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 ▼老人党「未来をつくる百冊の本」2  ぎみゆら 05/1/27(木) 11:46
   ┣5冊と12冊と2冊(再掲)  ぎみゆら 05/1/27(木) 11:59
   ┣*このスレッドについて  ぎみゆら 05/1/27(木) 12:33
   ┣なださんの三冊について  Ray 05/1/27(木) 15:55
   ┣その他のお薦めの本  Ray 05/1/27(木) 16:00
   ┣寒いですね〜!枯葉サン  ふくちゃん 05/1/27(木) 16:25
   ┃  ┗Re(1):寒いですね〜!枯葉サン  枯葉 05/1/27(木) 20:49
   ┃     ┗ネット本ですね。  ぎみゆら 05/1/31(月) 19:14
   ┃        ┗Re(1):ネット本ですね。  枯葉 05/2/1(火) 2:16
   ┣ジャン-ポール・サルトル『反戦の原理』  ぎみゆら 05/1/27(木) 23:13
   ┣金子みすゞ『わたしと小鳥とすずと』  ぎみゆら 05/1/28(金) 0:10
   ┣5冊と13冊と2冊と1冊  ぎみゆら 05/1/28(金) 0:19
   ┃  ┗真空地帯  宮天狗 05/1/28(金) 6:22
   ┃     ┗野火  宮天狗 05/2/2(水) 14:21
   ┣*もう少し、ペースダウンします。  ぎみゆら 05/1/28(金) 11:19
   ┣花森安治『一銭五厘の旗』  ぎみゆら 05/1/30(日) 11:55
   ┃  ┣Re(1):花森安治『一銭五厘の旗』  こんぺいとう 05/1/30(日) 19:31
   ┃  ┣Re(1):花森安治『一銭五厘の旗』  牛の5 05/1/30(日) 21:50
   ┃  ┗Re(1):花森安治『一銭五厘の旗』  ぎみゆら 05/2/1(火) 19:38
   ┣日本ペンクラブ 電子文藝館  ぎみゆら 05/1/30(日) 12:13
   ┣岩波ブックレット『憲法九条、いまこそ旬』  ぎみゆら 05/1/30(日) 12:57
   ┣5冊と15冊と2冊と1冊  ぎみゆら 05/1/30(日) 13:07
   ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」/雑談とご挨拶  とうろう 05/1/31(月) 0:00
   ┃  ┣これまで本当に、ありがとうございました。  ぎみゆら 05/1/31(月) 18:19
   ┃  ┣Re(2):老人党「未来をつくる百冊の本」/雑談とご挨拶  松 05/2/1(火) 1:40
   ┃  ┗Re(2):老人党「未来をつくる百冊の本」/雑談とご挨拶  こんぺいとう 05/2/1(火) 9:10
   ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ワクチン 05/1/31(月) 7:44
   ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  北の老兵 05/1/31(月) 11:42
   ┣安本末子『にあんちゃん』  ぎみゆら 05/1/31(月) 17:39
   ┣野間宏『真空地帯』  ぎみゆら 05/1/31(月) 18:52
   ┣住井すゑ『橋のない川』  ぎみゆら 05/1/31(月) 19:37
   ┃  ┗『それでも私は戦争に反対します』  Ray 05/1/31(月) 21:59
   ┃     ┗Re(1):『それでも私は戦争に反対します』  松林 05/1/31(月) 23:02
   ┃        ┗坂本龍一さんのお父さま  ぎみゆら 05/2/2(水) 10:31
   ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  茶色 05/1/31(月) 19:48
   ┃  ┗Re(2):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ぎみゆら 05/2/1(火) 20:56
   ┣5+15+2+3+1  ぎみゆら 05/1/31(月) 19:56
   ┃  ┣Re(1):人間の条件  王里 05/1/31(月) 23:13
   ┃  ┗Re(1):5+15+2+3+1  パンドラ 05/2/1(火) 9:16
   ┃     ┗いつでも気軽に書いてください。  ぎみゆら 05/2/2(水) 17:04
   ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  団塊党 05/1/31(月) 21:13
   ┣山田昌弘『希望格差社会』  ぎみゆら 05/2/1(火) 20:20
   ┣斎藤貴男『機会不平等』  ぎみゆら 05/2/1(火) 20:43
   ┃  ┗Re(1):斎藤貴男『機会不平等』  北の老兵 05/2/2(水) 9:14
   ┣林竹二『問いつづけてー教育とは何だろう』  ぎみゆら 05/2/2(水) 10:03
   ┣日本ペンクラブ編『それでも私は戦争に反対します。』  ぎみゆら 05/2/2(水) 10:17
   ┃  ┗Re(1):日本ペンクラブ編『それでも私は戦争に反対します。』  ぎみゆら 05/2/2(水) 11:09
   ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  笹井明子 05/2/2(水) 10:50
   ┣五味川純平『人間の條件』  ぎみゆら 05/2/2(水) 11:01
   ┣Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  こんぺいとう 05/2/2(水) 14:18
   ┗*新スレッドを立てます。  ぎみゆら 05/2/2(水) 17:05

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 老人党「未来をつくる百冊の本」2
 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>
 ■日付 : 05/1/27(木) 11:46
 -------------------------------------------------------------------------
   みなさま


新スレッドを立てました。

  老人党「未来をつくる百冊の本」2

*↓前スレッドは、こちらです。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=41500;id=sougou


《本スレッドの趣旨》

●老人党の目的をすすめるために、役立つ本
●多くの人に、広くすすめれらる本
●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本

上の三つの目安にかなうような本を集めて、リストアップして
みませんか、というスレッドです。

「だったら、こんな本はどうだろう」と思いつくものがあれば、
あまり難しく考えずに、とりあえず、言ってみてください。
勝手ながら、いちおう私のほうで、選定、分類、とりまとめを
やってみますので。

また、すでにリストに上がっている本について、「その本、
読んだ、面白かった」など、気がついたこと、何でも聞かせて
ください。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 5冊と12冊と2冊(再掲)  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/27(木) 11:59  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***


前スレッドで、みなさんから教えていただいた本です。

★広くおすすめしたい本(5冊)

『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年)
『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年)
『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、
  2004年)
『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年)
『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年)

☆みなさんから教わった「読んでほしい本」(12冊)

『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮社、
  1996年)
『倚りかからず』(茨木のり子、筑摩書房、1999年)
『ぼくの見た戦争 2003年イラク』(高橋邦典写真・文、ポプラ
  社、2003年)
『私たちはいま、イラクにいます』(シャーロット・アルデブロン
  文、森住卓写真、講談社、2003年)
『昭和史』(半藤一利、平凡社、2004年)
『日本国憲法』(童話屋、2001年)
『あたらしい憲法のはなし』(童話屋、2001年)
『憲法なんて知らないよ』(池澤夏樹、ホーム社〈集英社〉、
  2003年)
『反戦の手紙』(ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版、
  2004年)
『権威と権力』(なだいなだ、岩波新書、1979年)
『民族という名の宗教』(なだいなだ、岩波新書、1992年)
『神、この人間的なもの』(なだいなだ、岩波新書、2002年)

◇みなさんから教わった「現代社会を見つめ直す本」(2冊)

『モダンガール論』(斎藤美奈子、文春文庫、2003年)
『少年にわが子を殺された親たち』(黒沼克史、草思社、1999年)

   *

このほかに、上のリストには入れていないけれど、手元に控えて
いる本が、現在3冊あります。新スレッド冒頭ですので、今回は
これらも掲載しておきます。

〈控え、予備〉(3冊)
『童子問』(伊藤仁斎、岩波文庫、1970年、現在絶版中)
『にんげんだもの 逢』(相田みつを、角川文庫、2000年)
『論語』(桑原武夫、ちくま文庫、1985年)

   *

引き続き、ご推薦、ご感想、間違いや不適切な記述のご指摘なども
含めて、何でもお気軽に聞かせてください。

よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : *このスレッドについて  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/27(木) 12:33  -------------------------------------------------------------------------
   新スレッドを立てるにあたり、このスレッドの、堅苦しく言うと
運営についての考え方を、若干申し上げておきます。

前スレッド最後のほう、パンドラさんや悠々さんが、このスレッドの
ことを、「ジョーク」や「雑談」と同じ、と書いてくださいました。
まったくその通りで、(笑) うれしい書き込みでした。

以前、Ray さんが立てた「読んだ本や記事を…」というスレッドが
ずっと続いてて、私はあれが地味ながらけっこう好きで、ときどき
書き込んだりもしていたんで、似たようなことをやり直せないか
なぁと、少し前から思っていたんです。

でもまるで同じじゃ芸がないし、それにせっかくみなさんが書いて
くださったことを、ただ流しちゃうんじゃなく、何か積み重ねる
ようなことはできないかなぁと、考えました。選定の目安を立てた
のも、随時リストアップをしているのも、そういうことなんです。

老人党百冊の本なんて銘打ってますが、それは、誰かや私の趣味や
好みではなく、老人党に役立ちそうな本を集めてるんですよという、
お約束のような気持ちです。老人党の公式見解や必読文献集(笑)
のようなものを作ろうなんて、大げさなことではありません。

ですから、みんなにすすめたい本、知っておいてほしい、覚えて
おいてほしいという本を、何かの折に、思いついたり、思い出したり
したら、メモ代わりくらいのお気持ちで、このスレッドに書き込んで
みてください。

私は本のことなら、仕事を通じて、多少の知識、経験、ノウハウを
持っています。たとえばこのすぐ上に掲載した「5冊と12冊と2冊」
だって、本の名前をズラズラと並べてみただけで、ちょっと何か、
ある種の雰囲気のようなものが、漂ってはきませんか?

まとめたり、編んだりすることによって出てくる面白さというものも
ありますので、僭越ながら、選定とまとめは当面、私がやってみる
ことにします。おかしなところ、それは違う、変だ、と感じること
などがあれば、それもいつでも、遠慮なくおっしゃってください。

長くなりましたが、だいたいそんな気持ちでやっています。
いましばらくは、冷やかし半分でけっこうですので、見守って
いただければと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : なださんの三冊について  ■名前 : Ray  ■日付 : 05/1/27(木) 15:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

こんにちは。Rayです。

なださんの本三冊について、私が読了したときに書いた
メモを元に紹介文(?)を書いてみました。

----
『権威と権力』(なだいなだ、岩波新書、1979年)


「いうことをきかせる原理・きく原理」という副題がついていますが、
・人はどのようなときに他者の「いうことをきく」のか
というところから始まって、
・自分の考えを人に理解してもらおうとするときに
 どのような方法で説得を試みるのか
や、
・異なるものとの関係をどう築いていくのか
(排除することで「まとまり」を維持するのか、
 受け入れることで「調和」していくのか)
に発展していく本です。

「(他者に依存して生きていく方が楽ではあるけれど)
 自ら考える=他者に依存しない」
という一節が印象に残っています。

少年となださんの対話という形式で書かれており、
どのような方向に進むべきなのかが
とても理解しやすく、目から鱗的な一冊でした。

----
『民族という名の宗教』(なだいなだ、岩波新書、1992年)


副題は「人をまとめる原理・排除する原理」となっており、
・なぜ人は集団を作るのか
・その集団をまとめる理論は何か
というテーマで、国歌・宗教・イデオロギーを
歴史に沿って見ていっています。

ナショナリズム・宗教・社会主義が人を惹きつけた理由がそれぞれ
・目の前の幸福
・死後の幸福
・少し先の幸福
であるという見方や、
「権力奪取を目指すのではなく、抵抗勢力でありたい」
「理性的批判主義」
という語が印象に残っています。

----
『神、この人間的なもの』(なだいなだ、岩波新書、1999年)


「神とは、宗教とは」というテーマについて、
カトリック信者の旧友となださんの対話形式で
考察した本です。

印象に残っているのは
「共にあって中にいない」
「習慣の力」
という考え方です。

他者と共生していくためには自分と異なる背景を持つ人のことを
理解する必要がありますが、何かを信じたり、
その教義(?)に従って行動することの意味を考えることで
そのような人のことをより深く理解することができるように
なるのではないかと思います。

----

もしこの三冊から一冊だけを残すのであれば
『権威と権力』かな、と思います
(これを機に再読してみます)。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : その他のお薦めの本  ■名前 : Ray  ■日付 : 05/1/27(木) 16:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

こんにちは。Rayです。

読書記録を振り返ってみたら
ご紹介したい本が出てきましたので追加します。

----
『TN君の伝記』(なだいなだ、福音館書店、1976年)


幕末から明治初期に生きた「TN君」という人の伝記です。

「TN君」とイニシャルで書かれていますが、読んでいるうちに
誰のことであるかがわかるのに本名を明かさなかったのは
「名前を知っただけでその人のことを知ったような
気になってしまうのを避けたいから」なのだそうです。

失敗するかも知れない、または失敗することがわかっていても
それに挑戦する(それをやろうとする)意義と必要性について、
現代の状況と重ねて考えてしまうところの多い本でした。

----
『社会契約論』(アンリ・ルソー、岩波文庫)


上記『TN君の伝記』を読んだあとで、触発されて読んだ本です。

古典なのですらすらと簡単に読めたわけではありませんが、
民主主義社会とはどのようなものなのかを改めて考える上で
とても参考になった一冊です。

原著が書かれたのは1700年代(フランス革命以前)ですが、
現代の社会の状況を理解するのにも役に立つような気がします。

この本が書かれてから現在までに社会のシステムは
いろいろな点で変わってきてはいますが、
まだ変わっていないこと(変えた方がいいこと)や
それを変えていくためにどうすればいいのか・何が必要なのかを考え、
変革を実現させていくことが私たちの課題であると思います。

----
『「新しい人」の方(ほう)へ』(大江健三郎、朝日新聞社)


・うそをつかずに生きる
・目的を持って(テーマを決め、記録をとって)本を読む
・人の言葉を正確に聞きかつ書く
・知識人の条件=自分の知識をユーモアを持って人に伝えられる
などにはっとさせられました。

また、アラブ・イスラエル問題に関して引用されている
「共生を目指す。共生は譲歩ではない」
「批判的に、理性的に、理想と忍耐を持って」
というエドワード・サイード氏の発言も共感できるものでした。

中高生向けの随筆の形で書かれていますが、
それはわかりやすい文体・表現が用いられているというだけのことで、
内容がやさしい(子ども騙し)ということではありません。

なお、同じ作者の『燃え上がる緑の木』三部作(新潮社)は
小説ですが、一つの目的のために異なる背景の人たちが協力して
行動するということのシミュレーションのような意味で
老人党のあり方を考える上で参考になるように思いました。

----
『南方熊楠 萃点の思想』(鶴見和子、藤原書店)


老人党サイトで昨年夏に教えていただいて読んだ本です
(たしかとうろうさんが教えてくださったのではないかと思います)。

そのときにも感想を書いたのですが、
・創造性とは、異なる発想の融合または奇異な結びつきであり、
 しかもそれが理論的に価値を持つか、
 人を感動させるものでなければならない
・概念(concept)と内念(endocept)の結びつき;
 古典論理学(同化)と形式論理学(異化)の融合から
 新しいものが生まれる
などの創造性に関する記述が印象的でした。

そのほか、私がそれまであまりよく知らなかった
南方熊楠という人について、地方(和歌山)にいながら
世界と情報をやり取りしていたということも含めて
非常に興味深く読みました。

----
『「私」であるための憲法前文』(大塚英志、角川書店)


中高生を中心とした十代の人たちが考えた
「憲法前文」をまとめたものです。

賛同できるものもそうでないものもいろいろありますが、
「若い人の生の声」という印象が強く、
大人(?)として考えさせられました。

姉妹編の前作もあるそうなのでそちらも読もうと思いつつ
まだ読んでいません(^^;)。

----

このほか、書名だけになってしまいますが

『イシ 北米最後の野生インディアン』
(シオドーラ・クローバー、岩波現代文庫)

『複数の東洋/複数の西洋』(鶴見和子+武者小路公秀、藤原書店)

『インターネットで日本語はどうなるか』
(西垣通+ジョナサン・ルイス、岩波書店、2001年)

『バレンボイム/サイード 音楽と社会』
(A.グゼリミアン編、みすず書房)

『武士道』(新渡戸稲造、岩波文庫)

などが昨年読んだ本の中ではみなさまにも
お薦めしたい本でした。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 寒いですね〜!枯葉サン  ■名前 : ふくちゃん  ■日付 : 05/1/27(木) 16:25  -------------------------------------------------------------------------
   気まぐれに”店内”をうろついて来ました。楽しかったです。

夜勤とかで 明け方に外に出ると
完璧に目が覚めますね(^^;;


まぁ 寒くなれば もうすぐ
スキーに行こうと思ってるので
それはそれでいいんですけどね!!


次の休みにでも
行こうかと思っています!
今シーズン初めてです
だいたいいつもそうなんですが
シーズン初のスキーの後
筋肉痛が起こりそうで怖いです(^^;


あ〜 運動不足〜〜

って店長も言ってました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):寒いですね〜!枯葉サン  ■名前 : 枯葉  ■日付 : 05/1/27(木) 20:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ふくちゃんさん:
>気まぐれに”店内”をうろついて来ました。楽しかったです。

   ???〜?  う〜ん  得意のジョークでしょ!

  老人党の為にならない本は【41977】にかきました。昨夜yahoo!に出ていた
  ので知りましたが、私のレスを読んでみてください。
  中央公論新社版、「今週妻が浮気します」ー掲示板のやり取りをまとめた
  単行本 とか。案外、老人党にはためになるかもよ・・・

  「電車男」に続く第三作目、掲示板の話題作に挑戦しませんか?
   店内にはおもろい材料がごろごろではありませんか。
  
>
>
>まぁ 寒くなれば もうすぐ
>スキーに行こうと思ってるので
>それはそれでいいんですけどね!!

  今人さんが茶ぶい、茶ぶい ほな茶いなら。おやすみ 、、、。
  と言ってますので。
  先輩をたてて、サイなら。
  
>
>
>あ〜 運動不足〜〜
>
>って店長も言ってました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ネット本ですね。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/31(月) 19:14  -------------------------------------------------------------------------
   枯葉さん、お久しぶりです。


『電車男』『今週妻が浮気します』ともに、インターネット掲示板に
大勢の人が書き込んだ内容を本にしちゃったという、「ネット本」
などと呼ばれているものですね。

読んだらたぶんそれなりに面白いだろうし、いくつかの意味で発見が
あるだろうと思いますが、ごめんなさい、いまちょっと、そういった
本に手を出す気になれないというか、余裕がないというか。(笑)

書き込み、ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ネット本ですね。  ■名前 : 枯葉  ■日付 : 05/2/1(火) 2:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

  お久しぶりです。私如きにお目に止まるとは光栄です。

  どっきり削除さんのお気に入りに登録されてしまって勲章拝受者です。

  一月に一度くらいしか本屋には参りませんが、週刊誌コーナー辺りや、
  IT関連の所に20代、30代の若者が大勢いて 本を見ています。
  私は いくとあれもこれもと、月刊誌を買う積りがお気に入りを見つけては
  買ってしまい、積読がややです。
  驚いたのは、月刊プレジデントが半分の厚さになっていたことです
  わけ合って在職中は買ってたものですから、あの厚さには些か、、でした、、
  なんと時代なんですね。
  特集記事 セブンイレブン社長の戦略 が面白そうで買いました。

  人の心を掴むエッセンス満載で、政治にも営業にもご近所のお付き合い
  など何にでも為になるなーと唸りました。さすがー、、です。

  新刊書の紹介には 時の人の貴文さんの「100億稼ぐ超メール術」が
  面白そうで次読んでみます。
  あくまでも「枯葉好み」なんで気にしないで下さい。
  一応老人ネット界の住人 なんで。

  長々とおつきあいさせました。お忙しいようでレスはいいですよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ジャン-ポール・サルトル『反戦の原理』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/27(木) 23:13  -------------------------------------------------------------------------
   流水さん、こんにちは。


◆『反戦の原理』(ジャン-ポール・サルトル編著、弘文堂、
   1966年)

とても興味深そうな本をご紹介いただき、ありがとうございます。
サルトルは、私も学生の頃けっこう読みました。戦争とか、人の
生死にかかわる倫理とか、そういった場面なると、本当に、筆致、
舌鋒が冴え渡る言論者という印象があります。

上の本は知りませんでしたが、きっと、サルトルの面目躍如という
内容なんだろうなと思い、私個人としては、ぜひどこかで探して
みたくなりました。

四十年近く前の発行なので、古書店や公共図書館でもすんなりとは
手に取れないかもしれないのが残念です。なのでこのスレッドでは、
「いつか読んでみたい本」としてお預かりすることにします。

また何か思いついたら、いつでも教えてください。とくに、すでに
リストに入れている半藤一利『昭和史』のように、かつての日本を
概観できる、誰にとっても読みやすい本があれば、ぜひみなさんに
お知らせしたいと思っています。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 金子みすゞ『わたしと小鳥とすずと』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/28(金) 0:10  -------------------------------------------------------------------------
   とうろうさん、こちらこそお久しぶりです。


たくさんご推薦いただき、ありがとうございます。
「ぎみゆら基準」に大受けして笑ってしまいました。
もちろん、うれしくて、ですが。

◆『わたしと小鳥とすずと』(金子みすゞ著、JULA出版局、
   1984年)

金子みすゞは、私も好きです。一冊挙げるなら、上の本が分量も
値段も手頃かなぁと思います。

たとえば、ご紹介いただいたページで読める、
http://www.geocities.com/sisimaikusiki/2001/1028/kanekomisuzu.html

  すずと、小鳥と、それからわたし、
  みんなちがって、みんないい。
    (わたしと小鳥とすずと)

などは、Ray さんが【42010】でご案内してくれた、なだいなだ
さんの「集団と排除」についての考え方に通じるものを感じます。

でも私は、有名な詩ですが、やはり同じページに載っている、

  昼のお星はめにみえぬ。
    見えぬけれどもあるんだよ。
    見えぬものでもあるんだよ。
      (星とたんぽぽ)

という章句が、とても好きなんです。

見えないけれど、ある、大切なものとはなんだろかというのは、
人それぞれでしょうし、それでいいのでしょうけれど、私は、
人の思いとか、志とか、そういうものだと思っています。

どちらの作品も、上で挙げた本に収録されています。
とりあえず、「読んでほしい本」に加えてみることにします。

   *

今晩は、ここまでにさせてください。

明日以降、ちょっと外出の予定が続いています。挙げていただいた
あと二本については、少しゆっくりになるかもしれませんが、
いずれコメントしたいと思っています。

そのときに、また。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 5冊と13冊と2冊と1冊  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/28(金) 0:19  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

★広くおすすめしたい本(5冊)
『平和へ』(キャサリン・スコールズ、岩崎書店、1995年)
『茶色の朝』(フランク・パヴロフ、大月書店、2003年)
『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス、
  2004年)
『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004年)
『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房、2003年)

☆みなさんから教わった「読んでほしい本」(13冊)
『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮社、
  1996年)
『倚りかからず』(茨木のり子、筑摩書房、1999年)
『ぼくの見た戦争 2003年イラク』(高橋邦典写真・文、ポプラ
  社、2003年)
『私たちはいま、イラクにいます』(シャーロット・アルデブロン
  文、森住卓写真、講談社、2003年)
『昭和史』(半藤一利、平凡社、2004年)
『日本国憲法』(童話屋、2001年)
『あたらしい憲法のはなし』(童話屋、2001年)
『憲法なんて知らないよ』(池澤夏樹、ホーム社〈集英社〉、
  2003年)
『反戦の手紙』(ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版、
  2004年)
『権威と権力』(なだいなだ、岩波新書、1979年)
『民族という名の宗教』(なだいなだ、岩波新書、1992年)
『神、この人間的なもの』(なだいなだ、岩波新書、2002年)
『わたしと小鳥とすずと』(金子みすゞ、JULA出版局、1984年)

◆みなさんから教わった「現代社会を見つめ直す本」(2冊)
『モダンガール論』(斎藤美奈子、文春文庫、2003年)
『少年にわが子を殺された親たち』(黒沼克史、草思社、1999年)

◇流水さんから教わった「いつか読んでみたい本」(1冊)
『反戦の原理』(ジャン-ポール・サルトル、弘文堂、1966年)

   *

●老人党の目的をすすめるために、役立つ本
●多くの人に、広くすすめれらる本
●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本

このスレッドでは、上の目安にかなうような本を集めて、
リストアップしています。

「だったら、こんな本も」とか、「その本、面白かった」とか、
気がついたこと、何でも聞かせてください。

間違いや不適切な記述のご指摘なども含めて、何でもお気軽に
書いてみてください。

よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 真空地帯  ■名前 : 宮天狗  ■日付 : 05/1/28(金) 6:22  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん しばらくです。

私は野間宏「真空地帯」を推薦します。
「考える葦」である人間を「考えない殺人マシン」に変えていく
帝国陸軍の巧妙なシステムをこれほど見事に暴いた作品は比類が
ありません。戦争が人を狂気に陥れる点においてどこの国も民族
も変わりないけれど、「日本人の残虐性」が世界に知られるよう
になった一因はその「皇軍教育」にあったと思います。

初版は1946年1月岩波書店ですが、筑摩書房や中央公論社か
らも出ていますから、入手は困難ではないでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 野火  ■名前 : 宮天狗  ■日付 : 05/2/2(水) 14:21  -------------------------------------------------------------------------
   実は私の頭の中で「真空地帯」とセットになっているのが
大岡昇平「野火」創元社1952年です。

理性という衣を剥がされたときの人間のおぞましさ、というより悲しさを
マルキ・ド・サドより直裁に示したのがこの作品であり、兵士の死体を見
て食欲を感じる鬼気迫る情景は、飽食に慣れた世代には納得しがたいかも
しれませんが、成長期を日々飢えにさいなまれていた私たちにとって、そ
れは決して人事ではありませんでした。

戦争の恐ろしさ、愚かしさを象徴する作品として、皆さんにお勧めしたい
と思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : *もう少し、ペースダウンします。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/28(金) 11:19  -------------------------------------------------------------------------
   みなさん


もうお気づきの方も多いかとは思いますが、私は実は、ときに、
急にムキになってしまうことがあります。この「百冊の本」の
前スレッドを先の日曜日に立てて以来、はっと気づいたら、
連日けっこうな本数の書き込みを続けていました。

ちょっと、やりすぎました。これでは、本ばっかり読んでるんじゃ
ねぇとか、インテリの思い上がりだとか、お叱りを受けても仕方が
ありません。少し、ペースダウンを心がけます。

本のことですから、みなさんからご推薦いただいた個々の本について
だけでなく、本の探し方、入手法、プレゼントなど効果的な使い方、
等々、何か書くとまた、次に書いてみたいことが浮かんできます。

今後も、一本、二本ずつでも、なるべく間を空けずに書き込みを
続けていきたいと思っていますが、ちょうど週末から来週にかけて、
外出の予定が立て込んでもいますし。もう少しゆっくりやることに
しようと、気持ちを入れ替えました。


*Ray さん

なださんの本についてのご紹介、他にもたくさんの本をご案内いた
だき、ありがとうございました。宿題をひと山受け取って夏休みに
入るオコチャマみたいな気分で、うれしいです。(笑)

*枯葉さん

『電車男』『今週妻が浮気します』。ネット上でみんながワァワァ
書き込んで、だんだん大きなお話になって、本になっちゃった。
いわゆるネット本という、興味深い現代的出来事の一つですね。

*宮天狗さん

野間宏『真空地帯』のご推薦、ありがとうございました。流水さん
からサルトル『反戦の原理』を教わったときにも思ったのですが、
このように、1950〜60年代に出版された本の話を、「その時」に
読んだ方から聞かせていただけるというのは、老人党ならではだな
と思います。とてもうれしかったです。

──そういうわけで、みなさん、少々ゆっくりになると思いますが、
きっとお返事いたします。

   *

ご覧いただいているみなさんも、感じたこと、考えたこと、思い
ついたこと、等々があれば、何でもお気軽に書き込んでください。
私からの書き込みはゆっくりでも、家を何日も明けるわけではなく、
このスレッドは、毎日必ず見ていますので。

今後とも、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 花森安治『一銭五厘の旗』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/30(日) 11:55  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

『一銭五厘の旗』(花森安治著、暮しの手帖社、1971年)

花森安治(はなもりやすじ)氏(1911〜78年)は、雑誌『暮しの
手帖』を通じて、戦後日本の生活文化にユニークな提言をおくり
続けてきた出版人です。

その花森氏が1970年に執筆した「見よぼくらの一銭五厘の旗」は、
戦後の民主主義とは何であったのかと問いかける痛烈なメッセージと
して多くの人の心に残り、いま読み返しても値打ちのある文章です。
この掲示板でも、昨年の夏頃、流水さんが紹介してくださったことを
記憶しています。

この文章は、日本の文筆家の団体である日本ペンクラブが運営する
「電子文藝館」http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/
に掲載されていて、いつでもネット上で読むことができます。
上の URL から「反戦・反核」の項を見ると、すぐに見つかります。

書籍としては、この記事の冒頭に書いた本が、暮らしの手帖社から
出版されていて、現在でも入手可能です。公共図書館等でも広く
所蔵されているようです。

「読んでほしい本」として、お預かりします。
とうろうさん、ご推薦ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):花森安治『一銭五厘の旗』  ■名前 : こんぺいとう <shima-mama@jcom.home.ne.jp>  ■日付 : 05/1/30(日) 19:31  -------------------------------------------------------------------------
   私もこの本を推薦します。これが発行された時すぐに買って読みました。
この「一銭五厘の旗」は庶民の声です。戦争は絶対嫌だという庶民の
声です。
戦争になっても何らかの余得がある一部の特権階級の端に連なっている
方々には決してわからない庶民の声です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):花森安治『一銭五厘の旗』  ■名前 : 牛の5  ■日付 : 05/1/30(日) 21:50  -------------------------------------------------------------------------
   なんと平易で力強く説得力があって、明るい意見だろう!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):花森安治『一銭五厘の旗』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/1(火) 19:38  -------------------------------------------------------------------------
   こんぺいとうさん、こんにちは。
牛の5さん、はじめまして。


今日図書館で、取り寄せをお願いしておいた、花森安治さんの
『一銭五厘の旗』(暮しの手帖社、1971年)を借りてきました。

なにかエッセイ集のような単行本を想像していたのですが、雑誌の
「暮しの手帖」と同じサイズの、重さも内容もズッシリとした本
なんですね。読んでみるのが楽しみになりました。

繰り返しになりますが、多くの人に強い印象を残した「見よぼくら
一銭五厘の旗」は、日本ペンクラブ電子文藝館の「反戦・反核」の
項からたどれば、ネット上で読むことができます。
http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/

お知り合いに紹介したいときなどに、活用してください。
心強い書き込みをいただき、どうもありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 日本ペンクラブ 電子文藝館  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/30(日) 12:13  -------------------------------------------------------------------------
   直上の書き込みのなかに出てきた「日本ペンクラブ電子文藝館」に
ついて、ちょっと紹介しておきます。

  ◆日本ペンクラブ 電子文藝館
   http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/

文筆家の団体である日本ペンクラブは、ペンの力を信じ、世界の
平和と言論表現の自由に尽くしたいという願いから、2001年に、
インターネット上に「電子文藝館」を開設しています。

ご覧いただけばわかるように、この電子文藝館では、「国境なき
平和への意志」に貢献するために、古今の300作以上の文筆作品が、
「公共の文化資産(パブリック・ドメイン)」として公開されて
います。

優れた文筆作品を、残し、伝え、まとめることによって、平和と
未来に役立てようという精神は、生意気を申し上げれば、私がこの
スレッドを立ち上げた趣旨とも、相通ずるものです。

いつでも誰でも利用でき、読んで楽しく、役に立つネット資料室と
して、みなさんに紹介し、おすすめいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 岩波ブックレット『憲法九条、いまこそ旬』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/30(日) 12:57  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

『憲法九条、いまこそ旬』(岩波ブックレット、2004年)
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0093390/top.html

うっかりしていました。昨年7月24日に開催された、「九条の会」
発足記念講演会の内容が、上記の岩波ブックレットとして出版されて
いたのでした。九条の会サイトでも紹介されています。
http://www.9-jo.jp/

井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、小田実、加藤周一、
澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子。九条の会呼びかけ人の九人全員が、
それぞれの思いを語っています。

この本自体は、私はまだ手にとっていないのですが、7/24講演会の
内容は、別の形で目を通していますし、多くの方におすすめできる
本と言っていいと思います。

上の岩波書店の紹介ページを見ればおわかりいただけるように、
九人のみなさんが、さまざまな角度から憲法を語っています。九条の
会に賛同する人、注目している人はもちろんですが、たとえば、憲法
問題には関心があるけど、九条の会のことはちょっとよくわからない
というような人にも、十分に読む価値のある内容だと考えます。

幅広く、たくさんの方々に「読んでほしい本」として、リストに
加えておきたいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 5冊と15冊と2冊と1冊  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/30(日) 13:07  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

★広くおすすめしたい本(5冊)

『平和へ』キャサリン・スコールズ、岩崎書店
『茶色の朝』フランク・パヴロフ、大月書店
『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス
『夕凪の街 桜の国』こうの史代、双葉社
『老人党宣言』なだいなだ、筑摩書房

☆みなさんから教わった「読んでほしい本」(15冊)

『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン、新潮社
『倚りかからず』茨木のり子、筑摩書房
『ぼくの見た戦争 2003年イラク』高橋邦典、ポプラ社
『私たちはいま、イラクにいます』S・アルデブロン、講談社
『昭和史』半藤一利、平凡社
『日本国憲法』童話屋
『あたらしい憲法のはなし』童話屋
『憲法なんて知らないよ』池澤夏樹、ホーム社〈集英社〉
『反戦の手紙』ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版
『権威と権力』なだいなだ、岩波新書
『民族という名の宗教』なだいなだ、岩波新書
『神、この人間的なもの』なだいなだ、岩波新書
『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ、JULA出版局
『一銭五厘の旗』花森安治、暮らしの手帖社
『憲法九条、いまこそ旬』九条の会呼びかけ人、岩波ブックレット

◆みなさんから教わった「現代社会を見つめ直す本」(2冊)

『モダンガール論』斎藤美奈子、文春文庫
『少年にわが子を殺された親たち』黒沼克史、草思社

◇流水さんから教わった「いつか読んでみたい本」(1冊)

『反戦の原理』ジャン-ポール・サルトル、弘文堂

   *

●老人党の目的をすすめるために、役立つ本
●多くの人に、広くすすめれらる本
●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本

このスレッドでは、上の目安にかなうような本を集めて、リスト
アップしています。「だったら、こんな本も」とか、「その本、
面白かったよ」とか、気がついたこと、何でも聞かせてください。

なお、おかげさまでだいぶ点数が増えてきましたので、今回から
書名等の記載をやや簡略にしました。またボツボツと、もう少し
テーマ別に分けるなど、見やすいリストにする工夫をはかって
いきたいと考えています。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」/雑談とご挨拶  ■名前 : とうろう  ■日付 : 05/1/31(月) 0:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん&みなさん:こんばんは。

ぎみゆらさん:改めて、こんばんは。

先にも申しましたが、このスレッドをお立て頂きありがとうございます。
そして、少し、雑談を、お許しください。

実は、私も乱読派で、まぁ手当たり次第そのときの興味の趣くまま本を読んでおります。そして、軽薄にも、新(あたらし)物好きで同じ本を二度と熟読しない性質です。軽佻浮薄の所以ですが、まぁ何時までも好奇心旺盛と自らを慰めてはいますが。

実は、私も読本に関して大分前にスレッドを立てようかなと思っていました。

お題は「心に残る私の一冊」と思っていました。

老人党の諸賢の若い頃の心に残った本を今の世代の方(若い方)に伝える縁(よすが)にもと考えたからです。

しかし、ぎみゆらさんのこのスレッドの方がより「効果的で適切」と思いました。「ぎみゆら基準」と称した次第です。真意を、お分かり頂き嬉しく思いました。

金子みすず、花森安治(流水さんの昨夏のコメントは知りませんでした。失礼しました)を具体的にリストアップ頂き、嬉しく思います。有難うございました。

ところで、私の、金子みすず観は、ほぼ「大漁?」に尽きます。人間が「鰯の大漁」で浮かれているとき、海の底では「鰯の葬祭」が行われているという詩です。

勿論、見えないものを見るにも感銘を受けています。在るのに見えない、見よう、考えようとしないから、実は、見えないゆえにそれは無いと無視する人の身勝手さを詠った詩かと思います。

このほぼ半年、私は、私の信ずるところを、現今の社会風潮に即して私が「異と思うところ」を「歯に衣(きぬ)着せず」述べてきました。

最初は、私が私の思想に近いと思う方に敢えて「異」を唱えてきました、近しいと思うゆえの批判でした。しかし、結果は理解が得られず、逆に、反発?を受けたようにも思います。この誤解?を解く?のに結構時間が掛かったように思いました。

漸く誤解が解けた?かに思い、近くは、私の思想に反すると思う方と議論を交わし、意見を述べました。先ず、「まともな反論はなく」自分が正しいと、今は、不遜にも思っております。

そして、本掲示板で、私の言いたいことは、ほぼ言ったかと、自分では思っております。

少しここでお休みします。

ここのところ論文を作るような調子で日々考えて居りましたゆえ、好きな本も積読(つんどく)のまま読めていません。

数少ない私の理解者と、私が勝手に考えた、ぎみゆらさんに託して、皆さんにご挨拶申し上げます。

しばし、ご無沙汰をします。

皆さん、今までどうも失礼致しました。また、私が思わずもご迷惑をお掛けした方々には失礼をお詫びします。

とうろう 拝

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : これまで本当に、ありがとうございました。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/31(月) 18:19  -------------------------------------------------------------------------
   とうろうさん、こんにちは。


金子みすゞの「大漁」は、たしかにとっても味わい深い名作ですね。
ご存じの通り、彼女の作品は、もともとほとんど童謡として作られた
ものだそうですが、子供たちがこういった童謡を聞いて育つことが
できたとしたら、とても幸せなことだと私は思います。

ご案内の金子みすゞ作品サイトの、最初に掲載されています。
http://www.geocities.com/sisimaikusiki/2001/1028/kanekomisuzu.html

ある者たちの、この上なく無邪気な喜びが、悪意も他意も、何の
ひねりもなく、ただまったくそのままで、別のある者たちに
とっては、とんでもない悲しみであり、哀切きわまりない弔いで
あるということなんだろうと思います。

「驚くべき皮肉」であり、すべての生きる者が根本的に抱えている
「当たり前の矛盾」でもあると思います。何といいますか、こう
いった詩にふれると、つまらない争いや悩みごとなどどうでもよく
なってしまうような、底抜けの爽快感、痛快感があります。

この掲示板をしばしお休みし、好きな本の山ほぐしにかかられる
とのこと。率直に申しまして、とてもうらやましいです。(笑)

私は、ネット掲示板というのは、コメントの応酬も、掲示板自体への
参加という意味でも、本質的に、つねに「出入り自由」なものだし、
それが、こういった場所のいちばんいいところだと思っています。

とうろうさんとの出会いと、共有することができた時間は、私に
とって、繰り返し得るところがあり、うれしく幸せな時間でした。
きっとまた、いつかどこかでお会いできると信じています。

もうしばらくは、寒さが厳しいようです。どうか、ごゆっくり
お休みなさり、くれぐれもご自愛のうえ、お元気でお過ごし
ください。これまで本当に、どうもありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老人党「未来をつくる百冊の本」/雑談とご挨拶  ■名前 : 松  ■日付 : 05/2/1(火) 1:40  -------------------------------------------------------------------------
   ▼とうろうさん、こんばんは。

少しお休みになるとの事で、せめてご挨拶をと横から失礼します。
とうろうさん、そしてぎみゆらさん、お邪魔してすみません。

私も本は乱読派です。
本との出会いは一期一会だと考えておりますので、これと思った本に会った時は後回しにせずその場で買ってしまいます。
そのため本が増えていく一方で、我が家にはまだ読んでいない本が山ほどあります。
今もし自宅軟禁状態になり外界の情報から遮られたとしても、自宅にさえいればこの本のお陰で多分1年か2年は退屈はしないのではないかと思っています。

昨年末から年初にかけ、とうろうさんと親しくしていただいたのは、私にとってありがたい事だったと思っています。
それ故、しばらくのお休みは寂しくもありますが、PCに触れない生活というのも健康に良いのじゃないかな、とも思っておりますので敢えてお引止めいましません。
どうぞゆるゆると羽根を伸ばされ読書をお楽しみ下さい。

また再びとうろうさんのご投稿を読める日が来るのを楽しみにしております。
ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老人党「未来をつくる百冊の本」/雑談とご挨拶  ■名前 : こんぺいとう <shima-mama@jcom.home.ne.jp>  ■日付 : 05/2/1(火) 9:10  -------------------------------------------------------------------------
   蟷螂さん、この字が好きでした。
とうろうさんに改名された時、私はこういったと思います。

しばしここにはおでにならない由、寂しいです。
また、そちらのお時間が取れたら帰ってきてください。
お待ちしています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ■名前 : ワクチン  ■日付 : 05/1/31(月) 7:44  -------------------------------------------------------------------------
   未来をつくる・・・という趣旨とは逆になるかもしれませんが、現状分析という意味でこの本を是非読んでみてください

東京学芸大学の山田昌弘教授
「希望格差社会―『負け組』の絶望感が社会を引き裂く」

かなり暗くなりますが、残念ながらその通りと思われることばかりです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 05/1/31(月) 11:42  -------------------------------------------------------------------------
   「機会不平等」 文春文庫 ジャーナリスト・斉藤貴男(著) 

私たちは知らず知らずに階級分けされているのでないか。政治家・官僚・経済学者たちは、「グローバリゼーションを生き抜くには競争原理を徹底せよ」、と声高に主張しますが、その先にあるのは、機会すら平等に与えられない、新たな階級社会の現出ではないか。真の自由とはなにかを問いかけ、現場を取材続けたジャーナリストとしての渾身の一作だと思います。

「 安心のファシズム−支配されたがる人びと−」も↑と並んでお奨め出来る一冊です。


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 安本末子『にあんちゃん』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/31(月) 17:39  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

◆『にあんちゃん』(安本末子著、光文社、1958年、他)

懐かしい書名です。といっても評判は何度も聞きながら、読んでは
いない本なのですが。ちょっと調べてみたところ、佐賀・肥前町の
炭鉱住宅で暮らす四人兄妹末妹の日記。貧しいなかで、兄妹四人が
助け合いながら生きていく、というお話のようですね。

上の1958年光文社版以降、ちくま少年文庫(1977年)、講談社
文庫(1978年)、西日本新聞社(2003年)から出版されて
いますが、現在そのいずれも入手が難しくなっているようなのが、
残念なところです。

いまの若い人は、きっとそもそも炭鉱も知らないでしょうし、
かえって新鮮な気持ちで読んでもらえるかもしれません。図書館で
探してみます。流水さんに挙げていただいたサルトルの本とともに、
いったん「図書館で読みたい本」と括り直して、お預かりします。

とうろうさん、ご推薦ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 野間宏『真空地帯』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/31(月) 18:52  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

◆『真空地帯』(野間宏著、河出書房、1952年、他)

かつての戦争をよく知ることができる作品は、いくつかほしいと
思っていましたので、貴重なご提案と思います。

上の河出書房版の後、岩波文庫、新潮文庫(ともに1956年)、
角川文庫(1957年)、旺文社文庫(1972年)、講談社文庫
(1973年)などで出版されましたが、現在はいずれも入手が
困難なようです。

いったん「図書館で読みたい本」として、お預かりします。
宮天狗さん、どうもありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 住井すゑ『橋のない川』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/31(月) 19:37  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

◆『橋のない川』(住井すゑ著、新潮文庫、1981年〜)

「1981年〜」というのは、現在入手しやすい新潮文庫版の発行
時期で、元の作品はもっとずっと前に刊行されています。

Ray さん。正直いって、「まず最初に」と言いながらこの作品が出て
きたことに、驚きました。それからじんわりと、なんだかとても
爽やかな気分になってきました。(笑)

文句なく、大事な作品であると思います。あえて、とくにコメントは
しないことにします。実は私、どんな作品か、いくつかの経路でそれ
なりに知ってはいるのですが、きちんと通読はしていません。これを
機会に少しずつでも読もうと、新潮文庫版の一冊目を購入しました。

とりあえず、「じっくり読みたい大作」という括りでリストに入れる
ことにします。

なお、そのほかにたくさん挙げていただいた作品は、しばらくは、
そのまま預からせてくださいね。ご推薦、ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 『それでも私は戦争に反対します』  ■名前 : Ray  ■日付 : 05/1/31(月) 21:59  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

Rayです。こんばんは。

『橋のない川』は大作だったので
このスレッド向きではないかとも思いましたが、
ついこの間読了したばかりで、できるだけ多くの方に
読んでいただきたいと思っていたところだったので
最初に挙げてしまいました(^^;)。

ぎみゆらさんが
「あえて、とくにコメントはしないことにします」
とお書きなので私も詳しくは書きませんが、
読んで悔いのない作品だったと思います。

さて、宿題ばかり増やすようで申し訳ないのですが
もう一冊、お薦めさせてください(笑)。

『それでも私は戦争に反対します』
(日本ペンクラブ・編、平凡社、2004年)
です。

日本ペンクラブに所属する作家・エッセイストなどによる
短編小説や詩、エッセイをまとめたものです。

2003年の年末に急遽こういう本を出す企画が生まれ、
2004年1月初めにかけて短期間で原稿を集めて作られたのだそうです
(遅筆で有名な作家も締切を守ったとのことです)。

このようなエピソードを読んでも、
ここに原稿を寄せた方々(だけではないでしょうが)が
どれほど危機感をもって現状を見ているのか、を
改めて認識させられるような気がします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):『それでも私は戦争に反対します』  ■名前 : 松林  ■日付 : 05/1/31(月) 23:02  -------------------------------------------------------------------------
   Rayさん、ぎみゆらさん、

私も同じ本をご紹介しようとおもっていました。 題をみると戦争反対と叫んでいるようにみえますが、四十五人の方が創作、手紙、批評、エッセイとさまざまな形で書かれたもので、内容は濃いですが、 気楽に読めます。お勧めです。


もう一冊。『非戦』坂本龍一監修、幻冬社, 2002年1月

少し前のものなので、内容紹介は少し時間を下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 坂本龍一さんのお父さま  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 10:31  -------------------------------------------------------------------------
   松林さん


ちなみに坂本龍一さんのお父さま、坂本一亀さんは、終戦直後から
河出書房で活躍した「伝説の出版編集者」です。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/20030727/2.html

たとえば少し前に宮天狗さんが紹介してくださった、野間宏さんの
『真空地帯』も、坂本一亀さんの手になるものです。

そして、いまは世界的な音楽家となった息子の龍一さんが、今度は
自分の手で、平和を願う作品集を編んで出版した。

人間の思いや志は、見えないいろんなところで、つながりあって
いるのだと思います。「伝えよう」「伝えたい」という気持ちは、
たとえ自分が望むような成果がすぐにはあがらなくても、きっと
誰かが見ているし、誰かに伝わっているものだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ■名前 : 茶色  ■日付 : 05/1/31(月) 19:48  -------------------------------------------------------------------------
    山本周五郎 著

 「裏の木戸は開いている」をお勧めします

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/1(火) 20:56  -------------------------------------------------------------------------
   茶色さん、はじめまして。(ですよね?)

こういう言い方でたいへん恐縮ですが、お話を交わしたことのない方
から、著者名、書名のみのご推薦では、コメントのお返しのしようが
ありませんでした。

とりあえず手元に控えました。書き込みありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 5+15+2+3+1  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/1/31(月) 19:56  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

★広くおすすめしたい本(5点)

『平和へ』キャサリン・スコールズ、岩崎書店
『茶色の朝』フランク・パヴロフ、大月書店
『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス
『夕凪の街 桜の国』こうの史代、双葉社
『老人党宣言』なだいなだ、筑摩書房

☆みなさんから教わった「読んでほしい本」(15点)

『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン、新潮社
『倚りかからず』茨木のり子、筑摩書房
『ぼくの見た戦争 2003年イラク』高橋邦典、ポプラ社
『私たちはいま、イラクにいます』S・アルデブロン、講談社
『昭和史』半藤一利、平凡社
『日本国憲法』童話屋
『あたらしい憲法のはなし』童話屋
『憲法なんて知らないよ』池澤夏樹、ホーム社〈集英社〉
『反戦の手紙』ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版
『権威と権力』なだいなだ、岩波新書
『民族という名の宗教』なだいなだ、岩波新書
『神、この人間的なもの』なだいなだ、岩波新書
『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ、JULA出版局
『一銭五厘の旗』花森安治、暮らしの手帖社
『憲法九条、いまこそ旬』九条の会呼びかけ人、岩波ブックレット

◆みなさんから教わった「現代社会を見つめ直す本」(2点)

『モダンガール論』斎藤美奈子、文春文庫
『少年にわが子を殺された親たち』黒沼克史、草思社

◇みなさんから教わった「図書館で読みたい本」(3点)

『反戦の原理』ジャン-ポール・サルトル、弘文堂
『にあんちゃん』安本末子、ちくま少年文庫、講談社文庫、等
『真空地帯』野間宏、新潮文庫、講談社文庫、等

■Ray さんから教わった「じっくり読みたい大作」(1点)

『橋のない川』住井すゑ、新潮文庫(全7巻)

   *

●老人党の目的をすすめるために、役立つ本
●多くの人に、広くすすめれらる本
●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本

このスレッドでは、上の目安にかなうような本を集めて、リスト
アップしています。「だったら、こんな本も」とか、「その本、
面白かったよ」とか、気がついたこと、何でも聞かせてください。

近々、テーマ別に分けるなど見やすいリストにする工夫をはかって
いきたいと考えています。もう少し、待ってください。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):人間の条件  ■名前 : 王里  ■日付 : 05/1/31(月) 23:13  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:こんばんは

じっくり読みたい大作でしたら五味川純平の人間の条件を加えていただけませんか。ずいぶん前に読んだ本ですので、詳細は覚えてませんが、戦争という究極の非合理にからめとられ、なお人間性を失わない生き方に、衝撃をうけた記憶があります。

私自身、機会があれば、もう一度読んでみたい本でもあります。どうぞよろしく。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):5+15+2+3+1  ■名前 : パンドラ  ■日付 : 05/2/1(火) 9:16  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん
おはようございます

新しいスレッドになって、また色々素敵な本が増えて
いるようですね

私も乱読派なので、以前は読みたい本は、本屋さんの店頭から
消える前に…と思って目にすれば買っていましたがそれでは
書棚が幾らあっても足りないので、最近は
もっぱら図書館を利用しています

私の読書は深く考えるとか、知識を得るとかいうより
もっぱら楽しむ為の読書です
新聞の書評などで見て、読みたいと思った本を手にした時の
ワクワクする気持ちはたまりません

長々と余計なことを書いてしまいました(ぎみゆらさんと久しぶりに
お喋りしたかったもので、お許しください)
「ひきこもり」「自立」「こころの傷の快復」とかの本について
私も色々考えて見ました

「ひきこもり」についても此処何年か注目された、社会的現象で
斎藤環さんとか、こころの傷についても、斎藤学さんとか高名な
精神科医の方が書いておられますが、それらの本を紹介するのも
少し違うような気が致します。

当時者が書いた本は私は興味深く読めるのですがそれが
皆様におすすめ出来るかどうかは分かりません

もう少し、文庫にもなっていて、それらの問題について
興味がなかった人も、手にとって読みたいと思うような
本を探してみます

それから、私は「不登校、ひきこもり」について
見聞きはしておりますが、特に勉強しているわけではありません
ので、私の考えはかなり独断と主観に満ちたものだと思います(笑)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : いつでも気軽に書いてください。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 17:04  -------------------------------------------------------------------------
   パンドラさん、こんにちは。


> 新しいスレッドになって、また色々素敵な本が増えて
> いるようですね

本というのはなかなか面白いものだなぁとの感を、新たにして
います。みなさんそれぞれの「大切な一冊」のようなものが、
ポツン、ポツンと出てきて、とてもありがたく思っています。

> 私も乱読派なので、以前は読みたい本は、本屋さんの店頭から
> 消える前に…と思って目にすれば買っていましたがそれでは
> 書棚が幾らあっても足りないので、最近は
> もっぱら図書館を利用しています

実は私もです。出版職人がこれでは、本が売れないわけです。(笑)
でも最近は、単行本も雑誌感覚に近い作りが増えていますし、買い
続けてはキリがないというのは、健全な感覚じゃないでしょうか。

> 私の読書は深く考えるとか、知識を得るとかいうより
> もっぱら楽しむ為の読書です
> 新聞の書評などで見て、読みたいと思った本を手にした時の
> ワクワクする気持ちはたまりません

それがいちばんだと、私も思います。

たとえば「いまの世の中、おかしい。私も何か言いたい」といった
ときでも、そういう「ワクワク」と似たとこから出てきた声じゃ
ないと、あんまり力を持たないんじゃないかなぁという気がします。

> 「ひきこもり」「自立」「こころの傷の快復」とかの本について
> 私も色々考えて見ました

> 当時者が書いた本は私は興味深く読めるのですがそれが
> 皆様におすすめ出来るかどうかは分かりません

それは、考え始めると、ほんとに難しい話です。たとえば、私が
いま読んでいる本の一冊に、こんなものがあります。

 『心の痛みのセルフコントロール』
   (ジョン・ブレストン著、創元社、1996年)

アメリカの心理療法家が書いた、「自分のこころの力を再発見する」
ための、とてもよくできた本なんですが、やはり、このスレッドの
リストには、なんかちょっと、違うかなぁという気もしています。

> もう少し、文庫にもなっていて、それらの問題について
> 興味がなかった人も、手にとって読みたいと思うような
> 本を探してみます

このスレッドは、ボチボチと、なるべく細く長くやっていきたいと
思っています。何か思いついたときなど、いつでも結構ですので、
気軽にお書きになってみてください。

こんなふうに、やわらかくお話しすることができて、とても
うれしく思っています。どうもありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/1/31(月) 21:13  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん今晩は

私は林竹二の「問いつづけてー教育とは何だろうか」(径書房1981年)を推薦します。
もしかしたら絶版になっているかもしれませんが、図書館にはあると思います。著書は多数ありますので、そのどれでも1冊読んで頂ければよいと思います。
林竹二氏は元宮城教育大学学長で哲学者。全国各地の小中高校を回って自ら授業をされた方です。もう既に亡くなっています。
林氏の多数ある著書の中でこの本を選んだのは、子どもの授業中の顔の表情をみて頂きたいからです。
単に生き生きしているというのとは違う、深くきれいな表情の顔をしています。
授業のテーマは「人間について」と「開国」です。

何故、授業技術がろくにない老哲学者の授業が子どもをこんな深い表情の顔にさせるのか私には本当のところよく理解できていないのです。
しかしその中に授業の持っている大きな可能性が秘められていると言うことは信じています。
教師である限りその秘密を追い求めていきたい対象です。
しかし林竹二氏が投げかけた問題は学校教育ではほとんど省みられることがなく、ほとんど話題になりません。
教師の悩んでいる問題にすぐ答えてくれるとか、明日の授業にすぐ役立つというようなものではないですから。
後20年か30年したら再評価される時代がくるのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 山田昌弘『希望格差社会』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/1(火) 20:20  -------------------------------------------------------------------------
   ワクチンさん、こんにちは。


『希望格差社会』(山田昌弘著、筑摩書房、2004年)ですね。
ご推薦、ありがとうございました。

不思議なことが、二つあります。一つは、実はこの本、私も少し前に
ある書評で読んで、このスレッドで、「どなたかお読みになった方、
いませんか?」とお尋ねしてみようと思っていた矢先でした。

もう一つ。私はいま、住んでいる団地の防災会という自主組織に参加
していまして、毎月末に会合があり、先の土曜日、メンバーの一人
Tさんが、小千谷に親戚がいて、それなりの期間現地に手助けに
行っていたとのことなので、そのときの話を、防災会活動の参考の
ためということで、みんなで聞いていたんです。

それで私、なんとなく、ワクチンさんのことを思い出していたら、
その二日後にこの書き込みを見つけて。

   *

「現代社会を見つめる本」として、お預かりします。

もしも、お手すきのとき、お気持ちが向けば、ご感想やおすすめの
点など、お書きになってみてください。簡単でも結構ですので。

ようやく、季節の変わり目が近づいてきました。
いつも以上に、おつらい冬だったのではないかと案じています。
どうか、いっそうご自愛ください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 斎藤貴男『機会不平等』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/1(火) 20:43  -------------------------------------------------------------------------
   北の老兵さん、こんにちは。


斎藤貴男さんの本は、何か一冊あってもいいかもしれないと思い、
『「非国民」のすすめ』(筑摩書房、2004年)を考えていました。
この本は私、少し前に、図書館で借りて読みました。

でも、ご推薦の、『機会不平等』(文春文庫、2004年)が、
テーマを絞り込んでいる点、文庫版で安価に入手しやすい点も
あわせて、手頃かなと思い直しました。

これを「現代社会を見つめる本」としてお預かりして、『安心の
ファシズム』(岩波新書、2004年)と『「非国民」のすすめ』は、
とりあえず手元の控えとすることにしてみます。

   *

ところで、しばらく前に医療のスレッドでご紹介いただいた、
『市場原理が医療を亡ぼす』(李啓充著、医学書院、2004年)は、
一般のみなさんにおすすめしてよい本、このスレッドのリストに
入れてみてもよい本でしょうか?

「読みたい本」として控えたまま、いまだに読めずにいて申し訳
ないのですが、あわせてご意見をお聞かせいただければ、うれしく
思います。

   *

ご推薦、ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):斎藤貴男『機会不平等』  ■名前 : 北の老兵  ■日付 : 05/2/2(水) 9:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

おはようございます。このスレッドのお陰で、これから読もうとする本を選ぶのに大変参考になります。

>ところで、しばらく前に医療のスレッドでご紹介いただいた、
>『市場原理が医療を亡ぼす』(李啓充著、医学書院、2004年)は、
>一般のみなさんにおすすめしてよい本、このスレッドのリストに
>入れてみてもよい本でしょうか?
>
>「読みたい本」として控えたまま、いまだに読めずにいて申し訳
>ないのですが、あわせてご意見をお聞かせいただければ、うれしく
>思います。

この本はぜひ読んでいただきたいですね。アメリカの医療技術は確かに世界トップレベルですが、制度に於いては最低です。その市場原理を今日本は取り入れようとしています。普段は開業医の利権を守ろうとする医師会には批判的な私ですが、この市場原理を取り入れる事については、絶対反対で医師会を応援しています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 林竹二『問いつづけてー教育とは何だろう』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 10:03  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

『問いつづけてー教育とは何だろう』(林竹二著、小野成視写真、
  径書房、1981年)

> 何故、授業技術がろくにない老哲学者の授業が子どもをこんな
> 深い表情の顔にさせるのか私には本当のところよく理解できて
> いないのです。
> しかしその中に授業の持っている大きな可能性が秘められて
> いると言うことは信じています。
> 教師である限りその秘密を追い求めていきたい対象です。
> しかし林竹二氏が投げかけた問題は学校教育ではほとんど省み
> られることがなく、ほとんど話題になりません。
> 教師の悩んでいる問題にすぐ答えてくれるとか、明日の授業に
> すぐ役立つというようなものではないですから。
> 後20年か30年したら再評価される時代がくるのでしょうか?

団塊党さん、こんにちは。

団塊党さんのような熱心なベテラン教師に、こんなふうに熱っぽく
紹介していただいては、私自身が、すぐにでも手に取りたくなって
しまいました。(笑)

現在でも、購入可能な本のようです。公共図書館にも、かなり広く
所蔵されています。私も近々何らかの形で見てみたいと思います。

「読んでほしい本」として、お預かりします。
ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 日本ペンクラブ編『それでも私は戦争に反対します。』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 10:17  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

『それでも私は戦争に反対します。』(日本ペンクラブ編、
  2004年)

Ray さん、松林さん。

大勢の書き手の短い作品や抄録を集めたものを、アンソロジーと
いいますが、一冊でいろんな文章が読めて、私、好きなんです。
いまのような長期不況時代、おトク感があっていいですよね。(笑)

松林さんからもう一冊挙げていただいた、
『非戦』(坂本龍一監修、幻冬舎。2002年)については、
お言葉に甘えて、ご紹介をお待ちすることにします。

このスレッドは、今後もボチボチと、細く長く続けていくつもり
ですので、どうぞお急ぎにならずに、いつでもお気持ちが向いた
ときに、お書きになってください。

ご推薦、ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):日本ペンクラブ編『それでも私は戦争に反対します。』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 11:09  -------------------------------------------------------------------------
   ↑出版社名が抜けていました。

『それでも私は戦争に反対します。』
  (日本ペンクラブ編、平凡社、2004年)

です。失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ■名前 : 笹井明子  ■日付 : 05/2/2(水) 10:50  -------------------------------------------------------------------------
   「私の一押し」というわけでもないのですが、(ですから百冊に入れろ!と迫るつもりもないのですが、)「興味深い」という観点で、皆さんと少し趣を変えた本を紹介します。

「国家の役割とは何か」(櫻田淳)(ちくま新書¥740E)

衆議院議員製作担当秘書などを経験した筆者が、国家や政治について、私たちのような一般の人にも「分かりやすく書くことを至上命令とした(後書きより)」政治学入門書のような本です。

私には、今の政治がどのような原理で動いているのかを、おぼろげながらも理解するのに役立ちました。時として理解不能な小泉語も「はは〜ん、この辺りのことを考えているらしい」と思い当たるのも面白いです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 五味川純平『人間の條件』  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 11:01  -------------------------------------------------------------------------
   *** 老人党「未来をつくる百冊の本」 ***

『人間の條件』(上中下、五味川純平著、岩波書店、2005年)

王里さん。とてもよいタイミングのご推薦でした。

私も、王里さんのご提案で調べてみて気づいたのですが、ちょうど
今年一月から、岩波現代文庫版で、上中下三巻本として、再び出版
されることになりました。
(上巻は一月既刊、中巻は二月、下巻は三月刊予定)
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/60/2/6020870.html
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/6020870/top.html

五味川純平さんのこの本は、かつて三一書房から出版された、戦後の
大ベストセラー作品で、何度も映画にもなりました。王里さんや、
もっと上の世代の方々には、懐かしいタイトルの一つなのではない
でしょうか。

「じっくり読みたい大作」として、お預かりします。
ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):老人党「未来をつくる百冊の本」2  ■名前 : こんぺいとう <shima-mama@jcom.home.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 14:18  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん

たくさんでてきましたね。乱読に加えて積読の私ですが、少し活字中毒気味
の私なので次々購入した本もすべて読破していません。が、
20年程前に購入、こんな本を紹介いたします。
斜め読みで中身を察知する乱暴な読書をしている私の推薦ですが。

 「権力と笑いのはざ間で」 
      飯沢匡著  青土社

かなり前の本ですが、図書館にはあると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : *新スレッドを立てます。  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/2/2(水) 17:05  -------------------------------------------------------------------------
   みなさま

このスレッド、50レスに達しましたので、新スレッドを立てます。
名称は、以下のとおりにします。

  *老人党「未来をつくる百冊の本」3

引き続き、よろしくお願いいたします。


////////////////////

北の老兵さん
笹井明子さん
こんぺいとうさん
宮天狗さん

少しずつになってしまうかもしれませんが、次スレッドでお返事を
差し上げたいと思います。書き込みありがとうございました。

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