Page 1636 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼BSE対策全頭検査 あんどん 04/10/15(金) 9:45 ┣Re(1):BSE対策全頭検査 ふー 04/10/15(金) 23:44 ┣Re(1):BSE対策全頭検査 森下 泰典 04/10/15(金) 23:50 ┣Re(1):BSE対策全頭検査 珍 源斎 04/10/16(土) 9:57 ┣Re(1):BSE対策全頭検査 ゆきりん 04/10/17(日) 16:12 ┗Re(1):BSE対策全頭検査 虎キチ大好き 04/10/18(月) 22:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : BSE対策全頭検査 ■名前 : あんどん ■日付 : 04/10/15(金) 9:45 -------------------------------------------------------------------------
食用牛の全頭検査方針の変更について大変疑問を感じます。 生後20ヶ月以下の牛は検査対象としないとの事。 この根拠は、 「生後20ヶ月以下の牛はBSEに感染していても検査では陽性反応が出ない」 (または、殆ど出ない)したがって、検査すること自体が無意味である と理解しております。 これが正しいのであれば、20ヶ月以下の牛肉は食用に供すべきでは無く、国の方針では検査を義務付けはしないが自治体が実施する場合の費用は3年間に限り全額国の補助でまかなうというのは大変な経費の無駄遣いであり、合理性に掛けるものだといわざるをえません。 皆様はどのようにお考えでしょうか |
そもそもBSEと言うものは、近代社会の利益と効率化を追求する家畜の飼育方法(給餌)から、異常プリオンという細菌でもウイルスでもないたんぱく質の一種が脳内にたまり、または脳内の正常プリオンも変質させ、神経症状を発症させる病気と理解しております。 それがヒトへの感染でクロイツヤコブ病様の病気を引き起こすのではのではないかということから、食肉の安全への大きな不安材料となり一連の問題を醸し出しています。 確かに20ヶ月以下の牛の検出が不可能である以上、それを検査すること自体無意味と言わざるを得ないと思います。又、異常プリオンがあると言われる脳や脊髄部分はすべて廃棄されているはずなのに、食肉の安全のためにとして脳を材料として検査する必要があるのでしょうか。肉の部分を検査して筋肉中に異常プリオンが含まれているかどうかを検査しているのなら分かりますが、本当は汚染牛のサーベランスのために検査をしているということになるのではないでしょうか。 あと何頭かBSEを患った牛がいたとして、現在の食肉の処理の仕方で、ヒトの口に入る確率、それで感染する確率、感染して発病する確率(発病するまで10年近くかかると言う)を考えると、実際ヒトのBSEによる感染は何千万分の一あるいは何億分の一の確率になると思います。科学的でないというアメリカさんの言い分もわかるような気がします。それに何百億円もつぎ込むなんて・・・・。 それよりもタバコによる健康被害やふぐ毒による死者がはるかに身近であるし問題であると思います。BSEにつぎ込む人材と経費を考えると、不治の病に苦しむ難病の方々の対策を、または年間3万人を超える自殺者の救済のほうがはるかに意義深く重要と思えるのですが、BSEに対するこのような考えは今の状況下ではタブーなのでしょうか。 BSEにより迷惑をこうむった一国民 |
▼あんどんさん: >食用牛の全頭検査方針の変更について大変疑問を感じます。 > >生後20ヶ月以下の牛は検査対象としないとの事。 >この根拠は、 >「生後20ヶ月以下の牛はBSEに感染していても検査では陽性反応が出ない」 >(または、殆ど出ない)したがって、検査すること自体が無意味である >と理解しております。 > >これが正しいのであれば、20ヶ月以下の牛肉は食用に供すべきでは無く、国の方針では検査を義務付けはしないが自治体が実施する場合の費用は3年間に限り全額国の補助でまかなうというのは大変な経費の無駄遣いであり、合理性に掛けるものだといわざるをえません。 > >皆様はどのようにお考えでしょうか 政府が当てにならない以上、我々、一消費者としては、「不買」による抗議こそが 最大の手段、と考えます。 もともと、米のほかに、野菜、魚、大豆加工品を主として生きてきたわれわれ 日本人、牛肉などなくても生きていける、という気概で進まなければなります まい。 |
BSE対策で全頭検査を義務としてる国は日本以外はありません。 イギリスやその他の欧州の国々でも全頭検査は無意味であると云われてます。 それよりもプリオン「病原体である異常蛋白」が蓄積するあろう部位の完全除去 が最も有効な手段であるとのことです・・。 全頭検査をしない理由としては「検査自体が完全でない」とする意外に 最も大きな理由は意味のないことにコストを負担できぬということ・ 諸外国では日本のように「親方日の丸式」の行政コストを一般に省みないのと 異なり納税者意識が高く何でも行政任せにせぬ・・意識があります。 実際に冷静になって考えてみるとBSEのリスクは極めて低く、むしろ牛肉を食べ過ぎて超肥満や高血圧、循環器障害などの生活習慣病に罹るリスクの方が桁違いに 大きいことも現実です・・。 それに日本の場合はすき焼きや牛丼など野菜や食物繊維の多いものと一緒に食しますので腸内での滞留時間も短いこと・・更に加えて ニンニクやたまねぎ・こんにゃく、椎茸、春菊など元々肉類の毒性を打ち消す 食材を一緒に食べると云う、先祖より伝承した食文化がありますので、 心配は皆無といって良いでしょう!最近の科学でも植物が本来もってる酵素群 が必須アミノ酸の吸収をバランス良くすること「ペプチド」の前駆体となる ことが解ってきました、それにしても日本食の奥深いことは驚きです・・。 |
食の安全というのは大変大きな問題であり それに対する考え方は色々あると思います。 食は日常的に我々の生を支えているものです。 いまは大量に低コストで食が提供されていますが、 (特殊な高級食材とかは別にして) 安全性を求めるあまり、食糧が高価になり過ぎることも 問題を含んでいると思います。 世界中を見ると飽食と言われている日本をはじめ先進諸国では 食の安全が議論の対象となっていますが、 現在、飢えで生死の境をさまよっている人からすれば、 食の安全などというのは、お金持ちのお遊びのようなものではないでしょうか? 例えば遺伝子組み換え食品です。大豆やトウモロコシの収量を 飛躍的に向上させる遺伝子組み換えが、安全性の面から先進国では ほとんど購入されておりません。 先進国が購入しなければ商売にならないので、 生産者も作らなくなっているそうです。 世界中の大豆やトウモロコシの収量が1.5倍に増えると、 百万人単位のオーダーで餓死が防げるようです。 発ガン性0.01%あるとして、自分の安全のためにそれを拒否することも正しいと思います。 ただ、0.01%の発ガン確率なら、気にしないで食品そのもののコストが下がり それにより、飢餓が少しでも防げるなら、敢えてそうした食品を許容する と言うのも選択肢の一つにあっても良いと思います。 |
▼あんどんさん >これが正しいのであれば、20ヶ月以下の牛肉は食用に供すべきでは無く、国の方針では検査を義務付けはしないが自治体が実施する場合の費用は3年間に限り全額国の補助でまかなうというのは大変な経費の無駄遣いであり、合理性に掛けるものだといわざるをえません。 まず、何ヶ月以上とかそういうものでは無くて「全頭検査」そのものがあまり意味が無いと思います。 私も各種資料を調べましたが、そもそもBSEの危険部位と言うのは知ってみえるでしょうが、頭、眼球、腎臓、小腸の一部の4箇所 逆に言えば、この4箇所を除去処理をやれば、BSE感染牛であっても問題は無い訳ですよ、それなのに感染牛は全身に問題有りみたいな感じになってますよね。 例えば私は肢体不自由で手と足が悪いですが、だからと言ってその他の部位は全然問題ない訳です。ところが今の方式はそういう基本が無くただ全頭検査がどうこうのレベルになってしまっています。 今すべき事は全頭検査とか何ヶ月以上とかでなく、まず食肉処理段階で危険部位除去を輸入牛も含め国際ルールで徹底させる。そして国は国民に対し全頭検査だからでなく、危険部位除去=安心と言う事を再度説明すべきです。 |