Page 2379 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼憲法9条は、天皇の聖意だった。 めだま君 05/2/4(金) 9:45 ┣Re(1):憲法9条は、天皇の聖意だった。 JS 05/2/4(金) 10:18 ┣Re(1):憲法9条は、天皇の聖意だった。 相良唯夫 05/2/4(金) 11:22 ┃ ┣Re(2):憲法9条は、天皇の聖意だった。 めだま君 05/2/4(金) 11:42 ┃ ┃ ┗Re(3):憲法9条は、天皇の聖意だった。 JS 05/2/4(金) 14:50 ┃ ┣Re(2):憲法9条は、天皇の聖意だった。 カックルなかしま 05/2/5(土) 0:49 ┃ ┗Re(2):憲法9条は、天皇の聖意だった。 カックルなかしま 05/2/5(土) 1:04 ┃ ┗Re(3):憲法9条は、天皇の聖意だった。 めだま君 05/2/6(日) 0:07 ┣Re(1):憲法9条は、天皇の聖意だった。 めだま君 05/2/5(土) 17:46 ┣Re(1):憲法9条は、天皇の聖意だった。 オセッカイ屋 05/2/6(日) 0:08 ┃ ┗Re(2):憲法9条は、天皇の聖意だった。 めだま君 05/2/6(日) 0:17 ┃ ┗Re(3):憲法9条は、天皇の聖意だった。 めだま君 05/2/7(月) 1:21 ┣Re(1):憲法9条は、天皇の聖意だった。 めだま君 05/2/7(月) 22:17 ┣官民擧ゲテ平和主義ニ徹シ めだま君 05/2/7(月) 23:24 ┣「天皇の平和主義宣言」 めだま君 05/2/8(火) 0:06 ┗「家ヲ愛スル心」ね、 めだま君 05/2/8(火) 22:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 憲法9条は、天皇の聖意だった。 ■名前 : めだま君 <medama_kun@mac.com> ■日付 : 05/2/4(金) 9:45 -------------------------------------------------------------------------
告天子さん、相良唯夫さん、おはようございます。 おめざめは、いかがですか。 最近、日本では憲法9条を改正する案が盛んに唱えられ、その改正論者たちが愛国心を口にしているようですが、彼らは目先の利益しか思い浮かばない俗物です。国民主権は、たしかにアメリカの要求でした。しかし、日本国憲法には、アメリカの発案ではない思想が含まれています。それは、象徴天皇制、戦争の放棄、そして完全な政教分離です。 近衛草案までは、日本側は国民主権についてさえ認識が甘かった。しかし、その後は、国民主権は時代の趨勢であることを悟った。しかし、日本側の発案は、それに止まらなかった。日本は、今後は、戦争を放棄し、世界に対して名誉ある地位をしめるという、完全なる平和主義の提唱である。これには、アメリカもびっくりした。 この地上から戦争をなくし完全なる平和を実現する為には、如何なる宗教も思想も権力を独占せず、互いの思想を尊重し自由を認めあわなければならない。すなわち、憲法20条は9条と深く結びついた、日本発の大理想精神、真の平和主義の発露である。 だが、当時の一般の日本国民には、そのような大理想精神には考えが及ばなかった。生活に追われ権力闘争に明け暮れていたからだ。近衛たちですら、精々、天皇制護持を唱える程度だった。 では、当時、誰が、戦争放棄や完全な政教分離を発案したのか。それは、敗戦の現実を受け止められ、国民主権の不可避を悟られた、天皇ご自身の発案であったとしか考えられない。天皇ご自身が、日本の伝統精神の中から、民主主義と対立・矛盾しない平和主義の精神を選び取られ、敗戦・占領・混乱の中で呻吟している全ての日本人が、日本人としての誇りを失わず復興に努め、未来永劫にわたり国際社会に貢献するよう願われたのである。 その天皇の願いが本物である証拠が前文であり第1条である。宮沢さんは、前文の書き出しがアメリカ憲法と似ていると言われるが、前文の内容は、プラグマティックなアメリカ人の発想の及ぶところではない。しかし、また、当時の日本人も、世界平和の大精神を、俄に受容できる心理状況ではなかった。だからこそ、天皇自らが、これから日本人が心と知性を磨き、日々、国際平和国家建設の目標を見失わないよう、道しるべとして「象徴」となられたのである。 このような、天皇の聖意を直視せず、俗物的バイアスで日本国憲法を読み替える人たち(右翼も左翼も)は、真の愛国者とは言えませんね。日本国憲法は、これからが本番なんですよ。告天子さん、相良唯夫 さん。 |
▼めだま君さん: >では、当時、誰が、戦争放棄や完全な政教分離を発案したのか。それは、敗戦の現実を受け止められ、国民主権の不可避を悟られた、天皇ご自身の発案であったとしか考えられない。天皇ご自身が、日本の伝統精神の中から、民主主義と対立・矛盾しない平和主義の精神を選び取られ、敗戦・占領・混乱の中で呻吟している全ての日本人が、日本人としての誇りを失わず復興に努め、未来永劫にわたり国際社会に貢献するよう願われたのである。 憶測だと思いますが、間違ったことを書き込みするのは問題だと思います。 日本国憲法の制定に関しては、相当な文献が出ていますので、参考にしてください。 概要を述べますと…… 憲法制定の経過は、1945年10月、最高司令官が「憲法の自由主義化」を示唆し、日本政府による明治憲法の調査研究が開始され、翌1946年2月、改正案が総司令部に提出されました。しかし、総司令部は日本側の改正案を拒否し、GHQ草案を提示しました。 そして、各政党とも相次いで憲法改正草案を発表しましたが、GHQが最も強い関心を寄せたのが、民間有識者ので構成される憲法研究会の「憲法草案要綱」でした。これは、天皇の権限を国家的儀礼のみに限定し、主権在民、生存権、男女平等など、のちの日本国憲法の根幹となる基本原則を先取りするものでした。 |
▼めだま君さん: めだま君さんの書き込みを、受け入れようと試みるのですが、残念ながら読むに耐えられない心境になりました。あしからず。 |
▼相良唯夫さん: おはようございます。 数行は読もうとして下さったのですね。感謝します。 >▼めだま君さん: >めだま君さんの書き込みを、受け入れようと試みるのですが、残念ながら読むに耐えられない心境になりました。あしからず。 無理なさらなくて結構ですよ。天皇の平和希求の大精神は、本来、相良さんも仰るように、日本人全ての魂にも宿るものですから、焦ることはありません。 |
▼めだま君さん: >天皇の平和希求の大精神は、本来、相良さんも仰るように、日本人全ての魂にも宿るものですから、焦ることはありません。 出鱈目を書いてはいけません。 |
おっしゃる通りですね。 ヒトを愚弄しているとしか思えない。 |
たとえ意見が相違しようとも、とうろうさんのような姿勢、ご主張であれば、十分な敬意を表するんですけれどね。与党が自らの品格を貶めるという行為は、論敵よりも始末が悪いといえましょう。 |
▼カックルなかしまさん: はじめまして、 >たとえ意見が相違しようとも、とうろうさんのような姿勢、ご主張であれば、十分な敬意を表するんですけれどね。与党が自らの品格を貶めるという行為は、論敵よりも始末が悪いといえましょう。 誤解ですよ。 |
そういえば、吉田茂さんが、9条に拘った訳も、なんとなく説けてきますね。 |
1. 昭和天皇に戦争責任あり。明治憲法にサラリと眼を通すこと。 2. 国家は余分なことはやらないこと。小さい政府って言うけど 安価な政治の断行。国民負担がドシリと重すぎる。 |
▼オセッカイ屋さん: はじめまして、レス、ありがとうございます。 >1. 昭和天皇に戦争責任あり。 当たり前です。 >2. 国家は余分なことはやらないこと。小さい政府って言うけど > 安価な政治の断行。 でも、国家がお金がかかっても、責任をもってやるべきことはある。 >国民負担がドシリと重すぎる。 税金が、国民の安寧福祉のために用いられていないことが、問題ですね。 |
>>1. 昭和天皇に戦争責任あり。 >当たり前です。 昭和天皇は、退位を頑なに拒みましたね。 しかし、自らの責任を回避したのではありません。 神国日本のリーダーから、平和国家日本のリーダーへと自らを変身させることで、天皇としての責任を果たされようとしたのだと思います。 |
告天子さん、 >最近、日本では憲法9条を改正する案が盛んに唱えられ、その改正論者たちが愛国心を口にしているようですが、彼らは目先の利益しか思い浮かばない俗物です。国民主権は、たしかにアメリカの要求でした。しかし、日本国憲法には、アメリカの発案ではない思想が含まれています。それは、象徴天皇制、戦争の放棄、そして完全な政教分離です。 日本国憲法って、けっこう「日本的」なんですよ。どうです、少しは気に入ってきたかな? |
「朕ハ茲ニ誓ヲ新ニシテ國運ヲ開カント欲ス。須ラク此ノ御趣旨ニ則リ、舊來ノ陋習ヲ去リ、民意ヲ暢達シ、官民擧ゲテ平和主義ニ徹シ、教養豐カニ文化ヲ築キ、以テ民生ノ向上ヲ圖リ、新日本ヲ建設スベシ。」 陛下46歳、使命感に燃える、すばらしいお言葉ですね。特に「官民擧ゲテ平和主義ニ徹シ」がいいね。この天皇の輝ける平和主義は、アメリカの利害とそれに追随する、天皇の聖意を解しない日本の「主権者」たちによって、次第に曇らされていったんだね。これじゃあ、せっかく主権を委譲しても、こまったもんだね。小泉さん、たまには「人間宣言」読んでるのかなー? |
「大小都市ノ蒙リタル戰禍、罹災者ノ難苦、産業ノ停頓、食糧ノ不足、失業者増加ノ趨勢等ハ眞ニ心ヲ痛マシムルモノナリ。然リト雖モ、我國民ガ現在ノ試煉ニ直面シ、旦徹頭徹尾文明ヲ平和ニ求ムルノ決意固ク、克ク其ノ結束ヲ全ウセバ、獨リ我國ノミナラズ全人類ノ爲ニ輝カシキ前途ノ展開セラルルコトヲ疑ハズ。」 とくに、「徹頭徹尾文明ヲ平和ニ求ムルノ決意固ク」がいいね。国民は、徹頭徹尾平和を希求し、団結しないといけないんだね。判りました。徹頭徹尾平和を希求します。そして、国民が平和主義で団結するよう頑張るね。 考えてみると、いままでこの詔書を「人間宣言」などと読んできたのが、そもそも誤解の始まりだったのですね。今後、ぼくは、「新日本建設に関する詔書」または「天皇の平和主義宣言」と呼ぶことにするよ。 |
「夫レ家ヲ愛スル心ト國ヲ愛スル心トハ我國ニ於テ特ニ熱烈ナルヲ見ル。今ヤ實ニ此ノ心ヲ擴充シ、人類愛ガ完成ニ向ヒ、献身的努力ヲ致スベキノ秋ナリ。」(天皇の平和主義宣言) 「汝臣民は、父母に孝をつくし、・・・万一危急の大事が起ったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧けて皇室国家の為につくせ。」(教育勅語) 教育勅語は、いきなり儒教的な血縁道徳を押しつけているけど、天皇の平和主義宣言のほうは「夫レ家ヲ愛スル心」で書き出されているのがいいね。家の中には、祖父母・両親・子どもたちなんかが居たりして、互いが互いを大切にするというイメージでしょうね。だから、その心は、拡充して「人類愛」とも結びつく。儒教の血縁道徳では、こうは行かないね。日本、新道徳の夜明けだね! |