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 ▼異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  ニック 05/1/4(火) 1:51
   ┣結論が先にありきですね。  しげちよ 05/1/4(火) 2:10
   ┃  ┗余計なところに反論せずに  ニック 05/1/4(火) 2:32
   ┃     ┣Re(1):余計なところに反論せずに  正直なジョン 05/1/4(火) 4:38
   ┃     ┃  ┣Re(2):余計なところに反論せずに  正直なジョン 05/1/4(火) 4:39
   ┃     ┃  ┗Re(2):余計なところに反論せずに  しげちよ 05/1/4(火) 14:57
   ┃     ┣Re(1):余計なところに反論せずに  しげちよ 05/1/4(火) 11:00
   ┃     ┃  ┗ご自身の書き込みを読んで御覧なさい  ニック 05/1/4(火) 11:52
   ┃     ┃     ┗ご自分の書き込みを読みなさい>ニック氏  しげちよ 05/1/4(火) 12:28
   ┃     ┗Re(1):余計なところに反論せずに  風の旅人 05/1/5(水) 12:35
   ┣Re(1):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  昔神童・今人道 05/1/4(火) 11:41
   ┃  ┗昔神童・今人道様、こんばんは  ニック 05/1/5(水) 1:08
   ┃     ┣Re(1):昔神童・今人道様、こんばんは  石頭の息子 05/1/5(水) 1:39
   ┃     ┃  ┗老人党の目的とその達成方法  あおばびと 05/1/5(水) 9:49
   ┃     ┃     ┗Re(1):老人党の目的とその達成方法  石頭の息子 05/1/5(水) 9:56
   ┃     ┃        ┗Re(2):老人党の目的とその達成方法  あおばびと 05/1/5(水) 10:28
   ┃     ┗要求したからには  しげちよ 05/1/5(水) 2:15
   ┃        ┗Re(1):要求したからには  Gokai Sezutomo 05/1/5(水) 11:03
   ┃           ┗Re(2):要求したからには  しげちよ 05/1/5(水) 12:46
   ┃              ┗Re(3):要求したからには  Gokai Sezutomo 05/1/5(水) 20:00
   ┣反論 その1  退役軍人 05/1/4(火) 13:56
   ┃  ┣反論 その2  退役軍人 05/1/4(火) 14:08
   ┃  ┣Re(1):反論 その1/購買力平価?  とうろう 05/1/4(火) 14:16
   ┃  ┃  ┗ビッグマックの値段  退役軍人 05/1/4(火) 15:15
   ┃  ┃     ┗Re(1):ビッグマックの値段/少し雑談を、宜しければ。  とうろう 05/1/4(火) 15:53
   ┃  ┃        ┗雑談を、少しだけ。  退役軍人 05/1/5(水) 0:45
   ┃  ┣Re(1):反論 その1  しげちよ 05/1/4(火) 14:48
   ┃  ┃  ┗謹賀新年  退役軍人 05/1/4(火) 23:13
   ┃  ┗Re(1):質問  ナベ講師ね 05/1/5(水) 10:19
   ┃     ┗回答です。  退役軍人 05/1/5(水) 14:51
   ┃        ┗Re(1):回答です。  ナベ講師ね 05/1/9(日) 15:52
   ┣Re(1):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  Gokai Sezutomo 05/1/4(火) 17:00
   ┃  ┣Re(2):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  ニック 05/1/4(火) 21:02
   ┃  ┗Re(2):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  馬鹿正直 05/1/5(水) 11:53
   ┃     ┣Re(3):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  Gokai Sezutomo 05/1/5(水) 18:22
   ┃     ┗馬鹿正直様、こんばんは  ニック 05/1/6(木) 1:33
   ┃        ┣Re(1):馬鹿正直様、こんばんは  馬鹿正直 05/1/6(木) 9:50
   ┃        ┃  ┗Re(2):馬鹿正直様、こんばんは  ニック 05/1/6(木) 10:02
   ┃        ┃     ┣米国が日本の為替介入を要求?  馬鹿正直 05/1/6(木) 13:00
   ┃        ┃     ┃  ┗回答です  ニック 05/1/8(土) 7:05
   ┃        ┃     ┃     ┗Re(1):回答です − よく分かりません  馬鹿正直 05/1/8(土) 9:53
   ┃        ┃     ┗Re(3):耐乏して、米国にお金を貸している。  Gokai Sezutomo 05/1/6(木) 23:10
   ┃        ┃        ┣Gokai Sezutomo様、こんばんは  ニック 05/1/7(金) 0:24
   ┃        ┃        ┃  ┗Re(1):ニック様、こんばんは  Gokai Sezutomo 05/1/8(土) 0:16
   ┃        ┃        ┃     ┗Gokai Sezutomo様、おはよう御座います  ニック 05/1/8(土) 7:03
   ┃        ┃        ┗Re(4):耐乏して、米国にお金を貸している。  rerere 05/1/8(土) 0:53
   ┃        ┃           ┗Re(5):耐乏して、米国にお金を貸している。  Gokai Sezutomo 05/1/8(土) 20:27
   ┃        ┃              ┗Re(6):耐乏して、米国にお金を貸している。  rerere 05/1/9(日) 10:34
   ┃        ┗横レスにて、再反論 その1  退役軍人 05/1/6(木) 12:59
   ┃           ┗横レスにて、再反論 その2  退役軍人 05/1/6(木) 13:16
   ┗Re(1):敗戦焼け野原から現在に至った「現実」  珍 源斎 05/1/5(水) 14:33

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 異常な外貨準備高と政治の無策ぶり
 ■名前 : ニック
 ■日付 : 05/1/4(火) 1:51
 -------------------------------------------------------------------------
   外貨準備高とは、他国に対して外貨建ての債務の返済などが難しくなった場合にあてる準備資産の事です。

以下に日本と他国の準備高の比較表を載せて見ます。

1.日本   8084億ドル
2.中国   4641億ドル
3.台湾   2284億ドル
4.韓国   1665億ドル
5.香港   1200億ドル

これを見ると日本は世界の23%を占める外貨準備高になっています、この異常な数値が実は曲者で、これは主に為替介入の際に蓄えられたものだと言われています。

国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳です、米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。

所が当の米国自体は日本が介入の為に購入した$を、日本円に換える事は認めていません、この金は米国でのみドルとして使用してもよいと言う事になっているそうです。

つまり国民の税金が米国ドルに変換され、その金は米国のためにならば使っても良いと言う事になります、これが現在の日本の財政を圧迫している一つの要因だと言う事です。

しかしそうであるにも関わらずいまだに政府は介入を止めようとはしません、これが米国の家来と揶揄される要因の一つになっています、財政再建をするならば当然手をつけなければならない分野なのですが、小泉政権の改革案にはこれは入っていないようです、入れれば米国からのしっぺ返しを食うと言う事なのでしょう。

この辺にも今までの政治システムは変えなければならない理由のひとつがあります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 結論が先にありきですね。  ■名前 : しげちよ  ■日付 : 05/1/4(火) 2:10  -------------------------------------------------------------------------
   明けましておめでとうございます。

反論です。

>国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳です。

どうも,そういう結論になるのが不思議です。

外貨準備高が増える原因は,次のように分析できます。<>内はわたしが加筆した部分です。

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////
<外貨準備高が増える>理由は日本の経常黒字(輸出金額が輸入金額を引いた貿易黒字や、海外からの配当、利子などの受け取りから海外への配当、利子などの支払いを差し引いた所得収支などの合計額)の大きさにあります。
一方で設備投資などで資金が海外に流出することもあり(=資本収支の赤字)、実際、日本企業の海外投資は工場建設などの直接投資や米国債などの証券投資ともに活発です。
しかし、経常黒字の水準があまりに大きく、民間の自由な経済活動の結果として資金を海外に流出させるだけでは不十分になっています。残った外貨は日本国内で使うために円に替えられるわけですが、これは「ドルなどの外貨売り・円買い」につながり、円相場を押し上げてしまいます。これを防ぐために、通貨当局(たとえば日本銀行)などが米国債をはじめとする外貨建て資産を購入します。
こうした活動を通じて、外貨建て資産が増えて、外貨準備高が大きくなっているわけです。
一方、経済学の世界では、経常黒字は国内の貯蓄(=所得金額−消費金額)のうち、設備投資など実物投資に使われなかった残りと等しいとされています。つまり、経常黒字の大きさは国内投資が不活発なことの裏返しです。外貨準備高の大きさは日本国内の経済状況が不活発であることを示しているともいえそうです。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////
http://manabow.com/qa/gaikajunbi.htmlより引用

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 余計なところに反論せずに  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/4(火) 2:32  -------------------------------------------------------------------------
   同IP利用疑惑者の行為についてのあなたの意見を述べてください。

記事を読んでいないとは言わせません、何せ一日中私の書き込みを監視されている方ですからね、こちらの呼びかけには答えずにこう言う反論の仕方は嫌がらせ行為以外の何者でも有りません、良い大人がいい加減になさい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):余計なところに反論せずに  ■名前 : 正直なジョン  ■日付 : 05/1/4(火) 4:38  -------------------------------------------------------------------------
   書き込めるかテスト。つうかなんで書き込めない?


とりあえず、「ダブハン疑惑」と「外貨準備高に対する貴方の意見に対して
の反論」にいかなる因果関係があるんですか?

ダブハン疑惑に関する意見を述べなければ、他の話題にコメントしてはいけ
ないとでも言うおつもりですか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):余計なところに反論せずに  ■名前 : 正直なジョン  ■日付 : 05/1/4(火) 4:39  -------------------------------------------------------------------------
   あ、書き込めた。なんか、時々書き込みが弾かれるんですがどうなってるんでしょうか。。。。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):余計なところに反論せずに  ■名前 : しげちよ  ■日付 : 05/1/4(火) 14:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼正直なジョンさん:

はじめまして。

>とりあえず、「ダブハン疑惑」と「外貨準備高に対する貴方の意見に対して
>の反論」にいかなる因果関係があるんですか?

誰でもそう思いますよね。びっくりしました。あとで確認すると、ダブハン疑惑のスレッドに、わたしへ意見を書けというお誘いがありました。
2,3日アクセスしていなかったので、気づかなかったのですが、よしんば気づいていたとしても、何か問題があるのでしょうかねぇ。
どれに書き込むかの自由は、こちらにあるのですから。
自分の質問に答えないのにこちらに書くなというのならば、何という傲慢な心持の人でしょうか。

>ダブハン疑惑に関する意見を述べなければ、他の話題にコメントしてはいけ
>ないとでも言うおつもりですか?

まったくです。どうかしてますね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):余計なところに反論せずに  ■名前 : しげちよ  ■日付 : 05/1/4(火) 11:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:
>同IP利用疑惑者の行為についてのあなたの意見を述べてください。

またまた、わけのわからない話をしていますね。
話の筋が違いますよ。スレッドも違うようですね。

それに嫌がらせではなくて、あなたのいうことは矛盾がありますよ、ということです。あなたは他人が何か書いていて、矛盾があったら容赦なく反論されるでしょう? しないとは言わないでしょうね。
自分に反論されたら、嫌がらせなんて子供のようなことは言わないで、大人の対応をしてくださいね。よろしく。

ダブハンのスレッドがあるようですが、ここ2日ほどアクセスしていなかったし、かなり長い話になっているようで、話についていけてないので、すぐには反応できませんね。

みなさんの意見をよく読んでから、コメントしてほしいというのならば、いたしますが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ご自身の書き込みを読んで御覧なさい  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/4(火) 11:52  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しげちよさん:
>▼ニックさん:
>>同IP利用疑惑者の行為についてのあなたの意見を述べてください。
>
>またまた、わけのわからない話をしていますね。
>話の筋が違いますよ。スレッドも違うようですね。

訳が分からないのはあなたです、自分に都合の良いところでしか反論してこないのはあなたらしいやり方ですがね。

あなたは他の方にも「結局同じ所へ議論を戻す」と言われてらっしゃいましたね、通常の感覚の方であればそう感じるはずです。

あなたのは議論しながら考え方を修正して社会問題を浮き彫りにして行くのではなく、初めに結論ありきでしかもを変える気は全く無く、形勢が悪くなると相手の言い分を認めたように語られるが、議論を続けるうちに少しづつ論旨を変えて行き結局は同じ所に戻ると言うものです。

こんな事をされては時間の無駄で、話しなどする気にもなりません、最も妨害が目的ならば話しは別ですが。


>それに嫌がらせではなくて、あなたのいうことは矛盾がありますよ、ということです。あなたは他人が何か書いていて、矛盾があったら容赦なく反論されるでしょう? しないとは言わないでしょうね。
>自分に反論されたら、嫌がらせなんて子供のようなことは言わないで、大人の対応をしてくださいね。よろしく。


嫌がらせ以外の何者でも有りません、私が何か書けば直ぐに仕事中でも反論するその姿勢が嫌がらせ以外の何だと言うのでしょうか、どうやらあなたの大人の反応とは相手が嫌がる事を敢えてする事の様ですね。

又私はあなたとはもう議論しないと宣言したはずですが、通常の方であればその時点でもう話し掛けては来ないでしょう、所が執拗に返事が無いにもかかわらず嫌がらせ反論をする、しかもその反論は全て政府関係の話しをしたときです、以前あなたが政府関係者ではないかと疑ってらっしゃった方がいらっしゃいましたが、行動からもその認識は正しいように思いますね。

何度も申し上げますが、ご自身何か社会に対して問題意識を持っているならばスレッドを立てては如何ですか、そして政府を擁護したいならば政府の政策を書き込み、「こう言う理由で政府の政策は支持できる」と説明されては如何でしょうか?、その内容が納得できるものであれば賛同者も増えると思いますよ。


>ダブハンのスレッドがあるようですが、ここ2日ほどアクセスしていなかったし、かなり長い話になっているようで、話についていけてないので、すぐには反応できませんね。
>
>みなさんの意見をよく読んでから、コメントしてほしいというのならば、いたしますが。

いつもこちらを監視されているあなたが今回に限っては読まれていなかったと言うことですか?、不思議ですね。

しかし他の方の意見を見てからコメントすると言うのは一体どう言う事でしょうか、ご自身の考えは無いと言う事ですか?、他人の意見に合わせた無難な書き込みがしたいと言う事ですね、既に問題点は明らかになっているのだから、ご自身の言葉で語っても良いと思うのですけどね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ご自分の書き込みを読みなさい>ニック氏  ■名前 : しげちよ  ■日付 : 05/1/4(火) 12:28  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:

>訳が分からないのはあなたです、自分に都合の良いところでしか反論してこないのはあなたらしいやり方ですがね。

あなたが立てたスレッド「これはなりすましでしょうか?」を読ませていただきました。確かに、あなたからの意見要請がありました。
1月1日、2日、3日はPCにアクセスできない環境にありました。
その続きのスレッドも50を超えていますので、少しルールに反するかもしれませんが、ここに書きます。解決した問題ですのでもういいと思うのですが。
「ダブルハンドルしている可能性がかなり高いことは認めます。こういう問題は参加者がワイワイ議論することではなく、そういう疑いがあることを指摘した上は、管理人様にその処置をお願いするのが適切であると思います。法律や条令にはなくて、老人党のルールのみに反したことですから、一般参加者が確実な証拠もないのに、本人を糾弾することはできません。また、わたし自身がそのことで糾弾するのは、分を超えたことだと認識します。それは管理人様がされることでしょう」

しかし、あなたは、ここで何の話をしたのですか? 外貨準備高の話ではないのですか? そこに書き込んだわたしの意見は、その範囲を逸脱していましたか?
結局わたしの疑問には答えられないから、あらぬ方向へ持っていくんでしょうが。

>こんな事をされては時間の無駄で、話しなどする気にもなりません、最も妨害が目的ならば話しは別ですが。

妨害でなくて、外貨準備高が高いのは、国民の税金を使いまくってアメリカのドルを買い支えているからだ、というのは、一方的な説だと主張しているのです。嘘であるか、誤認識であるといっているのです。

>嫌がらせ以外の何者でも有りません、私が何か書けば直ぐに仕事中でも反論するその姿勢が嫌がらせ以外の何だと言うのでしょうか、どうやらあなたの大人の反応とは相手が嫌がる事を敢えてする事の様ですね。

ちょっと待ってください。あなたは反論されるのがいやなのですか? それならそうと言ってください。そして反論されるのがいやなのなら、自分のブログにでも書き込んだらいかがでしょうか。こういうところに書くと、反論されないという保証はまったくありません。

>以前あなたが政府関係者ではないかと疑ってらっしゃった方がいらっしゃいましたが、行動からもその認識は正しいように思いますね。

政府関係者ですか、ついに。それに「正しい」と。笑止千万ですね。
あなたのいうことには、笑ってしまいます。
これはあなたの思考回路をあらわしていますよ。ちょっとしたことから、自分の都合のよい結論を得る。今までの根拠薄弱論議とまったく同じだ。あははは。

>何度も申し上げますが、ご自身何か社会に対して問題意識を持っているならばスレッドを立てては如何ですか、その内容が納得できるものであれば賛同者も増えると思いますよ。

しかし、「靖国、軍隊保有のようなスレッドばかり立てて云々」とおっしゃっておられるようですね。立てたら立てた出、スレッドの内容までけちをつけられるようなのでね。

>いつもこちらを監視されているあなたが今回に限っては読まれていなかったと言うことですか?、不思議ですね。

監視する? 誇大妄想ではありませんか?
それとも何かスパイ小説が好きだとか…。笑ってしまいます。

>しかし他の方の意見を見てからコメントすると言うのは一体どう言う事でしょうか、ご自身の考えは無いと言う事ですか?、他人の意見に合わせた無難な書き込みがしたいと言う事ですね、既に問題点は明らかになっているのだから、

勝手に解釈して、悦に入っていますね。
そりゃ当然でしょう。同じことを書くと、蒸し返すなといわれるし、だいたい「すでに問題が明らかになっている」のは、あなたが関わっていたからで、わたしは初めて読むのに、事情もわからず書けるわけないでしょうが。相手の状態が考えられないとは、「心理の理論」に問題ありです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):余計なところに反論せずに  ■名前 : 風の旅人  ■日付 : 05/1/5(水) 12:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:
>同IP利用疑惑者の行為についてのあなたの意見を述べてください。
>
>記事を読んでいないとは言わせません、何せ一日中私の書き込みを監視されている方ですからね、こちらの呼びかけには答えずにこう言う反論の仕方は嫌がらせ行為以外の何者でも有りません、良い大人がいい加減になさい。

 はいはい、話を曲げない.
 結局は自分で掲示板をあらしているじゃあないですか。
 ここでダブハン疑惑をだすならば、スレ違い.
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 05/1/4(火) 11:41  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:
>外貨準備高とは、他国に対して外貨建ての債務の返済などが難しくなった場合にあてる準備資産の事です。
>
>以下に日本と他国の準備高の比較表を載せて見ます。
>
>1.日本   8084億ドル
>2.中国   4641億ドル
>3.台湾   2284億ドル
>4.韓国   1665億ドル
>5.香港   1200億ドル
>
>これを見ると日本は世界の23%を占める外貨準備高になっています、この異常な数値が実は曲者で、これは主に為替介入の際に蓄えられたものだと言われています。
>
>国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳です、米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。
>
>所が当の米国自体は日本が介入の為に購入した$を、日本円に換える事は認めていません、この金は米国でのみドルとして使用してもよいと言う事になっているそうです。
>
>つまり国民の税金が米国ドルに変換され、その金は米国のためにならば使っても良いと言う事になります、これが現在の日本の財政を圧迫している一つの要因だと言う事です。
>
>しかしそうであるにも関わらずいまだに政府は介入を止めようとはしません、これが米国の家来と揶揄される要因の一つになっています、財政再建をするならば当然手をつけなければならない分野なのですが、小泉政権の改革案にはこれは入っていないようです、入れれば米国からのしっぺ返しを食うと言う事なのでしょう。
>
>この辺にも今までの政治システムは変えなければならない理由のひとつがあります。

は〜い ニックさんおはようさん

待ってたで〜 ほんまに。ええ作品や よっしゃ よっしゃ。
ダメ ダメ ダメ よそ見したらダメよ ニックさん そのまま そのまま。

オーケーオーケー お〜ライ お〜ライ。
そのまま 真っ直ぐ 真っ直ぐ ハイハイハイハイ おーけー オーケー。

言うもん 言わしとけ〜 ハイハイハイハイ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 昔神童・今人道様、こんばんは  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/5(水) 1:08  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昔神童・今人道さん:
>は〜い ニックさんおはようさん
>
>待ってたで〜 ほんまに。ええ作品や よっしゃ よっしゃ。
>ダメ ダメ ダメ よそ見したらダメよ ニックさん そのまま そのまま。
>
>オーケーオーケー お〜ライ お〜ライ。
>そのまま 真っ直ぐ 真っ直ぐ ハイハイハイハイ おーけー オーケー。
>
>言うもん 言わしとけ〜 ハイハイハイハイ


私のスレッドのみに敏感に反応して反論してくる方が2名おりますが、返事が無い事が分かっていながら「反論」と称して書き込みをされてきます。

書き込みの内容から政府批判をされると困る方々なのは明らかですが、では反論してきた結果何をどうすれば良いか、政治は今後はどのような方向へ進むのが理想なのかと言う事は何もおっしゃいません。

取り合えずGokai sezutomo 様もおっしゃっていらっしゃいますように、今回のスレッドのテーマが政治の責任である事は間違いありません。(でもデータを出しての論理的な説明は有りません)

政府の行動に問題がないとお考えであれば、小泉政権のここがこのように良いので問題が無いときちんと説明すべきだと思うのですが、退役軍人氏やしげちよ氏などはその点を説明する気は全く無いようです。

残念ながらその辺の情報が掲載され、説明がきちんとなされなければ議論しても無駄ですね、ですから昔神童・今人道様のおっしゃる通り、言いたい方には言わせておこうと思います(^^)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):昔神童・今人道様、こんばんは  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 05/1/5(水) 1:39  -------------------------------------------------------------------------
   ニックさん、

そのとうりです。ここの掲示板が正常になるまではレスをしない、レスを返さない、それしかないようです。

ここの異常な状態でまともな投稿が出来うるとはおもえません、彼らをかわしながら神経をすり減らして、まともな方と意見の交換ができないからです、かれらをかわしながら相手を選んで書き込むのは骨の折れる作業です、なりすましや言を労して擦り寄る者をみわけるなんてもう御免です。

では、どうすれば正常になるのでしょうか? 私は最早ここのルールを変更する以外に無いと思います、もしくは開かれた掲示板でありたいならば、それ相応の対策が必要です、しかし今のここの掲示板の管理は硬直化していると思います、今のルールをかたくなに守ることのみに専念している状態が掲示板の荒れになっていると断じ得ない。

ならば、なぜ管理人は今のルールを是として保守しているのでしょうか? 私の憶測ですが、主催者なだいなだ氏の「だれもが書き込める掲示板」に起因しているのだと考えます、一方でなだいなだ氏は「老人党にできることは・・・・」と提唱しています、ここに無理があるのです、すでにニックさんもお気付きでしょうが、ルールが先なのか、老人党の党是(目指すもの)が先なのか、だれしもが解かる簡単な問題です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 老人党の目的とその達成方法  ■名前 : あおばびと  ■日付 : 05/1/5(水) 9:49  -------------------------------------------------------------------------
   石頭の息子さん、ニックさん、横から失礼します。

▼石頭の息子さん:
> 今のここの掲示板の管理は硬直化していると思います、今のルールをかたく
> なに守ることのみに専念している状態が掲示板の荒れになっていると断じ得
> ない。
>
> ならば、なぜ管理人は今のルールを是として保守しているのでしょうか? 
> 私の憶測ですが、主催者なだいなだ氏の「だれもが書き込める掲示板」に
> 起因しているのだと考えます、一方でなだいなだ氏は「老人党にできること
> は・・・・」と提唱しています、ここに無理があるのです、すでにニックさ
> んもお気付きでしょうが、ルールが先なのか、老人党の党是(目指すもの)
> が先なのか、だれしもが解かる簡単な問題です。

今のここの掲示板の管理の硬直化の原因が「掲示板の公開性」と「老人党の党是」との軋轢との指摘、まったくそうだと思います。更に付け加えるならば、「老人党の党是」が明確でなく、老人党員でさえも共有できていないと思います。「老人党の党是」はこの掲示板の何処に書かれているのですか?何処にも書かれていません。今必要なのは、老人党の目的の再確認と、その目的を達するためには何をすべきか、討論する事だと思います。それがないから、管理人さんにとって、「掲示板の公開性」が老人党の目的になり、老人党が守るべきものになってしまったのではないでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党の目的とその達成方法  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 05/1/5(水) 9:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あおばびとさん:

>今のここの掲示板の管理の硬直化の原因が「掲示板の公開性」と「老人党の党是」との軋轢との指摘、まったくそうだと思います。更に付け加えるならば、「老人党の党是」が明確でなく、老人党員でさえも共有できていないと思います。「老人党の党是」はこの掲示板の何処に書かれているのですか?何処にも書かれていません。今必要なのは、老人党の目的の再確認と、その目的を達するためには何をすべきか、討論する事だと思います。それがないから、管理人さんにとって、「掲示板の公開性」が老人党の目的になり、老人党が守るべきものになってしまったのではないでしょうか?

まこと卓見でございます、尚 老人党党是は「老人党宣言」にあると思っています、余ほどの曲解をしないかぎり、それは明らかです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老人党の目的とその達成方法  ■名前 : あおばびと  ■日付 : 05/1/5(水) 10:28  -------------------------------------------------------------------------
   石頭の息子さん、早速のレス、ありがとうございます。

> 老人党党是は「老人党宣言」にあると思っています、余ほどの曲解を
> しないかぎり、それは明らかです。

私もそう思います。しかし、この掲示板にはその事が書かれていません。だから、党是があいまいになってしまったのです。老人党党是を明確にしましょう。
チャイナラ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 要求したからには  ■名前 : しげちよ  ■日付 : 05/1/5(水) 2:15  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん

>残念ながらその辺の情報が掲載され、説明がきちんとなされなければ議論しても無駄ですね、ですから昔神童・今人道様のおっしゃる通り、言いたい方には言わせておこうと思います(^^)

状況がわかっておられないようですなぁ。まぁいいですわ。
あなたが要求した質問の答えを書いているので,礼儀上返事をしたらどうですか。
礼儀もわきまえないサルではないのでしょう?

それにね,あなたの提起した話に疑義が出ているわけであって,こちらが説明をすることではないのですよ。
何でもかんでも政府にせいにしたら,解決するってものじゃありません。
あなたの原因の解明が,全然間違いなのだからあなたがどう言ったって,あなたが世の中をよくするなんてできゃしませんて。

日本はとりあえず,輸出国家で利益を上げている国です。輸出に有利なように,円を安く安定させるのは,アメリカのためでなく日本のためです。残念ですが,あなたの,外貨準備高が大きいから政治が悪い,は,それだけでは証明できないってことですよ。おなかまに愚痴る前に,説明されたらいかがでしょうか,逃げないで。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):要求したからには  ■名前 : Gokai Sezutomo  ■日付 : 05/1/5(水) 11:03  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しげちよさん:こんにちは

>何でもかんでも政府にせいにしたら,解決するってものじゃありません。
>あなたの原因の解明が,全然間違いなのだからあなたがどう言ったって,あなたが世の中をよくするなんてできゃしませんて。
>
>日本はとりあえず,輸出国家で利益を上げている国です。輸出に有利なように,円を安く安定させるのは,アメリカのためでなく日本のためです。残念ですが,あなたの,外貨準備高が大きいから政治が悪い,は,それだけでは証明できないってことですよ。おなかまに愚痴る前に,説明されたらいかがでしょうか,逃げないで。

スレッド<38298>での反論をお待ちしていたのですが、
ここでも<38131>と同じようなことを述べておられます。考えが変わったのではなかったのですね。それでは改めて、反論をお待ちしています。
私は貴方を、バイト、とは思っていません。念のため。
尚ご面倒でしょうから、下記へ、<38298>を転載しておきます。
............................................

▼しげちよさん:

>ああ,わたしもそのことに言及しようと思っていました。
>確かに日本の財政赤字は,いまのところ国民にだけ借金をしている状態であって,何も外国から借金をしているのではありませんね。むしろ,日本は外国に多額の債権をもっています。


その通りです。お金持ち日本です。
それなのに何故、減税廃止や、社会保障の削減や、年金の掛け金を上げたりするのでしょう。
お金持ちだからそれを使えばいいのに、それもしないし、
新規の貿易黒字分をさらに溜め込もうとする。
自殺者や、犯罪者が増えているのに、そのお金を使う知恵が無い。
それが小泉首相とその取り巻きの経済学者です。

そのような経済に無能な首相と経済学者はさっさとお払い箱にすべきです。
日本のためになりません。


>ただ,気にしなくてよい借金ではあるのですが,これを正常化する必要がないとは言い切れません。さすがにここまで大きくなると,財政出動の自由度がなくなり,政策的に大きな手を打てなくなります。

財政出動の自由度という観点から言うと、
政府債務は、全く気にしなくて良い借金です。
借金というより、政府債務は民間へのマネーの総量に対する供給と考えるべきです。
現在日本が不況にあえいでいるのはマネーの総量不足によるものですから、幾ら、お金を供給(=政府債務の増加)しても困ることなどありません。

大体、政府債務を借金などということ自体が、学問的には誤った単語の使い方であります。もちろん慣用として使うのはありですが。
・・・(この言い方、ある方の指摘です。)
...........................................
転載、終わります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):要求したからには  ■名前 : しげちよ  ■日付 : 05/1/5(水) 12:46  -------------------------------------------------------------------------
   Gokai Sezutomoさん
こんにちは。

あちらの論議では,あれで終わったものと思っておりました。
特に反論できるような書き込みではありませんでしたので。
あちらにはもう書き込めないようです。

財政が均衡しているにしくはないと思います。
政府債務はマネー供給量不足を補うものなのでしょうが,どちらかというとマネー流通量が不足しているのではないかと。
つまりマネーがあっても,流通していないという状態ではないかと思えるのですが,このへんは経済を専門に勉強したわけではないので,わかりません。

あと,ハイパーインフレ導入なんてことはないでしょうが,あまりに国債残高が増加すると,国民の批判も大きくなり,残高を減らしたくなる圧力が強まるのではないかと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):要求したからには  ■名前 : Gokai Sezutomo  ■日付 : 05/1/5(水) 20:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しげちよさん:こんにちは

蒸し返しをいたしまして申し訳ありません。
私は、貴方に小泉政権倒閣の仲間になっていただきたいと思っています。
そのために、いかに小泉政権が我々の同胞や子々孫々に悪影響を与える政策をとろうとしているかに気付いていただきたく思います。


>財政が均衡しているにしくはないと思います。
>政府債務はマネー供給量不足を補うものなのでしょうが,どちらかというとマネー流通量が不足しているのではないかと。
>つまりマネーがあっても,流通していないという状態ではないかと思えるのですが,このへんは経済を専門に勉強したわけではないので,わかりません。
>

いえ、もしかしたら作為的に、
マネーの量を大幅に減少させられたから、現物マネーであるベースマネーの流通が減少しているのではないでしょうか?

なお、お金の定義で、(日本銀行調査月報より)
最広義信用集計量まで入れると、国債はもちろんのこと、株式など有価証券まで、お金であることをご存知でしょうか?
つまり、1990年以降の株式と土地の下落で大幅なお金が国民の手から失われたのです。

>あと,ハイパーインフレ導入なんてことはないでしょうが,あまりに国債残高が増加すると,国民の批判も大きくなり,残高を減らしたくなる圧力が強まるのではないかと思います。

国債残高の増加への国民の批判は
マスメディア等の誤った情報発信によるものに過ぎないのではではないでしょうか?
正さなければなりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 反論 その1  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/4(火) 13:56  -------------------------------------------------------------------------
   ニックさん、こんにちは。

反論させて頂きます。

▼ニックさん:
>外貨準備高とは、他国に対して外貨建ての債務の返済などが難しくなった場合にあてる準備資産の事です。
>
>以下に日本と他国の準備高の比較表を載せて見ます。
>
>1.日本   8084億ドル
>2.中国   4641億ドル
>3.台湾   2284億ドル
>4.韓国   1665億ドル
>5.香港   1200億ドル
>
>これを見ると日本は世界の23%を占める外貨準備高になっています、この異常な数値が実は曲者で、これは主に為替介入の際に蓄えられたものだと言われています。

過去一年間の為替介入は20兆円であると言われています。約1900億ドルの準備高を増やしたことになり約四分の一に過ぎません。
確かに、為替介入で膨らんではいますが主にではありません。

>国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳です、米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。

これはあきらかな認識の誤りです。
過去一年間で、政府・日銀は20兆円規模の「円売りドル買い」市場介入をしてきました。 「円安」を誘導しているということです。

つまり、日本企業を守るための為替介入の結果として、外貨準備高が膨らんでいるということ。

これは経済の実力値を超えた「円高」を阻止して、輸出関連企業が牽引車となってせっかく芽生えてきた「景気上昇」の腰を折らないためです。

日銀の景気短観等にも現れてきた景気回復への支えを、中央銀行当局が「政治的意志」を以て守るという「為替市場」への意思表示でもあります。

解りやすくした、ややオーバーな事例で説明すると。

ある車が日本の市場で「一台=百万円」が適正な利潤を確保できる価格水準であると仮定します。

これを今日の対ドル相場である 1US$=102円75銭を参考にして「一台=9,730US$」で百台の輸出契約を結び、輸出して日本企業が決済金として「973,000US$」の米ドルを得たとします。

日本国内でこの売り上げ代金を「資金化」するためには、この米ドルを売って円を買わねばなりません。

さて、円高が進み為替レートが「1US$=100.00円」だったと仮定すると、

本来得られるはずの売り上げ代金「約一億円」は「九千七百三十万円」にしかなりません。

なんと、二百七十万円もの「為替差損」が出てしまいます。

逆に円安が進み「1US$=110.00円」だったとすると「約一千万円」の「為替差益」が出ることになります。

逆に輸入の場合は円高の方が有利であるということですよね。

結論として、極端な「円高ドル安」あるいは「円安ドル高」は、日本経済の成長力を弱らせてしまう「不安定要因」なのです。

したがって、日米の通貨当局が「協調介入」をするのは、為替レートをある程度の幅の中で市場の状況に応じて変動する「為替レートの安定」を目指しているからです。

現在の為替レートは結果として「日本企業の対外競争力」を奪っている現実に目を向けるべきです。世界の市場のなかで、相対的に日本企業が高コスト体質になってしまっているということですよ。 貿易にしか活路を見いだせない「貿易立国・日本」の根底が揺らいでいるということです。

日本企業が、合理化やリストラなどの痛みを伴う「コスト改善」の努力を通じて、1US$=105円程度でも耐えられる実力を身に付けた現状でも、1US$=百円前後の為替レートでは、かなり厳しい状況であるということです。

個人的には、1US$=115円前後が「日本経済の実力」であると考えています。

続きます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 反論 その2  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/4(火) 14:08  -------------------------------------------------------------------------
   続きです。

さて、中国批判です。(笑)
外貨準備高第二位にランクされている中国はどうなんでしょうか。

人民元切り上げの圧力が米国やEUなどからかかっていますよね。
この圧力にいつまで耐えられるか見物ですけど。

中国の外国為替システムは変動相場制を標榜していますが、事実上のペッグ制(対米ドル固定)です。
つまり意図的に、「人民元安ドル高」の状況を固定して中国企業の「対外競争力」を保っているのです。それに、中国への投資環境を良好な状態で維持する目的もあると思います。

ここ、十五年ほど「1US$=8.6人民元」程度を保っています。
過去十五年間、純粋な変動相場制であったとすると、目覚ましい発展でつけたその経済的実力から「1US$=5.0人民元」程度の為替レートになっていても不思議ではないのです。

ペッグ制とはいいながら維持するためには「市場介入」しなければなりませんから、日本の半分ほどの外貨準備高に膨れあがっていると見るべきでしょう。

>所が当の米国自体は日本が介入の為に購入した$を、日本円に換える事は認めていません、この金は米国でのみドルとして使用してもよいと言う事になっているそうです。

これは、明らかな事実誤認であると思います。
事実だとすれば、市場経済の原則を逸脱した規制ということになりますが、ありえないと考えます。

★根拠を示して下さい。★

>つまり国民の税金が米国ドルに変換され、その金は米国のためにならば使っても良いと言う事になります、これが現在の日本の財政を圧迫している一つの要因だと言う事です。

決定的な事実誤認であると申し上げておきます。

国債費や社会保障費などの「義務的経費」と「政策的経費」のバランスが悪くなっていて、政策的経費における裁量の幅をせばめている、いわば「予算の硬直化」が財政圧迫の大きな原因であると考えるべきだと思います。

中央銀行の仕組みやその機能を勉強されたほうがよろしいかと。

>しかしそうであるにも関わらずいまだに政府は介入を止めようとはしません、これが米国の家来と揶揄される要因の一つになっています、財政再建をするならば当然手をつけなければならない分野なのですが、小泉政権の改革案にはこれは入っていないようです、入れれば米国からのしっぺ返しを食うと言う事なのでしょう。

介入をせずに、投機筋のなすがままにしておけば、日本の企業は壊滅的な打撃をうけるでしょう。

本来、日本企業の利益となるはずの資金が、投機筋へ流れてしまうということですよ。

企業の利益を圧迫し、税収が減り、倒産が増え、失業者が増えるという二次的打撃は、我々の生活に決定的な打撃を与えるということになります。

>この辺にも今までの政治システムは変えなければならない理由のひとつがあります。

まったく、理由にもなっていません。「事実誤認に基づく非論理的なこじつけ」にすぎません。

具体的、かつきちんとした根拠に基づく反論を待たせて頂きます。

失礼しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):反論 その1/購買力平価?  ■名前 : とうろう  ■日付 : 05/1/4(火) 14:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼退役軍人さん:

新年おめでとうございます。本年もどうか宜しく。

たまたま今PCに向かい、貴兄の論を読みました。

大体、貴論が分かるような気がしました。

お伺いしたかったのは、一時、日米の購買力平価が150円/$といわれたときに120〜130円/$くらいだったように記憶しています。

今の実力115円/$というのは、何に基づいて仰っているのでしょうか。

教えて頂ければ幸いです。宜しく。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ビッグマックの値段  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/4(火) 15:15  -------------------------------------------------------------------------
   とうろうさん、こんにちは。
丁寧なご挨拶、痛み入ります。改めまして、ご挨拶を。

明けましておめでとうございます。

憲法論については、おおむね視点の違いや考え方の相違点が認識できたところです。

ダブハン疑惑の余波を嫌って投稿をためらっています。
もう少し静かになれば投稿させて頂こうと考えています。
じっくり考えるべき大事な「お題」だと思いますので。

▼とうろうさん:
>▼退役軍人さん:
>新年おめでとうございます。本年もどうか宜しく。
>たまたま今PCに向かい、貴兄の論を読みました。
>大体、貴論が分かるような気がしました。
>お伺いしたかったのは、一時、日米の購買力平価が150円/$といわれたときに120〜130円/$くらいだったように記憶しています。
>
>今の実力115円/$というのは、何に基づいて仰っているのでしょうか。
>
>教えて頂ければ幸いです。宜しく。

購買力平価、為替レートの決定要因としての仮説ですね。
大手の証券会社の現状認識では。

消費者物価指数対象品目では1ドル=200円程度
卸売物価指数対象品目では1ドル=160円程度

こういった認識のようですが、私の根拠は少し違います。

例えば、ユニークな方法としてマクドナルドのビックマック価格を指数として考える見方があります。

ビックマックは、どの国においても全く同一の商品ですよね。

そして、その国々の通貨で価格が決められて販売されているわけですから、比較可能な対象商品として、とても優れていると言えます。

こういったファーストフード商品の価格設定要素として、

★農畜産物価格=肉や野菜などのその国における価格帯を反映。
★人件費=平均所得などの要素、つまり労働市場の状態を反映。
★工業製品価格=包み紙や包装箱などの軽工業産品の価格帯を反映。
★物流コスト=流通業のコスト、車両価格や石油製品価格まで含んだ価格帯を反映
★サービス費用=店舗を維持運営するための電気や水さらには設備の保守コストを反映。

代表的な要素だけでもこれだけあります。
すなわち経済的な実力を購買力平価として評価するにはうってつけの指標であると考えています。

仕事がら海外出張が多いので、マクドナルドは嫌いなのですけれど.......
【フィレ・オ・フイッシュとチキンナゲットを除く(笑)】
一度は寄ってみて価格を日本円に換算して考えています。

そういった、いわば実感から1US$=115円ぐらいなのかなぁと。

私はそう感じるが、根拠はビッグマックであるということで。

余談............

日本のマクドナルドではアジア各国のマクドナルドにある「スィート アンド サワー」ソースを売ってないんですよねぇ。 あれは、チキンナゲットにドンピシャの味でとても美味しいのに。(謎...........

失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ビッグマックの値段/少し雑談を、宜しければ。  ■名前 : とうろう  ■日付 : 05/1/4(火) 15:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼退役軍人さん:

早速レス有難うございました。他の方々にはご迷惑かと思いますが、ついでに少し雑談を(勿論、宜しければと言うことで、ご興味なければスルー下さい)。

>憲法論については、おおむね視点の違いや考え方の相違点が認識できたところです。

そうですか。貴コメント、ご批判を楽しみにしております。併せて、先に掲示しました弊「天皇制」に関する愚見にもご意見頂くと更に嬉しく思います。

>ダブハン疑惑の余波を嫌って投稿をためらっています。もう少し静かになれば投稿させて頂こうと考えています。じっくり考えるべき大事な「お題」だと思いますので。

老人党掲示板が開かれた掲示板であるなら出来るだけ真っ当な「異論・反論」も受けいれて、掲示板ご自身の主張の強化を図られるべきとは、私の持論であり、根拠の無い、と私には思われる「排除論」は、有害無益と思うものですが。難しいですね。お気遣いは分かります。

以下の購買力平価に関するご説明はよく分かりました。
一時の150円から115円に日本の経済力は上がったものと、勝手に理解し、吾がことにはあまり関係が無いながら、日本国民の一員としては嬉しく感じます。

>余談............
>
>日本のマクドナルドではアジア各国のマクドナルドにある「スィート アンド サワー」ソースを売ってないんですよねぇ。 あれは、チキンナゲットにドンピシャの味でとても美味しいのに。(謎...........

その昔、初めてアメリカに行った時、勿論、私の「語学力、会話力の貧弱に問題」があるのですが、ホットドッグを買うときに相手が何を言っているのか全くわかりませんでした。ホットドッグの中に入れる、具とソースのことを言っていると分かったのは大分後のことでした。

また、田舎のレストランで、ビールを頼んだときにも同じ経験をしました。米ビールの銘柄を知らなかったので、注文の銘柄を聞いていたらしいのですが、こちらが知らないのだから分からないし、答えようが無くおろおろしたことを思い出しました。

文化の違う中での会話は「言語能力・会話力」以前に、互いの文化(ビールの銘柄の名から敷衍するのは些か気が引けますが)を知り、理解し合わないとと、今思うところです。

同じ日本人同士でもなかなか通じ合わない感じを持つことが多いですね。実感です。

失礼致しました。レス、有難うございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 雑談を、少しだけ。  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/5(水) 0:45  -------------------------------------------------------------------------
   とうろうさん、こんばんは。

▼とうろうさん:
>▼退役軍人さん:
>そうですか。貴コメント、ご批判を楽しみにしております。併せて、先に掲示しました弊「天皇制」に関する愚見にもご意見頂くと更に嬉しく思います。

うーん、憲法論を語ると「天皇制」は避けては通れない議題ですよね。
立憲君主制という国体の基本と、立法府・行政府・司法府の三権分立を標榜した統治システムをとっている訳ですからね、そこに象徴たる国家元首としての位置付けですから.........。

システムというか制度の構造にやや無理があると考えています。詳しくは頃合いを見て貴投稿にレスをいたしますから、そこで。

>老人党掲示板が開かれた掲示板であるなら出来るだけ真っ当な「異論・反論」も受けいれて、掲示板ご自身の主張の強化を図られるべきとは、私の持論であり、根拠の無い、と私には思われる「排除論」は、有害無益と思うものですが。難しいですね。お気遣いは分かります。

私は野党投稿者ですからね、そこを弁えなけばならないと考えています。
与党の方々とは、観点も考え方も違う私が投稿を許されている訳ですから、とりうるスタンスは「是々非々」しか存在しない現実を認識しています。

ただ、こう執拗に排除の対象にされると、「言葉に出せない、違う意図」を感じてはいますが。(謎.........

>その昔、初めてアメリカに行った時、勿論、私の「語学力、会話力の貧弱に問題」があるのですが、
======失礼以下割愛========

ずいぶんと昔に初めて渡米したときは横浜から船でした。飛行機もありましたが、奨学金を出してくれた基金が飛行機での渡米費用は出してくれなかったからです。

当時は外貨の持ち出し制限が500$でした、当時は一ドル360円の時代でした。
基金が支給してくれた500$とお袋が持たせてくれた一ドル紙幣や五ドル紙幣ばかりの「闇ドル」200$余りを握りしめて。

帰ろうとしても船賃も払えないし、悲愴な覚悟で心細い気持ちを押し隠して。

「闇ドル」なんて若い人は知らないでしょうねぇ。(笑)

入国審査で所持金を聞かれて、どうしようって「おろおろ」した思い出があります。

当時の渡航者には珍しい「複次旅券」の最初のページに修学ビザを見つけた入国審査の係官が、優しい笑顔で「ようこそ、アメリカへ、しっかり勉強しなさい。」と握手してくれて、涙が出るほど嬉しかったなぁ。大学の入学許可書面を見た係官が

「ちょっと待ちなさい、バスで東海岸まで行くのか」と聞かれて
「そうです、どこへ行けばバスに乗れるのでしょう」と聞いたら

グレイハウンドのチケットオフィスに連れて行ってくれた上に、割引の交渉と乗り継ぎ場所でのホテル付きチケットを買えるようにしてくれて。

とても心細い時に、温かい親切にふれて涙が出ました。

これが私の米国人観の根底になっていると思います。

彼らがどんなに善良なのか知るべきだ、我々がどんなに善良なのか知るように。

これは中国人に対しても何処の国の人々であろうとも同じです。

米国にしても中国にしても、批判すべきはその政府が取っている「政策」であって、まかり間違っても、米国人あるいは中国人であってはならないのです。

>同じ日本人同士でもなかなか通じ合わない感じを持つことが多いですね。実感です。

これが一番難しいみたいですね。

失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):反論 その1  ■名前 : しげちよ  ■日付 : 05/1/4(火) 14:48  -------------------------------------------------------------------------
   あけましておめでとうございます。
今年も鋭い論調をお願いいたします。

わたしも、為替介入は米国への忠節のためなどではなく、円相場の安定のためだと思いますし、また外貨準備高が増加しているのは、債権などの利子等が大きいためで、為替介入部分はそんなに大きくないと考えております。

あなたの書き込みは簡潔にまとまっており、非常にわかりやすいので助かります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 謹賀新年  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/4(火) 23:13  -------------------------------------------------------------------------
   しげちよさん、こんばんは。

明けましておめでとうございます。

▼しげちよさん:
>あけましておめでとうございます。
>今年も鋭い論調をお願いいたします。

鋭いかどうかは、大きな疑問ですよ。(苦笑......
まっ、こういう書き方しか出来ませんので、これで通します。

こちらこそよろしくお願いいたします。

>わたしも、為替介入は米国への忠節のためなどではなく、円相場の安定のためだと思いますし、また外貨準備高が増加しているのは、債権などの利子等が大きいためで、為替介入部分はそんなに大きくないと考えております。

確かに為替市場でドルを買っていますが、使ってしまった訳ではありません。
ドル建て資産として保有していることになりますから、但しこれを機会と市場環境をみながら、少しずつ放出して円を買い戻さなければなりません。

介入した時の為替相場と買い戻しを試みた時の為替レートの差が「為替差損」あるいは「為替差益」となって、これが税金による負担となる現実があります。

もう少し日本の実態経済が回復しないと難しいという現実もありますから、日米の通貨当局は難しい舵取りを強いられることになります。

こういった問題は、多くの要素が層状を成しているのです。
その一部を切り取って根拠とするのは簡単ですが、木を見て森を見ない主張になりがちなのです。

米ドルが強すぎると米国企業は日本市場での競争力を失いますし、逆に日本円が強すぎると日本企業は米国市場での競争力を失います。

現在の経済における相互依存度を考えると適切なレンジに為替レートが収まっていることが日米両国にとって最も重要なのです。

日米通貨当局の為替市場への協調介入はこういった「共通の利益」のために行われていると考えて良いと思います。

これは日米双方と他の機軸通貨(Euro STG£ 等)や、人民元やシンガポールドル等の地域における機軸通貨との間でも同じことが言えます。好むか好まざるかに関わらず日本円は世界的な機軸通貨の地位を得ていますから逃げられません。

>あなたの書き込みは簡潔にまとまっており、非常にわかりやすいので助かります。

ありがとうございます。
そう言って頂くのは嬉しいのですが、生来の「説明癖」がありましてなかなか簡潔に書けないと反省しています。

失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):質問  ■名前 : ナベ講師ね  ■日付 : 05/1/5(水) 10:19  -------------------------------------------------------------------------
   この1年間でのドル買いは20兆円とのことですが、為替介入としての、それ以前はドル買いはしなかったのでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 回答です。  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/5(水) 14:51  -------------------------------------------------------------------------
   ナベ講師ねさん、初めましてこんにちは。

楽しいHNですね、私は福岡出身、福岡在住ということもありまして、ホークスファンなのです。ソフトバンクに買収されましたが孫さんのお手並み拝見といったところです。

▼ナベ講師ねさん:
>この1年間でのドル買いは20兆円とのことですが、為替介入としての、それ以前はドル買いはしなかったのでしょうか。

当然行われてきました。

介入実行時の経済環境の違いで、通貨当局が防衛線とする為替レートが1$=110円であったり115円だったりするようです。 現在は輸出関連企業のコスト削減施策が一巡したとの判断からか1US$=100円程度を最終防衛線と認識しているようで、2004/3/30から2004/12/28までの間、通貨当局による為替介入はされていません。

過去の介入実績は一月ごとにその総額が、四半期ごとにその詳細が財務省から発表されています。 発表に時差があるのは、防衛線水準を投機筋に読まれないようにするためと考えて下さい。

末尾にその詳細を二年分添付します、参照下さい。

為替介入は『外国為替及び外国貿易法』により、財務大臣が為替レート安定を目的とした手段として法に規定されていて財務大臣に権限が与えられています。日銀は財務大臣の代理人として、財務大臣の指示により実務を委託されています。

介入の目的は、適切な水準に円安誘導して、輸出関連企業主導で景気回復を図ることです。
経済シンクタンクの分析では、2003年1年間に行った介入により円安方向に約5.8円押し下げた効果があり、2004年第一四半期(1〜3月)のGDPを約0.5%改善した効果があったと報告されています。

細かな数字は、発表した経済シンクタンクにより若干の差はありますが、介入効果5.5〜5.9円、GDP押し上げ0.4〜0.6%と為替介入の効果についての評価は一致していると考えて良いでしょう。

それに、財政難で公共事業などの景気刺激対策が難しい状況ですから、「巨額介入は輸出企業を支えるある種の公共事業」と考えるべきでしょうね。

但し、介入資金を政府短期証券で賄っていますから、発行残高にも注意を払うべきでしょう。景気が本格回復して金利が上昇すると資金調達コストが膨らみますから、着地点を誤ると一気に政府債務が膨らむ危険もあります。 副作用もある介入なので景気の傾向を睨みながらの難しい対応が日米の通貨当局に課せられているということでもあります。 着地点を見極めるという意味で。

介入実績と対ドル円為替レート

2004/11/27〜12/28 0円 103.05 
2004/10/28〜11/26 0円 102.54
2004/9/29〜10/27  0円 106.37
2004/8/29〜9/28   0円 111.35
2004/7/29〜8/28   0円 109.57
2004/6/29〜728   0円 111.65
2004/5/28〜6/28   0円 107.87
2004/4/28〜5/27   0円 110.15
2004/3/30〜4/27   0円 109.50
2004/2/26〜3/29   ★4兆7,026億円 105.53
2004/1/29〜2/25   ★3兆3,420億円 109.02
2003/12/27〜2004/1/28 ★7兆1,545億円 106.12
2003/11/27〜12/26 ★2兆2,519億円 107.46
2003/10/30〜11/26 ★1兆5,996億円 108.95
2003/9/27/〜10/29 ★2兆7,230億円 108.34
2003/8/28〜9/26  ★ 4兆4,573億円 111.66
2003/7/30〜8/27  0円 117.41
2003/6/27〜7/29  ★2兆272億円 119.88
2003/5/29〜6/26  ★6,289億円 119.37 
2003/4/26〜5/28  ★3兆9,826億円 118.55
2003/3/28〜4/25  0円 120.18
2003/2/27〜3/27  ★1兆1,960億円 119.95
2003/1/30〜2/26  ★5,128億円 117.05

詳細の一部です。一兆円を超える巨額介入の実績で当日の為替レートを比較すると、おおよその防衛線が認識出来ると思います。

2004/3/16 ☆678億円 米ドル買い・日本円売り 108.87(最後の介入)
2004/1/9  ☆1兆6,664億円 米ドル買い・日本円売り 106.57
2003/12/10 ☆1兆2,838億円 米ドル買い・日本円売り 108.26
2003/9/30 ☆1兆667億円 米ドル買い・日本円売り 111.48
2003/9/12 ☆1兆178億円 米ドル買い・日本円売り 117.29
2003/5/19 ☆1兆401億円 米ドル買い・日本円売り 117.11
2003/2/27 ☆ 3兆6,115億円 米ドル買い・日本円売り 117.57

ソースは財務省の発表とそれをまとめた為替業者のホームページ、さらに分析については経済シンクタンクの報告などを参照して、私がまとめたものです。

失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):回答です。  ■名前 : ナベ講師ね  ■日付 : 05/1/9(日) 15:52  -------------------------------------------------------------------------
   早速の、回答ありがとうございました。
せっかくたくさん数字を書いてくださったので、それ以前の年度別介入額も書いてくだっさっていれば、わかり易いなどと、甘えたことを考えながら読ませていただきました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  ■名前 : Gokai Sezutomo  ■日付 : 05/1/4(火) 17:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:こんにちは

良い議論の題材だと思います。是非頑張ってください。

>外貨準備高とは、他国に対して外貨建ての債務の返済などが難しくなった場合にあてる準備資産の事です。
>
>以下に日本と他国の準備高の比較表を載せて見ます。
>
>1.日本   8084億ドル
>2.中国   4641億ドル
>3.台湾   2284億ドル
>4.韓国   1665億ドル
>5.香港   1200億ドル
>
>これを見ると日本は世界の23%を占める外貨準備高になっています、この異常な数値が実は曲者で、これは主に為替介入の際に蓄えられたものだと言われています。
>
そうですね。
為替介入の他に、
財務省が外貨を獲得する方法があるとは思えないです。
どうしてかって言うと、財務省は輸出企業や商社のように、品物を海外に売るような行為をしていない筈ですよね。
財務省が売るものがあるとすれば、外貨建て債権か、円通貨しかない訳です。


>国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳です、米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。
>
直接国民の税金を使っているのではないのですが、
結果的には、国民に耐乏生活を強いているのですから、
これは、結果論で言うと◎ではありませんが、マルかもしれません。

為替介入するときは、財務省が短期証券を市中銀行などに買ってもらい、円資金を調達し、それを売って、ドルを買います。
これの会計は、財務省の外国為替資金特別会計で行われ、税収にかかわる、国家予算の一般会計とは基本的には別会計で行われていると思っています。
なぜ、断定していないかというと、ここら辺の情報が有り余るほどに出されていないのです。重要事項ですから、義務教育卒業程度でも解かるほどにしてもらいたいものですが。

それと、仰られるとおり、米国はドル安になることを警戒していると思います。

なぜなら急激なドル安はドルの威信の低下に繋がり、アメリカ支配の世界通貨体制が変貌する可能性が大だからです。
また、大幅なドル安はアメリカの輸入物資量の減少となり、アメリカ国内の大幅なインフレを招き、アメリカの政治体制の変革をも誘導しかねないと思います。

日本国民にデフレ不況への耐乏生活を強いるのは、
それを避けるためでもあり、
構造改革に名を借りた、
悪業、悪政治の一面もあると思います。

そういう意味で、小泉政権の打倒が、早期になされることを望みます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/4(火) 21:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokai Sezutomoさん:
>▼ニックさん:こんにちは
>
>良い議論の題材だと思います。是非頑張ってください。

そう言えばGokai Sezutomo様は経済に一過言持ってらっしゃる方でしたね、よろしくお願い致します。


>そうですね。
>為替介入の他に、
>財務省が外貨を獲得する方法があるとは思えないです。
>どうしてかって言うと、財務省は輸出企業や商社のように、品物を海外に売るような行為をしていない筈ですよね。
>財務省が売るものがあるとすれば、外貨建て債権か、円通貨しかない訳です。


そうなんですね、国家ゆえに民間のような商売をしている部門は殆ど無いはずなので、必然的にそうなりますね。


>直接国民の税金を使っているのではないのですが、
>結果的には、国民に耐乏生活を強いているのですから、
>これは、結果論で言うと◎ではありませんが、マルかもしれません。
>
>為替介入するときは、財務省が短期証券を市中銀行などに買ってもらい、円資金を調達し、それを売って、ドルを買います。
>これの会計は、財務省の外国為替資金特別会計で行われ、税収にかかわる、国家予算の一般会計とは基本的には別会計で行われていると思っています。
>なぜ、断定していないかというと、ここら辺の情報が有り余るほどに出されていないのです。重要事項ですから、義務教育卒業程度でも解かるほどにしてもらいたいものですが。


おっしゃる通りです、どうも国家経営に重要な部分は教育では教えませんね、教えると政策に対して反論されてしまうからなのでしょうか。

>それと、仰られるとおり、米国はドル安になることを警戒していると思います。
>
>なぜなら急激なドル安はドルの威信の低下に繋がり、アメリカ支配の世界通貨体制が変貌する可能性が大だからです。
>また、大幅なドル安はアメリカの輸入物資量の減少となり、アメリカ国内の大幅なインフレを招き、アメリカの政治体制の変革をも誘導しかねないと思います。


全くおっしゃる通りです、この辺の議論が単純に反論される方はなさいませんが、実は米国の意図がわが国の政治方針に重大な影響を与えている部分がかなりあるのですね。

ここが「中国が・・・」「北朝鮮が・・・・」などの議論ばかりしている場合ではないといわれる所以です。


>日本国民にデフレ不況への耐乏生活を強いるのは、
>それを避けるためでもあり、
>構造改革に名を借りた、
>悪業、悪政治の一面もあると思います。
>
>そういう意味で、小泉政権の打倒が、早期になされることを望みます。

全く同意致します、それが私の議論のメイン部分になっています。

結局の所長期政権が続いた結果、米国べったりになり、民意を尊重して自己で判断し決定する事を自民党はしなくなりました。

昨年末から色々スレッドを出しておりますが、上記のような視点で、他国のデータなども比較しながら、これから日本は何をしなければならないのか、政治を変えるためには何をしなければならないのかの議論が出来ましたらこれに過ぎた喜びはありません。

新年になりましたが今年もよろしくお願い致します。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  ■名前 : 馬鹿正直  ■日付 : 05/1/5(水) 11:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokai Sezutomoさん:
こんな話題になるとGokai Sezutomoさんの出番だと待っていました。
ニックさんの問題提起に疑問があるのですが、Gokai Sezutomoさんはどうお考えですか。もちろんニックさんにもお答えいただけるとありがたいです。

>これは主に為替介入の際に蓄えられたものだと言われています。
これは本当ですか。外貨準備高は日本の国際収支活動の結果だと考えています。つまり為替介入をしなくても外貨準備高は積みあがると思っていました。


>国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳で>す、米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して>日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。
日本の為替介入がアメリカからの要求だと聞いたのは初めてです。何かそのような背景を確認できる事実がありますか。

>所が当の米国自体は日本が介入の為に購入した$を、日本円に換える事は認めて>いません、この金は米国でのみドルとして使用してもよいと言う事になっているそ>うです。
そんな事実があるのですか。単純にUS$の下落(円の高騰)が怖いから日本はUS$を売りたくても売れないのではないですか。

>つまり国民の税金が米国ドルに変換され、その金は米国のためにならば使っても>良いと言う事になります、これが現在の日本の財政を圧迫している一つの要因だと>言う事です。
こんな事を言う経済学者が本当にいるのですか。


「異常な外貨準備高と政治の無策ぶり」
このタイトルは私も賛成です。
日本は貿易黒字を続け外貨を溜め込んでいる。当然その分赤字の国があるわけで、それらの国は日本を恨んでいることでしょう。
輸出でしか経済を維持できないいまの体制から脱して、国内需要を活性化して(輸入も増やし)世界経済の発展に寄与する日本に舵を切り替えるべきである。そのようなリーダーシップを発揮できない政府は無策である。
と、私は考えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):異常な外貨準備高と政治の無策ぶり  ■名前 : Gokai Sezutomo  ■日付 : 05/1/5(水) 18:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼馬鹿正直さん:こんにちは、よろしくお願いします。

>>これは主に為替介入の際に蓄えられたものだと言われています。
>これは本当ですか。外貨準備高は日本の国際収支活動の結果だと考えています。つまり為替介入をしなくても外貨準備高は積みあがると思っていました。
>
この手の情報は、本当に庶民には不足しています。
でも、事実は辻褄が合うものだと思います。
私はそのようにして、情報が不足の部分を補っています。だから確実ではないかもしれません。

私が今認識していることは、外貨準備高とは財務省の外国為替資金特別会計が保有しているものを指しているのだと思います。

日本銀行が保有している外貨は算入されていないと思います、それと他の金融機関や諸団体が保有しているものも、算入されていない筈です。
仰られるように日本は国際収支活動の結果、長年経常収支の黒字が続き大量の外貨や外国資産をを保有しているものと思います。

それらの外貨を含めた外国資産のうち、外国為替特別会計が保有しているものが外貨準備金だという認識です。

>
>>国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳で>す、米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して>日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。
>日本の為替介入がアメリカからの要求だと聞いたのは初めてです。何かそのような背景を確認できる事実がありますか。
>
私はこのことを断定していませんが疑っています。
そういうことですので、確認できる背景を持ち合わせていません。
ただ、マスコミなどでは、為替介入を日本政府がアメリカに懇願しているように、
ニックさんの言葉とは、反対のことを良く聞きます。輸出企業を守るためにということです。

これでは輸出企業はまるで悪者とも取られる可能性がでてきます。では、輸入企業は善者か?そのイメージがあるかというと疑問符ですが、これでは日本国民の間で、内部分裂がおきやすい。

>>所が当の米国自体は日本が介入の為に購入した$を、日本円に換える事は認めて>いません、この金は米国でのみドルとして使用してもよいと言う事になっているそ>うです。
>そんな事実があるのですか。単純にUS$の下落(円の高騰)が怖いから日本はUS$を売りたくても売れないのではないですか。
>
普通は、馬鹿正直さんのお考えが正しいと思いますが、
米国債について、そんな講演をされた方がいらっしゃと聞いたことがあります。
つまり、EU諸国が保有している米国債と、日本が保有している米国債とは性質の違うものだという講演だったようですが、真意は定かでありません。


>>つまり国民の税金が米国ドルに変換され、その金は米国のためにならば使っても>良いと言う事になります、これが現在の日本の財政を圧迫している一つの要因だと>言う事です。
>こんな事を言う経済学者が本当にいるのですか。
>
さあ?いるかも知れませんよ。
いいかげん、経済学者の無能振りには呆れております。
経済知識の正確さの発信という点での現状は、まことに頼りなく、
一般の人々が混乱するのは当然だと思います。

経済学者や経済専門家といわれる人々の言葉を鵜呑みにするのは危険で、日本国民の一人一人が、現代貨幣システムや経済に興味を持ち、それを検証すべきだと私は考えます。

>
>「異常な外貨準備高と政治の無策ぶり」
>このタイトルは私も賛成です。
>日本は貿易黒字を続け外貨を溜め込んでいる。当然その分赤字の国があるわけで、それらの国は日本を恨んでいることでしょう。

それは違うと思います。

>輸出でしか経済を維持できないいまの体制から脱して、国内需要を活性化して(輸入も増やし)世界経済の発展に寄与する日本に舵を切り替えるべきである。そのようなリーダーシップを発揮できない政府は無策である。
>と、私は考えます。

大賛成です。
無策を通り越して、犯罪でさえあるように思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 馬鹿正直様、こんばんは  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/6(木) 1:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼馬鹿正直さん:
>▼Gokai Sezutomoさん:
>こんな話題になるとGokai Sezutomoさんの出番だと待っていました。
>ニックさんの問題提起に疑問があるのですが、Gokai Sezutomoさんはどうお考えですか。もちろんニックさんにもお答えいただけるとありがたいです。


まずこのような話に詳しいHPアドレスを掲載致しますので一度ご覧下さい。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/47/naruhodo131.htm
http://www.carlos.or.tv/today_jp/ignite_inflation.html
http://www.adpweb.com/eco/eco340.html


以下に主要部分を抜粋いたします。


<ここから>

ところで日本政府が為替介入で米ドルを手に入れても、それで米国債を買う他はない。8,265億ドル(3月末)の外貨準備の大半は、米国債や米国政府系の債券の購入に充てられている。

<中略>

しかし日本政府は、大量に保有している米国債を売却することは不可能である。売却すれば米国債は暴落するし、売却代金を円転すれば、超円高になる。だいたい前段で述べたように、日本政府が保有する米国債はFRBの管理下にあり、勝手に売ることはできない。まるで「火星の土地」を買ったようなものである。当事者達は「いや米国債は利子を生む」と引下がらない。しかしその利息でまた米国債を買っているのだから、火星の土地がさらに増えるだけである。これが使えるようになるのは、おそらく円レートが40円以上にもなって日本の産業が完全に崩壊した後であろう。

<ここまで:アクアデータ企画(株)様HPより一部参照>


以上で何故為替介入した際のドルを円に自由に交換する事が出来ないかがお分かりの事と思います。

そしてこの為替介入の裏には以下のようなおまけがついています。

<ここから>

政府が買ったドルは米国債にバケて、それが米国の財政赤字を埋めている。
そのため、米国の金利上昇は抑えられ、青い目のリスクマネーが日本株に回ってきている。
要するに政府の金が回り回って株価を押し上げている構図なのだが、あざとい小泉政権はここぞとばかり、「景気回復」を大PR。
しかも「為替介入による株高」に昧をしめたのか、円高懸念が遠のいた3月以降も「押し下げ介入」とか言って巨額の円売り・ドル買い介入を続けている。
その結果、政府の外為特会は異常に膨張していて、パチンとはじける寸前なのである。

<ここまで:カルロス・ハッサン氏HPより一部参照>


米国政府にとっては上記の理由で、日本のマネーが米国の赤字を埋めてくれる事になる為何も言うはずがありません(むしろ大歓迎の部分がある)、グリーンスパン議長などは日本の為替介入を批判しています(経済をコントロールしている立場ですから当然ですが)が、「米国政府」としては公式には非難はしていなかったはずです、赤字の解消になる上そのマネーで日本株を買う事が出来るのですから当然の話しですね。


>こんな事を言う経済学者が本当にいるのですか。


経済学者が言っているどころか、実際金の流れがそうなっています、日本が為替介入したお金で米国債を買う、そうやって調達した資金を米国政府は企業にばら撒く、企業はそのお金で日本株等を買う・・・・と言う構図です。

そしてその行為が今各国から批判を浴びています、因みに台湾がドルを大量に持っている理由は日本とさほど変わらない部分があると思います、米国の庇護下にある台湾は、米ドルを保有する事によって米国の下支えをし、それがある為に米国も台湾を庇護すると言う関係になっていると考えます。

台湾が米国にとって何の利益も無い国であるならば、米国が体を張ってまで台湾を中国から守ろうとするはずがありませんし、それは米国の歴史を見ても明らかな事でしょう。

一方何故中国が米ドルを保有しているかといえば、「人質」と表現すれば分かりやすいかもしれません、これを世界にばら撒かれては米国経済が目茶目茶になります、それゆえアメリカは中国にはソ連の時ほどには強気に出る事が出来ません。

こうして見ると経済政策も単独で存在しているのではなく、いろいろな事情が相互に絡み合って関係している事が良く分かると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):馬鹿正直様、こんばんは  ■名前 : 馬鹿正直  ■日付 : 05/1/6(木) 9:50  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:
提供していただいた資料に沿って私なりの解釈を述べてみます。

>
>ところで日本政府が為替介入で米ドルを手に入れても、それで米国債を買う他はない。8,265億ドル(3月末)の外貨準備の大半は、米国債や米国政府系の債券の購入に充てられている。
これは純粋な経済活動です。日本政府の保有する資金を運用しようとしたら米国債、米国政府系債券を購入するしかありません。株や不動産を運用対象にしたらそれこそ非難ごうごうでしょう。

>しかし日本政府は、大量に保有している米国債を売却することは不可能である。売却すれば米国債は暴落するし、売却代金を円転すれば、超円高になる。
まさにこの点で日本は米国債を売るに売れないのです。

>だいたい前段で述べたように、日本政府が保有する米国債はFRBの管理下にあり、勝手に売ることはできない。まるで「火星の土地」を買ったようなものである。当事者達は「いや米国債は利子を生む」と引下がらない。しかしその利息でまた米国債を買っているのだから、火星の土地がさらに増えるだけである。これが使えるようになるのは、おそらく円レートが40円以上にもなって日本の産業が完全に崩壊した後であろう。
>
FRBがどのような制約を課しているのかよく知りませんが、運用を有利にするための制約は一般的に存在します。運用益を最大にするためには満期まで持ち続けるのが一番良い、とのうたい文句で債券を発行するのですから、満期まで持たなかったら不利になるような制約が付くのは普通です。
そもそも為替介入は円高阻止を狙って行われたものです(その可否はともかく)から円高の状況で為替介入で入手したドルを売るのは円高阻止の趣旨から反対の行動になります。だからいま手持ちの米国債を売ると日本国内からの非難が高まります。米国債を売れない制約はその意味では日本にあるのです。
反対にいま円安に向かったとしましょう。US$=¥130(¥140かな)になったら日本政府は手持ちの米国債を売り切るはずです。そして為替差益は日本政府のものになるわけです。つまり日本国民が儲けるわけです。

>しかも「為替介入による株高」に昧をしめたのか、円高懸念が遠のいた3月以降も「押し下げ介入」とか言って巨額の円売り・ドル買い介入を続けている。
3月以降は為替介入していないと理解しているのですが、カルロス・ハッサン氏は何か証拠を提示していましたか。
>
>米国政府にとっては上記の理由で、日本のマネーが米国の赤字を埋めてくれる事になる為何も言うはずがありません(むしろ大歓迎の部分がある)、グリーンスパン議長などは日本の為替介入を批判しています(経済をコントロールしている立場ですから当然ですが)が、「米国政府」としては公式には非難はしていなかったはずです、赤字の解消になる上そのマネーで日本株を買う事が出来るのですから当然の話しですね。
為替介入に対するアメリカの非難はメディアによく取り上げられていましたね。米国政府が介入を歓迎していたと解釈するとしたら具体的にどのような言動からなんでしょうか。「米国政府」としては公式には非難はしていなかったはずです、とのことですが、これを「歓迎」と解釈しますかねえ。

日本政府が為替介入したのは円高阻止のためです。それ以外の目的はありません。結果的に米国債を購入しましたし、それがアメリカの双子の赤字問題の軽減に役に立ったとしても、それは副次的な問題です。円高阻止の目的が達成された段階で介入で手持ちになったドルは売却するはずです。
逆に円高阻止は副次的で、米国の赤字解消が為替介入の真の目的であった、とおっしゃりたいのであればそれなりの説明がほしいところですね。
>

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):馬鹿正直様、こんばんは  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/6(木) 10:02  -------------------------------------------------------------------------
   あなたは説明が欲しいとおっしゃいますが、件のHPを良く読まれましたか?

日本は米国債を買えば儲かると言っていますが、それらの活動による損失などの発表はしていないのです。

ご存知のように為替相場によって利益などは大きく変動してきます。

どうもあなたは純粋に評価をようですが、この辺の説明をあなたは出来ますか?

また米国が自国に利益がある日本の行動を止めさせようと思うわけは有りません、それは在日米軍の維持費支払いを日本が止めようとすれば、それに反対するのと同じです。

相手の言う事を鵜呑みにするのではなく、今までの行動からどのような考えで入るのか認識して頂きたいと思います。

また巨額の為替介入はグリーンスパン氏なども批判しているところです、あなたのは為替介入は評価できるとおっしゃっているようですが、では何故各国が批判し、グリーンスパン氏が批判しているのかご説明できますか?

それはやはり日本の行動が常軌を逸しているからに他ならないのです、私にとってはそれはとても評価できる事ではありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 米国が日本の為替介入を要求?  ■名前 : 馬鹿正直  ■日付 : 05/1/6(木) 13:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:

ざっと目を通してみました。
ニックさんのおっしゃる:−
>国民の税金を使い、米国の為に為替介入を行なった結果がこの数値と言う訳です、米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。
という趣旨の記事はどこにも見当たりません。
具体的にどの記事を指して「米国は自国の$が安くなる事を嫌う為、しきりに日米共同の為替介入と称して日本へ為替相場を維持する為の介入を要求してきます。」と判断されたのですか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 回答です  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/8(土) 7:05  -------------------------------------------------------------------------
   私が説明する前に、rerere様が説明して下さいました、rerere様の投稿をお読みください、それと私が出した質問にもお答えください。

rerere様の投稿に、私の考えも後日付け足させていただきます、それではよろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):回答です − よく分かりません  ■名前 : 馬鹿正直  ■日付 : 05/1/8(土) 9:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:
>私が説明する前に、rerere様が説明して下さいました、rerere様の投稿をお読みください、それと私が出した質問にもお答えください。
>
>rerere様の投稿に、私の考えも後日付け足させていただきます、それではよろしくお願いいたします。

>一年で33兆円のドル買い介入という異常とも言うべき数字。これまでの過去最高額の4倍以上ですが、これがブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだということはどの新聞も書きませんから困ったものです。
この部分が回答という事ですか。
要するに、そのような記事はないがニックさんがそうお考えになった、と解釈しても良いですか。

次にご質問の方ですが、質問内容がよく分かりません。
今一度確認させてください。

>日本は米国債を買えば儲かると言っていますが、それらの活動による損失などの発表はしていないのです。

>ご存知のように為替相場によって利益などは大きく変動してきます。

>どうもあなたは純粋に評価をようですが、この辺の説明をあなたは出来ますか?
ここの質問の意味が分かりません。
米国債を買えば間違いなく利子は稼げます。ただし為替の変動、途中換金のリスクなどで損をする事もあります。
為替相場によって利益などは大きく変動します。
と考えていますが、どの辺の説明をしたら良いのでしょうか。
為替介入については私個人は否定的です。相場を人為的に動かそうとしても(一時的にはともかく)難しいでしょう。円高阻止を狙って巨額介入をした結果思惑通り円高を阻止できたのならともかく、今現在は介入当時よりもさらに円高の状況です。思惑が外れただけではなく、逆に日本政府の手持ちのドルは株の信用取引の買残と同じでいずれ売らなければならないので、更なる円高要因になっています。

>また巨額の為替介入はグリーンスパン氏なども批判しているところです、あなたのは為替介入は評価できるとおっしゃっているようですが、では何故各国が批判し、グリーンスパン氏が批判しているのかご説明できますか?
ここのところの質問もよく分かりません。
説明しましたように私個人は為替介入を評価していませんが、輸出業界などの圧力で政府としては介入に踏み切ったのでしょう。そしてその行為はアメリカからも各国からも非難されています。アメリカが非難するのはよく理解できます。
逆に、アメリカが日本に介入を要求したというのが全く理解できません。

>それはやはり日本の行動が常軌を逸しているからに他ならないのです、私にとってはそれはとても評価できる事ではありません。
日本の行動が常軌を逸している、と私も思います。その日本の行動がアメリカからの要求による、なんて聞いたら腰を抜かします。いったいどこからそのような発想が出てきたのか教えてください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):耐乏して、米国にお金を貸している。  ■名前 : Gokai Sezutomo  ■日付 : 05/1/6(木) 23:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:こんばんは

貴方の感覚は正しいと思います。

日本の庶民は今、耐乏生活に耐えながら、
高い税金や高い社会保障費を払っています。
それなのに何故、アメリカ政府にお金を貸してやってまで、アメリカの好景気を維持させてやらねばならないのか?
アメリカ企業にお金をばら撒いているのと同じだ。
・・・と仰られたい様に思うのですが如何でしょう?

もしそうなら、それは正しい感覚だと思います。
それに、弱い庶民の立場という観点からでも正しいと思います。

平成14年11月末の外貨準備金は4600億ドル、平成16年11月末では8400億ドルですね。
ここ2年間で実に3800億ドルの外貨準備金の増加です。日本円換算で約40兆円の増加です。おそらく殆んどがドル買いなのでしょう?
もしこれがユーロ買いだとしたら、きっとドルは急落したことだと思います。

もし一ドル50円ぐらいになったとしたら、
アメリカは石油の輸入に2倍のドルを支払わなくてはなりません。アメリカの小麦はよく売れて足りなくなり、小麦のドル価格が急騰し、アメリカ国民は高いパンを買わなくてはならなくなるのではないでしょうか?

そうならないのは、日本がドル買い介入をして(=アメリカ政府にお金を貸して)、ドルの価値を買い支えているからに他なりません。

これは、日本国民の現在の生活や未来を犠牲にしています。
本当は日本人は、経済競争力から言って、もっと贅沢が出来るに拘わらず。


>また米国が自国に利益がある日本の行動を止めさせようと思うわけは有りません、それは在日米軍の維持費支払いを日本が止めようとすれば、それに反対するのと同じです。
>
>相手の言う事を鵜呑みにするのではなく、今までの行動からどのような考えで入るのか認識して頂きたいと思います。
>

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Gokai Sezutomo様、こんばんは  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/7(金) 0:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokai Sezutomoさん:
>▼ニックさん:こんばんは
>
>貴方の感覚は正しいと思います。
>
>日本の庶民は今、耐乏生活に耐えながら、
>高い税金や高い社会保障費を払っています。
>それなのに何故、アメリカ政府にお金を貸してやってまで、アメリカの好景気を維持させてやらねばならないのか?
>アメリカ企業にお金をばら撒いているのと同じだ。
>・・・と仰られたい様に思うのですが如何でしょう?
>
>もしそうなら、それは正しい感覚だと思います。
>それに、弱い庶民の立場という観点からでも正しいと思います。
>
>平成14年11月末の外貨準備金は4600億ドル、平成16年11月末では8400億ドルですね。
>ここ2年間で実に3800億ドルの外貨準備金の増加です。日本円換算で約40兆円の増加です。おそらく殆んどがドル買いなのでしょう?
>もしこれがユーロ買いだとしたら、きっとドルは急落したことだと思います。
>
>もし一ドル50円ぐらいになったとしたら、
>アメリカは石油の輸入に2倍のドルを支払わなくてはなりません。アメリカの小麦はよく売れて足りなくなり、小麦のドル価格が急騰し、アメリカ国民は高いパンを買わなくてはならなくなるのではないでしょうか?
>
>そうならないのは、日本がドル買い介入をして(=アメリカ政府にお金を貸して)、ドルの価値を買い支えているからに他なりません。
>
>これは、日本国民の現在の生活や未来を犠牲にしています。
>本当は日本人は、経済競争力から言って、もっと贅沢が出来るに拘わらず。
>
>
>>また米国が自国に利益がある日本の行動を止めさせようと思うわけは有りません、それは在日米軍の維持費支払いを日本が止めようとすれば、それに反対するのと同じです。
>>
>>相手の言う事を鵜呑みにするのではなく、今までの行動からどのような考えで入るのか認識して頂きたいと思います。
>>


まさに私の言いたい事を代弁して下さいました、有難うございます。

正直為替介入が超インフレを招く、いや、そんなことは無い等の意見が専門家より多数出ていますが、私はそのレベルにまでなるとGokai Sezutomo様ほどの知識はありませんので、どちらが正しいとも決めかねてしまいます。

ですが、政府の行動や米国の行動原則、また政府の説明責任を果たしていない態度を見るに、Gokai Sezutomo様のご指摘された点が非常に疑問に思えてくるのです。

馬鹿正直様のご質問の回答を書き込むにはもう遅いので、明日の夜にでも書かせて頂くとします。

Gokai Sezutomo様の的を射た表現に感謝しつつ今日は寝る事にします、おやすみなさい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ニック様、こんばんは  ■名前 : Gokai Sezutomo  ■日付 : 05/1/8(土) 0:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:こんばんは

>まさに私の言いたい事を代弁して下さいました、有難うございます。
>ですが、政府の行動や米国の行動原則、また政府の説明責任を果たしていない態度を見るに、Gokai Sezutomo様のご指摘された点が非常に疑問に思えてくるのです。
>

老人党本来の姿である、日本のために何が出来るかを考える。

ニックさんはそれをしようと、されておられる。
私はそういう姿に共感を覚えます。
様々なことへの問題定義に是非、頑張って下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Gokai Sezutomo様、おはよう御座います  ■名前 : ニック  ■日付 : 05/1/8(土) 7:03  -------------------------------------------------------------------------
   ご理解有難う御座います、経済の視点ではまだまだ未熟な部分もありますが、これからも色々お教えいただければと思います。

最近は少しずつ管理人諸氏の努力により掲示板が良い方向へ向かっているようですが、まだまだ政府の問題点の提示投稿が少ないように思われますので、気が付く範囲でこれからも投稿していきたいと思います、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):耐乏して、米国にお金を貸している。  ■名前 : rerere  ■日付 : 05/1/8(土) 0:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokai Sezutomoさん:こんばんは

>貴方の感覚は正しいと思います。
>
>日本の庶民は今、耐乏生活に耐えながら、
>高い税金や高い社会保障費を払っています。
>それなのに何故、アメリカ政府にお金を貸してやってまで、アメリカの好景気を維持させてやらねばならないのか?
>アメリカ企業にお金をばら撒いているのと同じだ。
>・・・と仰られたい様に思うのですが如何でしょう?
>
>もしそうなら、それは正しい感覚だと思います。
>それに、弱い庶民の立場という観点からでも正しいと思います。
>
>平成14年11月末の外貨準備金は4600億ドル、平成16年11月末では8400億ドルですね。
>ここ2年間で実に3800億ドルの外貨準備金の増加です。日本円換算で約40兆円の増加です。おそらく殆んどがドル買いなのでしょう?
>もしこれがユーロ買いだとしたら、きっとドルは急落したことだと思います。

一年で33兆円のドル買い介入という異常とも言うべき数字。これまでの過去最高額の4倍以上ですが、これがブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだということはどの新聞も書きませんから困ったものです。

>もし一ドル50円ぐらいになったとしたら、
>アメリカは石油の輸入に2倍のドルを支払わなくてはなりません。アメリカの小麦はよく売れて足りなくなり、小麦のドル価格が急騰し、アメリカ国民は高いパンを買わなくてはならなくなるのではないでしょうか?
>
石油に関してはドルでの取引ですからドル安で価格が二倍になることはないと考えます。それが基軸通貨の強味で石油の需要が一定ならドル価格を一定にすることができるのです。ドル安の場合は他の通貨での石油価格は結果として下がります。イラク戦争とは石油の利権確保とドル基軸の維持といわれています。フセインが石油をユーロで取引しようとしたので、この流れをどうしても止めるために起こしたものと考えます。ブッシュの言う強いドル政策とはこのことを指すのではないかと思っています。

>そうならないのは、日本がドル買い介入をして(=アメリカ政府にお金を貸して)、ドルの価値を買い支えているからに他なりません。
>
>これは、日本国民の現在の生活や未来を犠牲にしています。
>本当は日本人は、経済競争力から言って、もっと贅沢が出来るに拘わらず。
>
アメリカの減税を支え、日本は増税。日本人の生活を犠牲にして成り立っている事実についてどれほどの国民が知っているだろうか。アメリカだけに限らず、どの国に対しても自国を守る気がないものは取られっぱなしだと思うのですが如何でしょうか。(戦争をしろと言っているのではありません。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):耐乏して、米国にお金を貸している。  ■名前 : Gokai Sezutomo  ■日付 : 05/1/8(土) 20:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼rerereさん:こんにちは

>一年で33兆円のドル買い介入という異常とも言うべき数字。これまでの過去最高額の4倍以上ですが、これがブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだということはどの新聞も書きませんから困ったものです。
>
私もそう思います。おそらく、割り当てなのでしょう。
それとニックさんの示されたURLにもあったように、
外資による日本企業買いの為に、円を安く調達させた。
そして想像ですが、国内で企業が業績を上げられなかったので、海外で稼いだお金の円転換が多かったのかもと思ったりしていますが、どうでしょうか?


>石油に関してはドルでの取引ですからドル安で価格が二倍になることはないと考えます。それが基軸通貨の強味で石油の需要が一定ならドル価格を一定にすることができるのです。ドル安の場合は他の通貨での石油価格は結果として下がります。イラク戦争とは石油の利権確保とドル基軸の維持といわれています。フセインが石油をユーロで取引しようとしたので、この流れをどうしても止めるために起こしたものと考えます。ブッシュの言う強いドル政策とはこのことを指すのではないかと思っています。
>
原油がドル建てであったのを失念しておりました。誤りを訂正できないままで流れるところでした。ご指摘有難うございます。


>>そうならないのは、日本がドル買い介入をして(=アメリカ政府にお金を貸して)、ドルの価値を買い支えているからに他なりません。
>>
>>これは、日本国民の現在の生活や未来を犠牲にしています。
>>本当は日本人は、経済競争力から言って、もっと贅沢が出来るに拘わらず。
>>
>アメリカの減税を支え、日本は増税。日本人の生活を犠牲にして成り立っている事実についてどれほどの国民が知っているだろうか。アメリカだけに限らず、どの国に対しても自国を守る気がないものは取られっぱなしだと思うのですが如何でしょうか。(戦争をしろと言っているのではありません。)

米国や中国を強国と想定して、
力の弱い者(国)が強い者(国)を戒めるための方策は、
まずは、弱い者同士で団結することですが、マハティール元首相は日本にそれを言いたいのではないかと思います。

日本の政治家達はそんな常道にも気付かぬのかもしれません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):耐乏して、米国にお金を貸している。  ■名前 : rerere  ■日付 : 05/1/9(日) 10:34  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Gokai Sezutomoさん:

>それとニックさんの示されたURLにもあったように、
>外資による日本企業買いの為に、円を安く調達させた。

ドル介入で生じた円資金で日本企業の株の買いを促進しました。外資に買われるための資金を提供するなら日本政府が直接株を買えばいいと思うのです。

>そして想像ですが、国内で企業が業績を上げられなかったので、海外で稼いだお金の円転換が多かったのかもと思ったりしていますが、どうでしょうか?
>
そういう影響もあるかもしれません。最近では海外で稼いだ外貨は円転しないでそのまま海外で再投資するケースもかなり増えていると聞きます。

>原油がドル建てであったのを失念しておりました。誤りを訂正できないままで流れるところでした。ご指摘有難うございます。
>
失礼しました。私の考えではアメリカはここまで赤字を膨らませてしまった対策をドルの基軸を守ることでなんとかその価値を保とうと考えているのではないかとおもうのです。

>米国や中国を強国と想定して、
>力の弱い者(国)が強い者(国)を戒めるための方策は、
>まずは、弱い者同士で団結することですが、マハティール元首相は日本にそれを言いたいのではないかと思います。
>
アジア通貨危機のときIMFのやり方とは全く違ったやり方で再建を果たしたマハティール元首相は日本をみて歯がゆい思いをされているのでしょう。日本には、仰るようなアジアで団結するリーダーシップを取って欲しいのだと思います。

>日本の政治家達はそんな常道にも気付かぬのかもしれません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 横レスにて、再反論 その1  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/6(木) 12:59  -------------------------------------------------------------------------
   ニックさん、こんにちは。

私の反論のほとんどは馬鹿正直さんに書いて頂きました。
その部分を割愛して馬鹿正直さんが触れられていない点について反論させて頂きます。

>経済学者が言っているどころか、実際金の流れがそうなっています、日本が為替介入したお金で米国債を買う、そうやって調達した資金を米国政府は企業にばら撒く、企業はそのお金で日本株等を買う・・・・と言う構図です。

米国債は、ほとんどの場合米国機関投資家から購入されています。米政府から直接買っているわけではありません。つまり市場のメカニズムが働くということ。

まず、日銀が政府代理人として「政府短期債権(三ヶ月)」を市中銀行に売って「介入資金(日本円)」を得ます。

次にこの資金を使って為替介入し、円を売り米ドルを得ます。

この米ドルを使って、米国債や政府系債権を米国債権市場で買いつけて保有します。
これは、介入で得た米ドル資金を米国債に投資して「金利」を得るということで、日本政府が米国債権市場における「機関投資家」であるということです。

こういった流れで、お金は流れていきます。

国債を発行して資金を得た「米連邦政府」は、これを年次予算等に使います。
当然、米国企業からの政府調達資金として使われますが、これも「商行為」すなわち連邦政府に品物やサービスを提供して、代金を支払って貰うということ。また、連邦福祉予算にも使われます。

これは日本政府が国債を発行して資金を得ているのとまったく同じです。

どこが米企業に対する「ばら蒔き」なんでしょうか。

さて、十年満期の米国債の表面利率は4.5%程度です。
つまり米国債の保有により日本政府は利息を得られるということですね、そしてその資金を調達するには金利を支払わなければならないということ。 現在はただみたいな金利で資金を調達出来ていますが、三ヶ月ごとに金利を支払って「借り換えて」いるわけですから、長く保有すればするほど「含み損」が増えていくことになります。
また、景気が本格上昇の局面を迎えると当然金利は高くなりますから要注意です。

米国債を保有することで得られる金利を資金調達コストが上回る「逆ざや」が税金で贖われる可能性があるということです。 政府日銀筋は米国債保有により得られる金利は約二十八兆円であると言っていますが、現在の短期金利から、資金調達コストは得られる金利を八兆円ほど上回ると指摘するエコノミストもいます。

重要な点は、政府の介入とはいえ、その行為の実態は「商行為」であるという点です。 従って、売ることが出来ないのは日本の事情を理由とします。

逆に円安が進めば「商行為」としての条件が整うことになり、売って【利益】を得ることも可能だということになります。

さて、グリーンスパンFRB議長はもともと「小さな政府論者」なのです。
経済への政府の関与は、最小限に止めるべきだとの自論を持つ人なのです。

彼の発言を直訳すると

「日本経済の状況から考えて、【現在の規模】での【継続的】な為替市場介入は、日本の金融政策上必要でない【段階に近づいている。】」

これは、2004/3/2の講演で述べられています。
この発言と彼の通貨政策についてのポリシーを考えれば、批判したというより「限度に近づいている」と警告したと捉えるべきでしょう。
政府日銀による過度な米国債の保有は米経済での潜在リスクを増すとの判断でしょう。

現実に、政府日銀の為替介入は3/16を最後に行われていません。

欧州の通貨当局は「EURO高」を甘んじて耐えてきたという経緯があります。

【批判的な態度】であることは確かでした。
これは対ドル相場というより、2003年当初に政府日銀が【EURO買い円売り】という形で「為替介入」したことに対する反発と捉えるべきです。

どちらも政府日銀の通貨政策の基本を批判したものではないと捉えるべきです。

続きます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 横レスにて、再反論 その2  ■名前 : 退役軍人  ■日付 : 05/1/6(木) 13:16  -------------------------------------------------------------------------
   続きです。

>そしてその行為が今各国から批判を浴びています、因みに台湾がドルを大量に持っている理由は日本とさほど変わらない部分があると思います、米国の庇護下にある台湾は、米ドルを保有する事によって米国の下支えをし、それがある為に米国も台湾を庇護すると言う関係になっていると考えます。
>台湾が米国にとって何の利益も無い国であるならば、米国が体を張ってまで台湾を中国から守ろうとするはずがありませんし、それは米国の歴史を見ても明らかな事でしょう。

台湾が世界のPCデバイス市場に持つシェアを考えるべきです。
ちなみに日本で販売されているパソコンに使われているマザーボートや電源、さらにはDVD等のメディアドライブ等のコンポーネントは70%程度「台湾製」ってご存じでしたか。

また、台湾資本が中国本土に投資して中国で生産しているコンポーネントも含めるともっと高いシェアとなるでしょうね。

つまり実体経済に外貨準備高上昇の根本的理由があるということです。
これは日本でも同じですよ。
こういった実体経済の力がなければ米国債なんて買う資金すら調達出来ないでしょうに。

>一方何故中国が米ドルを保有しているかといえば、「人質」と表現すれば分かりやすいかもしれません、これを世界にばら撒かれては米国経済が目茶目茶になります、それゆえアメリカは中国にはソ連の時ほどには強気に出る事が出来ません。

またぁ、無理やり【政治的意志】や【安全保障政策】に、こじつけてる。(笑

米国経済が目茶苦茶になると壊滅的打撃を被るのは中国ですよ。
外資と生産技術を「安い労働力」で呼び込んで、成長を維持している中国。
つまり自力ではなく、いまだに他力本願での経済発展が実態の中国。

米国経済が無茶苦茶になってしまった場合の自国経済への影響は日本の比じゃあありませんよ。

景気が悪くなって消費者心理が冷え込んだら、真っ先に買い控えるのが「中国輸出主力」の軽工業製品であることを知るべきです。

米国や日本さらには欧州の購買力が中国経済を支えている現実が存在します。
従って、労働集約型の産業構造から脱しきれていない中国にとって「中国企業の対外競争力」を維持することが至上命題なのです。

内需への転換に失敗して、中国の携帯電話機在庫はなんと日本の総加入者数を凌駕する7,000万台。

ローン破綻者の増大による個人ローン金利の上昇から自動車の販売不振。
とうとうトヨタも生産調整に踏み切るとみられていますし、主力のカローラの販売価格も引き下げた。

また、民工と呼ばれる季節労働者による騒乱(雇用条件への不満爆発)の頻発。
こういった事象を冷静に見れば、中国の経済発展がいかに【いびつな形】で進んでいるか一目瞭然です。

経済の相互依存ってのがどういうことなのかご理解されていないようですね。

>こうして見ると経済政策も単独で存在しているのではなく、いろいろな事情が相互に絡み合って関係している事が良く分かると思います。

仰る通りですが、視点に平衡を欠き非論理的であると指摘しておきます。

失礼しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):敗戦焼け野原から現在に至った「現実」  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/1/5(水) 14:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ニックさん:
こんにちわ!

ニックさんの設問の趣旨は概ね、理解させて頂いており否定・
反論する立場にはたちませんが・・、、

日本経済が敗戦後の焼け野原・無一文状態から立ち直った経緯
について考えてみますと、朝鮮戦争特需・ベトナム戦争・
冷戦の東西対立などの影響下にあって、・・
・【日本はUSドル経済圏】の一員としての存在から

アメリカは日本に対して投資に加えて市場を常に解放してくれて
た事・新しい技術の提供も含めて・・
日本の役割を評価し利用してきたことも否定できない現実です。

日本も米ドル経済圏に存在してるかぎりは・・、仰有ってる事及び
ご指摘の矛盾はあっても鷹揚に容認せざるを得ない現実があります。

ドルの価値を維持すること、アメリカ経済への協力・・
(これは必ずしも一方的なことでなくギブ&テイクでもある)
・・も日本の国益に沿ってることと考えられます・・。

・仮に今の小泉政権ならずとも・他の政党が政権をとっても
「この面」で政策選択の幅は広いものになり得ないと思います。

経済に関しては例え・諸々も矛盾があったとしても現状容認が
「私の考え方です。」

因みに取り上げられてるドル準備高の数字にしても・・
各国の経済規模からみると中国・台湾の数字は大きいですね。

米ドル経済圏へ参加してることを考えると趨勢としての現実では
ないか・・と、思われます。

只・・願わくば日本政府として日本国民の生活向上に役立つ
経済政策を遂行して欲しいと思いますが、

それには庶民にとっての【高コスト体質】からの脱却です。
その最大の要因は行政コストにまつわるもので先進諸外国から
比べても問題は少なくありません。

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