過去ログ

                                Page    1944
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼引きこもり・不登校を考える・2  管理スタッフ 04/11/22(月) 21:15
   ┣前スレッドからの転載です  管理スタッフ 04/11/22(月) 21:18
   ┣前スレッドからの転載です・2  管理スタッフ 04/11/22(月) 21:19
   ┣『いじめを考える』  Ray 04/11/22(月) 21:24
   ┃  ┗Re(1):『いじめを考える』  スサノオ 04/11/22(月) 23:01
   ┃     ┣Re(2):『いじめを考える』  蒼 04/11/22(月) 23:47
   ┃     ┃  ┗Re(3):『いじめを考える』  スサノオ 04/11/23(火) 19:54
   ┃     ┃     ┣Re(4):『いじめを考える』  あくまの査問官 04/11/23(火) 21:05
   ┃     ┃     ┃  ┗Re(5):『いじめを考える』  スサノオ 04/11/23(火) 21:42
   ┃     ┃     ┃     ┣Re(6):『いじめを考える』  スサノオ 04/11/23(火) 22:39
   ┃     ┃     ┃     ┗それは違うと思うのですが。  英 04/11/23(火) 23:08
   ┃     ┃     ┃        ┣Re(1):それは違うと思うのですが。  松 04/11/23(火) 23:16
   ┃     ┃     ┃        ┃  ┗Re(2):それは違うと思うのですが。  英 04/11/23(火) 23:25
   ┃     ┃     ┃        ┃     ┗Re(3):それは違うと思うのですが。  松 04/11/23(火) 23:45
   ┃     ┃     ┃        ┗Re(1):それは違うと思うのですが。  英 04/11/23(火) 23:18
   ┃     ┃     ┃           ┗Re(2):それは違うと思うのですが。  並型 04/11/25(木) 2:13
   ┃     ┃     ┗Re(4):『いじめを考える』  しろは 04/11/23(火) 21:06
   ┃     ┃        ┗Re(5):『いじめを考える』  スサノオ 04/11/23(火) 22:32
   ┃     ┃           ┗Re(6):『いじめを考える』  しろは 04/11/24(水) 21:22
   ┃     ┣『いじめを考える』について  Ray 04/11/23(火) 13:21
   ┃     ┗Re(2):『いじめを考える』  北の老兵 04/11/23(火) 19:17
   ┣Re(1):引きこもり・不登校を考える・2  桃李 04/11/22(月) 23:23
   ┃  ┗Re(2):引きこもれる居所が無かったら?  珍 源斎 04/12/3(金) 14:41
   ┃     ┗Re(3):引きこもれる居所が無かったら?  北の老兵 04/12/3(金) 15:55
   ┃        ┗Re(4):引きこもれる居所が無かったら?  珍 源斎 04/12/3(金) 19:25
   ┃           ┗Re(5):引きこもれる居所が無かったら?  北の老兵 04/12/3(金) 20:20
   ┃              ┗Re(6):引きこもれる居所が無かったら?  珍 源斎 04/12/3(金) 20:49
   ┣団塊党様へ  並型 04/11/23(火) 2:07
   ┃  ┗Re(1):  団塊党 04/11/23(火) 18:41
   ┃     ┗Re(2):  並型 04/11/25(木) 1:04
   ┃        ┗Re(3):  団塊党 04/11/25(木) 20:12
   ┃           ┗Re(4):  北の老兵 04/11/25(木) 21:06
   ┃              ┗Re(5):  団塊党 04/11/27(土) 7:14
   ┃                 ┗Re(6):親バカですが  団塊党 04/11/27(土) 18:02
   ┃                    ┣Re(7):親バカですが  北の老兵 04/11/27(土) 18:10
   ┃                    ┣Re(7):親バカですが  珍 源斎 04/11/27(土) 18:21
   ┃                    ┃  ┗Re(8):親バカですが  団塊党 04/11/27(土) 21:06
   ┃                    ┗Re(7):親バカですが  しろは 04/11/30(火) 22:04
   ┃                       ┣しろはさまお礼です。  桃李 04/12/1(水) 0:03
   ┃                       ┗Re(8):親バカですが  団塊党 04/12/1(水) 20:35
   ┣人はみんな、それほど大きくは違わない。  ぎみゆら 04/11/23(火) 11:58
   ┣心が痛むと、体も痛くなる。  ぎみゆら 04/11/23(火) 12:03
   ┣一歩離れたところから自分を見る目。  ぎみゆら 04/11/23(火) 12:06
   ┃  ┗Re(1):一歩離れたところから自分を見る目。  パンドラ 04/11/27(土) 2:16
   ┃     ┗Re(2):一歩離れたところから自分を見る目。  ぎみゆら 04/11/28(日) 20:03
   ┣Re(1):引きこもり・不登校を考える・2  真茶 04/11/23(火) 20:58
   ┃  ┗Re(2):引きこもり・不登校を考える・2  パンドラ 04/11/23(火) 23:31
   ┣留守にしていた3日分読ませていただきました。  真茶 04/11/24(水) 13:47
   ┃  ┣一応、別けて書いています。  英 04/11/24(水) 22:08
   ┃  ┗Re(1):留守にしていた3日分読ませていただきました。  遍巳亭 04/11/27(土) 22:44
   ┣地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  外野 04/11/24(水) 21:39
   ┃  ┣地球環境の専門家から見た「引きこもり」(2)  外野 04/11/24(水) 21:42
   ┃  ┃  ┗大人の生き方が問われている  外野 04/11/24(水) 22:20
   ┃  ┗Re(1):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  遍巳亭 04/11/24(水) 23:57
   ┃     ┗Re(2):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  外野 04/11/25(木) 22:37
   ┃        ┗Re(3):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  遍巳亭 04/11/26(金) 1:21
   ┃           ┗Re(4):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  外野 04/11/26(金) 22:22
   ┃              ┗Re(5):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  遍巳亭 04/11/27(土) 23:13
   ┃                 ┗Re(6):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  外野 04/11/28(日) 9:25
   ┃                    ┗Re(7):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  外野 04/11/28(日) 9:26
   ┣障害者を排除する社会。  猫猫@宇宙船地球号乗組員 04/11/24(水) 22:41
   ┣流水 様 ありがとうございます  しろは 04/11/26(金) 16:00
   ┣長くなるのをお許しください(1)  真茶 04/11/26(金) 22:11
   ┣長くなるのをお許しください(2)  真茶 04/11/26(金) 22:52
   ┣長文 お許しください(3)  真茶 04/11/27(土) 7:19
   ┃  ┣Re(1):長文 お許しください(3)  団塊党 04/11/27(土) 11:16
   ┃  ┗お願いします。  英 04/11/27(土) 22:26
   ┣長文お許しを(4)  真茶 04/11/29(月) 4:29
   ┃  ┣Re(1):長文お許しを(4)  秋明菊 04/11/30(火) 18:11
   ┃  ┃  ┗Re(2):長文お許しを(4)  パンドラ 04/12/1(水) 0:48
   ┃  ┗「引きこもり」についての私の考え。  英 04/11/30(火) 22:24
   ┣バイトのススメ  しろは 04/12/3(金) 19:09
   ┗新スレッドへ移行願います  管理スタッフ 04/12/3(金) 20:42

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 引きこもり・不登校を考える・2
 ■名前 : 管理スタッフ
 ■日付 : 04/11/22(月) 21:15
 -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

こんばんは。Ray@スタッフです。

「引きこもり 不登校 に考える」スレッドの書き込みがだいぶ多くなりましたので
新しく「引きこもり・不登校を考える・2」スレッドを立てました。

以後のご議論は新スレッドをご利用くださるよう
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、前スレッドのURLは↓です。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=32256;id=sougou

(以下は前スレッドからの転載です)
-------
【32646】Re(2):引きこもり 不登校 に考える 遍巳亭 - 04/11/22(月) 18:47 -

  ▼真茶さん:
>自律にあって自立にないもの
>と私が感じるのは、意志が外部の拘束から自由なこと(三省堂)です。
>一時的に何かから距離をおきたい想いが不登校・ひきこもりなら、たとえ強固な意志でなくても<外部の拘束から自由>である部分の発露でしょう、表現方法はうまくなくても。
> 蛇足として、不登校・ひきこもり当事者は 自由選択 → 行動 → 結果責任 ができる…できている若者たちです。
>学校制度と学校制度外との両面を体験しているから、次代を担う彼らにバトンを渡すことに、私はまったくためらいはありません。それが20年間の経験で彼らに教えてもらったことです。

「自律」と言われること、「縛る−縛られる」ということに思い至りました。「縛る者に縛られる」から自由になれない。その縛りの縄を解くのは大変なことだ。拘束は外部からなされてがんじがらめになって、精神の自由な置き所は引きこもりの部屋の中にしか見いだされなくなる。外部からの拘束から逃れるようにしてその部屋に一旦引きこもってしまうと、外部の目はさらに強く、縛る縄目はさらにきつくなる。蜘蛛の糸、蚕の繭のように絡め取られてしまう。

このような状態なのでしょうか。

そうであれば「通路」が必要だと、自ら通路をつくるのは至難の業だとすると、周りの者たちの協力がなくてはならない。

「縛る−縛られる」からの自由、精神の自由、それを「自律」という言葉で指し示すのかと考えます。

他者が「見る」ことは即「見られる私」にとっては暴力、縄目になるのかもしれませんね。それは自縄自縛へと転化する。

-----

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 前スレッドからの転載です  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 04/11/22(月) 21:18  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

Ray@スタッフです。
引き続き前スレッドからの転載です。

なお、前スレッドのURLは↓です。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=32256;id=sougou

(以下は前スレッドからの転載です)
-------
【32650】Re(2):引きこもり 不登校 に考える(1) 流水 - 04/11/22(月) 20:17 -

  この問題を考えるとき、二つの側面があります。多くの議論は、この二つの側面を混同しているため、具体的な方法論が生み出せないのです。

【二つの側面】
1、個別具体的な個人(本人)の問題
2、それを取り巻く家族と社会の問題

ところが、現実には「登校拒否」や「ひきこもり」の子供の解決法を模索するとき、この二つの側面は、非常に密接に連関しており、どこからどうと明確な線引きができないのです。
例えば、ある子供が精神病理学的症状で、登校拒否になったとしましょう。医者は、病気を治癒するために、懸命な努力をします。家族も協力したとしましょう。そして、何とか本人も立ち直ったと仮定します。そして、登校をしました。多くの場合、病気を再発させ、また登校拒否に陥る場合が多いのです。そして、事態はさらに深刻になっているケースもしばしば起こります。

なぜ、そうなるのか。
多くの場合、その子供を受け入れる側の学校・教師・子供たちの無理解が原因で、その子供に対して無神経な言葉や態度を示したことが、病気再発の引き金を引くのです。
ここでの最大の問題は、多くの人が「登校拒否」や「ひきこもり」や「精神病理学的症状の人」を、特殊例外的存在だと考えているところにあります。

つまり、人間に対する考え方(人間観)の問題なのです。
この人間観は、子供たちの生活している親・家族の意識やその属している社会意識の投影なのです。※親は、社会の鏡(子供は親を通して社会を見るのです)
これを変革するのは、そう簡単なものではありません。
【登校拒否】【引きこもり】の子供は、まず最初は、親・家族と戦い、次に自分を取り巻く社会意識と戦わなければなりません。
精神的にも肉体的にも強い子供は、親・学校・教師に徹底的に反抗できるのですが、彼らは、自らを傷つける形(自傷行為)でしか、その思いを表現できないと考えることができます。ある意味では、彼らは緩慢な自殺行為をしているのかも知れないのです。

では、具体的にはどうすればよいのか、という問題になります。以下の方法は、わたしが実践してきた方法です。

★人間観の問題(※できるだけ具体的に語る必要があります)
ここで、重要なのは、人間は、誰しも同じような心と身体のメカニズムを持っている、ということを語り込む必要があります。
つまり、行きたくても学校にいけない子ども自身や親には、あなたたちは特別でもなんでもなくて、心と身体のメカニズムのバランスが崩れているだけだ、ということを、納得させる必要があります。

-------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 前スレッドからの転載です・2  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 04/11/22(月) 21:19  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

Ray@スタッフです。
引き続き前スレッドからの転載です。

なお、前スレッドのURLは↓です。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=32256;id=sougou

(以下は前スレッドからの転載です)
-------
【32651】Re(2):引きこもり 不登校 に考える(2) 流水 - 04/11/22(月) 20:22 -

  わたしは、PNI(精神神経免疫学)の理論を用いて、同僚教師や子供たちに以下のことを語りこむことにしていました。
★人間の心と身体をつなぐもの⇒自律神経系、中枢神経系、とニューロペプチドの3つがある。
★その中でニューロペプチド系の働き(心身の連絡を担う物質)

  思考=気持ち=感覚=イメージ
  ↓↑         ↑↓
 葛藤につながる感情  爽快さにつながる感情
  ↓↑         ↑↓   
 ストレス       リラクゼーション
       ↓↑
      神経細胞
       ↓↑
免疫細胞⇔ニューロペプチド⇔ホルモン細胞 
    (エリオット・S・ダシャー;PNIー心と身体をつなぐもの)

※ここで重要なのは、人間の心と身体はこのようなメカニズムになっており、誰でも「心」が痛むと、身体に影響するということを認識してもらうことにありました。
そこから、登校拒否になっている子供は、このメカニズムのどこかが、バランスが崩れたのであり、それを克服するためには、本人の努力も必要だが、周りの人間が上の図でいう右側の(爽快さにつながる感情)で生活できるように配慮する必要がある。同時に、左側の要素を如何にして少なくするかが重要であることを力説しました。
しかし、学校という場は、左側の【葛藤につながる感情】を全てなくすことは不可能です。しかし、【葛藤につながる感情】を引き起こす要因を仔細に分析して、極力少なくすることは可能です。
そうすれば、人為的に引き起こされる【葛藤につながる感情】⇒いじめ、体罰、言葉遣い、人間関係などをどのように解決できるか、という課題がみえてきます。

★上記の認識をもとにして、学級や友達に対するあり方や仕組みをどうするかを話し合いします。(いじめの問題・言葉の問題・班構成の問題・掃除班の問題・机の位置・給食の席の問題・保健室との連携の問題・教師の授業中の声かけの問題・授業遅れをどう解消するかの問題・意図的に友人を作ってやる必要性など)

★教師として最も重要なのは、上記のような人間観を生かした学級つくりを具現化していき、【登校拒否】を生み出さない学級を如何にして実現するかを考える必要があるのです。同時に、そのような学級を作り出すことによって、子供たちの、ものを考える力、相手の心を想像する力、学ぶ力などを鍛え、育てていく視点と方法論を生み出さなければならないと思います。
なぜなら、学校という組織は、登校拒否の子供も大切ですが、そうでない子供も同様に大切なのです。
この相反するようにみえる二つの要求を同時に満たす方法論を如何にして構築するかが、学校・教師の力量が問われるところだと思います。

------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 『いじめを考える』  ■名前 : Ray  ■日付 : 04/11/22(月) 21:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

こんばんは。Rayです。

ちょっと話がずれるかも知れないのですが、
昨日たまたま
『いじめを考える』(なだいなだ、岩波ジュニア新書)
を読みましたのでここに感想を書いてみます。

この本は、ジュニア新書ではありますが、
どちらかというといじめられている当人が読むというよりも
その親や教師といった、まわりの大人が読むと
対策(?)を考えるのに役立つのではないかと思いました。

具体的には、いじめる心理や
どういうときにいじめが起きるのかの考察が
新鮮に思えました(掲示板でのことと
引き比べてしまったせいかも知れませんが(^^;))。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):『いじめを考える』  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/22(月) 23:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Rayさん:
>▼みなさま:
>
>こんばんは。Rayです。
>
>ちょっと話がずれるかも知れないのですが、
>昨日たまたま
>『いじめを考える』(なだいなだ、岩波ジュニア新書)
>を読みましたのでここに感想を書いてみます。
>
>この本は、ジュニア新書ではありますが、
>どちらかというといじめられている当人が読むというよりも
>その親や教師といった、まわりの大人が読むと
>対策(?)を考えるのに役立つのではないかと思いました。
>
>具体的には、いじめる心理や
>どういうときにいじめが起きるのかの考察が
>新鮮に思えました(掲示板でのことと
>引き比べてしまったせいかも知れませんが(^^;))。

あのう?イジメってそんなに深刻ですか?
子供の頃。何か順番のように「られて」いたんですが・・・
勿論。誰でもです。
かなりキツいのもありましたが、その都度自分で考えて対処してきました。
イジメなんかより、親父の雷の方が遙かに嫌でした。
父親が帰宅し、やっと夕餉・・・という時に。
「箸を置け!」・・・。始まった・・・という感じでした。

子供の頃。正月の「お年玉」の袋も金額も兄弟と違い、立派で多かったのは
嬉しかったんですが・・・(石原慎太郎氏もそうしたそうですが)
長男のリスクは、そんなものでは贖えない程。大変でした。
年始や行事の、お客様への挨拶。手伝い・・・。学校の成績。
どれ一つ兄弟より良く出来て当たり前。出来なければ叱責・・・。
結局。親も子も甘えているのではないでしょうか?
祖父母も母親も誰一人、私を庇ってくれた人は居ません。
家では親父(家長が唯一絶対の存在)が法律でした。
私は倅にもそうしてきました。
嫁も「お父さんに聞きなさい」そういう教育です。
是か非かは解りません。しかし、今現在。さしたる問題も無く
我が家は廻っています。イジメや不登校は「父権の復活」で
問題ではなくなるでしょう。腹が立つのは「お父さんのような人間になるな」
という下らない母親に問題があるように思います。
どうあれ親は、一生懸命働いています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):『いじめを考える』  ■名前 : 蒼  ■日付 : 04/11/22(月) 23:47  -------------------------------------------------------------------------
   ▼スサノオさん:
>あのう?イジメってそんなに深刻ですか?
>子供の頃。何か順番のように「られて」いたんですが・・・
>勿論。誰でもです。

ちょっと聞き捨てなりません。
イジメは深刻な問題です。
「みんなが順番のようにいじめられていた」から深刻でないのでしょうか?
みんな同じ事していて、またされているから深刻ではないのでしょうか?
そんな風に考えられていたなら、スサノオさんの受けていたイジメは非常に軽度のものだったと思います。


>かなりキツいのもありましたが、その都度自分で考えて対処してきました。

自分で対処できる程度の物ならいいのですが、最近はそれが出来ないほどに酷いのです。
自分一人ではどうしようもないことが起きているんです。


>結局。親も子も甘えているのではないでしょうか?
>祖父母も母親も誰一人、私を庇ってくれた人は居ません。

それはお気の毒です。
頼れる人が身内にいないというのは辛いことです・・・


>家では親父(家長が唯一絶対の存在)が法律でした。
>私は倅にもそうしてきました。
>嫁も「お父さんに聞きなさい」そういう教育です。
>是か非かは解りません。しかし、今現在。さしたる問題も無く
>我が家は廻っています。

何の問題もなくてよかったですね。
しかしそういう家庭では往々にして子供のSOSが見落とされがち。気をつけてあげてください。

しかし
>イジメや不登校は「父権の復活」で問題ではなくなるでしょう。

そんなことはありません。
イジメ・不登校は権力を父親が握っているかどうかではなく、子供がいじめられたり学校に行けなくなったとき
どんなことを子供に対してあげられるかがとても重要なことになってくるのです。

>腹が立つのは「お父さんのような人間になるな」
>という下らない母親に問題があるように思います。
>どうあれ親は、一生懸命働いています。

果たして本当に「下らない母親」なのでしょうか。、
もしかしたら父親の方が下らない人間で、母親は子供にそうなって欲しくないからこういうのかもしれません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):『いじめを考える』  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/23(火) 19:54  -------------------------------------------------------------------------
   ▼蒼さん:
>▼スサノオさん:
>>あのう?イジメってそんなに深刻ですか?
>>子供の頃。何か順番のように「られて」いたんですが・・・
>>勿論。誰でもです。
>
>ちょっと聞き捨てなりません。
>イジメは深刻な問題です。
>「みんなが順番のようにいじめられていた」から深刻でないのでしょうか?
>みんな同じ事していて、またされているから深刻ではないのでしょうか?
>そんな風に考えられていたなら、スサノオさんの受けていたイジメは非常に軽度のものだったと思います。
>
>
>>かなりキツいのもありましたが、その都度自分で考えて対処してきました。
>
>自分で対処できる程度の物ならいいのですが、最近はそれが出来ないほどに酷いのです。
>自分一人ではどうしようもないことが起きているんです。
>
>
>>結局。親も子も甘えているのではないでしょうか?
>>祖父母も母親も誰一人、私を庇ってくれた人は居ません。
>
>それはお気の毒です。
>頼れる人が身内にいないというのは辛いことです・・・
>
>
>>家では親父(家長が唯一絶対の存在)が法律でした。
>>私は倅にもそうしてきました。
>>嫁も「お父さんに聞きなさい」そういう教育です。
>>是か非かは解りません。しかし、今現在。さしたる問題も無く
>>我が家は廻っています。
>
>何の問題もなくてよかったですね。
>しかしそういう家庭では往々にして子供のSOSが見落とされがち。気をつけてあげてください。
>
>しかし
>>イジメや不登校は「父権の復活」で問題ではなくなるでしょう。
>
>そんなことはありません。
>イジメ・不登校は権力を父親が握っているかどうかではなく、子供がいじめられたり学校に行けなくなったとき
>どんなことを子供に対してあげられるかがとても重要なことになってくるのです。
>
>>腹が立つのは「お父さんのような人間になるな」
>>という下らない母親に問題があるように思います。
>>どうあれ親は、一生懸命働いています。
>
>果たして本当に「下らない母親」なのでしょうか。、
>もしかしたら父親の方が下らない人間で、母親は子供にそうなって欲しくないからこういうのかもしれません。

捻くれたモノの見方しか出来ないですね・・・。
結局。イジメに負けたり、学校へ行かなくなるのは「根性なし」だからですって。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):『いじめを考える』  ■名前 : あくまの査問官  ■日付 : 04/11/23(火) 21:05  -------------------------------------------------------------------------
   〉結局。イジメに負けたり、学校へ行かなくなるのは「根性なし」だからですって。

これについて疑問に思ったので質問します。

ここにイジメる側の子供は常に5人で行動しているとします。
イジメられる側の子供は一人だとします。
これでイジメられる子が勝とうとするならば、凶器でも使わないと無理でしょう。
しかし、「ナイフなど危ない物を人に対して使ってはいけません」とイジメられている子供は分かっていると思います。
だから、戦うのは無理。
「大人に訴えれば良い」という考え方もありますが、大人としては証拠が無いうちは慎重に行動せざるをえませんし、子供に証拠を整える能力を望むのも酷です。

となれば、イジメられる子の自己防衛の手段は「学校に行かない」しかないのではないでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):『いじめを考える』  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/23(火) 21:42  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あくまの査問官さん:
>〉結局。イジメに負けたり、学校へ行かなくなるのは「根性なし」だからですって。
>
>これについて疑問に思ったので質問します。
>
>ここにイジメる側の子供は常に5人で行動しているとします。
>イジメられる側の子供は一人だとします。
>これでイジメられる子が勝とうとするならば、凶器でも使わないと無理でしょう。
>しかし、「ナイフなど危ない物を人に対して使ってはいけません」とイジメられている子供は分かっていると思います。
>だから、戦うのは無理。
>「大人に訴えれば良い」という考え方もありますが、大人としては証拠が無いうちは慎重に行動せざるをえませんし、子供に証拠を整える能力を望むのも酷です。
>
>となれば、イジメられる子の自己防衛の手段は「学校に行かない」しかないのではないでしょうか?

5人、10人。人数は問題ではないのです。
凶器!???そんなモノ必要ありません。
相手が「死にたい」と思うまで追い詰める気でやるんですよ。
朝な夕なに・・・間髪を居れずに・・・バラで居る時を狙って・・・
道具使ってもイイでしょう。なぜ?引き篭るんですか?
何も悪いことなんかしていない。
テロと同じですよ・・・イジメなんて!
だったら、相手が「参った」と言うまで追い詰めればいいでしょう?
自分を守るとは・・・言わば「殺し合い」ですよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):『いじめを考える』  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/23(火) 22:39  -------------------------------------------------------------------------
   あくまの査問官さん
私。高校の時。12人相手にやりました。
そりゃあ、今風に言えば「ボコられ」ました。
けれど、5人まではそこそこ・・・やりましたよ。
次の日は顔は腫れてるは、蒼タンは出来てるは・・・
でも学校行きましたよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : それは違うと思うのですが。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/23(火) 23:08  -------------------------------------------------------------------------
   >自分を守るとは・・・言わば「殺し合い」ですよ。

自分の親を、人殺しの親にしてしまう、その時点でその子は親に対して取り返しの就かない不義理を犯します。
自分の子を、人殺しにしてしまう、その時点でその親は子に対して償いきれない罪を背負うのです。
まっとうな精神の持ち主なら、誰が殺したくて殺しますか。
殺してはいけません、髪の毛一筋も譲りませんよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):それは違うと思うのですが。  ■名前 : 松  ■日付 : 04/11/23(火) 23:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼英さん、こんばんは。

スサノオさんの仰っている言葉はきついですが、気構えの事を言っているのだと思います。
いじめられる立場から抜け出すには、確かに、いじめる相手には絶対に負けない、という気構えが必要です。

相手に自分を認めさせる、または、相手の心を折る。
これしかないのです。

私の知っている人でも、昔いじめられっ子でしたが、レスリングジムに通い、実力で相手に自分を認めさせて、ようやくいじめられっ子から脱却した人間がいます。

ただし、この方法は正面からいじめてくる相手にしか通用しません。
最近のいじめは姿を見せないと言いますから、この方法が現代でも通用するかは私にもわかりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):それは違うと思うのですが。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/23(火) 23:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼松さん:

こんばんにゃ〜。

松さんの例に出された話は「古き良き時代」のイジメのタイプですね。
今時の壊れた子に、正面から向かおうとするとどんな陰湿な結果になるか、恐ろしい物です。


ただ、いいヒントが隠されていると思います。
イジメられる子も、イジメる子も、心に何かの芯を育ててやるのです。
今回の例はレスリングでした。
私はそれが単純に勉強でもいいと思います、趣味やスポーツや一芸などでも良いと思います。
親が大人が、子供の中身を育成しようという想いで関わるのなら、そこ子供を一生支える貴重な背骨を形成するのではないでしょうか。
(勿論、ステータスとしての習い事など上っ面です。)


単純な、単純な事なのですがねぇ…

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):それは違うと思うのですが。  ■名前 : 松  ■日付 : 04/11/23(火) 23:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼英さん:

>松さんの例に出された話は「古き良き時代」のイジメのタイプですね。
>今時の壊れた子に、正面から向かおうとするとどんな陰湿な結果になるか、恐ろしい物です。

そうですね。
以前探偵の方が書いた本を読んだことがあります。
そこでは中学校1年生の娘さんの様子がおかしいと気づいたご両親から依頼されて、女子中学生を調べた時の事が紹介されていました。

調べてみた結果、その女の子が真面目で勉強も出来て、容姿も他の子よりも可愛いという理由で他の同級生の女の子達から嫉妬を買い、男子生徒を巻き込んでの子供とは思えない虐めに遭っているという事がわかったそうです。

本来であれば、もっとしっかりとした虐めの現場を掴んでから依頼人に報告するべきなのですが、このままではレイプの現場に遭遇する可能性があるというので、早急に依頼人に報告をして、その後の対応を全て依頼人に任せた、という顛末が、虐めの報告としてはあまりにも衝撃的で今でもまだ覚えています。

もしかしたら子供達の虐めは大人の我々からは想像のできない域にまで達しているのかも知れません。

>ただ、いいヒントが隠されていると思います。
>イジメられる子も、イジメる子も、心に何かの芯を育ててやるのです。
>今回の例はレスリングでした。
>私はそれが単純に勉強でもいいと思います、趣味やスポーツや一芸などでも良いと思います。
>親が大人が、子供の中身を育成しようという想いで関わるのなら、そこ子供を一生支える貴重な背骨を形成するのではないでしょうか。
>(勿論、ステータスとしての習い事など上っ面です。)
>
>単純な、単純な事なのですがねぇ…

スポーツは良いと思います。
ボーイスカウトにでも入れて大自然に放り込む、というのも良いかも知れません。

とにかく天地自然の法則に、身体も心も合うような生活に直してしまうことが必要だと思います。

本当に単純な事のはずなのですけどね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):それは違うと思うのですが。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/23(火) 23:18  -------------------------------------------------------------------------
   上の書き込みとはうって変わって。


今時のイジメは本当にイジメなのでしょうか?
酷い場合には命まで取られます。
自分を守ろうとするなら、本当に殺し合いじゃあないですか。
今時のイジメをイジメとして捉えるから、上っ面の教育論や子育て論の無限ループになるのでは。


イジメる子も、イジメられる子も、どちらも少し壊れているのだと思います。
それも本人の責任ではなく、育てた親の責任であり、周りの大人の責任であると自覚すべきです。
社会や行政云々など、責任逃避も甚だしいと思うのですよ。
単純に、大人の責任です。


引篭りの子に学校がどうするとか、カウンセラーがどうのは、あくまで対処療法です。
本道は「今、正常な子」に大人がどう関わるかです。
引篭りの子の尻を叩いて子供の群れに帰したものの、あっと言う間に引き裂かれてしまうでしょうに。


その辺もこのスレで語るべきだと思うのですが、すっぽり抜け落ちている意見が大半ですね。
まるで病んだ社会の縮図じゃないですか、しっかりしなさいよ、と。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):それは違うと思うのですが。  ■名前 : 並型  ■日付 : 04/11/25(木) 2:13  -------------------------------------------------------------------------
   英様、はじめまして。

>イジメる子も、イジメられる子も、どちらも少し壊れているのだと思います。
>それも本人の責任ではなく、育てた親の責任であり、周りの大人の責任であると
>自覚すべきです。
>社会や行政云々など、責任逃避も甚だしいと思うのですよ。
>単純に、大人の責任です。

この、投稿を読んで深く考えさせられました。
私の郷里の方言に「ぎをゆな(義を言うな)」と言う
言葉が有ります。現在では、「文句を言うな・理屈を
言うな」といった意味で使われる事が多いですが、本来
の意味は、「義とは、語るものではなく、行うものであ
る」という意味です。

昨今の世情を鑑みますと、「義」を語れる「親」はまだ
良い方ですが、語れるだけの「義」を身に付けていない
「親」の何と多い事か。

この様な世の中であれば、「子」が「壊れる」のも当然
かと思う次第です。

私の幼少期、「親」から「義を言うな」の言葉の他によ
く言われた言葉で、「嘘をつくな・負けるな・弱い者を
いじめるな」という言葉が有りましたが、今の世の中こ
れらの言葉を、「子」よりも「親」の方に言って聞かせ
ないといけない時代になってしまったのでしょうか?

何とも、「隔世の感」有り、と思う今日この頃です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):『いじめを考える』  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/23(火) 21:06  -------------------------------------------------------------------------
   スサノオ 様 横レスをご容赦ください

それではどうやったら子供達にいい意味での根性がつく様になるのでしょうか
現実的にお教え下さい

それからこのスレッドの問題ほとんどすべてを
根性二文字でかたを付けられては寂しいです

どうかよろしくお願いします

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):『いじめを考える』  ■名前 : スサノオ  ■日付 : 04/11/23(火) 22:32  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しろはさん:
>スサノオ 様 横レスをご容赦ください
>
>それではどうやったら子供達にいい意味での根性がつく様になるのでしょうか
>現実的にお教え下さい
>
>それからこのスレッドの問題ほとんどすべてを
>根性二文字でかたを付けられては寂しいです
>
>どうかよろしくお願いします

「親父のビンタ」でしょう。納得できるビンタ!
これを喰らえば、イジメなど乗り越えられるでしょう!?
「歯ぁ喰いしばれ!」でがツーン!と・・・
自分の子供に気を遣ってどうしますか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):『いじめを考える』  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/24(水) 21:22  -------------------------------------------------------------------------
   スサノオ 様 ご教授ありがとうございます

親父のビンタは必要だと思います、(ケースによりけりですが)
ただやっぱり家族のつながりの強さがない条件では難しいと考えます

いじめ、不登校、ひきこもり
大人の世代、百人いれば百の答えが出るとも思えます
決め付けは無理が出るとは思えないでしょうか?

いじめの問題は学校を出て社会に出てもあります
難しくは無いけれど簡単でもない、
人間の嫌な一面です

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 『いじめを考える』について  ■名前 : Ray  ■日付 : 04/11/23(火) 13:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼スサノオさん(32678):

こんにちは。Rayです。

いじめが深刻な問題なのかどうかは、
いじめをどう定義するかで決まってくるものだと思います。
また、スサノオさんが子どもだったころと今という時代や
地域によってもどのようなものが「いじめ」なのかが違ってくると思います。

……上に書いたことはほとんど
『いじめを考える』(なだいなだ、岩波ジュニア新書)からの
引用(受け売り?)になってしまうのですが、
そのへんから考えるという点でもこの本はとても面白かったので
みなさまのご参考になればと思って紹介いたしました。

スサノオさんにもぜひご一読いただいた上で
反論または感想等をお寄せいただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):『いじめを考える』  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/11/23(火) 19:17  -------------------------------------------------------------------------
   イジメはやはり深刻な問題でしょう。

私達の子供の頃とは比べ物にならないほど社会環境が変わりました。

私の子供の頃は、男の子は遊ぶものといえばチャンバラ、メンコ(パッチ)、相撲、三角ベース等々、遊びは殆ど表。家の中の遊びは正月のカルタしか知りません。日が暮れるまで真っ黒になって遊んだものです。

そして遊びの中心には必ず2,3歳上の子のガキ大将がいました。
喧嘩もありましたがガキ大将が仕切って、すぐ仲良くなったものです。
痛さはチャンバラや相撲で自然に学習したのでしょう。自然に手加減をしていましたね。殴り合いの喧嘩になっても今のような事は殆どありませんでした。

又、親も自分の子供であろうが、よその子供であろうが、悪い事をしたら遠慮せず叱ったものです。今の子供は可愛そうです。だいたい友達になる子供が近所に居ないんだから。そして表も遊び場となる広場が少なくなった。車、変質者を心配しなければならない。それに塾に勉強、家ではテレビゲーム、友達と接する機会が極端に少なくなりました。

私達の子供の頃の目線で見るのは間違いです。
「弟」が放映されましたが、私も裕次郎のファンだったので見ましたが、裕次郎と慎太郎の父親を見て私の父親とダブるところがありました。
その石原慎太郎も「父権復活」を唱えています。これに対して反対する訳じゃ無いが、スパルタ式で厳しくすれば世の中変わると思っていたら、それは妄想でしかありません。

「父権復活」をどうしてもお望みなら、「子供は一度自然に返しなさい」と言いたいです。私の娘夫婦は子供のためにわざわざ不景気な北海道に移住して来ました。今、2世帯住宅で一緒に暮らしています。環境は抜群、近所には孫の友達がたくさんいて、元気に真っ黒になって遊んでいます。

娘の旦那は子供には優しい男です。叱る時には解るまで「何故悪いか」を言って聞かせており、私はいつも偉いなぁと思って見ています。昔の父親像と違って怖い親父より尊敬される親父でありたいものです。

「いじめ」は引きこもりや不登校の原因になります。「苛められる側にも原因がある」等とは苛める側の屁理屈に過ぎません。いじめを受けるほうは何時だって被害者なんですから。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり・不登校を考える・2  ■名前 : 桃李  ■日付 : 04/11/22(月) 23:23  -------------------------------------------------------------------------
   子供に関する問題は、その子が何歳で、男の子であるか女の子であるか。
それによっても問題の中身が違うでしょう。女の子なら生理があるような年になれば、また、違う悩みも、いろいろ出てきますよ。男の子だってそうでしょう。

幼年、思春期などで、原因、中身が少しずつ違うでしょう。

職場に通えなくなった女の先生の話を知っていますが、帰宅途中で若い学生から
草むらに引きずり込まれ、あわや!というところで、助かったそうです。でも、そのショックから、職場に通えなくなり、引きこもるようになってしまいました。

友達の恋人でした。学生時代はモデルをしていたきれいな人でした。かわいそうでした。いまどうしているかなぁ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもれる居所が無かったら?  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/12/3(金) 14:41  -------------------------------------------------------------------------
   単純な疑問ですが、引こもりや、不登校について考えると・
引き篭もれる処や場所が無かったら、どうするのか?

大人になり親離れをして社会で一定の役割を持つようになったり、
親達がこの世に居なくなったら・引き篭もれる居場所は少なくとも
物理的には無くなってしまいます。

人生には、多かれ少なかれ意に添わないことや、時として
諸々破局に遭遇したり・絶望の淵に立たされることもあり得る
事です。

それこそ7転び八起きで対応してるのが普通の人間ではないかと
思います・・。

尤もそれに及ばない人は究極の引き篭もりで自殺をしてあの世に
引き篭もって?しまうのか・・な?

命の本質はもと逞しいものでは無いでしょうか。
戦乱の国々の子供達や敗戦直後の我々世代の子供達は
もっと健気「けなげ」に逞しく生きてきたように思えます。

簡単に絶望してしまう、因としては親などの幼児期での
「過保護・過干渉と甘やかし」にあるのではないか?と常々感じてる処です。

しかしながら、子供や孫を持つ齢を重ねる身として他人事「ひとごと」
でなく深刻に受け止めた上で考える処です。

引き篭もりへの対処法としては一に充分に時間をかけて自己を
みつめ命から湧き出る自我の芽生えを待つことに加えて・・

宇宙も含めた広い世界の存在を自覚させることに徹すれば
なんとか道も開けてくるようです。

引き篭もりから立ち直った青年の実例から・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):引きこもれる居所が無かったら?  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/3(金) 15:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源斎さん

こんにちは!いつも貴方とは意見が一致する事が多いですが、この引きこもり・不登校だけは単純に言えない様な気がします。もちろん言っている事は分かるし、賛成する部分もあるのですが・・。

前にも照会したのですが、私の知人の娘が7年前に自殺しました。今年7回忌だそうです。両親は過保護・甘やかしとは縁の無い、むしろ躾けには厳しい方でした。

父親がホテルのコックを退職し、レストランを開業しました。大手外食産業が進出している厳しい業界です。奥さんと一生懸命に店の運営をしていました。食材の仕入れから仕込みと目の廻るような忙しさです。

開業の借金もあります。ついつい子供に目が届かなくなります。
その娘は美人でありませんでした。しかしブスと言われるほど醜いわけじゃありません。しかし自分では悩んでいたようです。それでも学校には行っていたしクラブ活動にのめり込んで自信を取り戻しつつあったようです。

その娘が自信を取り戻したのは先生だったそうです。ところがある時からクラスメイトから虐めを受け無視されるようになったようです。それでその信頼していた先生に相談したら「お前が悪いからだ」と言われ、それをきっかけに学校に行かなくなりました。

親もついつい店が忙しくて、初めはそれほど深刻に考えていなかったようですが、やはり長くなると心配になり、いろいろ話を聞いて学校に相談に行ったそうです。学校では虐めの事実は無いの一点張りで相談にならなかったそうです。

その後も学校に行くように何度も説得したが、学校を辞める事になりました。
そして引きこもるようになり、今度は摂食障害に陥り、過食、拒食を繰り返し自傷行為までするようになり精神病院の入退院を繰り返しました。

家族は地獄だったと言います。何はともあれ店を閉めるわけには行きません。
病院から退院してのまもなくの事、いつものようにお母さんが食事を作って店に出ました。店についてまもなく店の前を救急車が通りました。どうも自宅の方に向かっています。すぐに駆けつけたところやはり娘さんだったそうです。

お母さんは娘への贖罪の意味を込めて本を書きました。
同じ苦しみを持っている親子に少しでも参考になればと・・・。

著者/訳者名 : 山崎蓉子/著
出版社名 : 東銀座出版社 (ISBN:4-89469-078-0)


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):引きこもれる居所が無かったら?  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/12/3(金) 19:25  -------------------------------------------------------------------------
   北の老兵さんへ
イジメからの不登校それが高じての自殺、そのお一人・お一人
には同情すべきお気の毒なことのあることの理解できますが、

それでも自殺に至った当事者はあの世へ行ってしまえばそれで
終わりますが、親御さんをはじめ残された者への悲しみと負担の

大きさは図り知れないものがあります。
もし、死んでしまった人が残した人たちの悲しみを見られたとしたら
即刻、詫びてこの世に戻りたく思うでしょう。

それにしても傷つき易い人が増えたものだと、廻りを見回して
感じます。

生命が元来もっている逞しさは、何処へ行ってしまったのか、
一説によると、安易に生きられる環境がその原因である。

明日をも知れぬ運命に立ち至れば、生命力が甦るということ、
話は少々異なりますが、若い男性の精子が減ってると云う話、

化学物質の影響にあるとの見方もありますが、
生命の存続にたいする不安がなくなるとそう云う事態にもなること、

自然摂理によるのかな?・・家畜や動物の生態から類推することが
できます・・。 では又・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):引きこもれる居所が無かったら?  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/3(金) 20:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源斎さん

こんばんは!

確かに傷つき易い子供が増えましたね。
ここからが珍源斎さんと多分、いやきっと同じ考えだと思うんですけど、やはり子供は自然に解放すべきです。自然に解放すと生き物は生命力が強くなります。

今子供達が置かれている環境は我々が子供の頃と激変しています。まず外で遊ぶのにも安全な広場がない。少子化で近所に遊ぶ友達すらいない。少ない子を手をかけて育てるようになったので、塾や習い事で子供が表で遊ぶ機会が減り、過保護な子供が増えました。

きっとおっしゃるように環境ホルモンが影響しているかも知れません。
今、大量消費のツケを廻されて来た様な気がします。これを良い方向に進路を変えるのはやはり政治の力しかないように思うのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):引きこもれる居所が無かったら?  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/12/3(金) 20:49  -------------------------------------------------------------------------
   北の老兵さん!早速のコメント有難うございます。

仰有る意味は自省をこめて解ります。
経済の高度成長時代、家庭を顧みることなく仕事に明け暮れてた
ことの弊害は少なからず、人間の社会的な最小単位である家庭に

様々な歪みを生じさせていたこと、あまつさえ単身赴任などで
家庭を留守にして子育て全般は妻である女性全般に任せてしまってた

ことも子育てや家庭に大きな欠陥を孕むものにしていたことは
正直、我が身の経験から否定できません。

PTAなども女性に占領?されてたこと、物理的にも父親「男」の
存在の陰の薄かったことは教育にも大きな歪みが生じていたこと

今になって思い当たります。傷つき易い子供や大人も?含めて
前述の時代が為せることのように思われます。

私の持論ですが「日本を悪くした根元は企業交際費」の税制上の
控除と「叱られるかもしれませんが売春禁止法」であると

信じて疑いを持ちません。何故ならば職業人たる男性の帰宅を
遅くしたこと、只酒を飲む快感を覚えてしまったこと、

かつて存在した「素人女性」と「玄人女性の」区別の無くなって
しまったこと、等々・・乱れの根元はそこにあるように思えます。

世の中の乱れを正すとしたら、政治などに期待するのではなく
我々一人一人の改革・改善への意気込みと・・・

それを願い少しでも実現への努力ではないかと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 団塊党様へ  ■名前 : 並型  ■日付 : 04/11/23(火) 2:07  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党様、丁寧な返事を頂きまして有難う御座います。

>ただ、これはすべてのケースには当てはまらないと思います。
並型さんの心が強かったから出来たことじゃないでしょうか。

私は、他人と比して自分が特別「心の強い」人間だとは思いま
せん。それでも、「不登校」を乗り越えられたのは、前のスレ
からの繰り返しになりますが、父の助言に従い、その原因と正
面から向き合い、戦って、それを「克服」出来たからです。

人が社会という、過酷な現実の中で生きざるを得ない以上、人
が人として生きていく為に、必要不可欠な要素を煮詰めていけ
ば、最後に残るのは「心の強さ」だと思います。

今現在、「引きこもり・不登校」に悩んでいる人は、その現実
を、自分の人生の中のマイナスな時間だと考えず、自分の「心
の強さ」を鍛錬する為の、自分の人生の中でプラスに作用して
いる時間だと確信して、それを「克服」する為に、今できる最
善の手を尽くして欲しいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/23(火) 18:41  -------------------------------------------------------------------------
   ▼並型さん:

>>ただ、これはすべてのケースには当てはまらないと思います。
>>並型さんの心が強かったから出来たことじゃないでしょうか。

>私は、他人と比して自分が特別「心の強い」人間だとは思いま
>せん。それでも、「不登校」を乗り越えられたのは、前のスレ
>からの繰り返しになりますが、父の助言に従い、その原因と正
>面から向き合い、戦って、それを「克服」出来たからです。
>

並型さんの心がまだ自分で自分をコントロールできるだけの健康さを保っていたという意味で「強い」と書きました。
コントロールできるというのは、落ち込んでいても気持ちを切り替えたり、立て直したり出来るいうことです。
簡単に言うと精神的な回復力です。健康なときは人間誰しもこれが備わっていると思います。
心の強さはこの快復力のあるなしに大きく左右されるのじゃないでしょうか。

並型さんの場合はお父様の助言を自分の気持ちの立て直しのきっかけにするだけの心的エネルギーがあったから克服できたのだと思います。

不登校や引きこもりから脱することの出来ない人達はこのエネルギーが残っていないから苦しんでいるのではないでしょうか。
そういう人達に家族や周囲はどう対応していけば良いのか、社会的な支援はどうあるべきか、まだほとんど明らかになっていないように見えます。

少なくとも、このスレッドのいくつかの意見で見られるように、ただ厳しく対応していけば解決するなどという安易な誤解は解きたいところです。
(もちろん並型さんのような体験論は非常に貴重で、参考になります。重ねて感謝いたします。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):  ■名前 : 並型  ■日付 : 04/11/25(木) 1:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:

>不登校や引きこもりから脱することの出来ない人達はこのエネルギーが残っていな>いから苦しんでいるのではないでしょうか。
>そういう人達に家族や周囲はどう対応していけば良いのか、社会的な支援はどうあ>るべきか、まだほとんど明らかになっていないように見えます。

>少なくとも、このスレッドのいくつかの意見で見られるように、ただ厳しく対応し>ていけば解決するなどという安易な誤解は解きたいところです。

私は、自分の幼少期の時代を基準に「引きこもり・不登校」の
問題を考えていたようです。しかし、団塊党様や他の方の投稿
を読むと、どうやら時代も状況も違うようです。自分の無知を
恥じ入るしだいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/25(木) 20:12  -------------------------------------------------------------------------
   ▼並型さん:

>>少なくとも、このスレッドのいくつかの意見で見られるように、ただ厳しく対応し>ていけば解決するなどという安易な誤解は解きたいところです。
>
>私は、自分の幼少期の時代を基準に「引きこもり・不登校」の
>問題を考えていたようです。しかし、団塊党様や他の方の投稿
>を読むと、どうやら時代も状況も違うようです。自分の無知を
>恥じ入るしだいです。

そんなことはありません。
並型さんの体験論は今でも通用する一つの方法だと思います。
大変参考になりました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/11/25(木) 21:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:
>▼並型さん:
>
>>>少なくとも、このスレッドのいくつかの意見で見られるように、ただ厳しく対応し>ていけば解決するなどという安易な誤解は解きたいところです。
>>
>>私は、自分の幼少期の時代を基準に「引きこもり・不登校」の
>>問題を考えていたようです。しかし、団塊党様や他の方の投稿
>>を読むと、どうやら時代も状況も違うようです。自分の無知を
>>恥じ入るしだいです。
>
>そんなことはありません。
>並型さんの体験論は今でも通用する一つの方法だと思います。
>大変参考になりました。

私もそう思います。

今日の北海道新聞に載っていた「飛鳥圭介」さんのエッセイの中に、何か共感するところがあったので照会します。
-----------------------------------------------------------------
  ぼうぜん

約束の会合への向かう途中、おじさんは、路上に座り込み、ぼうぜんと虚空を見つめている若者を見た。四時間ほどで会合が終わり、おじさんが再びその道を通ると、何とその若者が先ほどと全く同じ姿勢で、ぼうぜんとし続けていたのだ。

30数年前、おじさんの同世代でヒッピーと呼ばれる若者の一群がいた。彼らも路上に座り込んだ。当時の社会を「シラケる」と否定し、世の決まり事から自由であることを誇った。が、口ほどには個に徹し切れず、一目でヒッピーと分かるような格好をして、いつも群れていた。

彼らヒッピーもまたぼうぜんと時を過ごした人たちだったろう。しかし、その「ぼうぜん」には「時代の流行」という側面があった。ちょっとした風邪のようなものだった。しかし、路上で見た若者の「ぼうぜん」は流行ではない。そこに「時代の絶望」が透けて見える。風邪などでない、重い病気の「ぼうぜん」だ。

個に徹すどころか、今の若い人たちは、最初からそれぞれが「弧絶」された「弧」なのだった。おじさんは、路上に座り込んで「時代の絶望」を体現する若者に、それこそぼうぜんと立ち尽くすような思いにとらわれた。
                      (エッセイスト「飛鳥圭介」)
--------------------------------------------------------------------------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/27(土) 7:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼北の老兵さん:

>今日の北海道新聞に載っていた「飛鳥圭介」さんのエッセイの中に、何か共感するところがあったので照会します。
>-----------------------------------------------------------------
>  ぼうぜん
>
>約束の会合への向かう途中、おじさんは、路上に座り込み、ぼうぜんと虚空を見つめている若者を見た。四時間ほどで会合が終わり、おじさんが再びその道を通ると、何とその若者が先ほどと全く同じ姿勢で、ぼうぜんとし続けていたのだ。
>
>30数年前、おじさんの同世代でヒッピーと呼ばれる若者の一群がいた。彼らも路上に座り込んだ。当時の社会を「シラケる」と否定し、世の決まり事から自由であることを誇った。が、口ほどには個に徹し切れず、一目でヒッピーと分かるような格好をして、いつも群れていた。
>
>彼らヒッピーもまたぼうぜんと時を過ごした人たちだったろう。しかし、その「ぼうぜん」には「時代の流行」という側面があった。ちょっとした風邪のようなものだった。しかし、路上で見た若者の「ぼうぜん」は流行ではない。そこに「時代の絶望」が透けて見える。風邪などでない、重い病気の「ぼうぜん」だ。
>
>個に徹すどころか、今の若い人たちは、最初からそれぞれが「弧絶」された「弧」なのだった。おじさんは、路上に座り込んで「時代の絶望」を体現する若者に、それこそぼうぜんと立ち尽くすような思いにとらわれた。
>                      (エッセイスト「飛鳥圭介」)
>-------------------------------------------------------------------------

苦しくても一筋の灯りが見えればいいのですが、今の時代にはほとんど見えません。
それどころか、今よりさらに悪い状況がひたひたと迫っているような気がしてなりません。
おろおろするばかりです。

若者達はどうしたらいいのでしょうか。
私にも二人の息子がいますが心配です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):親バカですが  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/27(土) 18:02  -------------------------------------------------------------------------
   親バカ丸出しの話です。

今日、大学生の長男から突然電話が来ました。
「新潟の川口町の子ども達200人にクリスマスプレゼントをしようと運動しているが、励ましの一言をつけて渡したい。130人分は一緒にキャンプに行った小学生に頼んで書いてもらったが、あと70人ほど足りない。お父さんの学校でも書いてもらえないか。」という内容です。

まだ若者には未来があるなあとほっとした気持ちになりました。
私も負けてはおれない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):親バカですが  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/11/27(土) 18:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:
>親バカ丸出しの話です。
>
>今日、大学生の長男から突然電話が来ました。
>「新潟の川口町の子ども達200人にクリスマスプレゼントをしようと運動しているが、励ましの一言をつけて渡したい。130人分は一緒にキャンプに行った小学生に頼んで書いてもらったが、あと70人ほど足りない。お父さんの学校でも書いてもらえないか。」という内容です。
>
>まだ若者には未来があるなあとほっとした気持ちになりました。
>私も負けてはおれない。

いい話じゃないですか。
きっと良い育て方をしているんですよ。
今悲しい事件が多いときに、こういう話を聞くと嬉しくなっちゃいます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):親バカですが  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/11/27(土) 18:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼団塊党さん:
>親バカ丸出しの話です。
>
>今日、大学生の長男から突然電話が来ました。
>「新潟の川口町の子ども達200人にクリスマスプレゼントをしようと運動しているが、励ましの一言をつけて渡したい。130人分は一緒にキャンプに行った小学生に頼んで書いてもらったが、あと70人ほど足りない。お父さんの学校でも書いてもらえないか。」という内容です。
>
>まだ若者には未来があるなあとほっとした気持ちになりました。
>私も負けてはおれない。

いい話ですね!
そう云った若者の意識やエネルギーが連帯を回復させて
不登校や引き篭もりやイジメを徐々に解消しする・・

乾いた凍てつきを緩め溶かすものになって行くと思います。
そのような輪がドンドン広がって行くとよいですね!

自分たちの未来は自分たちで創って行くことに通じてると
思います・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):親バカですが  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/27(土) 21:06  -------------------------------------------------------------------------
   北の老兵さん

>今悲しい事件が多いときに、こういう話を聞くと嬉しくなっちゃいます。

珍 源斎さん

>乾いた凍てつきを緩め溶かすものになって行くと思います。
>そのような輪がドンドン広がって行くとよいですね!
>
>自分たちの未来は自分たちで創って行くことに通じてると
>思います・・。

有り難うございます。
息子に伝えておきます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):親バカですが  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/30(火) 22:04  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党 様  こんばんは

いいむすこさんをお持ちですね
何かしたいとは思っていても私などは動くことすら出来ません
せいぜい小額の寄付をする程度です
息子さんたちは立派な事をしていますね

やはりしっかりしている子供は全体から見ると
少ないながらもしっかりかつ、きちんとしていますね

未来はそんなに暗くは無いのかもしれません
「人生一寸先は光!!」

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : しろはさまお礼です。  ■名前 : 桃李  ■日付 : 04/12/1(水) 0:03  -------------------------------------------------------------------------
       しろはさま

あなたの問題定義のおかげで、精米機のことを調べました。私は日頃から、生活する人の目の高さでかたられる問題が大切だと思っています。当たり前だと思っていることがそうではないと分かったときに、物の見方や考え方が変わります。
食は体と心と思い出を作ります。大事にしたいのです。

ありがとうございました。

それにしても、白米は玄米より高いです。精米する手間が省けて、安くてもいいと思うのですが、なぜ高いのかなぁ。

しろはさまもここに投稿することで、こうやって、少しでも私みたいに考える人間がいるので、大切な人です。

精米機、ネットで安い物を探して買おうかと検討中です。ご飯が美味しいと、家の中が、明るくなるし、美味しいと言ってもらえると、作った人はうれしいですものね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):親バカですが  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/12/1(水) 20:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しろはさん:

>やはりしっかりしている子供は全体から見ると
>少ないながらもしっかりかつ、きちんとしていますね
>
>未来はそんなに暗くは無いのかもしれません
>「人生一寸先は光!!」

親のすねをかじりながらの活動ですから、私の目から見たらまだ半人前です。
甘いところも目に付きます。
しかし、親にはないナイーブさやパワフルな面も随所に感じます。

若い人にはまだまだ未熟なところと、未知なる可能性の二面性があるように感じます。
私の職場にも20代の人がいますが、我々の世代にはない良さを持っています。
そういう意味では、まだ日本も捨てたものではないのかも知れません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 人はみんな、それほど大きくは違わない。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 04/11/23(火) 11:58  -------------------------------------------------------------------------
   ※以下、前スレッドの、流水さん【32650】【32651】と、
それに続くパンドラさんとの対話へのレスです。


流水さん、パンドラさん、みなさん、こんにちは。


精神科医を含む多くの医療者から話を聞いてきて、私なりに
学んできたことがあります。今回、流水さんがわかりやすく
教えてくださったことは、そのいくつかと、よく重なります。

その一つは、人間というものは、いま健康に暮らしている人も、
現在何か、身体的、精神的に、重く、厳しい問題を抱えている
人も、みんな、それほど大きくは違わないということです。

いま話題になっている不登校でいえば、周りの大人たちは、
ほかの子は学校に行っているのに、なぜこの子だけはという
「違い」に、目が向いてしまいがちなのだろうと思います。

でも、行かない、行きたくないのは、生き延びたいからでも
あります。イヤなことや危険を感じる場所から遠ざかろうと
するのは、生存行動、生命活動そのものだともいえます。

周りからはおかしな行動に見えても、その子なりになんとか、
生き抜こうとしてやっていることなのではないか。いまの
その子にとって、何か「大事な意味」がありはしないか。

何でもそのまま受け入れる、ということでもないのですが、
周りの人間が、そのような目を持つことによって、また違った
一面が見えてくることも、少なくないのではないかと思います。

*別コメントで、もう少し書きます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 心が痛むと、体も痛くなる。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 04/11/23(火) 12:03  -------------------------------------------------------------------------
   *前コメント【32744】からの続きです。


流水さん、パンドラさん、みなさん、こんにちは。


それから、たしかにその通りだし、とても大事だとあらためて
思ったのは、「心と体はつながっている」ということです。

流水さんがご紹介くださった精神免疫学については、以下の本が
おすすめできます。

  神庭重信『こころと体の対話』(文春新書、1999年)

当時山梨医大で、その後九州大に移られた精神科医の著書です。
最先端といっていい内容を、予備知識のない素人でも十分に
理解できるように説明した、手軽でたいへんすぐれた本です。

   *

精神面のつらさが、体の変調として現れることがよくあります。
最近は、女性だけでなく、男性にも更年期障害が起こることが
明らかになってきましたが、これなども、職場や家庭、種々の
ストレスが関与していることが、とても多いと聞いています。

つらくなったり、気分が沈んだり、不安な気持ちが強くなったり
したときの、手っ取り早い対処法の一つは、体を動かすことです。
体操でも、散歩でも。大きな声を出すのなんかも、いいですね。

心を自分でコントロールするのは、誰にとってもなかなか難しい。
そんなときに、体の面からアプローチするというのは、誰にでも
できて、役に立つことが多いやり方なんだそうです。

*別コメントで、もう一つ書きます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 一歩離れたところから自分を見る目。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 04/11/23(火) 12:06  -------------------------------------------------------------------------
   *前コメント【32744】【32745】からの続きです。


流水さん、パンドラさん、みなさん、こんにちは。


もう一つ、とても大事だと思ったのは、「自分自身と、自分を
取り巻く状況を、一歩引いたところから見直す」ことです。

精神科医の治療は、大きく分けて、薬による治療(薬物療法)と、
薬以外による治療(精神療法、心理療法、カウンセリングなど、
いろいろに呼ばれますが、大きくいえば同じ部類のことです)の
二つがあります。

精神療法には、またいろいろな種類がありますが、簡単にいえば、
医者やカウンセラーと患者が、話し合ったり、場合によっては
一緒に何かをやったりしながら、精神的な苦痛を軽減したり、
取り除いたりしようとする治療法です。

これは私の理解ですが、やり方はいろいろあっても、精神療法で
いちばん大事なことは、「自分自身を客観視できるようになる」
「いま悩み苦しんでいる自分を、少し離れたところから見ている、
もう一人の自分を育てる」ことだと思っています。

いま話題になっている不登校のような、場合によっては中長期に
わたる話題でも、もっと身近な、ちょっと気分が落ち込んだとか、
不安が強くなってしまったとか、そういったことでも。

そのようなときに、つらい気持ちになっている自分から、何らかの
形で、やり方は人それぞれでいいのですが、なんとか一歩離れて、
その一歩離れたところから、自分を見直すことができるかどうか。

そこに、一つの大きなカギがあるように、最近は感じています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):一歩離れたところから自分を見る目。  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/27(土) 2:16  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん
こんばんわ

>もう一つ、とても大事だと思ったのは、「自分自身と、自分を
>取り巻く状況を、一歩引いたところから見直す」ことです。

本当におっしゃる通りだと思います
その為にはどうしたら良いのでしょうか
簡単に結論は出ないとは思いますが、一つの方法としては

周囲の大人、特に親が、流水さんがおっしゃっていたように
当事者のこころ(決意)を尊重し当事者に任せることです

私は今年の夏「不登校やひきこもり」の当事者達の話を聞く
大きな集まりに行って来ました。

そこで彼らは
「何時まで経っても自立出来ない自分はダメだ。父を苦しませ
母を悲しませる自分は生きている価値もない」
と、言っていたのです。
彼らは取り返しのつかないことをした訳ではないのです。
「何の役にも立たない」
どころか、仕事を持っている父母の為に留守番をし、洗濯物を取り込む
人もいます。
それ以前に、彼らが今生きていることだけで親にとっては何にも変えがたい
喜びなのです。

当事者が、親の嘆きや不安、苦しい思いにばかり、心が捕らわれていると
益々、自己否定の気持ちが強くなり
自分自身を客観視することなんて出来なくなります。

親が、兎に角、今のこの状態でも「まぁ、いいか」と一 呼吸置いた時に
初めて当事者は自分の事を静かに考える気持ちになれるのです。

自分のことを静かに考えた時、色々な「自分」が見えてきます。
好きな自分も、嫌いな自分も。
悩み苦しんでいる自分も
そして好きな自分が見えてきた時
嫌いな自分と付き合えることが出来るのです。

私が知っているひきこもりの若者は
パソコンが好きな人でした
誰とも会わず、何年も家の中でパソコンだけを自己流でやっておりました
何年も経ち、彼が少し元気になった時、知り合いの人から
同じ市に住んでいる、おばあさんにパソコンを教えて欲しいという依頼が
きました。
彼の教え方はゆっくりとていねいで、そのおばあさんは、長い間生きていて
こんなにいい先生に出会ったことはなかったといいました。
おばあさんは、今では家族の中で誰よりもパソコンに精通し
そのキーボードを叩く速さは家族が目を疑うほどだそうです。

好きな自分と嫌いな自分、
そして、それを一歩離れて見ている自分も
気持ちが整理され、落ち着いてくると、その人の
意識の中に生まれてくるのではないでしょうか

>これは私の理解ですが、やり方はいろいろあっても、精神療法で
>いちばん大事なことは、「自分自身を客観視できるようになる」
>「いま悩み苦しんでいる自分を、少し離れたところから見ている、
>もう一人の自分を育てる」ことだと思っています。
>
>いま話題になっている不登校のような、場合によっては中長期に
>わたる話題でも、もっと身近な、ちょっと気分が落ち込んだとか、
>不安が強くなってしまったとか、そういったことでも。
>
>そのようなときに、つらい気持ちになっている自分から、何らかの
>形で、やり方は人それぞれでいいのですが、なんとか一歩離れて、
>その一歩離れたところから、自分を見直すことができるかどうか。
>
>そこに、一つの大きなカギがあるように、最近は感じています。

私が申し上げたのは一つの方法で間違っているかも知れません。
どちらにしても、紆余曲折があり1+1=2という訳には行かないとは思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):一歩離れたところから自分を見る目。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 04/11/28(日) 20:03  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラさん、こんにちは。


>> もう一つ、とても大事だと思ったのは、「自分自身と、自分を
>> 取り巻く状況を、一歩引いたところから見直す」ことです。

> その為にはどうしたら良いのでしょうか
> 簡単に結論は出ないとは思いますが、

   *

どうしても一般論になっちゃいますが、とりあえず思いつくことを、
いくつか書いてみます。これは、本人、周りの大人たち、どちらに
ついても言えることなんじゃないかと思うんですが。

まず、自分を責めたり、身近な誰かを責めるのをできるだけやめる。
何か厄介事に直面したときに、誰かを悪者にしたくなるのは、誰に
とっても自然な心理で、放っておくとついそうなるんで、意識的に、
自分を責めない、誰かを責めないように心がける。

それから、ある程度無理やりでも、視点を変えてみる。たとえば、
他人事として、よそんちの子だったらどう思うかとか、その親に
どんな助言をするかとか、考えてみる。何かに巻き込まれている
自分を、なんとかして、その場所から、いったん心理的に引き離す。

   *

あと、誰かと話す。専門家や体験者の声に耳を傾けるというのも
あるんですが、そうじゃなくてもいいと思う。もともと、人に話し
にくい話題なんで、話しやすい相手、何とか打ち明けられる相手に、
ただ話してみる。

そのときに、最初は短くでいいと思うんです。「いま学校に行って
ないんだ」とか、「うちの子が学校に行かなくなっちゃって」とか。
聞いてもらうだけで気持ちがずいぶん楽になることもあるし、話して
いるうちに自分で何か気がつくこともあるし。

一人で抱え込むのでもなく、すぐにきれいな解決策を見つけるという
ことでもなく、とりあえず、ただ、誰かにちょっと話してみるのは、
とても大事なことの一つなんじゃないかと思います。

   *

本人のつらさがあり、周りの大人たちのつらさがあり、それをまた、
パンドラさんのような方々が、もう一つ外側から見て、心をいためて
いる。そのように、遠くから心配して見ている目というのは、
とっても貴重なんじゃないかと、私は思います。

それは、たとえ「誰が」とわからなくても、きっと、本人や身近な
人たちにとって、大事な支えになっているんじゃないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):引きこもり・不登校を考える・2  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/23(火) 20:58  -------------------------------------------------------------------------
   真茶です。やっとPCに向かえました。

>このスレを見ている当事者・家族の方々へ
言わなくてもご理解いただいていることでしょうが、
今まで親の責任だとする数々のカキコがありましたが、それは投稿者がこども・親立場で「我が家はこうだ」と書かれているものでしょう。
現在ひきこもり(真茶はマユこもりといっています)の当事者・家族の方々に向かって、「あなたの弱さだ」とか「親であるあなたの責任だ」といっているのではないと思います。

人間はそれぞれ時間軸も環境も違います。

周囲や自分と向き合う(闘うのではなく)ことの必要性はご本人が一番わかっていること。ただ時として、一人で向き合うと堂々巡りになることもあります。何処かに本音で話せるウマの合う人は必ずいることを忘れないでほしいです。

蛇足  「マユこもり」
イモ虫が成虫になる時マユこもりして外形はもちろん消化器官(内臓)から作り変え羽化して飛翔します。
閉じこもっている彼らも過去を整理し飛翔の準備をしている状態です。外目には全てを拒否しマッタク動きがないように見えますが、内部から再構築、あるいは新構築している期間(たとえ年単位でも)です。
マユを外から無理に開けたら中の昆虫は死ぬしかありません。それと同じことです。

帰ったばかりで、まだ日・月・火の皆さんのカキコを拝見していませんので、続きは後ほど(もしかしたら明日かも?)とさせてくださいませ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):引きこもり・不登校を考える・2  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/11/23(火) 23:31  -------------------------------------------------------------------------
   真茶様へ
初めまして、パンドラと申します

お忙しい中の投稿ありがとうございます
真茶さんの投稿には、共感と支持をする方
真茶さんのご意見を聞きたいと言う方
色々なお返事を頂いておりますが
さぞ、お忙しい日々を過ごしておられると
真茶様の投稿なさった文面から
推測いたしますので、どうかお時間のあるとき
ゆっくりご覧になって投稿してください

尚、私のこの投稿にはレスは頂かなくても結構です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 留守にしていた3日分読ませていただきました。  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/24(水) 13:47  -------------------------------------------------------------------------
   皆さんにお聞きしたいことがあります。
このスレッドで「親の…」とのカキコが何ヶ所(何人)か拝見しました。

1、「親の」と書かれていても、投稿者の我が家はこうだった…という前回の真茶の解釈でよろしいのでしょうか?

2、マユこもりや不登校の現象は、当事者(こども)と保護者(多くは両親)に原因がある…という意味で「親」と限定されてのことでしょうか?

3、親というの言葉に現実的に不登校状態のこどもを取り巻く「親たち」の狭義の親たちを示しておられるのでしょうか?

4、世間の広義の意味での親立場にあるオトナたちを総称しているのでしょうか?

皆さんのご意見きかせてくださいませ。


 私がいままで「オトナ」と書いた部分は、3と4で「自分も含めたオトナたち」という意味で使用していました。
もし3、4の意味がおありになる方々は、今後は、親でなく「おとな」に変更してくださるとありがたいです。
お願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 一応、別けて書いています。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/24(水) 22:08  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:

私の書き込みは「親」と「大人」と表記しているので判断がつくかと思います。
といっても一部抜けてましたら済みません。

真茶さんの書き込みに「まゆこもり」とありましたね。
私は引篭る事は前進する為の材料と捉えています。
三菱自動車はキチンとした部品で製造しなかったので、実際の道路上で色々と事故を起こしましたね。
引篭りの子が実際の道路(社会)を走る為には、成人に向けて必要な物をそろえ必要な段階で積み上げていく事が肝心だと思います、根性論だけでは火を噴くかもしれません。

しかし、2年も3年も引篭るとなると、それはまた意味が違います。
短期の引篭りは心身の休息と前進への準備となりますが、長期になればマイナスにしかなりません。
引篭ればその未熟な精神は成長しないどころか、未熟なまま固まってしまいます、マイナスなのです。

例えコンビニにふらりと出かける程度でも、自分の殻の外に世界に肌で触れさせ、その世界に人が居て生活をしていると言う事を見せ、現実との剥離を止めて心に刺激を持たせるべきだと考えます。
またこの時期に、親子の繋がりを成熟する事も必要です。
子供の準備が出来るまでは、親自身がカウンセリングや座談会と現実社会との往復
する生活において、自己の未熟な部分を成長させるべき時期でもあります。
子供をどうにかしようと言う前に、自分自身を変える事は当然至極の事なのですから。(ピンと来ない方いますか?…)

そういう私は根性論大好きだったりします。
親や周りの大人が根性見せましょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):留守にしていた3日分読ませていただきました。  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/27(土) 22:44  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:

ご返事が遅くなりました。

>皆さんにお聞きしたいことがあります。
>このスレッドで「親の…」とのカキコが何ヶ所(何人)か拝見しました。
>
>1、「親の」と書かれていても、投稿者の我が家はこうだった…という前回の真茶の解釈でよろしいのでしょうか?
>
>2、マユこもりや不登校の現象は、当事者(こども)と保護者(多くは両親)に原因がある…という意味で「親」と限定されてのことでしょうか?
>
>3、親というの言葉に現実的に不登校状態のこどもを取り巻く「親たち」の狭義の親たちを示しておられるのでしょうか?
>
>4、世間の広義の意味での親立場にあるオトナたちを総称しているのでしょうか?

「2」に一番近いです。

子供にとって「親」は絶対的な存在のはずです。生まれた後も親によって子はつくられつづけるものではないでしょうか。

子供の問題は親の問題なのかもしれません。不登校とか引きこもり、異常な事件などに「子供の悲鳴」を聴くような思いがします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/24(水) 21:39  -------------------------------------------------------------------------
   商社の地球科学総合研究所勤務後、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)自然科学局・文化局にいき、現在人工衛星による地球観測で海洋汚染の調査をしているかたが、「引きこもり」について、真茶さんとちょっと似ていることを言っておられるので、参考までに紹介しておきます。
(彼の「引きこもり」についての文章のなかから、幾つかを抜き出したものです)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 日本全体で引きこもりをしている人数は100万人を超えるのだそう
な。
 手に職をつけても生きていくのが難しい時代、地球環境危機で明
るい未来が描けない時代、飽食の時代、軽薄な時代、引きこもるこ
とこそが、まっとうな感性であり、正しい生き方であると思う。引
きこもらない人間は、鈍感なのだ。
 体が疲れたら、ぐっすり寝ると疲れがとれるように、心が疲れた
時には、狭い空間に引きこもってじっと自分を見つめているのがい
い。下品で、もうけ主義で、落ち着きのない世間から隔絶すること
が大切だ。
 だけど、テレビだけは見ちゃだめだ。あるとどうしても見るとい
うなら、テレビを捨てなさい。家族がちょっとくらい反対したって
、気にするな。
 せっかく引きこもって静かに暮らそうという時に、テレビは下品
で落ち着きのない世間を、暴力的に引きづりこんでくる。テレビが
なければ、癒される心が、テレビのおかげでかえって荒れてしまう。
 家族の方へ。お子さんが、引きこもるのは、ある意味健全です。
ご両親もテレビをなくして、お子さんといっしょに悩み、苦しみ、
自分を見つめ、お互いを見つめ、そうして家族みんなで癒されて元
気になってください。
 テレビがなくなれば、家族の会話もいやでも弾むようになります
。しっかりお子さんのほうを見つめて、ときどきは抱き締めてあげ
てください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 21世紀に入るなり、こんなにも先行きの不透明な、重苦しい気分
になるなんて誰が予測しただろう。
 不景気、失業、産業の空洞化、地域社会の崩壊、家族の崩壊、
学校教育の崩壊、さまざまな安全神話の崩壊、、、ありとあらゆる
ものが崩壊の危機にさらされている。

 地方都市に住んでみると、その崩壊が日常的で現実的なものとし
て感じられる。何の希望もなく、目的も作り出せず、生きていくだ
けで精一杯な毎日。人口が減少し急速に高齢化していては、どんな
商売をはじめても失敗するしかない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 人と競争してどうするのだ。社会全体が没落していくときに、外
に出てから元気を出しても、虚しいだけではないか。いっそ家の中
で誰にも迷惑をかけずにひっそりと生きていくほうが望ましいので
はないか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(続く)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 地球環境の専門家から見た「引きこもり」(2)  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/24(水) 21:42  -------------------------------------------------------------------------
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 前に「ろくでなしの大人たちに見切りをつけて、自力で立ちあが
れ」てなことを書いたけど、人間はなかなか自力で立ちあがれない
ものだ。人間という言葉は、そもそも読んで字のごとく、人と人と
の間を生きるものだから、人と人との関係性の中に存在するものだ
から仕方ないと言ってしまえばそれまでだけど、これは表面的な説
明でしかない。

 むしろこう言うべきではないか。人間が自立するというのは、
社会的・文化的行為であって、動物的・本能的行為ではない。そも
そも我々のDNAなりゲノムなり本能の中には、どのように社会人とし
て振舞うのがいいか、礼儀や仁義や道義の内容、一人前の人間のあ
るべき姿などというプログラムは含まれていないのだと思う。

 狼といっしょに育ったニンゲンの子供が、狼と同じように振舞っ
たという例を聞いたことがある。狼といっしょに育つと、たとえヒ
トとして生まれても、自動的に人間には育つことはないのだ。

 「論語」の中で、孔子もいっている。「我は生まれながらに之を
知るものにあらず。」(自分は生まれながらにして仁や礼や道義を
知っていたわけではない)

 君たちがもだえているのは、わかる。だらだらと生きたくない。
きちんとした一人前の人間になりたい。でもどうしていいのかわか
らない。親も学校の先生も、ちっとも頼りにならない、大人として
の生き方を教えてくれない。政治家もジャーナリストも口先だけで
心のこもっていないキレイゴトを言っているだけだ。どうせ陰では
悪いことばかりしているのだろう。

 要するにどこを探してもお手本がないのだ、と君たちはいうだろ
う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(引用終わり)

ちなみに環境問題では、彼の次のものなど非常に勉強になります。

文化と地球環境危機 by 得丸
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k5/150120.htm

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 大人の生き方が問われている  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/24(水) 22:20  -------------------------------------------------------------------------
   愛情だけでもだめだし、それプラス、大人の自分の生き方自体が問われている、ということなのでしょうね。
といっても、さらに、相手にそういうことを伝えるという努力も必要で、ただ単に俺の生き方を見ろ、では伝わらない場合が(状況が)多いのかもしれません。

でも、今は、人間が人間らしくふるまえないシステムがふえていて、そういう状況で、上のようなことをするのは、とてもむずかしいとも思います。
そういう非人間的なシステムを、増やすのではなく、減らしていく努力も必要かと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/24(水) 23:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼外野さん:はじめまして

>商社の地球科学総合研究所勤務後、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)自然科学局・文化局にいき、現在人工衛星による地球観測で海洋汚染の調査をしているかたが、「引きこもり」について、真茶さんとちょっと似ていることを言っておられるので、参考までに紹介しておきます。
>(彼の「引きこもり」についての文章のなかから、幾つかを抜き出したものです)
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> だけど、テレビだけは見ちゃだめだ。あるとどうしても見るとい
>うなら、テレビを捨てなさい。家族がちょっとくらい反対したって
>、気にするな。
> せっかく引きこもって静かに暮らそうという時に、テレビは下品
>で落ち着きのない世間を、暴力的に引きづりこんでくる。テレビが
>なければ、癒される心が、テレビのおかげでかえって荒れてしまう。

テレビについては言えてます。今年の後半からなんとなくテレビをほとんど見なく(つけなく)なって、たまにテレビを見ると、毒々しさ、歪み、あらぬ方への誘導などを如実に感じます。だからつけてすぐに切ります。その点ラジオは遙かにましで、いまはインターネットラジオに切り替わりました。腐臭がする。

ネットなど、他の情報媒体を元にした判断がテレビを見ると歪められる。しばらくテレビを離れてみるとこのことは実感できます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/25(木) 22:37  -------------------------------------------------------------------------
   遍巳亭さん はじめまして

>テレビについては言えてます。今年の後半からなんとなくテレビを
>ほとんど見なく(つけなく)なって、たまにテレビを見ると、毒々しさ、
>歪み、あらぬ方への誘導などを如実に感じます。だからつけてすぐに
>切ります。その点ラジオは遙かにましで、いまはインターネットラジオに
>切り替わりました。腐臭がする。
>
>ネットなど、他の情報媒体を元にした判断がテレビを見ると歪められる。
>しばらくテレビを離れてみるとこのことは実感できます。

1998年のパリ発共同電で、日本のテレビ視聴時間は一日平均4時間(年間1460時間)で世界最高となっておりました。これで75年間過ごしたとすると、合計109500時間で、これは年月に直すと、12年間もの時間になります。
僕は長年月、ほとんどテレビは見ずに過ごしましたが、あとでそのほうが良かったと思ったこともあります。といって、ろくな者ではありませんが、テレビばっかり見ていたら、もっとろくな者ではなくなっていただろうということです(^^;

今は時々、そのほとんどが情報を得る目的で見ます。けれど、ネットや書籍以上の情報を得られる時というのはごく稀です。
浅く広くよくまとめられている番組というのはあり、忙しい時は重宝ではありますが、それだけのものです。本当のことを少しでも知ろうと思えば、それだけでは全然足りません。
また、伊丹十三氏が言った「テレビの語る世の中は”バーチャル世の中”だ」というのは、その通りだと思います。

テレビ局も、60年代の労組の偽装化(御用労組化。ちなみに日本の大企業のほとんどは60年代にこの偽装労組化を終えているといわれています)以降、まったくだめになったという人がいます。骨のある者は、そのときにほとんど淘汰されてしまったというのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/26(金) 1:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼外野さん:
>1998年のパリ発共同電で、日本のテレビ視聴時間は一日平均4時間(年間1460時間)で世界最高となっておりました。これで75年間過ごしたとすると、合計109500時間で、これは年月に直すと、12年間もの時間になります。

人生1/3はテレビのために。

一日の実活動時間を12時間とすると、75×(4/12)=25(年間)。人生75年、その内25年間をテレビに費やすようなものです。到底それだけの時間を振り当てる価値があるとは思われません。

「テレビと人生」などという番組がつくられれば、テレビの影響力で幾分はテレビを見る時間を減らそうという反省が起こるかもしれません。正にバーチャル人生、そのものです。

ちなみに、ネットにも似たところ、おそらくより以上に嗜欲を誘う、中毒化の危険を思います。

バーチャルとリアルについては、インターネット初期の頃(90年代後半)から語られていましたが、大きな問題ですね。

人生のために、テレビとネットのスイッチをできるだけ切ろう。個人的にはこの方向です。

iPodの音楽、「+PCいらずのネット・ラジオの出現」を待ち望んでいます。

>今は時々、そのほとんどが情報を得る目的で見ます。けれど、ネットや書籍以上の情報を得られる時というのはごく稀です。

同意します。

>また、伊丹十三氏が言った「テレビの語る世の中は”バーチャル世の中”だ」というのは、その通りだと思います。

マトリックスの世界。

>テレビ局も、60年代の労組の偽装化(御用労組化。ちなみに日本の大企業のほとんどは60年代にこの偽装労組化を終えているといわれています)以降、まったくだめになったという人がいます。骨のある者は、そのときにほとんど淘汰されてしまったというのです。

骨抜きの仮想現実へ、邁進。

いまの時代の根本的なおかしさを、ここから見始めることもできるようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/26(金) 22:22  -------------------------------------------------------------------------
   遍巳亭さん こんばんは

>人生のために、テレビとネットのスイッチをできるだけ切ろう。個人的にはこの方向です。

実は僕もこの頃そのことを考えているのです。
軽い依存症になっている感がなきにしもあらずという気もし、一度離れる必要がありはしないか、とも思っているのです。

>iPodの音楽、「+PCいらずのネット・ラジオの出現」を待ち望んでいます。

これはいいかもしれませんね。何故かモダンという気もします。

>マトリックスの世界。

2年前、この「マトリックス」評みたいなものを書いたことがあります。
『僕はこの映画を観た時、今の現実世界に対する痛烈無比な批判ではないか、と思いました。
 世の中は、その「マトリックス」のように、少数の富裕層の支配者、権力者たちによって、みせかけの現実を多くはメディアを通して与えられ、それとは知らないうちに彼らの搾取源になり、生きているあいだじゅうその事実を知らされることもなく生活を続けているのではないか、映画の”人工知能”というのは人間が作り出した機械なのではなく、世界の支配層の人間そのものではないか、と思ったのです』

この映画は続編、続々編と進むにつれて、上記の僕が主題だと思ったものからは遠ざかってしまいましたが、意識するとしないとにかかわらず、この映画を観た多くの人が同じようなことを感じたのではなかろうかと考えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 04/11/27(土) 23:13  -------------------------------------------------------------------------
   ▼外野さん:こんばんは

>2年前、この「マトリックス」評みたいなものを書いたことがあります。
>『僕はこの映画を観た時、今の現実世界に対する痛烈無比な批判ではないか、と思いました。
> 世の中は、その「マトリックス」のように、少数の富裕層の支配者、権力者たちによって、みせかけの現実を多くはメディアを通して与えられ、それとは知らないうちに彼らの搾取源になり、生きているあいだじゅうその事実を知らされることもなく生活を続けているのではないか、映画の”人工知能”というのは人間が作り出した機械なのではなく、世界の支配層の人間そのものではないか、と思ったのです』
>

外野さんの問題提起、ご見解から考えて、投稿し、さらにレスをいただきという応答によって自らの考え、見方が広がり深まります。

今朝の「朝生」の司会者は、まさにマトリックス的世界の采配を行う者のようでした。超絶的な技巧でそれを行います。パネラー達は、どうもそのカラクリを知った上で自らの言葉を伝えようと技巧をふるう(見たところ全部ではありません)。
司会者の超絶的な技巧に括られることなく、一歩引いて鑑賞するしたたかさの必要を思いながら見ていました。

但し、司会者とその背景も、これからは段々と大変になっていくのは同時に分かります。というのは、そのカラクリはかなりの部分見破られていますから。表言葉と裏言葉の伝統。

>この映画は続編、続々編と進むにつれて、上記の僕が主題だと思ったものからは遠ざかってしまいましたが、意識するとしないとにかかわらず、この映画を観た多くの人が同じようなことを感じたのではなかろうかと考えます。

時にそれを思う、ということもあるのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/28(日) 9:25  -------------------------------------------------------------------------
   遍巳亭さん こんちには

2001年6月8日に発生した大阪の池田小学校児童殺傷事件の際、テレビ局が事件現場に居合わせた児童に、開放された直後ひどいインタビューをしていました。
次のようなものです。

レポーター「男の人は刺すときも無言だったの?」
レポーター「死んでるってどうして分かったの?」
レポーター「犯人はおなかを刺したり、背中を刺したりしたのかな?」
レポーター「どんな風に切られていたの?」
女子児童「こんな風に…」
レポーター「刺された子はどんな様子だった?」
女子児童「…何も言わずにばたりと倒れて動かなくなった」
レポーター「ここに血がついてるけど、どこか怪我したの?」
女子児童「大丈夫」
レポーター「そしたら友達の血なんだ」
女子児童「…」
レポーター「みんな逃げたの?」
女子児童「…うん」
レポーター「友達が助けを求めているのに!?」
女子児童「だって…だって、何も言わなかったもん(泣)」

この時にネットの巨大掲示板にテレビ局社員が投稿をし、こう訴えました。
「どんどんテレビ局に苦情を申し入れてほしい。そうでもしないと上の意見は変わらず、現場の人間はそういうことをやらざるをえない」

また、狂牛病事件の時には通信社の記者が次のように書き込みました。
「このことは、圧力がかかり記事にできないから、みんなでネットで広めてくれ」

健全な労組があれば、まだしもこういう事態は避けられていたのかもしれません。
それにしても、ジャーナリストとしては不甲斐ないです。

今ではもうそんなことはないと思いますが(良い悪いは別として、日本流のやりかたも浸透していますので)、欧州の企業は、工場に自動機械一つを入れるにしても、労組が単に生産性や効率の見地からではなく、それが従業員に及ぼす影響などについて検討し、簡単には会社側に導入させないようなシステムが存在したといいます。
このことは「人間らしさ」ということはどういうことかを考えさせてくれます。
ちなみに、「日本生産性本部」は、健全な労組を「御用労組」とすることを任務とする労務機関としての役割をはたしてきたのですが、この機関は戦後日本の官・財とアメリカの共同出資で設立されたものでした。何をかいわんや、という気がします。

以前、枯葉さんへのレスのなかで、ベンジャミン・フルフォード氏のことを少し書きました。
///////////////////////////////
天木直人氏が、ヤクザに汚染された「政・官・業」が招いた今の日本の窮状を書いた『ヤクザ・リセッション──さらに失われる10年──』の著者のベンジャミン・フルフォード氏(米経済誌『フォーブス』アジア太平洋支局長)に聞いたことを語っています。フルフォード氏はヤクザに「カマボコにしてやる」(外野 注:カマボコを作る際に使うすり身にする機械にかけるというくらいの意味だと思われます)と脅かされたのですが、日本の警察ではなく、米国大使館に助けを求めたといいます。日本の警察に助けを求めてもヤクザとグルだから助けてくれない事はわかっているので、そうするのだそうです。米国政府が日本政府に言い、日本政府がヤクザに「米国のいうことを聞かないとただではすまないぞ」といって脅し、それでヤクザは動けなくなるというのです。
「政・官・業」には、フルフォード氏も少し書いていますが、僕は「報」(マスコミ)も入れたいと思っています。(外野)
/////////(以上、掲示板過去ログより)//////////////////////
(続く)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):地球環境の専門家から見た「引きこもり」(1)  ■名前 : 外野  ■日付 : 04/11/28(日) 9:26  -------------------------------------------------------------------------
   (続き)
その彼の今月上梓した『日本のマスコミ「臆病」の構造』には次のような文があります。
--------(引用開始)-----------------------
 これまで何度か書いてきたように、私はかつて日経の英字紙『The Nikkei Weekly』で仕事をしたこと経験がある。だが、不良債権とヤクザに関する記事などに対し、「もうそのような記事は書かなくてもいい」という上司からストップをかけられるようになった。
「なぜお前はこのような記事を書かなければならないのか」と問われ、「正義のためです」と答えたとき、彼らは笑った。「正義って何だ?」。
 私はその極度の「事なかれ主義」を軽蔑し、それ以来、日本の大手新聞、テレビの報道にかけるスピリッツをさほど信用しなくなった。

(略)
 こんなこともあった。三菱自動車の株主総会に出かけたとき、周辺に耳の丸くなった、いかつい男たちがごろごろしていた。彼らは明らかに会場内をガードするような動きを見せていた。不審に思った私は、「あたなたちは警察ですか?」と問い質した。彼らは、違うという。そして「質問は一切ノーコメントだ」とシャットアウトした。警察でもないなら、彼らは一体何者で、何をしていたのか。私は自分の目で見たこの事実を伝えようとしたが、それを書くことは許されなかった。その後、この話が「解禁」になったのは、警察が三菱の欠陥隠しに注目していることが広まり、マスコミに叩かれたときであった。
 日経だけではない。誰かが石を投げるまでは何もするな、というこの基本スタンスは、すべての大手メディアに共通していた。それは「ソフトなファシズム」とでもいうべき体質だった。
(略)ジャーナリストになる理由は人それぞれだ。しかし、この世界に入った後大切なのは、第一に正義感である。それを失くしたとき、彼らはもはや国民の味方ではない。ジャーナリストになったからには、本当に思ったことを書かなければいけない。私は、背を丸めて沈黙する日本のメディアに苛立ち、数年前からこうも思い始めた。「彼らがまず変わらなければ、日本は変わらない」──。
--------(引用終わり)-----------------------

世の中の多くの出来事を、人はメディアによって知ります。そこに出てこないことは、現実には起こっていても、「なかった」ことと同じです。
今の日本はそれが多すぎます。しかもそれらは、市民生活に直接関係していることです。
思想や言論の自由も含め、今の日本は戦前に逆戻りしつつあるという感じをもっている人も多いことと思います。それは現政権与党の舵取りの問題として、つまり政治・行政の問題としてだけ捉えられがちです。しかし、僕が思うに現実は、それ以外の人間たちからも市民は包囲網を敷かれており、それは最近始まったものではないということです。

まさに僕には「マトリックス」そのままのように思えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 障害者を排除する社会。  ■名前 : 猫猫@宇宙船地球号乗組員  ■日付 : 04/11/24(水) 22:41  -------------------------------------------------------------------------
   学校へ行けない。働く場所も無い。障害者さんがいるのだ。

民主主義の競争の中で、弱者は滅ぼされてゆく。
効率だけを追い求めてゆくことは、弱者を滅ぼしてゆくこと。

それが、構造改革の本質なのかどうかは、知らないが・・・
競争力が無ければ、滅ぼされてゆく。

現実をよく理解し、
競争力の少ない弱者でも活躍できる場所を考えなければならない。

雇用対策を考えずに、「引きこもり」を批判するだけでは、意味無し。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 流水 様 ありがとうございます  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/11/26(金) 16:00  -------------------------------------------------------------------------
   流水 様 遅くなりましたがレスさせていただきます

【二つの側面】
>1、個別具体的な個人(本人)の問題
>2、それを取り巻く家族と社会の問題

>★人間観の問題(※できるだけ具体的に語る必要があります)
>ここで、重要なのは、人間は、誰しも同じような心と身体のメカニズムを
>持っている、ということを語り込む必要があります。
>つまり、行きたくても学校にいけない子ども自身や親には、あなたたちは
>特別でもなんでもなくて、心と身体のメカニズムのバランスが崩れているだけ>だ、ということを、納得させる必要があります。

病気ではないと言うところを強く話してほしいですね
先生と生徒との間でレポートを交換しても良いと思います
とにかくよく語り合うこと理解しあう事が重要なのですね

>★教師として最も重要なのは、上記のような人間観を生かした学級つくりを具現>化していき、【登校拒否】を生み出さない学級を如何にして実現するかを考える>必要があるのです。同時に、そのような学級を作り出すことによって、子供たち>の、ものを考える力、相手の心を想像する力、学ぶ力などを鍛え、育てていく視>点と方法論を生み出さなければならないと思います。

私は流水 様 の学級に入れていたら幸いだったかもしれません
まあタラレバは無しですね
心と体のバランスのとり方、これは本当に難しいです
いまだにバランスが崩れることもあります

不登校するなら読書だけは必ずしたらいいと思います
人生を変える一冊と出会えるかもしれません
図書館通いも楽しいものですよ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 長くなるのをお許しください(1)  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/26(金) 22:11  -------------------------------------------------------------------------
    英さんレスありがとうございます。

あくまの査問官さん 【32794】Re(4):『いじめを考える』 
 ご意見ありがとうございます。

<イジメられる子の自己防衛の手段は「学校に行かない」しかないのではないでしょうか?>

同感です。自分の生命を守るための防衛本能からの不登校です。


しろはさん、外野さん  遍巳亭さん 団塊党さんよろしくお願いいたします。
TVについては私も同感です。

猫猫@宇宙船地球号乗組員さん 【32917】障害者を排除する社会。 
<民主主義の競争の中で、弱者は滅ぼされてゆく。
効率だけを追い求めてゆくことは、弱者を滅ぼしてゆくこと。
現実をよく理解し、競争力の少ない弱者でも活躍できる場所を考えなければならない。雇用対策を考えずに、「引きこもり」を批判するだけでは、意味無し。>

その通りだと思います。
学校に行きたい子(障がい者)には来るな、あるいは養護学級をすすめ、学校に行かれないこどもには、保護者ともどもに(表面上はマットウと受け取れる言葉)対応ですが、保護者・当事者に卒業・進級(義務制にもかかわらず)できないと想像させて無理に登校させようとしています。 自身の意志で再登校したように見えますが、内情は恐怖支配と同じと真茶は考えます。


【32810】【32811】 英さん 
<引篭りの子に学校がどうするとか、カウンセラーがどうのは、あくまで対処療法です。本道は「今、正常な子」に大人がどう関わるかです。
引篭りの子の尻を叩いて子供の群れに帰したものの、あっと言う間に引き裂かれてしまうでしょうに。>

おっしゃる通りです。
 相手の心を折る気構えで向かっていく。 そんな心の元気(健康)さが残されている時期ならば、こどもは自分で工夫いていけますよね。

 
 英さん【32914】一応、別けて書いています
ありがとうございます。

<私は引篭る事は前進する為の材料と捉えています。
成人に向けて必要な物をそろえ必要な段階で積み上げていく事が肝心だと思います、根性論だけでは火を噴くかもしれません。>

ここまでは、言われる通りで賛同できます。

<しかし、2年も3年も引篭るとなると、それはまた意味が違います。
短期の引篭りは心身の休息と前進への準備となりますが、長期になればマイナスにしかなりません。 引篭ればその未熟な精神は成長しないどころか、未熟なまま固まってしまいます、マイナスなのです>

 時間の長短ではないのです。

長くなりましたのでこの部分は続きで。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 長くなるのをお許しください(2)  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/26(金) 22:52  -------------------------------------------------------------------------
   続きです。

退役軍人(元兵士)さん【32603】もですが、このスレ以外の場所でも世間の多くの方々から、努力(根性)不足・困難に立ち向かう力の弱さを言われます。
確かに努力は必要です。

しかし努力に見合う結果が得られない時も多々あります。結果(予測成果/数字)に現れないものは、努力していないとか現実回避とか我慢していない…と言えないものもあるのではないでしょうか。 

会社員なら成果(数字)に現れなければ、血を吐くような努力があっても認められないでしょう。
企業は経営(利益)が優先される場所ですから、ある意味しかたがないといえます。 でも、人間を育てる教育過程(結果ではなくて)と利益追求の経営とを同一視することはできない…いえ、してはいけない分野が(企業戦士の育成でなく)人間教育を目指すものだと思います。

 フランスの…今、名前が出てきません。最近ド忘れ・物忘れがヒドくなる一方で…歳のせいにさせてください(笑)
とにかくフランスのX氏が著書「教育論」で言っている、「自分のために働ける人間を育成するか、国家のために働く兵士を育てるか」だと真茶は感じています。

「不登校の生徒は不良品だ」と2千人を前にして(東海北陸ブロックPTA連合会)で言った福井県副知事も会社経営者でした。
生徒・児童(人間)をベルトコンベアーに流れる部品扱いです。

 例えが不適切だったと陳謝しましたが、真茶が抗議した(抗議が殺到したそうです)のは、不良品と評した言葉上の問題ではなく発言の底にある「不登校は良くないこと・問題行動だ」とする考え方そのものでした。

残念ながら全国的にある感覚で、マユこもり・不登校は悪と見る感覚が多数を占めている現実がありますから、当事者と家族がより苦しいものになってしまいます。

そんな状況では家族が疲弊してしまうのは当然のことと理解できます。
でもあえて言わせていただけば、結果(数値)を大事にしたい教員より、一番苦しんでいるのは当人であり、家族(当人の兄弟姉妹)たちなのです。

続きは別記させてください。もう少しお付き合いお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 長文 お許しください(3)  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/27(土) 7:19  -------------------------------------------------------------------------
   続きです。
長くて申しわけありません。カキコし始めたら止まらなくなってしまった。

 マユこもり・不登校状態の当事者・家族たちの努力・(困難に立ち向かう)エネルギーは(量も内容も)大変なものです。 
 特に母親(祖母)は「だめ嫁・母親失格だ」と自身も思いますし、夫・親戚などから「お前が甘やかすからだ」と言われたりもします。
 時間がたてば理解してくれますけれど、最期まで理解できず母親だけの理解で自立した若者もいます。 父親と母親では立場が違いますし、ある意味でしかたない部分もあることは理解しています。
 
 何も言わなくても親が自責していることを感じると、当人にはさらに重荷が加わります。 それらに耐え切れず死ぬ覚悟で学校(仕事)に行こうとしても、身体が動かない、どんなに努力してがんばっても何か月・何日かでまた倒れ込むように動けなくなります。
 それらを(真茶が知る一番長いケースではおよそ13年間も)繰り返しますから、家族も本人も心底から疲れ果てた(活力はマイナス以下)状態になるのです。

 担任・近所・友人知人からも(先方は善意のつもりで)外出できるように声掛け(半端な量でなく)されます。 家にいる今の状態が「悪」で、「命を削ってでも」行かねばならぬとの誤認識が過大になっていきます。
 小学校不登校の例で、イジメグループが遊び仲間だと誤認され毎朝グループが誘いに来た事例もありました。 

 学校も危険、家庭も安心できないとなったら、部屋にこもるか家庭以外(祖父母・親戚・)に逃げるか、街中をウロウロするしかありません。 
 逃げ込む先に精神科入院の例もあります。 病名がついて診断書が提出されれば、当人はホッと一息つける反面もありますが、精神病偏見が加わりますしケースによっては薬依存となり本当の病人となってしまう子もいると(全国ネットで)聞きました。
これらの事例はいまだに全国各地で繰り返されています。 

 今年の9月にエレベーター待ちのとき、両親の目の前で11Fから飛び降りた中学生の事件が神奈川県で起きました。
登校させようとする学校の働きかけがあり、両親も「行かさせなければ…」と思ったしまい、登校させる途中だったそうです。 
とても乱暴な言い方をすれば、教育行政・学校だけを相談先に限定すると、学校以外で(イキイキと)生きている実例(選択肢)が伝えられないケースが圧倒的多数です。
 一時期、子どもの自殺がマスメディアで連日報道されましたが、自殺する子はイヤイヤ登校していた子たちです。 家庭に「居場所」を見つけられた子は自殺しません。 自傷行為はありますが、家にいることで軽度のうちに発見されているからです。 

 モト不登校・マユこもりだった若者達も、安心できる居場所を猶予時間を得られた人たちは進学・就職・バイトなどなど、それぞれの人生を自力で歩んでいる若者達の方がたくさんいるのです。
 かなりの確率で(十何年も不登校数が何万〜十三万人と報告されているのですから)、あたたかい家庭で過去を再構築したモト不登校だった若者たちが街中にたくさんいるのです。
でも街で出会う若者たちは、モト不登校などとゼッケンをつけてるわけではないので認知しにくいのでしょう。

 現在進行形の当事者・家族もいつか笑顔・元気を取り戻す時がきます。
これらをご理解いただきたいです。

 英さん【32914】の
<しかし、2年も3年も引篭るとなると、それはまた意味が違います。
短期の引篭りは心身の休息と前進への準備となりますが、長期になればマイナスにしかなりません。 引篭ればその未熟な精神は成長しないどころか、未熟なまま固まってしまいます、マイナスなのです>
 時間の長短ではないのです。   

この続きをカキコしていませんでした。

 もう一回だけお付き合いくださいませ。

 ネットの私物化にならなければいいのですが…深夜ということで「お目こぼし」いただけるでしょうか?

最期の一つは、少し時間を置いて土曜の夜にカキコした方がいいかもしれませんね。
「いい加減にせい!!」といわれるかも知れませんし…ね。  

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):長文 お許しください(3)  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/11/27(土) 11:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:

> ネットの私物化にならなければいいのですが…深夜ということで「お目こぼし」いただけるでしょうか?
>
>最期の一つは、少し時間を置いて土曜の夜にカキコした方がいいかもしれませんね。
>「いい加減にせい!!」といわれるかも知れませんし…ね。

とんでもありません。
真茶さんの投稿をいつも楽しみにしております。
続きをお聞かせ下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : お願いします。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/27(土) 22:26  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:

ああ、返信が遅れまして済みません。
興味深く読ませていただいていますので、よろしければ続きをお願いします。

このスレに関わる人が多いと言う事は、手探りながらも「親」「大人」としてあり続けようとする人が多い事と解釈しております。
一つ一つが、今生の闇に温かみをもたらす、次代への光です。
他の老人党の皆さんも、早く自灯明を持って欲しいと思う次第です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 長文お許しを(4)  ■名前 : 真茶  ■日付 : 04/11/29(月) 4:29  -------------------------------------------------------------------------
   皆様 こんばんわ。 お言葉に甘えて出てきました。

 まず前々回のカキコ <【33149】長くなる(2)> の最期の箇所で、ごく一部の教員へカキコしましたが、多くの先生方および学校を否定するものではありません。 悪条件下でも多くの先生方は寝食を削っておられる事にありがたいと頭が下がる思いですし、学校は大事なものだとも思っています。

続きです(これが最期のつもり)

ひきこもりも不登校も、時間の長さではなく中身の問題と考えます。

「ひきこもったら大変だから、不登校はさせないように」と教員・親戚から言われたという話を多くの親ごさんから聞きます。
 英さんはじめ皆さんは言わなくてもご理解いただいていると察しられますが、途中になってしまうのでカキコさせてください。

悲しい事件が立て続けに二件起きました。
 水戸市の事件は別スレに詳しくあったのでそちらにお任せします。再度探したのですがたどりつけませんでした。ご存知の方は教えてください。

 土浦の28歳の青年が両親と姉を殺害。(こま切れの初期供述の報道ですが)
 「先にやらないと自分が殺される」というまで追い詰められた青年の悲しみ・苦しみは、どこで共感されるのでしょうか?
 事件のキッカケになったのは姉の「働け」で始まった口論だとか。
「働く」という言葉の良し悪しでなく、専門学校に行かれなくなった前後から10年間も、彼は働ける状態になかった。
 働ける状態なら誰に言われなくても仕事に出ていたでしょう。 動きたくても動けない状態の人に「働け」というのは、現状否定ではないでしょうか? 
たとえ発言者に「相手否定」の自覚がなくてもです。
もっと言えば、自覚がないだけ余計にヤッカイなのですけれど。

 真茶の少ない体験では、長期ひきこもりの大部分は大学卒業後・大学院後・就職後に動けなくなった若者が圧倒的多数でした。
 出会った若者全員が不登校するのは許されなかった、自分も不登校なんてしてはいけないことだと思っていたといいました。
 中には小・中学で短期(1週間〜1ヵ月くらい)の登校しぶりや不登校を体験した若者もいましたが、例外なく(行かねばならぬと)学校に戻されていました。 

 学校に戻ることが悪いのではなく、当人の想いを無視して戻されてしまうことが問題なのです。
 当人の想い(疲れ・心の傷)は誰も気づかない、こどもは「想いそのもの」「想いを抱いたこと」が悪いのだと学習してしまいます。
 オトナたちは不登校という現実の前で、こどものおかれている背景を考える余裕を失ってしまうのです。

 長期間ひきこもる人たちは休むことを認められなかった、家で休んでいるように見えても「心」が休めていない。 動けない本人のつらさが認められず、次のステップにすすむことを最優先で求められる。 
 進学・バイト・就職など「何かしなければ…」という、現状(自己)否定を期間中ずーと続けています。

 不登校でも成人後でも「現状(自己)肯定できない」と長期化するのだと思います。(あくまでも真茶の私見であり理屈でなく体験的判断です)
 周囲のオトナたちが現状否定している間は、当人の自己否定感が深くなり不安感がますます大きくなります。 結果、家庭内暴力や精神症状に似た(手洗い・不眠幻聴など/病気でないのに)精神病を疑わせる行動が出るようになります。

 「ひきこもりは100万人くらい」と(TV発信)いったある精神科医師(この人には80%くらいの同意ですが)の発言です。
 「自分の実感では、不登校から長期のひきこもりになるのは全体の1割、多くても2割。残りの9〜8割は社会参加している」と言っています。

 時間的な視点でなく休息内容で考えてほしい。
親子ともども、早めに「心と身体の両面で休める環境」が大切だと思います。
そのためにも、誤解と偏見が少しでも減少してほしいと祈っています。

本当に長々と申しわけありません。 お詫びします。
文章力の乏しさで長さに見合う内容があるのか不安ですが…。
明日から2日ほど留守にします、出かける前から帰ってPCに向かうのが楽しみな感覚があります。 ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):長文お許しを(4)  ■名前 : 秋明菊  ■日付 : 04/11/30(火) 18:11  -------------------------------------------------------------------------
   真茶さま、初めまして。皆様 こんばんは。

昨日の中日新聞・朝刊に、小中学生についての「抑うつ傾向」についての記事がありましたので、お知らせします。

  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

北大大学院・伝田健三助教授らのグループの発表によると、小学生の7.8%、中学生の22.8%に抑うつ傾向がある。

北米の研究では、抑うつ傾向の子供のうち、本当の「うつ病」と診断できるのは約20〜25%だと考えられる。
北大の調査の場合、小学生の50人に1人前後、中学生の20人に1人前後が、うつ病という推計になる。

伝田助教授は、「想像以上にうつ病のリスクのある子がいる事を家族や教師は認識して欲しい」と強調する。

子供の抑うつ症状が広がる時代背景については、「大人顔負けの忙しさやインターネット、携帯電話などの情報量や刺激の多さ」(伝田助教授)
「成績など学業より、友人関係が非常に大きく影響しているのではないか」(筑波大・佐藤寛氏)

また、ベテラン養護教諭の女性も、「中学生は枕元に携帯電話を置いて、真夜中でもメールに返信する。小学生でもひどい悩みでさえ親に話さない。内にこもって頑張っている」と、子供達の現状を懸念している。

  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

子供達の世界はストレス一杯で、病んでい子も多い様です。
うつ病の子供に登校を強制するのは、自殺を勧める事になる場合もあるのではないかと心配です

> 土浦の28歳の青年が両親と姉を殺害。(こま切れの初期供述の報道ですが)
> 「先にやらないと自分が殺される」というまで追い詰められた青年の悲しみ・苦しみは、どこで共感されるのでしょうか?

彼は姉を殴ってしまった事で、父親が帰ってきたら警察に通報され、逮捕される事を恐れたと。父親が怖くて、父親が家にいるとトイレにもいけなかった、と報道されていました。

19才の引きこもりの少年の場合も、厳しく口煩い祖父を殺したいと思ったけど、まず邪魔をしそうな父母を先に殺したと報道していました。

厳しく怖い父親や祖父がいたのでは、家にいても心はいつもとんがっていたのだと思います。周りの大切な人達を殺さずにいられなかったほど辛かったのか、閉塞感が強くて兎に角その人間関係から逃げたかったのか、それとも心が病んでいたのか……

実際の家族関係も、まして、それぞれの心の中など解りませんが、やりきれない出来事です。
>
> 長期間ひきこもる人たちは休むことを認められなかった、家で休んでいるように見えても「心」が休めていない。 動けない本人のつらさが認められず、次のステップにすすむことを最優先で求められる。 
> 進学・バイト・就職など「何かしなければ…」という、現状(自己)否定を期間中ずーと続けています。

彼らは、その様な状態であったと思います。
母親は、学校の様子や子供達の状況の変化などの情報を、ある程度知っています。
父親は、自分の経験でモノを判断します。特に母親に子供の世話をまかせている父親の場合は、現状を知らずにモノを言います。親子のギャップは激しいのではないでしょうか?

親は言葉や手を出す前に、とにかく子供をしっかり見つめるべきだと思います。
乳幼児の頃、親を絶対的に信頼していた笑顔を思い出して、愛情を込めて。

真茶さま、いつも楽しみに拝見させて戴いています。
今日も、ネットによる集団自殺の事が紙面を賑わせています。
大切な子供達を健全に育てるのは、難しい世の中になっているようですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):長文お許しを(4)  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 04/12/1(水) 0:48  -------------------------------------------------------------------------
   真茶様
だいぶ寒くなってきました
お元気でお過ごしでしょうか

お幾つくらいの方なのか
男性なのか女性なのか
分かりませんが

子ども達のひきこもり、不登校に長年関わって来られたであろう
その経験から来る言葉の重みには深く共感致します。
何人もの方が真茶様の書き込みを楽しみにしておられる様子ですが
お忙しい日々をお過ごしのご様子が文面から伺えます

私が存じている「ひきこもり、不登校」の若者のフリースペース
を主宰している方も、24時間、子どもと親のTEL相談や講演などで
多忙な日々を過ごしておられます。

どうかお体ご自愛下さいませ。
私の投稿にはレスは頂かなくても結構です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 「引きこもり」についての私の考え。  ■名前 : 英  ■日付 : 04/11/30(火) 22:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼真茶さん:

お出かけから帰ってきてからのお楽しみ〜 になるかどうか解りませんが、返信を差し上げますのでお受け取り下さい。


>「ひきこもったら大変だから、不登校はさせないように」

これは深読みするとコワイ話ですね。
「ひきこもったら(私・教師の評価が下がるから)大変だから〜」に聞こえてきますね。
実際、その意味で登校を要求する教師も目の当たりにしました。
それは私の同級生だったケースですが、教師云々よりも精神科医の治療を受けねばならぬような事情があり、治療を受けながら登校を始めました。
教師の手にはあまるようなケースでしたが、家族と精神科医との良い後押しがあり復学を果たしました。
周りの良き大人の良き後押しが無ければ、怖い事になるケースでした。
頑張ればどうにかなる〜 事ばかりではないですね。
勿論、本人ががんばっているのに、周りに親を含めよい大人が居ないと悲惨ですね、その意味でも子供をどうにかする前に「親」「大人」が自戒と共に懸命になるべきだと思います。
(でもですね、悪い大人ほど弱いところへ歪みを押し込もうとするのですよ…)


また引きこもりの期間の話ですが。
私はまず、カウンセリングを受けたり精神科医の治療を受けたり、前向きに方向性を探り腰を上げている時点で引きこもりとは考えていません。
このステップの次には親子で買い物に出かけたり外食に出かけたりするのもいいでしょう。
他の子が学校に行っている間に、もしかしたら足りなかった親子の時間を取り戻すのも大事な事ですよ、だって誰もくれないしお金でも買えない事ですから。
親と子で不器用ながら階段を上っていけばいいんだと考えます、その上で復学するのかアルバイトから始めるのか、とにかく自分で自分の口を養えるように社会に出る準備をしていけば良いと思います。

反対に、何をするでもなく安穏と惰眠をむさぼり、菓子を食らいながらTVやゲームに明け暮れるような生活を何年も続けるようならば、それを世間で言う所の「引きこもり」でしょう。
生きているのと、活きているのは全く違います、いわば殺生です。
この様な状態を惰性で続けるようであれば、取り返しのつけ難い大きな障害となるでしょう。
これを、私は危惧します。
親も子も静かな地獄に身をおいている事を気づくべきです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : バイトのススメ  ■名前 : しろは  ■日付 : 04/12/3(金) 19:09  -------------------------------------------------------------------------
   不登校していてもアルバイトをしていれば単位をくれると言う
高校があるそうです

子供達が食べていくために働く事を学んだり、社会の仕組みを学んだり
出来るので大変好評な取り組みだそうです

色々な意味で中学生位からはもうバイトしても大丈夫だとおもいます
しろは

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 新スレッドへ移行願います  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 04/12/3(金) 20:42  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

Ray@スタッフです。

「引きこもり・不登校を考える・2」スレッドの書き込み数が
だいぶ多くなってきましたので、新スレッド
「引きこもり・不登校を考える・3」を立てました。

以後のご議論は新スレッドをご利用くださるよう
どうぞよろしくお願い申し上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                 Page 1944