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 ▼「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!  珍 源斎 04/12/17(金) 16:17
   ┣Re(1):国より地方への補助金は・借款扱いにしたら?  珍 源斎 04/12/17(金) 16:39
   ┣Re(1):「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!  北の老兵 04/12/17(金) 17:13
   ┃  ┗Re(2):「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!  珍 源斎 04/12/17(金) 20:54
   ┣Re(1):「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!  ニック 04/12/18(土) 0:22
   ┗Re(1):札幌への人口集中は道政の無策!  珍 源斎 04/12/18(土) 12:12

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 ■題名 : 「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!
 ■名前 : 珍 源斎
 ■日付 : 04/12/17(金) 16:17
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   朝日新聞が報じた英国のエコノミスト誌の
北海道についての掲載記事の紹介から。

北海道・・「日本の甘やかされたフロンテイア」と題された
内容には補助金に依存した甘い体質の弊害が皮肉とともに

語られてる、本来ならば豊かな農水産物、広大な自然環境、
観光資源などの分野を経済の柱としての構築を怠り、

公共事業に関わる建設会社への補助金に頼った体質が
北海道経済を弱くしたと云う論旨であるが、
その指摘は、全くその通りであると思う。

本来ならば模範とすべき独立国としての
「フインランド」など北欧の国々と立地的条件も

人口も同じか、それに近いものであるのにも関わらず
云々・・と続けたいが・この辺にしておきます。

朝日新聞・記事による道庁首脳のコメント・・として
「北海道が提示できる新しい価値や可能性をきちんと
してくれてる。

「補助金はそう云った新しい北海道を育てるために必要だ。
世界の人たちに知ってもらえるよい機会になる」と話している。

このコメントには些か引っ掛かるところがある
現在の借金まみれの国情から・何としても自立を

図らねばならぬ処のも関わらず。北海道、道庁の
首脳?が依然として「甘えの構造」補助金に依存する体質

見え見えとは、如何なものか?

補助金も無く、隣国・ソ連「ロシア」よりの厳しい賠償
取り立てに「めげずに」立国したフインランドと併せ

考えると・・・・??

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):国より地方への補助金は・借款扱いにしたら?  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/12/17(金) 16:39  -------------------------------------------------------------------------
   最近、国会でも地方への補助金などについて
よく議論されてるようですが・・。

整備新幹線、高速道路などの「ハード」面への補助金?なる
ものは廃止して、

かつて東海道新幹線や名神高速道路、佐久間ダム
の建設に「世界銀行」よりの借款により
建設資金を得て各々の建設が進められたように、

使い切りの補助金は廃止して
それに代わるものは借款とすれば、
借款を受けようとしたり、受ける者は原価の計算
から運用に関わる費用対効果を・もっと真剣に考えられる
ようになるのではないか?

現在のように国家の予算が「使い切りと単年度主義」
費用対効果と価値の評価に関係のない簿記システムから

企業での会計方式のような複式簿記システムが
採用されれば予算などの費用が有効に活かされる

ようになるはずである、官僚のための官僚による
反省の無い前例主義?からの脱皮になり得るのではないか?

「予算の分捕り合戦も?」無くなるはずである・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/17(金) 17:13  -------------------------------------------------------------------------
   珍 源斎さん

ご指摘の通りですね。

ひと言言わせて戴けば、北海道は明治以来、「国」や「官」主導による開発が進められ発展してきました。経済が右肩上がりの時はそれなりに機能してきましたが、冷戦構造の終焉、経済のグローバル化、バブルの崩壊とともに、それまでの開発・発展を支えてきた構造は根底から崩れてきていました。

そこに拓銀の倒産が追い討ちをかけました。
今、北海道における経済状況に目を向けると本当に厳しいものがあります。北海道開発庁もなくなりました。もう、自立しか道はないのです。

自立の道は「生活者(市民)の目線」、「依存体質からの脱却」、「地方から国を変える」が必要と言われていますが、そのためには人材の育成なくして実現は不可能です。今、北海道には優秀な人材が集まりつつあります。

これまでは北海道に限らず全国各地において優秀な人材ほど東京に流出してきました。これからは地方の時代です。北海道から流出した優秀な人材を北海道に呼び戻し、北海道の将来性を信じてくれるIターン人材を積極的に呼び戻す努力も必要でしょう。

最も重要なものは、人と人の人間関係つくりです。どんな人でも一人では何もできません。人は人に助けられて育っていきます。そのようにして育った人は次の世代に快く手を差し伸べてあげます。

ぼちぼちと明るい話題も出てきています。公共事業に依存していた土建業でも、余った労働力を労働力不足の農業に派遣したりと、いろいろと新しい取り組みもしてきています。明日の北海道に私は期待しております。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/12/17(金) 20:54  -------------------------------------------------------------------------
   北の老兵 さん!
こんばんわ!

仰有る通り、明治の北海道・開拓史以来、北海道は
日本の先進国への仲間入りと富国強兵時代において

海産物、木材、石炭、農産物などの一次産品と資源
の供給地として植民知的な役割りを背負ってきましたことは

衆知のことですが、植民地の支配に類した
官尊民卑的な悪弊が今でも色濃く残ってるように見えます。

北海道拓殖銀行のお殿様ぶりや、道庁も殿様ぶりは
語りぐさでした、拓銀は破たんしましたが、

道庁も多少改善されたとは云え、首脳や幹部級には
弊害が依然としてあるとのことです。

北海道にて企業経営にあたってる数名の知合いが同じように
云われますので理解できます。

地方公務員の悪い意味での見本も多く存在すること
仕事の内容に「そぐわない」高給取りも多く行政コストも

高いと聞き及んでます。

それでも悲観した事ばかりではなく、若い人たちの中や
民間の企業家の中には将来の夢を託せるような方々の存在も
あり力強く思います。

ここ20年来の私の想いですが、北海道が北欧諸国のような
自立を遂げれば、・・「日本国の全体だ幸せになる」・・

「原因と結果」「因果と連鎖」の理論に基づいて信じてる
処です。

北の老兵さんが、他のスレッドにて述べられておられます。
医療関係の新技術に関連した素材革命、など・

バイオ・農水産物の高度加工製品・観光など世界中の
観光客に満足して頂けるホスピタリテイなど・・

挙げればキリがありません。
兎に角明るいイメージを持ちそれに向かっての意気込み
が夢を実現するパワーになります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):「北海道は官依存」英エコノミスト誌が指摘!  ■名前 : ニック  ■日付 : 04/12/18(土) 0:22  -------------------------------------------------------------------------
   >本来ならば模範とすべき独立国としての
>「フインランド」など北欧の国々と立地的条件も
>
>人口も同じか、それに近いものであるのにも関わらず
>云々・・と続けたいが・この辺にしておきます。

全くおっしゃる通りと思います、本来ならば観光で産業を興せる地盤のある北海道が、本州各地の真似をしようとしたばかりに宗男などが大手を振って「北海道の為に」などと言い出す地盤を作ってしまいました。

補助金も観光産業などの地盤を作るまでの暫定的なものになっていれば問題が無かったのですが、容易に手に入る為に結局公共事業費などに流れてしまい、結局の所補助金が無ければ成り立っていかない構図になってしまったわけですね。

ここに問題の根深さがあると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):札幌への人口集中は道政の無策!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/12/18(土) 12:12  -------------------------------------------------------------------------
   北海道は雄大な自然と環境があるののも関わらず。
人口の多くが札幌に集中しており、その「あおり」で

北海道の地方も街々も人口減、過疎化さえ云われて
久しい、これは東京への人口集中による、弊害や

大地震などへの脆弱性を指摘されてるにも関わらず
殆ど思考停止・状態にて来てしまってるのと・・

同じなのか?折角の雄大かつ広大な自然を生かした
健康的な地域造りに、何故・道政が寄与できないのだろうか?

道政の背中を押し改革に向けさせるのは・やはり、北海道での
主権者である道民の意識に係ってると思う・・・。

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