Page 2270 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼日本政府の為替介入はアメリカへの資金負担? 馬鹿正直 05/1/9(日) 18:34 ┣Re(1):日本政府の為替介入はアメリカへの資金負担? 北の老兵 05/1/9(日) 19:18 ┃ ┗Re(2):日本政府の為替介入はアメリカへの資金負担? 馬鹿正直 05/1/9(日) 20:18 ┣Re(1):日本政府の為替介入はアメリカへの資金負担? Gokai Sezutomo 05/1/9(日) 23:06 ┣Re(1):日本政府の為替介入はアメリカへの資金負担? rerere 05/1/10(月) 0:25 ┣2004年まで9年間の日本の経常黒字は111兆円 馬鹿正直 05/1/10(月) 17:17 ┃ ┣Re(1):2004年まで9年間の日本の経常黒字は111兆円 健太郎 05/1/10(月) 19:28 ┃ ┃ ┗外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/10(月) 20:48 ┃ ┃ ┗Re(1):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/10(月) 22:38 ┃ ┃ ┗Re(2):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/10(月) 23:29 ┃ ┃ ┗Re(3):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/11(火) 8:16 ┃ ┃ ┗Re(4):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/11(火) 11:04 ┃ ┃ ┗Re(5):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/12(水) 0:47 ┃ ┃ ┗Re(6):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/12(水) 13:46 ┃ ┃ ┗Re(7):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/13(木) 2:03 ┃ ┃ ┣Re(8):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/13(木) 7:59 ┃ ┃ ┗Re(8):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/13(木) 10:26 ┃ ┃ ┗Re(9):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/14(金) 0:51 ┃ ┃ ┗Re(10):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/14(金) 10:15 ┃ ┃ ┣Re(11):外貨準備高の運用先 若輩老人 05/1/14(金) 18:43 ┃ ┃ ┃ ┣自分の考えを表明するのは自由です 馬鹿正直 05/1/14(金) 19:49 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):自分の考えを表明するのは自由です とうろう 05/1/14(金) 20:44 ┃ ┃ ┃ ┗Re(12):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/14(金) 22:34 ┃ ┃ ┃ ┗Re(13):外貨準備高の運用先 若輩老人 05/1/14(金) 22:47 ┃ ┃ ┃ ┗Re(14):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/14(金) 23:08 ┃ ┃ ┃ ┗Re(15):外貨準備高の運用先 若輩老人 05/1/14(金) 23:48 ┃ ┃ ┗Re(11):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/15(土) 2:03 ┃ ┃ ┣Re(12):外貨準備高の運用先/失礼しました とうろう 05/1/15(土) 11:56 ┃ ┃ ┗Re(12):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/15(土) 12:24 ┃ ┃ ┗Re(13):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/15(土) 21:51 ┃ ┃ ┗Re(14):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/16(日) 9:04 ┃ ┃ ┗Re(15):外貨準備高の運用先 健太郎 05/1/16(日) 15:56 ┃ ┃ ┗Re(16):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/16(日) 18:38 ┃ ┃ ┗Re(17):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/16(日) 21:32 ┃ ┃ ┣Re(18):外貨準備高の運用先 とうろう 05/1/16(日) 22:41 ┃ ┃ ┃ ┗Re(19):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/17(月) 21:33 ┃ ┃ ┗Re(18):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/17(月) 11:19 ┃ ┃ ┗Re(19):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/17(月) 23:01 ┃ ┃ ┗Re(20):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/18(火) 9:53 ┃ ┃ ┣Re(21):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/18(火) 15:01 ┃ ┃ ┗Re(21):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/18(火) 21:07 ┃ ┃ ┗Re(22):外貨準備高の運用先 馬鹿正直 05/1/18(火) 23:44 ┃ ┃ ┗Re(23):外貨準備高の運用先 Gokai Sezutomo 05/1/19(水) 0:32 ┃ ┃ ┗円安か、円高か、それが問題だ 馬鹿正直 05/1/19(水) 9:46 ┃ ┃ ┗Re(1):円安か、円高か、それが問題だ Gokai Sezutomo 05/1/19(水) 11:44 ┃ ┃ ┗Re(2):円安か、円高か、それが問題だ 北の老兵 05/1/19(水) 12:48 ┃ ┃ ┗Re(3):円安か、円高か、それが問題だ 馬鹿正直 05/1/19(水) 16:07 ┃ ┃ ┗Re(4):円安か、円高か、それが問題だ とうろう 05/1/19(水) 16:37 ┃ ┗Re(1):2004年まで9年間の日本の経常黒字は111兆円 Gokai Sezutomo 05/1/10(月) 20:55 ┗あなたは何がおっしゃりたいのでしょうか? ニック 05/1/11(火) 12:52 ┗わからないのが不思議! しげちよ 05/1/11(火) 13:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 日本政府の為替介入はアメリカへの資金負担? ■名前 : 馬鹿正直 ■日付 : 05/1/9(日) 18:34 -------------------------------------------------------------------------
【39184】異常な外貨準備高と政治の無策ぶり のスレッドに返事をしようとしましたが50を超えているとして、エラーになりましたので、ここに続けます。 ▼Gokai Sezutomoさん: ▼ニックさん ▼rerereさん: お三方へお伺いします。 >一年で33兆円のドル買い介入という異常とも言うべき数字。これまでの過去最高額の4倍以上ですが、これがブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだということはどの新聞も書きませんから困ったものです。 この部分の記述です。 お三方ともこの記述に賛同されておられると理解しています。 私はそうではなく、日本政府の為替介入は日本の輸出企業を護るために円高阻止を狙った純粋な経済行為と理解しています。そして為替介入そのものはアメリカを始め各国から非難されています。 お三方は円高阻止が狙いではなく、ブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだとお考えになっているのですが、その根拠をお伺いしたいのです。私には非常に目新しい見方なので、是非その根拠を勉強したいのです。 私が純粋な経済行為と判断する理由は単純です。日本政府の円高阻止の思惑が成就し、US$=¥130(あるいは¥140)になれば為替介入で得たUS$は手放すはずだと考えるからです。 > >貴方の感覚は正しいと思います。 感覚的にそう感じておられるのであれば、私には特に反論する根拠はありません。 |
馬鹿正直さん 横から失礼します。為替介入はあなたのおっしゃる通り、円高阻止が狙いだと思いますが、結果論としてアメリカ経済を下支えする事になっているのではないでしょうか? アメリカのボロ国債を買ってかろうじて円安を維持していますが、まさに無間地獄に陥ったも同然。そのツケは全て国民に廻ってくることだけは間違いありません。 私は1ドル130円〜140円はおそらくならないだろうと思います。今やドルは紙切れ同然ですよ。よってアメリカ国債を手放す場面は期待薄と見ています。 この状態を少しでも改善したいのであれば、内需を拡大するしかないでしょう。そのためには、郵政民営化等のくだらない事に現を抜かすより、景気回復に真剣に取り組むべきなのです。 どっちにしても小泉政権のうちは実現不可能でしょう。日本は滝つぼにまっしぐら向かっています。それまで気がつかないほど日本人はノー天気になってしまいました。 |
▼北の老兵さん: > >横から失礼します。為替介入はあなたのおっしゃる通り、円高阻止が狙いだと思いますが、結果論としてアメリカ経済を下支えする事になっているのではないでしょうか? 「結果論」としてアメリカ経済を下支えしている「かも」しれないことは私も認めています。このお三方は「結果的に」ではなく、当初から意識的にブッシュに割り当てさせられたとおっしゃっているのです。 その違いはご理解いただけますか? 私はその違いにこだわっています。 >私は1ドル130円〜140円はおそらくならないだろうと思います。今やドルは紙切れ同然ですよ。よってアメリカ国債を手放す場面は期待薄と見ています。 過去為替相場を言い当てた人や機関はありません。 当面US$が弱含みだろうとの観測が主流ですが、では今の相場(US$=¥104.75)がこの1年どのように動くと確信されますか。 参考までに過去10年の為替の動きをたどってみました。 95年4月 ¥79.75 98年8月 ¥147.63 00年1月 ¥101.21 02年1月 ¥135.16 04年12月 ¥101.82 以上です。 ¥79.75 − ¥147.63は現実に存在した相場です。 繰り返しますが、過去、世界で為替のポジションを言い当てた人も機関も国家もありません。 > >この状態を少しでも改善したいのであれば、内需を拡大するしかないでしょう。 同意します。 > |
▼馬鹿正直さん:こんにちは、返信有難うございます。 必要以上の為替介入はアメリカの、アフガン&イラク戦費によるドル急落を支えるためとの推測です。 以前にも書きましたが、ドル急落となると、アメリカ国内のインフレが予想されます。そうすると政治的に、戦争継続が不可能となり、アフガン、イラク支配は不成功になると思います。 つまり、日本による通常とは異なる、巨額の為替介入は、間接的に、戦争継続を支援することになっています。 これぐらいのロジックは、金融の本当のプロなら解かる筈だとの憶測に基づいて、「割り当て」と云われたのを支持しました。 ご了解くだされば幸いです。 尚、輸出企業を守る方法は、為替介入だけではなく、 北の老兵さんのご指摘のように、内需拡大という方法があります。 この方法は、国民に、税率や社会保障の負担を下げられる方法でもあります。 日本は経常貿易黒字国家でありますから、この方法が容易に行えます。 それにも拘らずそれを行わない、国民にそれを知らしめないとは一体どうした事でしょう。 マスコミの報道によって、一般の人々は、為替介入が、純粋な経済活動だと思われていることだと思います。 >私はそうではなく、日本政府の為替介入は日本の輸出企業を護るために円高阻止を狙った純粋な経済行為と理解しています。そして為替介入そのものはアメリカを始め各国から非難されています。 > >お三方は円高阻止が狙いではなく、ブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだとお考えになっているのですが、その根拠をお伺いしたいのです。私には非常に目新しい見方なので、是非その根拠を勉強したいのです。 |
▼馬鹿正直さん:こんばんは > >お三方へお伺いします。 >>一年で33兆円のドル買い介入という異常とも言うべき数字。これまでの過去最高額の4倍以上ですが、これがブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだということはどの新聞も書きませんから困ったものです。 > >この部分の記述です。 >お三方ともこの記述に賛同されておられると理解しています。 >私はそうではなく、日本政府の為替介入は日本の輸出企業を護るために円高阻止を狙った純粋な経済行為と理解しています。そして為替介入そのものはアメリカを始め各国から非難されています。 > 表向きは日本企業の輸出を助けるためと報道されています。一昨年の例をあげると120円くらいから115円に至る間とそれから103円に至る過程で大量の介入をしています。115円を死守しないと輸出企業が大変だからどうしても大量の介入が必要だと言っていました。だとすれば今は輸出業者にとって104円というとんでもない円高ですが、去年の三月あたりから目立つような介入を全くしていません。そしてアメリカにとって必要だったことはイラク戦争の戦費と減税を支えるための大量の資金です。これらは状況証拠といえばそれまでですが、毎日の値動きを見ていると極めて信憑性が高く、また金融のプロの多くが常識のように言っていることなのでそのように書きました。 >お三方は円高阻止が狙いではなく、ブッシュの減税とイラク戦争のための日本への割り当てだとお考えになっているのですが、その根拠をお伺いしたいのです。私には非常に目新しい見方なので、是非その根拠を勉強したいのです。 >私が純粋な経済行為と判断する理由は単純です。日本政府の円高阻止の思惑が成就し、US$=¥130(あるいは¥140)になれば為替介入で得たUS$は手放すはずだと考えるからです。 かつて橋本元首相がアメリカで米国債を売りたい衝動に駆られたと発言した所、それならアメリカにある日本の資産は凍結するぞと脅されて半べそかいて帰ってきたことがありました。日本が米国債を大量に売ったという記憶が私にはないのですが、記憶違いでしょうか。最近では2002年の三月ごろ134円という高値をつけていましたがそのときも全く売っていないはずです。 参考までにこんなことがいろんな所で書かれているのですが、信じられないことかもしれません。 No280号 (平成16年12月6日) 日銀の量的緩和と為替介入がアメリカをリセッションから救った また介入するか? http://www.chokugen.com/opinion/opi-index.htm |
外務省ホームページ -経済情報- で調べてみました。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ecodata/currentaccount.html 1996年から2004年まで9年間の日本の経常収支黒字額は合計US$1,011,500,000,000でした。$=¥110で換算すると、ざっと111兆2650億円が積み上がった計算になります。 わが国では、外貨の大部分が米財務省証券に投資されているらしいので、為替介入で20兆円、30兆円云々の話ではなく、もっとでっかい金が米国債に置き換わっているという事です。 何故日本の外貨の運用先が米財務省証券だけなのか、よく知りたいところです。たとえばユーロ圏との取引が黒字になってユーロが積み上がった場合、政府、日銀はどこに運用先を見つけるのでしょうか。 。 |
▼馬鹿正直さんへ 皆さん、こんばんわ。 日銀の為替介入は、日本と米国の大きな関わりを感じます。 >1996年から2004年まで9年間の日本の経常収支黒字額は合計US$1,011,500,000,000でした。$=¥110で換算すると、ざっと111兆2650億円が積み上がった計算になります。 >わが国では、外貨の大部分が米財務省証券に投資されているらしいので、為替介入で20兆円、30兆円云々の話ではなく、もっとでっかい金が米国債に置き換わっているという事です。 > >何故日本の外貨の運用先が米財務省証券だけなのか、よく知りたいところです。たとえばユーロ圏との取引が黒字になってユーロが積み上がった場合、政府、日銀はどこに運用先を見つけるのでしょうか。 私が若い頃勉強したときは、介入した資金は、粛々と、市場に戻していく。と習いましたが、今は全くその知識が通用しない状態です。 介入事態は、日本の輸出関連企業の保護が、目的と思いますが、買ったドルが、ほとんど「アメリカ国債を買わされている。」ここが、問題です。 イラク戦後、どんどん円高がすすんでいます。円高というよりも、ドル安でしょう。ドル安のアメリカ国際を買わされ、自分の自由にならないところがアメリカ経済を下支えしている。 つまり、イラク戦費を側面から日本が支えているといわれる所以でしょう。 税収が、42,3兆円の国が、赤字国債を35,6兆円程発行し、又これほど多額のアメリカ国際を買っている。(買わされている) 本来、日銀の介入した資金は、運用するためのモノではなく、市場に静かに、戻していくモノなのですが。ユーロに介入しなければならないような時は、日銀は、基本原則どおりにすると思います。 為替の流れにブレーキをかけたり、時には、反転させたりもしましたが、今、イラク戦がこのような状態では、介入は、焼け石に水でしょう。 > > >。 |
▼健太郎さん: ご存知なら教えてほしいのです。 知りたいのは2点です。 1.経常収支と外貨準備高の違い 経常収支で黒字になるとは民間企業が行う貿易、サービス、あるいは利息などのやり取りで黒字になる事ですが、その黒字(US$建て)はそのまま外貨準備高となるのですか。民間企業が輸出代金をUS$建てで受け取った場合、a.円に交換する b.US$のまま外為口座で保有する、の二通りがあります。いずれの場合でもその企業の取引銀行がUS$を持つ事になるのですが、その取引銀行が独自で手持ちのUS$を運用する事はないのでしょうか。そうできるのであれば日銀も日本政府もそのUS$には関与しない(関与できない)ことになり、外貨準備高(政府、日銀が保有している外貨)には積みあがらないことになります。 つまり、経常収支と外貨準備高はまったく別物となります。 私が調べた範囲では、どうもそんな風にならず、都市銀行が持っているUS$もすべて日銀の関与対象となる、との印象を受けました。経常収支と外貨準備高は密接に関連している、との印象を受けました。外為法などの法律で民間の銀行は外貨の運用が出来ない仕組みになっているのでしょか。 2.政府、日銀保有の外貨(これを外貨準備高というらしいのですが)を運用するのがなぜ米財務省証券だけなのでしょうか。リスクの取れない金ですから、アメリカの株や不動産を運用先として選ぶのは問題があるのは分かります。それにしても、もっと選択の余地があるのではないでしょうか。 例えば、何らかの理由でアメリカ政府が日本円を保有したとしましょう。そしてその日本円を運用する場合、日本政府が発行する国債しか選択はないのでしょうか。そのような国際的な取り決めがあるのでしょうか。 「アメリカ国債を買わされている。」のではなく、アメリカ国債を買う以外に選択の余地がない、と私は理解しているのです。 日本政府、日銀が手持ちの外貨を運用する対象としてアメリカ国債を買う以外に何か別の運用対象は存在するのでしょうか。 |
▼馬鹿正直さんへ > >1.経常収支と外貨準備高の違い 私は、経常収支と外貨準備高は当然「違う」という認識です。 経常収支は、企業が国際収支のなかで貿易収支等での、黒字、赤字の数字という 認識です。 外貨準備高は、政府日銀が為替介入の準備資金と受け止めております。 馬鹿正直さんのおっしゃるように、企業が貿易で、米ドル決済したドルを、円高を、見計らって円に替えます。 ドルで持つ場合も、あるでしょうが、それ程多くの額とは思いません。 ドルを持つ企業は、輸出関連企業と、輸入関連企業に大きく分かれると思いますが、むしろ、輸入関連企業の方がドルを持つ、可能性が強いと思います。 又、外国からの購入資金として、ドルが必要だからです。 都市銀行と、日銀の関係は、貴殿のおっしゃるとおり、経常収支が黒字の企業から預けられたのお金は、(米ドル)は、日銀へ預けられると、外貨準備高に組み入れられることは、これも当然のことと受け止めております。 > >2.政府、日銀保有の外貨(これを外貨準備高というらしいのですが)を運用するのがなぜ米財務省証券だけなのでしょうか。リスクの取れない金ですから、アメリカの株や不動産を運用先として選ぶのは問題があるのは分かります。それにしても、もっと選択の余地があるのではないでしょうか。 >例えば、何らかの理由でアメリカ政府が日本円を保有したとしましょう。そしてその日本円を運用する場合、日本政府が発行する国債しか選択はないのでしょうか。そのような国際的な取り決めがあるのでしょうか。 >「アメリカ国債を買わされている。」のではなく、アメリカ国債を買う以外に選択の余地がない、と私は理解しているのです。 >日本政府、日銀が手持ちの外貨を運用する対象としてアメリカ国債を買う以外に何か別の運用対象は存在するのでしょうか。 私は、こちらの方が大きな問題を抱えている、と思います。 私と貴殿の大きな認識に違いがあるからです。「運用」ということです。 政府日銀は、金儲けの為の存在ではありません。 日本は、アメリカの国債の最大の受け皿です。これが、円で、戻ってくる保証がないのです。紙くずになる可能性があるからです。 日本でも、「インフレターゲット」という言葉が、使われた時期がありましたが、アメリカが、インフレになる、あるいは、インフレにする、可能性が多分にあるからです。 米ドルの大幅な下落です。それが、解っていても、米国債を買わなければならない、「買わされている」と、言っているのです。 為替介入したドルは、静かに静かに、市場に戻す。 この基本が、守れない状況は、完璧なアブノーマル(異常)な、状態です。 |
▼健太郎さん: 早々の回答ありがとうございます。 今一度確認させてください。 >>1.経常収支と外貨準備高の違い > >私は、経常収支と外貨準備高は当然「違う」という認識です。 >経常収支は、企業が国際収支のなかで貿易収支等での、黒字、赤字の数字という >認識です。 >外貨準備高は、政府日銀が為替介入の準備資金と受け止めております。 >馬鹿正直さんのおっしゃるように、企業が貿易で、米ドル決済したドルを、円高を、見計らって円に替えます。 >ドルで持つ場合も、あるでしょうが、それ程多くの額とは思いません。 ここの部分です。 企業は米ドル決済したドルを円に替えたり、ドルで持ったりしますね。その企業の取引銀行から見た場合、企業が円に替えてもドルで持ったりしても、銀行がドルを持つわけです。(企業に円を渡し、銀行がドルを持つ場合と、企業がドルを保持し、銀行がそのドルを預かる場合がありますが、いずれにしろ銀行がドルを持ちます) 私の質問は、その銀行はその銀行独自の判断でドルを運用する事が出来るのですか、です。(円の場合、銀行は企業に貸し出したり、債券や株で運用します) もし運用できるとしたら、主としてどのような運用先があるのですか。 >都市銀行と、日銀の関係は、貴殿のおっしゃるとおり、経常収支が黒字の企業から預けられたのお金は、(米ドル)は、日銀へ預けられると、外貨準備高に組み入れられることは、これも当然のことと受け止めております。 都市銀行が企業から預けられた米ドルを日銀に預けると外貨準備に組み入れられる事は当然だと思います。 私の質問は、都市銀行は企業から預けられた米ドルを日銀に預ける必要は無いのですか、です。必要がなければ都市銀行独自の判断で(政府、日銀の関与を受けないで)運用先を探す事が可能です。 >> >私は、こちらの方が大きな問題を抱えている、と思います。 >私と貴殿の大きな認識に違いがあるからです。「運用」ということです。 >政府日銀は、金儲けの為の存在ではありません。 >日本は、アメリカの国債の最大の受け皿です。これが、円で、戻ってくる保証がないのです。紙くずになる可能性があるからです。 「運用」という言葉を使ったので誤解されたかもしれません。角度を変えて質問してみます。 政府、日銀は為替介入その他で米ドルを保持します。その米ドルを日本国内の(おそらくは日銀の内部の)銀行口座に保持していても、一銭の利息もつきません。米ドルとしての価値変動のリスクをゼロにしながら、たとえわずかでも利息を稼ぐためには、米国債はおそらく最適な運用先のはずです。 米国債を買うと紙くずになるリスクがあるとすれば、米国債さえ買わずに日銀の口座に無利息で米ドルを持っていても、同じように紙くずになります。米ドルを円に替えてくれる当事者がいないのですから。 それとも米国債は紙くずになるが、米国債が紙くずになった時点で米ドルは紙くずにならずに元のままの価値を維持できる、なんて事がありえるのでしょうか。 日本の国債は紙くずになっても、紙くずになった時点の円は以前と同じ価値があるとは思えないのと同じ発想です。 米国債が紙くずになった時点で米ドルは紙くずだと考えているのですが、間違いですか。 >米ドルの大幅な下落です。それが、解っていても、米国債を買わなければならない、「買わされている」と、言っているのです。 >為替介入したドルは、静かに静かに、市場に戻す。 この「静かに静かに」とは具体的にどのように米ドルを保持する事ですか。政府、日銀が自分の口座で静かに(どこにも運用せずに)無利息で持つと紙くずになるリスクは回避できますか。 |
▼馬鹿正直さんへ > >>>1.経常収支と外貨準備高の違い >> >>馬鹿正直さんのおっしゃるように、企業が貿易で、米ドル決済したドルを、円高を、見計らって円に替えます。 >>ドルで持つ場合も、あるでしょうが、それ程多くの額とは思いません。 >ここの部分です。 >企業は米ドル決済したドルを円に替えたり、ドルで持ったりしますね。その企業の取引銀行から見た場合、企業が円に替えてもドルで持ったりしても、銀行がドルを持つわけです。(企業に円を渡し、銀行がドルを持つ場合と、企業がドルを保持し、銀行がそのドルを預かる場合がありますが、いずれにしろ銀行がドルを持ちます) >私の質問は、その銀行はその銀行独自の判断でドルを運用する事が出来るのですか、です> 当然できます。銀行、証券会社、金融関係のブローカー等のプロ同士の取引。 あるいは、企業の外貨取引、それは運用というよりも、貿易で売った商品の代金を、必要な円に替える、という作業と言った方が正しいでしょう。 運用で、利益を上げるのは、銀行、証券会社等です。 貿易企業は、ドル決済しても、円が必要だからです。ただし、タイミングについては、慎重の上にも慎重を決して、行っているようですけれども。 >私の質問は、都市銀行は企業から預けられた米ドルを日銀に預ける必要は無いのですか、です。必要がなければ都市銀行独自の判断で(政府、日銀の関与を受けないで)運用先を探す事が可能です。 この点については、資金の安定運用と、積極運用の違いと、とらえています。 安定運用は、利益が少ないです。積極運用は、利益も大きいが、為替リスクによる元本割れも発生します。 運用には、安定運用と、積極運用を取り入れるのが、常識と考えています。 >「運用」という言葉を使ったので誤解されたかもしれません。角度を変えて質問してみます。 >政府、日銀は為替介入その他で米ドルを保持します。その米ドルを日本国内の(おそらくは日銀の内部の)銀行口座に保持していても、一銭の利息もつきません。米ドルとしての価値変動のリスクをゼロにしながら、たとえわずかでも利息を稼ぐためには、米国債はおそらく最適な運用先のはずです。 >>米ドルの大幅な下落です。それが、解っていても、米国債を買わなければならない、「買わされている」と、言っているのです。 >>為替介入したドルは、静かに静かに、市場に戻す。 >この「静かに静かに」とは具体的にどのように米ドルを保持する事ですか。政府、日銀が自分の口座で静かに(どこにも運用せずに)無利息で持つと紙くずになるリスクは回避できますか。 それは、できません。私の言い方が、少し控えめだったかもしれません。 今の為替レート、104円台は、大きなドル安です。 今、欧州の方に資金が流れています。ユーロ高です。これは、イラク戦争のマーケットの冷徹な見方です。 貴殿の、おっしゃていることは、十分わかりますが、基本的な私との認識の違いを説明します。 まず、一般の、市場(マーケット)と、政府日銀の外貨準備高を、分けて考えないと混乱が生じ、まして、今、言っているアメリカのイラク戦の側面的支援と言っても、話が飛びすぎると思います。 私の見解では、アメリカの戦費負担を、日本国民が側面から行っているという認識です。 銀行や、証券会社が利益を求めて、海外に資金を運用するのは、当然のことと考えます。 しかし、政府日銀が為替介入によって、得たドルを貴殿は、どのように運用するかと考えておられているようですが、私は、アメリカの債務の受け入れ以外に考えようがありません。 為替介入で得たドルで、政府日銀が運用して、利益を得るなどという発想は私には全くありません。 つまり、売りたいときに、売れない米ドル。持ち続けねばならない、米ドル国債。 売りたくても、アメリカが認めてくれない。あるいは、ドル売却を、「アメリカ容認か?」という風評だけで、ドルは、暴落します。 これが、日本と、アメリカの関係です。 ドルが、下落しても、売りたくても売れない米ドル。 借金王国の日本が、アメリカの謝金も背負っているのです。 それが、日本は、アメリカの州になったのか、小泉外交で良いのか。 小泉首相の経済政策は、どうなったのか、ということです。 アメリカと、日本の関係を、防衛、政治、経済、色々な角度から、情報交換して何が本当で、何がでたらめかを、検証していきしょう。 |
▼健太郎さん: ごめんなさいね。 私の質問の仕方が不明確だったので、健太郎さんにずいぶん回り道をさせてしまったようです。 今一度仕切りなおしをさせてください。 日本政府は円高阻止のため為替介入を行い巨額のドルを買いこんだ。そのドルをアメリカ国債につぎ込んだ。結果的に日本はアメリカの双子の赤字問題の軽減に貢献している。ブッシュ政権を助けている。けしからん。こんな話題が発端です。(私個人はこの話題の流れに賛同も否定もしていません。賛否以前の問題として、事実関係を知りたかったからです) 私はここで仮説を立ててみました。日本国内で(政府、日銀、民間企業、個人を問わず)ドルを持ちドルとして100%安全に、なおかつ、有利に運用するとすれば米国債を買う以外に選択の余地がないのではないか。もしそうであるなら、日本政府、日銀が米国債を「買わされた」のではなく、「選択の余地なく、自動的に購入した」ことになります。勿論買いたくなければ買わなくても良いのですが、当座預金のように無利息でおいておくか、年利4%強の利回りがある米国債を買うか、の対比だとしたら、ほぼまちがいなく米国債を買うでしょう。というより、4%強の運用先があるのに無利息で置いておく選択をしたら責任者の首が飛ぶはずです。100兆円の4%は4兆円ですから。 もしこの仮説が正しいのなら、為替介入でドルを購入した時点で、経常収支で黒字になった時点で、すでに米国債の購入は決まっているのです。アメリカの要求でではなく、ブッシュ政権からの日本の割り当てではなく、日本の選択で米国債を購入している事になります。為替介入をしない選択を日本がすれば米国債を買わなくてもすみます。経常収支の黒字を溜め込まなければ米国債を買う必要は無いのですから。 私の立てた仮説が正しいのか、どこが間違っているのかを知りたいのです。政治的な解釈、為替や景気の見通し、為替介入の是非、などは一切排除して、純粋な事実関係だけが知りたいのです。 まず民間企業や個人の保有ドル(ほとんどが民間銀行に預けられている)についてですが、当座預金口座に無利息で置いておく以外の選択をする場合どのような運用先があるのでしょうか。リスクが取れるドル資金の場合株や不動産、あるいは企業への貸し出し(社債の購入)などがあるでしょうが、安全確実にとなると4%強の利回りの米国債より有利な運用先はあるのでしょうか。 健太郎さんは経常収支と外貨準備高は別物と説明してくれましたが、其の別物の経常収支黒字分の外貨(この9年間で約111兆円)の行き先の大半は米国債になるのではないでしょうか。 次に政府、日銀の持つ外貨準備高ですが、健太郎さんがおっしゃっている通り、この資金の目的は運用益を上げるためのものではありません。おそらく日銀内部の政府口座にもドル建て当座預金の口座があるのでしょう。其の口座においておけば無利息ですが、米国債を買う必要はありません。しかし、私には当座預金口座に無利息でドルを持ち続けるのと、いつでも換金できる米国債を購入し年利4%強の利息を確保する事にどれくらいの違いがあるかよく分かりません。いったんドルを持ってしまったら為替リスクは同じく発生しますし、ドルが紙くずになるかどうかのリスクも当座預金と米国債で差が出るとは思えません。となればほぼ選択の余地なく米国債の購入を選ぶでしょう。 ちょっと脱線ですが、政府、日銀が保有する外貨準備資金を日銀内部の当座預金においておいたとしたらアメリカから見るとどうなるのでしょうか。米国債に替わっていないので、利息を払う必要はありませんね。しかし、日本の外貨準備資金の分だけは双子の赤字問題の軽減にはなっているのではないでしょうか。(どうもここら辺になるとややこしくてよく分かりません) 以上、私の質問を別の角度から説明してみました。 ご理解いただけたでしょうか。 |
▼馬鹿正直さん: みなさん、こんばんわ 貴方のおっしゃていることは、少し混線しています。 >私はここで仮説を立ててみました。日本国内で(政府、日銀、民間企業、個人を問わず)ドルを持ちドルとして100%安全に、なおかつ、有利に運用するとすれば米 国債を買う以外に選択の余地がないのではないか。 まず、政府日銀と、民間企業等を分けて考えなければ、全く説明がつきません。 民間企業等の外国為替市場(マーケット)での、売買が、日々、刻々と、24時間 動いています。今の時間は、そろそろニュヨーク市場が、始まったころでしょうか。 そこに政府日銀が、103円台で、ブレーキ的な額を介入してくるか、あるいは、102円台を死守するような、介入か。 利益を得ようとする、民間企業等の市場に、政府日銀が、円売り、ドル買いを、してくるのですから、政府日銀が利益を得ようとする発想が全く異質です。 百歩譲って、為替介入で、得たドルは、最初に私が言ったように、静かに、静かに粛々(しゅくしゅく)と、市場に戻す。つまり、ドル売り、円買いを、静かに進めるのが、市場(マーケット)を、荒らさない常道なのです。 しかし、常道だけでは、今の時代通じないのは、理解します。 介入したドルの使い方にすすみます。 何故、私たちが「米国債を買わされた」という表現を使うかです。 政府日銀が「運用」して、利益を出そうという発想が通じるならば(民間企業等は、当たり前のことですが)、ドルを、「売りたいときに売る」ことが、出来なければなりません。 米国債の売却を日本が、アメリカに打診したときに、アメリカの剣幕が、ものすごかった。この欄でも紹介されているように有名な話です。 仮に、OKの談話でも、ニュースになれば、昨日私が言ったように、米国債の暴落が、発生し、売りたくても売れない状態になる。 米国債を、持ち続けなければならない状態で、買うのは、「買わされる」と、同意ではないでしょうか。 貴方は、4%の運用と、おしゃていますが、100兆円で、為替が1円動いたときのシュミレーションを、してみたら如何でしょうか。3円動いた時、5円動いた時 私に、教えて下さい。 4%の運用など、ぶっ飛ぶと思います。 |
▼健太郎さん: どうも議論がかみ合わないですね。 私の質問がそんなに分かり辛いものだとは.....もう一度質問します。 政府、日銀は外貨準備資金を持っています。 いまは其のほとんどが米国債で運用されています。 政府、日銀が米国債での運用をしないと選択したとき、手持ちの外貨準備資金はどのような形で保有されるのですか。 私の想像では日銀内のドル当座預金(の様なもの)に預けられるような気がします。 健太郎さんはどのようにお考えですか。 |
▼馬鹿正直さん: >どうも議論がかみ合わないですね。 >私の質問がそんなに分かり辛いものだとは.....もう一度質問します。 > >政府、日銀は外貨準備資金を持っています。 >いまは其のほとんどが米国債で運用されています。 >政府、日銀が米国債での運用をしないと選択したとき、手持ちの外貨準備資金はどのような形で保有されるのですか。 >私の想像では日銀内のドル当座預金(の様なもの)に預けられるような気がします。 >健太郎さんはどのようにお考えですか。 私は、貴方と議論した記憶はありません。 私は、貴方と何についてどのような議論をしたと言うのでしょうか。 貴方には、マナーとか、人格とか、ルールとかいうものは無いのでしょうか。 貴方は、政府日銀の介入を、「純粋な経済行為と理解している」という、正直な方と、受け止めたから私は、貴方に、書き込みをしたのです。 顔も、本名も解らない貴方に、条件付きの質問(為替介入、アメリカ国債購入の賛否以前のことについて)に、答えてきました。 それに対し、貴方は、日替わりメニューで、質問してきました。 確かに貴方は、ここ数日で相当、特定の部分で、勉強されているのは理解します。 しかし、貴方は100兆円の4%強の、運用とか、為替リスクという言葉を使いながら、為替レートが、1円動いた時の、為替差益の、私の唯一の質問にもお答えなさらない。 これを、議論といわれるならば、貴方は日本語から勉強して下さい。 私は、もちろん、100兆円だろうが、100万円だろうが、100円だろうが、単位が違うだけで、答えはわかっています。 私は、貴方を仕事一筋でやってきた、年配の方と受け止めましたが、完全な勘違いでした。 五十代半ばの私が、眠る時間を削って、なだいなだ氏のマインド(心)を、伝えようとしたことが、無意味だと解りました。 ニックさんが、「横やり」を、入れてくれた意味が遅まきながら解りました。 私は貴方に言いたい。「人間として、信頼されるように努力するのが最大の財産です。」 |
▼健太郎さん:こんにちは 横レス、および余計かもしれませんが失礼します。 貴方はまじめな方のようですが、この件に関して言うなら、 馬鹿正直さんの聞かれる質問に、貴方が何一つ答えていないように思います。 馬鹿正直さんの質問を取り違えているものと思いますよ。 もう一度彼の質問を読み返すべきであって、そうでないままの下記のコメントでは馬鹿正直さんが人間不信を起こしそうです。 >私は、貴方と議論した記憶はありません。 >私は、貴方と何についてどのような議論をしたと言うのでしょうか。 >貴方には、マナーとか、人格とか、ルールとかいうものは無いのでしょうか。 >貴方は、政府日銀の介入を、「純粋な経済行為と理解している」という、正直な方と、受け止めたから私は、貴方に、書き込みをしたのです。 >私は、貴方を仕事一筋でやってきた、年配の方と受け止めましたが、完全な勘違いでした。 >五十代半ばの私が、眠る時間を削って、なだいなだ氏のマインド(心)を、伝えようとしたことが、無意味だと解りました。 >ニックさんが、「横やり」を、入れてくれた意味が遅まきながら解りました。 >私は貴方に言いたい。「人間として、信頼されるように努力するのが最大の財産です。」 |
▼健太郎さん: Gokai Sezutomoさんにもご心配いただいているみたいですが(40242)、今一度私の質問内容をお読みください。 asahi comによると、外貨準備高は下記のようです。 外貨準備高は、国が保有している外貨や金の合計額で、輸入代金や借入金返済などの対外支払い能力を示す。わが国では、外貨の大部分が米財務省証券に投資されている。http://www.asahi.com/business/data/kokus112.html 私の疑問はごく単純です。 日本政府、日銀は保有する外貨でなぜ米財務省証券に投資するのか、他に投資先はないのか。あるいは、健太郎さんのおっしゃるように「静かに静かに」マーケットに戻してやるためのどこか「別の」置き場所がないのだろうか。 これが私の単純至極の質問です。 何故このような質問をするのかと言いますと、以下のような疑問が出てくるからです。 もしそういったほかの投資先や置き場所がないのであれば選択の余地がないので自動的に米財務省証券に投資されてしまう。 自動的にそうなってしまうのであれば、米国債を「買わされた」という表現は当たらない。アメリカが日本に(米国債の購入を)要求するまでもない。ましてやブッシュが日本に割り当てた資金負担でもない。 日本政府が外貨を保有する、すなわち外貨準備高を持っている、という行為そのものが米財務省証券購入という行為に直結しているのであれば、米国債の購入は「100%」日本の選択です。 ご理解いただけたでしょうか。 是非是非私の質問に答えてください。よろしくお願いします。 |
▼馬鹿正直さんへ こんばんわ。 昨日が、貴方への最後の書き込みと考えましたが、 私の言っていることが、伝わらないのならば、伝わるように言い改める事にしましょう。 貴方の言う、当座預金なり、米ドルの現金で保有する方が、米国債を買うよりは、ましでしょう。 日本の、米国債を買う意志は20%か、30%でしょう。 後の、70%から、80%は、アメリカの意向でしょう。 貴方は、政府日銀の為替介入によって、得た米ドルで、米国債を購入し「いつでも自分の都合のよいタイミングで手放せる」という感覚です。そこが、私と違うといと言っているのです。 私は、それが出来ないと、言っているのです。 政府日銀は、民間企業や、個人投資家と違う、と言っているのです。 何故この様な単純なことが、貴方に伝わらないのか。 1米ドル、130円とか、140円の時、1兆円とか、10兆円という単位の米国債を、市場に放出するという、計算は机上では出来ても、(私の言っていることを貴方に伝える為に、この際アメリカの意向は、無視します)、そのような風評だけで、一気に米ドルは、下落します。 ですから、現実的には、「売れない」と言っているのです。 それを理解して頂くために100兆円手持ちの米ドルで、為替レートが1円動いた時のシュミレーションを、お勧めしたのです。 それでは、10億円、や100億円、1000億円単位の米国債の売却を考えるならば、ドル売り、円買いの市場介入と、同じでないですか。 私の言いたいことは、「輸出関連企業を、手助けし、アメリカの戦費や、減税の支援よりも、私や、貴方が安心して、もう少しお金を使える社会を、つくりましょう。」ということです。 >私の疑問はごく単純です。 >日本政府、日銀は保有する外貨でなぜ米財務省証券に投資するのか、他に投資先はないのか。あるいは、健太郎さんのおっしゃるように「静かに静かに」マーケットに戻してやるためのどこか「別の」置き場所がないのだろうか。 >これが私の単純至極の質問です。 > >何故このような質問をするのかと言いますと、以下のような疑問が出てくるからです。 > >もしそういったほかの投資先や置き場所がないのであれば選択の余地がないので自動的に米財務省証券に投資されてしまう。 >自動的にそうなってしまうのであれば、米国債を「買わされた」という表現は当たらない。アメリカが日本に(米国債の購入を)要求するまでもない。ましてやブッシュが日本に割り当てた資金負担でもない。 >日本政府が外貨を保有する、すなわち外貨準備高を持っている、という行為そのものが米財務省証券購入という行為に直結しているのであれば、米国債の購入は「100%」日本の選択です。 > >ご理解いただけたでしょうか。 >是非是非私の質問に答えてください。よろしくお願いします。 |
▼健太郎さん: ありがとうございます。これで何とか私が想定する「議論」のやり取りになってきました。 それでは健太郎さんの意見に沿って私のコメントを出してみます。 > >貴方は、政府日銀の為替介入によって、得た米ドルで、米国債を購入し「いつでも自分の都合のよいタイミングで手放せる」という感覚です。そこが、私と違うといと言っているのです。 >私は、それが出来ないと、言っているのです。 >政府日銀は、民間企業や、個人投資家と違う、と言っているのです。 >何故この様な単純なことが、貴方に伝わらないのか。 >1米ドル、130円とか、140円の時、1兆円とか、10兆円という単位の米国債を、市場に放出するという、計算は机上では出来ても、(私の言っていることを貴方に伝える為に、この際アメリカの意向は、無視します)、そのような風評だけで、一気に米ドルは、下落します。 >ですから、現実的には、「売れない」と言っているのです。 この部分が非常に重要です。 健太郎さんは米国債は「いつでも自分の都合の良いタイミングで手放せる」と考えていない根拠は何ですか。日本政府が米国債を売却する時はアメリカ政府の許可が事前に必要なのですか。そして其の許可は簡単に下りないのですか。 それとも、日本政府が米国債を売りに出そうとすると其の風評で米ドルは一気に下落する(円が高騰する)ので、現実的には「売れない」のでしょうか。 私は国債であれ社債であれ流動性が命と考えています。ほしい時に買え、いらなくなったらいつでも売れる、これが保証されない債券が市場に受け入れられるはずはありません。 さて、US$/円相場への影響について、 >貴方の言う、当座預金なり、米ドルの現金で保有する方が、米国債を買うよりは、ましでしょう。 とおっしゃっている、当座預金なり現金で保有するのと米国債を保有するのとどちらが為替相場に対する影響力が強いか考えて見ましょう。 8000億ドルという巨額の資金が米国債であろうが、日銀内部の当座預金口座か現金で保管されようが、其の資金が日本円に変換される時点では為替相場に与える影響は全く同じだと考えます。 もしアメリカ政府がドル安を嫌うのであれば、日銀の当座預金口座の米ドルを円転換しようとするとアメリカ政府からいちゃもんが入るでしょう。アメリカ政府に気兼ねする日本政府であれば米国債でも当座預金でも全く同じです。 全く同じであるならば年利4%強に回る有利な米国債で持つべきだとの結論になるはずです。それでも金利のつかない当座預金か現金の方が良いと考えるためにはもっと別の理由が必要です。それは何でしょう。 >それを理解して頂くために100兆円手持ちの米ドルで、為替レートが1円動いた時のシュミレーションを、お勧めしたのです。 >それでは、10億円、や100億円、1000億円単位の米国債の売却を考えるならば、ドル売り、円買いの市場介入と、同じでないですか。 日本政府が米国債を売却する、という行為はまさに「ドル売り、円買い」の為替介入でしょう。 米国債でも当座預金でも為替変動の影響は全く同じです。 健太郎さんのコメントを待ちます。 |
馬鹿正直様 門外漢の私には、理解しきれない部分が多々ありますが、お二人のやり取りで、 知識が広がりました。ありがとうございました。 しかし、馬鹿正直様には大変失礼でございますが、一言。 「これで何とか私の想定する議論のやり取り・・・」から始まる(40371)の書き 込みから判断させていただきますと、(舌なめずりが見えるようでとても残念) 馬鹿正直様には、当初から、健太郎様に教えを請う気は毛頭無く、最初から 健太郎様のおっしゃりたい事が解っていて、この反論を用意していたように 感じられます。 「反論してはいけません。」と言っている訳ではありませんのでご理解のほど。 これでは、人間不信に陥るのは健太郎様です。 健太郎様は、馬鹿正直様の「教えて欲しい」との要望に沿ってご自分の考え方や 知識を書き込まれました。 従いまして、健太郎様も書いていますように、もともとお二人のやり取りは議論 ではなかったと思います。 健太郎様の「お考え」をどのように思われるかは、馬鹿正直様のご勝手ですが、 このような書き様は、大変失礼だと思います。 健太郎様の(40234)の書き込み内容につきまして、私も一時Gokai Sezutomo様 と同様に思いましたが、健太郎様が違和感を持たれ、このように書かれたのは 無理からぬ事と思い、反省を込めて書き込ませていただきました。 馬鹿正直様には、まず、健太郎様にお詫びをされた上で、議論を開始される事を お勧めします。これでは、健太郎様は、怒りが先行し、議論する気にはならないと 思います。 失礼いたしました。 |
▼若輩老人さん: 感覚や憶測はそれぞれ、めいめい持っているでしょうから、自由に感覚や憶測を表明されても良いと考えるものです。どうぞご自由にご自身のお考えを表明ください。 そして、健太郎様、もし同じようにお考えなら、このままやり取りを中止しましょう。 私は純粋に、私の知りたい事を問うているのですから。 |
▼馬鹿正直さん: こんばんは。お久し振りです。 タイトルに引かれ、余計な口を挿みます。 先の若輩老人さんのコメントを見たときに、その前の「健太郎さん」のコメントに感じた私の違和感をと思いましたが控えました。 馬鹿正直さんの冷静なコメントを今見て、控えてよかったと思いましたので敢えて一言申し上げます。 |
▼若輩老人さん:こんにちは 私が言った人間不信というのは、 勘違いから始まる、 強い非難を指しています。 勘違いでないことを相手に確かめることも時には必要のように思います。 それから大切なことは、まず仲良くすることです。 それから、「怒りの感情」は悪であることが多いので、 出来るだけ「怒り」には寛容であるべきでないと思います。 人々の争いは「勘違い」から始まる事も多いのですから、 「ちょっと待ってください、勘違いじゃありませんか?」という気持ちで口を挟ませて頂きました。 |
GokaiSezuto様 私も当初は、同じ気持ちでした。 ただ、最後の書き込みを見て、健太郎様の誠意が理解されていないのでは と思った次第です。 |
▼若輩老人さん:こんにちは 馬鹿正直さんは理解されていると思いますよ。 何しろ、あれほど強い非難をされてもなお、 おそらく、意思疎通がうまくいっていないためだろうと、 何度も自分の考えを誤解されないように 投稿文を言い換えているのですから。 同じ内容を手を変え品を変え相手に通じさせようとする努力を惜しみなくしているのですから、 その点に関しては、健太郎さんも同様だったと付け加えさせていただきます。 そしてともあれ、お二人が歩み寄って話を続けようとされたのですから、そのお気持ちを大切にすべきでしょう? >GokaiSezuto様 >私も当初は、同じ気持ちでした。 >ただ、最後の書き込みを見て、健太郎様の誠意が理解されていないのでは >と思った次第です。 |
gokai sezutomo様 そうですね。 ありがとうございました。 |
▼馬鹿正直さん: ▼若輩老人さん ▼とうろうさん ▼GOKAI SEZUTOMOさん こんばんわ 私は、議論以前の(専門的なことを抜きにして)ことを、軽く理解して頂いてから ゆっくりとお話したいし、貴方の考えや私の考えをぶつけ合いたいと、思いましたが、貴方は1日、1日と違う方向へ進んでいく。困りました。 専門的なことを、勉強したいのであれば、私は貴方に不似合いだ。 私の知識は、日々のニュースを、新聞やテレビで、断片的に数十年積み重ねてきたモノです。書店での立ち読みもあります。私は、その程度です。 仕事も、その様なこととは全く関係ありません。そして、ここ1月あまり、仕事や健康上の都合で、PCを開いていませんでした。 自衛隊のイラク派遣延長について、反対意見を述べてきました。 私は、この日銀の為替介入による米ドルで、ほとんどが米国債を買っているというニュースを、見たときにアメリカの戦費を、直接支援でなくとも、間接的支援とすぐに受け止めました。 昨年の春か、夏頃でしょうか。 ですから、どなたが最初に使われたかは知りませんが、「日本の割り当て」という 表現は厳しくとも、結果的にアメリカ経済の側面的支援という意味においては、同意と考えています。 ですから、特別な違和感は、ありません。 その前提で、お話しします。 >健太郎さんは米国債は「いつでも自分の都合の良いタイミングで手放せる」と考えていない根拠は何ですか。日本政府が米国債を売却する時はアメリカ政府の許可が 事前に必要なのですか。そして其の許可は簡単に下りないのですか。 この件について、私は何度もお答えしています。 >>1米ドル、130円とか、140円の時、1兆円とか、10兆円という単位の米国債を、市場に放出するという、計算は机上では出来ても、(私の言っていることを貴方に伝える為に、この際アメリカの意向は、無視します)、そのような風評だけで、一気に米ドルは、下落します。 >>ですから、現実的には、「売れない」と言っているのです。 米ドルの暴落を説明しています。 (米ドル売却の際)アメリカ政府の許可がいる、かという質問についても、何度もお答えしています。 そのような条約も法律もありません。しかし売却したい旨の話にアメリカが、激怒したこと。(他の方もこの欄で逸話を紹介してくれています。) 日本と、アメリカの関係ならば、「アメリカの意向を打診する」のは、常識と考えます。 >>私は国債であれ社債であれ流動性が命と考えています。ほしい時に買え、いらなくなったらいつでも売れる、これが保証されない債券が市場に受け入れられるはずはありません。 これは、個人投資家の感覚です。 政府日銀の保有する額は、桁が違います。 貴方は、個人投資家の感覚で、政府日銀の保有する米ドルを、机上で考えるから、私の言っていることが通じないのです。 それと、もう一点。 貴方は、為替リスクという言葉を使っていますが、為替差益、為替損、という概念がすっぽりと、抜けています。 つまり、2年もの国債を1兆円、1ドル120円の時、(貴方の言う4%で運用された場合)償還されるとき、1ドル100円だった場合は、どの位の金額が損するのか、得するのか。(貴方に通用するように、その際のドルの急激な下落を抜きにして)一度、計算してみて下さい。私に、教えて下さい。 今日は、このくらいにします。 この部分について、まだ説明が終わっていませんので、別の質問は控えて下さい。 一度くらい、私の質問にお答え願います。 それでないと、明日の日本を議論しあえないではないですか。 おやすみなさい。 |
▼健太郎さん: おはようございます。 先に私が貴レスに「違和感」を感じたと言いましたのは、以前の貴レスの一つが少し感情的に過ぎるかと感じたことを言ったものです。 私は経済のことは殆ど分からないのですが諸賢の議論を読ませて頂き、勉強になっております。今後とも建設的なご議論をお願いいたします。 お節介なことを言ってご不快であればここにお詫びします。 貴レスに私の名も挙がっておりましたので一言釈明いたします。失礼しました。 |
▼健太郎さん: > >専門的なことを、勉強したいのであれば、私は貴方に不似合いだ。 私の限られた経験ですが、経済の専門家ってのはいないみたいですね。経済のではなく、外為のとか、半導体のとか、ファイナンスのとか、ともかく断片的なんですね。それで、いろいろと突っ込んで質問してゆくと、結局「私はそちらの方は専門ではありません」と逃げられるのが落ちです。 今回の私の質問は純粋に専門用語としての「外貨準備資金の運用先」とは何かでしたから、健太郎さんには結果的にご迷惑をおかけしたみたいで、お詫び申し上げます。 >この件について、私は何度もお答えしています。 > >(米ドル売却の際)アメリカ政府の許可がいる、かという質問についても、何度もお答えしています。 >そのような条約も法律もありません。しかし売却したい旨の話にアメリカが、激怒したこと。(他の方もこの欄で逸話を紹介してくれています。) > >日本と、アメリカの関係ならば、「アメリカの意向を打診する」のは、常識と考えます。 > >これは、個人投資家の感覚です。 >政府日銀の保有する額は、桁が違います。 >貴方は、個人投資家の感覚で、政府日銀の保有する米ドルを、机上で考えるから、私の言っていることが通じないのです。 私はそこら辺ところは分かっているつもりです。規則や法律での取り決めではなく、外交政策(外交の力関係からして)として日本はアメリカに気兼ねしているので、ドルが下がるきっかけとなる行為(つまり米国債の売却)を取りにくいのはよく分かっているつもりです。 ただし、(ここらが健太郎さんと意見を異にするところだろうと推測するのですが)日本政府がアメリカに気兼ねして手持ちのドルを売るのを躊躇するのであれば、手持ちのドルが米国債であろうが、当座預金口座であろうが、現金であろうが同じ事でしょう、と私は主張しているのです。同じなのであれば、運用益が期待できる米国債を買ってドルを保有する方法を選択するのは至極当然の事だと考えるわけです。 それと今回調べて分かったのですが、為替介入でつみあがったのが外貨準備高であり、為替介入は主に円高阻止が目的です。過去8年間の為替介入の実績を調べてみると、介入時点の為替レートは現在のレート(\102/US$あたり)よりは全て円高レートです。つまり、円高阻止を狙って為替介入したにもかかわらず、現状は狙いの逆方向にあるのです。ですから、いまはアメリカの意向ではなく、日本の都合でドルを売るわけには行きません。ドルを塩漬けで持たざるをえないのはひとえに日本の都合です。 >それと、もう一点。 >貴方は、為替リスクという言葉を使っていますが、為替差益、為替損、という概念がすっぽりと、抜けています。 >つまり、2年もの国債を1兆円、1ドル120円の時、(貴方の言う4%で運用された場合)償還されるとき、1ドル100円だった場合は、どの位の金額が損するのか、得するのか。(貴方に通用するように、その際のドルの急激な下落を抜きにして)一度、計算してみて下さい。私に、教えて下さい。 実はこれは試算してみたのです。 【40508】外貨準備高は為替介入の積み上げが主体です 馬鹿正直 をご覧下さい。 過去8年間の為替介入推定レートが\112.12/us$です。2004年末の外貨準備高全てが米ドルになっていて、現在のレートが\102/US$だとすると、為替差損は8,445.4億ドル x \10.12(112.12-102.00) = \8兆5467億円となります。 一方、過去8年の推定運用益は1,755.6億ドル = 17兆9071億円ですから、いまのところ運用益の方が為替差損を上回っていることになります。 |
▼馬鹿正直さん: ▼若輩老人さん ▼とうろうさん ▼gokai sezutomoさん こんばんわ。 私は逃げる気持ちはありません。 私の、レベル(程度)を、正直に話しただけです。解らないことは、解らないと言います。恥とは思いません。 やっと私の質問に、答えてくれましたね。ありがとうございます。 質問に答えて頂けないまま、次の質問、次の質問では、話が進みません。 しかし、私の質問は、財務省の資料では、ありません。 過去8年間の5%運用であれば、運用利益が大きいのは当然です。 私の求めたモノは、もっと単純なものです。 私が、この点にこだわる意味を理解して下さい。 貴方は、100%安全に有利に運用できる米国債という、認識が誤りだということを、貴方に実感してもらいたいのです。 為替差を、肌で感じてもらいたいのです。貴方が100兆円の4%の運用で、4兆円いうように、為替差も単純に理解してもらいたいのです。 小学生向きの算数です。 保有する円÷ 購入時の為替レート*売却時の為替レート ー 最初の保有した円 これが、どの位プラスか、マイナスが、為替差です。 もっと解りやすい数字で、示すと 120兆円の保有円で、購入時為替レート120円、売却時為替レート100円 120(兆円)÷120(円)*100(円)ー120兆円= −20(兆円) 2年もの国債で、4%運用 120(兆円)*4(%)*2(年)=9兆6000億円。 為替差益は、−20兆円 利回りは、+9兆6千億円。 10兆4000億円の赤字です。 保有額を120兆円にしたのは、解りやすくした数字です。 もちろん、あえてマイナスにするように、数字を置きましたが、為替差の大きさを よそからの資料ではなく、自分で計算して、肌で感じ取ってもらいたかったのです。 まず、貴方の米国債に対する認識が100%安全だという認識が変わらなければ、次の当座預金や、現金保有の方がよい、という事を説明しても無意味です。 貴方が、日々勉強しているのは実感できます。 もうそんなことは、解っていると言うのならば、その意思表示をして下さい。 しかし、この当たりをみると、解ってくれていないなー。 >それと今回調べて分かったのですが、為替介入でつみあがったのが外貨準備高であり、為替介入は主に円高阻止が目的です。過去8年間の為替介入の実績を調べてみると、介入時点の為替レートは現在のレート(\102/US$あたり)よりは全て円高レートです。つまり、円高阻止を狙って為替介入したにもかかわらず、現状は狙いの逆方向にあるのです。ですから、いまはアメリカの意向ではなく、日本の都合でドルを売るわけには行きません。ドルを塩漬けで持たざるをえないのはひとえに日本の都合です。 \102/US$あたり)よりは全て円高(円安の誤りですね) もう、言いましょう。 貴方は、米国債いつでも売りたいときに売れる。商品と考えている。 しかし、今は円高で売れない。ひとえに日本の都合。 「今、お金がいる。財産が100兆円程あるのではないですか。」 この当たり、矛盾していると思いませんか。 国債と、現金(当座預金)の違いをいいます。 ましてや、政府日銀の保有する額は桁が違う。 1、市場(マーケット)に与える影響 2,米ドルの暴落 3,必要なときに必要なだけの現金として使えない。 貴方の疑問とする答えは、3です。その理由は、後日。 > |
>やっと私の質問に、答えてくれましたね。ありがとうございます。 >為替差を、肌で感じてもらいたいのです。貴方が100兆円の4%の運用で、4兆円いうように、為替差も単純に理解してもらいたいのです。 >小学生向きの算数です。 為替差損への影響は 1.米国債でドルを持つ 2.当座預金でドルを持つ 3.現金でドルを持つ のいずれでも全く同じです。 私の論点はこの「3つの選択がある場合、どれをとりますか」です。私は当然1.米国債の形でドルを保有する、を選択します。 健太郎さんは2.あるいは3.を選択されるようですがその理由をお聞かせください。 >まず、貴方の米国債に対する認識が100%安全だという認識が変わらなければ、次の当座預金や、現金保有の方がよい、という事を説明しても無意味です。 >貴方が、日々勉強しているのは実感できます。 >もうそんなことは、解っていると言うのならば、その意思表示をして下さい。 ひょっとして健太郎さんは当座預金や現金は100%安全だが米国債はそうではないとおっ知りたいのですか。もしそういう論点なら米国債の安全度は99.9%と言い直しても良いですよ。債券を現金化するのに1〜3日かかるかもしれませんから、3日程度のリスクを0.1%見込むくらいはしても良いと思います。 現金が100%安全かどうかも難しいところですけどね。 > >しかし、この当たりをみると、解ってくれていないなー。 > >\102/US$あたり)よりは全て円高(円安の誤りですね) そうそう円安の間違いでした。 > >もう、言いましょう。 >貴方は、米国債いつでも売りたいときに売れる。商品と考えている。 >しかし、今は円高で売れない。ひとえに日本の都合。 >「今、お金がいる。財産が100兆円程あるのではないですか。」 >この当たり、矛盾していると思いませんか。 >国債と、現金(当座預金)の違いをいいます。 >ましてや、政府日銀の保有する額は桁が違う。 > >1、市場(マーケット)に与える影響 >2,米ドルの暴落 >3,必要なときに必要なだけの現金として使えない。 100兆円の金が有ると分かっている場合、それがどんな形であろうとも、影響力は同じだと思いますよ。 債券の現金化には1〜3日くらい時間がかかるかもしれません。 > >貴方の疑問とする答えは、3です。その理由は、後日。 |
▼馬鹿正直さん: > >為替差損への影響は 1.米国債でドルを持つ 2.当座預金でドルを持つ >3.現金でドルを持つ のいずれでも全く同じです。 >私の論点はこの「3つの選択がある場合、どれをとりますか」です。私は当然1.米国債の形でドルを保有する、を選択します。 >健太郎さんは2.あるいは3.を選択されるようですがその理由をお聞かせください。 結論であり、答えは簡単です。 当座預金は、現金にできます。ドルは、使えます。 ドルであれ、円であれ、お金は使えます。 国債は、使えません。 一度に米ドルを10兆円使うとすれば、円であれ、国債であれ貴方の言う結果でしょうが、少しずつ使えば、市場(マーケット)には、影響しません。 貴方ならば、「どのような使い方があるか?。」でしょうか。 例えばの話です。 輸入企業に、援助する。そして、国民に還元する。 国際的に貿易はドル決済が多いですから、輸入企業は、ドルの安いタイミングで買います。ドルが、必要な企業はいくらでもあります。 原油高の昨年でしたから、企業はガソリンや、灯油を、もう少し安く私たち一般庶民に還元する。(北海道は半年ぐらい灯油、やガスストーブで、暖を取ります) 要するに、貴方は保有し財産を殖やす「個人投資家」の感覚です。 私は、謝金の返済や、「使う金」と、位置づけしております。 「使う金」を「使えれない状態」にして、それが、当たり前の感覚を植え付けさせている。そこが、気にくわないのです。 貴方もご存じの通り、アメリカは、貿易で謝金を増やしその借金を日本を含む海外からの投資(米国債を日本への割り当てと、言った方と、私は同じ感覚です)で、 成り立っているからです。 昨日の夕刊、NY一時101円78銭。100円台目の前です。 貴方のおっしゃっている、4%運用は、為替レート100円時、100兆円の米ドルは、為替レート1円の値動きで1%、つまり為替レート4円の、値動きと同じ訳です。 、イラク戦争にめどが付きアメリカ経済の復興のきざしが、見えれば、ドル高(円安)の場面が来ると推察します。そのタイミングで、100兆円もの米ドルを放り出そうとしたら、ドルが暴落します。 米国債を買わされているのは、日本だけではありません。国際的にドル保有国がドルを売りたいとき(ドル高)に、ドル売り一色になれば、米国債は(、世間一般に言われている言葉で)、紙切です。 私はほとんど同じ事をいっています。貴方に理解して頂くために、宿題も出しました。それをパスされ質問、そして次の質問、ということで、年甲斐もなく「切れてしまい」大変失礼な言葉をはきました。 それも、ひとえに貴方に「理解してもらいたい」という気持ちでした。 他の方にまで、ご心配かけたことにお詫び致します。 やはり、私が、会議室の議題を勘違いしていたようです。 馬鹿正直さん、風邪など引かぬようにお過ごし下さい。又、どこかで。 |
▼健太郎さん: 。 >結論であり、答えは簡単です。 >当座預金は、現金にできます。ドルは、使えます。 >ドルであれ、円であれ、お金は使えます。 >国債は、使えません。 > >例えばの話です。 >輸入企業に、援助する。そして、国民に還元する。 >国際的に貿易はドル決済が多いですから、輸入企業は、ドルの安いタイミングで買います。ドルが、必要な企業はいくらでもあります。 >原油高の昨年でしたから、企業はガソリンや、灯油を、もう少し安く私たち一般庶民に還元する。(北海道は半年ぐらい灯油、やガスストーブで、暖を取ります) 為替介入で得たドルを民間のドル決済(例えばドル建て輸入の決済)に使うって想定ですか。 そんな事をしてしまうと、為替介入の意味がなくなるじゃあないですか。 為替介入で得たドルは(円売り、ドル買いを為替市場で行うからこそ「為替介入」なのであって、其のドルを実需市場で使用してしまうと(決済などに使ってしまうと)為替介入の目的に合わなくなるでしょう。 (介入すべきかすべきでないかの議論は別次元の問題です) どうなんですかねえ、 Gokai Sezutomoさん。 > >要するに、貴方は保有し財産を殖やす「個人投資家」の感覚です。 為替介入で得たドルは為替介入の目的が果たせた時点で円に転換します。それまではそのまま塩付けにしておいておかなければなりません。そのまま置いておく(円転換するまで)ために、どのような形でおいておくかだけの問題です。 当座預金や現金で置いておく、ってのも、理屈では選択肢にありますが、通貨当局(そして其の担当者)は利息を生む米国債という形にして置いておくという選択をするはずです。それが合理的なやり方ですから。有利な運用先で運用するのはあくまでも二義的であり、為替介入の目的は「円高阻止」あるいは、場合によっては「円安阻止」ですから、其の目的達成が優先されるのは当然です。 >私は、謝金の返済や、「使う金」と、位置づけしております。 >「使う金」を「使えれない状態」にして、それが、当たり前の感覚を植え付けさせている。そこが、気にくわないのです。 「使えれない状態」にしているのではなく、為替介入の目的を達成するまでは「売るに売れない」のです。 > >貴方もご存じの通り、アメリカは、貿易で謝金を増やしその借金を日本を含む海外からの投資(米国債を日本への割り当てと、言った方と、私は同じ感覚です)で、 >成り立っているからです。 >昨日の夕刊、NY一時101円78銭。100円台目の前です。 >貴方のおっしゃっている、4%運用は、為替レート100円時、100兆円の米ドルは、為替レート1円の値動きで1%、つまり為替レート4円の、値動きと同じ訳です。 >、イラク戦争にめどが付きアメリカ経済の復興のきざしが、見えれば、ドル高(円安)の場面が来ると推察します。そのタイミングで、100兆円もの米ドルを放り出そうとしたら、ドルが暴落します。 「円高阻止」を目的に為替介入したのですから、円が\130か\140になれば「ドル売り」をやるでしょう。そしてその結果円が10円か20円暴騰(つまりドルの暴落)しても、それはそれなりの成果といえます。 >米国債を買わされているのは、日本だけではありません。国際的にドル保有国がドルを売りたいとき(ドル高)に、ドル売り一色になれば、米国債は(、世間一般に言われている言葉で)、紙切です。 >私はほとんど同じ事をいっています。貴方に理解して頂くために、宿題も出しました。それをパスされ質問、そして次の質問、ということで、年甲斐もなく「切れてしまい」大変失礼な言葉をはきました。 >それも、ひとえに貴方に「理解してもらいたい」という気持ちでした。 旨く理解できたのか心配です。 >他の方にまで、ご心配かけたことにお詫び致します。 >やはり、私が、会議室の議題を勘違いしていたようです。 >馬鹿正直さん、風邪など引かぬようにお過ごし下さい。又、どこかで。 |
▼馬鹿正直さん:こんにちは 結構楽しいお方なのですね。くせ、になりそうです。・・が、お二人のやり取りからの私の感想です。 さて、健太郎さんの楽しみを取っちゃ悪いかなと思いつつも、よければ、お話を引き継がさせて頂きます。 >為替介入で得たドルを民間のドル決済(例えばドル建て輸入の決済)に使うって想定ですか。 >そんな事をしてしまうと、為替介入の意味がなくなるじゃあないですか。 >為替介入で得たドルは(円売り、ドル買いを為替市場で行うからこそ「為替介入」なのであって、其のドルを実需市場で使用してしまうと(決済などに使ってしまうと)為替介入の目的に合わなくなるでしょう。 >(介入すべきかすべきでないかの議論は別次元の問題です) > >どうなんですかねえ、 Gokai Sezutomoさん。 この件に関しては、私は馬鹿正直さんに同意します。 理由は外為市場での輸入企業のドル資金の調達が、政府のドルを貰うことにより、減少するから、ドル安要因の減少になる筈ですね。 この辺はちょっとややこしいのですぐ勘違いしそうです。 やはり義務教育卒業程度でもわかるように、情報公開をもっとしっかり行う必要ありです。 >為替介入で得たドルは為替介入の目的が果たせた時点で円に転換します。それまではそのまま塩付けにしておいておかなければなりません。そのまま置いておく(円転換するまで)ために、どのような形でおいておくかだけの問題です。 通常ならばこの感覚で正しいのでしょうが、 米国債を売却しようとすると 誰が売ろうとしているのかがすぐに判るので、おそらくすぐにクレームがつくのかも。日本よ、お前は裏切るのかと。 もちろん、必要ないときに、ドル売りしても同様に言われるかも知れません。 でももし、必要な手持ちのユーロがなくなったとき、米国債市場で米国債を売却し、ドルを調達し、それを売ってユーロを調達しようとしたとき、、その方法は駄目だといわれ、 別途に外為市場でユーロを調達しなさいといわれれば、どうしましょうか? >当座預金や現金で置いておく、ってのも、理屈では選択肢にありますが、通貨当局(そして其の担当者)は利息を生む米国債という形にして置いておくという選択をするはずです。それが合理的なやり方ですから。有利な運用先で運用するのはあくまでも二義的であり、為替介入の目的は「円高阻止」あるいは、場合によっては「円安阻止」ですから、其の目的達成が優先されるのは当然です。 > >>「使う金」を「使えれない状態」にして、それが、当たり前の感覚を植え付けさせている。そこが、気にくわないのです。 健太郎さんの言われる可能性が十分にあるということなのです。 >「使えれない状態」にしているのではなく、為替介入の目的を達成するまでは「売るに売れない」のです。 >> >>貴方もご存じの通り、アメリカは、貿易で謝金を増やしその借金を日本を含む海外からの投資(米国債を日本への割り当てと、言った方と、私は同じ感覚です)で、 >>成り立っているからです。 ドル基軸通貨圏での経常収支を黒字のままにしておくというのは、 アメリカを助けてもいる、と言えそうです。 何故なら、そのお金は日本の土を一度も踏むことは無く、アメリカの金融機関に預けられていて、金融機関がそのお金の殆んどををアメリカ国内で自由に運用しているからです。 それがさらに平成14年度5月からの為替介入額、約40兆円はその分の資源を使いませんよと言う意思表示みたいなものでしょうか? だから景気は悪いままなのでは。 >「円高阻止」を目的に為替介入したのですから、円が\130か\140になれば「ドル売り」をやるでしょう。そしてその結果円が10円か20円暴騰(つまりドルの暴落)しても、それはそれなりの成果といえます。 > 為替介入が日本の景気を維持することを主目的とするのであれば、その通りでしょうが、 「敵は本能寺」で、まだ国民には知らされていないのだと思います。 |
Gokai Sezutomoさん:横レスごめんなさい。 こんばんは。お久し振りです。その節は色々ご教授有難うございました。 経済学について、基礎のフレームワークがないものですから、なかなかきっちり頭に沁み込みません。従って以下の質問も先ずピント外れと思いますが、無知と無恥を重ねてお伺いいたします。 私は、外為市場への政府・日銀の介入については、馬鹿正直さんあるいは退役軍人さんの言われるように日本の国益(貿易立国である日本の国益、貿易の促進)のために、「購買力平価」を越える為替市場の取引価格を恣意的に変えようとする投機筋の横暴を押さえる為に政府、日銀が介入しているように思っております。 その意味から、米政府筋の意を受けて米国投機資金が動くものか、逆に、日本政府の意を受けて日本企業が何らかの動きをするものか、日米政府が暗黙裡に意を通じて、為替市場を動かせるものか、について疑問をもっております。 自由市場で私企業が政府の意を受けて動くものか、国の利益のために自らの利益を犠牲にして為替市場を動かすのか、甚だ疑問に思っております。 この点に関するご見解をお伺いしたいと思います。宜しければ教えてください。 |
▼とうろうさん:こんにちは すみません。質問の趣旨が良くわからないのですが、 ヘッジファンド等のことを言っておられるのでしょうか? >Gokai Sezutomoさん:横レスごめんなさい。 > >こんばんは。お久し振りです。その節は色々ご教授有難うございました。 > こちらこそお世話になりました。 >私は、外為市場への政府・日銀の介入については、馬鹿正直さんあるいは退役軍人さんの言われるように日本の国益(貿易立国である日本の国益、貿易の促進)のために、「購買力平価」を越える為替市場の取引価格を恣意的に変えようとする投機筋の横暴を押さえる為に政府、日銀が介入しているように思っております。 > マスコミではそのように報道されていますね。 >その意味から、米政府筋の意を受けて米国投機資金が動くものか、逆に、日本政府の意を受けて日本企業が何らかの動きをするものか、日米政府が暗黙裡に意を通じて、為替市場を動かせるものか、について疑問をもっております。 > 日本企業が動くようなことはありえないと思っています。 また、ヘッジファンドの目的については定かではありません? >自由市場で私企業が政府の意を受けて動くものか、国の利益のために自らの利益を犠牲にして為替市場を動かすのか、甚だ疑問に思っております。 > >この点に関するご見解をお伺いしたいと思います。宜しければ教えてください。 求められた、答えになっていないと思います。申し訳ありません。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >米国債を売却しようとすると >誰が売ろうとしているのかがすぐに判るので、おそらくすぐにクレームがつくのかも。日本よ、お前は裏切るのかと。 >もちろん、必要ないときに、ドル売りしても同様に言われるかも知れません。 健太郎さんとのやり取りでも同じ議論になったのですが、アメリカからいちゃもんがつくから「米国債」は売り難い、だから好きな時にドルを売れない、だから「米国債」を持つ事は日本にとって好ましい事ではない、とおっしゃりたいのだろうと推測します。 それでは、米国債ではなく、日本国内で当座預金のような形で同じ金額のドルを持っていたら、そして其のドルを売ろうとしたら、アメリカからは文句は出ないのでしょうか。 アメリカは「ドルの下落を嫌う」ために日本政府の米国債売却にクレームをつけるのであれば、当座預金であろうが現金であろうが、同じクレームがつくはずです。 4%の金利を払わないでドルを持ってくれている分、アプローチは多少ソフトになるでしょうが、いちゃもんを付けられても無視してドルを売り払う勇気は日本政府にないでしょう。結局どんな形でドルを持っていてもアメリカからの圧力は同じだという事です。 日本政府は自分の意思で、ありがとうといいながら、もみ手をしながら、うやうやしく、「米国債」を買っているわけです。 アメリカの圧力で米国債をかわされているのでもなく、ましてや、イラク戦争の費用負担の一環として米国債の購入を割り当てられたのではないのは明白です。 何故なら、外貨準備資金は日本政府の為替介入が積み上がった結果です。為替介入は日本政府が日本経済のために良いと判断して行っているものです。(其の判断のよしあしは別の議論です) アメリカが日本政府の為替介入を要求するはずがありません。日本が(ついでに中国も)為替介入をせず市場の判断に任せて円高(元高)になれば、アメリカの双子の赤字が改善されます。高い金利のついた米国債を発行する必要がなくなるのです。そうですね、円が3割高の70円前後(ついでに元も倍に)なったと想定してみましょう。アメリカの双子の赤字は解消されています。日本の経済は大混乱になっているでしょうね。大混乱を嫌って「円高阻止」の強行為替介入を行っているのは日本政府自身であってアメリカからの要求では決してありません。 > >ドル基軸通貨圏での経常収支を黒字のままにしておくというのは、 >アメリカを助けてもいる、と言えそうです。 >何故なら、そのお金は日本の土を一度も踏むことは無く、アメリカの金融機関に預けられていて、金融機関がそのお金の殆んどををアメリカ国内で自由に運用しているからです。 これは日本政府が「日本の都合で」巨額為替介入を行った「結果」そうなったわけで、アメリカを助けるために為替介入をしたのではない、という点だけは明確にしておく必要があります。 > >それがさらに平成14年度5月からの為替介入額、約40兆円はその分の資源を使いませんよと言う意思表示みたいなものでしょうか? ここんところがよく分かりません。 >だから景気は悪いままなのでは。 > >為替介入が日本の景気を維持することを主目的とするのであれば、その通りでしょうが、 >「敵は本能寺」で、まだ国民には知らされていないのだと思います。 興味がありますね、本能寺がどこにあって、何なのか。 |
▼馬鹿正直さん: >それでは、米国債ではなく、日本国内で当座預金のような形で同じ金額のドルを持っていたら、そして其のドルを売ろうとしたら、アメリカからは文句は出ないのでしょうか。 ドルを売ろうとしたら文句が出ると思います。 実際にはドルを売って何を買うかが問題なのですが。 ところで、日本国内で当座預金のような形でのドルの保有とは?・・・具体的には不可能な行為だと思いますよ。・・実際にどこの銀行の当座預金に誰の名義で行うことになるのか?そのドルはどのような具体的方法で運ばれるのか?・・と。 >アメリカは「ドルの下落を嫌う」ために日本政府の米国債売却にクレームをつけるのであれば、当座預金であろうが現金であろうが、同じクレームがつくはずです。 同意します。 >日本政府は自分の意思で、ありがとうといいながら、もみ手をしながら、うやうやしく、「米国債」を買っているわけです。 違います。これをしているとすれば金融当局者は馬鹿でしょうね。 >アメリカの圧力で米国債をかわされているのでもなく、ましてや、イラク戦争の費用負担の一環として米国債の購入を割り当てられたのではないのは明白です。 明白でなく、アメリカの圧力である可能性も同様に疑わしいのです。 >何故なら、外貨準備資金は日本政府の為替介入が積み上がった結果です。為替介入は日本政府が日本経済のために良いと判断して行っているものです。(其の判断のよしあしは別の議論です) 別議論とは思わないです。状況証拠には必要です。 >アメリカが日本政府の為替介入を要求するはずがありません。日本が(ついでに中国も)為替介入をせず市場の判断に任せて円高(元高)になれば、アメリカの双子の赤字が改善されます。高い金利のついた米国債を発行する必要がなくなるのです。そうですね、円が3割高の70円前後(ついでに元も倍に)なったと想定してみましょう。アメリカの双子の赤字は解消されています。日本の経済は大混乱になっているでしょうね。大混乱を嫌って「円高阻止」の強行為替介入を行っているのは日本政府自身であってアメリカからの要求では決してありません。 > いえ、アメリカの双子の赤字が解消されるには、特に貿易赤字が解消されるには、アメリカ国民はそのためにとてつもないインフレに見舞われることとなりそうです。何しろドルの暴落によって、輸入品物価が高騰する代償に輸入が減少するのですから。原油価格もドル暴落に反比例するように高騰し、米国内の石油製品不足を招く恐れが十分で、今の政治支配形態が変わることになることも視野におく必要があると思います。 >これは日本政府が「日本の都合で」巨額為替介入を行った「結果」そうなったわけで、アメリカを助けるために為替介入をしたのではない、という点だけは明確にしておく必要があります。 >> この点が大きく間違えているのです。 >>為替介入が日本の景気を維持することを主目的とするのであれば、その通りでしょうが、 >>「敵は本能寺」で、まだ国民には知らされていないのだと思います。 >興味がありますね、本能寺がどこにあって、何なのか。 是非、興味を持っていただきたいと思います。 常識的帰結に縛られるのではなく、 論理的帰結を求めましょう。 |
▼Gokai Sezutomoさん: > >>それでは、米国債ではなく、日本国内で当座預金のような形で同じ金額のドルを持っていたら、そして其のドルを売ろうとしたら、アメリカからは文句は出ないのでしょうか。 > >ドルを売ろうとしたら文句が出ると思います。 >実際にはドルを売って何を買うかが問題なのですが。 ドルを売ったら円を買うのでしょう、為替介入で得たドルなんですから。 > >ところで、日本国内で当座預金のような形でのドルの保有とは?・・・具体的には不可能な行為だと思いますよ。・・実際にどこの銀行の当座預金に誰の名義で行うことになるのか?そのドルはどのような具体的方法で運ばれるのか?・・と。 日銀の日本政府名義のドル当座預金口座を想定してみましたがやはり無理ですか。 そうなると米国債を買わずにドルをそのまま持っておこうとすると、現金を日銀内に積み上げるしかないのですか。100兆円分のドルの現金....いったいどれくらいのボリュームになるのでしょうか。 要するに米国債を買う以外に選択の余地はないってことですね。 > > >>アメリカは「ドルの下落を嫌う」ために日本政府の米国債売却にクレームをつけるのであれば、当座預金であろうが現金であろうが、同じクレームがつくはずです。 > >同意します。 > >>日本政府は自分の意思で、ありがとうといいながら、もみ手をしながら、うやうやしく、「米国債」を買っているわけです。 >違います。これをしているとすれば金融当局者は馬鹿でしょうね。 金融当局者はいやいや米国債を買っているって事ですか。 >>アメリカの圧力で米国債をかわされているのでもなく、ましてや、イラク戦争の費用負担の一環として米国債の購入を割り当てられたのではないのは明白です。 > >明白でなく、アメリカの圧力である可能性も同様に疑わしいのです。 だって、米国債を買う以外の選択の余地はないのでしょう。 > > >>何故なら、外貨準備資金は日本政府の為替介入が積み上がった結果です。為替介入は日本政府が日本経済のために良いと判断して行っているものです。(其の判断のよしあしは別の議論です) > >別議論とは思わないです。状況証拠には必要です。 まあ、一緒に議論して悪いわけではないでしょうしね。 > > >>アメリカが日本政府の為替介入を要求するはずがありません。日本が(ついでに中国も)為替介入をせず市場の判断に任せて円高(元高)になれば、アメリカの双子の赤字が改善されます。高い金利のついた米国債を発行する必要がなくなるのです。そうですね、円が3割高の70円前後(ついでに元も倍に)なったと想定してみましょう。アメリカの双子の赤字は解消されています。日本の経済は大混乱になっているでしょうね。大混乱を嫌って「円高阻止」の強行為替介入を行っているのは日本政府自身であってアメリカからの要求では決してありません。 >> >いえ、アメリカの双子の赤字が解消されるには、特に貿易赤字が解消されるには、アメリカ国民はそのためにとてつもないインフレに見舞われることとなりそうです。何しろドルの暴落によって、輸入品物価が高騰する代償に輸入が減少するのですから。原油価格もドル暴落に反比例するように高騰し、米国内の石油製品不足を招く恐れが十分で、今の政治支配形態が変わることになることも視野におく必要があると思います。 輸出産業が絶好調で失業率ゼロ、給料も高騰し、インフレを凌駕するかもしれませんね。 > > >>これは日本政府が「日本の都合で」巨額為替介入を行った「結果」そうなったわけで、アメリカを助けるために為替介入をしたのではない、という点だけは明確にしておく必要があります。 >>> >この点が大きく間違えているのです。 「日本の都合」が間違いですか。 > > >>>為替介入が日本の景気を維持することを主目的とするのであれば、その通りでしょうが、 >>>「敵は本能寺」で、まだ国民には知らされていないのだと思います。 >>興味がありますね、本能寺がどこにあって、何なのか。 > >是非、興味を持っていただきたいと思います。 >常識的帰結に縛られるのではなく、 >論理的帰結を求めましょう。 ご教授ください。 |
▼馬鹿正直さん: >>実際にはドルを売って何を買うかが問題なのですが。 >ドルを売ったら円を買うのでしょう、為替介入で得たドルなんですから。 >> 円なんて、幾らでも自分で印刷できそうなものをドルを売ってまで買うなんて勿体無いと思いませんか? >>ところで、日本国内で当座預金のような形でのドルの保有とは?・・・具体的には不可能な行為だと思いますよ。・・実際にどこの銀行の当座預金に誰の名義で行うことになるのか?そのドルはどのような具体的方法で運ばれるのか?・・と。 >日銀の日本政府名義のドル当座預金口座を想定してみましたがやはり無理ですか。 >そうなると米国債を買わずにドルをそのまま持っておこうとすると、現金を日銀内に積み上げるしかないのですか。100兆円分のドルの現金....いったいどれくらいのボリュームになるのでしょうか。 そうではなくて、100兆円分のドル紙幣をどうやって日銀まで運ぶおつもりでしょうか?人ごとで無くご自分で運ばれるにはどうされますか?飛行機を使いますか?それとも船を使いますか? うずたかく積み上げる前に、 海外から、日銀の中に運び込むまでの具体的、物理的方法はどうなのでしょうか? ちょっと謎だと思いませんか? 続きはまたということでお願いします。 > |
▼馬鹿正直さん: >要するに米国債を買う以外に選択の余地はないってことですね。 >> 為替介入すれば米国債を買うしか選択肢は無いかもしれません。何しろ、外貨準備は、いつでも使えるというのが建前ですから、株や土地を買う訳にはいかないですよね。まして米国企業を買うなどは。 >> >>違います。これをしているとすれば金融当局者は馬鹿でしょうね。 >金融当局者はいやいや米国債を買っているって事ですか。 > いやいやという可能性もありますが、ヤッパリ馬鹿なのかもしれません。でも本当のことを知っているものは手を実際には下していないのでしょうけども。 >>>アメリカの圧力で米国債をかわされているのでもなく、ましてや、イラク戦争の費用負担の一環として米国債の購入を割り当てられたのではないのは明白です。 >> >>明白でなく、アメリカの圧力である可能性も同様に疑わしいのです。 >だって、米国債を買う以外の選択の余地はないのでしょう。 >> いや、為替介入をしなくても適正な為替相場になるようにすれば良いのです。 経常貿易黒字にならぬように、内需拡大をするとか、 北方四島を買うとか? >> >>>何故なら、外貨準備資金は日本政府の為替介入が積み上がった結果です。為替介入は日本政府が日本経済のために良いと判断して行っているものです。(其の判断のよしあしは別の議論です) >> >>別議論とは思わないです。状況証拠には必要です。 >まあ、一緒に議論して悪いわけではないでしょうしね。 >> なかなか鷹揚ですね。 >>いえ、アメリカの双子の赤字が解消されるには、特に貿易赤字が解消されるには、アメリカ国民はそのためにとてつもないインフレに見舞われることとなりそうです。何しろドルの暴落によって、輸入品物価が高騰する代償に輸入が減少するのですから。原油価格もドル暴落に反比例するように高騰し、米国内の石油製品不足を招く恐れが十分で、今の政治支配形態が変わることになることも視野におく必要があると思います。 >輸出産業が絶好調で失業率ゼロ、給料も高騰し、インフレを凌駕するかもしれませんね。 >> アメリカ国民は物資不足によって確実に貧しくなります。 そうなれば、「アルゼンチンタンゴ」は米国になりそうです。 そして、そのとき日本が大混乱しないように充分に内需拡大をしましょう。 円高=不況と言う構図だけではありません。 >> >>>これは日本政府が「日本の都合で」巨額為替介入を行った「結果」そうなったわけで、アメリカを助けるために為替介入をしたのではない、という点だけは明確にしておく必要があります。 >>>> >>この点が大きく間違えているのです。 >「日本の都合」が間違いですか。 アメリカの都合でしょう。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >いやいやという可能性もありますが、ヤッパリ馬鹿なのかもしれません。でも本当のことを知っているものは手を実際には下していないのでしょうけども。 だからどうなんですか。ただの馬鹿なんですね。馬鹿ではなく賢い金融当局者ならどうしたんでしょうね。 > >いや、為替介入をしなくても適正な為替相場になるようにすれば良いのです。 >経常貿易黒字にならぬように、内需拡大をするとか、 >北方四島を買うとか? いまの日本の経済構造で内需拡大をしようとすると、円がいまの倍ほど上がらないと無理でしょうね。US$=\50 これでやってみますか。 北方4島の購入、悪くないですよ。 > >>>別議論とは思わないです。状況証拠には必要です。 >>まあ、一緒に議論して悪いわけではないでしょうしね。 >>> >なかなか鷹揚ですね。 議論を始めますか。 > >アメリカ国民は物資不足によって確実に貧しくなります。 >そうなれば、「アルゼンチンタンゴ」は米国になりそうです。 アメリカはもともと物資が日本の何百倍もある国です。心配要りません。 > >そして、そのとき日本が大混乱しないように充分に内需拡大をしましょう。 >円高=不況と言う構図だけではありません。 そうです、US$=\50 で内需拡大は実現します。 >>>この点が大きく間違えているのです。 >>「日本の都合」が間違いですか。 > >アメリカの都合でしょう。 「日本の都合」か「アメリカの都合」か、それが問題だ、って事ですね。 |
▼馬鹿正直さん: >>いや、為替介入をしなくても適正な為替相場になるようにすれば良いのです。 >>経常貿易黒字にならぬように、内需拡大をするとか、 >>北方四島を買うとか? >いまの日本の経済構造で内需拡大をしようとすると、円がいまの倍ほど上がらないと無理でしょうね。US$=\50 これでやってみますか。 >北方4島の購入、悪くないですよ。 >> > >>アメリカ国民は物資不足によって確実に貧しくなります。 >>そうなれば、「アルゼンチンタンゴ」は米国になりそうです。 >アメリカはもともと物資が日本の何百倍もある国です。心配要りません。 >> では何故、貿易赤字なのでしょう? 外国から物を買ってばかりなのでしょう? それと今でも3000万人のアメリカ人は明日のパンをも心配しているそうです。 高いインフレになって、もっと増える可能性は無いのですか? それに、もともとロシアも日本の何百倍も物資がありそうですけど、貧しそうですよ。辻褄合いますか? >>そして、そのとき日本が大混乱しないように充分に内需拡大をしましょう。 >>円高=不況と言う構図だけではありません。 >そうです、US$=\50 で内需拡大は実現します。 何故、日本の内需拡大に、ドル安円高を言うのでしょう? 円安ならば、日本の輸出企業が活況となって、お金の流通速度も増えて、好景気になりますが、これは内需拡大とは言わないですよね。外需依存ですね。 まして、円高なれば、輸出減少のために内需拡大が無ければ、不景気に陥るのです。 どう考えても円高と内需拡大はそぐわないと思いますが、どうなのでしょうか? 別法はありませんか? >>アメリカの都合でしょう。 >「日本の都合」か「アメリカの都合」か、それが問題だ、って事ですね。 そうです。これが問題だったのです。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >それに、もともとロシアも日本の何百倍も物資がありそうですけど、貧しそうですよ。辻褄合いますか? 国を経営するやり方が下手なんでしょう。 > > >円安ならば、日本の輸出企業が活況となって、お金の流通速度も増えて、好景気になりますが、これは内需拡大とは言わないですよね。外需依存ですね。 これが現状ですね。これは「米国債を買ってアメリカを助けているからけしからん」のでしょう。じゃあなかった、「米国債を買わされて、イラク戦費の負担割り当てを押し付けられてけしからん」でしたっけ。 >まして、円高なれば、輸出減少のために内需拡大が無ければ、不景気に陥るのです。 >どう考えても円高と内需拡大はそぐわないと思いますが、どうなのでしょうか? >別法はありませんか? ご自身で正解をお出しになっていますよ。 「円高になれば、輸出減少のために内需拡大が無ければ、不景気に陥るのです」だから不景気に陥らないようにするには内需を拡大するしか方法は無いのです。窮地に陥った日本は過去の例から見ても強いですから、内需拡大に必死の努力をする事でしょう。大きな変化が起こるときは弱い人が犠牲になるのですが、それも致し方ないでしょう。 さて、どちらを選びます? > |
▼馬鹿正直さん: >>それに、もともとロシアも日本の何百倍も物資がありそうですけど、貧しそうですよ。辻褄合いますか? >国を経営するやり方が下手なんでしょう。 >> アメリカも下手なのではないですか?だから経常収支が赤字、貿易収支も赤字。 財政収支はどちらでもいいです。 >ご自身で正解をお出しになっていますよ。 >「円高になれば、輸出減少のために内需拡大が無ければ、不景気に陥るのです」だから不景気に陥らないようにするには内需を拡大するしか方法は無いのです。窮地に陥った日本は過去の例から見ても強いですから、内需拡大に必死の努力をする事でしょう。大きな変化が起こるときは弱い人が犠牲になるのですが、それも致し方ないでしょう。 > >さて、どちらを選びます? >> どちらというのは?? 貴方の言う内需拡大とはどのようなことですか? まさか、為替介入のことではないですね。為替介入は外需依存であって、 内需拡大ではありませんから。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >▼馬鹿正直さん: こんにちは! お二人のお陰で、改めて経済の事を勉強させていただきましたよ。 これ以上続けても不毛の議論になります。お二人とも本意ではないでしょうが、どうでしょう、この辺で痛み分けとしませんか? |
▼北の老兵さん: ご心配おかけします。 私は今のやり取りを充分楽しませてもらっていますので、ストレスにはなっていません。 ただ、おっしゃるように、米国債、経常収支、外貨準備高に関する事実関係は出尽くし、目新しい話題には広がらないだろうなと感じます。ですから私にはこれ以上続ける積極的な意欲は余りありません。 日本の都合か、アメリカの都合かの議論にしても、事実関係というコインのどちらを読むかの違いだろうと推測します。 3割バッターを誉めるか、あるいは、打てなかった7割の方に焦点を当てるかの違いでしょう。 未知の分野があるとすれば、Gokai Sezutomoさんがなかなか教えてくれない >日本の都合での、円高阻止ではないのですよ。為替介入ではないのです。 >私達の意見は。 の部分です。 ひょっとして私の知らない円高阻止でもなく、為替介入でもない未知の分野があるかもしれないな、と勘ぐっています。 本来なら、「内需拡大への方策」、「為替介入是か非か」あるいは「日本はこれ以上の円高に耐えられるか」などへの議論の展開があるとより建設的な議論になったかもしれません。 |
▼馬鹿正直さん: こんにちは。横レスごめんなさい。 概ね仰るように感じております。そこで、けしかけるようで申し訳ありませんが、貴兄が仰る 1.内需拡大策 2.為替介入是か非か 3.日本はこれ以上の円高に耐えられるか について意見を集められては如何でしょうか。 私はこれらに意見を申すには基礎の経済学的知識も現今の知見も持ちませんが、 2.為替介入是か非か については、下記のように思っております。 自由市場経済の観点からは、為替介入不可と思います。 大体、固定制を排して変動制に移行したのは、時代と共に固定相場制が国際経済の発展に対して歪(いびつ)な、実情にそぐわない、不利(ハンディキャップ)あるいは優位(アドバンテージ)を与えるので、相互協調の上に立ち国際経済を合理的に、公平に発展させようという目的ではなかったのでしょうか。 しかし、例えば、ヘッジファンドなどの投機筋が為替市場に介入し、投機的観点から相場を操ることがあり、相場を適正に維持するためやむを得ず政府、中央銀行が市場に介入するものと考えています。 過去にあったアルゼンチンの問題あるいはその他の通貨危機は巨大なヘッジファンドの市場への参入によるものとの報道に接したことがあります。私には、真偽の程は判断できませんが。 昨今の石油価格の暴騰も、市場規模の小さい一市場での投機筋の暗躍?による価格暴騰かとも感じていますし、そのような報道もあったかと思います。 自由経済、信用経済、市場経済の暗い一面だと思っていますが、間違いでしょうか。 素人の考えを述べました。失礼。 |
▼馬鹿正直さん:こんにちは 平成8年11月での外貨準備金は2170億ドルでしが、平成16年11月では8400億ドルとなりました。70兆円ぐらいの増加額ですが、 ここ2年ほどの介入額40兆円は本当に異常です。 外貨は通常、財務省が持たなくても、日銀や海外支店を持つ金融機関や各企業が持てばよいことだと思います。だから、財務省の外貨準備金は政治的なものといえると思います。 さて、馬鹿正直さんの調べられた9年間の経常収支黒字額111兆円の行方ですが、これのうちの70兆円が財務省の名義に置き換わっただけならまだ幾分なりとも納得はいきますが、 そうではなく、もし更に加えて、ドルを購入したというのであれば、それは、ますます、自国民の幸福を犠牲にして、アメリカにお金を貸したということです。 現在の為替介入が、 輸出企業を守るなどという理由は、誤った認識か? それを口実とした何かの意図があるかということも考えられます。 それに結果的に、今の政策は決して日本企業を守っていることになっていません。 はっきりと「日本企業売り政策」ではありませんか? 輸出企業も含めて、日本企業を守ろうとするなら、内需拡大策をとるべきです。 その実力が日本にはありますから、 政策的には簡単に出来ます。 >外務省ホームページ -経済情報- で調べてみました。 > http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ecodata/currentaccount.html > >1996年から2004年まで9年間の日本の経常収支黒字額は合計US$1,011,500,000,000でした。$=¥110で換算すると、ざっと111兆2650億円が積み上がった計算になります。 >わが国では、外貨の大部分が米財務省証券に投資されているらしいので、為替介入で20兆円、30兆円云々の話ではなく、もっとでっかい金が米国債に置き換わっているという事です。 > >何故日本の外貨の運用先が米財務省証券だけなのか、よく知りたいところです。たとえばユーロ圏との取引が黒字になってユーロが積み上がった場合、政府、日銀はどこに運用先を見つけるのでしょうか。 |
あなたは一体何をおっしゃりたくて反論してこられるのでしょうか? 米国の介入に関しては既にGokai Sezutomo様やrerere様などがご説明されています。 私としては逆に、何故「経済に関してアメリカの介入が無い」と考える事が出来るのかの方がむしろ不思議に思います。 米国の今までの戦争は全てと言っても良い程利益が関わってきています、利益のためには自国の兵士の命すらも犠牲にする国家が何故為替相場などに口を出す事が無いと考える事ができるのか、その辺あなたはどのようにお考えですか? 私はそれ程知識が有るわけではありませんが、それでもデータなどを見ると世界から見た政府の異常行動は理解できます、もともと政府の無策ぶりの一端を示すために書いたスレッドへ、何がおっしゃりたいのか良く分からない反論をされる方が私としては奇妙に映ります。 |
馬鹿正直さんは,「日本がドル買いをしている目的は,アメリカの戦争を支えるためではなく,輸出産業の促進のためである」とおっしゃっているのです。 アメリカを支えるためならば,あなたがおっしゃっていた,グリーンスパン氏の日本批判はあるわけないでしょ。 米国からの批判があるということは,米国が指示しているという論拠を崩していることに気がつきませんか? |