過去ログ

                                Page    2173
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼医療・介護スレッド・2  管理スタッフ 04/11/26(金) 21:02
   ┣Re(1):医療・介護スレッド・2  J.I 04/11/27(土) 2:28
   ┃  ┗Re(2):医療・介護スレッド・2  役立たず隅の隠居 04/11/27(土) 11:49
   ┃     ┗Re(3):医療・介護スレッド・2  J.I 04/11/28(日) 2:34
   ┣介護予防  J.I 04/12/3(金) 3:39
   ┣医師免許  モナミ 04/12/14(火) 23:08
   ┃  ┗Re(1):医師免許  北の老兵 04/12/15(水) 14:25
   ┣最新医療、最先端  北の老兵 04/12/16(木) 9:04
   ┣C型肝炎の第一人者が書いた本です。  ぎみゆら 04/12/17(金) 20:24
   ┣北欧に学ぶ福祉  北の老兵 04/12/20(月) 10:06
   ┃  ┣Re(1):北欧に学ぶ福祉  珍 源斎 04/12/20(月) 10:35
   ┃  ┗Re(1):北欧に学ぶ福祉  こんぺいとう 04/12/20(月) 16:37
   ┃     ┗Re(2):北欧に学ぶ福祉  北の老兵 04/12/22(水) 21:03
   ┣医者の愚痴  北の老兵 04/12/30(木) 11:51
   ┃  ┗Re(1):医者の愚痴  北の老兵 04/12/30(木) 11:56
   ┃     ┣Re(2):医者の愚痴  ワクチン 04/12/30(木) 14:24
   ┃     ┗Re(2):医者の愚痴  宮天狗 04/12/30(木) 14:28
   ┃        ┗Re(3):医者の愚痴  北の老兵 04/12/30(木) 16:03
   ┗北の老兵さんから医療制度に目を  管理スタッフ 05/1/2(日) 13:58
      ┗rerereさんから(転載)  管理スタッフ 05/1/2(日) 14:05
         ┗Re(1):rerereさんから(転載)  遍巳亭 05/1/2(日) 15:06
            ┗将来という不安と初夢  珠 05/1/2(日) 16:45
               ┣Re(1):将来という不安と初夢  ウミサチヒコ 05/1/2(日) 17:55
               ┗Re(1):将来という不安と初夢  遍巳亭 05/1/2(日) 22:20

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 医療・介護スレッド・2
 ■名前 : 管理スタッフ
 ■日付 : 04/11/26(金) 21:02
 -------------------------------------------------------------------------
   ▼みなさま:

こんばんは。Ray@スタッフです。

「医療・介護に関する話題」スレッドの書き込みがだいぶ多くなってきましたので
新しく「医療・介護スレッド・2」を立てました。

以後のご議論は新スレッドをご利用くださるよう
どうぞよろしくお願い申し上げます。

前スレッドのURLは↓です。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=26131;id=sougou

(以下は前スレッドからの転載です)
-----
【33074】Re(10):医療・介護に関する話題 J.I - 04/11/26(金) 2:28 -

  介護予防・・ですね。利権・癒着かあ・・それもあるかも・ですがまず
その効果については私は疑念を持っています。だいぶまえから・その話が出た
時から(多分)介護の現場では疑問の声が聞かれました。朝日新聞11月
25日朝刊12版15ページ「オピニオン」に介護予防に賛成の東北大
大学院辻教授と「疑問」の立場の国際高齢者医療研究所所長岡本氏との
インタビュー?記事が載っています。5年ほど母(要介護度4)の母を
看てきた私から見たら賛成の辻氏の・・って理論倒れみたいに思えます
一番最後に氏は言っておられます「高齢者の機能を精査して、一人ひとりに
安全で有効なメニューを作る必要がある。・・・身近なかかりつけ医が理解
を深め、介護予防につなげる情報発信の役割を担ってほしい」あ、その前に
「・・・・ケアマネジャーやホームヘルパーの力量も改善されなければ
ならない」・・この方今の介護現場の状況ご存知なんですかねえ?

 それに対して岡本氏の言われている事はご自分の経験や現場のケア
マネジャーさんなどの声も聞いて居られるので説得力があります・
 一番最後に「・・制度の見直しで最も必要なのは高齢者の声を聞くこと。
一番困っている人たちの事を議論すべきだ」

これ大文字でトップに出したい・・・・

------
【33106】Re(11):医療・介護に関する話題 役立たず隅の隠居 - 04/11/26(金) 15:00 -

  介護予防にインターネット教室を取り入れよう。
 筋肉トレーニングのためトレーニングマシンを介護保険料から購入したりせず、高齢者を散歩に連れ出すとか方法で実際的な効果はあげられると思います。
 前の森内閣の時にITを国民にひろげようと全国にIT教室を展開したことがありました。いまでも地方で細細とIT講習会が開かれているが、あの時調達した数万台のパソコンが無駄に眠っているのです。
 あのパソコンを活用して介護予防事業として、高齢者にパソコン学習の機会を与えたらよいと思います。高齢者の場合パソコンを完全にマスターする必要はないのです。
 インターネットに接続してそれこそ老人党のサイトを閲覧してもらえばいい。
 地域の公民館とか小学校とかに会場を設け、そこに出てくるだけでも運動になり、パソコンを使うのはボケ防止になるので介護予防になる。
講師も高齢者のボランティアが担えば費用もそんなにかからない。

-----

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):医療・介護スレッド・2  ■名前 : J.I  ■日付 : 04/11/27(土) 2:28  -------------------------------------------------------------------------
   >隅の隠居さま・・
 高齢者のサイト、いくつかあるようですし、わたしも二つ三つ覗いて
いますけれど、書き込みされている人って結局は要介助も要介護度1
も関係なく元気な方ばかり・・中には「メル友募集」まであって・・
ま、それも若さを保つ上ではいいのかな。数年前家族の方が介助している
「高齢者」のためにBBSを作られて、その方の書き込み一回あり、わたし
レスしましたけれど・やはり無理みたいでした。
 わたしも年甲斐もなくあちこち覗き見、書き込みやってますけれど、
結構疲れます・殊に「老人党」は見るだけでもエネルギー使いますね。
要介助、とか要介護度1とかに判定されるくらいだと積極的な意味での
介護援助に・は難しいかも。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):医療・介護スレッド・2  ■名前 : 役立たず隅の隠居  ■日付 : 04/11/27(土) 11:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼J.Iさん:
11月27日読売WEB記事より
 
「指定介護保険施設の指導・監督を巡って便宜を図り、社会福祉法人から現金百数十万円の謝礼を受け取っていたとして、北海道警捜査2課は26日、道立札幌医科大事務局長(部長級)山本文夫容疑者(58)(札幌市手稲区前田)を収賄の疑いで逮捕した」
 「また、札幌市の社会福祉法人「札幌恵友会」前理事長、船木良晴容疑者(56)(同市中央区宮ヶ丘)を贈賄の疑いで逮捕した。」
 「調べによると、山本容疑者は石狩支庁長だった一昨年1月ごろから昨年5月ごろの間、札幌恵友会が運営する指定介護老人福祉施設などの指導・監督で有利な取り計らいをした謝礼として、理事長だった船木容疑者から、十数回にわたり計百数十万円を受け取った疑い」

  バレるのは氷山の一角に過ぎないのです。高齢者の年金から天引きしてかき集めた介護保険料を官僚と事業者たちがよってたかって食い物にするのです。年間5兆円近い介護予算のうちこうやって闇に消える分どのぐらいになるのだろう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):医療・介護スレッド・2  ■名前 : J.I  ■日付 : 04/11/28(日) 2:34  -------------------------------------------------------------------------
   >隅の隠居様
 高齢者介護に限らず「官」と「民」のかかわる事業では贈収賄は
よくあること・でしょうが、何時だったか、高齢者介護での「過剰介護」
がマスコミに取り上げられたことがありました・マスコミの悪弊、
「熱?」がさめればそれきりですが、「過剰介護」の困るのは
どこまでは適正、どこから過剰 という線引きが出来ないことです。
 あの時高額・ということで引き合いに出されたのが電動ベッドの利用
でした。実際には使っていないのに利用していることにしていた事業所も
有ったそうで、これは「犯罪」ですけれど、実際は必要なくても、まあ
あってもなくてもいいような場合・ケアプランを作る際に必要とされれば
これを否認する事はちょっとむりでしょう。ケアマネジャーさんの
90パーセントは事業所所属・ということですから、一概に過剰なケアプラン
を作成することを・・好ましくないとは言っても非難出来ないように
思います。ともかくも十分な介護をしている訳ですから・・

 それと、もうひとつ介護制度を利用・補助をうける場合、所によるのかも
知れませんがたとえばオムツ「指定の銘柄」を使わないと適用されない・とか

電動ベッドで言えば利用者の負担は一月1000円です、ということは「制度」
は9000円を負担してリース業者に払っているわけで、年間12万円、3年
償却として考えれば電動ベッドのお値段36万円!
 何時だったか大きなホームセンターの家具のフロアを見ていたら介護ベッド
が置いてあって値段が30万円、その隣に同じ機能の普通の?電動ベッドが
置かれていて定価10万うん円とところ9万いくらだったか・ちょうどその辺りに店員さんがいたんで「どうしてこんなに値段が違うの?」って聞いたら介護用
で特別仕様だから・・見た目確かにちよっと「豪華???」なつくりだけれど
とても3倍の値段が付くとは思えない・・さらに「通販」のカタログみたら
同じ機能の電動ベッドで3万円切ってます・・・
 「介護予防」なんて効果はっきりしないことにお金使うよりそういう「いい加減な」運用にメスいれるべきでしょう。(ケアマネさんのあり方も含めて)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 介護予防  ■名前 : J.I  ■日付 : 04/12/3(金) 3:39  ■Web : http://www.tim.hi-ho.ne.jp/wec7/kaigo_index.htm  -------------------------------------------------------------------------
    朝日新聞生活欄11月30日、12月1日連続して来年度の介護保険制度
見なおしに際して取り入れられる「介護予防」を取り上げていました。
 「介護予防」の考え方は、要介護度の上昇に伴う介護費用・介護予算からの
支出の抑制を図る・という事ですが、これは利用者がその「要介護度」で決まる
「点数」・つまり金額の限度まで利用する・という前提に立っての考え方ですね。
12月1日の朝日新聞記事で紹介された例では介護保険の限度額に1/6しか
使っていない・・ほとんどの高齢者は収入が少ないため、必要以上にサービスを
利用する事はない・・・・

 記事タイトルでも書かれていますが「家事サービス制限に不安」・・介護予防
って結局は家事などをサービスに頼らず自分で出来るようにトレーニングするって
・・若い人なら兎も角高齢者にそれ、要求するって、「福祉」ですかねえ?

 しかも、そもそも限度額一杯に使っていない高齢者から「家事サービス」取り上げて、かわりにトレーニング課したって・・介護費用削減にはならないのでは?

 私自身母(要介護度4)の母の介護していて、利用したのは月2回の訪問入浴
だけ・利用限度額の1/5くらい?しか利用していなかったし、それで十分でした。

 隅の隠居様とは違う見方から、今の介護保険制度って介護事業者の為のもの、
高齢の利用者・被介護者の為のものではないのではないか?と思ってしまいます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 医師免許  ■名前 : モナミ  ■日付 : 04/12/14(火) 23:08  -------------------------------------------------------------------------
   悪徳リピータ医師などの問題が表面化していますが、
医者の診療水準の管理というのはどうなってるんでしょう
国家試験に受かったといっても10年、20年と経てば
使わない部分は忘れてしまうものだと思います。

ようやく医師会も医師免許の更新制度を考え始めている
ようですが、厚生労働省はサンプリング的にでも
医師水準のチェックをするべきだと思います。

欧米などでは医師免許の更新制度(に類した制度)がある
ようで日本の後進性を感じます

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):医師免許  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/15(水) 14:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼モナミさん:
>悪徳リピータ医師などの問題が表面化していますが、
>医者の診療水準の管理というのはどうなってるんでしょう

医療過誤は一向に減りませんね。医師の質の差を以前に纏めたものを貼り付けておきます。

医師の腕や技量に差

1・話し上手の聞き上手
 最も大きな差は、患者さんからなまの症状を聞き出す力。10分間の
 問診で、どれだけ情報を聞き出せるか。これが臨床の土台になる。
 質問が適切でも、横柄やぶっきらぼうな態度では、患者さんは萎縮し
 本当のことを言えない。
2・聞き取った内容や検査結果を、自分の知識と照らし合わせて病名を
 決める診断力。例えば、患者さんが動悸を訴えたとする。まず、知識
 として動悸を起こす理由をたくさん知っていなければならない。
 当該患者は、どれに該当するのか、理由の一つ一つの特徴を理解して
 確定診断に繋げる。
 (*家の息子は医学生の時から、PCを使いゲーム式で診断の訓練を
   していました)

医師の腕や技量に差の原因は?(考えられるものを次にあげて見ました)

1・アメリカの医学教育では、患者から聞き出す問診力は、1年生の最初
 の3カ月間で、みっちりと鍛えられるそうです。この点は学ぶべきです。
 元々の素質、医師になろうとした動機、やる気も関係します。
2・手術や注射、内科でいえば胃カメラののませ方など手先の仕事ですか
 ら、どうしても器用、不器用の差があります。これは練習を積むことで、
 かなり克服でると言います。
3・治療しても効果が出ないときに、自分の方針が正しかったかどうか検
 証できる心構えが大事かと思う。自分が間違っていたとは誰しも認めづ
 らいものです。最後は人間性という事でしょうか。

日本は医師の質にばらつきあるような気がします。日本では、医科学研究者と臨床医の教育が大学医学部という同じ場所で行われている事。医科学研究至上主義が根強く残っており、良い臨床医を育てる教育者の評価が低いと言う事もあげられると思います。良い指導医も同時に増やさなければと考えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 最新医療、最先端  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/16(木) 9:04  -------------------------------------------------------------------------
   これはひょっとしてノーベル賞物かも・・。

今朝の道新のニュースを照会します。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐引用初め------------------------------

       北大が半月版用新素材開発

柔軟性に富みながら強度がこれまでの数十倍という画期的な「ゲル」(粒子がゼリー状に固まった物質)の開発に、北大の研究グループが、世界で初めて成功した。90%以上が水分にもかかわらず、一平方センチあたり約百キロの圧力に耐えられる。研究班はこのゲルを原料にひざの半月板をつくり、動物実験に成功した。将来的には人工血管など、広く医療用への活用を目指す。

開発に成功したのは、長田義仁(生態高分子設計学)、安田和則(スポーツ・再建医学分野)、?剣萍(グンチェンピン)(生物科学)の三教授による研究班。ゲルは豆腐やコンニャクなど食品に広く使われているが、工業や医療分野での実用化は強度の点で無理があった、研究班は、一種類の分子でゲルをつくると強度が足りないことを突き止め、二種類の分子を材料に使う事を発案。廃水処理の薬剤などに使われる「ポリアクリルアミド」系の二種類の分子を、それぞれ一本の繊維のようにつなぎ合わせた上で、それらと絡みあわせることで、強度を数十倍にあげることに成功した。

半月板は関節のクッション役となる軟骨。老化やスポーツでひざの半月版が損傷すると、激痛伴う「変形性ひざ関節症」を引き起こす。修復のための縫合手術をしても、再度悪化する場合があったり、セラミックなどの人工関節を埋め込んでもひざの曲がり悪くなるなどの症状が残る。

研究班は新開発したゲルを、ウサギの足の半月板の代わりに埋め込み、拒絶反応の有無や運動への支障を調べたが、問題は無かった。今後さらに動物実験を重ね、5年以内をめどに人間のひざ関節に埋め込む「治験」を目指す。研究班の長田教授は「半月板開発を終えた後は、人工の心臓や血管、肛門などへの応用も検討したい。既に医療関係の企業数社から、問い合わせがきている」と話ている。

新開発されたゲルの人工半月板への応用について、日本膝関節学会会長の黒沢尚・順天堂大教授(整形外科)は「ひざの悩みはほとんどのお年寄りが抱えている。米国では死体から移植する治療があるが、国内では行えず、画期的な発明」と評価している。

【ゲル】:たんぱく質などの分子に化学反応を加え、一本の繊維のような分子同士をつなげた状態の物質。繊維が網の目のようにからまったすき間に蓄えられた水は流れ出さず、水分に富んだ状態を保つ。人体では、筋肉や眼球など、骨と歯を除く体をつくるほとんどの部分はゲルでできている。

-----------------------引用終わり--------------------------------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : C型肝炎の第一人者が書いた本です。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 04/12/17(金) 20:24  -------------------------------------------------------------------------
   いささか宣伝になってしまいますが、自分が企画構成に
携わった、C型肝炎についての一般向け書籍を紹介します。

 ◆飯野四郎『最強のC型肝炎治療法』(講談社健康ライブラリー)
 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2592541

飯野四郎氏は、わが国における、インターフェロン療法を
はじめとするC型肝炎の研究と診療を、つねに最前線で
引っ張ってこられた、肝炎専門医の第一人者です。

ちょうど今年の12月、ペグインターフェロン・リバビリン
併用療法という、現在、世界の標準となりつつある最新の
治療法が、日本でも保険適用で実施できるようになります。

その治療の実際や注意点、治療成績の見込み、そのほかの
種々の治療法、患者への生活上の注意点、現在は症状が
出ていない保菌者(無症候性キャリア)へのアドバイスも
含めて、C型肝炎治療の現在を最もよく知る著者が、相当
高度な内容まで、わかりやすく解説しています。

C型肝炎は、患者・感染者数200万人ともいわれ、とくに、
かなり以前の感染から、高齢になって発症するケースが多い
病気です。この掲示板でも、何度も話題になっています。

C型肝炎に関する本はすでにけっこう出版されていますが、
ずっとC型肝炎の研究と治療の第一人者として奮闘されて
きた飯野先生に、私がしつこく食い下がって、あれこれ
根掘り葉掘り聞き出しながら作った本ですので、(笑) 
文句なくおすすめできます。

C型肝炎患者・感染者の方、そのご家族や周囲の方々、
C型肝炎に関心をお持ちの方。とにかくまずどれか一冊
読んでみようというときに、けっして間違いのない本です。
ぜひ一度、どこかでご覧になってみてください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 北欧に学ぶ福祉  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/20(月) 10:06  -------------------------------------------------------------------------
   北欧に学ぶ福祉

私の友人がノーマライゼーション住宅財団(札幌)の視察団の一員として11月8日から14日まで、フィンランドとスウェーデンを訪問し帰ってきました。その友人から聞いた話です。

スウェーデンは1992年、医療はライスティング(県)、介護はコミューン(市)、と責任を分割するエーデル改革を実施した。リハビリセンターは株式会社が経営し、病院で治療を終えた機能損傷の患者が送られて来る。ライスティング(県)がサービスを買っているのだという。

ライスティングのセンターの監査は厳しく、5年ごとに契約を更新するそうです。センターは利益は出ないが、特に不満はないそうです。44床と小さいセンターだが、ベッドの回転は速く、入院日数は平均9日。リハビリというより、ニーズを的確に評価し、サービスシステムを処方する場として機能しているようだ。

センターからリハビリ終了の通告を受けた市は、5日以内に地域に住居を用意してケアを始めなければ、市が入院費を負担しなければならないそうだ。それで社会的入院が急速に減ったらしい。

地域に帰ると、自分に合った住処を選べる。いま増加しているのは、グループホームだという。大きな施設は解体され、「介護付き住宅」になった。介護サービスは無料だが、家賃は払う。見学したストックホルム市郊外の市営グループホームは、重度の知的障害者17人が隣接する3軒の家で暮らしているという。広さは40平方メートル以上はある個室に、台所、トイレ、広い居間がある。寝室は別になっており、普通のアパートに介護サービスがついた生活といえるという。

そこの所長はソーシャルワーカーで、言語療法士がケアの説明をしてくれ、家族はケア記録を見ることができる。運営主体は入札で決定され、6ヶ月に1回は市の監査を受け、3年毎に契約更新をする。市はケアの質の向上には相当厳しいそうだ。

なお、視察団を迎えてくれた管理者は全て女性だそうです。因みにストックホルムの市会議員は101人中51人が女性だという。女性の社会参加とやさしさが北欧の福祉を支えているようだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):北欧に学ぶ福祉  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 04/12/20(月) 10:35  -------------------------------------------------------------------------
   北の老兵 さん! ツー・ツー・ト  ツー・ツー
モールス電信での「おはようございますの」符号です。

北欧に学ぶ福祉は正に日本にとってはお手本になることですね!
福祉に限らず、教育でも世界のトップの水準の実績を上げてる

ことが世界中で評価されてます。この分野も日本にとっては
お手本になることが多いと聞きます。

さらに一般行政においても地に根付いた国民のための政治、行政
が機能しており、国民をそれを信頼してるので、

高い税金の負担にも納得してるそうです。
フインランドの歴史は過酷で他国の支配を長く受けてること

近年では第二次大戦での賠償金のソ連「ロシア」よりの過酷な
取り立てにもめげずに国を立て直して戦後間もなくの

オリンピック・ヘルシンキ大会を成功させた等々記憶に
あります。

加えて、日露戦争でロシアを打ち負かした日本、日本人への
評価、親しみも高いと聞いてます。

北海道・ほどほどの人口です。緯度が高いので夏は白夜で冬は
日が極端に短くなり自然環境は厳しいものがあります。

フインランドの事を想うにつけて「北海道」ケッパレ・ケッパレ

・・・と声援を送りたくなります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):北欧に学ぶ福祉  ■名前 : こんぺいとう <shima-mama@jcom.home.ne.jp>  ■日付 : 04/12/20(月) 16:37  -------------------------------------------------------------------------
   私の経験からです。

2年前、フィンランドへオーロラを見に行ってきました。
冬なので3時間ぐらいしか明るい時間がない世界。
たった4日間の滞在中、観光バスにのって遠出をした日です。
運転手は40代と見える女性でした。アイスバーンの雪道を
30余名のお客を乗せて、朝7時頃から夜の10時われわれを
ホテルへ戻すまでの15時間以上ほど、たった一人で運転して
途中雪にタイヤが阻まれてもびくともしない態度に、通訳を通じて
家庭はあるのか、その気丈さはどこからくるのかと、聞いてもらった。

彼女は、にっこりと「夫も子供もいるわ。でも、彼は5時には子供と
一緒に家に戻り夕食の支度をして子供を寝かせていてくれる。
その安心感がハードな仕事を支えてくれてる。この国は男も女も仕事さえ
きちんとすれば評価は同じよ。」となんでそんなこと聞くのかという顔を
していた。

福祉も、男女共同参画も30年ぐらい前から国民にきちんと行き渡って
いるのを感じて帰ってきました。性別ではなく人としてきちんと評価
されてる事が安心して子供を生み育て、お互いを認め合っていく。

離婚多いといわれている北欧ですが、面子や見栄で生きているのではなく
人として尊敬できる生き方をお互いが選んで生きているとおもいました。

北の老兵さんのお話から、思い出したことを書きました。
福祉ではなくて、失礼しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):北欧に学ぶ福祉  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/22(水) 21:03  -------------------------------------------------------------------------
   珍源斎さん

いつも北海道を応援して頂きありがとうございます。
元気がでます。

こんぺいとうさん

>北の老兵さんのお話から、思い出したことを書きました。
>福祉ではなくて、失礼しました。
 
一向に構いませんよ。日本も北欧に多くを学ぶことがありますね。
特に女性の社会進出の多さは見習わなければなりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 医者の愚痴  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/30(木) 11:51  -------------------------------------------------------------------------
   皮膚病の場合、病院に来るまでに数種の市販薬を使っている人が 多い。それなりの理由があるだろう。

しかし、誤って使用すると症状は悪化する。例えば、インキンタムシに湿疹用のかゆみ止めをつければ、白癬菌は増殖し状態は悪化する。自己判断は、過ちの元である。

どんな皮膚病にも効くと能書きした薬は怪しいものが多い。 最近、若い母親がステロイド軟膏について誤った知識をもち、ステロイド恐怖症に陥っている人が極めて多い。

ある有名新聞がアトピー性皮膚炎のキャンペーン事の中で、ステロイド軟膏が悪役であるときめつけたことに端を発しているようだ。

小さな子供の湿疹に薬をつけようとすると、「それはステロイドですか、もしそうであるなら使わないでほしい」という。

経験豊富な専門医師は、何が悪く何が良いかを、よくきまえている。

だからよく説明を聞き、納得することが大切である。これからの治療方針をよく聞き、症状によって薬も変わっていくことを理解するならば、ステロイド恐怖症も消えるだろう。

ステロイドは決して悪玉ではないのだ。使用方法が重要である。

:ある皮膚科医の愚痴でした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):医者の愚痴  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/30(木) 11:56  -------------------------------------------------------------------------
   世の一般の人は,医療機関がどういうシステムで料金を受け取っているかについては殆ど知識がないと思われます。

 簡単に説明しますと,患者さんの自己負担分は病院の窓口で頂きますが、保険分はレセプトという用紙に,実施した医療行為(投薬、検査、注射、処置など)を記載して支払基金に提出して,2ヶ月後に支払われます。このとき、医療機関が請求したとおり支払われるとは限りません。その医療行為が保険診療の基準からみて適切かどうかを支払い側が審査して,認めた部分について支払われると言うことです。

 ここで、医療機関が請求したにも拘わらず,保険診療から見て不適切と判断しその分の医療費を削ることを「査定する」と言います。

 この査定と言う行為は色々な場合があり、マスコミで言われているような悪徳医療機関が水増し請求したり、架空の請求をするのとは違います。それらのものは不正請求と言って,れっきとした犯罪です。

 朝日新聞は知ってか知らずか,査定と不正請求をごちゃ混ぜにして、医療機関を批判する記事を書きましたが、とんでもない無知か、政治的な意図があるかどちらかでしょう。朝日新聞の記者は1流大学出の優秀な記者が多いと聞きますからおそらく後者だと思いますが。

 話を戻しますと、査定というのは保健医療では基準に当てはまらないけれども,患者さんのためには大変大切な医療と医者が考えている行為を、支払い側が認めないことがあるという事です。

 いくつか実例を挙げてみましょう。白血病や悪性腫瘍の化学療法(抗ガン剤の投与)をしたときには,白血球が低下し細菌などに対する抵抗力が極端に低下します。従って,肺炎や敗血症(細菌が血液中でのさばる状態)などの重症感染症に罹りやすく、かつ治療してもなかなか治りにくいのです。

 白血球が500以下では,細菌をやっつけるには正常の白血球数の人の5倍の量の抗生物質が必要なことが、経験的にかつ学問的に血液の病気を専攻している医者には分かっています。これが保健医療では認められた使用量をはるかにオーバーしていますので、支払い基金は「査定」をしてきます。病院には使用した薬の5分の1しかお金が入りません。大きな赤字です。しかし少ない薬の量では患者さんは死んでしまいます。大きなジレンマです。支払い側は規則に則っているので高飛車で、こちらがどんなにその必要性を書面で説明しても認めようとはしません。

 以前はまだ医療費の締め付けはそれほどでもなく,病院も経済的余裕があり、ある程度の査定は大目に見てくれました。私の勤務していた病院では年間3000ー4000万円は査定されていたと思います。これは全て医学的には正しいことをやったために被った損害です。

 一般の人にこのことが信じられるでしょうか。患者さんのために、医学的に,臨床的に正しいことをして病院が損をしていたなんて、悪徳病院のでたらめ医療の情報だけをマスコミから与えられている一般の人が信じられるでしょうか。

 こういう例もあります。薬剤は厚生省に認可を受けるとき、効能(何の病気に効くか)が決められます。高血圧症の薬は,効能がそれだけなら高血圧にしか使えません。しかし薬の作用は複雑,多彩で高血圧の薬が膀胱の働きを改善するなどと言うことがだんだん分かってきます。そして,その膀胱の治療をするのには絶対その薬が必要で、他の薬では役に立たないため,ある泌尿器科医はその薬を使いました。見事に全部削られてきました。査定されて支払いは0です。普段温厚なその医者は顔を真っ赤にして激怒し、何回も再審査の書類を,医学文献も添付して基金に送りましたが,認められませんでした。これを効能外使用と言います。規則では医療は出来ません。医学は進歩します。規則が追いついてこないだけです。待っていれば患者さんが多大な損害(時には死)を被ります。

 査定と言うものがどういうものか分かって頂けたでしょうか。規則と現実の狭間で医者がどういう悩みをもって日常の診療をしているか、少しは分かって頂けたでしょうか。

:ある内科開業医の愚痴

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):医者の愚痴  ■名前 : ワクチン  ■日付 : 04/12/30(木) 14:24  -------------------------------------------------------------------------
   査定のいわゆる規則というものはどのような立場の人が決めていたのでしょうか。
この規則を変えるための手段などないんでしょうか。人間を扱う医療とも思えない行為です。ひどい・・・。
しかし悪用する医師、病院もいるのかなあ・・・。
教育も医療もこれからはお金のある人しかまともに受けられない時代となってきているようですね。これがアメリカ型なんでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):医者の愚痴  ■名前 : 宮天狗  ■日付 : 04/12/30(木) 14:28  -------------------------------------------------------------------------
   北の老兵さん

一般の方があまり知らない医薬品や医療費請求システム
についての詳細な書き込みありがとうございました。
インターネットなどで生半可な知識を持っている人も多いから
医師も楽じゃありませんね。中にはコレステロール基準値の
変更を把握していない医師がいたりはしますが・・。
いずれにせよ医師と患者がフランクに話し合えるのが
もっとも望ましい事ながら、実現は容易じゃありませんね。

出来れば巨大な圧力団体である医師会、歯科医師会、薬剤師会、
対各種健康保険組合のせめぎあいについても触れていただくと
ありがたいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):医者の愚痴  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 04/12/30(木) 16:03  -------------------------------------------------------------------------
    ワクチンさん、宮天狗さん

医療の世界も一般社会と同じです。良い医者もいれば悪い医者もいます。
マスコミの一方的な論調で騙され無いように、我々読者もその記事の裏を読み取る事も大事だと思いますね。

医者の場合は人の命を預かっている以上、より厳しい批判はある面仕方がないと思うのですが、中には本当に真摯に患者に向き合っている医師を私はたくさん知っています。

支払い基金のシステムを、ここで詳しく述べるのは紙面の関係で難しいので分かりやすく解説しているサイトを次のように照会します。

eらぽ〜る 
http://www.e-rapport.jp/kyoiku/kyoiku25/kyoiku25_01.htm

医療業界の裏事情や医師会等にも追々触れて見たいと思います。


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 北の老兵さんから医療制度に目を  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 05/1/2(日) 13:58  -------------------------------------------------------------------------
   大事なことだと思いますので転載します。
------------------------------------------------------------------------
【38975】Re(1):2005年おめでとうございます 北の老兵 - 05/1/2(日) 11:19 -
------------------------------------------------------------------------
老人党の皆様、明けましておめでとうございます。

平和、人権も大事ですが、足元にも難題が山済みになっています。もう少し足元の国内問題にも目をやって議論を尽くし、老人党の仲間を増やしましょう。

今日、DVDでデンゼル・ワシントン主演の「ジョンQ」を見ました。愛する息子が心臓病ですぐに移植手術をしないと助からないといわれます。ご存知のようにアメリカでは多額の医療保険を掛けていないと、高度医療は受けられないのです。

主人公はわが息子を助けるために病院ジャックをしますが、適合する心臓がありません。最後は自分が自殺して、自分の心臓をやろうと決断します。後は見てのお楽しみですが、今日本では着々とアメリカの医療システムを取り入れようとしています。貧乏人は今でも病院に一部負担金が払えずに治療を受けられない人が増えています。

世界に誇る日本の医療制度を、アメリカの圧力で市場原理優先の制度に、国民が他に目をやっている隙に少しづつと近づいております。
皆さん、医療、介護にも目をやって下さい。その為にはいろいろとその実態を知る事が大事です。知ろうと思えば、今は幸い知る媒体がたくさんあります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : rerereさんから(転載)  ■名前 : 管理スタッフ  ■日付 : 05/1/2(日) 14:05  -------------------------------------------------------------------------
   大事なことだと思いますので転載します。
--------------------------------------------------------------------------
【38987】Re(2):2005年おめでとうございます rerere - 05/1/2(日) 13:27 -
--------------------------------------------------------------------------
北の老兵さん、老人党の皆様、あけましておめでとうございます。 医療だけでなく司法制度改革、商法改正、金融、行政、郵貯・簡保改革、各種民営化など、ありと
あらゆる分野で制度を変えられようとしています。それを「構造改革」と名づけていますが、その大元になっている要望書というよりは命令書である『年次改革要望書』についてはマスコミで取り上げられたことがありません。
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html

要望書の中の医療関係のところを読みましたが、知識がなくて解かりませんでした。詳しい方が見れば如何でしょうか?
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html#iryo-s

私は北の老兵さんと同じように制度の改革、特に経済分野で庶民生活が益々疲弊する姿を危惧する者ですが、やはりその実態を知っていただきたいと感じております。老人党の皆様には庶民生活に密接にかかわる経済にも是非目を向けていただきたく思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):rerereさんから(転載)  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 05/1/2(日) 15:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼管理スタッフさん:

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

>大事なことだと思いますので転載します。

>あらゆる分野で制度を変えられようとしています。それを「構造改革」と名づけていますが、その大元になっている要望書というよりは命令書である『年次改革要望書』についてはマスコミで取り上げられたことがありません。
> http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html
>
> 要望書の中の医療関係のところを読みましたが、知識がなくて解かりませんでした。詳しい方が見れば如何でしょうか?
> http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20031024d1.html#iryo-s
>
> 私は北の老兵さんと同じように制度の改革、特に経済分野で庶民生活が益々疲弊する姿を危惧する者ですが、やはりその実態を知っていただきたいと感じております。老人党の皆様には【庶民生活に密接にかかわる経済にも】是非目を向けていただきたく思います。

昨日ビールを飲んでいてふと思いました。いま市場には発泡酒とか、その変種が出ています。日本は経済的に豊かな国だといわれますが、確かに身の回りの電化製品、一家にほぼ一台(場合によっては複数台)の車があり、他の諸々の数値云々。

しかし、庶民がそのような豊かさのなかで経済的な理由でビールではなくその代替品を飲む、というのは奇妙な現象です。

ビールと発泡酒の経済学というような庶民感覚の経済学(楽)というものも考えられないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 将来という不安と初夢  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/1/2(日) 16:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼遍巳亭さん:

>昨日ビールを飲んでいてふと思いました。いま市場には発泡酒とか、その変種が出ています。日本は経済的に豊かな国だといわれますが、確かに身の回りの電化製品、一家にほぼ一台(場合によっては複数台)の車があり、他の諸々の数値云々。
>しかし、庶民がそのような豊かさのなかで経済的な理由でビールではなくその代替品を飲む、というのは奇妙な現象です。
>ビールと発泡酒の経済学というような庶民感覚の経済学(楽)というものも考えられないでしょうか。

面白い着眼点ですね。我が夫にはビールを差し上げておりますです。発泡酒の方が好きって方もいらっしゃるのかも。
私は、日本人って割合真面目で、将来の計画も考える人が多いように思います。中には「江戸っ子でぇ、宵越しの金は持たねぇ」という人(これが、ごく身近にいるんだなぁ)もいますが、たいてい「あんた、何言ってんのさ。おまんまの食い上げになりたかなきゃあ、さっさと働きな、私だって働いてんだからねっ」というしっかりもののおカミさんがくっついていたり。というわけで、庶民感覚は働き者で真面目、責任感もつよい人が多いように思います。

かれらは老後もお上のお世話にならないで生きて行けたらと考えます。だって年金は先細り。介護保険もお金は要るし今度の改正でどうなるやら。やっぱり幾許かのお金は残しておかなくては……こういう老後の不安感が必ず残ります。何よりまっ先に削られるのが福祉予算ということが多い以上、貯金しておかなくてはと、ビールより発泡酒に手がのびるのもむべなるかな……。

で、今回、政権もめでたく交代となり、不要な公共事業はバッサリ、議員年金も国民が納得できるごく普通の額にし、無駄を切り詰め、何より福祉・教育と国民の生活を第一に大事にする政権が樹立。老後の不安が消え、ご老人方は貯金をご自分の楽しみのためにどんどん使って日本経済を支える力になり、景気が上昇すると共にバブルにならないように、そのお金は確実な働きをするNGOを通して海外の経済発展に使われる……なんて初夢でございました。あっ、初夢なんだから、ここが矛盾なんて、突っ込まなくていいですよ〜。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):将来という不安と初夢  ■名前 : ウミサチヒコ <movement@me.scn-net.ne.jp>  ■日付 : 05/1/2(日) 17:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珠さん:
>▼遍巳亭さん:
>
(前編割愛失礼)
>で、今回、政権もめでたく交代となり、不要な公共事業はバッサリ、議員年金も国民が納得できるごく普通の額にし、無駄を切り詰め、何より福祉・教育と国民の生活を第一に大事にする政権が樹立。老後の不安が消え、ご老人方は貯金をご自分の楽しみのためにどんどん使って日本経済を支える力になり、景気が上昇すると共にバブルにならないように、そのお金は確実な働きをするNGOを通して海外の経済発展に使われる……なんて初夢でございました。あっ、初夢なんだから、ここが矛盾なんて、突っ込まなくていいですよ〜。

珠さん、夢がさめないうちに、具体的な次の夢を見ましょうよ。
うんでもって、どういう組み合わせがそれを実現する政権か?もし民主党中心なら、その回りを支える党は何か?するってーと、だんだん夢は覚めていきますね。
不要な公共事業はバッサリ(少しだけね、ポーズだけ)、
議員年金も国民が納得できるごく普通の額に(するよう検討し)、
無駄を切り詰め(いいでしょう)、
何より福祉・教育と国民の生活を第一に(かけ声ならOK)にする政権が樹立。
なかなか難しいですね、今の民主党を前提にすると…。
やっぱり、国民の本当の声を反映する政権、そしてその国民に十分答えようとする財界&経済政策、そういうのを真面目に考えられる政権、となると時間がかかるで〜。小沢さんの次の発言が見えてきません。期待しているんですが…。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):将来という不安と初夢  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 05/1/2(日) 22:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珠さん:

>で、今回、政権もめでたく交代となり、不要な公共事業はバッサリ、議員年金も国民が納得できるごく普通の額にし、無駄を切り詰め、【何より福祉・教育と国民の生活を第一に大事にする政権が樹立。】老後の不安が消え、ご老人方は貯金をご自分の楽しみのためにどんどん使って日本経済を支える力になり、景気が上昇すると共にバブルにならないように、そのお金は確実な働きをするNGOを通して海外の経済発展に使われる……なんて初夢でございました。あっ、初夢なんだから、ここが矛盾なんて、突っ込まなくていいですよ〜。

注:【 】は遍巳亭。

特に「福祉、教育、国民の生活を第一に大事にする政権」はまったく同感です。そもそも全体の奉仕者という位置づけなのですから、いま現在そのような政権でないとしたらおかしいのですが。奇妙な歪み。この歪みを正すためにも政権交代。

国民生活のためにも、まず政権交代。これを初夢とします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                 Page 2173