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 ▼再び年金運用の実態です。  一主婦 04/1/31(土) 19:03
   ┗Re(1):再び年金運用の実態です。  団塊党 04/2/1(日) 7:38

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 ■題名 : 再び年金運用の実態です。
 ■名前 : 一主婦
 ■日付 : 04/1/31(土) 19:03
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   3号 平成15年1月23日(木曜日) 会議録
○上田(清)委員 
よく御承知だと思います。国の財布は一般会計だけじゃありません。八十数兆の
、特別会計で三百三十兆を使っています。ダブルカウント、トリプルカウント、全部抜い
たら本当の数字は二百六十兆でしょう。この二百六十兆を十分明らかにしていないでしょう。

来年度の予算で国民負担をふやす話が幾つもあります。
、たばこだ、発泡酒だ、年金だ、医療費だ、二兆円を超える金額が出ております、いろいろ
な研究所の発表でも。我が党でも二兆二千五百億という数字をはじき出しております。

しかし、さっき言ったように、年金の運用だけで半期で二兆円すっていれば、財布は一緒ですよ、
ここに一般会計がある、ここに特別会計がある、日本国の財布は一緒ですから、知らないうちに
こっちの方で穴があいているわけですから、何にもならないんですよ、この二兆円の増税なんと
いうのは。

ソーリ、本当に時間がかかると先ほど言われました。かかる部分もあります。しかし、特別チーム
をつくって、さっきの年金資金運用基金なんか三月末に廃止するぐらい、やれないですか。

少なくとも一年以内にやるとか。どうでしょうか。私は危機を持っていますよ、
この年金に関しては。きょうテレビを見た人があしたから納付するの嫌だと言っても、
私の責任じゃないですからね。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001815620030123003.htm?OpenDocument

上田(清)委員 総理以下閣僚の皆さんも御苦労さまです。
 ちょっと順序を変えて、年金の運用問題から入らせていただきます。
 厚生労働大臣、平成十四年度の四月から九月期のいわば半期分の年金市場での運用の損失額は二兆百十二億、約でございますが、よろしいでしょうか。イエスかノーで。
○坂口国務大臣 大体その額だと思います。
○上田(清)委員 平成十三年度の運用損失は六千六百億ですね。これは間違いありませんか。間違いないとうなずいておられます。
 なぜ巨額の損失を出しているんですか。昨年もそうですが、ことしもそうです。厚生労働大臣、答弁してください。
 見てください。本当だったら、目標利回りは別にしても、四千億、昨年度、利益を出さなくちゃいけなかったんですよ。ところが、マイナスですから、実質的にはこれは一兆円の損失と同じなんですよ。そして、平成十四年度は半期でもうマイナスの二兆円になっているんですよ。本来ならば、最低限四千億をもうけなくちゃいけないんですよ。ところが、実質的に二兆四千億も年金資金運用基金、小泉総理が大好きな特殊法人ですね。――大嫌い。失礼しました。大嫌いな特殊法人ですが、もともと、年金福祉事業団の時代から、十三年間で、累積でマイナスの二兆八千億出しているんですよ。
 とりあえず十三年度、十四年度、何でこんなに巨額損失を出すんですか、厚生労働大臣。
 先ほどちょっと申し上げましたけれども、年金福祉事業団が衣がえして年金資金運用基金という、年金運用基金ですね、年金資金運用基金に名称が変わっただけなんですが、私に言わせると。このときも、実は十三年間で四勝九敗、単年度ごとに見ていくと、運用益を出せない。九回も運用益を出せなかったんです、景気のまだいいときですよ。それから、とにかく黒字を出して厚生年金特会に百三十三億を繰り入れしたのはたった一回こっきり。
 つまり、巨額の年金の掛金を預かって運用していた年金福祉事業団というこの特殊法人は、一回、百三十三億国庫に入れたことはあるけれども、ほとんど全敗に近く、結局、累積で二兆八千億、これは運用の部分ですよ。御承知のとおり、悪名高きグリーンピアで約六千億焦げつき、そして住宅の貸し付けで八百億損失を出している、非常に悪徳の特殊法人ですよ。
癒着なんですよ。利権になっているんですよ。2―4、厚生労働省の天下りの実態。関係団体で二千人も天下りしている。こういう人たちがいる。それから、信託銀行や投資会社に毎年三百億から四百億手数料を払う。ここは天下りを受け入れている。ずぶずぶの関係もできている。
 おまけに、これは国民の皆さんが聞いたらもう腹が立ってきますよ。これは、厚生年金保険制度の回顧録という、厚生省絡みの財団である厚生団が発行した本なんですよ。この年金制度ができたころの立て役者の花澤さんという人を囲んで、対談ですけれども、対談者の相手は大体年金局長だとかやった人たちばかりです、四人ほど。その花澤さんがどんなことを書いているかを、資料の2―5と6に書いてあります。
 これ、いいですか、「この膨大な資金の運用ですね。これをどうするか。」「いちばん考えましたね。この資金があれば一流の銀行だってかなわない。今でもそうでしょう。何十兆円もあるから、一流の銀行だってかなわない。これを厚生年金保険基金とか財団とかいうものを作って、その理事長というのは、日銀の総裁ぐらいの力がある。そうすると、厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない。何千人だって大丈夫だと。金融業界を牛耳るくらいの力がある」と。
 「そして年金保険の掛金を直接持ってきて運営すれば、年金を払うのは先のことだから、今のうち、どんどん使ってしまっても構わない。使ってしまったら先行困るのではないかという声もあったけれども、そんなことは問題ではない。貨幣価値が変わるから、昔三銭で買えたものが今五〇円だというのと同じようなことで、早いうちに使ってしまったほうが得する。」と。
 そして、「何しろ集まる金が雪ダルマみたいにどんどん大きくなって、将来みんなに支払う時に金が払えなくなったら賦課式にしてしまえばいいのだから、それまでの間にせっせと使ってしまえ。」と。そのとおりやっているんですよ。
 だから、先ほど申し上げました年金運用基金というのは、この年金福祉事業団の遺伝子が入っておるんですよ、悪の遺伝子が。だから荒っぽくお金を使う、どう残すかという議論は一つもできない。どんなに審議会が物を言っても、その審議会どおりしないんですよ。これは総理が得意の、ぶっつぶすしかないんですよ。三月までに、どうですか、総理、ぶっつぶしませんか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):再び年金運用の実態です。  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 04/2/1(日) 7:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼一主婦さん:

>癒着なんですよ。利権になっているんですよ。2―4、厚生労働省の天下りの実態。関係団体で二千人も天下りしている。こういう人たちがいる。それから、信託銀行や投資会社に毎年三百億から四百億手数料を払う。ここは天下りを受け入れている。ずぶずぶの関係もできている。
> おまけに、これは国民の皆さんが聞いたらもう腹が立ってきますよ。これは、厚生年金保険制度の回顧録という、厚生省絡みの財団である厚生団が発行した本なんですよ。この年金制度ができたころの立て役者の花澤さんという人を囲んで、対談ですけれども、対談者の相手は大体年金局長だとかやった人たちばかりです、四人ほど。その花澤さんがどんなことを書いているかを、資料の2―5と6に書いてあります。
> これ、いいですか、「この膨大な資金の運用ですね。これをどうするか。」「いちばん考えましたね。この資金があれば一流の銀行だってかなわない。今でもそうでしょう。何十兆円もあるから、一流の銀行だってかなわない。これを厚生年金保険基金とか財団とかいうものを作って、その理事長というのは、日銀の総裁ぐらいの力がある。そうすると、厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない。何千人だって大丈夫だと。金融業界を牛耳るくらいの力がある」と。
> 「そして年金保険の掛金を直接持ってきて運営すれば、年金を払うのは先のことだから、今のうち、どんどん使ってしまっても構わない。使ってしまったら先行困るのではないかという声もあったけれども、そんなことは問題ではない。貨幣価値が変わるから、昔三銭で買えたものが今五〇円だというのと同じようなことで、早いうちに使ってしまったほうが得する。」と。
> そして、「何しろ集まる金が雪ダルマみたいにどんどん大きくなって、将来みんなに支払う時に金が払えなくなったら賦課式にしてしまえばいいのだから、それまでの間にせっせと使ってしまえ。」と。そのとおりやっているんですよ。
> だから、先ほど申し上げました年金運用基金というのは、この年金福祉事業団の遺伝子が入っておるんですよ、悪の遺伝子が。だから荒っぽくお金を使う、どう残すかという議論は一つもできない。どんなに審議会が物を言っても、その審議会どおりしないんですよ。これは総理が得意の、ぶっつぶすしかないんですよ。三月までに、どうですか、総理、ぶっつぶしませんか。

まったく腹が立つ。この一言しか言葉がありません。
みなさん、この議事録をよく読んで下さい。

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