Page 2317 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼日本経済の再建策について PCOG 05/1/20(木) 12:29 ┣Re(1):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/20(木) 20:02 ┃ ┣Re(2):日本経済の再建策について 安兵衛 05/1/24(月) 22:54 ┃ ┃ ┗Re(3):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/25(火) 7:45 ┃ ┃ ┣Re(4):日本経済の再建策について 安兵衛 05/1/25(火) 10:42 ┃ ┃ ┃ ┗Re(5):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/25(火) 20:38 ┃ ┃ ┃ ┗Re(6):日本経済の再建策について 安兵衛 05/1/25(火) 22:19 ┃ ┃ ┃ ┗Re(7):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/26(水) 11:46 ┃ ┃ ┃ ┗Re(8):日本経済の再建策について 安兵衛 05/1/26(水) 13:08 ┃ ┃ ┗Re(4):日本経済の再建策について MNG 05/1/26(水) 1:50 ┃ ┃ ┗Re(5):金利を上げると貧しい国民の人口が増加します。 Gokai Sezutomo 05/1/26(水) 12:24 ┃ ┗Re(2):日本経済の再建策について 佐藤 圭 05/1/25(火) 9:50 ┃ ┗Re(3):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/25(火) 21:22 ┃ ┗Re(4):日本経済の再建策について 佐藤 圭 05/1/25(火) 23:12 ┃ ┗Re(5):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/26(水) 21:42 ┃ ┣Re(6):日本経済の再建策について 佐藤 圭 05/1/26(水) 22:54 ┃ ┃ ┗Re(7):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/26(水) 23:20 ┃ ┃ ┗Re(8):日本経済の再建策について 佐藤 圭 05/1/27(木) 18:40 ┃ ┗Re(6):日本経済の再建策について(御礼) 佐藤 圭 05/1/26(水) 23:05 ┣Re(1):日本経済の再建策について ゆううつ人 05/1/26(水) 12:56 ┃ ┗Re(2):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/26(水) 14:58 ┃ ┗Re(3):日本経済の再建策について ゆううつ人 05/1/27(木) 12:33 ┃ ┗Re(4):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/27(木) 13:09 ┣Re(1):日本経済の再建策について 北の老兵 05/1/26(水) 17:14 ┃ ┗Re(2):日本経済の再建策について Gokai Sezutomo 05/1/26(水) 23:35 ┣拝金主義が全ての元凶 北の老兵 05/1/27(木) 11:57 ┃ ┗Re(1):日本再生の要件を網羅してる! 珍 源斎 05/1/27(木) 13:13 ┗Re(1):日本経済の再建策について 珍 源斎 05/1/27(木) 14:38 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 日本経済の再建策について ■名前 : PCOG <matuoka_@mvi.biglobe.ne.jp> ■日付 : 05/1/20(木) 12:29 ■Web : http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuoka/ -------------------------------------------------------------------------
今日の経済学は、ケインズ経済学を修正したニューケインジアンが主流であるが、これまでの経済学では、現在のデフレスパイラルからの脱出は不可能である。時代は新しい経済学を必要としている。 具体的には、インフレ目標を3〜5%に設定して、政府の円安誘導によりクリーピングインフレを招来することにより、個人金融資産1400兆円を債権や不動産投資への消費行動に向けさせる。 更に円安による輸入拡大を計ると共に、対外純資産140兆円を使って輸入も拡大して輸出入収支のバランスをとる必要がある。このような経済政策を採ることで、はじめて日本は長い不況のトンネルから脱出する事が出来る。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuoka/ |
▼PCOGさん: 残念ながら、インフレターゲットは主客転倒の説です。 害のほうが大きい。 新正統派経済学も、頼れそうに無いと思うのだがどうだろう? >今日の経済学は、ケインズ経済学を修正したニューケインジアンが主流であるが、これまでの経済学では、現在のデフレスパイラルからの脱出は不可能である。時代は新しい経済学を必要としている。 > >具体的には、インフレ目標を3〜5%に設定して、政府の円安誘導によりクリーピングインフレを招来することにより、個人金融資産1400兆円を債権や不動産投資への消費行動に向けさせる。 > >更に円安による輸入拡大を計ると共に、対外純資産140兆円を使って輸入も拡大して輸出入収支のバランスをとる必要がある。このような経済政策を採ることで、はじめて日本は長い不況のトンネルから脱出する事が出来る。 > >http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuoka/ |
経済音痴の私ですが、こんな策は如何でしょう。 世界の貸し手である日本が不況で、借り手の米国が繁栄してきたのはどう考えてもおかしい。 ゼロ金利政策では、政府の国債発行や公共事業を容易にし、日本全体の3分の2に上る赤字企業の延命に手を貸し、日本より危ない米国への金融資産流出を招いています。 できるだけ早くに5%程度の正常金利に戻すべきです。 個人金融資産1400兆円の5%は、70兆円にもなります。 かなりのインフレになると思いますが、グローバル化された経済環境下では、中国はじめアジアからの輸入により、ハイパーインフレとはならないと思います。 そのうち円安により、輸出企業から回復してくると思います。 政府・日銀・金融機関・体力のない会社は困るでしょうが、韓国の例から見てもその後はいい方向へ向かうと思います。 |
▼安兵衛さん:こんにちは 思い出してください。 昔から、金利を上げる手段は、 金融引き締めであり、景気減速の手段であり、 インフレ退治の手段であったのです。デフレ退治ではありません。 マスコミ等で、堂々と専門家が貴方と同様なことを言うのが日本です。 騙されないようにしましょう。 貸し手の日本が不況で、借り手の米国が繁栄・・・どう考えてもおかしい。 ・・・・・この感覚が正しいのです。・・・・・ だから、何故かを考えなければいけないのですね。 > 経済音痴の私ですが、こんな策は如何でしょう。 > >世界の貸し手である日本が不況で、借り手の米国が繁栄してきたのはどう考えてもおかしい。 >ゼロ金利政策では、政府の国債発行や公共事業を容易にし、日本全体の3分の2に上る赤字企業の延命に手を貸し、日本より危ない米国への金融資産流出を招いています。 >できるだけ早くに5%程度の正常金利に戻すべきです。 >個人金融資産1400兆円の5%は、70兆円にもなります。 >かなりのインフレになると思いますが、グローバル化された経済環境下では、中国はじめアジアからの輸入により、ハイパーインフレとはならないと思います。 >そのうち円安により、輸出企業から回復してくると思います。 >政府・日銀・金融機関・体力のない会社は困るでしょうが、韓国の例から見てもその後はいい方向へ向かうと思います。 |
Gokai Sezutomo さん レス有難うございます。 金利引き上げは、金融引き締めであり、景気減速の手段である事は承知の上です。 今、増税と政府予算拡大を止め、超緊縮予算に向かわせるには、金利引き上げしかないと思います。 非効率な経済システムを変える構造改革には、極端なデフレも一時期仕方ないと思います。 デフレ、インフレは、コインの裏表です。 いつも変だと思うのは、政府の財政破錠は、国民経済の破錠のごとく言いますが、 国民のほとんどは、国債など買ってないのです。 ニューヨーク市も給料が払えなくなった事がありますが、その後は立ち直っています。国民の金融資産は、生活者、消費者のために生かしたいものです。 |
▼安兵衛さん:こんにちは 金利引き上げで、1400×0.05=70兆円との事ですが、 70兆円の金利を受け取る者がいれば、同額の金利を払う者がいます。 金利を上げることによる、民間でのお金の総量には増減がありません。 そして、この場合、比べると、受け取る者のほうが裕福で、払う者のほうが貧しいのが普通です。 また、金利を上げると赤字国債の利払いも増え、政府予算も増えます。 これを増税で補う事も考えると、貧しい者は益々貧しくなります。 >金利引き上げは、金融引き締めであり、景気減速の手段である事は承知の上です。 >今、増税と政府予算拡大を止め、超緊縮予算に向かわせるには、金利引き上げしかないと思います。 >非効率な経済システムを変える構造改革には、極端なデフレも一時期仕方ないと思います。 日本の経済システムは非常に効率的です。 世界的に製品競争力が高いのがその証拠です。 だから、貿易収支の黒字が続けられているのです。 経済に構造改革は必要なかったのです。必要だったのは、官僚システムの構造改革だったのですが、いつの間にか置き換えられてしまいました。 >デフレ、インフレは、コインの裏表です。 デフレは、マネーの供給不足による現象ですが、 インフレは物資の供給不足による現象であって、 コインの裏表とは違うと思いますよ。 >いつも変だと思うのは、政府の財政破錠は、国民経済の破錠のごとく言いますが、 政府の財政破綻は 御用学者や、御用マスコミの妄想が発端です。 膨大な財政赤字は、民間へのマネーの供給であって、 財政破綻を起こす借金とは無縁のもので、幾ら、増えようが実害などありません。 但し、使い道が何でも良いというわけではありません。 これが私の考えですが、如何でしょうか? |
Gokai Sezutomo さん こんばんは >金利引き上げで、1400×0.05=70兆円との事ですが、 >70兆円の金利を受け取る者がいれば、同額の金利を払う者がいます。 >金利を上げることによる、民間でのお金の総量には増減がありません。 >そして、この場合、比べると、受け取る者のほうが裕福で、払う者のほうが貧しいのが普通です。 >また、金利を上げると赤字国債の利払いも増え、政府予算も増えます。 >これを増税で補う事も考えると、貧しい者は益々貧しくなります。 > 70兆円は、もとより国民の受け取るべきものです。 支払い手が貧しくなるのは、当然です。 金融資産を正常な流れにすべきだと思います。 金利を上げると赤字国債の利払いも増えますが、ここで大胆に予算配分を変え、 真の福祉国家を目指すべきだと思います。 安易な増税は、誰も望みません。 >日本の経済システムは非常に効率的です。 >世界的に製品競争力が高いのがその証拠です。 >だから、貿易収支の黒字が続けられているのです。 > >経済に構造改革は必要なかったのです。必要だったのは、官僚システムの構造改革だったのですが、いつの間にか置き換えられてしまいました。 一部賛成です。 製造業(それも輸出型の)は、非常に効率的ですが、農林、サービス業、公共部門 、金融などは、非効率だと思いますが。 >>デフレ、インフレは、コインの裏表です。 > >デフレは、マネーの供給不足による現象ですが、 >インフレは物資の供給不足による現象であって、 >コインの裏表とは違うと思いますよ。 すみません、言葉が足りませんでした。 > >>いつも変だと思うのは、政府の財政破錠は、国民経済の破錠のごとく言いますが、 > >政府の財政破綻は >御用学者や、御用マスコミの妄想が発端です。 全面的にそのとうりと思います。 >膨大な財政赤字は、民間へのマネーの供給であって、 >財政破綻を起こす借金とは無縁のもので、幾ら、増えようが実害などありません。 >但し、使い道が何でも良いというわけではありません。 確かにそのとうりですが、変な銀行、変なゼネコン会社等は、早く整理し、お金の流れを、政府、金融機関、不要な会社、米国から、国民へ戻したいのです。 私も使い道の問題は、大きいと思います。 |
▼安兵衛さん:こんにちは 確認の意味で質問したいのですが、 金利を上げることによって、民間にお金が増えると思っておられるのでしょうか? もしそうでしたら、私の意見はスレッド<41792>で述べましたように、 金利操査によっては、民間のお金の総量には増減が無いという意見です。 金利上げは、貧しい国民から裕福な国民へ、お金が流れ、 むしろ、格差拡大による弊害のほうが大きいと思います。 >>金利引き上げで、1400×0.05=70兆円との事ですが、 >>70兆円の金利を受け取る者がいれば、同額の金利を払う者がいます。 >>金利を上げることによる、民間でのお金の総量には増減がありません。 >>そして、この場合、比べると、受け取る者のほうが裕福で、払う者のほうが貧しいのが普通です。 >>また、金利を上げると赤字国債の利払いも増え、政府予算も増えます。 >>これを増税で補う事も考えると、貧しい者は益々貧しくなります。 >> >70兆円は、もとより国民の受け取るべきものです。 >支払い手が貧しくなるのは、当然です。 >金融資産を正常な流れにすべきだと思います。 >金利を上げると赤字国債の利払いも増えますが、ここで大胆に予算配分を変え、 >真の福祉国家を目指すべきだと思います。 >安易な増税は、誰も望みません。 > |
Gokai Sezutomo さん こんにちは 経済音痴の私に丁寧にご返事頂き、恐縮です。 お金の借りても返済に他から借金するとしたら、お金の総量は確かに変わらないと思います。 しかし、お金の流れは変わります。 貧富の差がますます激しくなるとの事ですが、救済手段は色々あると思います。 貧しすぎる失業対策や保障などの充実とか。 高福祉国家へ向かうべきだと思います。 米国のような借金で得するような国には、借金は危ない事をわかって貰うべきだと思います。 |
▼Gokai Sezutomoさん: 横レスしつれいします。 >昔から、金利を上げる手段は、 >金融引き締めであり、景気減速の手段であり、 >インフレ退治の手段であったのです。デフレ退治ではありません。 今はゼロ金利で、金融はゆるみきっているにも拘らず、景気が良くならないのは何故でしょう。 本来、投資を促進させるための金融緩和のはずなのに、銀行は相変わらずの貸し渋り・貸しはがしで、一向に設備投資は伸びず、景気回復につながらないようです。 一方消費者は、預金金利を受け取ることができず、可処分所得は減る一方で、特に老人党にも関係の大きい、年金生活者などへの打撃は多大なものがあるでしょう。 結局ゼロ金利は、銀行の自己資本比率を上げるために使われていて、景気浮揚には役立っていないと思います。 安兵衛さんのおっしゃるように、ある程度金利を上げれば、消費者に安心感が出て、消費の拡大につながって需要が増え、景気の回復につながっていくのではないかと思いますがいかがでしょうか。 >マスコミ等で、堂々と専門家が貴方と同様なことを言うのが日本です。 >騙されないようにしましょう。 > >貸し手の日本が不況で、借り手の米国が繁栄・・・どう考えてもおかしい。 >・・・・・この感覚が正しいのです。・・・・・ > >だから、何故かを考えなければいけないのですね。 |
▼MNGさん:こんにちは 金利を上げても民間のお金の総量が増えることは無く、むしろ貧しい者から、裕福な者へお金が流れ、お金の偏在が促進されますので、貧しい国民の人口が増え、景気はさらに悪化します。 >今はゼロ金利で、金融はゆるみきっているにも拘らず、景気が良くならないのは何故でしょう。 今、民間銀行は数が多すぎるとの政府方針によってその数が減らされています。つまり統合です。或いは倒産です。 貸しはがし貸し渋りをして、財務内容を強くしていかなければ、自分の身が危ないのが銀行の現状です。 それが政府の言う、金融の構造改革の正体です。 でもこんなはっきりとしたコメントはマスメディアでは聞かれませんよね。 だから一般国民は誤解します。 政府は景気を懸命に良くしようとしているのに良くならない。 これはきっと抵抗勢力がいるからだな?・・なんてね。 でも私には政府が景気を良くしようとしているようには見えません。 口ではそう言っていますが、態度がそっぽを向いています。 >本来、投資を促進させるための金融緩和のはずなのに、銀行は相変わらずの貸し渋り・貸しはがしで、一向に設備投資は伸びず、景気回復につながらないようです。 金融緩和は、金融機関同士でのお金の貸し借りでは、げっぷの出るほど超金融緩和です。 でも一般大衆の中では、お金はまるで増えていません。 1990年に比較して、公称でも、1400兆円のお金が民間から喪失しています。 お金が減少すれば景気が悪くなるのは当然です。 安兵衛さんも、民間でのお金を増やすために金利を上げたらどうかとのご意見かと思うのですが、 狙いはその通りだと思います。 で、どうやったら民間のお金の総量が増えるか? これが問題ではありませんか? >結局ゼロ金利は、銀行の自己資本比率を上げるために使われていて、景気浮揚には役立っていないと思います。 > >安兵衛さんのおっしゃるように、ある程度金利を上げれば、消費者に安心感が出て、消費の拡大につながって需要が増え、景気の回復につながっていくのではないかと思いますがいかがでしょうか。 > >>マスコミ等で、堂々と専門家が貴方と同様なことを言うのが日本です。 >>騙されないようにしましょう。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >▼PCOGさん: > >残念ながら、インフレターゲットは主客転倒の説です。 >害のほうが大きい。 >新正統派経済学も、頼れそうに無いと思うのだがどうだろう? > > >始めまして 大変興味と関心をもって ご意見をみました。 特にGokai Sezutomoさん ぜひこのスレッドで(または前のスレッドできしているならその引用スレッド番号)「日本経済の再建策」について教えてください。 私はこの問題で議論するほどの意見をもっていません。 しかし、初めての方に質問するだけでは失礼と思うので次に普段考えている疑問点(評論家たちの記述で理解できないこと)を市民(むしろ老人)の立場できしますので是非 ご指導ください。 お時間のあるときで結構です。私は多くて1日回くらいしかこの掲示板見ていませんので。 (1)マクロ経済の発展(景気)は基本的に国内需要の増加、買いたい物又は金を 出してもやって欲しいものが増えることだと思う。 (2)このためには新技術の開発、発明も必要でしょうが今の日本の世の中では 災害対策、安全対策に財政投資を重点的に行う。 (3)同様の主旨で福祉(老人ホームと保育所の充実等)に財政投資(補助金を含 む)または非課税など減税対策を行う。 (4)景気がよくなったら我々一般庶民にとって良いことがあるのか。 (私はデフレが今程度なら年金主体生活者ー老人党の人たちには 別によい のではないかと思っているのだが間違いかな) (5)逆に経済発展、景気拡大は、世の中の我々一般生活者にとって何がよいので すか。 今よりも少しだけでも良い生活になることを望みます。 以上単純常識と思っていますので是非教えてください。 ご面倒なら一般者(専門でない)の読める図書などの紹介でも結構です。 |
▼佐藤 圭さん:こんにちは 経済には門外漢と決め付け、人任せにすることは、 自分の財布を知らない他人に預けるのと同義語だと思っています。 よろしくお願いします。 >しかし、初めての方に質問するだけでは失礼と思うので次に普段考えている疑問点(評論家たちの記述で理解できないこと)を市民(むしろ老人)の立場できしますので是非 ご指導ください。 >(1)マクロ経済の発展(景気)は基本的に国内需要の増加、買いたい物又は金を 出してもやって欲しいものが増えることだと思う。 ところが欲しい物がいっぱいあってもお金がなければ買えません。 好景気にするには、国民にもっとたくさんのお金を配ってやる必要があります。 1990年以降、誤った政策によって、公称でも1400兆円のお金が民間から喪失していますから、それを元に戻さなければ本当の景気回復はありません。 >(2)このためには新技術の開発、発明も必要でしょうが今の日本の世の中では > 災害対策、安全対策に財政投資を重点的に行う。 >(3)同様の主旨で福祉(老人ホームと保育所の充実等)に財政投資(補助金を含 む)または非課税など減税対策を行う。 同意します。これらのためなら、幾ら赤字国債を増発してもかまいません。 ただし、貿易赤字にならない程度にしましょう。 >(4)景気がよくなったら我々一般庶民にとって良いことがあるのか。 > (私はデフレが今程度なら年金主体生活者ー老人党の人たちには 別によい のではないかと思っているのだが間違いかな) 普通、景気が良くなることを、企業業績が好転することを指しているわけではありません。国民生活が豊かに安定することを言います。 昔は企業業績が好転すれば、庶民の給料も増えたものでした。 今は、リストラや減給によって、企業業績が好転しているのですから、 これでは、景気が良くなったと言われても、一般庶民に何か良いことがあるのかと言いたくなりますね。 年金主体生活者は、全国民の2割程だと思いますが、すべての個人金融資産の半分を持っていると言われています。 それだけ、現役労働者がお金に困窮していることをを知る必要がありますね。 >(5)逆に経済発展、景気拡大は、世の中の我々一般生活者にとって何がよいので すか。 デフレが続き日本人の生活の糧である日本企業という財産が、 安く外国資本に買い漁られています。 このままでは、幾ら日本人が懸命に働こうが、裕福になれない経済システムが構築されてしまいます。 そしてそのことに日本人が永久にに気付くこともなくなってしまうのかもしれません。 |
▼Gokai Sezutomoさん: >早速のレス(ご指導)をありがとうございました。 ご親切に甘えて再質問をさせてください。 1.前のスレッドで「インフレターゲットは主客転倒の説です。害のほうが大きい」 の意味がわかりません。(私もデフレ解消策としてよいとどこかで読みました) >経済には門外漢と決め付け、人任せにすることは、 >自分の財布を知らない他人に預けるのと同義語だと思っています。 >よろしくお願いします。 2.なーるほど 私がそうでした。こちらこそ よろしく ご指導の程を。 > >>(1)マクロ経済の発展(景気)は基本的に国内需要の増加、買いたい物又は金を 出してもやって欲しいものが増えることだと思う。> 1990年以降、誤った政策によって、公称でも1400兆円のお金が民間から喪失していますから、それを元に戻さなければ本当の景気回復はありません。 3.この意味「1400兆が民間から喪失」がわかりません。どこへ行ったのですか > >普通、景気が良くなることを、企業業績が好転することを指しているわけではありません。国民生活が豊かに安定することを言います。 4.誤解ですかー私は「景気がよいとは売り上げが増えて業績好転である」と思って いました。 では景気のよくなる尺度(数値)どう表現されるのですか。 > >昔は企業業績が好転すれば、庶民の給料も増えたものでした。 >今は、リストラや減給によって、企業業績が好転しているのですから、 >これでは、景気が良くなったと言われても、一般庶民に何か良いことがあるのかと言いたくなりますね。 5.解ります。同感です。> >年金主体生活者は、全国民の2割程だと思いますが、すべての個人金融資産の半分を持っていると言われています。 >それだけ、現役労働者がお金に困窮していることをを知る必要がありますね。 >6.そんなに老人 金持ちとは思いませんでした。 > >デフレが続き日本人の生活の糧である日本企業という財産が、 >安く外国資本に買い漁られています。 >このままでは、幾ら日本人が懸命に働こうが、裕福になれない経済システムが構築されてしまいます。 >そしてそのことに日本人が永久にに気付くこともなくなってしまうのかもしれません。 6.その意味がよく解りません。そのメカニズムを教えてください。 勝手な再質問をお許しください。特に最後の「外国資本に買い漁られています」がぜひ知りたいです。 明日夜またこのスレッドをのぞきます。 お時間のあるときご指導ください。お休みください。 |
▼佐藤 圭さん:こんにちは >1.前のスレッドで「インフレターゲットは主客転倒の説です。害のほうが大きい」 この件に関しては私も言いすぎでした。 インフレターゲットの本当の意味は、景気が良くなるまで、金融緩和をすると同時に日銀がそれに対して強い意思を示すというものらしいのですが、 それだけなら、空念仏みたいなものですね。 でもこの言葉うっかりすると、インフレにしたらいいんだろみたいな風に取られれば、公共料金を上げましょうとかいう話になってきたりして、 本来の目的が失われそうなところが問題です。 それに、具体的方策が述べられる前に、インフレが止まらなくなったらどうするんだなどというばかげた非難もあって、ずいぶんと国民を混乱させたことは確かです。 無意味な策だと思います。 >3.この意味「1400兆が民間から喪失」がわかりません。どこへ行ったのですか どこかへ行ったのではなく、消失しました。 これは、土地や株の価値が激減したことを言いました。例えば、一億円出して買った株が1000万円になってしまったら、貧乏になったと思うでしょう。 また、借金して一億円出して買ったマンションが、借金だけ残って、2.3年で3000万円ぐらいに評価がなったら、やはり貧乏になったと思わないでしょうか? >4.誤解ですかー私は「景気がよいとは売り上げが増えて業績好転である」と思って いました。 > では景気のよくなる尺度(数値)どう表現されるのですか。 どういう数値が適切なのかは知りませんが、 大衆消費が活発にならなければ景気が良くなったとは実感できないですよね。 昔なら、全国デパート売上高の推移などを参考にしていたようです。 >>6.そんなに老人 金持ちとは思いませんでした。 老人が金持ちだとは思いませんが比較すれば金持ちなのでしょう。 現役世代は困っていると思います。 >>デフレが続き日本人の生活の糧である日本企業という財産が、 >>安く外国資本に買い漁られています。 >>このままでは、幾ら日本人が懸命に働こうが、裕福になれない経済システムが構築されてしまいます。 >>そしてそのことに日本人が永久にに気付くこともなくなってしまうのかもしれません。 > >6.その意味がよく解りません。そのメカニズムを教えてください。 > 優良企業の株価が安値に放置され、それを外資が買い集めたりして、企業の支配権が外資に移っています。メガバンクもそうです。 支配権を持つと配当を自由に設定することが出来、これを自国に持ち帰ることが出来ます。 従って、貿易で幾ら稼いでも、経常収支では儲からない構造が出来上がるだろうと思います。 したがって、国内では物資不足となり、日本国民が少し贅沢するだけでインフレになるような構造を想定しています。 なお、郵貯も外資に儲けさせる形態に民営化されるかもしれません。 |
▼Gokai Sezutomoさん: ありがとうござうました。 >>4.誤解ですかー私は「景気がよいとは売り上げが増えて業績好転である」と思って いました。 >> では景気のよくなる尺度(数値)どう表現されるのですか。 > >どういう数値が適切なのかは知りませんが、 >大衆消費が活発にならなければ景気が良くなったとは実感できないですよね。 >昔なら、全国デパート売上高の推移などを参考にしていたようです。 GDPの値で景気動向をみるのは間違いですか。 デフレが続き日本人の生活の糧である日本企業という財産が、 >>>安く外国資本に買い漁られています。 >>>このままでは、幾ら日本人が懸命に働こうが、裕福になれない経済システムが構築されてしまいます。 >>>そしてそのことに日本人が永久にに気付くこともなくなってしまうのかもしれません。 >> >>6.その意味がよく解りません。そのメカニズムを教えてください。 >> >優良企業の株価が安値に放置され、それを外資が買い集めたりして、企業の支配権が外資に移っています。メガバンクもそうです。 > >支配権を持つと配当を自由に設定することが出来、これを自国に持ち帰ることが出来ます。 >従って、貿易で幾ら稼いでも、経常収支では儲からない構造が出来上がるだろうと思います。 >したがって、国内では物資不足となり、日本国民が少し贅沢するだけでインフレになるような構造を想定しています。 > >なお、郵貯も外資に儲けさせる形態に民営化されるかもしれません。 問題(危機感を感じる)はこの最後のところだと思います。 自由競争でやむを得ないのか それとも 小泉首相の対米従属のせいだとアジル人も多いのですが どうでしょうか。 私は自由貿易、自由経済競争下では民間が頑張らなければと思うのでが。車、情報機器など日本は勝っているのですから。甘いでしょうか。または国策がありますか。最後にご意見をいただければと思います。 |
▼佐藤 圭さん: > >GDPの値で景気動向をみるのは間違いですか。 GDPは個人の豊かさ実感とは別の企業の設備投資も算入ですし、それに良い数値が出るように、色々、いじくられていると聞きますから一概に信用できないです。 >問題(危機感を感じる)はこの最後のところだと思います。 >自由競争でやむを得ないのか それとも 小泉首相の対米従属のせいだとアジル人も多いのですが どうでしょうか。 >私は自由貿易、自由経済競争下では民間が頑張らなければと思うのでが。車、情報機器など日本は勝っているのですから。甘いでしょうか。または国策がありますか。最後にご意見をいただければと思います。 民間が幾ら頑張って貿易黒字を稼ぎ出しても、それを投資利益として外資が持ち帰ってしまう構図が出来上がってしまえば、 日本人は何を食べて生きていくのですか?・・です。 ちょうど江戸時代、農民が幾ら頑張ってコメを作ってもそれの殆んどを領主や地主が持っていってしまえば、 農民は何を食べて生きていくのですか?・・です。 |
Gokai Sezutomoさん ご回答を有難うございました。 今後ともこの種の問題について掲示板へのチェックと議論されることを期待します。覗かせていただきます。また 関心のあるときには 参加します。 今後ともよろしくお願いします。 |
追加です。 ご回答(ご指導)よく解りました。 「下手な本」を読むより簡潔に理解できほんとうにありがとうございました。 もう明日にします。(勝手でどうも) お休みなさい。 |
みなさん こんにちは 私は次のように思います。 少子化の時代です。移民など受け入れない限り当面これからどんどん人口が少なくなります。という事は徐々に経済規模が小さくなってゆくということです。更に国の借金が増大したためこれから国民負担が増えます。近い将来消費税が15〜20%にはなるでしょう。2000万円の住宅に対し400万円の消費税です。家もなかなか建てられなくなるでしょう。消費は当然落ち込みます。 別のところでも書きましたがIMFは近い将来日本の経常収支が赤字になると予測していますので、その予測が当たれば円安もインフレもそのうち黙っていてもやってきます。 今、円安誘導とかインフレターゲットなどという姑息な手段ではなく、真の実力を身につけることだと思います。言い古された言葉ですが、資源のないわが国ができるだけ食うに困らない生活を維持するには、貿易しかありません。そのためには無駄な公共事業に税金をつぎ込むのでなく、真に世界一の技術立国になるための研究や開発に金を使うべきであると思います。付加価値の高い技術を持てば国内生産も増え空洞化も解消されます。わが国の宇宙産業や半導体産業の惨状を見れば分かるでしょう。これらに過去消費された公共事業の十分の一でもつぎ込んでいればと。 |
▼ゆううつ人さん:こんにちは IMFの予想についてですが、 日本の経常収支が近い将来赤字になるとの事、 そのときの貿易収支についてのコメントはありませんでしたか? 気になるもので、もし教えて頂けるなら幸いです。 >私は次のように思います。 >少子化の時代です。移民など受け入れない限り当面これからどんどん人口が少なくなります。という事は徐々に経済規模が小さくなってゆくということです。更に国の借金が増大したためこれから国民負担が増えます。近い将来消費税が15〜20%にはなるでしょう。2000万円の住宅に対し400万円の消費税です。家もなかなか建てられなくなるでしょう。消費は当然落ち込みます。 > >別のところでも書きましたがIMFは近い将来日本の経常収支が赤字になると予測していますので、その予測が当たれば円安もインフレもそのうち黙っていてもやってきます。 >今、円安誘導とかインフレターゲットなどという姑息な手段ではなく、真の実力を身につけることだと思います。言い古された言葉ですが、資源のないわが国ができるだけ食うに困らない生活を維持するには、貿易しかありません。そのためには無駄な公共事業に税金をつぎ込むのでなく、真に世界一の技術立国になるための研究や開発に金を使うべきであると思います。付加価値の高い技術を持てば国内生産も増え空洞化も解消されます。わが国の宇宙産業や半導体産業の惨状を見れば分かるでしょう。これらに過去消費された公共事業の十分の一でもつぎ込んでいればと。 |
Gokai Sezutomoさんはじめまして 昼休み時間になったので(一応安サラリーマンですので)返事いたします。 いつも感心して貴兄の書き込みを拝見しております。さてIMF予測ですが詳しくは書いてありませんが、次で検索してみていただけませんか。よろしく トークに使える日経ネタJ版|20040924 |
▼ゆううつ人さん:こんにちは お忙しいのにお返事をいただけまして、 感謝しています。 早速、検索してみました。 IMFの予測は少子化にかかわるもので、経常収支が2015年頃には赤字になるとの事でした。 貿易収支については記述がありませんでした。 一応、感想を述べさせていただきますと、 少子化と豊かさとは無関係という立場で考察していますので、 IMFの予測は眉唾かな? 或いは別の理由のカモフラージュかな? ・・・などと思っております。 有難うございました。 >Gokai Sezutomoさんはじめまして > >昼休み時間になったので(一応安サラリーマンですので)返事いたします。 >いつも感心して貴兄の書き込みを拝見しております。さてIMF予測ですが詳しくは書いてありませんが、次で検索してみていただけませんか。よろしく > >トークに使える日経ネタJ版|20040924 |
10年前に15%前後あった日本の家計貯蓄率は、2001年には6.9%まで急低下した。それに伴い「貯蓄ゼロ」の世帯も20%を超えたという。貯蓄ゼロ世帯が増えた言う事は長い経済停滞で収入が減り、生活を維持するために貯蓄を取り崩したからで、生活苦による自殺者がまだまだ増えそうだ。 これから停年を迎える団塊の世代の人には、バブルの絶頂期にマイホームを購入したり、ゴルフ会員権を購入した人が多いと聞く、私の知人にもそのローンで四苦八苦してしている人がいるが、団塊の世代には過酷な老後になりそうだ。 バブル崩壊以来、株と土地などが安く買い叩かれた"経済大国ニッポン"には、平成版黒船来襲があるとかねてから言われていたが、いよいよそれが現実になってきたようだ。アメリカ最大のウォルマート・ストアーズの西友買収に始まり、フランスの大手スーパー・カルフールなど、外資の日本参入がわが国の小売業界を揺るがしたが、ニューヨークの最高級デパートであるフィフス・アベニューが2、3年以内の日本進出を決めているという。 製薬業界では、エスエス製薬の筆頭株主にドイツのベーリンガー・インゲルハイム社が躍り出た。国内志向の強い出版業界でも、イタリアのデアゴスティーニ社が進出、フランスのアシエット社が婦人画報社を買収している。ほかにも、米国系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ストラテジック・ファンド(SPJSF)が金属加工油剤最大手のユシロ化学工業と毛織物染色大手のソトーに対して、株式公開買い付け(TOB)によって筆頭株主になるなど、外資の勢いはとどまるところを知らない。 おそらく今後、外資の日本上陸の流れの象徴となるのが、東京・都心での新たなホテル供給ラッシュ、いわゆる「2007年問題」でないだろうか。「2007年問題」は、大型ホテルの開業ラッシュによってもたらせる問題のことで、東京都心部では2003年から2007年にかけて10以上の大型ホテルが開業し、今後4年間で3,000室近くも部屋が増えるといわれている。そこでの主役は「外資系高級ホテル」となるのだ。 「2003年問題」が東京都心部でのオフィスの供給過剰を指すのに対し、「2007年問題」はシティホテルの供給過剰を意味する。都心で空前のホテル開業ラッシュが続き、新旧入り乱れてのサバイバル競争が巻き起こる。このまま進めば、2008年という年は、国は我々にもっと過酷な事を平然と要求してくるかもしれない。政府がそのための準備をしているとしか思えないのである。それは膨れ上がってもうどうしようもない日本国債のデフォルトであるかもしれないし、憲法改正なのかもしれないのだ。 長期におよぶ経済停滞の影響で、日本の財政は破綻状態であることは誰にも分かっている。しかし、政府も右肩上がりの税収は見込めるわけもなく、最後は我々国民にそのツケを払わせようとするに違いない。2008年という年には、我々国民にとっては税金や年金保険料などの負担が増えて、家計はいっそう厳しくなるに違いない。国民の貯蓄率の急激な低下で、日本の国債は買い手不在の状況がだんだんと浮き彫りになってきて、デフォルトも噂されるようになり、円の世界的信用度が失墜し、最悪のシナリオになりそうな気がする。 アメリカ経済も構造的な不安を抱えており、中国も2008年の北京オリンピックをピークに、確実に成長は下り坂になるだろう。2008年という年は、国民にも、国自体も待ったなしの選択を迫られるような大変な年になると予想される。 |
▼北の老兵さん:こんにちは >10年前に15%前後あった日本の家計貯蓄率は、2001年には6.9%まで急低下した。それに伴い「貯蓄ゼロ」の世帯も20%を超えたという。貯蓄ゼロ世帯が増えた言う事は長い経済停滞で収入が減り、生活を維持するために貯蓄を取り崩したからで、生活苦による自殺者がまだまだ増えそうだ。 > 日本国債と中国経済に関しての記述を除けば、 極めて、達見かと思います。 拙い感想で申し訳ありません。 |
ここのスレッドが相応しいかどうか分かりませんが、私が我が郷土のHPに投稿した一文です。 ---------------------------------------------------------- ソフトバンクの孫正義がベンチャーの旗手と現れて久しく、今は「Yahoo Japan」など多くの企業を傘下にし、今年はダイエーホークスまで買収しました。 彼は時代の寵児と持てはやされていますが、彼は実業家じゃありません。投資家です。投資で儲けたお金で企業を買収し、その株が上がったらまたそのお金を次の投資に廻す。こういう事を繰り返している虚業家なのです。何千億円の資産があろうがITバブルが弾けたら一貫の終わりです。 そういう意味ではマイクロソフトのビル・ゲイツとは訳が違うのです。今こうした30歳に満たない若者が額に汗しないで、簡単に大金を手にします。でもこれはほんの一部です。誰でも出来るわけじゃありません。 世界に誇るトヨタのトップの年収は3千万円台と言います。今、農業は衰退産業と言われ、貧農という言葉が珍しくありませんが、これはとんでもない間違いで、年収一億を越す農家だってあるんです。やり方によっては農業は儲かるのです。 日本の食料自給率は先進国で最低です。虚業に走るなら農業を今一度見直す必要があると思うのです。日本の農業技術は世界一、特に土作りが今見直されています。狭い耕地を利用して発達してきたこの技術は、絶対に引きついていかなければならないのです。 これは非常に意味のある事なんです。世界中でその国独自の農業が営まれて来ましたが、アメリカはそれを大規模農業で農地を工場化してしまい、その安さを武器に世界中に輸出したお陰で、世界は農産物を作るのを止めしまいました。 その結果が農地は荒れ果て、砂漠化し洪水の被害を受けます。安さばかりを追い求めるのじゃなく、地球環境を考えると林業、農業の発展は地球を救う事にもなるのです。 政府は無駄な道路、無駄なダム、無駄な新幹線を造るのなら、そのお金をもっと違う事に使うべきなのです。もうこれ以上の便利さは必要ないし、求めてもいないのに大企業はドンドン無理やり「便利さ」を押し付けようとしますが、私たちはそれに乗せられない事が大事だと思います。 |
北の老兵 さん! こんにちわ! 【41979】にて述べられてること・ 日本の再建・再生についての要件が網羅してると思います。 全くその通りで何も難しく複雑に考えるまでも無いことです。 人間も生物であると云う原点に立てば、金の延べ棒や$・¥紙幣には 本来的に考えれば「命の拠り所」では無い訳です。 砂漠の中に立てば一杯の水が生命にとって又と無い価値にもなります。 地球上の全ての生命に関わる根元は表土、土壌に生息する微生物達の 生産力や働き以上の物は有り得ぬ訳です。 油まみれのドロドロの水でさえ彼の微生物群の働きにより清浄な水へ 甦えらせる力「パワー」を持ってます。「正しスローですが」 効率やスピードを追求する余り、今の時代は諸々の本質を見失ってる ように思われます。 北の老兵さんが何処かのスレッドで述べられてるように800人乗りの 旅客機の話なども・・。 私に云わせると800人の屠殺マシーンであるとさえ感じてます。 自動車も性懲りもなく続発する交通事故そして犠牲者の数を考えると これ又、屠殺マシーンの何物でなはないでしょうか? 少し極端な見方かも・知れませんが、改めて考える拠り所のように 思えます。 |
皆さん!こんにちわ! 日本経済の再建策についての真摯なご意見それぞれに 参考にさせて頂いてますが・・? アメリカ合衆国の経済政策がニクソンショックと云われた当時 $が金兌換で無くなった時からアメリカは借金が怖く無い国になりました。 それ以来$は輪転機次第になりました。「覇権国の特権?」 アメリカは世界に向けて自国市場を提供する共に日本のように ひたすらアメリカの市場を頼りに輸出して自国の生産力の維持に 努めてきました。アメリカに物が売れなくなると経済に大きな 影響が及んだのも現実です。 勿論、日本のみでなく、ドイツ、フランス、などヨーロッパ諸国に してもアメリカ市場を頼りにしてましたが、それでも一辺党にならない 手だては、講じてたようです。各国の貿易の推移にもそれが現れてます。 更に、日本では生産手段である新技術、エネルギーや食糧に付いてもアメリカ への依存を益々大きくしてきた経過もあります。 事々左様に日本経済は過去数十年の趨勢のなかである面アメリカ経済と 一蓮托生の呈すら見受けられるに至ってます。 最近では中国の台頭も大きくなり従来、日本の役割であった生産部門が かなりの部分中国にシフトされたのも日本経済の仕組みに影響が生じてます ことは眼の前にあることです。 長くなってますが・・此処までは前段です。 今、世界では借りたお金は貰ったものとする厳然たる現実があります。 【日本国内でも不良債権の発生とその処理に付いては借金は踏み倒す物である】 の現実は否定できません。 余剰なる財貨を持てば、使い切れないお金がありば変わって使って あげようとする国々や人々があっても不思議ではありません。 故に主題である日本経済の再建策は帳尻合わせではない、もっと根本的な 処にあるように思えます・。 自国民が豊かに暮らせるような生産と消費のバランスと足元をみることが が何よりも必要に思えます。 個人として無理をして貯金や余剰な財貨を遺しても死してあの世には 持って行けないことを肝に銘じますと・又視野も展望も開けてくるのでは ないでしょうか?・・もっと本質的な豊かさの追求に再建策はあるように 思えます。 |