Page 2316 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼老人党「未来をつくる百冊の本」 ぎみゆら 05/1/23(日) 12:50 ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」 ぎみゆら 05/1/23(日) 12:52 ┣とりあえず、5冊リストアップしてみました。 ぎみゆら 05/1/23(日) 12:56 ┃ ┗Re(1):とりあえず、5冊リストアップしてみました。 こんぺいとう 05/1/23(日) 18:11 ┃ ┗おすすめの二冊、読んでみます。 ぎみゆら 05/1/23(日) 19:20 ┣キャサリン・スコールズ『平和へ』 ぎみゆら 05/1/23(日) 19:15 ┣お子様、お孫様をお持ちの方々のために 森下 泰典 05/1/23(日) 19:52 ┃ ┣記入漏れ 森下 泰典 05/1/23(日) 19:56 ┃ ┗イラク戦争の本、二冊ですね。 ぎみゆら 05/1/24(月) 9:39 ┣5冊と4冊になりました。 ぎみゆら 05/1/24(月) 10:01 ┣りぼん・ぷろじぇくと『戦争のつくりかた』 ぎみゆら 05/1/24(月) 18:17 ┣半藤一利『昭和史』は、いかがでしょうか? ぎみゆら 05/1/24(月) 18:42 ┃ ┗Re(1):半藤一利『昭和史』は、いかがでしょうか? 王里 05/1/24(月) 20:52 ┃ ┗半藤一利『昭和史』 ぎみゆら 05/1/25(火) 9:20 ┣5冊と5冊 ぎみゆら 05/1/25(火) 9:30 ┃ ┗Re(1):5冊と5冊 パンドラ 05/1/25(火) 11:13 ┃ ┗斎藤美奈子『モダンガール論』 ぎみゆら 05/1/25(火) 20:50 ┣「老人」をめぐる、何かよい本は…? ぎみゆら 05/1/25(火) 9:46 ┃ ┗「老人」をめぐる、何かよい本は…?きみゆらさん k.satou 05/1/25(火) 10:36 ┃ ┣Re(1):「老人」をめぐる、何かよい本は…?きみゆらさん 北の老兵 05/1/25(火) 16:12 ┃ ┃ ┣Re(2):「老人」をめぐる、何かよい本は…?きみゆらさん ふくちゃん 05/1/25(火) 19:17 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):「老人」をめぐる、何かよい本は…? ぎみゆら 05/1/26(水) 0:22 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):「老人」をめぐる、何かよい本は…? ふくちゃん 05/1/26(水) 17:32 ┃ ┃ ┃ ┗Re(5):「老人」をめぐる、何かよい本は…? ぎみゆら 05/1/27(木) 10:53 ┃ ┃ ┗黒沼克史『少年にわが子を殺された親たち』 ぎみゆら 05/1/25(火) 23:19 ┃ ┗Re(1):「老人」をめぐる、何かよい本は…? ぎみゆら 05/1/25(火) 19:32 ┃ ┗Re(2):「老人」をめぐる、何きみゆらさんへ k.satou 05/1/26(水) 15:14 ┃ ┣そんなに殴ったら痛いです。 ぎみゆら 05/1/27(木) 0:41 ┃ ┃ ┗Re(1):そんなに殴ったら痛いです。 パンドラ 05/1/27(木) 8:16 ┃ ┃ ┗自立した生き方、とか。 ぎみゆら 05/1/27(木) 11:10 ┃ ┗Re(3):「老人」をめぐる、何きみゆらさんへ 悠々 05/1/27(木) 9:15 ┃ ┣「老人」をめぐる、何かよい本を。 ぎみゆら 05/1/27(木) 11:24 ┃ ┗Re(4):「老人」をめぐる、何きみゆらさんへ 枯葉 05/1/27(木) 11:45 ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」 ゆきりん 05/1/25(火) 16:41 ┃ ┗伊藤仁斎師の『童子問』ですか。 ぎみゆら 05/1/25(火) 23:53 ┃ ┗Re(1):伊藤仁斎師の『童子問』ですか。 ゆきりん 05/1/26(水) 18:24 ┃ ┗私も乱読派です。 ぎみゆら 05/1/27(木) 10:59 ┣お薦めの本 Ray 05/1/25(火) 18:45 ┃ ┗なだいなださんの本(1) ぎみゆら 05/1/26(水) 20:30 ┣5冊と5冊と2冊 ぎみゆら 05/1/26(水) 0:24 ┣憲法についての「小さな本」2冊 ぎみゆら 05/1/26(水) 11:42 ┣池澤夏樹『憲法なんて知らないよ』 ぎみゆら 05/1/26(水) 12:28 ┣5冊と8冊と2冊 ぎみゆら 05/1/26(水) 12:42 ┣「論語」 しろは 05/1/26(水) 14:10 ┃ ┗Re(1):「論語」 ぎみゆら 05/1/26(水) 22:26 ┣Re(1)反戦の原理 流水 05/1/26(水) 16:09 ┣ティツィアーノ・テルツァーニ『反戦の手紙』 ぎみゆら 05/1/26(水) 19:27 ┣5冊と12冊と2冊 ぎみゆら 05/1/26(水) 20:50 ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」 とうろう 05/1/26(水) 21:09 ┃ ┗Re(2):老人党「未来をつくる百冊の本」(追記) とうろう 05/1/26(水) 21:16 ┣*ちなみに ぎみゆら 05/1/26(水) 22:47 ┗*新スレッドを立てます。 ぎみゆら 05/1/27(木) 11:32 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 老人党「未来をつくる百冊の本」 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp> ■日付 : 05/1/23(日) 12:50 -------------------------------------------------------------------------
みなさん これまでこの掲示板で、いろんな人が、何冊かの本のことを、 紹介したり、すすめたりしてくださいました。 こんぺいとうさんは、世界の子供たちの写真と、深い洞察に 満ちていながら小学生でも読める味わい深い文章によって構成 された、『平和へ』という美しい本を教えてくださいました。 あるいは、『茶色の朝』『戦争のつくりかた』など、平和の 大切さを、簡潔な記述を通して、直感的にわかりやすく表現した 「小さな本」も、話題になりました。 私は先日、1968年生まれの女性作家が、原爆被害という難しい テーマに意欲的に取り組んだマンガ本、『夕凪の街 桜の国』を 紹介しました。 * こういった話題が、ただ掲示板上で流れていくのは、なんだか もったいない。さまざまな「いい本」についての知識や知恵を、 それなりに積み重ねていく工夫が、何かできないものだろうか。 そんなことを考えて、このスレッドを立ててみました。 *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** いちおう仮に、こんな通しタイトルを、付けました。 (以下、次のコメントに続きます) |
(前のコメントからの、続きです) *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ただ「いい本」というだけでは、あまりに漠然としていますので、 いちおう、以下のような目安を立ててみます。 * ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 ●多くの人に、広くすすめれらる本 ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 老人党の目的は、当サイトのトップページに掲げられているとおり、 以下のようなものです。http://www.6410.jp/info.html 1 老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる 2 世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする 3 平和と基本的人権を保証する日本国憲法を守る 4 現政権の交代をめざす 5 そのために、老人と未来の老人が協力しあって自ら行動する 本スレッドでは、こういった老人党の目的に役立ち、多くの方々に おすすめできる本を集めて、紹介し、またみなさんからのご意見や ご感想なども、できればお寄せいただければと思います。 * とりあえず私のほうから、これまでにこの掲示板上で話題になった 本や、私としておすすめできる本などについて、思いつくままに、 リストアップしたり、ご案内を書いたりしてみます。 それをご覧いただきながら、みなさんからも、「そういうことなら、 こんな本を取り上げてみたらどうだろう」という本などについて、 よろしければ、お知らせいただけませんでしょうか。 とにかく、ちょっとやってみますので、 どうかよろしくお願いいたします。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** とりあえず、これまでにこの掲示板上で話題になった本で、 いま思いつくものを、5冊、リストアップしておきます。 * 『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年) 『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年) 『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、 2004年) 『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年) 『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年) * ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 ●多くの人に、広くすすめれらる本 ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 みなさんも、上の目安に適するような本を、何か思いついたら、 よろしければ教えてください。 上の一覧では、戦争と平和に関する本が並んでいますが、これに 限らず、「老人党の目的をすすめる」ことに役立ちそうな、もっと 幅広いテーマの本を、自由なお気持ちでお知らせください。 それから、このスレッドで取り上げた本についてのご感想なども、 お気が向けば書き込んでみてください。 * みなさんから、それなりにご協力がいただけるようであれば、 挙げられた本の選定やとりまとめなどについては、私のほうで ボチボチと、やっていきたいと思っています。 どうか、よろしくお願いいたします。 |
▼ぎみゆらさん: >*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** > >とりあえず、これまでにこの掲示板上で話題になった本で、 >いま思いつくものを、5冊、リストアップしておきます。 > > * > >『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年) >『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年) >『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、 > 2004年) >『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年) >『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年) > > * > >●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 >●多くの人に、広くすすめれらる本 >●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 > >みなさんも、上の目安に適するような本を、何か思いついたら、 >よろしければ教えてください。 > とても素敵な提案ですね. 半年以上前にこの掲示板でお勧めしました本を再度お勧めいたします. 「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン著(新潮社版) 今回初のお勧め本 「倚りかからず」詩集です(よりかからず)と読みます。 茨木のり子著 筑摩書房発行 詩集ですので、茨木さんのいろんな視点からの詩が載っています. 48ページに「倚りかからず」という題の詩が載っています. 5年前にこの詩を読んだ時、自律をしていくということはこういう事 なのだと強く共感いたしました。他の詩も一編一編心動かされました. よろしかったらご一読をお勧めいたします。 |
こんぺいとうさん、こんにちは。 早速ご賛同いただいたうえに、二冊もおすすめの本を挙げて いただき、感謝いたします。 これから、とりあえず挙げた五冊の本について、時間を見つけて 書いていこうと思っていたところだったので、うれしい悲鳴と いうか、なんというか。(笑) いままず、『平和へ』のご案内を書き込みました。 『センス・オブ・ワンダー』は、以前にご紹介いただいた折に、 手元の「読みたい本リスト」に記帳したまま、申し訳ないことに、 そのまま埋もれていましたので、今度こそ読むことにします。 茨木のり子さんの『倚りかからず』は、何かの書評だったか、 どこかの書店で手に取ったのだったか、いずれにせよ、読んでは いないのですが、「何か」が印象と記憶に残っている本でした。 こちらも、この機会に読んでみようと思います。 ありがとうございました。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** まず、以前にこの掲示板上で、こんぺいというさんに教えて いただいた、この本について、ご案内を書いてみます。 * ◆『平和へ』キャサリン・スコールズ作、上遠恵子訳、 田沼武能写真、岩崎書店、1995年 もう十年前に出た本なのに、いまだに少しずつ売れ行きを伸ばして いるんですが、本当に、よくできた本です。 本を開くと、どの見開きにも、写真家田沼武能さんによる世界各国の 子供たちの写真があり、もう片方のページに、作者スコールズ氏の 文章が掲載されています。たとえば、こんな具合です。 「平和っていうのはね、 生きていくのに 必要なものが ちゃんとあることなんだ。 たとえば、たべもの、水、家、着るもの。 病気やけがをしたとき たすけてくれるものがあることだ。 平和は ぼくたちが ほしいと思うものや 気持ちよく くらしたいという願いを かなえてくれる力を 持っている。」 小学生にでも読めるほど、よくかみくだいて書かれていながら、 平和とは何かについて、実に深く考え抜かれた文章です。 むしろ、大人にこそ読んでほしい。読むたびに、あらためて 考えさせられるものがあります。 すべての人に、広くおすすめしたい一冊です。 |
▼ぎみゆらさん: > *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** 世界中の平和を願う声にも関わらず、あの選挙で勝利したブッシュ大統領が 率いる2期目に入りました。 そこで、2冊ほど紹介しておきます。 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』 (写真・文;高橋邦典。 ポプラ社。税別1300円) 『私たちは、いま、イラクにいます』 (文;シャーロット・アルデブロン 写真・森住卓) あの戦争をわが国・日本が支持し、そして今もなお、かの地に自衛隊が 駐留している現在、改めて、あの戦争とは何だったのか、見つめなおす ために、大いに役立つものであると考えます。 特に、2冊とも、子ども達にも分かりやすい内容で構成されており、 お子様、お孫様をお持ちの方々にも、大いに有益なものとなるで あろう、と考えます。 |
>『私たちは、いま、イラクにいます』 >(文;シャーロット・アルデブロン 写真・森住卓) 講談社。税別1200円。 |
森下 泰典さん、こんにちは。 二冊の本をおすすめいただき、感謝いたします。 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』 (高橋邦典写真・文、ポプラ社、2003年) 『私たちはいま、イラクにいます』 (シャーロット・アルデブロン文、森住卓写真、講談社、2003年) ネットでちょっと見たところ、たしかにどちらも、お子さんでも 読めそうな本ですね。二冊とも近所の図書館で所蔵していることが わかりましたので、今度、実物を見てみます。 しばらく前から、最寄りの公共図書館でも、蔵書のネット検索や 貸し出し予約が、インターネットでできるようになりました。 こういうところは、世の中の変化はすごいなぁと思います。 早速のご協力、ありがとうございました。 今後とも、よろしくお願いいたします。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ★おすすめしたい本(現在5冊) 『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年) 『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年) 『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、 2004年) 『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年) 『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年) ☆こんぺいとうさん、森下泰典さんから教えていただいた本 (現在あわせて4冊。今度読みます) 『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮社、 1996年) 『倚りかからず』(茨木のり子、筑摩書房、1999年) 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』(高橋邦典写真・文、ポプラ 社、2003年) 『私たちはいま、イラクにいます』(シャーロット・アルデブロン 文、森住卓写真、講談社、2003年) * どなたでも、以下の目安にかなうような本を何か思いついたら、 よろしければ教えてください。 ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 ●多くの人に、広くすすめれらる本 ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 それから、このスレッドで取り上げた本についてのご感想なども、 お気が向けば書き込んでみてください。 どうか、よろしくお願いいたします。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ◆『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと文、マガジンハウス、 2004年 この本については、以前に流水さんが的確な紹介を書いてください ましたので、それを転載します。勝手ながら、一部編集しました。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=39018;id=sougou //////////////////// 以前紹介のあった「茶色の朝」という絵本と同じような「戦争の つくりかた」という絵本が昨年つくられました。 http://www.ribbon-project.jp/book/ 分かりやすい語り口で淡々と戦争への道がどのようにして準備されて いくかが語られています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「わたしたちの国は、60年ちかくまえに、「戦争しない」と決め ました。(中略)でも、国のしくみやきまりをすこしずつ変えて いけば、戦争しないと決めた国も、戦争できる国になります」という 語りかけからはじまる絵本です。 その前兆として、市民どうしが監視しはじめたり、町のいたる ところに監視カメラが設置されたりしはじめる。そして、ずるずると 「戦争のできる国」になっていくというお話です。 (本文引用) もし戦争ができる国になったら、 あなたは国のために命を捨てることができます。 戦争で人を殺すこともできます。 おとうさんやおかあさんや、学校の友達や先生や、近所の人たちが 戦争のために 死んでも、悲しむことはありません。 政府はほめてくれます。 人の命が世の中で一番大切だと今まで教わってきたのは間違いに なりました。 一番たいせつなのは、「国」になったのです そして最後にこう結びます。 「ここに書いてあることがひとつでもおこっていると気づいたら、 おとなたちに、『たいへんだよ、なんとかしようよ』と言って ください。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 現在の政治情勢を非常に分かりやすく説明していると思います。 ★【人の命が世の中で一番大切だと今まで教わってきたのは間違いに なりました。一番たいせつなのは、「国」になったのです】 日本が踏み込もうとしている世界が、このやさしい言葉に凝縮されて いると思います。平和を大切に思う人は、自分のできる範囲で、この 絵本を多くの人に読んでもらう運動をしたらどうでしょうか。 //////////////////// |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** 別スレッドで佐藤圭さんが、このように書いてくださっています。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=41535;id=sougou > 私らの世代、(戦争を体験し、戦後は労働組合団体での反戦 > 活動、60年安保デモの体験してきた)の改憲9条の動きに > 対する危機感と昭和史などの知識中心からの意見、危機感には > 大きな差を感じます。 > 現代(2000年代)の改憲論調をみると足が地についていない > 感じがします。 > 昭和史・戦争体験者がだんだん死亡または現役第一線から退いて > きて、学者、政治家、経済界とも相対的平和ボケしているように > 感じます。 きっと、その通りなのだろうと思います。私も、ともに昭和ヒトケタ 生まれの父母から、同じようなセリフを、最近ときどき聞きます。 それで、だいぶ前に王里さんがこの掲示板で紹介してくださった、 こんな本のことを思い出しました。 ◆ 半藤一利『昭和史』(平凡社、2004年) それこそ、読書だけではなかなか埋まらない溝なのかもしれ ませんが、一つの足がかりくらいにはなるのでは、と思います。 王里さん。この本の「おすすめできるところ」を、簡単でも 結構ですので、もう一度、教えていただけませんでしょうか。 実は私もこの本、持ってるんですが、半分と少しまで読みかけた ところで、ちょっと止まってしまっているものですから ^_^; 突然呼びかけたりして恐縮ですが、よろしければ、お手すきの ときにでも、お願いできればと思います。 |
▼ぎみゆらさん:こんばんは >王里さん。この本の「おすすめできるところ」を、簡単でも >結構ですので、もう一度、教えていただけませんでしょうか。 > >実は私もこの本、持ってるんですが、半分と少しまで読みかけた >ところで、ちょっと止まってしまっているものですから ^_^; > >突然呼びかけたりして恐縮ですが、よろしければ、お手すきの >ときにでも、お願いできればと思います。 私などが出しゃばる筋ではないのですが、せっかくのご紹介ですので。 本は読み手によって、また読まれる環境によって受け取り方に差があると思います。そんな訳で、本当は再読して紹介すべきかと思ったのですが、時間がないので著者のあとがきから一部引用します。 この本は編集者から「学校でほとんど習わなかったので昭和史のシの字も知らない私たち世代のために、手ほどき的な授業をしていただけたら、たいそう日本の明日のためになると思うのですが」をきっかけに始めた昭和史講座をもとに編集出版されたものです。 統帥権干犯も聞いたことがない戦後生まれの生徒に、1945年までの昭和史を分かりやすく、あきさせずに語ってくれてます。この掲示板でも度々話題となった南京事件をはじめ多くの事件が紹介されています。そして、「熱狂や感情に流されてはいけない」を歴史の教訓として示されています。 とにかく分かりやすくて面白い本でした。戦争を知らない世代は勿論、戦争を体験された方々にも自分の生きた時代を再確認する意味で一読されることをおすすめいたします。 |
王里さん、おはようございます。 早速のお返事、感謝いたします。 > 私などが出しゃばる筋ではないのですが、 > せっかくのご紹介ですので。 そんなこと言わずに、気がついたこと、何でもおっしゃって ください〜。(笑) > 本は読み手によって、また読まれる環境によって受け取り方に > 差があると思います。 ほんとにそうですね。私はけっこう、同じ本をしばらく後にまた 読み返して、「安上がりでいい」と妻に笑われたりしています。 以下、 ◆ 半藤一利『昭和史』(平凡社) ◆ について。 > 統帥権干犯も聞いたことがない戦後生まれの生徒に、1945年 > までの昭和史を分かりやすく、あきさせずに語ってくれてます。 > この掲示板でも度々話題となった南京事件をはじめ多くの事件が > 紹介されています。そして、「熱狂や感情に流されてはいけない」 > を歴史の教訓として示されています。 > とにかく分かりやすくて面白い本でした。戦争を知らない世代は > 勿論、戦争を体験された方々にも自分の生きた時代を再確認する > 意味で一読されることをおすすめいたします。 要点を押さえたご紹介をいただき、ありがとうございました。 やはり自分でも最後まで読んでから、「おすすめ」に加える つもりで、リストアップしておきます。 ちなみに私は昨今、できる限り最寄りの公共図書館を活用して、 読書予算の膨張に歯止めをかけるべく努めています ^^; |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ★おすすめしたい本(現在5冊) 『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年) 『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年) 『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、 2004年) 『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年) 『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年) ☆こんぺいとうさん、森下泰典さん、王里さんから教えて いただいた本(現在あわせて5冊。近々読みます) 『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮社、 1996年) 『倚りかからず』(茨木のり子、筑摩書房、1999年) 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』(高橋邦典写真・文、ポプラ 社、2003年) 『私たちはいま、イラクにいます』(シャーロット・アルデブロン 文、森住卓写真、講談社、2003年) 『昭和史』(半藤一利著、平凡社、2004年) * ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 ●多くの人に、広くすすめれらる本 ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 このスレッドでは、上の目安にかなうような本を集めて、 リストアップしています。 |
▼ぎみゆらさん: お久しぶりです >*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** とても素敵なスレッドを立ててくださりありがとうございます 老人のことを考えるという趣旨には当てはまらないかも知れませんが 『モダン・ガール論』(斎藤美奈子 文春文庫) をおすすめいたします 女の子には出世の道が二つある 社長になるか 社長婦人になるか それが問題だ というサブタイトルがついていますが、決してウーマンドリーム のノウハウではなく、職業的達成と家庭的な幸福の間で揺れ動いた 明治・大正・昭和の「モダンガール」たちは20世紀の百年をどう生きたのか そして21世紀の女性達はポスト・モダンガールをどう生きようとしているのか 近代女性の生き方を「欲望史観」という独特の切り口で読み解いた とても読み易い本です。 当時の女性の90%の貧しい農村出の女工さんや女中さん達の 生活も描かれています また、当時のモダンガール達、進歩的な女性知識人が何故 最終的には戦争協力に走ってしまったかも自然と納得がいきました ぎみゆらさんは公共の図書館を御利用なさる機会が多いとか それでしたら、文庫ではなくハードカバーで借りられる ことをおすすめいたします 今は珍しい初期の頃の洗濯機の写真とその会社の宣伝も載っています。 「未来をつくる百冊の本」には当てはまらないかも知れませんが 手元に置いて何度も読み直してみたい本なのでおすすめ致しました。 |
パンドラさん、こんにちは。 ◆『モダンガール論』(斎藤美奈子、マガジンハウス、2000年) ◆『モダンガール論』(斎藤美奈子、文春文庫、2003年) ご推奨、ありがとうございます。 斎藤美奈子さんは、いつもなんとなく気になるモノカキさんの 一人です。休刊になった雑誌『噂の真相』に1頁連載があって、 ときどき見ていましたが、単行本は結局まだ読んでません。 パンドラさんが書いてくださったことを読みながら、あらためて、 家庭、地域社会、それから女性。いずれも、これからの世の中に とって、とても大事になってくる話題なんだろうなと思いました。 古く見えて、実はとても現代的なテーマ。 何ていうのか、堅苦しい言葉でいうと、どれも、生命の生産と 再生産に、直接的にかかわる場面、局面なんです。もすこし ぶっちゃけていうと、女を見ると社会がわかる。たぶんそれが、 斎藤さんが言ってることでもあると思うんですけど。 たとえば、結婚して子供もいて、そいで一部上場企業の第一線で バリバリ男に負けず仕事してる女がいるとして、その家庭には きっと、ハウスメイドやベビーシッターの女がいるんです。 バリバリと、ヨシヨシと、両側に女がいる。ということ。 > 「未来をつくる百冊の本」には当てはまらないかも知れ > ませんが手元に置いて何度も読み直してみたい本なので > おすすめ致しました。 そういうお気持ちは、とても大事だと思います。 とりあえず、「面白そうな本」としてお預かりいたしますね。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** 「老人」について考えたり、主張したりすることに役立つ、 よい本は、何かないものでしょうか? ひとつ思いつくのは、1994年に刊行されて大ベストセラーに なった、永六輔さんの『大往生』(岩波新書)という本。 これは、「人の死」について、「普通の人」の言葉を集めた、 何とも愉快で元気の出る本でした。 でもそうはいっても「死」についての本だし、もう十年以上前の 本だし、このリストに加えるのはどんなものかと、ちょっと迷って います。いい機会なので、読み返してみようとは思っていますが。 「老人問題」とか、「高齢者福祉」とか、そういった本はたくさん 出ています。でもたいていは、老人を「外側」から見て、それを 「問題」として語っている本なんです。 老人党なんですから、もっと、老人の側から、ものを言ったり、 考えたり、行動したりするのに、参考になる本はないものかと、 もうしばらく前から、なんだか気になり続けています。 どなたか、何かよいお知恵はないものでしょうか? |
きみゆらさん ”老人にとって考え・主張することに役立つ本”をとのご提案ですが 大きな拡大鏡つきの本が よさそうです。 本は たとえば 私が今読みたいと思っているものをあげても 他人には 全くなんにもならない。 まして誰にとっても いつでもいい本なんかあるはずはありません。 論語やバイブルでさえ 話になりません。 ベストセラーなんか読むべきではありません。 ”世の中は 3日見ぬまの 桜かな”とあるように わずか1日で 大変なことが起こってますね。 今 眼前で テレビ・ラジオ・新聞らでの情報に 驚くばかりです。 本で 読んだことにより 心のなかで積み重ねられて ヒダのようになっている意識?かなんかで あの彼・彼女ならこんな時 どう考えるのかな? とその考える彼ら探しが必要ではないか?と自問してます。 この道をゆく人もなし 秋の風ではさびしい 頭にも栄養を!ですかね> 貴方よりすこし長く人間稼業をしてますので 失礼の段はおゆるしください。 |
▼k.satouさん: 横から失礼します。 > 本は たとえば 私が今読みたいと思っているものをあげても 他人には > 全くなんにもならない。 > まして誰にとっても いつでもいい本なんかあるはずはありません。 > 論語やバイブルでさえ 話になりません。 > ベストセラーなんか読むべきではありません。 そうとも言えませんよ。私は一応読みます。他人の主観的な感想はどだい他人の物でしかありませんので、読んで自分で判断します。 > > 本で 読んだことにより > 心のなかで積み重ねられて ヒダのようになっている意識?かなんかで > あの彼・彼女ならこんな時 どう考えるのかな? > とその考える彼ら探しが必要ではないか?と自問してます。 > この道をゆく人もなし 秋の風ではさびしい 頭にも栄養を!ですかね> > 貴方よりすこし長く人間稼業をしてますので > 失礼の段はおゆるしください。 他人に紹介されて初めて知る本もあります。そしていざ読んで見て、期待はずれの物もあるし、「目からウロコ」落ちる事もあります。私はこのスレッドで紹介された物はコピーしておき、書店に行って覗いてみようと思っております。 私が老人党に相応しいかどうかは解りませんが、「少年にわが子を殺された親たち」というノンフィクション( 草思社 黒沼 克史 著)がありますが、これはお奨めできます。 黒沼氏は「少年犯罪被害者当事者の会」をサポートしている方ですが、この本は 「当事者の会」 六家族を丹念に取材したノンフィクションです。 よけいな先入観を与えたくないので敢えて批評は控えます。 |
▼北の老兵さん: ▼k.satouさん: おじゃまします〜 > >他人に紹介されて初めて知る本もあります。そしていざ読んで見て、期待はずれの物もあるし、「目からウロコ」落ちる事もあります。私はこのスレッドで紹介された物はコピーしておき、書店に行って覗いてみようと思っております。 私はこの間TVで放送されました「相田みつお」さんの本「にんげんだもの」 「雨の日には」「しあわせだもの」「一生感動一生青春」をお薦めします。 文字が大きく書かれ直ぐ読むことが出来ますが、 中身は十分に重たい素晴らしい作品です。 特に「人間だもの」(1,505円)は贈り物にも素晴らしいと思い、 私は若い二人の為にプレゼントとして贈っております。 そのなかに「つまづいたっていいじゃないかにんげんだもの」という 何気ない21の文字、それでも心に残る21字! この言葉私は大好きです。 是非一度ご覧あれ!長々書いたガチガチの論語や説教長文より余程為になる。 > >私が老人党に相応しいかどうかは解りませんが、「少年にわが子を殺された親たち」というノンフィクション( 草思社 黒沼 克史 著)がありますが、これはお奨めできます。 黒沼氏は「少年犯罪被害者当事者の会」をサポートしている方ですが、この本は 「当事者の会」 六家族を丹念に取材したノンフィクションです。 > >よけいな先入観を与えたくないので敢えて批評は控えます。 |
ふくちゃんさん、お久しぶりです。 書き込み、ありがとうございました。 ですが、相田みつをさんご自身も、ご著書も、知名度と、かなり 固定したイメージがとても広く定着している方ですし、「老人党の 目的に役立つ本」という意味では、少々ご立派すぎる気がします。 みなさんが個人として贈り物等にお使いになるのには、素敵なご本 なのだろうと思いますが、このスレッドで提案したことに対しては、 ごめんなさい、ちょっとピンと来ませんでした。 |
▼ぎみゆらさん: >書き込み、ありがとうございました。 > >ですが、相田みつをさんご自身も、ご著書も、知名度と、かなり >固定したイメージがとても広く定着している方ですし、「老人党の >目的に役立つ本」という意味では、少々ご立派すぎる気がします。 > >みなさんが個人として贈り物等にお使いになるのには、素敵なご本 >なのだろうと思いますが、このスレッドで提案したことに対しては、 >ごめんなさい、ちょっとピンと来ませんでした。 すみませんでした! |
ふくちゃんさん、こんにちは。 こちらこそ、なんか役人みたいな言い方になっちゃって、 ごめんなさい。 別コメントで書きましたが、相田みつを『にんげんだもの』、 手元のメモには控えました。文化出版局から出てる、真四角に 近いやや大きめの本が有名で、ふくちゃんさんが贈り物に お使いになったのも、これなんじゃないかと思います。 あと、角川文庫からも安価な本が出ているようです。 内容が同じかどうかは、いまちょっとわかりませんが。 このスレッドもそろそろ50レスに近づいてきましたので、 新スレッドを立てるつもりですが、思いついたり、お感じに なることがあったら、また何でもお書きになってください。 あらためて、書き込みありがとうございました。 |
北の老兵さん、こんにちは。 > 他人に紹介されて初めて知る本もあります。そしていざ読んで > 見て、期待はずれの物もあるし、「目からウロコ」落ちる事も > あります。私はこのスレッドで紹介された物はコピーしておき、 > 書店に行って覗いてみようと思っております。 ありがとうございます。そのように言っていただけると、 こんなスレッドを立てた甲斐があります。 > 私が老人党に相応しいかどうかは解りませんが、「少年にわが子を > 殺された親たち」というノンフィクション(草思社、黒沼克史著) > がありますが、これはお奨めできます。 黒沼氏は「少年犯罪被害 > 者当事者の会」をサポートしている方ですが、この本は「当事者の > 会」 六家族を丹念に取材したノンフィクションです。 少し前に『春一番が吹いたよ』(山崎蓉子著、東銀座出版社)を ご紹介くださったときにも思ったのですが、北の老兵さんは、こう いった現代的なノンフィクションにお詳しいですね。とても勉強に なっています。 いちおう、老人党の目的に役立ち、広く薦められる本という目安を 立てましたので、率直に言いますと、このような時事的で、いまの 社会に切り込むような本は、個人的にはとても好きなのですが、 同時に相当の難しさを感じます。 パンドラさんからお薦めいただいた、斎藤美奈子さんの『モダン ガール論』とともに、とりあえず、興味深い本としてお預かり したいと思います。 |
k.satou さん、お久しぶりです。 お元気そうで何よりです。 いまこのスレッドで私がやろうとしてるのは、ちょっと掲示板の 隅っこに、花壇の一つでも作ってみようかしらん。その程度のこと です。タネを蒔いて、お水をあげる。よろしければ、また寄ってね。 それが何のタネだかもわからないし、春先か秋口かに一回咲いて おしまいの花もあるだろし、なかのどれかは何年後かに、人様に 役立つ果実をぶら下げた背高の樹木になってるかも。なんて。 そんなところですので、何か思いついたら、教えてください。 いつかまたお会いしたいと思います。 |
▼ぎみゆらさん: あのクルドの人たちの心情を思い 彼らを支えている人たちのことを 思う時 わたしは なにがタンポポ畑だ!なにがモーツアルトだ! あの南野法相だって あなたのいう本の何倍も本を読み・音楽を聞き おそらく 何倍も涙したことでしょう! 国連が難民と認定し しかも話合いの最中に父と長男を強制送還! あなたは そんな時に お花畑!ですか? パデイシュさん メルジャンさんの眼を正視できますか? 本なんかいくら読もうが 私は同じ日本人であることが 恥ずかしい! 友人に 憲法の本を20回も読んだいうのがいました。 それがなんなんだ! と言いたい1 他人の基本的人権も考えられないものは 犬ネコと同じです。 なにが 護憲だ!とおもいます。 少しだけ 人間稼業が貴方より永いので暴言はゆるしてください。 >k.satou さん、お久しぶりです。 >お元気そうで何よりです。 > >いまこのスレッドで私がやろうとしてるのは、ちょっと掲示板の >隅っこに、花壇の一つでも作ってみようかしらん。その程度のこと >です。タネを蒔いて、お水をあげる。よろしければ、また寄ってね。 > >それが何のタネだかもわからないし、春先か秋口かに一回咲いて >おしまいの花もあるだろし、なかのどれかは何年後かに、人様に >役立つ果実をぶら下げた背高の樹木になってるかも。なんて。 > >そんなところですので、何か思いついたら、教えてください。 >いつかまたお会いしたいと思います。 |
k.satou さん > 少しだけ 人間稼業が貴方より永いので暴言はゆるしてください。 あんまりふざけないでください。許すも許さないも、好き放題、 言うだけいっておいて。私だって、ただの生身ですよ。そんだけ ぶんぶん言葉のコブシを振り回されれば、ごく普通に傷つきます。 ものすごく痛いんですよ、いま現に。いい加減にしてください。 |
ぎみゆらさん おはようございます 何となく、かさかさした、乾燥している東京の空気のような 掲示板に、ぎみゆらさんが立てられたスレッドはとても 素敵だと思います ジョークのスレッドでもそうですが、難しい議論には 中々入れないけれど、このスレッドなら書き込んでみようかしら と思う方も、数多くいると思います 私は現実の社会がそうであるように、硬、軟、両方あって良いのでは ないかと思います。 難しい話は分からないと言っている人も、戦争や憲法について 考えるきっかけになるし、そこから何を感じ何を考え どう行動しょうかと、先ず考えることが大事なのではないかと。 又そういった意味だけではなく、只お薦めの本について 色々語りあってみるというだけでも楽しいですよね。 そしてそれが、自分が今まで知らなかった新しい本との出会い になるかも知れません。 また、後世に語り継がれて行くような素敵な本を見つける ことになるのかも知れないと思います。 |
パンドラさん、おはようございます。 お気遣い、感謝します。 ところで、前回書き込んでいただいたときにも、ちょっと思ったん ですが、パンドラさんは、不登校や引きこもりについて、いろいろ 見聞きされたり、勉強されたりしているんでしたよね。以前にも、 そういった話題のスレッドで熱心に発言されていましたし。 間もなく新スレッドを立てますが、思いついたとき、いつでも けっこうですので、直接そういうテーマのものでも、あるいは もっと、自立した生き方とは何かとか(先日の斎藤美奈子さんの 本も、ある意味そういうテーマでもあるのかなと思いますが)、 心の傷とその回復とか、そんな話題でもいいんですが、何かこれ までに出会った面白そうな本があれば、いつか教えてください。 ありがとうございました。 |
横レス失礼いたします。 老人党を知って1年半余。 よりよい世の中を願うだれもが、掲示板で率直に発言できる雰囲気が あるとはとても思えません。そんななかで「ジョークのひろば」や 「雑談スレッド」、さらには老人党「未来をつくる百冊の本」が 緩衝スレッドとして果たす役割は大きいものがあります。 論客のご高説だけでは老人党の裾野は広がるはずもありません。 国連機関の難民認定にもかかわらず、親子を引き裂いてクルド人の 父と子を強制送還の暴挙は、国際的に日本の姿をあからさまにしました。 ご興味がおありであれば、どうぞ、日本の入管システムと現状と そのはざまで行き場を失っている外国人、身を挺してそれを支える人々も いるのだということを現場に出向いてご確認ください。カラバオ会、 事務所は有名な寿町にあります。ここでは、しっかり 【基本的人権】と向き合えるはずです。 来月1日から受験が始まる子供の生活の一端を支えてくれたのが まさしくモーツアルト♪長くほこりまみれだったピアノが、お隣から 「ピアノの音を楽しみにしているのよ」といわれるほどになりました。 知人と話した折にも、お子さんの受験浪人時代を支えたのが、 ピアノ練習であったとか。いい音楽、映画、本に触れる喜びは 厳しい状況下であればこそ、必要とされるもの。 ぎみゆらさんは、老人党の目指すところに感じて、時に不毛の論争のなかでも 掲示板を継続すべく、心をくだいていらっしゃる方々のおひとりであることは 明白です。 |
悠々さん、おはようございます。 お心遣い、うれしく思います。 いま、永六輔さんの『大往生』(岩波新書、1994年)を読み返して います。ご存じかと思いますが、永さんが全国行脚のなかで集めた 「ふつうの人」の言葉を編んだものです。 大ベストセラーとはいえ、十年以上前の本だからなぁと思いながら 読み始めたのですが、内容がまったく腐っていない。ほとんど全部、 いまも通用するキラリと光る言葉ばかり。巷に生きてる知恵って すごいんだなと、あらためて思います。 間もなく新スレッドを立てますが、何か、高齢者や福祉関連の本で、 「これは」と思いつくものがあれば、いつでも教えてください。 老人党なんだから、「老人」に関するいい本は何かないかぁと思い、 とりあえず『大往生』を読んでるんですが、考えてみると、老人に 関する本って、ほとんどが、高齢者「問題」、老人「問題」を取り 扱った、年寄りを「外」から描いた本ばっかりなんですよね。 それじゃぁなぁ、と思うんですが。 書き込み、ありがとうございました。 |
▼悠々さん: 横レス失礼いたします。はじめまして。 > 老人党を知って1年未満の青二才(ふくちゃん流) です。 >よりよい世の中を願うだれもが、掲示板で率直に発言できる雰囲気が >あるとはとても思えません。そんななかで「ジョークのひろば」や >「雑談スレッド」、さらには老人党「未来をつくる百冊の本」が >緩衝スレッドとして果たす役割は大きいものがあります。 >論客のご高説だけでは老人党の裾野は広がるはずもありません。 硬、軟ごった煮で生きてまいりました。 肩こりの酷い老人もたくさんいらっしゃるでしょうから、目から鱗やら, 心の健康に利く抱腹絶倒もの、心にしみる、旨く生きれない人(私など)へ の共感を呼ぶものなど読んでみたいです。 昨日、別のスレッドで私が読んでみたいと書いた「電車男」を買いました。 50万部という数字だけで、中を何も開かないで何時もかってる本などと 一緒にマトメ買いしました。吃驚!なんと老人党掲示板と同じ、皆様のレス の羅列ではありませんか〜〜! 昨日のyahoo!ニュースには二匹目のドジョウ、掲示板小説?「浮気」が もう出ちゃったとか、、、。やられました。 もたもたしてる場合じゃなかった。老人党版だって出来たのに〜ですよ。 み、な、さ、ん〜〜〜〜 これだけ筆まめの皆様が揃ってますもの、内部論争もいいですが外も 眺めてみましょうよ。 |
伊藤仁斎の”童子問”をお奨めします。 論語と孟子について詳しく解説されています。 この本自体は、いまから300年位前の江戸中期に書かれたものなので、 現在の政治や思想等とは直接関わりはありませんが、 論語で言えば 仁=慈しみ、思いやる心 義=人が実践すべき正しい道 礼=心に敬意を持ってその心情を行動に表す 智=物事を知り分ける力 孟子なら 忠=真心のこと、忠実、忠純、忠信等の言葉がある 信=誠のこと、信義、信実、信愛など 敬=敬うこと、敬愛、敬意、敬慕、敬虔など 恕=思いやること、寛恕、忠恕、宥恕など を基調に一問一答形式で古典の解説がなされています。 論語や孟子は五経(易、書、詩、礼記、春秋)などに比して 平易に書かれているが故に、軽んじられている傾向があるようです。 しかしいたずらに難解な文言をこねくり回すのではなく、 平易な言葉にこそ、人が人として生きていく道標があるのではないかと思います。 |
ゆきりんさん、はじめまして。 (直接お話しするのは初めてだったように思いますので) 『童子問』についてのご推挙、ありがとうございます。私も 『論語』は昔から好きな古典の一つですが、『童子問』は、 恐縮ながら読んでいません。 論語の解説書としては、戦後まだ日が浅い1953年に出版された、 諸橋轍次師の『掌中 論語の講義』という文庫版で500頁余の本を、 ずっと「愛用」しています(胸を張り「愛読」と言えないところが 情けないのですが)。ちなみにこの本は、1989年に四六判の新装版 書籍として大修館書店から復刊されています。 『童子問』は岩波文庫版が絶版中のようですね。あとは日本古典文学 大系など全集所収で、安価で手軽に入手できるものが現在見あたら ないのが残念です。ついでに、谷沢永一氏が『日本人の論語ー「童子 問」を読む』(上下、PHP新書、共に2002年)という本を書いて いるのを見つけ、個人的にはちょっと興味をひかれました。 そんなわけで、『童子問』は、私自身の「読みたい本」リストに加え たいと思いますが(機会を見つけて古書店で岩波文庫版を探して みます)、本スレッドにおいては、参考意見としてお聞きするに とどめておきたいと思います。 * ところで不躾ながら、ゆきりんさんというのは、どんな方なので しょうか。昨秋ごろから、この掲示板でHNをお見受けするように なったと記憶していますが。ちなみに私は、フリーでいまはおもに 医療ジャンルの出版関係の仕事をしている四十代男性です。 別に詮索するわけではないのですが、直接話しかけていただくと、 この機会に、そんなことをちょっとお尋ねしてみたくなりました。 よろしければ、お差し支えのない範囲で、プロフィールなど お聞かせいただけませんでしょうか。 |
▼ぎみゆらさん:こんばんは ご丁寧なレス有り難うございました。 >ところで不躾ながら、ゆきりんさんというのは、どんな方なので >しょうか。昨秋ごろから、この掲示板でHNをお見受けするように >なったと記憶していますが。ちなみに私は、フリーでいまはおもに >医療ジャンルの出版関係の仕事をしている四十代男性です。 > >別に詮索するわけではないのですが、直接話しかけていただくと、 >この機会に、そんなことをちょっとお尋ねしてみたくなりました。 >よろしければ、お差し支えのない範囲で、プロフィールなど >お聞かせいただけませんでしょうか。 お尋ねの件ですが、私は特に語るべき事も無い平凡な人間です。 老人党の掲示板は時折見させていただいております。 また、私の興味を引くようなスレッドには書き込みをすることもありますが、 その頻度はさほど多くはないです。 今回はスレッドのテーマが本と言うことで、乱読で体系的な読書などは全くしていませんが、 本を読むことは好きなので、書き込みをさせていただきました。 |
ゆきりんさん 私も昔から乱読派です。二十代の頃、部屋に遊びに来た友人から、 「こんなゴッタ煮みたいな本棚、初めて見た」と言われ、なんか、 すごい変人と思われたのか、ほめられたのか、受け取りように 困ったことを覚えています。(笑) お返事ありがとうございました。またいつかお会いしましょう。 |
▼ぎみゆらさん、みなさま: こんばんは。Rayです。 素敵な企画をありがとうございます。 少し出遅れた感もありますが(^^;) いくつか挙げてみました。 まず最初にあげるのは 『橋のない川』(住井すゑ・新潮社 全七巻) です。 かなりの長編なので ●多くの人に、広くすすめれらる本 かどうか心配ですが、明治から昭和初期にかけて、 一番苦しい立場にいた人たちが どのようなことを考えてどのようにして暮らしていたのか、 本当に身につまされる本でした。 それから、これはなだいなださんの本ですが 『権威と権力』 『民族という名の宗教』 『神、この人間的なもの』 (いずれも岩波新書) もとても参考になる本だと思います。 また、 『日本国憲法』(童話屋) 『あたらしい憲法のはなし』(童話屋) もあらためて読むと勉強になると思います (『あたらしい憲法のはなし』は青空文庫でダウンロードできます)。 最後に、私はまだ読んでいないのですが、 『反戦の手紙』(ティツィアーノ・テルツァーニ・WAVE出版) も読もうと思っている本ですので紹介しておきます (読んだら感想を書きます)。 * これまでに紹介された本の中で、最近読んで一番印象的だったのは 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』でした。 文章は淡々と描写しているのですが、その文章が添えられた写真は 圧倒的な迫力でイラクの状況(戦争の状況)を物語っており、 忘れられない一冊になると思います。 |
Ray さん、こんにちは。 それぞれに思いのこもった本を、いくつも挙げていただき、 ありがとうございます。 一つ、お願いがあります。ご推薦いただいた、なだいなださんの 本3冊について、簡単にで結構ですので、紹介というか、ご案内と いうか、教えていただけませんでしょうか。 ◆『権威と権力』(岩波新書、1979年) ◆『民族という名の宗教』(岩波新書、1992年) ◆『神、この人間的なもの』(岩波新書、2002年) なだいなださんは老人党の提案者ですから、ご著書を複数リストに 入れてもかまわないと思いますが、なるべくいろいろなテーマ、 ジャンル、色合いの本を揃えたいという気持ちもあり、どうした ものか、もう少しヒントが欲しいなぁ、という気持ちがあります。 私もネット上でちょっと調べたのですが、それぞれ重なり合い ながら(同じ著者だから当たり前といえば当たり前ですが)、 少しずつ違ったテーマを扱っているようですね。 もちろん、急ぎませんので、お手すきのときでかまいません。 とりあえず、3冊とも「候補」リストに入れておきますので。 よろしくお願いします。 *『橋のない川』については、別途ちゃんとコメントします。 もう少し、待ってください。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ★おすすめしたい本(現在5冊) 『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年) 『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年) 『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、 2004年) 『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年) 『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年) ☆こんぺいとうさん、森下泰典さん、王里さんから教えて いただいた本(現在あわせて5冊。近々読みます) 『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮社、 1996年) 『倚りかからず』(茨木のり子、筑摩書房、1999年) 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』(高橋邦典写真・文、ポプラ 社、2003年) 『私たちはいま、イラクにいます』(シャーロット・アルデブロン 文、森住卓写真、講談社、2003年) 『昭和史』(半藤一利著、平凡社、2004年) ◇パンドラさん、北の老兵さんから教わった興味深い本(現在2冊) 『モダンガール論』(斎藤美奈子、文春文庫、2003年) 『少年にわが子を殺された親たち』(黒沼克史、草思社、1999年) * ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 ●多くの人に、広くすすめれらる本 ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 このスレッドでは、上の目安にかなうような本を集めて、 リストアップしています。 * ※【41782】Ray さんへ 挙げていただいた本、ラインナップも点数もずっしりと重すぎて、 にわかにはコメントできません ^^; 少々お時間をくださいませ。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ◆『日本国憲法』(童話屋、2001年) ◆『あたらしい憲法のはなし』(童話屋、2001年) ともに「小さな学問の書」というシリーズの、文庫版サイズ、 値段300円という手に取りやすい本です。 前者は、憲法の条文そのものをまとめた本。子供にも読みやすい ようにとの配慮から、全ルビ付きになっています。教育基本法、 英訳日本国憲法も収録されていて、資料的にも便利です。 後者は、憲法公布の翌年に当時の文部省が作った、中学一年用の 社会科の教科書。憲法のわかりやすい解説書として貴重。青空文庫 で読んだりダウンロードしたりすることができます。 http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/card43037.html どちらも、日本国憲法を現代の視点から見つめ直し、考え直す ために、いつでも手軽に活用できる、大切な本だと思います。 私はこれらの本を、書店の店頭で見たことはあるのですが、近々 もう一度、中味を自分の目で確かめたうえで、「おすすめ」の本に 加えたいと思います。Ray さん、ご紹介ありがとうございました。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** 上で憲法についての「小さな本」2冊を取り上げましたが、 これに関連して。 ◆池澤夏樹『憲法なんて知らないよ』 (ホーム社〈集英社〉、2003年) なだいなださんが、1/13日付「打てば響く」で、池澤夏樹さんの 『憲法なんて知らないよ』という本のことを書いています。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=190;id= > これは憲法の英文版(正式なもの)を翻訳したものです。 > こうすれば、柔らかい文章に訳すか、 > 硬めに訳すか、訳者のお好みどうり。 > > 日本文の憲法を分かりやすく書き換えるのとは違って、 > 物議をかもすことなく、かなり踏み込んだ形で、 > 自分の文体で訳文を統一することができます。 > うまいことを考えたものです。 > これなら、簡単に憲法全文を読むことができます。 この本も、発行当時から評判は聞いていたのですが、私はちゃんと 読んでいませんので、今度図書館で借りて読んで、リストに加え ようかと思っています。 上の「打てば響く」にも書いてありますが、春頃に集英社文庫版が 発行される見込みで、それにはなださんがあとがきを書いている、 とのことだそうです。これも楽しみです。 どなたか、この本を読んだ方がいらっしゃいましたら、ご感想、 ご案内など、お聞かせいただけたら、うれしく思います。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ★広くおすすめしたい本(現在5冊) 『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年) 『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年) 『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、 2004年) 『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年) 『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年) ☆みなさんから教わった「読んでほしい本」(現在8冊) 『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮社、 1996年) 『倚りかからず』(茨木のり子、筑摩書房、1999年) 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』(高橋邦典写真・文、ポプラ 社、2003年) 『私たちはいま、イラクにいます』(シャーロット・アルデブロン 文、森住卓写真、講談社、2003年) 『昭和史』(半藤一利著、平凡社、2004年) 『日本国憲法』(童話屋、2001年) 『あたらしい憲法のはなし』(童話屋、2001年) 『憲法なんて知らないよ』(池澤夏樹、ホーム社〈集英社〉、 2003年) ◇みなさんから教わった「現代社会を見つめ直す本」(現在2冊) 『モダンガール論』(斎藤美奈子、文春文庫、2003年) 『少年にわが子を殺された親たち』(黒沼克史、草思社、1999年) * ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 ●多くの人に、広くすすめれらる本 ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 このスレッドでは、上の目安にかなうような本を集めて、 リストアップしています。 |
ぎみゆらさん お久しぶりです 「論語」 ちくま文庫 著者 桑原武夫 サイズ:文庫 / 269p 私のお奨めは論語です、 世界一級に愛されているおじいさんとその弟子達のお話です。 |
しろはさん こちらこそ、お久しぶり! 不思議。不思議。昨日だったか、一昨日だったか。 しろはさんのこと、思い出してたんですよ。ほんとに。 呼ばれちゃったのかな。呼んじゃったのかな。(笑) なんにせよ、お元気そうでなによりです。 * このスレッドの別のとこでも書いてますけど、『論語』はほんとに 大事な本だと思ってます。ただ今回のラインナップには、ちょっと 「大きすぎる」本かなぁというのが、率直な感想です。 参考図書として、受け取ります。 ということで、勘弁してください。 * ちなみに、入手しやすく読みやすい、原典にあたれる『論語』という 観点で、ちょっと探してみたところ、子路派さんが教えてくれた本も 含めて、下記くらいかなぁ、と思いました。 『論語』桑原武夫、筑摩書房、ちくま文庫、1985年 『論語』貝塚茂樹、中央公論新社、中公クラシックス、1992〜93年 『論語』金谷治、岩波書店、岩波文庫、1999年 『論語』加地伸行、講談社、講談社学術文庫、2004年 解説書、概論書まで眺めていくと、それこそ星の数ほどあります。 人生ある程度年季を積んで、老荘はいいなぁって人が割といますが、 私は断然、論語がおもろいです。 スポーツ教室のお子さんたち、頑張ってますか。 しろはさん、ファイトです。そして、みんな元気で。 また。 |
わたしは、古い本を紹介します。 ジャン・ポール・サルトル著【反戦の原理】(弘文堂) なにさま、古い本なので、興味のある方は、図書館ででも探してください。 今は忘れた方が多いでしょうが、実はアメリカが行ったベトナム戦争以前から ベトナムでは戦争が行われていました。「インドシナ戦争」という名前で呼ばれた 戦争です。 戦争当事国は、フランスとベトナムです。 ところが、フランスはベトナム軍のゲリラ戦で、大敗北を喫します。いわゆるデイエンビエンフーの戦いで歴史的大敗北をするのです。 この本は、フランスの一兵士アンリ・マルタンが、インドシナ戦争を【汚れた植民地戦争】として拒否。軍法会議にかけられたアンリ・マルタンをサルトルはじめ、フランスの知識人たちがマルタン擁護の国民運動を展開し、勝利した話です。 サルトルが自由と人間的尊厳の視点から、植民地獲得戦争拒否行動を提唱した【反戦の原理】を書いた本でなのです。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ◆『反戦の手紙』(ティツィアーノ・テルツァーニ著、飯田亮介訳、 WAVE出版、2004年) Ray さんが教えてくれたのは、この本ですね。 ↓WAVE出版のサイトより http://www.wave-publishers.co.jp/kikansho/books/Nonfiction/hansen/hansen.html ↓訳者飯田亮介氏のサイトより http://www.ryosukal.com/tt/lcg/index.htm これは、本そのものも、大切な内容が書かれていると思いますし、 それに、この訳者の飯田良介さんも、なかなか面白そうな人です。 イタリア在住の写真家で翻訳家。 最寄りの図書館で所蔵していなかったので、すぐにとはいかない かもしれませんが、なるべく近いうちに見てみたいと思います。 とりあえず、候補に入れます。 Ray さん、ご紹介ありがとうございました。 |
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」 *** ★広くおすすめしたい本(5冊) 『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年) 『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年) 『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、 2004年) 『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年) 『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年) ☆みなさんから教わった「読んでほしい本」(12冊) 『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮社、 1996年) 『倚りかからず』(茨木のり子、筑摩書房、1999年) 『ぼくの見た戦争 2003年イラク』(高橋邦典写真・文、ポプラ 社、2003年) 『私たちはいま、イラクにいます』(シャーロット・アルデブロン 文、森住卓写真、講談社、2003年) 『昭和史』(半藤一利、平凡社、2004年) 『日本国憲法』(童話屋、2001年) 『あたらしい憲法のはなし』(童話屋、2001年) 『憲法なんて知らないよ』(池澤夏樹、ホーム社〈集英社〉、 2003年) 『反戦の手紙』(ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版、 2004年) 『権威と権力』(なだいなだ、岩波新書、1979年) 『民族という名の宗教』(なだいなだ、岩波新書、1992年) 『神、この人間的なもの』(なだいなだ、岩波新書、2002年) ◇みなさんから教わった「現代社会を見つめ直す本」(2冊) 『モダンガール論』(斎藤美奈子、文春文庫、2003年) 『少年にわが子を殺された親たち』(黒沼克史、草思社、1999年) * ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本 ●多くの人に、広くすすめれらる本 ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本 このスレッドでは、上の目安にかなうような本を集めて、 リストアップしています。 「だったら、こんな本も」とか、「その本、面白かった」とか、 気がついたこと、何でも聞かせてください。 |
▼ぎみゆらさん:こんばんは。 お久し振りです。 いかにも「ぎみゆらさん」らしいスレッドと当初から気に留めておりました。直ぐにも、投稿をと思いましたが、他にも投稿があり、今になりました。 取敢えず、既に言及しているものもありますが、「ぎみゆら基準」に近いと思えるものを先ず紹介させて下さい。 いずれまた思いついたら掲示します。たくさんあるような思いもありますが、適当なものを選択できません。 1.金子みすず詩集 http://www.geocities.com/sisimaikusiki/2001/1028/kanekomisuzu.html 人も動物も更には物も同一次元で眺める汎神論的あるいは仏教的世界観は科学信者である私に通ずるものです。まさに万物平等という真実を観じ、感得した金子みすずを尊敬するものです。 2.「見よぼくら一銭五厘の旗」花森安治 http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/pdf/hanamoriyasuji.pdf 戦前戦後を生き、広告収入に頼らず、大企業の製品を庶民のために評価し、商品の真実の性能を評価した「暮らしの手帖」を主宰した花森安治氏のマニフェストといわれる。 戦前の神格天皇の時代を兵隊として実体験し、戦後の開放感を謳い、そして高度成長期以後の真の自由精神の閉塞感を謳った歌と感じています。正しい理解かどうかは分かりませんが。今の世にこそ読んで頂きたいものと思い、挙げました。 3.「にあんちゃん」安永末子著 これを読んだのは若年の頃です。記憶に間違いがなければ、あの総資本対総労働といわれた三池炭鉱労働争議の時代に生きた炭鉱労働者の妹の記録です。子供の目から見たその当時の状況が描かれていたと思います。 これが何故記憶に残っているのかと言いますと、石炭から石油へという国策(エネルギー政策)に翻弄され、苦難をなめたのが産業労働者(勿論、石炭産業も)であったということ。 それに引き比べ、稲作を中心とする農家が米自由化に対し長い間抵抗し、それを保守政権が様々な策を弄して国民の犠牲の上に支え、間違った補助金政策で国際競争力を結果として培わなかったこと。 このような意味で、石炭労働者と農業従事者の政策的保護策が不合理で非対称的であり、石炭労働者が味わった苦難を、何故米作農家が味わっていけなかったのか疑問を持つこと。 誤解なきように言えば、農家に苦難を味わえと言っているわけではありません。味わうことなど無ければ好い訳ですが、産業労働者との比較で言っているだけです。 (なお、私は、炭鉱関係者でもなく、農業関係者でもありません) 理由は、はっきりしていると思いいます。勿論、歴史の必然で政策自体は誤まっていたとは思いません。が、労働者は政権にとって票でなく、手厚く考えなかったのでしょう。農家は、政権側の票だったので、手厚く扱ったのでしょう。 斯くも統治者は身勝手なのだと私は感じています。 もちろん、このような政治家の身勝手だけでなく、この農業保護の基本に流れるのが「日本の「米」の伝統」概念があるからだと思い、そして、それが「天皇精神」の根源でもあるのです。 その意味で上の本を上げ、現下の「右翼思想」の根源の解析の一助ともしました。 勿論、農家の皆さんを非難する意図は全くありません。ただ、政治の「公平無私」のなさを言っているだけです。 なお、上の本を調べましたがとっくに絶版らしく、今村昇平の映画がDVDになっているようです。 長々と失礼致しました。 |
▼ぎみゆらさん: 先の「にあんちゃん」ひょっとすると私の記憶違いがあるかもしれません。 昔の上野某氏の「炭鉱労働者」に関する本(新書)と混同しているかもしれません。 念のため、追記します。 失礼しました。 |
こんなとこでこんなこと言ってもしょもないんですが、お寄せ いただいたご提案は、いまのところ掲示板上には書かなくても、 全部手元で控えています。何かの折に生かせるかもしれないし。 『童子問』(伊藤仁斎、岩波文庫、1970年、絶版中) 『にんげんだもの 逢』(相田みつを、角川文庫、2000年) 『論語』(桑原武夫、ちくま文庫、1985年) 感謝しています。 |
みなさま このスレッド、50レスに達しましたので、新スレッドを立てます。 名称は、以下のようにするつもりです。 *老人党「未来をつくる百冊の本」2 引き続き、よろしくお願いいたします。 //////////////////// 流水さん、とうろうさん 恐縮ながら、お返事は、新スレッドで差し上げたいと思います。 サルトル、金子みすず、花森安治、にあんちゃん、ですかぁ。 おかげさまで、ラインナップにだいぶ幅が出そうで、うれしです。 書き込み、ありがとうございました。 |