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 ▼これが『テロとの闘い』か!?  森下 泰典 04/11/16(火) 23:14
   ┣拝見いたしました  江戸住民A 04/11/16(火) 23:29
   ┃  ┣Re(1):拝見いたしました  数理梵哲 04/11/17(水) 12:28
   ┃  ┃  ┣理解しがたいことですね  江戸住民A 04/11/17(水) 17:27
   ┃  ┃  ┗Re(2):拝見いたしました  rerere 04/11/17(水) 20:03
   ┃  ┃     ┗クウェートのこと  江戸住民A 04/11/17(水) 20:55
   ┃  ┗根っこは人種差別  もの申す 04/11/19(金) 18:36
   ┃     ┗Re(1):根っこは人種差別  悪魔君 04/11/20(土) 1:13
   ┗Re(1):これが『テロとの闘い』か!?  王里 04/11/17(水) 7:35
      ┗Re(2):これが『テロとの闘い』か!?  モト冬木 04/11/17(水) 19:59

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 ■題名 : これが『テロとの闘い』か!?
 ■名前 : 森下 泰典 <vana-a1675ka@coral.broba.cc>
 ■日付 : 04/11/16(火) 23:14
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   本日、米NBCテレビにより、
ファルージャで戦闘を展開中の米海兵隊員が、非武装のイラク人を射殺した映像が
放映されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000042-mai-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000528-reu-int

これが『テロとの闘い』なのか、米軍によるファルージャ攻撃を支持される方も、
そうでない方も、改めて直視すべき現実ではないか、そう考えまして、
このスレッドを立ち上げます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 拝見いたしました  ■名前 : 江戸住民A  ■日付 : 04/11/16(火) 23:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼森下 泰典さん:
>本日、米NBCテレビにより、
>ファルージャで戦闘を展開中の米海兵隊員が、非武装のイラク人を射殺した映像が
>放映されました。

 イラク国民のためにも米軍とファルージャの武装勢力を
制圧するとするイラクの新政府は立場がなくなってしまいますね。
非道なことは非道なこと…。

 刑務所虐待事件といい、今回のこともそうですが
米軍はイスラム圏の人をわざと怒らせて敵対させようとの意図が
本当はあるのでしょうか?
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):拝見いたしました  ■名前 : 数理梵哲  ■日付 : 04/11/17(水) 12:28  -------------------------------------------------------------------------
   ▼江戸住民Aさん:

>米軍はイスラム圏の人をわざと怒らせて敵対させようとの意図が
>本当はあるのでしょうか?

そもそもフセインのクエート侵攻そのものが、アメリカの女性大使に確認した結果だという報道が当時なされたと記憶しています。その女性大使は、その後更迭されたようですが。
確か、イラクがクエートに侵攻した場合アメリカはどうでるか、との質問?に対して、その大使が、アメリカは関知しない(という内容?)という趣旨の答えをしたので、フセインが進行を決断した、という内容だったと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 理解しがたいことですね  ■名前 : 江戸住民A  ■日付 : 04/11/17(水) 17:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼数理梵哲さん:
こんにちは…。
 なるほど、相手の地域を互いに対立させる方策は、
よく国際政治であるかもしれませんね。
「米軍はイスラム圏の人をわざと怒らせて(米国に)敵対させようとの意図が
本当はある?」と考えましたが、また仰る通りと思えてきます。
 イスラム圏の親米派や穏健派が困りますね。

 煽っておびき寄せる作戦なのか?
わざわざ憎まれることを…。これも情報戦なのか?
「フセインなど自分たちが援助して育てたのだから失脚も我々が…」
ということなら、それも大変な本音だなと思えます。
現実にはどうも戦略を持つ国はそういうところがある。

 米国は米国のやり方を変えないとして…
日本は、日本の方針としてどうするべきかなと思います。

 正義でないからといって
米国を太平洋・アジア地域の自由主義世界の
役割からすぐにはずすこともできないこともありました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):拝見いたしました  ■名前 : rerere  ■日付 : 04/11/17(水) 20:03  -------------------------------------------------------------------------
   ▼数理梵哲さん:
>▼江戸住民Aさん:
>
>>米軍はイスラム圏の人をわざと怒らせて敵対させようとの意図が
>>本当はあるのでしょうか?
>
そのような可能性を考えることは重要だと思います。

>そもそもフセインのクエート侵攻そのものが、アメリカの女性大使に確認した結果だという報道が当時なされたと記憶しています。その女性大使は、その後更迭されたようですが。
>確か、イラクがクエートに侵攻した場合アメリカはどうでるか、との質問?に対して、その大使が、アメリカは関知しない(という内容?)という趣旨の答えをしたので、フセインが進行を決断した、という内容だったと思います。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BE%E5%B2%B8%E5%8D%B1%E6%A9%9F
当時サウジアラビア、クウェートがOPECの割当量を超えた石油の増産を行なったことにより、石油価格は大きく下がり、石油輸出に依存していたイラクは大きな打撃を受けていたようです。そこへ持ってきてクウェートがルメイラ油田から大量採掘したことに対してフセインはクウェートに侵攻した。ご指摘のように重要なのはイラクがクウェートの併合を示唆した際、アメリカの駐イラク大使エイプリル・グラスピーは「国境問題に介入するつもりはない」と発言していたことです。 当時この情報は巨大メディアからは抹殺されていたようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : クウェートのこと  ■名前 : 江戸住民A  ■日付 : 04/11/17(水) 20:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼rerereさん:
>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BE%E5%B2%B8%E5%8D%B1%E6%A9%9F
>当時サウジアラビア、クウェートがOPECの割当量を超えた石油の増産を行なったことにより、石油価格は大きく下がり、石油輸出に依存していたイラクは大きな打撃を受けていたようです。そこへ持ってきてクウェートがルメイラ油田から大量採掘したことに対してフセインはクウェートに侵攻した。ご指摘のように重要なのはイラクがクウェートの併合を示唆した際、アメリカの駐イラク大使エイプリル・グラスピーは「国境問題に介入するつもりはない」と発言していたことです。 当時この情報は巨大メディアからは抹殺されていたようです。

 お教えいただきありがとうございます。
イラクはイラクの言い分なり立場があったとは思ってましたが…
日本も海底資源が大量に出てきたら侵攻を受ける可能性が高くなって
来るか…。他人事ではないと思えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 根っこは人種差別  ■名前 : もの申す  ■日付 : 04/11/19(金) 18:36  -------------------------------------------------------------------------
   江戸住民A 様

> 刑務所虐待事件といい、今回のこともそうですが
>米軍はイスラム圏の人をわざと怒らせて敵対させようとの意図が
>本当はあるのでしょうか?

戦争は人間を狂人にすると言われますが、米国に永年滞在した友人によれば、イラク人に対する攻撃も、刑務所の虐待もまた負傷者の殺害も、根っこは人種差別であると言います。米国のネオコンといわれる人々やキリスト教原理主義者の大半(総てかもしれない)は白人であり、有色人種を下位に見て蔑視する人たちなのだそうです。彼等にとって色の浅黒いイラク人やアラブの人々は総て下等な人間であるとの意識が強く、罪の無い人々が殺されようが傷つこうが良心の呵責など全くないとのことです。
もしも第三次世界大戦が起きるとしたら、それは白色人種と有色人種の争いになるのではないかと言ってました。(多分に考えすぎかなと私は思いますが)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):根っこは人種差別  ■名前 : 悪魔君  ■日付 : 04/11/20(土) 1:13  -------------------------------------------------------------------------
   >戦争は人間を狂人にすると言われますが、米国に永年滞在した友人によれば、イ>ラク人に対する攻撃も、刑務所の虐待もまた負傷者の殺害も、根っこは人種差別>であると言います。

国際政治というマクロな視点からはやはり、アメリカの帝国主義的支配に対して(勿論、潜在的な偏見などが顕在化した形での暴力的な行動も支配のうちに入る)抵抗しているムスリムという図式が出来上がる。よって、アメリカに対する批判は当然のごとくなされる。
しかし、江戸住民Aさんが言うように、戦争という状態にあると人々は狂気的な行動を起こす。刑務所での虐待、今回の負傷者の殺害は「通常状態」では考えられない状況である。このことは、アメリカという国家が「悪い」という風な論調がなされるが、ここで気をつけなければならない事がある。
江戸住民Aさんの「根っこは人種差別」という指摘は非常に鋭いのであるが、事例としてあげているのが米軍によるものだけであると言う点が私にとっては非常に危険な香りがする。事実、反米勢力も外国人拉致(日本人も)し殺害をしている。
人種差別と言うミクロな視点に立ったとき戦争状態に置かれている人間が理性的に行動できると言ったら、これは非常に怪しい。私も含めて、全ての人間が戦争に言ったとき虐待、人質の虐殺を「しない」という保証は何処にもない。
私たちが真に人種差別と戦うのであれば人質虐待や今回の負傷者殺害を行っている「アメリカ人」に対する偏見もなくさねばならないだろう。「アメリカ人」に対する偏見はここで既に始まっている。
「人間」は結局、異常な状態になったとき理性的でいられるということ自体、疑うべき事であろう。戦場にいる者も、それを外側から見守るものも。
勿論、米軍によるイラク攻撃は許されざる行為ではあるが…。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):これが『テロとの闘い』か!?  ■名前 : 王里  ■日付 : 04/11/17(水) 7:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼森下 泰典さん:
>本日、米NBCテレビにより、
>ファルージャで戦闘を展開中の米海兵隊員が、非武装のイラク人を射殺した映像が
>放映されました。

民間のテレビカメラが初めて同行し撮影された映像とのことでした。戦闘開始から、あの時までに似たような、あるいはもっとひどい光景があったのではないかと思います。

夜間、一軒一軒、ドアをけやぶり、侵入する兵士たち。あのドアの向こうは、すべて空家だったのでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):これが『テロとの闘い』か!?  ■名前 : モト冬木  ■日付 : 04/11/17(水) 19:59  -------------------------------------------------------------------------
   ▼王里さん:
>民間のテレビカメラが初めて同行し撮影された映像とのことでした。戦闘開始から、あの時までに似たような、あるいはもっとひどい光景があったのではないかと思います。
>
>夜間、一軒一軒、ドアをけやぶり、侵入する兵士たち。あのドアの向こうは、すべて空家だったのでしょうか。

負ける側の国というのは哀れです。日本も十分経験しました。わが国は他国からの勢力による侵攻を受けた結果、絶対このようにしてはいけないなと強く思いました。そのためにも、有事法制を早急に整備しなければいけませんね。実際に反日を国是とする隣国に囲まれているのですから。

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