Page 1436 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼私はこれに興味を持ちました。 佐藤真申 04/9/17(金) 18:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 私はこれに興味を持ちました。 ■名前 : 佐藤真申 ■日付 : 04/9/17(金) 18:14 -------------------------------------------------------------------------
インド出身の思想家にP.R.サルカールという人がいたのですが、その人が提唱してるPROUT(プラウト)その他の、ありがたい教えというのか、研究成果について、もし宜しければ、一読・一考下さいませ。 http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/theory/left.htm 『プラウトの原理〜ポスト資本主義時代の指針』 宮本貞雄より 〇プラウトの提唱する政治機構とは 民主主義の概念は、これまで人類が生み出した社会制度の中で最も優れた制度として多くの人に賞賛されてきました。それにもかかわらず、現在の民主主義は腐敗と搾取に蝕まれています。 プラウトは、民主主義の原理そのものに反対するものではありませんが、民主主義の現状を見る限り、政治家の腐敗や、民衆自身の政治に対する無関心など、数々の構造的欠陥が目に付きます。 選挙に投票する、民衆の意識・認識そのものが低い・未熟なものでは、そこで選ばれた代表者が、適切な指導者になることを、果たして期待しても良いものなのでしょうか? 民主主義が正常に機能するためには、その社会において選挙権を持つ人々の過半数が、正しい判断力と、政治意識を持ち合わせている必要があるのではないでしょうか? そこでプラウトが提唱するのが「サドビープラ」と呼ばれる道徳実践者(モラリスト)にのみ、直接投票権を与えるという選挙制度の提案なのです。 「サドビープラとは、宇宙意識に目覚めるための努力をしていて、正義感が強く、正義に反する行いに対してはいつでも戦いを挑む用意が出来ています。常に道徳的見地から物事を判断し、献身的な奉仕活動に勤しみ、悪と戦うことにためらいを感じる臆病風に吹かれることもなく、また社会と人に対する絶望感・厭世気分に浸ることなく常に前向きな人、それがサドビープラなのです」 つまりサドビープラとは、人類の発展ための献身的な奉仕が実際に出来るような高い道徳心を持った人々のことを指すのです。 しかし、そのような道徳的に優れた人物が、現代の社会に一体どれだけの数がいるものなのか? 疑問を持つ人もいるでしょう。 確かに彼等が多数派で、世論の前面に出て来るというケースは、まだない、のかもしれませんが、彼等が過去から未来に至る時の流れの中で、必ずや一定の数を満たす割合で常に実在してきたはずだと、サルカル氏は断言しています。 彼等サドビープラが、委員会を設立して、特定の階級・階層・管理支配者集団が、他の階級・階層・人種から搾取を行うことが禁止出来るように、憲法によって、最高監視委員会としての実権を握ることを認めるのです。 サドビープラの委員会のメンバーは、他の立法府、司法府、行政府のメンバーと同じく、「選抜選挙人投票制度」によって選出されます。 この制度は、予め民衆の合意によって定められた条件をクリアーした、選挙人によってのみ投票された、比較的高い政治判断力によって選ばれる代表者によって構成されるのです。 要するに、この選挙制度は、年齢制限・収入制限によるものではない、常に選ぶ方の側も、ある種の枷・条件をつけられて、選ばれた人でなければならないという大原則に基づいて、運用される訳なのです!! (部分的に、表現は変えてありますが、宮本さんの論文そのものは、徳間書店 超知ライブラリー・シリーズの「日月神示とプラウト光輝の書」中矢伸一著 の第7章に全文が載っています) |