Page 1516 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼しろはさんのご提言に 天声老語 04/9/26(日) 7:45 ┣Re(1):しろはさんのご提言に 団塊党 04/9/26(日) 19:44 ┣Re(1):しろはさんのご提言に しろは 04/9/26(日) 20:30 ┣「教育について 東京都の取り組み」スレッドからの転載です Ray 04/9/28(火) 19:12 ┃ ┣Re(1):「教育についての具体案 王里 04/9/29(水) 11:33 ┃ ┃ ┗Re(2):「教育についての具体案 しろは 04/9/29(水) 22:42 ┃ ┗Re(1):「教育について 東京都の取り組み」スレッドからの転載です しろは 04/9/30(木) 0:49 ┗Re(1):しろはさんのご提言に 小鉄 04/9/30(木) 11:39 ─────────────────────────────────────── ■題名 : しろはさんのご提言に ■名前 : 天声老語 <hdohashi@yahoo.jp> ■日付 : 04/9/26(日) 7:45 -------------------------------------------------------------------------
東京都のHP「心の東京ルール」の紹介にはじまる沢山の人の教育観を読ませて戴き、参加しようとの思いにかられました。 実は昨日、しろはさんへの返信をしたためたのですが、どこかに消えてしまったようです。 「7つの呼びかけ」を紹介されたしろはさんの肯定的な姿勢に対して、否定と警戒の声のスレが続いていました。 桃李さんの「私の経験」、しろはさんの「花火大会見物の体験談」、流水さんの「鉄棒の逆上がり全員挑戦」の「結果」よりも「過程」を、ぎみゆらさんが体験論でつないで発展させる。 団塊塔さんの「涼しい顔でとぼけている都知事にだまされてはいけない」など、興味深々(失礼)でした。 実は私もこのやり方を含めて石原知事の教育観、政治観には昔から大いに疑問と反対の立場を取ってきました。大江健三郎なら耳を傾けたと思います。 しろはさんが「学校教育現場の端っこ」でこの呼びかけを評価した姿勢は大いに尊重することを前提にしてのことですが。 私も四十年余り教壇に立っていましたので、その体験から判断しています。 教育は上から押し付けたり、命令する「しろもの」ではありません。このスレの実践論が職員室で常に取り上げられ、採用されることが「生きた教育現場」の姿であると思います。校長はそのよき行司、判断者でなければなりません。政治家や教育委員会の方にばかり向いている現場にはいい教育は育ちません。 スペースがありませんので、詳しくは述べられませんが私の体験を綴った本にもそのことを書いています。 よろしければ、ご送付します。 みなさまの貴重な教育体験論が続くことを楽しみに待っています。 |
▼天声老語さん: >教育は上から押し付けたり、命令する「しろもの」ではありません。このスレの実践論が職員室で常に取り上げられ、採用されることが「生きた教育現場」の姿であると思います。校長はそのよき行司、判断者でなければなりません。政治家や教育委員会の方にばかり向いている現場にはいい教育は育ちません。 >スペースがありませんので、詳しくは述べられませんが私の体験を綴った本にもそのことを書いています。 >よろしければ、ご送付します。 >みなさまの貴重な教育体験論が続くことを楽しみに待っています。 教職経験のある天声老語さんのご意見も是非お聞かせ下さい。 |
天声老語 様 よろしくお願いします 地域社会の教育力の再生についての学校の内外から見た お考えをどうかお聞かせ下さい。 |
▼みなさま: こんばんは。Ray@スタッフです。 「教育について 東京都の取り組み」スレッドの書き込み数がだいぶ多くなってきました。 すでに同じ趣旨の「【22731】しろはさんのご提言に」がありますので、 以後のご議論はこちらをご利用下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。 (以下は「教育について 東京都の取り組み」スレッド最後の書き込み四つの転載です) ------- 【22941】Re(3):結果より過程を大切にする教育 天声老語 E-MAIL - 04/9/27(月) 22:20 - ▼しろはさん: >団塊党 様 流水 様 ぎみゆら 様 こんぺいとう 様 >よろしくお願いします > >私は仲間とボランテイアでスポーツ教室を開いています >土日週二日の活動が8年目になります >結果を目指す過程を子ども自身が選び取って行く場として >近隣の各校から部活の中学生を中心に子供たちが集まります > >出欠と教室開催時間中にどう出入りするかは自由で >年間どれだけ出席するかも子供次第です >(休みがちの子供については何回か同じ学校の子供に声をかけたりはします) >当然の事ですが教室に来る子供はどこの学校の子供でも公平に接します。 > >余程のことで無い限り子供たちを注意したりはしません >教室の決まりとしては挨拶で始まり挨拶で終わる事と >用具をきちんと使い片付けること位で、それは >子供達の中で先輩から後輩に伝えられています > >初心者には基礎と型を教えますが中級者からは自分から求めて強くなって >欲しいので基本的には質問されなければ教えない方針です。 >高いレベルを求める子にはそれに応じたメニューを組みます > >子供達を見ているとついつい教えたくなってしまうのですが、 >技術的なことについて指摘するのもなるべく控える事にしています > >私個人としては子供達に居場所を提供出来れば良いと >思い活動してきました。 >ただ最近困っているのが借りている施設のルールを破る大人が居る事 >(子供達の母親や一部の学校職員) >やんわりと注意しても「硬いことを言うな」「今は特別だから」 >のような返事が返って来ます。 >ルールを守る空気を大人に破られるのです >学校週五日制と共にだんだん完全に遊びに来ている感覚の子供が増えた事です 別スレの、22731「しろはさんへのご提言に」からやってきた天声老語です。これまで「民の声」の方で投稿していました。こちらへのお誘いを受けながら要領が判らなくて時々眼を通すくらいでした。 今回、しろはさんの提言コーナーを読ませていただき、是非参加したくなりました。 団塊党さん、しろはさんからご返事をいただきましたので、やって参りました。 私は広島の私立高校で定年を迎え、その後、講師生活三年、最後に丸亀の私立高校の校長に赴任しましたが、一年で理事長と対立し首になりました。その間、父兄や生徒が立ち上がってくれ授業ボイコットが三日続きました。 組合活動もしました。というより組合造りもやりました。ストもやりました。しかし、デモシカ教師にだけはなるまいと44年間自分の教育観を貫いてきました。 クラブ活動では水球の監督を永く務めました。歌手になった吉川晃司も私の育てた選手です。 審判の贔屓に抗議して日本水泳連盟会長の古橋広之進に提訴して勝ちました。お蔭で選手は岩手国体に出ることが出来ました。スポーツも国体となると地元贔屓がすごいのです。何度も選手と泣かされました。 「結果」よりも「過程」が大切だという皆さんの体験談には納得していますが、「勝つ」ことを目標にしたクラブでは妥協は許されません。そのために一生懸命に練習した生徒を生かすために審判とも闘いました。今も間違っていたとは思っていません。 しろはさんのボランテァのスポーツ教室の指導者の苦労の何度か目にしました。 立場立場で目標と達成感が異なるのが教室、スポーツの難しさだと思います。 団塊党さんと敦煌さんの意見交換がこの後にありましたが、敦煌さん、団塊党さんは組合かぶれでもシンパでもありません。私より良識を備えた生徒思いの現場教師と思います。 「公務員の組合活動云々」は解釈が狭義に過ぎませんか。私たちは活動も交渉も時間外にきっちりやっていました。でなければ法内組合の資格を失った御用組合になりますから。 ------ 【22943】Re(3):こんな教師に教わるのが悲劇 ナベ講師ね - 04/9/27(月) 22:38 - 公務員の組合活動は禁じられていません。禁じれれているのは、ストライキです。 ------ 【22956】Re(3):こんな教師に教わるのが悲劇 団塊党 - 04/9/28(火) 0:15 - ▼敦煌さん: >申し上げます。当地では組合主催の教育研究集会に教師が休暇を取って >出席しています。よくお分かりになっていないのは貴方様では? 教育研究集会(教研集会)とストとは違います。 昔は教研集会には休暇ではなくて職免という権利で行けたんです。 市主催の研究会には今でも職免で行けます。 それぐらい教師にとっては研究は大切なこと。 研究が保証されていないような国では後進国と呼ばれてしまいます。 >私は現に、中学生も小学生もいる父親です。 >学校にも伺いますし、書類もめを通します。 >現にあるからこちらに書き込みました。 >公務員の組合活動は、禁じられている筈ですが・・・ >どんなに高邁な理想を掲げても法律に違反していては・・・。 公務員の組合活動が禁じられているなんてどこの国のことでしょうか? ------ 【22958】Re(1):鹿児島(だったかな)の試み 昼寝もぐら - 04/9/28(火) 0:23 - 九州の確か鹿児島のどこかの市町村で、地域ぐるみで子供を見守り、時には叱ろうという運動をやっているとの紹介をNHKのテレビで見ました。2、3ヶ月ほど前でしたか。 内容ははっきり覚えていなくて恐縮なんですが、運動を始めたきっかけは、地域ぐるみで(少年)犯罪の防止を目指すことだったと思います。その中で時には子供も叱りましょう、ということだったと思います。決して子供を監視するというわけではなく、周りの大人が気がついたら注意するという感じでした。 かつての不良少年が、現在は大人になり、この運動に参加している人もいました。 こうした運動により、町に活気が戻り、町に戻ってくる若者も増えたきたそうです。 曖昧な内容で申し訳ありませんが、しろはさんのスレを読んでこの番組を思い出しました。 ------ |
教育問題を解決するための有効な具体策のひとつではないかと思います。皆さんのご意見はいかがでしょうか。 −−−引用−−− 問題は、子供とその回りの人々との接触や交流の機会が少なくなっていることにあります。とすれば、この問題を解決するには、そのような機会を増やす以外にありません。 親はできるだけ子供と接触するようにし、地域社会でも子供同士やまわりの大人との交流の機会を増やさなければなりません。学校での先生と子供との触れあいを多くするためには、先生の数を増やして1クラスの生徒数を少なくし、先生の負担を減らすことが必要です。 それに加えて、「人間力」形成のための特別の措置が必要でしょう。かつては家族や地域社会で自然に行われ、今では不可能になりつつある「人間力」形成のチャンスを、どのようにして回復するかが考えられなければなりません。 ここで一つの具体的な提案をしたいと思います。これは以前から考えていたことですが、昨今の子供をめぐる状況を見るにつけ、やはりこうするしかないだろうと思いました。 それは、学校教育とは別に「人間力」形成のための機会を保障するというものです。具体的には、学童保育の抜本的な刷新です。 現在でも、両親が働いている小学校1年から3年までの子供は、学校の授業が終わってから学童保育に行くことができます。私の娘もお世話になりました。 学童保育では、教科にとらわれない学習や異世代の交流が可能であり、地域の人々と触れあうこともできます。これを「人間力」形成の場としてもっと積極的に位置づけ、希望者全員が受け入れられるようするべきだと思います。 生徒が減って使われなくなった教室などを利用することも可能でしょう。地域の人の協力を求めて、ボランティアで地域の歴史や伝統芸能を教えてもらうこともできるでしょう。 かつて家庭や地域社会で自然に得られた「人間力」形成の場を、ここで復活させることができるかもしれません。こうして、多くの人との多様な交わりを通じて、子供たちは「人間」になることができるでしょう。 http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm |
王里 様 こんばんは これは素晴らしい具体策ですね。 学童保育のために学校は地域に対してもっと開かれた場として 積極的にボランティアを受け入れ学校教育と連携して行く 形はその地域、学校での話し合いで一番良いと思われる形を取るべきですね。 色々な大人時には好奇心をくすぐられる大人と 子供達が交わる事が出来る、いいですね。「人間力」形成 地域の人の学校に対しての意識が強く、また 良い方向に向いていくことにも期待出来ます 別の話になりますが、学校現場の負担を軽くしようと 部活動の学校からの切り離し案があるそうです (実地されている所も有るでしょうか?) 受け皿のひとつとしてはスポーツ少年団等ですが、利用施設や運営費の問題、 ここでもボランティアの増員が望まれますが、 スポ小だとPTAからの応援も期待できます。 いずれ学校がベストな状況で運営されていくことが一番です。 |
昼寝もぐら 様 はじめまして こんばんは 「鹿児島(だったかな)の試み」紹介ありがとうございます 地域のみんなが子供達ときちんと向き合おうとし、無関心と無責任、寂しさを 子供達に感じさせないように努力した成果が程良い人間関係の有る 住みやすい町を生み出した。 不良少年達が、集まったり走ったりするのはほとんどが面白いことが 無かったり寂しさを紛らすためなのだそうです。 団塊党様が言われる通りそういった少年に対し大人は無視したりせず、 何か一言、声を掛けたいですね。「いい車だなー」とか話しかけると 結構話が弾むんですよ。 昼寝もぐら様が紹介していただいた運動も 教育問題を解決するための有効な具体策のひとつだと思います。 |
>実は私もこのやり方を含めて石原知事の教育観、政治観には昔から大いに疑問と反対の立場を取ってきました。大江健三郎なら耳を傾けたと思います。 しろはさんが「学校教育現場の端っこ」でこの呼びかけを評価した姿勢は大いに尊重することを前提にしてのことですが。 大江健三郎はかつて「防衛大生は同世代の恥である」と差別した人ですよ。そういう人間が教育を語って、果たしてその何パーセントに真実が含まれるのでしょうね? |