Page 1552 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼まかせとけ!っていえない世の中を考える 桃李 04/9/30(木) 22:42 ┣Re(1):まかせとけ!っていえない世の中を考える FAKE 04/9/30(木) 23:44 ┃ ┗Re(2):まかせとけ!っていえない世の中を考える 桃李 04/9/30(木) 23:58 ┃ ┗Re(3):まかせとけ!っていえない世の中を考える FAKE 04/10/1(金) 0:20 ┣「専門」だけでは「プロ」とは言えないのでは。 ぎみゆら 04/10/1(金) 0:47 ┃ ┗Re(1):「専門」だけでは「プロ」とは言えないのでは。 FAKE 04/10/3(日) 23:58 ┃ ┗「一芸」と「諸芸」 ぎみゆら 04/10/4(月) 22:33 ┃ ┗Re(1):「一芸」と「諸芸」 FAKE 04/10/6(水) 22:20 ┣Re(1):まかせとけ!っていえない世の中を考える こんぺいとう 04/10/1(金) 9:49 ┃ ┗Re(2):まかせとけ!っていえない世の中を考える 元兵士 04/10/3(日) 2:00 ┃ ┗Re(3):使える奴になるには 王里 04/10/3(日) 9:57 ┃ ┗使えない奴 元兵士 04/10/3(日) 16:03 ┃ ┣Re(1):使えない奴 松 04/10/3(日) 23:07 ┃ ┃ ┗頑張って下さい。 元兵士 04/10/3(日) 23:38 ┃ ┃ ┗Re(1):頑張って下さい。 松 04/10/3(日) 23:56 ┃ ┗Re(1):使えない奴 王里 04/10/4(月) 21:35 ┃ ┗大丈夫だと思いますよ。 元兵士 04/10/4(月) 23:07 ┣Re(1):まかせとけ!っていえない世の中を考える 桃李 04/10/2(土) 1:37 ┃ ┗Re(2):まかせとけ!っていえない世の中を考える しろは 04/10/2(土) 13:44 ┃ ┗Re(3):まかせとけ!っていえない世の中を考える こんぺいとう 04/10/2(土) 20:06 ┗Re(1):まかせとけ!っていえない世の中を考える しろは 04/10/2(土) 22:25 ┗Re(2):まかせとけ!っていえない世の中を考える よりみち 04/10/2(土) 23:50 ┗Re(3):まかせとけ!っていえない世の中を考える しろは 04/10/3(日) 0:58 ┗Re(4):まかせとけ!っていえない世の中を考える よりみち 04/10/3(日) 1:03 ┗Re(5):まかせとけ!っていえない世の中を考える しろは 04/10/3(日) 23:09 ┗Re(6):まかせとけ!っていえない世の中を考える よりみち 04/10/3(日) 23:35 ─────────────────────────────────────── ■題名 : まかせとけ!っていえない世の中を考える ■名前 : 桃李 ■日付 : 04/9/30(木) 22:42 -------------------------------------------------------------------------
「責任をとれ!責任の所在は?」と求めすぎた結果なのか 職人肌かたぎの専門家ガ少なくなったように思います。 気がついただけでも次の三つ。 なんだか、だんだん職人気質の「よーし!まかせときな!」と いえる人たちが少なくなってきたようです。 それはそれで、なんだか、妙な気分です。 1*がんの部分だけを責任持ってみる。といいきったお医者さん きっと医療ミスの責任を問われたくないからなの? 2*夫の父の形見の銀のネックレスもどこの宝石屋さんも りつぱな看板をかけて、豪華な宝石を扱っていても、 「うちは銀は扱えないんですよ。銀は混ざりもののパーセント がいろいろありましてね。難しいんです。親の形見だなんていう 大切なものだからこそ、何かあったら、保障ができませんもの。 申し訳ありませんねぇ。うちで買ってもらったものしか直せないんです。」 というのです。銀のチェーンにかんぬきをつけてもらうためだけに 地元だけでなく、東京も方々当たりました。 2*母から譲ってもらった着物を洗って、仕立て直ししてくれるところも なかなか少なくなりました。デパートでも、 「お母様から譲られたそういう思い出のあるお品は、何かあったら大変 なことなのでうちでお買い上げいただいたものしかお取り扱いしないん です。」 専門の看板を張って、自信を持って生き生きと仕事をする人たちは どこに行ってしまったのでしょうか・・・ |
▼桃李さん: 答えは簡単と思います。 「自分で責任を取れる」「職人」が駆逐され身近にいなくなっただけです。 (悪貨は良貨を駆逐する) 世の中を広く探せばまだ沢山おいでになると思いますが・・・。 >「責任をとれ!責任の所在は?」と求めすぎた結果なのか >職人肌かたぎの専門家ガ少なくなったように思います。 >気がついただけでも次の三つ。 > >なんだか、だんだん職人気質の「よーし!まかせときな!」と >いえる人たちが少なくなってきたようです。 > >それはそれで、なんだか、妙な気分です。 > >1*がんの部分だけを責任持ってみる。といいきったお医者さん >きっと医療ミスの責任を問われたくないからなの? > >2*夫の父の形見の銀のネックレスもどこの宝石屋さんも >りつぱな看板をかけて、豪華な宝石を扱っていても、 > >「うちは銀は扱えないんですよ。銀は混ざりもののパーセント >がいろいろありましてね。難しいんです。親の形見だなんていう >大切なものだからこそ、何かあったら、保障ができませんもの。 >申し訳ありませんねぇ。うちで買ってもらったものしか直せないんです。」 > >というのです。銀のチェーンにかんぬきをつけてもらうためだけに >地元だけでなく、東京も方々当たりました。 > >2*母から譲ってもらった着物を洗って、仕立て直ししてくれるところも >なかなか少なくなりました。デパートでも、 > >「お母様から譲られたそういう思い出のあるお品は、何かあったら大変 >なことなのでうちでお買い上げいただいたものしかお取り扱いしないん >です。」 > >専門の看板を張って、自信を持って生き生きと仕事をする人たちは >どこに行ってしまったのでしょうか・・・ |
FAKEさま お返事をありがとうございます(^-^) ▼FAKEさん: >「自分で責任を取れる」「職人」が駆逐され身近にいなくなっただけです。 >(悪貨は良貨を駆逐する) どうして駆逐されることになってしまったのでしょう。やっぱり、社会が 責任を追及しすぎて専門の方々が思う存分力を発揮することがやりづらい 世の中になったのか、はたまた専門家の質が落ちてきたのか・・・ >世の中を広く探せばまだ沢山おいでになると思いますが・・・。 探さないと見つからなくなったことが、なぜなのか。 私の今回のテーマでもあるのです。 |
▼桃李さん: 早速レス有難うございます。 >どうして駆逐されることになってしまったのでしょう。やっぱり、社会が責任を追及しすぎて専門の方々が思う存分力を発揮することがやりづらい世の中になったのか、はたまた専門家の質が落ちてきたのか・・・ 先ず、「専門家」と「職人」とを区別したいと思います。 「専門家」とは「専門」の分野を持っている人で、自称「専門家」は沢山います。今の世は自称ばかりが沢山います。 職人は「職人」と自称しません。己の「仕事」「商品」「作品」・・・に語らせる人です。その「仕事」「商品」「作品」・・・を見て、「職人」を分かる人が少なくなってきているのでしょう。 もう少し言えば「職人仕事」に見合う「価値」を支払う人が少なくなっているのではないでしょうか。 >探さないと見つからなくなったことが、なぜなのか。 >私の今回のテーマでもあるのです。 上のことが答えにはなっていませんか。 |
桃李さん、FAKE さん、こんにちは。 私の感覚では、プロとは本来オールラウンダーだと思うので、 専門を持つのはいいとして、他はできないっていうのはそもそも プロじゃないという気持ちが、どこかにずっとあります。 野球選手で、スライダー捌きはうまいけど速い球は全然打てない とか、ときどきホームランを打つけど守備はまったくダメとか、 それってプロとは、少なくとも一流とは言えないでしょ? 日本の看護師は就職すると、2〜3年くらいを目途に、内科系と 外科系、大人系と子供系、手術室や ICU のような技術色が強い職場、 いろんな科目の職場をローテーションしていくのが通例でした。 看護師は、単に病気を診るんじゃなく、人間をトータルで観るのが ほんとの仕事だからっていう考え方。でも最近は、若い人ほど早く 専門特化したい指向が強くて、だいぶ変わってきてるみたいだけど。 * あと、ちょっと観点を変えて。 オールラウンドプロが減ってきたのは、機能と効率を重視する 現代社会の一つの宿命なのかもしれないけど、その割に、全体を 見渡したうえでのガイダンス機能のようなものが整っていない。 桃李さんが例に挙げてくれた、病院も宝石屋も着物屋もみんな、 それぞれの顧客ニーズにふさわしいプロを、うまく見つけて くれるプロみたいなのが、どこの業界でも案外いない。 日本の芸事の世界では、昔はいろんな町に「五目の師匠」って のがいたそうです。長唄も常磐津も新内も、三味線も笛もお箏も、 なんでもちょろっとサワリくらいはできるセンセイ。 ウチの子はちょっと芸事に向いてるかもしれない、何か習わせて みようかという親は、まずその五目の師匠のとこに子供を連れて いって、あれこれひとわたり教わってみる。 で、五目の師匠が、ああ、あんたは清元をやってみなさいとか、 生田のお箏にしなさいとかいうことで、それぞれ専門のお師匠 さんを紹介してくれる。そういうことが、よくあったそうな。 * 自分が少し知ってる医療の世界に話を戻すと、最近では、大きくて ちゃんとした大学病院や総合病院とかで、入口フロアに受診相談の 窓口を設けるところが増えてるんですが。 ここにですね。元看護部長とか、すごい経験とキャリアのちょっと ご年輩の人を配置してる病院があったりするんですね。これなんか、 配慮深い、頭のいいやり方だよなあって感心させられます。 どこの科を受診すればいいのかわかんないけど、とにかくいまの この「これ」を何とかしてほしいってこともけっこうあるもので、 たとえばそんなときに、とっても助かったりするわけです。 * 話をややこしくしちゃいましたかね。(笑) とりあえず、この辺で。 |
▼ぎみゆらさん: こんばんは。レス有難うございました。 遅くなりました。直ぐにご返事と思いましたが、些か脳が疲れていましたので今になりました。今も疲れていますので、乱調ですみません。 少し言葉の定義を整理したいと思います。 (インターネット辞書 INFOSEEK マルチ辞書による) 「専門家」:a specialist; an expert; a professional. 「職人」 :a workman; a craftsman; an artisan. 職人気質 an artisan spirit. 職人芸 craftsmanship. 「プロフェッショナル」:それを職業として行うさま。専門的。 「pro・fes・sion・al 」a. (知的)職業の[に従事する], 専門職の; 職業的な, 本職の, n. (知的)職業人; 専門家, プロ(の運動選手) 「ex・pert」 n. 熟練者, 老練家, くろうと ; 技師; 鑑定人. 「specialist」 n. 専門家[医]; ((形容詞的)) 専門的な. 以上の言葉の定義においても、彼我の歴史・文化が表われているように思います。 その昔、「I型、T型人間」と言われました。 「I型」;専門人間は、専門だけで評価されました。しかし、専門だけでは視野が狭く、ある意味で役に立たないので、その後「T型」;基礎を広く踏まえた上での専門性の必要性に気付いて「T型」が出てきたのでしょう。 「職人」は、専門人間(I型)ではありますが、少なくとも、己の目の届く範囲は知っている人(T型)です(例えば、「棟梁」は、大工も、左官も、瓦職も、畳職も、鳶職も・・・分かり、且つ、各職人は身近の職人技術を理解していたのではないでしょうか。それでないと、真っ当な家は立ちません) 私は、「専門」→「職人」と捉えました。「一芸に秀でる者は諸芸に通ず」と言う意味からです。本当に「専門家(職人)」であれば「諸芸」に通じていなければならないと思います。 今頃は、専門は、「狭く」且つ「深く」なり、「専門」以外は知らなくても当然と言う風潮は、何か「ゆとり教育」思想を思い出させて、誠に「時代風潮」合っているような気がします。 なお、「オールラウンダー」とは、「広く浅く」でしょうか、「広く深く」万能人間を言っておられるのでしょうか。 小生の言う「職人」は「広く且つ専門は深い」と言う意味です。 >桃李さん、FAKE さん、こんにちは。 > > >私の感覚では、プロとは本来オールラウンダーだと思うので、 >専門を持つのはいいとして、他はできないっていうのはそもそも >プロじゃないという気持ちが、どこかにずっとあります。 > >野球選手で、スライダー捌きはうまいけど速い球は全然打てない >とか、ときどきホームランを打つけど守備はまったくダメとか、 >それってプロとは、少なくとも一流とは言えないでしょ? > >日本の看護師は就職すると、2〜3年くらいを目途に、内科系と >外科系、大人系と子供系、手術室や ICU のような技術色が強い職場、 >いろんな科目の職場をローテーションしていくのが通例でした。 > >看護師は、単に病気を診るんじゃなく、人間をトータルで観るのが >ほんとの仕事だからっていう考え方。でも最近は、若い人ほど早く >専門特化したい指向が強くて、だいぶ変わってきてるみたいだけど。 > > * > >あと、ちょっと観点を変えて。 > >オールラウンドプロが減ってきたのは、機能と効率を重視する >現代社会の一つの宿命なのかもしれないけど、その割に、全体を >見渡したうえでのガイダンス機能のようなものが整っていない。 > >桃李さんが例に挙げてくれた、病院も宝石屋も着物屋もみんな、 >それぞれの顧客ニーズにふさわしいプロを、うまく見つけて >くれるプロみたいなのが、どこの業界でも案外いない。 > >日本の芸事の世界では、昔はいろんな町に「五目の師匠」って >のがいたそうです。長唄も常磐津も新内も、三味線も笛もお箏も、 >なんでもちょろっとサワリくらいはできるセンセイ。 > >ウチの子はちょっと芸事に向いてるかもしれない、何か習わせて >みようかという親は、まずその五目の師匠のとこに子供を連れて >いって、あれこれひとわたり教わってみる。 > >で、五目の師匠が、ああ、あんたは清元をやってみなさいとか、 >生田のお箏にしなさいとかいうことで、それぞれ専門のお師匠 >さんを紹介してくれる。そういうことが、よくあったそうな。 > > * > >自分が少し知ってる医療の世界に話を戻すと、最近では、大きくて >ちゃんとした大学病院や総合病院とかで、入口フロアに受診相談の >窓口を設けるところが増えてるんですが。 > >ここにですね。元看護部長とか、すごい経験とキャリアのちょっと >ご年輩の人を配置してる病院があったりするんですね。これなんか、 >配慮深い、頭のいいやり方だよなあって感心させられます。 > >どこの科を受診すればいいのかわかんないけど、とにかくいまの >この「これ」を何とかしてほしいってこともけっこうあるもので、 >たとえばそんなときに、とっても助かったりするわけです。 > > * > >話をややこしくしちゃいましたかね。(笑) >とりあえず、この辺で。 |
FAKE さん、こんにちは。 私のは経験論で、これといって筋道立てて考えたことでもないの ですが。(笑) 以下順番を入れ替えての引用をお許しください。 > なお、「オールラウンダー」とは、「広く浅く」でしょうか、 > 「広く深く」万能人間を言っておられるのでしょうか。 > > 小生の言う「職人」は「広く且つ専門は深い」と言う意味です。 私のイメージもそれに近いです。ひとつの所を深く掘るためには、 細く真っ直ぐ掘るだけでは無理で、逆円錐型に掘っていかなければ。 おっしゃるところのT型にも、ある意味で近いのかもしれません。 > 私は、「専門」→「職人」と捉えました。「一芸に秀でる者は > 諸芸に通ず」と言う意味からです。本当に「専門家(職人)」で > あれば「諸芸」に通じていなければならないと思います。 おっしゃるとおりと思いますし、またその逆もあるように思います。 私の知っている世界で言うと、いまどきの看護師は、長く仕事を 続けようとすると、自分なりの「専門」「強み」を持つ必要があり ます。小児看護をライフワークにしたいと志していた二十代後半 ナースのAさん。私が会ったときには、職場のローテーションで 老人病棟に勤務中だったのですが、ニコニコしながらこう言うんです。 「お年寄りをケアしていると、子供への理解が、また深まります。 お年寄りは子供の行き先ですから。毎日が、とてもいい勉強です」 長い目で、自分なりに身につけたい「一芸」をしっかりと見つめて 目指している人は、その他の「諸芸」との交わりも、ちゃんと自分の 栄養にしちゃう。そんなことも、あるんじゃないでしょうか。 |
▼ぎみゆらさん: こんばんは。 >> 私は、「専門」→「職人」と捉えました。「一芸に秀でる者は諸芸に通ず」と言う意味からです。本当に「専門家(職人)」であれば「諸芸」に通じていなければならないと思います。 > >おっしゃるとおりと思いますし、またその逆もあるように思います。 そうですね。 ただ、己の信ずる「一芸」を深める為には「諸芸」に通じなければならないと、「一芸に秀でたい」人は、何れにしろ「自得」するのではないでしょうか。 勿論、自己の「一芸」を定める前の修行に於いて、「諸芸」を経験するということは必要ですが、「一芸に秀でない」と分からない「諸芸」のことを「諸芸」と言っています。 何れにしろ、このような方々が、分野が違え、沢山おいでになるように期待します。 |
職人は学校なんか行かなくとも親方の下で技術を盗みつつ自分の技を 培っていたと思います。ある時期から効率と安価だけを追いかけて いった日本からこうした職人の跡を継がなくなって世の中は専門家と いわれる方へと変わってきてしまいましたね。 この専門家というのが私にはずっと気になるのです。 それなりの学校を出て資格を持って国から免状をもらってそれが専門家 です、といわれてその免状ほどの仕事が出来なくてもお金は取れるのです。 つまりきちんと身につけた技ではなく、資格という国の免状がものを言って しまう世の中になってしまったこと、本来の日本人の技能が国からだされた 免状重視になってしまっては昔かたぎの職人は看板を下ろさざるおえないと 思いました。 ようやく最近職人の技を受け継ぐ制度や学びの場を作り始めた自治体も 出たようですが、物によってはすでに職人が亡くなっていてる技能も あるやに聞きます。頑固で、でも自分の技に自信を持って仕事をする そんな職人が懐かしいですね。 かなり前から永六輔氏がこのことを案じて様々な場面でお話してお出で ですが。ドイツのマイスターのように古いものでも自信を持って修理を してくれるそんな職人が欲しいですね。 |
横レス、すみません。 ちょっと気になるので。 ▼こんぺいとうさん: >職人は学校なんか行かなくとも親方の下で技術を盗みつつ自分の技を >培っていたと思います。ある時期から効率と安価だけを追いかけて >いった日本からこうした職人の跡を継がなくなって世の中は専門家と >いわれる方へと変わってきてしまいましたね。 そう見えるのがどんな分野なのか判りませんけれど、少なくとも私の住む世界では職人は健在です。時代の最先端とも言える通信の分野ですけれど「職人の技」は必須です。 なんでもそうだと思うのですが、「良い仕事」は美しい。 美しく出来上がったシステムに問題は少ないのです。いや、ほとんど無いと言っても言い過ぎではないでしょうね。 >この専門家というのが私にはずっと気になるのです。 >それなりの学校を出て資格を持って国から免状をもらってそれが専門家 >です、といわれてその免状ほどの仕事が出来なくてもお金は取れるのです。 これはどうかな。 免状一枚で一人前に金が取れるほど甘くないと思いますよ。 >つまりきちんと身につけた技ではなく、資格という国の免状がものを言って >しまう世の中になってしまったこと、本来の日本人の技能が国からだされた >免状重視になってしまっては昔かたぎの職人は看板を下ろさざるおえないと >思いました。 確かに、資格偏重になってきました。 でも、我々の世界では「免状持ち」というのは、「スタートライン」に並べる資格を得ただけという現実があります。 俗に職人と呼ばれる人達は「知識と技能」それに「経験」という両輪が同じように大きくなっていかないと「一人前」扱いされない世界に住んでいる人達です。 資格者証や免許をいくら積み上げても「金の取れる仕事」が出来ない人は、何時まで経っても「半人前」扱いですしね。 >ようやく最近職人の技を受け継ぐ制度や学びの場を作り始めた自治体も >出たようですが、物によってはすでに職人が亡くなっていてる技能も >あるやに聞きます。頑固で、でも自分の技に自信を持って仕事をする >そんな職人が懐かしいですね。 職人として最低限持ち合わせなければならないのが「プロ意識」だと考えます。 「こんなの俺の仕事じゃぁねぇ。」って、若い職人を怒鳴りまくる親方も健在ですよ。 「俺の仕事」ってのは、仕事の質にこだわる「プロ意識」が言わせるセリフです。 >かなり前から永六輔氏がこのことを案じて様々な場面でお話してお出で >ですが。ドイツのマイスターのように古いものでも自信を持って修理を >してくれるそんな職人が欲しいですね。 若い職人達が経験を積む機会が減っているのは事実です。長い不景気で「仕事」そのものの絶対量が減ってますから。 それに、状況が厳しくて「親方」が若手を育てるという目的で現場で学ばせる、あるいは経験を積ませる経済的余裕を失っている現実もありますし。 でも悪いことばかりではありません。 半端な仕事しか出来ない「職人もどき」から淘汰されて消えていきましたので、生き残っている「職人」に半端な人はほとんど見かけなくなりました。 毎年、「専門家予備軍」(技術職として採用された大卒と院卒の新人)のOJT指導をやっていますけれど、気になる傾向が一つ。 バックグラウンドを見ると一流大学の理系や有名工科系大学などで、素晴らしい成績(優だらけで取得単位も多い)を修めているのに「使い物にならない奴」が増えていることですねぇ。 最近では、採用者の半分は「使い物にならない奴」というありさま。 「学校でよい点をとれた」ということと、「持ち合わせる資質」の乖離が大きくなっているような気もします。 私はむしろその乖離の方が心配です。 横から失礼しました。 |
▼元兵士さん:こんにちは。横から失礼します。 > >毎年、「専門家予備軍」(技術職として採用された大卒と院卒の新人)のOJT指導をやっていますけれど、気になる傾向が一つ。 > >バックグラウンドを見ると一流大学の理系や有名工科系大学などで、素晴らしい成績(優だらけで取得単位も多い)を修めているのに「使い物にならない奴」が増えていることですねぇ。 > >最近では、採用者の半分は「使い物にならない奴」というありさま。 > >「学校でよい点をとれた」ということと、「持ち合わせる資質」の乖離が大きくなっているような気もします。 > >私はむしろその乖離の方が心配です。 > と仰ってますが。「成績がよくても使いものにならない奴」と言うのは、何故使い物にならないのでしょうか。気持ちですか、考え方ですか、それとももっと別の意味ででしょうか。そして、どうすれば「使える奴」になりますか。お手数ですがご教示いただければ幸いです。大学生の息子を持つ親としてお願いします。 |
こんにちは、自論を述べさせて頂きますがかなりの極論と受け取られる可能性もありますので、最初にお断りしておきます。 ▼王里さん: >▼元兵士さん:こんにちは。横から失礼します。 >と仰ってますが。「成績がよくても使いものにならない奴」と言うのは、何故使い物にならないのでしょうか。気持ちですか、考え方ですか、それとももっと別の意味ででしょうか。そして、どうすれば「使える奴」になりますか。お手数ですがご教示いただければ幸いです。大学生の息子を持つ親としてお願いします。 端的に申し上げると、大学や大学院での「成績評価法」に問題があるような気がします。 私個人の認識として、知識の集積という過程は情報を認識して関連付け体系化して認知する「苦痛伴う」作業を経て始めて知識となるとの考え方を持っています。 ここでいう「苦痛」とは ☆全く未経験の思考を強いられるということ。 ☆自身の持っている認識を否定しなければならない場合もあるということ。 ☆自身の考え方を否定しなければならないということ。 以上の三つが主なものかと、多くの時間を費やさなければならない苦痛もありますが、これはお約束ですし。 こういった知識の集積は「的確な直感」を持つ能力を得られるということでもあります。 「直感」というと誤解を受けそうですが、この能力を先天的に持つ人は大変少ないという現実があり、ほとんどの人が知識の集積を目指す過程で得た後天的な能力だと思うのです。 大学や大学院での教育はこの過程を習熟することだと考えます。 現在の大学や大学院の教員の皆さんは「情報の収集」そのものが難しい時代に学生時代を送り、情報に接する過程での必然的な前提として「体系的な情報収集」が可能な能力を身につけられたと思います。30年ほど前に学生だった私もそうでした。 ところが現在ではインターネットに接続出来る環境とPCそれに検索サイトを使える能力さえあれば、著名な学者の「ほとんどの論文」を見る(読むではないことにご留意のほどを)ことが可能ですし、写真や図表などの理解を助ける「傍証」にも容易にアクセス可能です。かてて加えて「邦文に訳された論文」にも簡単にアクセス可能です。 原文や邦文になった物でも、活字になった物を「読む」ということは、単なる記号の羅列である文章を頭の中でイメージする能力が必要ですよね。 この能力は「入試」でよい点を取るための言語の記号論化や、試験問題の傾向と対策では得られない能力であると思いますよ。 この過程の能力がたりなくとも、前の世代である教員の方々に「採点受け」するレポートや論文は割合と簡単に出来てしまうのです。 必要な情報に裏付けされた「独自の思索や考察」が無くとも情報の羅列を体系化しただけのレポートや論文が「必須な理解」に基づいた物と見えてしまうということかと。 ここが、「成績の良否」と「持てる資質」の乖離を生んでいると考えています。 大学や大学院を卒業した後、社会に出れば当たり前のように問題にぶつかったり、壁にぶちあたりますよね。 ここを打破するにはどうすれば良いのか、何についてどのような情報を得て、その情報を体系化して認識し、問題解決の糸口を見いだせばよいのか。 こういった能力が未成熟なのに、情報を収集する能力だけは一人前以上で、しかもその情報を「無抵抗」「無検証」「無批判」に受け入れてしまう新人が多いのです。 こういった新人は「予想外の結果」が得られた時に問題解決をするための為す術を持たないのです。「そんなはずはない」とつぶやきながら右往左往するだけ。 これでは、使い物になりません。 ざっくばらんに申し上げると、私のOJT課程では、最終的に三種類のカテゴリーに分けて人事に報告します。 >第一類 使えそうな奴(全体の30%程度) >>第二類 今はだめだけどなんとかなりそうな奴(全体の40%程度) >>>第三類 箸にも棒にもかからん使えそうにない奴(全体の30%程度) 第二類と第三類が「使えない奴」ということになりますが、この違いは「自身の考え方や推論」あるいは「自身が考慮した方法」に問題がないかを「最初に」疑えるかどうかという点です。 極論すると「知性」の有無です。 現れた事象に「謙虚」であること、現実を受け入れる「率直さ」があることでしょうか。 私は「自身の考え方」を疑えること、言い換えれば「自省する心」が「知性」であると考えていますから。 一昔前までは「第三類の新人」でも、企業として「機会を与えて待つ余裕」がありました。 残念ながら、現状でその余裕はありません。 企業として考えれば働く人の「多様性」を維持することが企業のダイナミズムを担保する唯一の方法だと考えています。画一的な人的構造に「新たな発想」を生み出す力など宿らないと思うからです。 まとまらないお返事ですが、参考にして頂ければ幸甚です。 |
▼元兵士さん: 大変興味深く読ませていただきました。 勉強になります。 ありがとうございます。 最後の第一類、第二類、第三類の三種の分類ですが、我が身に置き換えてみて血の気の引くような思いをいたしました。 ここに書かれた事を私も参考にさせていただいて、これからの自分の勉強に活かしていきたいと思います。 |
松さん、こんばんは。 ▼松さん: >▼元兵士さん: > >大変興味深く読ませていただきました。 >勉強になります。 >ありがとうございます。 > >最後の第一類、第二類、第三類の三種の分類ですが、我が身に置き換えてみて血の気の引くような思いをいたしました。 血の気が引いたのなら大丈夫ですよ。 不肖、私「元兵士」が太鼓判を押します。(微笑 >ここに書かれた事を私も参考にさせていただいて、これからの自分の勉強に活かしていきたいと思います。 もう一つだけ、「自分には出来そうもない」と思わないことです。 そう思ってしまった時点で、あなた自身があなた自身の可能性を小さくしていることだと考えて下さい。 なにがあっても「クソー、なんとかなる。なんとかしてやる。」と思うこと。この考え方というか姿勢があなたの可能性を拡げます。(断言 私は51才の技術屋ですから、もう私に残されている可能性なんて小さなもんです。 私より10才若ければ十倍の、20才若ければ100倍の、30才ほど若い学生さんなら1,000倍、いや無限大の可能性があります。 「自身の可能性を信じること。」 これより大事な事を私は知りません。 頑張れ!! |
▼元兵士さん:こんばんは。 先の御投稿といただいた御返信をPCにうつさせていただきました。 へこたれそうになった時に何度も見直そうと思っています。 力強い励ましのお言葉に勇気付けられました。 本当にありがとうございます。 |
▼元兵士さん:こんばんわ。しばらくPCから離れてましたので、お礼を申し上げるのが遅くなりました。ご丁寧なご返事をいただき有り難うございます。私自身は文系ですので、理解しにくい面もありますが、あえて的はずれを承知で申し上げます。 >こういった知識の集積は「的確な直感」を持つ能力を得られるということでもあります。 > >「直感」というと誤解を受けそうですが、この能力を先天的に持つ人は大変少ないという現実があり、ほとんどの人が知識の集積を目指す過程で得た後天的な能力だと思うのです。 > >大学や大学院での教育はこの過程を習熟することだと考えます。 後天的な努力、経験を積み重ねることで、仰られた直感力が身に付けられるというふうに理解しました。 >現在の大学や大学院の教員の皆さんは「情報の収集」そのものが難しい時代に学生時代を送り、情報に接する過程での必然的な前提として「体系的な情報収集」が可能な能力を身につけられたと思います。30年ほど前に学生だった私もそうでした。 > >ところが現在ではインターネットに接続出来る環境とPCそれに検索サイトを使える能力さえあれば、著名な学者の「ほとんどの論文」を見る(読むではないことにご留意のほどを)ことが可能ですし、写真や図表などの理解を助ける「傍証」にも容易にアクセス可能です。かてて加えて「邦文に訳された論文」にも簡単にアクセス可能です。 > 知識は比較的簡単に身につけやすくなったということですね。 >原文や邦文になった物でも、活字になった物を「読む」ということは、単なる記号の羅列である文章を頭の中でイメージする能力が必要ですよね。 > 集めた情報=知識をどう理解し、再構築するか >この能力は「入試」でよい点を取るための言語の記号論化や、試験問題の傾向と対策では得られない能力であると思いますよ。 > >この過程の能力がたりなくとも、前の世代である教員の方々に「採点受け」するレポートや論文は割合と簡単に出来てしまうのです。 > >必要な情報に裏付けされた「独自の思索や考察」が無くとも情報の羅列を体系化しただけのレポートや論文が「必須な理解」に基づいた物と見えてしまうということかと。 > >ここが、「成績の良否」と「持てる資質」の乖離を生んでいると考えています。 > >大学や大学院を卒業した後、社会に出れば当たり前のように問題にぶつかったり、壁にぶちあたりますよね。 > >ここを打破するにはどうすれば良いのか、何についてどのような情報を得て、その情報を体系化して認識し、問題解決の糸口を見いだせばよいのか。 > >こういった能力が未成熟なのに、情報を収集する能力だけは一人前以上で、しかもその情報を「無抵抗」「無検証」「無批判」に受け入れてしまう新人が多いのです。 > >こういった新人は「予想外の結果」が得られた時に問題解決をするための為す術を持たないのです。「そんなはずはない」とつぶやきながら右往左往するだけ。 > >これでは、使い物になりません。 > 自分で考える力がない。ものごとの本質がつかめず、従って応用力もないということでしょうか。 >ざっくばらんに申し上げると、私のOJT課程では、最終的に三種類のカテゴリーに分けて人事に報告します。 > >>第一類 使えそうな奴(全体の30%程度) >>>第二類 今はだめだけどなんとかなりそうな奴(全体の40%程度) >>>>第三類 箸にも棒にもかからん使えそうにない奴(全体の30%程度) > >第二類と第三類が「使えない奴」ということになりますが、この違いは「自身の考え方や推論」あるいは「自身が考慮した方法」に問題がないかを「最初に」疑えるかどうかという点です。 > >極論すると「知性」の有無です。 知性の有無は就職試験では判断しづらい、OJTなど日常的な実践の積み重ねの中で初めてわかるものということでしょうか。 >現れた事象に「謙虚」であること、現実を受け入れる「率直さ」があることでしょうか。 > >私は「自身の考え方」を疑えること、言い換えれば「自省する心」が「知性」であると考えていますから。 > >一昔前までは「第三類の新人」でも、企業として「機会を与えて待つ余裕」がありました。 残念ながら、現状でその余裕はありません。 > >企業として考えれば働く人の「多様性」を維持することが企業のダイナミズムを担保する唯一の方法だと考えています。画一的な人的構造に「新たな発想」を生み出す力など宿らないと思うからです。 > >まとまらないお返事ですが、参考にして頂ければ幸甚です。 息子は情報工学を専攻しています。その内容は私の理解できるところではありませんが、彼なりに単に知識の習得だけではダメだなどと偉そうに申しております。これから社会にでれば、仰せのように、壁にあたると思いますが、自分で選んだ道ですので何とか乗り越えていって欲しいと願っております。そうした折りにご教示いただいたことを参考とさせていただきます。有り難うございました。 |
▼王里さん: >▼元兵士さん:こんばんわ。 こんばんは、どうぞお気になさらずに。 掲示板ってのはそんなもんですし。 >後天的な努力、経験を積み重ねることで、仰られた直感力が身に付けられるというふうに理解しました。 そう理解していただいて良いと思います。 結局、無意識の中で「過去の経験」と「知識」をなぞっているのだと考えています。一見、なんの脈絡もなく飛び出してくる「推論」なので荒唐無稽に見えたりしますが。 「直感」と書きましたけれど案外と論理的な推論なのかもしれません。 >知識は比較的簡単に身につけやすくなったということですね。 情報は比較的簡単に接することができますが、知識とするには逆に難しくなっていると考えています。 >集めた情報=知識をどう理解し、再構築するか 集めた情報→取捨選択→抵抗の拠点の構築→知識となると考えています。 >自分で考える力がない。ものごとの本質がつかめず、従って応用力もないということでしょうか。 そう言ってしまうと身も蓋もないのですけれど。(苦笑 そんなところでしょう。 >知性の有無は就職試験では判断しづらい、OJTなど日常的な実践の積み重ねの中で初めてわかるものということでしょうか。 これは採用側にも責任があると考えています。これだけ厳しい状況ですと、採用担当者はどうしても保守的傾向に陥ってしまうようです。 つまり、誰が見ても正しい判断だったと言える根拠、成績証明とか入社試験の成績に過度に依存してしまい、「こいつは面白い奴」だとか「成績はそこそこだが可能性を感じさせる奴」なんかの、「採用すれば面白そう」とか「何時か化けそうだ」という感覚的な判断をしなくなっているのです。 >息子は情報工学を専攻しています。その内容は私の理解できるところではありませんが、彼なりに単に知識の習得だけではダメだなどと偉そうに申しております。これから社会にでれば、仰せのように、壁にあたると思いますが、自分で選んだ道ですので何とか乗り越えていって欲しいと願っております。そうした折りにご教示いただいたことを参考とさせていただきます。有り難うございました。 息子さんに「1%の達成感と99%の挫折感」が「お約束」の世界へようこそ、とお伝えください。(笑) 「単に知識の修得だけではダメだ」ここに気がつくのが「最初の一歩」なんです。 学生さんなのに、ここに気がついているのなら「大丈夫」ですよ。 ここに気がつかない理系学生のなんと多いことよ。(ため息.... スキル=「能力」の本質に気がついていれば、努力するモチベーションは維持できますから。 大丈夫!! |
みなさま、コメントをありがとうございました。 FAKEさまの専門家と職人の違いのお話。わかりやすく書い ていただいて、ありがとうございました。 専門家が本物でない場合もある。というのは、私はそういう内容で 看板だけ出している店に質問をぶつけないではいられません。 偏った本しか置いていない大手のチェーン式の本屋などもそうです。 本屋として市民にさまざまな文化を売る店のバランス感覚と良心、 本屋としての信念はあるのかなぁ。と考えましたし、 (たとえば、諸君と正論はおいてあるけど岩波の世界は扱っていない。 全部そういう基準で、社会的な内容の本を置いている本屋もあります。) 私は自分の住む町の本屋は5店舗調べましたが、顕著にかたよった 品揃えは、チェーン店の本とビデオレンタルなどをしている24時間 開いているところでした。 私にとって、そこは本屋ではありません。 また、ぎみゆらさまの「プロはオールラウンダーであるべき。」 というのは、私のこの問題を定義した、基本の前提でした。 こんぺいとうさまのおっしゃることも、うなづけます。 私は、看板を張って商売するのなら、それにみあったプロでいて欲しい と思います。そういうことを、謳っていくのは、世の中の中身を充実さ せ、働く人もその恩恵にあずかる人も、それに対して支払うお金も もっと生きてくると思いました。 でも、現状は、FAKEさまのおっしゃるように分かれていることが多い ようなので、その現状とうまく付き合いながら、看板を張って専門を 名乗る人や店の質を問うていくのが、いまできることかな。と思いま した。 明らかにうさんくさいものは別問題としても。 板金屋さんがいろいろな部品から、トラクターを作ったりしています。 |
桃李 様 こんにちは >板金屋さんがいろいろな部品から、トラクターを作ったりしています ここのところを読んでいて思い出したのですが 自動車ディーラーの工場でぶつけた車の修理を頼むと 程度にもよりますが、壊れた所のパーツ部品を 「直すより新しく買ったほうが得だ」 との結論になってしまうのです そこの社長の話では「昔みたいに板持って来てバンパーでもなんでもかんでも 作る板金がどこもいなくなった」そうです |
しろはさん 車のことですが、私は最近、車のドアを狭い道で相手へ道を譲ろうとして バックに失敗し、こすってしまいました。 親しくしている修理やさんのところへ持っていきましたらデイーラーヘ もっていったらドア取り替えろというだろうな、大丈夫直してやるよ、と いってドアの取替えもなしに新車のごとくへこんだところを直してくれ ました。 まだまだ市井の片隅にはこうした心意気で仕事をしてくれる方が おります。うれしいですね。 |
>1*がんの部分だけを責任持ってみる。といいきったお医者さん >きっと医療ミスの責任を問われたくないからなの? 本当にがんの部分だけを責任もって診てくれるのならお医者さん もしかしたらいいお医者さんかも知れません 新しい抗がん剤の中に分子標的剤があります 従来の抗がん剤はがん細胞に限らず他の細胞をも 弱めてしまっていましたが 分子標的剤はがん細胞にだけ効く薬です ただし、「副作用が無い夢の新薬」とも言われていますが 実はそれなりの副作用はあります それでも「がんの部分だけを責任持ってみる」事が 可能になりつつあると思われます |
教えてください。 どのような「副作用」があるのですか?(どきどき・・) |
よりみち 様 こんばんは 副作用についてですが 分子標的剤イレッサを例に挙げると恐ろしいのは 急性肺障害、間質性肺炎です、これについては入院治療をしている限り 迅速な処置が取れるので心配ない段階に来ているそうです 発疹,かゆみ,皮膚乾燥,にきび様の皮疹,下痢,吐き気など も挙げられていますが、これについては 他の抗がん剤と比べるとほとんど無いと言って良い位のレベルです。 |
>しろはさま ありがとうございます。 間質性肺炎は恐いですね・・。 この場合アレルギー反応によるものなのでしょうか。 最近、色々なところで聞くようになりました。 風邪薬の多用によって発症した例もあったようですが。 |
よりみち 様 こんばんは >この場合アレルギー反応によるものなのでしょうか。 因果関係については製薬会社、ドクターサイド共に 「いまだはっきりした原因解明はなされていない」そうです イレッサの投薬治療開始と共に一ヶ月間程の入院をして間質性肺炎に そなえますが、投薬中止とステロイド剤投与によって 間質性肺炎は防ぐことが出来ます。 最近ではいったん間質性肺炎の症状が出て投薬中止になっても 再び再開して成功しているケースが出ています また投薬治療中に風邪をひいた場合は投薬中止になります 医者は病気を治す専門家ではなく病気を治す手伝いをする 専門家ですから、すべてまかせてはいけないと思います 間質性肺炎についてのサイトがありました。 http://ipf-info.hp.infoseek.co.jp/ |
しろはさま、ありがとうございました。(*^-^*)v |