Page 1685 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼武器輸出三原則を撤廃しよう モト冬木 04/10/15(金) 22:17 ┣戦中派;経済同友会幹事の「忠告」 森下 泰典 04/10/16(土) 0:06 ┃ ┣Re(1):戦中派;経済同友会幹事の「忠告」 なお 04/10/16(土) 0:34 ┃ ┣Re(1):戦中派;経済同友会幹事の「忠告」 モト冬木 04/10/16(土) 9:46 ┃ ┃ ┗Re(2):戦中派;経済同友会幹事の「忠告」 小鉄 04/10/17(日) 19:05 ┃ ┣別な面から申しましょう モト冬木 04/10/18(月) 23:50 ┃ ┃ ┗Re(1):別な面から申しましょう 小鉄 04/10/18(月) 23:56 ┃ ┗Re(1):戦中派;経済同友会幹事の「忠告」 小鉄 04/10/19(火) 0:06 ┃ ┗気持ちの悪いサヨクの論理が散見されます モト冬木 04/10/19(火) 23:20 ┗論理的に記述したつもりですが モト冬木 04/10/23(土) 10:34 ┗Re(1):論理的に記述したつもりですが 小鉄 04/10/23(土) 11:33 ┗Re(2):論理的に記述したつもりですが モト冬木 04/10/24(日) 19:23 ┗Re(3):論理的に記述したつもりですが 小鉄 04/10/25(月) 11:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 武器輸出三原則を撤廃しよう ■名前 : モト冬木 ■日付 : 04/10/15(金) 22:17 -------------------------------------------------------------------------
今年の1月に朝日新聞などで報じられていた内容ですが、現実的に経団連が答申したことにより、朝日をはじめとした左翼どもが騒いだときのことです。 それでは、世界を眺めて、一国の軍事力独力で自国を防衛できる国を探してみたら?第2次世界大戦前くらいならいざ知らず、現在そのような軍事力を持つ国は米国をおいて他にはありません。このようななか、特に日本のように、国家・国民が必要とする資源の99%を海外に頼っている国は、他国との信頼関係の醸成が不可欠です。そんなことは小学生だってわかること。国家の防衛に拘わる武器を輸出するということ、共同開発するということは信頼関係がなければとてもできないものでしょう。 我が国が米国の強大な軍事力の傘で安寧できるのは、東西冷戦による大戦争勃発の危機がある時代はそれでもよかったにですが。そのような平和は東西冷戦の終結、すなわち米国の一国軍事力の突出という帰結に終わりました。東西の枠が外れて、民族や宗教といったいろいろな押え込まれていた諍いが表面化するという、いわば「不安定」な状況に今の世界は、否応なく日本も含め陥っている状態なのであります。だからこそ、我が国の進むべき道は国際社会の中での信頼確保にほかなりません。 では、国際社会の信頼に足る条件とは、どのようなものがあるでしょう。国際貢献で汗を流すことや国内の治安がよいこともあるでしょう。また、世界に開かれたマーケットの存在もあるでしょう。しかし、もっとも根幹となるものは、自国の平和と独立を守ること、さらには国民がその強固な意志をもつことです。自分の国を守れない或いは守る気概がない国民などを信頼しても、その国が明日にも消滅するような危うい国であるならば信頼に足るとは言えないからです。 では、このような信頼を醸成するために何をやっているかというと、上述のように不透明・不確実の世の中で、もっとも頻繁に実施されているのが交流です。それも安全保障上の交流です。昨今のマスコミではあまり取り上げていませんが、現実の世の中とはそういうもので。そういう状況を踏まえて、現在の自衛隊の保有するべき武器・装備を論じる必要があるでしょう。もちろん、自衛隊の存在を疎んじ、災害への対応部隊に特化するなどと考える人には論外ですが。 自衛隊の装備品はあまり望めない予算の増加等から考えますと、決して安いものではなく、むしろ割高なものがあります。予算の制約の中で、求められる国防の任務を全うするため、自衛隊では、装備の量から質への変貌を余儀なくされています。戦術や戦闘様相とかあるいは練度、士気も影響するけれども、やはり質の高い兵器が勝利を収めるのが一般的な考えであるし、それは、イラク戦争でも証明されているとおりです。そうした武器を、例えば某国から購入する。他国との安全保障上の交流でもそういった話になる。「これは、あそこから買っているんだ」という話になれば、じゃあこちらもそこから買えばいいという具合になります。やはり、自分の国だけで国産の質の良い兵器を開発するというのは、理想ですが、研究開発にかかる費用と時間はとても高くつくのが現実であるし、欧米で盛んに行っているような、防衛企業間の合併とか共同開発的な努力を取れるかとなれば我が国では難しい話です。 武器輸出三原則というのはある意味、理想的でいい政策なのだろうと思います。輸出したもので他国で殺し合いが始まる、これには日本は荷担しないほうがいい、という主張も良く分かります。ただ一方では需要が限られコストが高くつくという現実があります。また、国際的な信頼という観点から別の見方をすると、武器輸出というのは、単に兵器を輸出するだけではなくて、それに伴って訓練をしたりアフターケアをしたりということで、人の行き来が大変多くなるというメリットもあります。そこに大きなパイプができるのです。これがまた非常に国家間の友好に役立っているのです。なぜ武器を輸出しないんだという外国の声を良く聞くことがあります。ある意味、外国との友好パイプを捨てる覚悟で我が国の武器輸出三原則が取られているという認識も持つべきでしょう。 よく朝日新聞をはじめ左翼マスコミは「武器輸出三原則は我が国の国是」といいますが、そんなものは、単に当時の政権が政策として定めたものにほかならなりません。政争の具としてきた意味合いも強いでしょう。 北海道新聞は、小火器や小型ミサイルの輸出が大量殺戮を生んでいるという。それを生じさせている武器の大部分が旧東側のものであったり、現在の中国や北朝鮮のものであるという事実を語ってはいない。最近は、これがもとで中国が非難されているという事実がある。しかしそれをもって中国が国際社会から信頼されていないと言えるだろうか。 国是などというものは、単なる「国内政策」なのだから、事情が変われば、政策も変えてしまえば良いだけのことです。それを批判する資格は少なくとも朝日にはないでしょう。 |
▼モト冬木さん: > では、このような信頼を醸成するために何をやっているかというと、上述のように不透明・不確実の世の中で、もっとも頻繁に実施されているのが交流です。それも安全保障上の交流です。昨今のマスコミではあまり取り上げていませんが、現実の世の中とはそういうもので。そういう状況を踏まえて、現在の自衛隊の保有するべき武器・装備を論じる必要があるでしょう。もちろん、自衛隊の存在を疎んじ、災害への対応部隊に特化するなどと考える人には論外ですが。 とりあえず、10月7日の東京新聞における、経済同友会終身幹事の品川正治氏の ご意見を紹介しておきます。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20041007/mng_____tokuho__000.shtml 「単純に言えば、商売の機会を減らしたくはないのだろう。だが、そんな企業社会 の論理と政治の論理は別のはず。政治は市民社会の論理によってなされるべきだ。 政治が企業社会の論理に染まってはいけない」 上記コメントを読むにつけ、思う次第を、述べさせていただきます。 少なくとも、自衛隊の存在を認めるにしても、最低限、いや、最大限、戦争を 起こさせない事を第一義にして国事にあたるべき、だと考えます。 つたない言葉ながら、私が言えることは以上です。 |
品川正治経済同友会終身幹事 1924年、兵庫県生まれ。東京帝国大学法学部政治学科卒。第二次世界大戦中の44年、徴兵で中国戦線へ。現在は経済同友会終身幹事、双日監査役を務める。経済同友会を含め、憲法9条改定を唱える財界の中で、一貫して護憲を訴えている。 「私は一九四四年十二月に中国戦線に投入された。西安などを転戦してまさに最前線の中にいた。足に銃撃を受けたし、死を覚悟したこともあった。右足にはまだ、銃弾が残っている。さまざまな戦争体験があるだろうが、兵隊として見る戦争と、参謀として東京などにいて見る戦争は全然違う。彼らは本当の戦争を知らない。」 「日本人はイスラム教徒にもユダヤ人にも、アフリカ人にも嫌われていない。貧困の問題やキリスト文明とイスラム文明との『文明の衝突』の問題も、まさに日本こそが担える国際貢献だ」 「そんな企業社会の論理と政治の論理は別のはず。政治は市民社会の論理によってなされるべきだ。」 元気付けられる発言です。ご紹介ありがとうございました。 |
本年7月25日の朝日新聞社説は、経団連が「武器輸出三原則」の規制緩和を求めたことを受け、「日本の宝を捨てますか」と題してまたも寝ぼけたミスリードをかましておりました。 社説の要旨は「初めて武器禁輸原則が確立してからすでに40年近い。この間、日本が世界から「平和国家」として信頼されてきたことの利益は、計り知れない」「日本製の兵器なら売れるかもしれないが、それこそ「死の商人」への道」とか言いたい放題です。 つまり、「武器輸出三原則によって日本は国際的に平和国家として信頼されてきた。」ということです。これが明らかに誤りです。 この新聞社の主張と反対のことをやっていれば日本は正道を行けると改めて確信しました。 それで、この品川正治氏の論法です。 「武器輸出三原則の部分解禁は米国流のいびつな軍産複合体である。」「日本は、軍事が産業を牽引しなくても世界第二位の経済大国を築いた。これは世界に誇れる。」 つまり、軍事に手を染めていなかったからこそ、経済(商売)に専念できたのでしょう。しかし、良いモノは売れます。兵士が着用する服の繊維や食事に使うスプーンを始め、モノで軍事に転用されないモノはありません。別に銃弾やミサイルばかりが軍事ではありません。ましてや、ミサイル部品は今やメイド・イン・ジャパンを除外しては考えられません。アメリカの原子力潜水艦の潜望鏡はニコン以外は使いませんし。だから軍事に手を染めていないことを誇りにするなど偽善でしかありません。 「日本は、東西冷戦の最前線基地を米国に提供してきた。安保ただ乗りではない。」「国際貢献に自衛隊を派遣するのは一部のトラウマのためである。」「武器を輸出しない国であることが日本の最大の外交カード」「企業社会の論理と政治の論理は別。政治は市民社会の論理によってなされるべき」 現代の戦争はかつてのような国家・郷土を守るための戦いではなくなっています。いまは国家と国家が一緒に何か目的を果たす、つまりテロを倒そうとか、アルカイダを追いつめようとか、コソボなどでは、人権を守ろうとか、そういう目的を持って遂行されるという形態になっています。国連安保理決議だって何かする場合の「お墨付き」です。そんななかで、武器を輸出していない平和国家だから俺の言い分を聞け、などという発言力はまず無視されることでしょう。 「テポドンが一発や二発日本に着弾しても、日本が滅亡するわけではない。」「何千発もある中国のミサイルの矛先が日本でない保証はなく、それがMDで防げるとは思えない。」「俺には、兵隊としての戦争体験がある。参謀が指導する戦争と違うんだ」 これは、ちょっと病気ですね。テポドンが一発たりとも国土に落とさせないように語るのが経済界の重鎮の役目でしょうが。そして、中国には何千発も核ミサイルを持っているからMDやっても無駄というのは、中国様には逆らうなと言うことなのですか? 中国の核戦略というのは、圧倒的な米国の通常戦力に対し、どんなにミサイル発射前に基地がやられても、少なくても残った1〜2発でワシントンやニューヨークをねらえるよというくらいの核なのです。だからその虎の子の1〜2発がMDでやられてしまったらどうしようもない。だから反対しているのです。中国様の言い分を代弁してどうなるのでしょうか。日本が武器市場に参加して一番困るのも中国ではないでしょうか。中国の武器輸出は、米、露等に続き第6位ですよ。 |
>>「テポドンが一発や二発日本に着弾しても、日本が滅亡するわけではない。」「何千発もある中国のミサイルの矛先が日本でない保証はなく、それがMDで防げるとは思えない。」「俺には、兵隊としての戦争体験がある。参謀が指導する戦争と違うんだ」 >これは、ちょっと病気ですね。テポドンが一発たりとも国土に落とさせないように語るのが経済界の重鎮の役目でしょうが。そして、中国には何千発も核ミサイルを持っているからMDやっても無駄というのは、中国様には逆らうなと言うことなのですか? 中国の核戦略というのは、圧倒的な米国の通常戦力に対し、どんなにミサイル発射前に基地がやられても、少なくても残った1〜2発でワシントンやニューヨークをねらえるよというくらいの核なのです。だからその虎の子の1〜2発がMDでやられてしまったらどうしようもない。だから反対しているのです。中国様の言い分を代弁してどうなるのでしょうか。日本が武器市場に参加して一番困るのも中国ではないでしょうか。中国の武器輸出は、米、露等に続き第6位ですよ。 アメリカに対して物申す人は、中国に対しては申せないようで(w 撫順で思想改造でも受けたのだろうか・・・? これじゃ「シナ側商事」としか言えませんな・・・(苦笑 |
防衛装備品の調達は、国産に越した事はないのです。なぜでしょう。説明します。(この板の人には説明しなければ分かろうとしない人もいると忠告を受けていますので)。 艦船の建造でも戦闘機の建造でもたぶん戦車の製造でもそうなのですが、一度失った技術を世界のレヴェルに上げるまでに要する努力は並大抵のことではありません。世界諸国は、そういうものを武器として諸外国に売り身銭を得ております。 だからといって、日本も同じようなことをせよというのではありません。ただ、国内に需要がなければ、諸外国にも供与し利潤を得る権利が必要と考えるのです。 |
>艦船の建造でも戦闘機の建造でもたぶん戦車の製造でもそうなのですが、一度失った技術を世界のレヴェルに上げるまでに要する努力は並大抵のことではありません。世界諸国は、そういうものを武器として諸外国に売り身銭を得ております。 だからといって、日本も同じようなことをせよというのではありません。ただ、国内に需要がなければ、諸外国にも供与し利潤を得る権利が必要と考えるのです。 中国以外のアジアの国に海自の退役艦を払い下げれば、関係強化にもつながるし、一石二鳥といえるでしょう。 退役艦といってもまだまだ使えるレベルですから。中国の覇権主義をけん制する意味でも必要な事です。 |
>しかし、イラクやアフリカには出せるかもしれないが、かつて日本軍が侵略したアジアに自衛隊を出せるのか。中国も韓国も北朝鮮もとても無理だし、フィリピンとかもダメだ。肝心のアジアに自衛隊を出せないとなると国際貢献のための軍隊という論理は崩れる。 この部分、疑問に感じました。この人物にとってアジアとは中国、韓国、北朝鮮だけのようだ。勿論、地理の勉強をした人なら分かるだろうが、アジアには中国、韓国、北朝鮮以外にも色々な国がある。 こういった中国、韓国、北朝鮮だけをアジアとし、他の国を無視する所。まさに悪い意味で「戦後的な人物」と言えるだろう。 |
ゲバ棒を持ち「学校自治への警察権力の介入を排す」とか「資本主義はいずれ共産主義へと変わる」といった主張を繰り返していた団塊世代やそれを主導していた一部戦中の老害分子。転向できずに地下に潜れば過激派と相成った。哀れでならない。そういって、警察焼き討ちや爆弾テロ、さらには軍事訓練と仲間の粛清、虐殺果てにはハイジャック、国外逃亡。その中にありながら、うまく時流におもねり、転向したかに思われながら、次長、局長級(助教授、教授)になったときに地金を表す売国奴が跳梁跋扈している昨今であります。こういったものの洗礼を受けた残滓がここに多く存在しているとの感を強く持つ次第です。 老害は早く一線を退くことですね。 |
老人党&シンパが無視すべきスレッド一覧にノミネートされてしまいました。はて、これのどこが誹謗、中傷、アラシに抵触するのか。単に、ウミサチヒコ氏が嫌悪する題名だからではないのか。 |
>老人党&シンパが無視すべきスレッド一覧にノミネートされてしまいました。はて、これのどこが誹謗、中傷、アラシに抵触するのか。単に、ウミサチヒコ氏が嫌悪する題名だからではないのか。 これって老人党シンパではなく、ウミサチヒコシンパの間違いですね。 |
論議する以前に聖域を張っているのでしょう。「武器輸出三原則」「非核三原則」「専守防衛」などは彼らの聖域なので、これに異論を唱えること自体がもう言論封殺なのでしょうね。まったく、ジジイというだけではなく(私もある意味ジジイ)サヨクに染まると見えるべきものも見ようとしないということですか。 |
>論議する以前に聖域を張っているのでしょう。「武器輸出三原則」「非核三原則」「専守防衛」などは彼らの聖域なので、これに異論を唱えること自体がもう言論封殺なのでしょうね。まったく、ジジイというだけではなく(私もある意味ジジイ)サヨクに染まると見えるべきものも見ようとしないということですか。 彼らの三原則は「現実を 見ざる・聞かざる・言わざる」えすからね・・・(苦笑 |