Page 2153 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼国家滅亡の兆候 もの申す 04/12/26(日) 16:20 ┣Re(1):国家滅亡の兆候 Gokai Sezutomo 04/12/26(日) 17:09 ┃ ┗佐藤さんに同意します。 peace 04/12/26(日) 22:33 ┃ ┣Re(1):佐藤さんに同意します。 Gokai Sezutomo 04/12/27(月) 22:43 ┃ ┃ ┗Re(2):佐藤さんに同意します。 peace 04/12/28(火) 21:38 ┃ ┃ ┣Re(3):peaceさんに同感。 佐藤 圭 04/12/29(水) 9:36 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):peaceさんに同感。 北の老兵 04/12/29(水) 11:59 ┃ ┃ ┣Re(3):佐藤さんに同意します。 爆笑 04/12/29(水) 12:23 ┃ ┃ ┃ ┗はじめまして peace 04/12/29(水) 18:42 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):はじめまして 爆笑 04/12/29(水) 21:14 ┃ ┃ ┣Re(3):佐藤さんに同意します。 Gokai Sezutomo 04/12/29(水) 20:52 ┃ ┃ ┗Re(3):佐藤さんに同意します。 rerere 04/12/29(水) 22:31 ┃ ┃ ┗Re(4):佐藤さんに同意します。 peace 04/12/31(金) 0:05 ┃ ┗Re(1):佐藤さんに同意します。 佐藤 圭 04/12/28(火) 23:13 ┃ ┗Re(2):佐藤さんに同意します。 peace 04/12/29(水) 18:08 ┗Re(1):国家滅亡の兆候 大げさだね。 佐藤 圭 04/12/26(日) 19:05 ┣Re(2):国家滅亡の兆候 大げさだね。 Gokai Sezutomo 04/12/26(日) 19:45 ┗Re(2):国家滅亡の兆候 確かにあります。 相良唯夫 04/12/26(日) 20:43 ┗Re(3):国家滅亡の兆候 確かにあります。 佐藤 圭 04/12/27(月) 11:47 ┗Re(4):国家滅亡の兆候 確かにあります。 佐藤 圭 04/12/27(月) 11:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 国家滅亡の兆候 ■名前 : もの申す ■日付 : 04/12/26(日) 16:20 -------------------------------------------------------------------------
古今東西国家滅亡の原因は様々だが、他国・他民族からの侵略を除けば次の三大原因に帰結すると聞いた。 1.政治の腐敗 2.犯罪の多発 3.性モラルの低下 政治の腐敗と犯罪の多発は日本の現状そのものであり、性モラルの低下にも著しいものがある。 性の乱れは繁栄した国ほど末期は激しいと言う。男色、同性愛、近親相姦等々数え切れないが、最近の社会風潮を考えると滅びの時期が近づいているように思えてならない。少年時代男としては軽蔑の対象であった「女っぽい男」が芸能界やその他の業界で堂々とまかり通っているのも気になるところだが、普通の男女間でも婚姻前の性交渉は当たり前になりつつあり、できちゃった結婚などと三流メディアが囃し立てており、世の親たちも余り抵抗感を感じなくなっているらしい。性交渉の低年齢化も問題だが、若い男女の間には初対面の日や交際して一月も経たぬ間に肉体関係を結ぶ者も多いと聞く。其の様は正に犬猫そのものであり、性のモラルの喪失が倫理観や道徳心の喪失と足並みを揃えているかに見える。 この傾向はますます酷くなるのか、または教育制度の改善で少しはまともになるのか不明だが、この状態が続いてゆくならば日本は二十一世紀の半ばまでには三流国に転落し、世紀末には姿を消してしまうのではないかと考えている。 たまたま知り合いのカソリック牧師が嘆いておられたので、その一部を披露申し上げた次第です。 |
▼もの申すさん:こんにちは 2.犯罪の多発 3.性モラルの低下に関して言えば、 戦後社会教育における、家系と個人との関係の切断が原因だと思います。 今、瞬間での平等を求めるための、家系よりも個人を尊重した結果だと思います。 それが故に正義の価値が減少し、人々は正義に従わなくなったのかも知れません。 人生は全ての人が成功するわけでありません。一握りの人が成功し、ほとんどの人々がそこそこで満足しようとします。 つらい不運な人生を送った人々が、拠り所とするもの、それでも守ろうとするもの、それでも創ろうとするものが、家系や血筋の信用だったのだと思います。 その『信用』を守る意味、創る意味を戦後社会教育は破棄したのです。 個人は自分を捨ててでも守るべき物をなくし、社会への失意を募らせた者は、必然的に犯罪を犯してしまうのかもしれません。 またこれが、同様の理由で、3.性モラルの低下の原因の一つであるかも知れません。 そして、もしかしたら、1.政治の腐敗の遠因でもあるかも知れません。 家系の信用を守る行為は、 もしかしたら、社会正義の根本だったのかもしれないと思っています。 >古今東西国家滅亡の原因は様々だが、他国・他民族からの侵略を除けば次の三大原因に帰結すると聞いた。 >1.政治の腐敗 2.犯罪の多発 3.性モラルの低下 > >政治の腐敗と犯罪の多発は日本の現状そのものであり、性モラルの低下にも著しいものがある。 >性の乱れは繁栄した国ほど末期は激しいと言う。男色、同性愛、近親相姦等々数え切れないが、最近の社会風潮を考えると滅びの時期が近づいているように思えてならない。少年時代男としては軽蔑の対象であった「女っぽい男」が芸能界やその他の業界で堂々とまかり通っているのも気になるところだが、普通の男女間でも婚姻前の性交渉は当たり前になりつつあり、できちゃった結婚などと三流メディアが囃し立てており、世の親たちも余り抵抗感を感じなくなっているらしい。性交渉の低年齢化も問題だが、若い男女の間には初対面の日や交際して一月も経たぬ間に肉体関係を結ぶ者も多いと聞く。其の様は正に犬猫そのものであり、性のモラルの喪失が倫理観や道徳心の喪失と足並みを揃えているかに見える。 >この傾向はますます酷くなるのか、または教育制度の改善で少しはまともになるのか不明だが、この状態が続いてゆくならば日本は二十一世紀の半ばまでには三流国に転落し、世紀末には姿を消してしまうのではないかと考えている。 >たまたま知り合いのカソリック牧師が嘆いておられたので、その一部を披露申し上げた次第です。 |
こんばんは お久しぶりです。 現代社会のタブーは大きく3つあり、「死」「お金」「性」であると聞いた事が有ります。お金、性、死は不浄であり実社会では話題として忌み嫌われるものでは有りますよね。 でも、誰もがいずれか必ずは向き合わなければ生きてゆけないしょう。 ちょっと勘繰り過ぎかもしれませんが。 1.政治の腐敗 2.犯罪の多発 3.性モラルの低下 とは 1.政治の腐敗(お金) 2.犯罪の多発(死) 3.性モラルの低下(性) ではないでしょうか。そのどれもが近年、おおっぴらな話題としては避けられてきました。どの話題をとっても実体を伴わないベールに包まれたもののようなものに感じます。多くの人にとってそうではないでしょうか。それが今日話題としのタブーで無くなってきたのが社会が変わりつつある(欧米化?)原因の一つでは無いかと思ったりします。 すみません前置きが長くなってしまいました。 1.政治の腐敗 それは昔から合ったのではないでしょうか田中角栄の時代などは絶頂期だったのでは? 2.犯罪の多発 よろしければ法務省の犯罪白書の下のグラフをご覧ください。佐藤さんの仰るように発生率(一般刑法犯)は昭和20年代と近い数字が出ています。近年増加している原因は自殺者の増加と同じで有ると確信しています。でもまだまだ欧米に比べれば低い数字のようです。 http://www.moj.go.jp/HOUSO/2003/table.html#z01 3.性モラルの低下 昔は赤線、青線が有ったのでは?それ以前は従軍慰安婦などが有ったのでは?商業としての性、強制労働としての性、に比べると今の方が健康なのではと思ったりもします。もちろん、ゆがんだ性に対しての嫌悪感は僕も有ります(この辺のモラルは個人差が大きいので何とも言えませんが)。でも欧米に比べればエイズの感染率も低いですしまだまだ貞操観念は強いのではと思います。 参考に下のページをご覧ください。僕の一番好きなホームページの一つです。(ホームからほかのページもご覧になるとおもしろいですよ。)明治以前の村社会の性には興味がわきます。春画とかも昔は盛んに有りましたよね。 http://homepage1.nifty.com/eggs/jitai/incest/2taboo.html このページから思うにGokai Sezutomoさんの仰る戦後社会の家計とは父系社会そのもので有ったのでは無いかと思います。 以上の事を考えると政治の腐敗 犯罪の多発 性モラルの低下による国家の滅亡が予言できるので有れば欧米はすでに滅んでいてもおかしくないとおもいます。 しつれいしました。 |
▼peaceさん:こんにちは、 素晴らしいレスをつけてくださり、感謝します。 私は、戦後の善悪の基準の混乱の大きな要因として、差別思考の象徴のようなものとして扱われてきた『家柄重視』の否定があると思っています。 それはさておき、 >1.政治の腐敗 >それは昔から合ったのではないでしょうか田中角栄の時代などは絶頂期だったのでは? > 政治とお金という意味ではそうだったかもしれません。 しかし、利権やお金のために、国民のためにならぬことを政治家が選択してきたかというと、そうでもないかな、とも思っています。 >2.犯罪の多発 >よろしければ法務省の犯罪白書の下のグラフをご覧ください。佐藤さんの仰るように発生率(一般刑法犯)は昭和20年代と近い数字が出ています。近年増加している原因は自殺者の増加と同じで有ると確信しています。でもまだまだ欧米に比べれば低い数字のようです。 >http://www.moj.go.jp/HOUSO/2003/table.html#z01 > グラフの見方が良くわからないのですが、 一般刑法犯の認知件数は人口10万人に対して、昭和21年の2000人から4000人になっているように思うのですが如何でしょうか?(線グラフでみて) >3.性モラルの低下 >昔は赤線、青線が有ったのでは?それ以前は従軍慰安婦などが有ったのでは?商業としての性、強制労働としての性、に比べると今の方が健康なのではと思ったりもします。もちろん、ゆがんだ性に対しての嫌悪感は僕も有ります(この辺のモラルは個人差が大きいので何とも言えませんが)。でも欧米に比べればエイズの感染率も低いですしまだまだ貞操観念は強いのではと思います。 そうでしょうか?10代の性感染者数は増加していると聞きますけれど。 >参考に下のページをご覧ください。僕の一番好きなホームページの一つです。(ホームからほかのページもご覧になるとおもしろいですよ。)明治以前の村社会の性には興味がわきます。春画とかも昔は盛んに有りましたよね。 >http://homepage1.nifty.com/eggs/jitai/incest/2taboo.html 面白いホームページですね。他のページは時間に余裕のあるときに見させていただこうと思います。取り敢えずお気に入りに入れときました。 >このページから思うにGokai Sezutomoさんの仰る戦後社会の家計とは父系社会そのもので有ったのでは無いかと思います。 > 私は人間の本能は個の保存本能と種の保存本能の二つだと感じています。 個の保存本能はともすると社会的悪を行い、 種の保存本能は社会を維持する正義を行うのだと思います。 明治以前の農村社会では、苗字というものが無く、 一方、その時代、武士などの、限られた人々だけが苗字を名乗り、代々、信用を重視する生活をする習慣があったと思うのですが、これが、農村部では貞操観念が低く、武士の間では貞操観念が強かった理由にもなるかもしれませんし、明治以降、「盆かか」などの風習が消えていった理由に、 全ての人が、苗字を名乗ることが出来るようになったことが大きいとも考えられないでしょうか? つまり、明治以前の封建社会では、限られた人々だけが、種の保存本能を働かせることが出来、まとまりも強かったと。 とすると、家柄重視もまんざら捨てたものではないのかもしれません。 >以上の事を考えると政治の腐敗 犯罪の多発 性モラルの低下による国家の滅亡が予言できるので有れば欧米はすでに滅んでいてもおかしくないとおもいます。 > 「滅ぶ」という単語をどの程度の意味に使うかによって、捉え方が異なるかもしれません? 私は、欧米の性風俗や、社会風習がどのようなものかはしりませんが、 「金融」という意味からは、もう既に滅びかけているのかもしれません。 もちろん憶測です。 ともあれ、『国家滅亡の兆候』というのは peaceさん、佐藤圭さんがご指摘のように、大げさな言い方と取られても、正しいかもしれません。 peaceさんの投稿文に比べると、なんだか変な文章になった気がします。 ごめんください。 |
▼Gokai Sezutomoさん: こんばんは。 いつも、お相手くださりありがとうございます。 さて、 >政治とお金という意味ではそうだったかもしれません。 >しかし、利権やお金のために、国民のためにならぬことを政治家が選択してきたかというと、そうでもないかな、とも思っています。 僕もそう思いますが政治の腐敗と聞いて「政治とお金」と言う意味に取ってしまいました。しかし、良きにつけ悪しきにつけ歴代の総理大臣としては田中角栄はもっとも偉大な人物だとおもいます。国民に「ビジョン」を示せた数少ない総理でなかったでしょうか。 >グラフの見方が良くわからないのですが、 >一般刑法犯の認知件数は人口10万人に対して、昭和21年の2000人から4000人になっているように思うのですが如何でしょうか?(線グラフでみて) すみません多分、一般刑法犯の認知件数は下段の棒グラフで左目盛りを読むのだとおもいます、線グラフは発生件数で人口増加に伴って上昇しているのだと思います。 >私は人間の本能は個の保存本能と種の保存本能の二つだと感じています。 >個の保存本能はともすると社会的悪を行い、 >種の保存本能は社会を維持する正義を行うのだと思います。 以前にお伺いしたときも面白い考え方だと思いました。 しかし、社会を維持して行くに当たって確かに種の保存を優先して社会を構成してゆけば持続可能なよりよい社会に成るかもしれませんが、個人の欲求、権利がともすれば無視されるような社会に成るような気もします、どちらにしても程良いバランスが大切なんでしょうね。 >明治以前の農村社会では、苗字というものが無く、 >一方、その時代、武士などの、限られた人々だけが苗字を名乗り、代々、信用を重視する生活をする習慣があったと思うのですが、これが、農村部では貞操観念が低く、武士の間では貞操観念が強かった理由にもなるかもしれませんし、明治以降、「盆かか」などの風習が消えていった理由に、 >全ての人が、苗字を名乗ることが出来るようになったことが大きいとも考えられないでしょうか? >つまり、明治以前の封建社会では、限られた人々だけが、種の保存本能を働かせることが出来、まとまりも強かったと。 > >とすると、家柄重視もまんざら捨てたものではないのかもしれません。 農民と武士が個と種に直接対応するかどうかは分かりませんが、大変興味深い説だとおもいます。 しかし、僕はちょっと個の保存本能が強いのか「盆かか」もいいなーと思ったりしてしまいます。 >ともあれ、『国家滅亡の兆候』というのは peaceさん、佐藤圭さんがご指摘のように、大げさな言い方と取られても、正しいかもしれません。 そうですね、ちょっと「滅亡」と言う言葉に対するイメージで今回は反発を感じてしまいました。「衰退」と表現されれば理解しやすかったかもしれません。 ところで、このスレッドとは全く話は変わるのですが、今、リチャード・クー氏の「デフレとバランスシート不況の経済学」をよんでいます。Gokai Sezutomoさんは読まれましたか?もし読まれていたとすればどういう意見を持たれたかお伺いできればうれしく思います。rerereさんのお話にも時々出てくる方なのですが。 まだ半分くらいしか読んでいないのですが素人の僕には非常に現実感のある説だと思いますがどうでしょうか。 |
peaceさん 始めまして。 このスレッドを時間の都合で今、あらためて 見ました。 お二人とも素直な論議に感心しました。 私は当初このスレッドのタイトルをみて なにを大げさに と感じて 経験的やや感情的に直言しました。 今 老人党の掲示板は やや不真面目、外野からのヤジが多いなかですが 話題とまじめに取り組むことに頑張りましょう。 頂いた情報、ご意見 有難うございました。 今後も老人党の浄化に努めましょう。 |
こんにちは! 仰々しいタイトルなのでちょっと引いていましたが、邪魔が入らなかったは不思議なくらいですね。老人党の発足当時を思い出しましたよ。 >今 老人党の掲示板は やや不真面目、外野からのヤジが多いなかです >が話題とまじめに取り組むことに頑張りましょう。 その通りですね。 |
徳川封建制度の評価は色々です。明治維新を推進した側は、徳川封建制度は悪の枢軸と表現している。また、共産主義史観は封建制度を差別と身分制度ということで切り捨てている。それに対し、ライシャワー氏は日本に封建制度があったからこそ、日本はアジアの中でも特に急速に近代できたのだと、逆に徳川封建制度を評価している。島崎藤村も夜明け前で、維新によって民は逆に生活が苦しくなったと述べている。 19世紀の日本と中国では、政治社会に違いがあった。中国には皇帝が居り、4億の中国人民は全て皇帝の奴隷であった。ところが、日本は平安時代は律令制度で日本人民は公家の奴隷であったが、その後武士が登場すると、地域ごとに自治組織をつくり、自立するようになった。自立した自治組織の有無の違いがあった。この自治組織は簡単にできるものではない。中国で、未だに役人の汚職が絶えないのは、中国人民が自治組織のない砂粒のような人間であれば、汚職をやり易いからだとも考えられる。また、19世紀に、中国人は100万人もアメリカに奴隷として売られた。中国人の商人がアメリカ人に中国人を奴隷として売るわけである。日本ではそれがなかったのは、鎖国もさることながら、自治組織があったからであると、考えられる。 この自治組織は戦後、会社に取って代わった。会社は従業員の生活を守ることが社会的責任と言われた。ところが、最近はリストラで、ほとんどの企業はその社会的責任を放棄している。会社は、かっての村落共同体ではなくなっている。ただ一部の優良企業、トヨタ、キャノンは村落共同体モデルを経営哲学にしている。 最近の小泉首相の無責任な発言を思うと、背景には日本の社会から自治組織が消えようとしているのではなかろうか。やがて自衛隊がアメリカ軍の傭兵として、戦争に狩り出されるであろう。小泉皇帝万歳と叫ぶマスコミの責任も重大である。また、家庭も崩壊した。10代の性モラルの低下は、日本人が犬、サルの仲間寸前になったかのようである。 |
▼爆笑さん: こんにちは、はじめまして ハンドルネームと内容に違和感があって面白い方ですね。 >19世紀の日本と中国では、政治社会に違いがあった。中国には皇帝が居り、4億の中国人民は全て皇帝の奴隷であった。ところが、日本は平安時代は律令制度で日本人民は公家の奴隷であったが、その後武士が登場すると、地域ごとに自治組織をつくり、自立するようになった。自立した自治組織の有無の違いがあった。この自治組織は簡単にできるものではない。中国で、未だに役人の汚職が絶えないのは、中国人民が自治組織のない砂粒のような人間であれば、汚職をやり易いからだとも考えられる。また、19世紀に、中国人は100万人もアメリカに奴隷として売られた。中国人の商人がアメリカ人に中国人を奴隷として売るわけである。日本ではそれがなかったのは、鎖国もさることながら、自治組織があったからであると、考えられる。 > >この自治組織は戦後、会社に取って代わった。会社は従業員の生活を守ることが社会的責任と言われた。ところが、最近はリストラで、ほとんどの企業はその社会的責任を放棄している。会社は、かっての村落共同体ではなくなっている。ただ一部の優良企業、トヨタ、キャノンは村落共同体モデルを経営哲学にしている。 > >最近の小泉首相の無責任な発言を思うと、背景には日本の社会から自治組織が消えようとしているのではなかろうか。やがて自衛隊がアメリカ軍の傭兵として、戦争に狩り出されるであろう。小泉皇帝万歳と叫ぶマスコミの責任も重大である。また、家庭も崩壊した。10代の性モラルの低下は、日本人が犬、サルの仲間寸前になったかのようである。 実は僕も近い考えで会社組織における終身雇用や年功序列は日本人が持つ古来からの制度が影響している物と思っていましたが、最近、リチャード・A・ヴェルナー氏の「円の支配者」を読んでちょっと疑問に思ってきています。この本にはこのような記述があります。 混じりけのない資本主義が特徴だ、企業が外部資金を調達する主たる場所は株式市場である。株主は非常に強力で、高い配当を要求する、その為に経営者は短期的利益を追い求める傾向がある。経営役員の多くは社内からは選ばれず、外部の者が任命される。熾烈な企業買収合戦のおかげで、経営者はいつ企業買収の攻撃を受けるかおちおちしていられない。おまけに業績を上げなければ即刻地位を追われる可能性がある。 この国の労働市場では採用、雇用が頻繁に行われるし、従業員も転職率も高い。所得と富の格差は巨大だ。豊かな資本家階級の家族たちは配当収入で暮らしている。貯蓄率は低く、消費が80%と国内総生産の最大部分を占めている。政府の規制は少ないし、官僚が経済に直接的な影響力を行使することも少ない。それどころか官僚は政治家に言われた通りに行動しなければならない。政策課題については激しい論争があり、国民は政治に高い関心を持っている。(中略)終身雇用も年功序列も定期賞与も広がりが無く、企業労組も少なかった、会社はしばしば中途採用を行い、容易に解雇した。従業員の方ももっとよい職場がありそう打と見れば遠慮なく辞めた。(転職率は80年代の日本の約3倍)(中略)失業率は25パーセント前後だった (リチャード・A・ヴェルナー氏の「円の支配者」より) これは現在のアメリカでは無く1920年代の日本を記述したものです。 だから、むき出しの資本主義にするべきだと思っているのではなく、なぜ、戦後体制が今、維持できなくなってきたのかが疑問に思っています。 終身雇用等は日本古来のものではなく戦時体制の継続であった「全体主義」でもあったのではないかと思いますがいかがでしょうか。 |
▼peaceさん: こんにちは、はじめまして >この国の労働市場では採用、雇用が頻繁に行われるし、従業員も転職率も高い。所得と富の格差は巨大だ。豊かな資本家階級の家族たちは配当収入で暮らしている。貯蓄率は低く、消費が80%と国内総生産の最大部分を占めている。政府の規制は少ないし、官僚が経済に直接的な影響力を行使することも少ない。それどころか官僚は政治家に言われた通りに行動しなければならない。政策課題については激しい論争があり、国民は政治に高い関心を持っている。(中略)終身雇用も年功序列も定期賞与も広がりが無く、企業労組も少なかった、会社はしばしば中途採用を行い、容易に解雇した。従業員の方ももっとよい職場がありそう打と見れば遠慮なく辞めた。(転職率は80年代の日本の約3倍)(中略)失業率は25パーセント前後だった >(リチャード・A・ヴェルナー氏の「円の支配者」より) > >これは現在のアメリカでは無く1920年代の日本を記述したものです。 >だから、むき出しの資本主義にするべきだと思っているのではなく、なぜ、戦後体制が今、維持できなくなってきたのかが疑問に思っています。 >終身雇用等は日本古来のものではなく戦時体制の継続であった「全体主義」でもあったのではないかと思いますがいかがでしょうか。 むき出しの資本主義には問題が多い。貧富の格差だけでなく、社員のモチベーション(意欲)の低下の問題もある。なぜアメリカが自動車で日本に追い抜かれようとしているのか。社員のモチベーションの違いだとしている研究者もいる。また航空機産業ではアメリカはヨーロッパに負けている。これもアメリカが短期的企業利益に拘って研究開発を怠ったからと言われている。昔、日本では資源は無いが、人的資源だけはあると言われた。企業活動では人を育てる、技術を継承し、新たな研究開発を持続的に行う。これらは、人を資本の論理だけで行えば、不可能である。 経営者が社員の人生とか、生活に責任を感じるのは、企業家以前に村落共同体の生活を経験していたからだと、思います。キャノンの社長は親が九州の田舎の村長であって、村民の生活、人生に責任があったことを思い出して経営していると、テレビで語っていた。豊田家は浜松(静岡)、岡崎(愛知)の出身である。どちらも徳川家康が神君と崇められている地方である。政治、企業活動の核となる、村落共同体の歴史が最も高い密度で残っている。村長が村民の生活に責任を持つ、企業家が社員をリストラしない、雇用を守る責任を持つなどは、全体主義ではないと思います。トヨタの経営は既に世界的に認知され、それぞれの国で現地化も行われ、成功している。かって尾張の武士が日本各地の大名となったように、今では日本発の経営が世界に波及し、現地でも受け入れられている。 全体主義とは一人のまたは一つの政党が専制をして、残りの人たちが奴隷のようにかしずくシステムではないでしょうか。個々の人たちは砂粒のようにばらばらだから、専制者がでたらめ、汚職をやっても、気が付かない、気が付いても発言できない。力のバランスが大きすぎると、政治システム全体のチェック アンド バランスが働かないのだと思います。資本の論理と、自由が売り物のアメリカと日本が、それぞれ全体主義国家に近づいてきたのは、皮肉でもあるし、当然なことでもあると思います。 |
▼peaceさん:こんにちは >ところで、このスレッドとは全く話は変わるのですが、今、リチャード・クー氏の「デフレとバランスシート不況の経済学」をよんでいます。Gokai Sezutomoさんは読まれましたか?もし読まれていたとすればどういう意見を持たれたかお伺いできればうれしく思います。rerereさんのお話にも時々出てくる方なのですが。 >まだ半分くらいしか読んでいないのですが素人の僕には非常に現実感のある説だと思いますがどうでしょうか。 クー氏の「バランスシート不況」という考えは本屋での立ち読みやテレビなどでの知識ですが、 正しい考えだと思います。 彼の考えの欠点もやはり、いずれはプライマリーバランスをとる必要がありますがと前置きをして話すことです。 バランスシート不況、つまり、資産の急激な劣化、バブル崩壊(地価と株価の大幅且つ急激な下落)によって、 負債とのバランスが崩れ、企業は一斉に借金返済に回りだした。・・というものだったと思いますが? この点に関しては、その通りだと思います。 この企業行動のことは国全体でみれば、信用収縮に当たり、だからお金が回らずに不況が進行した。 正しい論なのですが、「現代貨幣システム」」についての突っ込んだ考察になっていないのが私には不満でした。 |
▼peaceさん:こんばんは >ところで、このスレッドとは全く話は変わるのですが、今、リチャード・クー氏の「デフレとバランスシート不況の経済学」をよんでいます。Gokai Sezutomoさんは読まれましたか?もし読まれていたとすればどういう意見を持たれたかお伺いできればうれしく思います。rerereさんのお話にも時々出てくる方なのですが。 >まだ半分くらいしか読んでいないのですが素人の僕には非常に現実感のある説だと思いますがどうでしょうか。 私の投稿を読んでくださってありがとうございます。リチャード・クー氏の本は読んでいないのですが、土地や株の価値が下がったので企業のバランスシートが痛み、そのせいで借金返済ばかりしてお金が回らないので不況なのだというものでした。そして財政政策をやれと言っているのを何度もテレビで見ました。あの当時は小渕内閣でしたから政策を宣伝する人物として盛んに出ていたのでしょう。今はほとんど見ることがなくなりました。 現象の分析としては正しいと思いますが、そもそも何故バランスシートが痛んだのかの原因はバブル崩壊としか言わず、借金返済を本業の利益で返す方法以外の政策的提案がなかった(本には書いてあるのかもしれませんが)ように思い物足らなさを感じました。 |
rerereさん、Gokai Sezutomoさん、こんばんは、 最初の話題とはだいぶんずれてきたので、新しいスレッド「今、財政再建は必要か?」を立てさせていただきますので。良かったらそちらで、またおつき合いいただければうれしく思います。 |
peaseさん 昭和20年〜からの犯罪件数など載せていただいたこと感心しました。 昭和20年前後は私の旧制中学〜高校時代で世の中 混乱と変化の時代でした。 空襲爆撃被害、食糧欠乏、米軍進駐軍の影響、赤線の経過、教育など(いろいろありました) このスレッドの世直し的な心配論議 感情的にはよくわかります。 しかし私は今の日本の時代風景は当時と比べると一言で表現するなら平和で若い女の子も可愛く明るいと思っています。 大切なことは平和と民主主義を守ることが世の中をよくする(悪くしない)前提条件だと思います。 老人党は一人ひとり前向きに自分の意見を出し合い実践していくことが後の世を良くする(悪くしない)ことと考えます。 r |
▼佐藤 圭さん: はじめまして、よろしくお願いします。 >今後も老人党の浄化に努めましょう。 そうですね、ネット上のこういう場は匿名性が強くまるで車社会のような気が最近しています。普段、やさしくおとなしい人も車に乗って顔が見えなくなったとたんに横暴な暴力団まがいの運転をする人がいたりするように・・・。何かギスギスして、今の老人党はまるで渋滞の中のようで、ちょっと変わったレスをするのは渋滞の中で無理矢理車線変更をしているような気分がして気を遣います。 あまり気を遣わずに気持ちよくお話しできる場にしたいですね。 >昭和20年〜からの犯罪件数など載せていただいたこと感心しました。 >昭和20年前後は私の旧制中学〜高校時代で世の中 混乱と変化の時代でした。 >空襲爆撃被害、食糧欠乏、米軍進駐軍の影響、赤線の経過、教育など(いろいろありました) >このスレッドの世直し的な心配論議 感情的にはよくわかります。 >しかし私は今の日本の時代風景は当時と比べると一言で表現するなら平和で若い女の子も可愛く明るいと思っています。 >大切なことは平和と民主主義を守ることが世の中をよくする(悪くしない)前提条件だと思います。 >老人党は一人ひとり前向きに自分の意見を出し合い実践していくことが後の世を良くする(悪くしない)ことと考えます。 佐藤さんはおそらく僕の両親と同年代の方だと思います、僕も戦争の悲惨さは幼い頃より聞いてきたので平和に対する思いは同じだとおもいます。(ハンドルネームでも分かっていただけると思いますが)しかし、最近民主主義に関しては平和と同じように人々が幸せに暮らすための必要条件では無いのではないかと思ってきています。特にアメリカを見てそう思ってきています。もう一歩進んだアメリカ型ではない民主主義があればとは思いますが。 失礼しました。 |
われわれが青年時代を生きてきた昭和20年前後と大差ありません。 そう悲観なさるな。 良識の塩で洗うことができます。 戦争さえなければ平和であれば浄化されることを信じたい。 戦後何度か経験し、今があるのです。 |
▼佐藤 圭さん:こんにちは >われわれが青年時代を生きてきた昭和20年前後と大差ありません。 >そう悲観なさるな。 >良識の塩で洗うことができます。 >戦争さえなければ平和であれば浄化されることを信じたい。 >戦後何度か経験し、今があるのです。 そうでしょうか? 政治の腐敗、犯罪多発、性モラルの低下が昭和20年前後と同じでしょうか? 苦しい時代という意味では、たいしたこと無いのかもしれませんが、これからを想像すると、一致しないように思います。 それから、苦しいことにしても、 歴史は同じ繰り返しで、無いことの方が多いでしょう。 |
大げさではないと思います。 昭和20年前後には、人通りの多い道路に平気で座り込み、物を食べている女学生を見たことはありませんでした。 彼女らを見ていると、この子たちが親になった時どのような子育てができるだろうかと老婆心ながら心配になってきます。 日本が誇る、恥の文化を是非、継承していただきたい。 >戦争さえなければ平和であれば浄化されることを信じたい。 そんなに甘いものではない。子供に躾が必要なように、中高生に倫理道徳を教えるべきです。放っておけば安きに流されてしまうのが、人の弱さです。 自制出来ない者を放っておいて浄化されるとは思いません。 学校教育はもちろんですが、家庭教育、社会教育を考えねばならない。戦前の終身教育、教育勅語が浄化に役立つと考えます。 |
▼相良唯夫さん: >大げさではないと思います。 >昭和20年前後には、人通りの多い道路に平気で座り込み、物を食べている女学生を見たことはありませんでした。 食べるものがないのですから、そんな幸せな時代ではなかった。 家の中でも食べられない時代でした。 むしろ、強盗、泥棒、か我慢の時代でした。 >彼女らを見ていると、この子たちが親になった時どのような子育てができるだろうかと老婆心ながら心配になってきます。 >日本が誇る、恥の文化を是非、継承していただきたい。 そのとおりです。 娘や孫の実践教育が大切です。 われわれ世代の(今の老人党の人たち)の責任も多い。 せめて自分の子の教育、他人の子には注意をすべきです。 >>戦争さえなければ平和であれば浄化されることを信じたい。 >そんなに甘いものではない。子供に躾が必要なように、中高生に倫理道徳を教えるべきです。放っておけば安きに流されてしまうのが、人の弱さです。 私や相良さんあなた達が塩を利かせて浄化材になrなければいけない。 この道甘くない。 放っておかないあなた達を信じたいのです。 教育は行動で態度で実践しないとダメです。 このこと議論はしたくありません。論理でなく 確かに道徳、文化の問題で体験による主観の差だけですから。 私はこのスレッドのタイトル「国家滅亡の兆候」を見たとき むしろ最近ニューズジャーナル誌へ公言した小泉再軍備論のようなことのほうがあてはまるのではないかと思ったので「おおげさ」と書いたのです。 すり替え論になるとよくないのでここでの議論はやめたい。 要は確かに日本文化の良さ、良い伝統はあらためて守っていきたいものです。 まじめな ご意見を有難うございました。 |
一部誤り訂正ニューズウイーク誌(12月上旬)でした。 ニューズジャーナルは誤りです。(どうでもよいかな 念のため) |