Page 2402 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼流水さん 団塊党さん 皆様へ 北の老兵 05/2/15(火) 17:18 ┣Re(1):流水さん 団塊党さん 皆様へ 流水 05/2/15(火) 17:48 ┗Re(1):流水さん 団塊党さん 皆様へ 団塊党 05/2/15(火) 21:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 流水さん 団塊党さん 皆様へ ■名前 : 北の老兵 ■日付 : 05/2/15(火) 17:18 -------------------------------------------------------------------------
教育とは難しいものです。 「北星学園余市高等学校」の名物先生、義家弘介先生が辞めることになりました。彼のHPで宣言しています。考えさせられるコメントを載せております。全文紹介したいのですが、管理人さんから著作権に係わるとお叱りを受けるので、HPを紹介いたします。 http://www.yoshiie.jp/ http://blog.goo.ne.jp/yankee-yoshiie-kokoro/ |
北の老兵さん、 実は、わたしは大阪の教育関係者の集まりで、北星余市高校の先生の話を5年ほど前に聞いたことがあります。 教育関係者の集まりだったので、日常的な営みや具体的事例などを詳しく聞きました。本も買って読みました。 一言で言うと、北星余市高校の営みは、わたしにはきわめて納得のいくものでした。同時に、教師はしんどいだろうな、と思いました。 というのは、わたしのとってきた方法論ときわめて酷似していたからです。 一番違うのは、宿泊を伴うところです。これは、本当にしんどいと思います。 その意味では、北星余市高校の先生方には、頭が下がりました。 一つだけ違和感を覚えたのは、公立高校に対する厳しい批判でした。公立学校に身を置いたものとしては、それは違うのではないか、という思いはありました。 たしかに公立高校と私立高校とは明らかに違う点があります。公立中学校から公立高校を見ると、それはないよな、という指導が見えます。一言で言うと、【子供を簡単に切り捨てる】発想です。 北星余市の校長は、この点を厳しく批判していました。ただ、公立高校も一概にそうとばかりは言えないのです。わたしの県でも、公立なりにがんばっている高校もあるのです。公立・私立とあまり色分けしないほうがよいのではないかと、多少の違和感を覚えました。 その点を除くと北星余市高校の教師たちの努力は素晴らしいと思います。同時に、これを学校全体で取り組める構想とシステムを作りあげた管理職(校長など)も素晴らしいと思いました。 その中でこのような教師が育ったのだと思います。 |
▼北の老兵さん: >「北星学園余市高等学校」の名物先生、義家弘介先生が辞めることになりました。彼のHPで宣言しています。考えさせられるコメントを載せております。 北星余市高校はドロップアウトした生徒達が全国から集まっている学校。 それだけに教師達は大変なエネルギーを使っているはず。 あまりにも過酷な条件の中で思わぬ不協和音が出来てしまったのでしょうか。 人間関係って難しいですね。 私はこの年になって自分をいたわることが大事だなとよく思います。 世の中は教師に熱血教師を求めますが、教師だって人間。 そんなにいつも生徒のためばかりを思って自分を犠牲にする必要はないでしょう。 もちろん生徒を愛し生徒のためになることなら喜んでやる気持ちは十分にありますが、そうしたからと言って、生徒が幸せかどうか・・・ 野球などのスポーツが力んではうまく出来ないのと同じで教師も力んだからと言って成果が上がるわけではありません。 自分に出来ることを一つでも二つでもする。 疲れてへばってしまうような仕事ではなくて、教師が自分も楽しみながらやるくらいでちょうど生徒の方も楽しくなるように思います。 高度成長時代の日本の男達のような生き方もそれはそれで良いのかも知れませんが、日本社会はもう少しゆとりに価値を置いても良い時代になっているのじゃないでしょうか。 義家さんは「不良少年の夢」などの本を読むと非常に頭が良くて感受性も鋭い才能のある教師だと思います。 それだけに、ちょっとがんばりすぎているな。 こんなにがんばっていつまで続くのかなとどこかで思っていました。 彼はまだ若いので、こんな年寄りじみた考えは全くないのでしょうが・・・ 評論家などに収まって欲しくない人物です。 きっとどこかの学校でもう一度復活するのじゃないかなと思いますね。 |