Page 2303 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼こうの史代『夕凪の街 桜の国』 ぎみゆら 05/1/16(日) 23:05 ┣Re(1):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 告天子 05/1/17(月) 13:50 ┃ ┣Re(2):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 北の老兵 05/1/17(月) 16:23 ┃ ┗ご注意>告天子さん 管理スタッフ 05/1/17(月) 22:30 ┣Re(1):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 流水 05/1/17(月) 17:41 ┣Re(1):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 王里 05/1/17(月) 18:24 ┣Re(1):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 ぎみゆら 05/1/17(月) 19:01 ┣Re(1):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 団塊党 05/1/19(水) 20:07 ┃ ┗Re(2):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 ぎみゆら 05/1/21(金) 17:07 ┗Re(1):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 秋明菊 05/1/21(金) 17:41 ┗Re(2):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 ぎみゆら 05/1/21(金) 20:43 ┗Re(3):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 秋明菊 05/1/23(日) 18:14 ┗Re(4):こうの史代『夕凪の街 桜の国』 ぎみゆら 05/1/24(月) 19:54 ─────────────────────────────────────── ■題名 : こうの史代『夕凪の街 桜の国』 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp> ■日付 : 05/1/16(日) 23:05 -------------------------------------------------------------------------
老人党掲示板にご参加のみなさんへ みなさまに、ぜひお勧めしたい、機会を見つけて読んでいただき たい本があります。コミック本(マンガ)なんですが。 こうの史代『夕凪の街 桜の国』(双葉社、2004年) http://www.futabasha.co.jp/?page=29744-5 『漫画アクション』という雑誌に掲載された作品2本に、書き下ろし 作品1本を加えた、とてもすてきな作品集です。去年の10月に発行 された本ですが、しだいに静かな話題を広げ、じわじわと売れ行きを 伸ばしているようです。 1968年生まれの女性マンガ家が描いた、ヒロシマ原爆をテーマに したマンガなんですが、お説教臭さとか、そういうものがまるで なく、ほんとうに、すんなり素直に読める作品集です。 若手の作家が、まっすぐな気持ちでこういう作品を手がけてくれた ことに、何とも言えない爽やかな勇気のようなものを覚えます。 作者こうの史代さんのあとがきから、少し言葉を紹介します。 ////////// わたしは広島市に生まれ育ちはしたけれど、被爆者でも被爆二世でも ありません。被爆体験を語ってくれる親戚もありません。原爆は わたしにとって、遠い過去の悲劇で、同時に「よその家の事情」でも ありました。怖いという事実だけを知っていればいい昔話で、何より 踏み込んではいけない領域であるとずっと思ってきた。しかし、 東京に来て暮らすうち、広島と長崎以外の人は原爆の惨禍について 本当に知らないのだという事にも、だんだん気付いていました。 …… 遠慮している場合ではない。原爆も戦争も経験しなくとも、 それぞれの土地のそれぞれの時代の言葉で、平和について考え、 伝えてゆかねばならない筈でした。まんがを描く手が、わたしに それを教え、勇気を与えてくれました。 ////////// ……この掲示板上でこれまでも、折にふれて言ってきたことですが、 これからも、何度でも言います。 かつての戦争を、戦場で、銃後で、ご経験されたみなさん。 話すのでも、書くのでも、どういう形でも、どうかそのご経験を、 年下の「誰か」に、伝えてください。何度でも、繰り返し。 ご家族、お身内、お知り合いに戦争体験者がいる方。 ぜひその方のお話を、機会を見つけて、できるだけ詳しく、 聞き取ってください。何度でも、繰り返し。 それから、上に紹介した作品を、読んでください。人にも勧めて ください。子供でも、中学生だったら、十分読めると思います。 以上のことを、みなさまに、心よりお願いいたします。 |
こんにちは。 この本は私も読んでみようかなあと思っていたのですが、老人党の方はマンガなど読まないのか今ひとつ反応がありませんね・・・。やはり反体制みたいなあれがないと、盛り上がらないのか・・・。絵柄もよいと思います。 |
▼告天子さん: >こんにちは。 > >この本は私も読んでみようかなあと思っていたのですが、老人党の方はマンガなど読まないのか今ひとつ反応がありませんね・・・。やはり反体制みたいなあれがないと、盛り上がらないのか・・・。絵柄もよいと思います。 ↑は偏見。私は何でも読みます。 ぎみゆらさん 良い本の紹介をありがとう。読んでみます。 |
▼告天子さん(40839): Ray@スタッフです。 この書き込みは、 >やはり反体制みたいなあれがないと、盛り上がらないのか・・・。 との表現が掲示板のルール(投稿内容、転載、引用その他/ 字種、文字数の制限)のうち 1. 伏せ字、隠語の使用および掲示板を混乱させる恐れのある投稿は禁止 2. 差別、誹謗中傷、侮蔑、罵倒、脅迫または他者を傷つける恐れのある表現は禁止 に抵触する可能性がありますのでご注意申し上げます。 なお、この件に関するご意見は、私の書き込みへの 返信としてではなく、スタッフ連絡板にお書きください (総合掲示板に書かれたご意見には原則としてレスいたしません)。 よろしくお願いいたします。 |
▼ぎみゆらさん: >老人党掲示板にご参加のみなさんへ > > >みなさまに、ぜひお勧めしたい、機会を見つけて読んでいただき >たい本があります。コミック本(マンガ)なんですが。 > > こうの史代『夕凪の街 桜の国』(双葉社、2004年) > http://www.futabasha.co.jp/?page=29744-5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最近、掲示板の方をあまり見ていなくて、気がつきませんでした。 絵が素晴らしいですね。 「夕凪の街」というタイトルも気に入りました。瀬戸内地方の【夕凪】は有名です。 夏、夕方になると、バタッと風が止まるのです。瀬戸内地方の気候の特色です。 この本、ぜひ、読んで見たいと思います。 友人にも紹介したいと思います。 |
▼ぎみゆらさん:こんにちは >老人党掲示板にご参加のみなさんへ > > >みなさまに、ぜひお勧めしたい、機会を見つけて読んでいただき >たい本があります。コミック本(マンガ)なんですが。 > ご紹介ありがとうございます。早速、購入して読んでみようと思います。楽屋話なんですが、老人党に入ってから書籍代が馬鹿になりません。 みなさんの話に触発されてあれこれ手を出しすぎたようです。まだ、読んでない本が2〜3冊積んでありますが今回のはコミックなので、ちょっと気が楽です。 |
告天子さん、はじめまして。 北の老兵さん、流水さん、王里さん、こんにちは。 先に紹介した『夕凪の街 桜の国』は、昨年度の文化庁メディア 芸術祭で、マンガ部門の大賞を受賞しています。 http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/index.html ナントカ賞を取ったからどうこうというわけではなく、とても よくできたマンガだと思ったので紹介したのですが、こういった 実績からも、幅広く、大勢の人に勧められる作品だということは、 言ってよいのではないかと思います。 絵の面から言うと、スクリーントーン(絵柄にカゲや地模様などを 付けるためのパターンをあらかじめ刷り込んだ薄紙)を使わずに、 自筆の線だけで丹念に描き込んでいます。一見やや幼く素朴な印象 ながら、思いが丁寧にこめられていることがよくわかる絵です。 最初の作品「夕凪の街」は昭和30年の広島が舞台ですが、1968年 生まれの女性がどうしてというくらい、街頭、家並み、登場人物の 服装や雰囲気など、よく感じが出ています。やはりこの作品を読んだ 昭和ヒトケタ生まれの父も、その点にずいぶん感心していました。 こういったところからも、作者と編集者が力を合わせて、根気よく 資料調べなどを積み重ねて、丹念にこの作品を作り上げていった ことがうかがえます。 それから、内容にはあまりふれないようにしますが、原爆が、 被爆者やその家族、子供たち、孫たちに、どのような目に見えない 爪痕を、何十年にもわたって残すのか、柔らかい心のヒダのような ところを、実によくとらえています。正直いって、驚きました。 いつか、みなさんのご感想など、お聞かせいただければと思います。 お返事をいただき、どうもありがとうございました。 |
▼ぎみゆらさん: >みなさまに、ぜひお勧めしたい、機会を見つけて読んでいただき >たい本があります。コミック本(マンガ)なんですが。 > > こうの史代『夕凪の街 桜の国』(双葉社、2004年) > http://www.futabasha.co.jp/?page=29744-5 > >かつての戦争を、戦場で、銃後で、ご経験されたみなさん。 >話すのでも、書くのでも、どういう形でも、どうかそのご経験を、 >年下の「誰か」に、伝えてください。何度でも、繰り返し。 > >ご家族、お身内、お知り合いに戦争体験者がいる方。 >ぜひその方のお話を、機会を見つけて、できるだけ詳しく、 >聞き取ってください。何度でも、繰り返し。 > >それから、上に紹介した作品を、読んでください。人にも勧めて >ください。子供でも、中学生だったら、十分読めると思います。 > >以上のことを、みなさまに、心よりお願いいたします。 去年に続き今年も「地雷でなく花をください」という絵本、森住卓氏のイラクの子ども達の写真集などを教材にして授業をする予定です。 「夕凪の街 桜の国」是非読んでみようと思います。 戦争体験者ではない人が描いたマンガが話題になっているという点が面白いですね。 |
団塊党さん、こんにちは。 > 「夕凪の街 桜の国」是非読んでみようと思います。 > 戦争体験者ではない人が描いたマンガが話題になっている > という点が面白いですね。 そうなんです。ある意味、希望の芽とでもいうか。 お説教臭くないんですよ、まるで。それが、いいところの第一。 あと、前にもちょっと書きましたが、さりげなく見える作画や 筋立てなんですが、ほんとは実によく調べて考え込んで仕上げた 作品だということが、だんだんわかってくる。それが、おすすめ できるポイントの二番目です。 * 私の父は長崎の被爆者で、ただ、いまに至っても心身の障害は 何もない。でも、父から当時の話を、もっと詳しく聞こうと思って いる。──しばらく前にこの掲示板で、そういった意味のことを 書きました。今年の年賀状でも、同じ意味のことを、手書きで 何人かの方に書き添えたんです。 そうしたら、そのなかのお一方から、やはり被爆者の方ですが、 「ぜひお願いします。それが、私たちが生き続けるということなの ですから」というお返事が来ました。これで父からの聞き取りを、 サボったりゴマカしたり、ズルズルと引き延ばしたりすることが、 できなくなってしまいました。(笑) ではまた。 |
ぎみゆらさま こんばんは。 >みなさまに、ぜひお勧めしたい、機会を見つけて読んでいただき >たい本があります。コミック本(マンガ)なんですが。 > > こうの史代『夕凪の街 桜の国』(双葉社、2004年) > http://www.futabasha.co.jp/?page=29744-5 > >1968年生まれの女性マンガ家が描いた、ヒロシマ原爆をテーマに >したマンガなんですが、お説教臭さとか、そういうものがまるで >なく、ほんとうに、すんなり素直に読める作品集です。 > ご紹介、ありがとうございます。 今度、書店で手に入れて読んでみます。子供にも薦めてみます。 「はだしのゲン」は、以前に購入して読みましたが、原爆のマンガはそれ以来です。 子供の時に、原爆のあった日の広島の様子を書いた本を読んだ事がありますが、悲しくて怖くて、あまりに辛かったので、最後まで読めませんでした。 広島の原爆資料館に行った時も、展示物を観て信じられない思いと、空気まで淀んでいるような気がして、気分が悪くなりました。 世界の色々な部門の主導者には広島や長崎を訪れて、原爆(核爆弾)の恐ろしさを知って貰いたいです。 |
秋明菊さん、こんにちは。 > ご紹介、ありがとうございます。 > 今度、書店で手に入れて読んでみます。子供にも薦めてみます。 お子さんにも、読んでもらって大丈夫な作品なのではないかと思い ます。読むだけなら、小学校の高学年でも大丈夫でしょうが、こめ られた気持ちを受け止められるのは、やっぱり中学生より上かなぁ。 いわゆる「怖い絵」は、風景も、人も、ほぼないと言ってよく、 それが、この作品の優れたところの一つでもあるように思います。 お話の性格上、悲しく、切ないところは、いくつかありますが。 > 子供の時に、原爆のあった日の広島の様子を書いた本を読んだ > 事がありますが、悲しくて怖くて、あまりに辛かったので、 > 最後まで読めませんでした。 > 広島の原爆資料館に行った時も、展示物を観て信じられない > 思いと、空気まで淀んでいるような気がして、気分が悪く > なりました。 お気持ち、よくわかります。それに、とても大事な点を含んだ ご指摘でもあるように思います。 伝えようとする側は、こんなにひどい、悲しい、惨いことが あったんだと、つい力んでしまいがちですが、受け止める側から すれば、すごく怖い、ひどいと思ったら、そこで止まったり、 固まったりしてしまい、それ以上は先に進めなくなる。 これは、原爆についてだけでなく、戦争にまつわるさまざまな 悲劇や、先日十周年を迎えた神戸の記憶を伝えようといった ことについても、似たようなところがあるのだろうと思います。 事実を直視するのは大事ですが、見る者聞く者を、いたずらに 傷つけたり、ひどく怖がらせたりしてしまうのは、それでは そもそも伝わらないし、それにどんな理由でも、そんなふうに 人の心を傷つけるのは、よくないことだろうと思うのです。 大事なのは、伝える側も、受け取る側も、静かな気持ちで事実を 見つめるということなのでしょうけれど、それが実際にはなかなか 難しい。そういった場面も、多いのではないかと思います。 ご紹介の本、よろしければ、いつかご感想などお聞かせいただけ たら、とてもうれしく思います。おやさしいレスをいただき、 ありがとうございました。 |
ぎみゆらさま こんばんは。 『夕凪の街 桜の国』を2つ目の書店で手に入れ、さっそく読んでみました。 >いわゆる「怖い絵」は、風景も、人も、ほぼないと言ってよく、 >それが、この作品の優れたところの一つでもあるように思います。 >お話の性格上、悲しく、切ないところは、いくつかありますが。 > >> 子供の時に、原爆のあった日の広島の様子を書いた本を読んだ >> 事がありますが、悲しくて怖くて、あまりに辛かったので、 >> 最後まで読めませんでした。 >伝えようとする側は、こんなにひどい、悲しい、惨いことが >あったんだと、つい力んでしまいがちですが、受け止める側から >すれば、すごく怖い、ひどいと思ったら、そこで止まったり、 >固まったりしてしまい、それ以上は先に進めなくなる。 でも、感じ易い年頃にその本を読んだおかげで、戦争は多くの人を地獄に落とす、戦争は絶対してはいけない、って思うようになったと思います。 >大事なのは、伝える側も、受け取る側も、静かな気持ちで事実を >見つめるということなのでしょうけれど、それが実際にはなかなか >難しい。そういった場面も、多いのではないかと思います。 そうですね。そう出来ればいいのですが。 戦争の残虐性、人間を獣のように変える(獣より人間の方が酷い)話などを読んだりすれば、心はザラザラ傷つけられた様に感じますが、実際経験した事のない者には、印象が弱いとすぐ忘れてしまうかもしれません。 > >ご紹介の本、よろしければ、いつかご感想などお聞かせいただけ >たら、とてもうれしく思います。 この本の絵は、優しい描き方をしてありますので、おっしゃる様に怖い部分は少ないと思います。死体で一杯になった川もあっさりと描いてありました。 でも、本で読んだ事のある私は、飲み水を求め、身体の熱さに耐えきれず原爆の熱で、湯になった川に入り息絶えてしまった死体で一杯になった、という事を記憶していますので、そこからは涙なしでは読み進めなくなりました。 やさしいタッチでしたが、放射能は身体に溜まっていて体内を攻撃し続け、ある日突然表に現れる事などもきちんと描かれていました。 死体も見つけられなかった主人公の妹、2ヶ月後に亡くなった姉の悲しみ、夫と子供を亡くした母の悲しみの表現を抑え、ジョークを話す楽しげな母子を描く、なんていいですね。 読んでいない人には申し訳ないですが、最後の主人公の言葉、「嬉しい?・・・」 って言葉に、心を強くノックされました。 「桜の国」は、「夕凪の街」の続編になりますが、疎開先で助かり、5年後に伯母の養子になった弟が、広島に戻り母と暮らしているのを見て、よかったなって思いました。でも、伯母夫婦はどうなったのか、ちょっと気になりました。 薄い本ですので、余分なモノは省いたのでしょうね。 以上、小学生の読書感想文のようですが、お返事を書いてみました。 |
秋明菊さん、こんばんは。 > 『夕凪の街 桜の国』を2つ目の書店で手に入れ、さっそく > 読んでみました。 > この本の絵は、優しい描き方をしてありますので、おっしゃる > 様に怖い部分は少ないと思います。死体で一杯になった川も > あっさりと描いてありました。 > でも、本で読んだ事のある私は、飲み水を求め、身体の熱さに > 耐えきれず原爆の熱で、湯になった川に入り息絶えてしまった > 死体で一杯になった、という事を記憶していますので、そこ > からは涙なしでは読み進めなくなりました。 妙な言い方に聞こえるかもしれませんが、そのように読んで いただいたことに、感謝します。 広島や長崎のこと、さまざまな戦災のことをさほど知らない人、 若い人たちがあのシーンを見ても、何も気づかず、わからず、 感じないかもしれない。でも、それはそれでいいと思うんです。 気づくとか、わかるとか、感じるとかいうのは、誰が誰に対して であっても、絶対に、強要することはできないものだと思うん ですね。たとえば、ああいうことであっても。 何かの折に、自分で気づいたり、わかったり、感じたりしな ければ、何の意味もないし、どういうきっかけでそうなるのかは、 誰にも、本人にもわからない。だから。 > 読んでいない人には申し訳ないですが、最後の主人公の言葉、 > 「嬉しい?・・・」って言葉に、心を強くノックされました。 そうなんです。私も、読んでいない方には申し訳ないんですが、 あそこからの彼女の一連のセリフが、原爆とは何か、その一番の 本質を、とてもよく言い当てていると思います。 このように、率直な感想を聞かせていただけたことを、とても うれしく思います。作者でもないのに。(笑) お返事、本当に、ありがとうございました。 これからも、よろしくお願いいたします。 |