものも在ります・・。 技術用語などでは日本語に翻訳したのでは意味することの理解にズレさえ 生じてしまうことがあります・。 よって現代の我々の用いる言葉「言語」では情緒性を表す日本語独特の 価値を理解、認識しつつ機能語としての外国語「文字」もある程度 受け入れて行く「度量?」も必要に思えます・・・。 戦時中に敵性外国語として英語を徹底的に排斥した深刻な影響を 今でも思い出します。「・・どれだけの不利益があったか・・を」 |
▼珍 源斎さん: >東京メトロには・・瞬間的に違和感をもちましたが、 >それは私、個人の一過性のもので機能語としてみれば合理性もあると思います・・。 どう合理性があったのでしょうか。お考えが変わったところを教えていただくと有難く存じます。良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり申し上げることを是といたしますれば、今回の都知事の発言には納得いかないですね。 東京チハチョル(韓国語)でもマレー語でもなく、なぜフランス語なのか。 その疑問には誰からも納得いくお答えをいただいていません。 >> >>大きな問題(本質的な問題)と枝葉の問題に分けて >>優先順位(時間配分?)を考えて対応していく方が >>疲れなくて済むと思いますので、 >>どうぞよろしくお願い申し上げます。 > >日本語も固有名詞はもとより動詞、や形容詞さえも翻訳されることなく >英語、フランス語などで、そのまま、認知を得てるものも在ります・・。 > >技術用語などでは日本語に翻訳したのでは意味することの理解にズレさえ >生じてしまうことがあります・。 > >よって現代の我々の用いる言葉「言語」では情緒性を表す日本語独特の >価値を理解、認識しつつ機能語としての外国語「文字」もある程度 > >受け入れて行く「度量?」も必要に思えます・・・。 ですが、それを申しますと世界中の言語を書かねばならなくなりましょう。 読むのが外人だという理屈なら、日本人がもっとも多く行く外国は韓国ですが 마쯔바야시 히로키 とまず書かねばならないでしょう(文字化けするかな?) |
ハングルで書いたのですが、文字化けしました。 スス 己 □| T T (つるみ) と書くのかなぁ? と。7 Chalie HAMAじゃないんだから(笑) まぁ、こういう人もいるので 通称名(ペンネーム、戸籍記載外通用名)として備考欄に載せる程度が限界でしょう。 香港人は勝手にチャーリーとかチャールズとか名乗って通称にしているそうです。 植民地ゆへの喜劇でしょうが、そういう風になる第一歩と考えると、簡単な問題じゃないですよ。 |
つるみさんへ! >>東京メトロには・・瞬間的に違和感をもちましたが、 >>それは私、個人の一過性のもので機能語としてみれば合理性もあると思います・・。 良く文字を見て下さい・!!。 機能語「標識語」として見れば・・合理性があると思います・。 愛称としても・受け入れられる余地がありませんか・? その意味で考え直すと、なにも頑(かたく)な拘りの必要がないと思った次第です・。 >どう合理性があったのでしょうか。お考えが変わったところを教えていただくと有難く存じます。良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり申し上げることを是といたしますれば、今回の都知事の発言には納得いかないですね。 「坊主憎ければ袈裟まで憎い」式に拘っていては思考に柔軟性を欠くことになり 諸々の判断力の低下の怖れさえ生じます・・。・・敢えて老婆心ながら・!。 >>日本語も固有名詞はもとより動詞、や形容詞さえも翻訳されることなく >>英語、フランス語などで、そのまま、認知を得てるものも在ります・・。 >> >>技術用語などでは日本語に翻訳したのでは意味することの理解にズレさえ >>生じてしまうことがあります・。 >> >>よって現代の我々の用いる言葉「言語」では情緒性を表す日本語独特の >>価値を理解、認識しつつ機能語としての外国語「文字」もある程度 >> >>受け入れて行く「度量?」も必要に思えます・・・。 > >読むのが外人だという理屈なら、日本人がもっとも多く行く外国は韓国ですが >마쯔바야시 히로키 >とまず書かねばならないでしょう(文字化けするかな?) そこまで拘ることはナンセンスに思えます。 機能語とは航空管制に用られてる「英語・?」や世界共通の無線電信に利用されてる用語などにも・・独特の符丁のようなものが共通語として機能してます・。 インターネットで用いられてるHN「ハンドルネーム」の由来は無線電信に 使われてる電健「トンツーを叩き出す」のハンドルのことで、それを操作する 人の略名「愛称」に端を発してます。「インターネットは元々軍用通信技術」 パソコンの説明書の内容には意味の解らない横文字系のカタカナがあります・・。各々に意味する処もあることもあるので努めて理解するべく努力中です。 その他、日本にとっては不名誉な事ですが、何と「過労死」が「カローシ」として そのままの発音にて外国語として認識されてる・・と聞いたことがあります。 経団連も「ケイダンレン」農協も「ノウキョウ」と翻訳されることなく 用いられてると・・耳にしたことがあります。 「東京メトロ」は愛称でもあり、地下鉄を表す機能語「標識」として みれば・・そんなに拘「こだわ」ることはないと重ねて思う処です。 |
どこの国、地域の人にとっても各々の母国言語というのは、その属性を示し、 一体感、相互愛を感じ、構築する上でとても大切なものです。 日本の中でさえ、地方から上京し、何年ぶりかで田舎に帰り、友人に会ったり 土地のものを食べたりするうちで、「嗚呼、自分は○○の人間なんだなあ」と 懐かしみ愛着を感じるのは、やはり自らが話し、友人家族らから聞く地方の方言 が大きな要素となるのではないでしょうか。 国際化だとか人権だとか自由だとかの、一見無条件に肯定しなければいけないような 概念の影で、自らが率先してパスポートに外国名を記してもいいなんて指針を、 外務省がわざわざ指し示すなんていうのは、愚の骨頂としか言いようがありません。 譲二、と言う名前の人が、あの腐れ外道、ブッシュと同じ綴りで日本国のパスポートに その名を表記するなんてことが、あっていい筈がありません。 私が非常に苦々しく感じている「猫も杓子も茶髪」の流行と、根っこは同じです。 勿論、法で茶髪を禁じろなんて馬鹿なことは言いませんが、何が悲しくて、 親にもらった体を、わざわざ欧米人風にしたり、進んでパスポートに「GEORGE」 何て記入させることを、選択肢として外務省が表明するのか? こんなものは、自由でもなんでもなく、単に盲目的で馬鹿げた欧米礼賛自虐日本人の考えた、 「進んで被植民地化」的政策の現れの一部なだけで、こんな恥ずべき屈辱的なおもねりを、 積極的に賛成する人間の神経が知れません。 誰がなんと言おうと、こんな馬鹿なことを「自由に」やれるようになったら、日本もおしまいです。 |
ナンセンスと言われようが、馬鹿だと思われようが、我々日本人が、 非常に習得困難な英語なんて訳の分からん言語を、セコセコ何年間も一律に 学校でやらなければいかんという現状が、私は気に入りません。 世界中の人間が、さも当たり前な顔をして英語をお勉強しているこの状況こそ、 勝った奴等(英語圏の帝国主義者ども)が官軍だと、こぞって認めているようなものではありませんか。 日本語が乱れているなんて、やかましくいうくらいならば、英語の時間を削って、 せめてその半分くらい、国語の学習に費やした方が、乱れも少なくすみますし、 よほど正常な国体の堅持に役立つはずです。 近隣諸国との友好がどうのこうのと言われますが、これだって英語と同じように 中国語、朝鮮語なんかも「積極的に」選択肢に入れて、もう少し多くの人がそういった言語もせめて 「英語並み」操れるようになれば、それだけで一役買うんではないでしょうか? 第三外国語」扱いなんかではなく、フランス語でもスペイン語でも同等にやったらいいと思いますね、私は。 日本では、圧倒的多数の職業人には、今でも英語の出来不出来と職能との間に直接大きな結びつきは 関係ないと思われます。 あるとすれば恣意的にそう仕向けている場合が多く、専門職でもなければ日本語で 事足りないことなんて、そうざらにある筈がありません。 どこかの大企業さんなんて、国内の営業所内でも公用語を英語にするなんてことを しておるそうですが、なんて馬鹿なことを、としか思えませんね。 基本的に日本人は日本語、朝鮮人は朝鮮語、イギリス人は英語が話されば、それで十分です。 それ以上、やりたい人は自由にやったらいい、それでいいじゃありませんか。 |
風鈴かざん 様 国際言語がいつから英語になったのか知りませんが、英語は大変便利な言葉です。 小生仕事柄英語が不可欠な為、最初はいやいやながら勉強しました。しかし言葉の違う外国人と意思疎通できることに快感を覚えてからは、すっかり英語が好きになりました。英国駐在時はもちろんのこと、オランダでもドイツでも職場では英語が共通語でした。またその他の国へ出張した時も全て英語で事足りました。 知らない言語を習得するのは難しいことです。しかし日本人が総じて外国語が苦手なのは、学校の教育方法の誤りと他国語をしゃべらなくとも生活に困らない地理的背景があったからだと思います。 ヨーロッパには二〜三ヶ国語を話す人はざらに居ます。私が三年間駐在したオランダの職場(120名程度)では、自国語だけしか話せない人は掃除夫の方だけでした。 彼等は隣国へ買い物に出たり、母方父方の親戚が隣国の人だったりと、モザイク模様の人種構成であることから、幼い頃から外国語の中で育ち知らずしらずのうちに体得する人が多いようです。外国の知人に言わせれば、日本語ほど難しい言葉はないといいます。ひらがな、カタカナ、無数の漢字、敬語、謙譲語等々、日本人でも 理解困難な言葉が外国人に分かるはずがありません。世界一難しい言語を操る日本人が、英語が習得できないはずはありません。いまからでも遅くはありません、 ひとつ英語を勉強されては如何でしょうか。 |
実は私も、仕事で海外に出向いたりすることはかつて少なくありませんでしたので、 なんとか意思疎通させるくらいの英語は身についています。 実際に英語が出来れば多くの国や地域で便利なことは少なくありませんし、 それを否定する気もありませんし、あんなことを言いつつ私自身、機会があれば、 ちゃんとした英語を身につけたいという意思もない訳ではありません。 ただ私の言いたいのは、自分個人がそれを身に着けたいかどうか、欧州で、 数ヶ国語をを操る人が多い少ないとかいう事実認識なのではなく(その辺は「大体」は 分かっているつもりです)、日本人に限らず中国でも、韓国でも、アフリカでも、 ドウシテ、アタリマエナカオヲシテ、エイゴヲベンキョウシテイルノカ と言う疑問と、それを母国語とする国、地域の少なさの割には非常に偏って皆が皆、 こぞって英語を勉強している状況が気持ち悪いと言っているのです。 別に日本語を共通語にしたいなんて思っていないです。 しかし、例えば単に母国語として話す人口の多さ、から「国際言語」なるものを 選出するのであれば、北京語だって全然問題ないと思いますけれど、誰もそんなこと、 言いませんよね? 私なんかは心が狭いのかもしれませんが、やはり「負けた側」の人間ですし、 それが「勝った側」の言葉だからと言って、無条件に飛び付いている様を見ると、 胸糞悪い思いがするわけです。 英語だから、敵対しようと言っているんじゃありませんよ。 英語だからと言って無条件に有難がるような風潮は、奇異に感じると言っております。 私自身、外国人の知己は少なからずいますが、大半は英語でやり取りします。 そのこと自体、とても便利であることを否定しませんが、 「それが当たり前に便利であるということになって、これから更にその傾向に拍車が掛かるであろう」 という風潮に問題意識を覚えると言うことです。 誤解を恐れずに言えば、私は度を越した「国際化」なんてちっとも望いと思いませんし、 多少不便があっても、言語のみならず、文化も宗教も異なるもの同士が、不便を感じながら 意思疎通することは、むしろ当たり前ですし、逆にそういった違いがお互いにあるんだと言うことを 認識し、それぞれを認め合うことと言うのがあるべき国際化であると思います。 世界中の人間が同じ言葉を話し、同じ価値観でものを考え、同じ食べ物、同じ衣服に囲まれて 生活するようになることが国際化だとは私は思いません。それは所謂「グローバルスタンダード」化、 だと思うのですが、そんなものは、むしろ一方的に押し付けられる側から見れば、 不快なだけです。今、テロが多発している原因なんていうのは、正しくそういった アメリカなんかの自らに都合の良い価値観の無理強いが、人々の反感を買った結果 だと、私は思っております。 話すと長くなりそうなので、この辺にしますが、とにかく私は英語の度を越した 普遍化は気色悪く感じられてなりません。 |
風鈴かざん 様 貴台の考えに一理あると思います。確かに北京語が国際言語でも何らおかしくはありません。たまたま英語が古くから世界各地に普及していただけで、米英が故意に 普及させたとは思えません。日本を含め多くの国で英語を教育している背景は、話す人が多いだけの理由ではないでしょうか。何十年か後には北京語やロシア語が国際言語になっているかもしれません。 言葉は人が意思を相手に伝える手段でしかなく、どこの国の言葉でもよいと思います。私は英語も数多い言葉の一つでしかないと考えています。 私が勉強した言葉の中では最も易しい言葉は英語であったと実感しています。 |
ロシア語は国際標準語にはならないでしょう。語尾変化が63でしたか?定かではありませんが。フランス語だって、男性名詞とか女性名詞とかあって随分むずかしい。 英語、フランス語が国際標準語になったのは、大航海時代の覇権争いからでしょう。スペイン語やポルトガル語。イタリア語は語感が似ていますから簡単に他と区別出来る英語、フランス語が広まったのではないかと私は考えます。日本語はかなり複雑で難しい言語です。皆さんはそれを自由に操る。誇りを持ちましょうよ。日本語に。 |
そのとおりです。美しい日本語を残していきたいものです。 ところで、フランス語は、イタリア語・スペイン語・ポルトガル語と同様、ラテン語から発生した方言です。だから、それらの言語と文法的には同じです。 英語も、一時イギリスがフランスの王朝になったときがあったので、多くのフランス語の単語が入っています。(study difficult unitなど多数) しかし、文法的にはフランス語やドイツ語と比べるとずいぶんブロークンな感じで、使いやすい。 ドイツ語は、名詞にはきっちりと、男性名詞・女性名詞・中性名詞の3種類があります。不定冠詞だけでも、12個(形には重複がある)あります。フランス語は不定冠詞は3つ(un une des)、定冠詞も3つ(le la les)です。 ゲルマン系の言語は相当むずかしそうです。 日本語も、海外の人が多く学習しているとはいえ、とうてい国際標準の中には入らないでしょうね。(現在国連では、英語・仏語・中国語・アラビア語・スペイン語でしたか?) |
▼風鈴カザンさん: >例えば単に母国語として話す人口の多さ、から「国際言語」なるものを >選出するのであれば、北京語だって全然問題ないと思いますけれど、誰もそんなこと、 >言いませんよね? ・今では すっかり逆転されましたが、つい最近まで、医学生にとってドイツ語は英語以上に重要な科目でした。 これは、英米の医学が質・量ともにドイツのそれを凌駕したためと思います。 ・経済界を考えれば、フローもストックも、英語圏の優位性は圧倒的でしょう。 ・英米文学を、その質と蓄積された量を同時に考えたとき、 フランス文学も中国文学も、ちょっと太刀打ちできないのではないでしょうか? ・その他、軍事しかり、芸術しかり。 大英帝国が長期にわたって七つの海を支配し、引き続いてアメリカの時代が続いているからでしょう、多方面にわたって英語圏の優位は圧倒的です。 しかも当分の間 この状態が変わるとは考え難い。 これは 一般大衆にとって、日本人のみならず世界中の人にとって、客観的事実でではないでしょうか? これが >日本人に限らず中国でも、韓国でも、アフリカでも、 >ドウシテ、アタリマエナカオヲシテ、エイゴヲベンキョウシテイルノカ >と言う疑問と、それを母国語とする国、地域の少なさの割には非常に偏って >皆が皆、こぞって英語を勉強している 理由ですし、あえて意義を唱えることはないと思います。 p.s. 母国語を大切にすべきことはもちろんです。 また 国際語など使わず、相手の母国語で外国人と交流する意義を評価しないわけでは決してありません。 念のため申し添えます。 |
風鈴かざん 様 私いまトルコの子供と文通しております。彼オマール君は12才小学校6年生です。 今年五月トルコへ旅行した際、カッパドキアで知り合いました。私が買い物をしている仲間を家内と二人で待っていたら、英語で話しかけてきた子供がいました。 日本人でしょう、僕日本が好きなので将来日本へ行ってみたい、日本語も勉強したい、と子供にしては上手な英語でした。暫くたわいのない話をしていましたが、写真を撮ろうと言うと、家の裏手から小さな椅子を持ってきて家内を座らせました。 小さなジェントルマンでした。 帰国後、写真を送ってやったら折り返し絵葉書に礼状を添えて送ってくれました。 手紙には一生懸命勉強して、ボアジチ(ボスポラス)国立大学(トルコの最高学府に君臨する有名校)に入り、外交官になって日本へ行きたいと書いてありました。 手紙には間違いもありましたが、一生懸命書いたことが窺えます。これも英語という共通の言葉があったからだと思います。彼には日本の様子を教えてやるつもりです。将来親日家の外交官が誕生するのを楽しみにしながら。 |
▼風鈴カザンさん: >日本語が乱れているなんて、やかましくいうくらいならば、英語の時間を削って、せめてその半分くらい、国語の学習に費やした方が、乱れも少なくすみますし、よほど正常な国体の堅持に役立つはずです。 同感です。 英語の教育よりもまず母国語である日本語の教育の基礎をまず充実させるべきだと思います。 発音や語彙、そして表現法が豊富である事。 日本語に深みを持たせるためにこれらは必須です。 日本語教育の簡素化により、発音、語彙共に減少し、最近は鼻音すら知らない子供が増えました。 言葉がどんどん浅薄化している原因にはやはり、これまでの国語教育方針の誤りがあると思います。 >近隣諸国との友好がどうのこうのと言われますが、これだって英語と同じように中国語、朝鮮語なんかも「積極的に」選択肢に入れて、もう少し多くの人がそういった言語もせめて「英語並み」操れるようになれば、それだけで一役買うんではないでしょうか? >どこかの大企業さんなんて、国内の営業所内でも公用語を英語にするなんてことをしておるそうですが、なんて馬鹿なことを、としか思えませんね。 この部分興味深く読ませていただきました。 私の共産党系の知人も全くこれと同じ事を言っているんですよね。 つるみさんも同じご意見の様子。 ここでもこれに対する反対意見はまだ見たことがありません。 この見解については左右の立場はあまり関係がないようですね。 どういう人たちが英語教育を推し進める事に賛成で、どういう人たちが反対なのか、一度分類してみると面白いかも知れませんね。 |
横からお邪魔いたします。 私も以下のご意見に賛成です。 まず、日本語のひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットまで覚え、数字も漢数字、アラビア数字と扱うものが他国に比べてとりわけ多いので、日本の子供の脳の器質(基本的なでき方)が違ってきて、それだけでも日本の子供たちは負担が多いはずだと、パストゥール研究所のピエール・シャンジュ先生が日本で講演されたときにおしまいのほうで触れていました。 パストゥール研究所は日本では京都に支部がありますが、フランスの科学者で、狂犬病のワクチンをつくったパストゥール博士の名を冠した、世界で最も進んだ研究をしている機関として、評価が高く、ジャン・ピエール・シャンジュー先生も脳の研究ではかなり高名な方だそうです。そのことは、脳の研究をしている日本人から教えてもらいました。日本語に翻訳された著作がみすず書房から出ています。 ジャン・ピエ−ル・シャンジュ-著「ニューロン人間」が近著です。 以前ピカちゅうのアニメで、子供がてんかん発作をおこしたケースがありましたが、子供の脳はそういうことで傷がつくと、後遺症が残ることもあります。 このような子供の脳に着目した見地からも、発達している子供への言語教育への配慮が必要です。幼い子供を相手に英語を教えている先生や、英語塾に通わせている親御さんはおそらくそんなことまでは知らないでしょう。 そのように考えても、まず日本語からしっかりみにつけてもらったほうが子供の負担が少ないと思います。 ▼松さん: >▼風鈴カザンさん: > >>日本語が乱れているなんて、やかましくいうくらいならば、英語の時間を削って、せめてその半分くらい、国語の学習に費やした方が、乱れも少なくすみますし、よほど正常な国体の堅持に役立つはずです。 > >同感です。 >英語の教育よりもまず母国語である日本語の教育の基礎をまず充実させるべきだと思います。 >発音や語彙、そして表現法が豊富である事。 >日本語に深みを持たせるためにこれらは必須です。 >日本語教育の簡素化により、発音、語彙共に減少し、最近は鼻音すら知らない子供が増えました。 >言葉がどんどん浅薄化している原因にはやはり、これまでの国語教育方針の誤りがあると思います。 > >>近隣諸国との友好がどうのこうのと言われますが、これだって英語と同じように中国語、朝鮮語なんかも「積極的に」選択肢に入れて、もう少し多くの人がそういった言語もせめて「英語並み」操れるようになれば、それだけで一役買うんではないでしょうか? >>どこかの大企業さんなんて、国内の営業所内でも公用語を英語にするなんてことをしておるそうですが、なんて馬鹿なことを、としか思えませんね。 > > >この部分興味深く読ませていただきました。 >私の共産党系の知人も全くこれと同じ事を言っているんですよね。 >つるみさんも同じご意見の様子。 >ここでもこれに対する反対意見はまだ見たことがありません。 >この見解については左右の立場はあまり関係がないようですね。 > >どういう人たちが英語教育を推し進める事に賛成で、どういう人たちが反対なのか、一度分類してみると面白いかも知れませんね。 |
▼桃李さん:こんばんは。 脳に着目してのご発言、非常に興味深く読ませていただきました。 ご紹介いただいたご本是非探して読んでみたいと思います。 |
国語の教育が大切です。そのためにも、国語の研究が大切でしょう。一部学者は論文にしているとは思うのですが、とにかく国語に英語などのインディアン語族の文法を当てはめてはいけないと思います。 日本語にはいわゆる「目的語」はないと、研究する人もおり、また主語も必須の文の要素ではないかもしれないといいます。日本語の一番大事な要素は述語だということです。 あとの要素は、述語にかかる修飾語だという認識です。 また、語尾変化も、最近は音素まで分解すべきであって、たんに五段活用が、 子音+「あ・い・う・う・え・お」ではなく、子音が活用語尾であるとすべきという論調が盛んです。 また、日本語の単語も研究の余地ありです。和語・漢語・漢語以外の外来語が混在し、1つの意味の単語に対して、それぞれがあり少しずつニュアンスを変えて、使っているものもあるのが現状でしょう。(旅、旅行、ツアーなど) まぁ、そういった国語の研究を積み上げて、変化していくのはしかたがないけど、美しい日本語を保ち続けていってもらいたいですね。現在では、海外で日本語を習う人は、200万人あまり(昨日のNHK「英語でしゃべらナイト」)いるそうです。 |
日本語について日頃気になっている事書かせてください。 20年くらい前から、若い人たちの言葉尻が気になっていました。 あの、全学連のアジ演説の、「我々わァ〜○○デエ〜」の語尾を延ばす 言い方が一般化して、若い人を中心に 「それでえ〜 私わァ〜・・・」 アジ演説の語調と違ってきて、なにか甘ったれた自己の確立していない 印象すら受けます。街頭でテレビなどのインタビューを受ける人に最近 かなりのお歳のおばさんおじさんがこのいい方をするのを聞いてぞっと します。 昨今の韓国ブームで韓国語を聞く機会が多いですが、なんとあの語尾を 伸ばす言い方はコリアの人たちが話しているのと同じように聞こえて しまいます。英語のカタカナを平板な言い方をし語句を伸ばして見て ください。これは私が幼い頃から親や教師に教わった日本語ではありません。 テレビのアナウンサーでさえ原稿を離れて自分の言葉になると、あの 甘ったれた語尾を延ばす言い方になりますね。あまり賢そうに見えない のは私の偏見でしょうか。 言葉は変化するものでしょうが(日本語はずいぶん変わってきている 歴史がありますので)どうもきれいな日本語を話している方を見ると その方の学歴、地位など関係なく知性を感じます。 その反対に、どんな地位や肩書きを持っていても話し方一つで教養のなさが 見えてきてしまいます。これも私の偏見でしょうか。 外国の方にきれいな発音の日本語知ってもらいたいものです。 |
松さま お返事ありがとうございます。 「ニューロン人間」ジャン・ピエール・シャンジュー著・みすず書房 ですが、私が講演会を聞きに行ったときの内容が本になったものでは ないことだけ、お伝えしないといけないと思って書き込みしております。 講演会自体がとても難しくて、おまけに遅刻しましたので、全部は聞い ておりません。ご本も難しそうなので、読んでいませんが、ここで紹介 しましたので、「読んでないとダメよね」ということで、本屋さんで注文 しましたー。 |
▼松さん: >▼風鈴カザンさん: この考え方には同感です。 >>日本語が乱れているなんて、やかましくいうくらいならば、英語の時間を削って、せめてその半分くらい、国語の学習に費やした方が、乱れも少なくすみますし、よほど正常な国体の堅持に役立つはずです。 言語は意志の伝達機能の他に「考えたり、思ったり、想ったり」する大切なものです・。 我々は考えるときには、複雑な事象を脳裏の内において持ってる言葉、語彙、諸々を組み合わせたり繋ぎ合わせることで、思いの具現化や選択、判断をしてます・・。 文化の背景や基礎は言葉にあると云っても過言ではありません・。 日本人としての「存在の自覚」は日本語をシッカリと習得することにあります。 言語的な基礎をおろそかにすると思考の幅の視野、視程の狭窄にも通じて 自己の確立が「まま」ならない弊害が生じます・・。 よって、母国語「日本語」の基礎文化、歴史的なことを身に付けた上での事と して外国語の習得をと云った・優先順位があるのではないかと思います。 外国人とのお付き合いにしても「ただ外国語」が話せるだけでは人間同士の 語らいは成立しにくいのではないでしょうか・・。 ただ外国の技術や考え方を広く受け入れるのには、外国語の理解も必要です。 一つ、一つ、を翻訳してたのでは、ロスが大きいだけでなく、意味するところが 適切に理解出来ないこともあります。・・よって、郷にいれば郷に従え的な 柔軟性が「これからの時代を担う人」には必要でないか・・と思う処です・。 カステラ・バケツ・パンツ・スカート等々古くはオランダ語・ラテン語・等々など 外国語に起源をもつ物が身の回りに意外にあることに気付かされます・。 外国の文化には外国語が付随してくる、日本文化も同様に外国に伝搬することに より日本語が意外に頑張ってることもあります。 「わび・さび」の心は英語など外国語には翻訳不能とも聞いております・・。 |
珍源斎 様 仰る通り「侘び」「寂び」など日本語特有の言葉を翻訳するのは困難です。 侘びはAustereなどと訳すことがありますが、これはSimpleに近い言葉で本来の意味とは違います。また寂びはPatinaと辞書には書いてありますが、これはElegant- Simplicityなどとも言い、直訳すれば優雅に質素にと言うくらいの意味になります。その他の例では「雨」についても日本語では豪雨、秋雨、春雨、驟雨、小ぬか雨、通り雨等々意味の違う表現が沢山あり、これらを欧米人に理解させることは至難のわざです。このように春夏秋冬季節のうつろいにそれぞれ特有の言葉を持つ日本語は、何と表現豊かで繊細な言葉でしょうか。これは全て日本の気候風土とそこで育まれた文化によって生まれたものです。日本語は正に日本人の誇りです。この世界一繊細で表現豊かな言葉をいつまでも残したいものです。 子供たちには外国語を勉強させる以上に日本語を学ばせることが重要です。私の経験では、外国語を幼児のころから習わせる必要は毛頭ありません。高校一年程度から始めても決して遅くはないと思います。 昨今の言葉の乱れは憂うべきものがあります。言葉が変化するのは或る面では止むを得ませんが、今の若者達の言葉遣いは日本の恥ではないかとすら思います。このような言葉がはやるのは、日本の文化が少しずつ壊れ始めている証拠ではないかと心配しています。 |
閑古鳥 様へ 古典にある、言葉、言葉は時代を映す鏡のように、何か移りゆく「もの」ではないかと 思います・。勿論、退化もすれば進化もすると思います・。 細やかな表現力に満ちた日本語には非言語系のもつニュアンスも込められておるので 墨絵のような情感を表すことも可能ですが・・、受け取る側にも非言語系の受容する 能力がないと意味する処が判らない「言語」としての機能が持たれないと云うことも あります。日本文化の何たるかを理解できれば、国籍を問わず人々に伝わりますが・・、 それを理解出来なけれ国籍は日本人と云えども伝わらないことになります。 演歌、歌謡曲の歌詞にでもハッキリとそのことの例を挙げることができます・。 「過去達が優しく睫毛に憩う」「悲しみを暖炉で燃やし始めたらしい」など歌謡曲の 歌詞の一節ですが、見事な日本語の表現力ではありませんか・? 最近の歌謡曲の歌詞に至っては「やたらと」横文字が入ったりして国籍不明のもの を耳にするようになったのも日本の固有の文化力の低落傾向を感じてしまいます。 メロデイー・ラインも崩れてきておりリズム偏重なものも「音楽では無く音苦」として 聞く有様です・。これも現代の若者文化として肯定しなければなりませんか? 辛く哀しいことです・・・ハイ。 文化を退化させることなく、進化させたいと切に願う処です・・。 そんな感慨のなかで改めて日本語の何たるかを学ばねばならぬと思ってます。 |
日本語での「いろは」「アイウエオ」のかな文字の発明は特筆ものの 優れもので我々は大きな恩恵を受けてます。 漢字を見事に補助する機能を持ってます、漢字への「ふりがな」などにおいても その便利さは良く解ります。 中国語の漢字だけでは「最も単純なモールス電信符号にも」なりません。 中国では電信用としてJISの漢字表のような数字の組み合わせにより漢字を表して ますが、能率的には問題です・。日本語の場合はカタカナがありますので 電報の電文も即、符号化になります・。 日本人が比較的に早く外国文化や技術が取り入れられ、それが急速に普及出来たのはアイウエオのかな文字が大きく寄与してるように思われます・・。 しかしながら、アルフアベットのもつ機能性は別の面から評価せざるを得ません、 パソコンのキーボードの配列にしても単語を構成する上で頻繁に利用する 文字は中央の叩き易い処に寄せてあります。モールス符号にいたっては 更に考えられてます、頻繁に利用される文字は例えばTは長音ツーの一つ Eは単点一つでトンと云う具合に見事な構成です・。 情報を伝える上での速度とそれに伴う量においては日本語では追いつきようも ありません。 高速・情報化時代と云われてる現在、日本語の情緒性や非言語系をも包括する 優れた文化性を守り、理解しつつ、機能的には洗礼されてる英語他の言語を活用出来る柔軟性が若い人たち「現代人」には大切に思えます。 このスレッド全般に流れる多くの方々のご意見を拝見して、色々考えてみました。 |
閑古鳥さま、横から失礼おばいたします。 賛同できるところがいくつもあります。 ▼閑古鳥さん: >仰る通り「侘び」「寂び」など日本語特有の言葉を翻訳するのは困難です。 そうですね、「侘び」「寂び」はもともとお茶の世界の言葉なので、 秀吉の頃に生まれたのかと思います。利休はまさにこれを愛したようですが 朝鮮から連れて来られた陶工に、いったいどんな風に注文を出して、茶碗を 焼かせて「侘び」「寂び」を表そうとしたのかなぁと思います。 パリの万国博覧会でも、有田焼などは好まれたと、どこかで読みましたが、 備前焼や志野焼などの地味なものが、海外で好評を博したとは、無いことは ないのでしょうが、私は聞いたことがありません。 >その他の例では「雨」についても日本語では豪雨、秋雨、春雨、驟雨、小ぬか雨、>通り雨等々意味の違う表現が沢山あり、これらを欧米人に理解させることは至難の>わざです。 そうなんです。中の文化を心で感じないと、意味がわかりません。 >このように春夏秋冬季節のうつろいにそれぞれ特有の言葉を持つ日本語は、何と表>現豊かで繊細な言葉でしょうか。これは全て日本の気候風土とそこで育まれた文化>によって生まれたものです。日本語は正に日本人の誇りです。この世界一繊細で表>現豊かな言葉をいつまでも残したいものです。 賛成です。 >子供たちには外国語を勉強させる以上に日本語を学ばせることが重要です。私の経験では、外国語を幼児のころから習わせる必要は毛頭ありません。高校一年程度から始めても決して遅くはないと思います。 私は、今日、フランス語を習おうと思って先生とお会いしてきました。 「ちゃんと動機がないと、たとえば子供場合、大人の理想の押し付けだけだと勉強をいつかはやめてしまう。これは英語もフランス語も同じ。教えている私だって、まず、自分の言葉をよく知らないと教えることができないんですよ。」とおっしゃっていました。 |
▼桃李さん: 横から失礼します。 >その他の例では「雨」についても日本語では豪雨、秋雨、春雨、驟雨、小ぬか雨、通り雨等々意味の違う表現が沢山あり、これらを欧米人に理解させることは至難のわざです。 > >そうなんです。中の文化を心で感じないと、意味がわかりません。 「そら」という言葉からどういった「そら」をイメージできるでしょう。 私は、福島県耶麻郡猪苗代町という、北に磐梯山、南に猪苗代湖を望む田舎の出身です。「そら」といったとき、イメージされるのは北に磐梯山、南を望めば広い湖の向こう側の空。太陽は山から出て、山に沈む。 そういう、「そら」です。 そら=空を訳すのは簡単です。 韓国語でハヌル 英語でスカイ ペルシャ語でハーリィ CHINA語の「天」「空」 思い浮かぶ「そら」は多分違うでしょう。 そういった意味で、 >中の文化を心で感じないと、意味がわかりませんと いうのは、とても共感できます。 そして、相手の文化もまた、理解しようと努めること、「ハヌル」はどんな「そら」なんだろうって思いを馳せること、そういったところから、交流ができるのだと思います > >>このように春夏秋冬季節のうつろいにそれぞれ特有の言葉を持つ日本語は、何と表>現豊かで繊細な言葉でしょうか。これは全て日本の気候風土とそこで育まれた文化>によって生まれたものです。日本語は正に日本人の誇りです。この世界一繊細で表>現豊かな言葉をいつまでも残したいものです。 > >賛成です。 私も賛成です。 > >>子供たちには外国語を勉強させる以上に日本語を学ばせることが重要です。私の経験では、外国語を幼児のころから習わせる必要は毛頭ありません。高校一年程度から始めても決して遅くはないと思います。 > >私は、今日、フランス語を習おうと思って先生とお会いしてきました。 >「ちゃんと動機がないと、たとえば子供場合、大人の理想の押し付けだけだと勉強をいつかはやめてしまう。これは英語もフランス語も同じ。教えている私だって、まず、自分の言葉をよく知らないと教えることができないんですよ。」とおっしゃっていました。 私の経験ですが、英語はチンプンカンプンです。試験のためにだけ勉強してあとは忘れちゃいました。単位をとることが目的だったから。 しかれども、親友が在日で、そのいとこが留学生として日本にきたあたりから留学生とツルむようになり、自然と彼らの輪の中に入っていこう、という動機があって韓国語を多少、習得しました。教科書などほとんど使っていません。 それでも、英語なんかよりは、ずっと使えます。 もちろん、私がイギリスやオーストラリアに関心があって、そこの文化、それを母国語とする人と深くかかわるきっかけがあったら、英語だったかもしれません。 それを承知の上で、私は韓国語をある程度できるようになった。もっと上達していろいろと「本音の交流」がしたい。 そして、それが、望みです。だから、韓国語は使うようになったのだな、と思っています。 |
>この見解については左右の立場はあまり関係がないようですね。 その通りです。 言うまでもありませんが、右だ、左だと言って、何も全部の価値観で衝突しなければ いけない法なんて、どこにもありません。 また、以下は蛇足ですが、政治的に左右相対していても、同様なことがいえる場合は、 少なくないと思うのですが、現実はお互い反目しあうのが仕事のように感じているとさえ思われる、 代議士、政党を見ていて、より感じる、私の個人的政治的信条について述べます。 それは、ひとことで言いますと「保守的でありたい」 と言うことに尽きます。 しかし、念のため付け加えますと「保守的」というと必ず「右翼」とか、「守旧派」 といった言葉とセットで論じられる馬鹿馬鹿しい風潮がありますので、申し上げますが、 右翼、というのは辞書的な意味はどうでも良いですが、一般的に使用される語感としては、 あくまで保守的な思想が先鋭化し、それが暴力的な思想、手段に直結的に結びついている、 或いは結びつきやすいという意味合いが含まれるかと思いますが、基本的に保守、 というのは文字通り、何かを守ることでしょう。そしてその目的語は伝統であったり、 文化、風習、宗教(みな、意味合いがだぶりますが)、つまり、こういったものを 守っていこう、という非攻撃的な考えである筈です(そうでない人もいますが、 私はそう考えます)。 また、理想的なあり方としては、単に何でもかんでも守っていくというのではなく、 不具合があれば、柔軟に改めたり、また対外的には異文化(異なる言語、異なる宗教、 異なる政治体制、異なる風習など)に対し、自らとの違いを認めつつ、尊重しあう態度を持ち、 しかし、仮にそういったものを不当に貶められたり辱められた場合には(例えばアメリカが 世界中で自らの価値観を押し付けてそれを正当化しようとしている事などと、同様なことをされた場合)、 これについては毅然と遺憾の意を表明し、相手がそれでも改めようとしない場合には、 相応の措置(最悪、断交なども含む)で対処すべきかと思っております。 私の知る限りでは、こういった姿勢を感じさせてくれる有力な保守系の方が非常に 少ないのが残念ですが、 自らの伝統のみならず、他者のそれも同様に尊重し付き合っていく姿勢というのは、 お互いが心地よく、また非常に平和的な考え方だと私は考えますが、中々、そう思って頂ける方が少ないんですよね。 話しがかなり逸れてしまいましたが、意外と言う機会が少ないので、勝手な独り言を 書いてしまいました。 |
▼風鈴カザンさん: >>この見解については左右の立場はあまり関係がないようですね。 > >その通りです。 >言うまでもありませんが、右だ、左だと言って、何も全部の価値観で衝突しなければ >いけない法なんて、どこにもありません。 > >また、以下は蛇足ですが、政治的に左右相対していても、同様なことがいえる場合は、 >少なくないと思うのですが、現実はお互い反目しあうのが仕事のように感じているとさえ思われる、 >代議士、政党を見ていて、より感じる、私の個人的政治的信条について述べます。 > >それは、ひとことで言いますと「保守的でありたい」 >と言うことに尽きます。 >しかし、念のため付け加えますと「保守的」というと必ず「右翼」とか、「守旧派」 >といった言葉とセットで論じられる馬鹿馬鹿しい風潮がありますので、申し上げますが、 >右翼、というのは辞書的な意味はどうでも良いですが、一般的に使用される語感としては、 >あくまで保守的な思想が先鋭化し、それが暴力的な思想、手段に直結的に結びついている、 >或いは結びつきやすいという意味合いが含まれるかと思いますが、基本的に保守、 >というのは文字通り、何かを守ることでしょう。そしてその目的語は伝統であったり、 >文化、風習、宗教(みな、意味合いがだぶりますが)、つまり、こういったものを >守っていこう、という非攻撃的な考えである筈です(そうでない人もいますが、 >私はそう考えます)。 >また、理想的なあり方としては、単に何でもかんでも守っていくというのではなく、 >不具合があれば、柔軟に改めたり、また対外的には異文化(異なる言語、異なる宗教、 >異なる政治体制、異なる風習など)に対し、自らとの違いを認めつつ、尊重しあう態度を持ち、 >しかし、仮にそういったものを不当に貶められたり辱められた場合には(例えばアメリカが >世界中で自らの価値観を押し付けてそれを正当化しようとしている事などと、同様なことをされた場合)、 >これについては毅然と遺憾の意を表明し、相手がそれでも改めようとしない場合には、 >相応の措置(最悪、断交なども含む)で対処すべきかと思っております。 > >私の知る限りでは、こういった姿勢を感じさせてくれる有力な保守系の方が非常に >少ないのが残念ですが、 >自らの伝統のみならず、他者のそれも同様に尊重し付き合っていく姿勢というのは、 >お互いが心地よく、また非常に平和的な考え方だと私は考えますが、中々、そう思って頂ける方が少ないんですよね。 > >話しがかなり逸れてしまいましたが、意外と言う機会が少ないので、勝手な独り言を >書いてしまいました。 風鈴カザンさんに共感を覚えます。 スレッドの趣旨からはずれている投稿にはレスしないのが原則なのでしょうが、ついレスしたくなってしまいました。 |
▼Rayさん: >▼MNGさん(20348): > >こんばんは、Rayです。 > >言葉についての問題はいろいろありますが、 >基本的に個人の自由に任されるべきものだと私は思っています。 > >ですから、以前のスレッドで話題になっていたように >MNGさんほかのみなさまが「東京メトロ」という名前に >違和感があるとおっしゃるのも、 >石原都知事が「東京メトロ」をいいと思うのも >(それを支持するご意見があるのも)、 >特定の人の意見を他の人にまで強制したり、 >他人の人権を侵害するとしたら大きな問題ですが、 >そうでない限りは(それぞれの個人的な意見である分には) >個人の自由であって、大きな問題ではないと思うのです。 > >「ヘボン式ローマ字以外の表記をパスポートに使える」という方針を >外務省が決めたことについても、選択肢を広げるということであって >何かを強制するわけではありませんから、私は積極的に賛成です。 > >今回の外務省の決定(?)について >>何でそんなに外国人(欧米人)になりたいんでしょうかねえ。 >>この国民にして、小泉ポチ政権あり?(20348・MNGさん) >というようにお考えになることは、 >ちょっとキツい言い方になってしまって恐縮ですが >「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的ご意見であるように思えます >(私のハンドルも英語綴り(というか英単語)ですが、 >だからといって私が「欧米人になりたがっている」とは >MNGさんもお思いではないだろうと思います(^^;))。 > >大きな問題(本質的な問題)と枝葉の問題に分けて >優先順位(時間配分?)を考えて対応していく方が >疲れなくて済むと思いますので、 >どうぞよろしくお願い申し上げます。 Rayさん、いつも大変お世話になっております。老人党員でないどころか多くのテーマで皆様と意見を異にする私が連日のごとく投稿するのを寛容にみていただいておりますこと、この場を借りて御礼申します。 と言う口先から、もう反論で申し訳ありませんが、 私は今回の外務省決定は言語道断のことと思います。 MNGさんご紹介のホームページに次のようにあります。 >日本の旅券の氏名はヘボン式ローマ字が基本で「譲治」であれば「JOJI」となる。だがジョージ・ブッシュ米大統領のように「GEORGE」と記載したいケースも増えているという。≫ 「JOJI」と「GEORGE」は発音が違うのではないでしょうか。 日本名の譲二、譲治、丈治などはどのように強弁しようと JOJI であって、GEORGE にはならないでしょう。 ”ja ju jo を ヤユヨに発音する国では、ジョージと発音してもらえないなどの ことを考えれば、GEORGE でも良いではないか” という反論が出てきそうですが、少なくとも我が日本では JOJI でなければなりません。GEORGE は日本式には読めませんので欧米語読みすることになりますが、それは日本語発音のジョージにはならないはずです。 外国人が発音するにも JOJI と GEORGE は違うはずですので、どちらを表記しても良いというのは、まことに乱暴の極みと思います。これは選択の自由の拡大などというものではないでしょう。 付け加えれば、つるみさんのおっしゃるように、ローマ字表記(訓令式でもヘボン式でも)は日本語であるわけですから、JOJI は日本語。GEORGEは断じて日本語ではありません。日本国籍の方には日本国公用語による表記をしてもらうのが当然です。 我が邦人が多国籍をとったときに、どの国も日本語表記を認めてくれるのなら相互主義で 仕方ないことですが、そうでない以上、私は本件に関して外務省に賛成できるものではありません。 |
▼宮崎故郷人さん: >「JOJI」と「GEORGE」は発音が違うのではないでしょうか。 >日本名の譲二、譲治、丈治などはどのように強弁しようと JOJI であって、GEORGE にはならないでしょう。 ”ジョジ”、”ジョジー”なんて読まれるよりはGEORGEがマシですね。 >日本国籍の方には日本国公用語による表記をしてもらうのが当然です。 ですから、日本語で”譲治”と書いてある。 ローマ字表記は、いわば振り仮名ではないでしょうか。 それも、現地の人のための。 彼の地の読み方に合わせることが肝要と思います。 私が譲治だったら、英語圏へ行くのなら、パスポートにはGeorgeを使いたい。 私が次郎だったら、フランスへ行くのなら、パスポートにはGiraudを使いたい。 |
▼J.J.Mackさん: >▼宮崎故郷人さん: >>「JOJI」と「GEORGE」は発音が違うのではないでしょうか。 >>日本名の譲二、譲治、丈治などはどのように強弁しようと JOJI であって、GEORGE にはならないでしょう。 > >”ジョジ”、”ジョジー”なんて読まれるよりはGEORGEがマシですね。 > > >>日本国籍の方には日本国公用語による表記をしてもらうのが当然です。 > >ですから、日本語で”譲治”と書いてある。 >ローマ字表記は、いわば振り仮名ではないでしょうか。 >それも、現地の人のための。 >彼の地の読み方に合わせることが肝要と思います。 > >私が譲治だったら、英語圏へ行くのなら、パスポートにはGeorgeを使いたい。 >私が次郎だったら、フランスへ行くのなら、パスポートにはGiraudを使いたい。 だったら、韓国ならハングル、ロシアならキリルですねぇ。 それは査証で十分なんじゃないですか。旅券は日本国公用語に依拠すればよろしい。 |
▼J.J.Mackさん: >▼宮崎故郷人さん: >>「JOJI」と「GEORGE」は発音が違うのではないでしょうか。 >>日本名の譲二、譲治、丈治などはどのように強弁しようと JOJI であって、GEORGE にはならないでしょう。 > >”ジョジ”、”ジョジー”なんて読まれるよりはGEORGEがマシですね。 パスポートは対面して見せるものなので(命と同じものである以上、郵送するとか誰かに託すとかして使用することはない)、JOJIはジョージであると自己紹介で言えば正確に伝わります。まちがってもジョジ、ジョジーなどと読まれる心配はありません。 > > >>日本国籍の方には日本国公用語による表記をしてもらうのが当然です。 > >ですから、日本語で”譲治”と書いてある。 >ローマ字表記は、いわば振り仮名ではないでしょうか。 >それも、現地の人のための。 >彼の地の読み方に合わせることが肝要と思います。 > >私が譲治だったら、英語圏へ行くのなら、パスポートにはGeorgeを使いたい。 >私が次郎だったら、フランスへ行くのなら、パスポートにはGiraudを使いたい。 国際的な交流旺盛の人はいくつパスポートを用意したら良いのでしょう。 一冊のパスポートで済ませるとしたら、日本と外交関係のある百数十カ国の欄を作らなければなりません。 |
▼Rayさん: >基本的に個人の自由に任されるべきものだと私は思っています。 >「ヘボン式ローマ字以外の表記をパスポートに使える」という方針を >外務省が決めたことについても、選択肢を広げるということであって >何かを強制するわけではありませんから、私は積極的に賛成です。 私も、そのとおりと思います。 ローマ字は発音記号ではありません。 どの国の人にも、同じ発音をしてもらえるとは限らないのです。 (例chi:ち、ひ、き) この点、”ふりがな”とは違う。 だったら、英語流、米語流、フランス語、ドイツ語・・・・・ 主な出国先を考慮して、自己責任で決めてよいと思います。 |
▼MNGさん: >【外務省は9日、パスポート(旅券)の氏名記載で、例外的に認めてきたヘボン式ローマ字とは異なる外国式表記による併記を、より広く認める方針を固めた。2005年度中の実施を予定。「外国人名としても通用する名前を親が付けるケースや、海外で活躍する邦人が増えたため」としている。】 >http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040909-00000141-kyodo-soci > >何でそんなに外国人(欧米人)になりたいんでしょうかねえ。 >この国民にして、小泉ポチ政権あり? 本当に・・・外国人名として通用する。って? そんな必要ないです。名は体を表すと申しまして・・・ 本人が意識し、名付けてくれた意味を知り、日々努力邁進するべきで そんな名前って「髪は金髪だけど、顔は日本人」という「滑稽」でしか ありませんね。 日本語の由来も意味も覚束ないのに、〜風の名前なんて・・ 名実共に・・が日本人の美徳ではないのでしょうか? 何でも、かんでも外国風ですか? だから「黄色いサル」と蔑まれるんです。 |
▼敦煌さん: >▼MNGさん: >>【外務省は9日、パスポート(旅券)の氏名記載で、例外的に認めてきたヘボン式ローマ字とは異なる外国式表記による併記を、より広く認める方針を固めた。2005年度中の実施を予定。「外国人名としても通用する名前を親が付けるケースや、海外で活躍する邦人が増えたため」としている。】 >>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040909-00000141-kyodo-soci >> >>何でそんなに外国人(欧米人)になりたいんでしょうかねえ。 >>この国民にして、小泉ポチ政権あり? > >本当に・・・外国人名として通用する。って? >そんな必要ないです。名は体を表すと申しまして・・・ >本人が意識し、名付けてくれた意味を知り、日々努力邁進するべきで >そんな名前って「髪は金髪だけど、顔は日本人」という「滑稽」でしか >ありませんね。 >日本語の由来も意味も覚束ないのに、〜風の名前なんて・・ >名実共に・・が日本人の美徳ではないのでしょうか? >何でも、かんでも外国風ですか? >だから「黄色いサル」と蔑まれるんです。 珍しく意気投合でしょうか。 これは親の問題ですね。子供は名前を選べませんから。 制度に対してはそれほど異議はありませんが、子供にそういう名前を付けようという、また、欧米人風の名前が外国で通用するなどという、ある意味植民地意識のようなものに違和感を覚えます。 |
MNGさん。 私。過日、十数年振りに、東京へ行きましたら、なんですか?駅の看板に、中国語やら、ハングルやら、ポルトガル語。ロシア語など。まぁなんたる案内看板の派手なこと。 これが、在日外国人の方々の生活にのみ。役立つならばいいが。出稼ぎ犯罪者の道案内になるならば本末転倒で実に危ういことであります。 近年。年寄りには解りにくい外来語が多く、役所の公報にも使われて。意味を知った頃には次号が来る有様です。 こういった、生活の中に巣食う外来語症候群にも年寄りは困っています。 |
▼清水潤さん:初めまして >私。過日、十数年振りに、東京へ行きましたら、なんですか?駅の看板に、中国語やら、ハングルやら、ポルトガル語。ロシア語など。まぁなんたる案内看板の派手なこと。 >これが、在日外国人の方々の生活にのみ。役立つならばいいが。出稼ぎ犯罪者の道案内になるならば本末転倒で実に危ういことであります。 >近年。年寄りには解りにくい外来語が多く、役所の公報にも使われて。意味を知った頃には次号が来る有様です。 >こういった、生活の中に巣食う外来語症候群にも年寄りは困っています。 最近、新聞広告でも日本の文字が全く書いて居ない広告が有り、遂に言語も侵略されたのかと思ってしまいます。日本人としては悲しいです。 何とか外来語症候群を治療しなくっちゃ。 |
公共のものや、法律などが変わるときには なぜ変えるのか。その狙いがあります。 狙いというのが少し野蛮な言い方だとしたら、「目的」 と言い換えてもよいでしょうね。 目的が以下の基準に引っかからなければ、まぁよしとしましょうか。 1・社会の現状や、人々の要望にかなっているか。 2・人が住みやすくなるため、生活しやすくなるためという正当性があるか。 私たちの利益になるか。 3・政府や政治家の、中身が空っぽな「実行力のアピール」という側面がないか。 「そのために私たちの税金が無駄に使われることはないか。」 たとえば、東京メトロと勝手に変えておいて、あとから「変更に伴い、運賃も値上げ」というような狙いが隠されていないか。 私は地下鉄は値上げすると思っています。そのため、「何かが新しく変わったのだから運賃が変わっても仕方ない」という印象を与える準備をしているように見えます。 地下鉄は、都心に通勤、通学する人の大切な交通手段ですし、ほかの手段を選べずに、地下鉄に乗るより仕方がない方も多いはずですから、値上げしてお客が逃げる心配はあまりないでしょう。そういった公共性の高いところを的にして、利益を見込むと、立場の弱い人は、もっと困るでしょう。私にはそういう危惧があるんです。 |
桃李さま お久しぶりです お書きになっている事100%支持したいです。 行政でも何でも、カナ言葉の後には何時でも解釈を変えられる胡散臭さを感じています。 外国語、特に英語は絶対必要と云う事は英語を全く知らない私だから良く判ります。しかし、正確な日本語が判らなくて他国の言葉を日本語に訳せるのかとなと思ってます。 |
▼ごまめの翁さん: >桃李さま >お久しぶりです 。しかし、正確な日本語が判らなくて他国の言葉を日本語に訳せるのかとなと思ってます。 ごまめの翁さま、このお気づきの点は、とっても大切なことです。 他国には、たとえば、考え方やものの見方の違いから、自分の国に はない言葉、意味などがあります。 これを翻訳するのは、翻訳者の技量の問われるところですし、翻訳者 の日本語に対する豊かさが、どうしたって求められます。 母国語を深く理解している方で、漢文などの素養が豊かな、翻訳者の 文章はやはり、優れた翻訳になることが多いと聞いています。 外国語と付き合うには、自分の言葉を、自分の文化として、しっかり 持ってからのほうが、上達も早いだけでなく、進歩の仕方も、ただ外 国語を話せる。というよりは、「外国語文化を読み取る豊かな感性を 持った人になれる。」と思います。そういう方は、自分の言葉に自信 があるので「侵略される」といった不安もないようです。 そして、「外国語とその文化を尊重する余裕」ができるようです。 そういう気持ちは、これから他国と付き合っていく上で、きっと役に立ちます。 |
>桃李さま・お返事有難うございます。 何事もそうですが其の道の奥義を極めた方は謙虚です。 しかし、中途半端な方ほどご自分の主張を押し付けてまいります。老人党の書込みもカナ言葉やローマ字、其れに英語は日本語の進化と言われている感じの方も居られます。 パソコンは英語が基調ですから、私の様に英語が全く駄目人間は英語の大切さは身に染みて判ります。しかし、パソコンが広く普及する程、日本語が疎外されて行くと感じているのは私だけでしょうか。 日本の文化や方言を含めた言語は大切にしたいです。 |
▼ごまめの翁さん: >>桃李さま・お返事有難うございます。 ごまめの翁さまのお返事から、平仮名を抜いて漢字だけにして みましょう。それでもなんとなく意味がわかると思いませんか? 知り合いが、教えてくれたことなんですけど。 比較図 >何事もそうですが其の道の奥義を極めた方は謙虚です。 ↓ >何事其道奥義極方謙虚。 > 日本の文化や方言を含めた言語は大切にしたいです。 ↓ > 日本文化方言含言語大切。 「日本語は風のような言葉だ。聞いているとふうっと流れていく 日本では感じで言葉の意味をたくさん伝えられるので、視覚的に 言葉を読み取ることが多いのではないかなぁ。それが、欧米諸国の 一般家庭より、日本でファックスが普及している理由じゃないのかなぁ」 と、日本語を勉強している欧米の方はよくおっしゃっています。 そういう風に私たちの使っている言葉を見直すと、今まで知らなかった 見方ができるようになりましたよ(^-^) |
▼桃李さん: 横から失礼します >比較図 > >>何事もそうですが其の道の奥義を極めた方は謙虚です。 > ↓ >>何事其道奥義極方謙虚。 > >> 日本の文化や方言を含めた言語は大切にしたいです。 > ↓ >> 日本文化方言含言語大切。 > >「日本語は風のような言葉だ。聞いているとふうっと流れていく >日本では感じで言葉の意味をたくさん伝えられるので、視覚的に >言葉を読み取ることが多いのではないかなぁ。それが、欧米諸国の >一般家庭より、日本でファックスが普及している理由じゃないのかなぁ」 > >と、日本語を勉強している欧米の方はよくおっしゃっています。 >そういう風に私たちの使っている言葉を見直すと、今まで知らなかった >見方ができるようになりましたよ(^-^) わが母語は、日本語であり、その中の東北、会津方言であります。 >方言を含めた言語は大切にしたい というお言葉に激しく同意します。会津弁も、南部弁も、河内弁も、それぞれ「正しい日本語」なのです。それが、激しい勢いで廃れつつある状況に、国民共通で通じるというのは合理的ではあろうけれども、それがために継承されてきた精神性も廃れつつあるのかと思うと悲しくなります。 経済的な東京・大阪・横浜優位は仕方がないし、そういう地域(都市)もまた必要ですが、文化的優位では決してない。 私は、帰郷すれば会津弁で話し、関東や関西においても同郷人としれば会津弁で話します(酔っ払うと見境なく会津弁で話す傾向もあるけれど^^;)。 文化として媒体に残すのは簡単なことです。しかし、文化というのは文化遺産になってしまってからでは遅い。生きた文化であってこそ文化なのだと。 そう考えると、生きた文化としての方言が、ラジオ・テレビの普及に比例するように衰退しているのではないかと思います。こういう状況であるからこそ、意識的に方言・地域文化を「生きた文化」として継承する意識を持ちたいと思います。 |
つるみさま お久しぶりですね。 私の父は秋田の出身です。田舎へ帰ると、秋田の方言に 完璧に戻っていましたよ。 電話で田舎のおばぁちゃんと話すときや、寝言なんかも 秋田の言葉で話すのをよく聞きました。 私も秋田へ行くと、あっちの言葉で少し話します。 秋田で秋田の言葉を使ってみんなと話すのは、なぜだか 気持ちいいんです。心が、もっと近づくような、ほっと するあの感覚。 方言は、その地域の歴史、文化でもあるので、長崎では 「ばってん」という言葉は「but and」だったと長崎の 方から聞きました。 方言は、その土地に住む人の心そのものですね。日本の 個性。 つるみさんの投稿を読んで、それぞれの生まれ育った場所 の言葉を愛する気持ちが、日本語を大切にする気持ちの原点 のように思いました。 |
>>桃李さま・本当です。 桃李さまのおかげで、遠い昔に一寸だけ習った漢文を思い出しました。本当に漢字だけを抜粋しても大体の意味が判るのは、漢字の良いところ嬉しくなります。 早速、パソコンの辞書で「かんじ」三文字を入れて検索してみると かんじ 【寒じ】 かんじ 【感じ】 かん‐じ 【甘辞】 かん‐じ 【完治】 かん‐じ 【官寺】 かん‐じ 【官事】 かん‐じ 【冠辞】 かん‐じ 【閑事】 かんじ 【寛治】(平安後期、堀河天皇の時の年号) かん‐じ 【幹事】 かんじ 【莞爾】 ([例文] 莞爾として死に臨む) かんじ 【幹事】 かんじ 【感じ】 かんじ 【漢字】 かんじ 【監事】 このうち私の全く判らないのが【莞爾】ですが後は文字を見ただけで其の意味は何となく判ります。 手紙の時候の慣用語句も初秋、早春、晩春、秋冷、新涼、と情緒を感じます。 本当に漢字を蔑ろにする人は困った方々です。 又、色々ご教授お願い致します。 追伸 今朝の毎日の社説に ニート52万人 若者が働く意欲もてる社会に http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/news/20040916k0000m070128000c.html と見出しに有りました。ニートは私には初めて聞くカナ言葉です。 >15〜34歳の若年層のうち、学校卒業者で仕事をせず、職業訓練もしておらず、未婚で家事・通学をしていない無業者は「ニート」と呼ばれる。「Not in Education,Employment or Training」の頭文字(NEET)による造語だ。 そうです。 天下の毎日です。もう少し日本語の表現を考えて欲しいです。でもニートだけで此れだけの意味が含まれている。此れを4文字熟語の日本語で表せないでしょうか。 |
桃李さん、みなさん、こんにちは。 > 「日本語は風のような言葉だ。聞いているとふうっと流れていく > 日本では漢字で言葉の意味をたくさん伝えられるので、視覚的に > 言葉を読み取ることが多いのではないかなぁ。それが、欧米諸国の > 一般家庭より、日本でファックスが普及している理由じゃないのかなぁ」 > > と、日本語を勉強している欧米の方はよくおっしゃっています。 本作りを仕事にしていると、当然ながら、校正刷り(チェック用の 試し刷り、業界用語でゲラといいます)を見る機会がよくあります。 駆け出しのころ、ゲラをチェックするときには、いきなり文字を読み 始めないで、まず遠目でボンヤリと全体を眺めなさいと教わりました。 そうすると、なんだか黒々しい紙面、妙にスカスカで水漏れしそうな 紙面、いろんな印象があります。ごく単純化して言うと、画数が多くて 小難しい漢字ばかりだと前者になり、漢字が極端に少ない幼稚な文章を 活字化すると後者になるわけなんですが。 でも、それだけではなく、たとえ文字だけの紙面でも、難しい漢字と やさしい漢字の入り混じり具合、漢字とかなの割合、それどころか、 中味は同じでも、文と文、言葉と言葉の順番をちょっと入れ替えたり するだけで、また印象がガラッと変わったりもします。 こんなに融通無碍で不思議な文字言語は世界にも類を見ないと思うし、 多くの国民がそんな言葉をけっこう便利に操っている。そのような ことについては、掛け値なしに誇っていいし、これからもずっと、 大事にしていってほしいと思っています。 |