Page 2407 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼大阪・教員刺殺事件 北の老兵 05/2/15(火) 18:55 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 昔神童・今人道 05/2/15(火) 19:33 ┃ ┣Re(2):大阪・教員刺殺事件 ふくちゃん 05/2/15(火) 22:07 ┃ ┗Re(2):大阪・教員刺殺事件 江田島平八 05/2/16(水) 21:12 ┃ ┗ご注意>江田島平八さん 管理スタッフ 05/2/18(金) 18:31 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 ふくちゃん 05/2/15(火) 19:47 ┃ ┣Re(2):大阪・教員刺殺事件 パンドラ 05/2/15(火) 22:35 ┃ ┗Re(2):大阪・教員刺殺事件 パンドラ 05/2/15(火) 23:17 ┃ ┗Re(3):大阪・教員刺殺事件 ふくちゃん 05/2/16(水) 0:05 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 三吉 05/2/15(火) 20:17 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 パンドラ 05/2/15(火) 20:45 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 こんぺいとう 05/2/15(火) 20:55 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 あくまの査問官 05/2/15(火) 21:02 ┣Re(1):少年の自殺行為の道連れでは? 流水 05/2/15(火) 23:34 ┃ ┣Re(2):少年の自殺行為の道連れでは?(2) 流水 05/2/16(水) 16:11 ┃ ┣Re(2):少年の自殺行為の道連れでは?(3) 流水 05/2/16(水) 16:43 ┃ ┃ ┗Re(3):少年の自殺行為の道連れでは?(3) 団塊党 05/2/16(水) 19:55 ┃ ┣Re(2):少年の自殺行為の道連れでは?(4) 流水 05/2/17(木) 10:52 ┃ ┗Re(2):少年の自殺行為の道連れでは?(5) 流水 05/2/17(木) 14:26 ┣私が危惧する事 北の老兵 05/2/16(水) 16:22 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 団塊党 05/2/16(水) 19:36 ┣Re(1):大阪・教員刺殺事件 珍 源斎 05/2/16(水) 19:37 ┗Re(1):大阪・教員刺殺事件 robottoninarenai 05/2/17(木) 20:55 ┗Re(2):大阪・教員刺殺事件 団塊党 05/2/17(木) 23:15 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 大阪・教員刺殺事件 ■名前 : 北の老兵 ■日付 : 05/2/15(火) 18:55 -------------------------------------------------------------------------
またまた悲惨な少年犯罪が起きてしまいました。最近のニュースは暗い悲惨な事件ばかりです。また評論家がいつもの通り、親の教育が悪いだの、教育が悪いだの、はたまた、精神を病んでいるだのといつもの論争になるのだろう。 一言で言えない複合的な原因があるのだろうが、結局は全てひっくるめて最後は政治に帰結するのではないだろうか?こんな事を言うとまた右よりの人から「政治に全て責任を押し付けるのは如何なものか?我々を含めて全て責任があるのだ」ともっともらしい事を言うのだろう。 私たちの子供の頃は、いろんな遊びの中から学習をしたものです。例えば喧嘩一つとってもルールがありました。また喧嘩の中で痛みを知り、どの程度殴ったらどの程度痛いか身を以って学習しました。最後はガキ大将が勝負の判定をし、勝ったもの負けたものも、握手をして仲直りをしたものです。 今の子供は、人間として根源的な物を、遊びの中から学ぶ機会が全くなくなりました。あくまで効率一辺倒、弱者と強者をより鮮明に分けようとする。偏差値教育もその一つであり、他にも原因はたくさんあろうが、どんな詭弁を弄しても最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 |
▼北の老兵さん: >またまた悲惨な少年犯罪が起きてしまいました。最近のニュースは暗い悲惨な事件ばかりです。また評論家がいつもの通り、親の教育が悪いだの、教育が悪いだの、はたまた、精神を病んでいるだのといつもの論争になるのだろう。 > >一言で言えない複合的な原因があるのだろうが、結局は全てひっくるめて最後は政治に帰結するのではないだろうか?こんな事を言うとまた右よりの人から「政治に全て責任を押し付けるのは如何なものか?我々を含めて全て責任があるのだ」ともっともらしい事を言うのだろう。 > >私たちの子供の頃は、いろんな遊びの中から学習をしたものです。例えば喧嘩一つとってもルールがありました。また喧嘩の中で痛みを知り、どの程度殴ったらどの程度痛いか身を以って学習しました。最後はガキ大将が勝負の判定をし、勝ったもの負けたものも、握手をして仲直りをしたものです。 > >今の子供は、人間として根源的な物を、遊びの中から学ぶ機会が全くなくなりました。あくまで効率一辺倒、弱者と強者をより鮮明に分けようとする。偏差値教育もその一つであり、他にも原因はたくさんあろうが、どんな詭弁を弄しても最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 全くお説の通りでございます。 >どんな詭弁を弄しても最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 全く仰る通りです。 国民に悼みだけをを押し付けて、政治屋の「議員年金」は温存で、世間は真っ暗闇の中にも関わらずチャッカリと総理の給料を上げるド厚かましさ。大企業の儲けぶりだけで景気回復のシラケタ学者大臣のほざき。ノーテンキマスコミのタレ流し。 政党助成金の外にも企業献金を受け取るド厚かましさ。収支報告なし(何でもあり)で問えば、政治には金がかかるんだ。何が悪いか? と逆切れポチ。奇人、変人、詭弁、開き直りのオンパレード。 リストラでかすめた金を献金してまたフリーターを「導入する担保」の企業献金。 それを見て見ぬ振りをする御用組合。(社員のシラケを放置して会社とグルでリストラ三昧) これらは皆、頭隠して・・・ のミエミエなのだ。ぜ〜んぶ「共同溝」の中で束ねられているのだ。「悪の輪廻」が当たり前の世情なら起こるべくして起こること。 政治屋(今や全ての議員にこの名称が適当であろう)は自らを省みてから、子供の教育を語れ。大きな面(かお)をして、教育を語るな。が子供達の声だ。 が全然気がつかないのかアホなのか。この4年間に集中する悲惨な事件の数々。 決して政治とは無縁ではない。むしろ必然のような気がしてならない。 |
▼昔神童・今人道さん: 全く仰る通りです。 >が全然気がつかないのかアホなのか。この4年間に集中する悲惨な事件の数々。 >決して政治とは無縁ではない。むしろ必然のような気がしてならない。 だけならまだしも一部議員さんから、 国会職員に給料を抜かれた事に腹を立て、 湯気出して怒っている人が・・・ ★主な国家公務員等の年収 (月給+ボーナス+調整手当、単位・万円、一部概算) 内閣総理大臣4,165 衆参議長3,481 国務大臣3,041 ※国立国会図書館長3,041 ※衆参事務総長(2人)2,976 ※衆参法制局長(2人)2,900 中央省庁事務次官2,433 ※衆参事務次長、衆参法制次長、衆院調査局長(計5人)2,400 警視総監2,295 中央省庁審議官2,143 ※常任委専門員(3号給)(計8人)2,100 国会議員→2,077 中央省庁局長1,853ー1,999 常任委専門員(2号給)1,900 同(1号給)1,800 平成17年3月までの時限措置として歳費の一部削減を踏まえた額。 ※は国会職員 (産経新聞) 国会職員4,000人そのうち19人が、 衆参国会議員の現在の年収2,077万円を上回る。 国会職員だけが独自の給与体系に見直しを先送りしてきたために起きた。 年収2,000万円前後の高給を受け取る常任委員会専門員が30人いる。 給与の逆転現象やこれら幹部職員の高給への批判は国会議員らから批判が強く、 今後、国会制度改革の見直しになろう。こんな事が起こった原因には、 「民間企業がリストラを進める中で、国会議員も身を切る姿勢を示す必要がある」として、平成15年4月から歳費を一律10%カットしたためであろう。 確かに国会法35条は国会議員の歳費に関しては、 「一般職の国家公務員の最高の給料額より少なくない歳費を受ける」と規定、 本来の基準年収を2,229万円としている。 国会法35条は国会議員の歳費に関し、「一般職の国家公務員の最高の給料額より少なくない歳費を受ける」と規定、本来の基準年収を2,229万円としている。 以上全て資料(産経新聞) 注、ここからが意見! 1、ごねるのはおかしい! 社会全体が不景気なのに、公務員=国民の奉仕者が給与カットされるのは 当然のこと。 2、何故同じ時期にカットしなかったのか?それが不思議! 今になって何をグタグタとそれがわからん! 忘れていた人の責任か? 早朝(総長)に そんなにやっては イ館長 3、自分自身も、貰いすぎてるとは思わないのか? 選挙に出た時の事を思い出して欲しい! 特に首相!漫才の日当にしては高すぎ、高杉晋作! 昼寝、携帯メールするのに充分過ぎだと思うが? 携帯は 国会持ち込み 不携帯 メール打つ 早さで議会 何故出来ぬ! (聞いた事在るような?無いような?) チャンとして 疲れない夜に 議会だけ |
人の不幸を無理やり政治不満に結びつけ、全くそのとうりと合意するとは一体どういう神経であろうか?亡くなられた教員の死を悼むのが人としての真っ先に出てくる感情のはずと思うが、それをも道具に利用するとはいかがなものか?猛省を求める! |
▼江田島平八さん(43661): Ray@スタッフです。 この書き込みは、掲示板のルール(投稿内容、転載、引用その他/ 字種、文字数の制限)のうち 1. 伏せ字、隠語の使用および掲示板を混乱させる恐れのある投稿は禁止 2. 差別、誹謗中傷、侮蔑、罵倒、脅迫または他者を傷つける恐れのある表現は禁止 に抵触する可能性がありますのでご注意申し上げます。 なお、この件に関するご意見は、私の書き込みへの 返信としてではなく、スタッフ連絡板にお書きください (総合掲示板に書かれたご意見には原則としてレスいたしません)。 よろしくお願いいたします。 |
▼北の老兵さん: >またまた悲惨な少年犯罪が起きてしまいました。最近のニュースは暗い悲惨な事件ばかりです。また評論家がいつもの通り、親の教育が悪いだの、教育が悪いだの、はたまた、精神を病んでいるだのといつもの論争になるのだろう。 本当に毎日毎日新聞を見ていると、こういった少年の事件が必ず載っている。 今回もまた目を疑いたくなります。 >一言で言えない複合的な原因があるのだろうが、結局は全てひっくるめて最後は政治に帰結するのではないだろうか?こんな事を言うとまた右よりの人から「政治に全て責任を押し付けるのは如何なものか?我々を含めて全て責任があるのだ」ともっともらしい事を言うのだろう。 確かに、内容を聞く限り甘やかした育て方が在ったように思います。 私は幼い頃、悪い事をした時母に「灸」を饐えられた事が在りますが、 近頃の子供達はどうでしょう? 灸どころか転んだだけでも、 その転んだ家の所に親が怒鳴り込んで行くのでは? また、子供達はそれが当たり前と思って段々調子に乗って・・・ それがこういった事件を起こす引き金になっているのでしょう。 > >私たちの子供の頃は、いろんな遊びの中から学習をしたものです。例えば喧嘩一つとってもルールがありました。また喧嘩の中で痛みを知り、どの程度殴ったらどの程度痛いか身を以って学習しました。最後はガキ大将が勝負の判定をし、勝ったもの負けたものも、握手をして仲直りをしたものです。 私なんか幼い頃、足下にある「石」のほりつけ遇いをしました。 と言うのも、何もなかった時代でしたから。 よく顔などに当たらなかったものだと今になって思います。 しかし、北の老兵さん同様、何日かすれば仲直り出来ました。 > >今の子供は、人間として根源的な物を、遊びの中から学ぶ機会が全くなくなりました。あくまで効率一辺倒、弱者と強者をより鮮明に分けようとする。偏差値教育もその一つであり、他にも原因はたくさんあろうが、どんな詭弁を弄しても最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 確かに休みは増えても、友達と一緒に遊ばなくなって、 一人家の中で過ごす機会が多くなり、それが積もり積もって、 人と人のコミュニケーションを持つのが苦手になったようです。 ナンのために土曜日を休みにしたのか? 子供達はわかっているのでしょうか? |
▼ふくちゃんさん: こんばんは パンドラと申します よろしくお願い致します >>またまた悲惨な少年犯罪が起きてしまいました。最近のニュースは暗い悲惨な事件ばかりです。また評論家がいつもの通り、親の教育が悪いだの、教育が悪いだの、はたまた、精神を病んでいるだのといつもの論争になるのだろう。 本当におっしゃる通りだと思います >>一言で言えない複合的な原因があるのだろうが、結局は全てひっくるめて最後は政治に帰結するのではないだろうか?こんな事を言うとまた右よりの人から「政治に全て責任を押し付けるのは如何なものか?我々を含めて全て責任があるのだ」ともっともらしい事を言うのだろう。 >>私たちの子供の頃は、いろんな遊びの中から学習をしたものです。例えば喧嘩一つとってもルールがありました。また喧嘩の中で痛みを知り、どの程度殴ったらどの程度痛いか身を以って学習しました。最後はガキ大将が勝負の判定をし、勝ったもの負けたものも、握手をして仲直りをしたものです。 ふくちゃんさんは、本当に幸福な子ども時代を過ごされたこと思います でも >確かに休みは増えても、友達と一緒に遊ばなくなって、 >一人家の中で過ごす機会が多くなり、それが積もり積もって、 >人と人のコミュニケーションを持つのが苦手になったようです。 >ナンのために土曜日を休みにしたのか? >子供達はわかっているのでしょうか? という部分なのですが 私は偶々、今時の小学生、80人位と四六時中一緒にいる職場におります スイミング、ピアノ、空手、テニス、英語、公文、バレエ、サッカー、ソフトボール、未だその他色々、これらのスケジュールで月〜土、あるいは日曜日も 埋まっている子もいます 子ども達(小学生)は放課後、殆ど塾や習い事に時間を取られています 4人の友達がいたといしても、それぞれ習い事の曜日や時間がバラバラなので 一斉に長時間、継続的な遊びをするということができません 外で遊ばない、と言っても 都市部に住んでいる子ども達の生活の何処に、集団で遊ぶ空き地があるでしよう。 公園はボール遊び禁止だったり、学校も不審者や安全面から校庭を開放していない 所もあります 昔だったら、川で泳いで魚を取ったり泳ぎを覚えた子ども達も泳げる川など 無いから「スイミング教室」に体力づくりの為に通う、いえ、通わせられる のです 行きたくないなら、さっさと、止めればいいのに おとうさんの 「何、そんな簡単にやめて、どうするんだ?根性の無い奴だな」 とかいう言葉やおかあさんの 「今止めたられたら、高い授業料払って元も何も取れないじゃないの」 というプレッシャーから続けている子もいるようです それに、大人社会の、やれ、「学力が下がった」だの「ゆとり教育の見直し」 だのが、あり「学校の勉強だけでは不安」という親の気持ちから 公文式や、進学塾、 「小学校から英語に慣れ親しみましょう」という宣伝が効いて 塾通いもしなければならず、益々子ども達は忙しくなります そんな中で、細切れにされた時間をやりくりし、場所と時間を工夫しながら 放課後、子ども達はゲームなどで、細々と遊んでいるのです。 夏休みなど長期の休みも塾の「夏期講習」や習い事の「体験教室」などを 掛け持ちする子もいて、中々忙しそうです。 子どもはでも、結構逞しくて、塾や習い事の場を社交場にしている子 もいるようです。 中にはそんな習い事なんか、させないと言うご家庭もありますが そうなると、遊ぶ友達がいないということもあるのです 公園に誰とも約束しないで行ったら、誰もいなくて帰って来たという 話も良く聞きます 何だか大人が子どもを弄り過ぎるような気がします 目先の「学力」にオタオタしないで、それは、母親だけの責任とも思えませんが もう少し、長い目で子どもの成長を見守る「ゆとり」と、子どもの世界を子ども達 に、返してあげる「ふところのひろさ」(少し位怪我をしても、トラブっても)が 今の大人社会には必要ではないか、と思うのですが。 |
ふくちゃん様 うひやー!というか どひゃー!というか 先ほどの自分の投稿を読んでみて、何だか最初はふくちゃん様の ご意見に賛同しておりましたが最後の方は少し言い方がきつくなり 失礼いたしました 偶々今度の事件で 今時の子ども のことが話題になっておりましたので 書き込んでしまいました、あれはふくちゃん様にレスという形になりましたが 今時の子どもは物質的には恵まれているかも知れないけど、本当に豊かな 環境の中で育まれているのか、皆様に考えて頂きたくレスいたしました 失礼いたしました。 ジョークの広場楽しみにいたしております。 |
▼パンドラさん: >うひやー!というか >どひゃー!というか > >先ほどの自分の投稿を読んでみて、何だか最初はふくちゃん様の >ご意見に賛同しておりましたが最後の方は少し言い方がきつくなり >失礼いたしました わかって頂けたと思いますので、あえてキツくは言いません。 私が言いたかったのは、勉強の事でなく人間(性)を磨くことです。 > >偶々今度の事件で 今時の子ども のことが話題になっておりましたので >書き込んでしまいました、あれはふくちゃん様にレスという形になりましたが >今時の子どもは物質的には恵まれているかも知れないけど、本当に豊かな >環境の中で育まれているのか、皆様に考えて頂きたくレスいたしました > >失礼いたしました。 >ジョークの広場楽しみにいたしております。 |
▼北の老兵さん: >またまた悲惨な少年犯罪が起きてしまいました。最近のニュースは暗い悲惨な事件ばかりです。また評論家がいつもの通り、親の教育が悪いだの、教育が悪いだの、はたまた、精神を病んでいるだのといつもの論争になるのだろう。 > 全くおっしゃる通りです。 堂々巡りの評論には意味がありません。 このまま ではたとえ刑の厳罰化を行っても効果はないでしょう。 学術的研究の材料にして 何が得られるのだろうか。 >一言で言えない複合的な原因があるのだろうが、結局は全てひっくるめて最後は政治に帰結するのではないだろうか?こんな事を言うとまた右よりの人から「政治に全て責任を押し付けるのは如何なものか?我々を含めて全て責任があるのだ」ともっともらしい事を言うのだろう。 今更ながらではあるが、「国民の命や財産を守れずして何が政治だ」と言いたい です。 ショームナイ郵政民営化論で時間つぶしなどしている時間など無い筈だ! > >私たちの子供の頃は、いろんな遊びの中から学習をしたものです。例えば喧嘩一つとってもルールがありました。また喧嘩の中で痛みを知り、どの程度殴ったらどの程度痛いか身を以って学習しました。最後はガキ大将が勝負の判定をし、勝ったもの負けたものも、握手をして仲直りをしたものです。 > 私の子供の頃にも「喧嘩のルール」はありましたよ。不文律としての部分もあ りましたが。 私も「町内一のワル」と言われた時がありましたが、次の様な 喧嘩をすると親父から、思いっきりぶん殴られましたよ。 1)自分より年下の子に手を挙げた時。 2)素手でなく道具を使って喧嘩した時。 3)複数で一人の子に手を出した時。 4)女の子を泣かした時。 5)他人の病気や障害をひやかした時。 他にもあったと思います。 >今の子供は、人間として根源的な物を、遊びの中から学ぶ機会が全くなくなりました。あくまで効率一辺倒、弱者と強者をより鮮明に分けようとする。偏差値教育もその一つであり、他にも原因はたくさんあろうが、どんな詭弁を弄しても最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 結局はそうなりますよ。 強者と弱者を選別したところで、人間なんていつ 逆転があるか分りません。 ほとんど無意味です。 学問に励むのも大いに結構ですが、その学問も方法を間違えると、人間を 不快にし、苦しめ、殺すといった「凶器」にもなります。 |
北の老兵さん 昔神童、今人道さん ふくちゃんさん まとめて、レスいたします というか、またまた、しゃしゃり出て参りました パンドラでございます、どうか、お許しを 風邪か、インフルエンザか、治ったような、でも、職場で 子ども達の風邪とウイルスの攻撃に合い、何だか頭がぼーっと して、言ってることが支離滅裂になるかも知れません 北の老兵さんのおっしゃることに賛同致します 実は先日、私、「日本ペンクラブの緊急集会」行って参りました その中で酒井啓子さんが 「今イラクで起きていることで限られたメディア情報の裏に人々の 痛みがあり、人間の尊厳が失われている」 と、発言なさっていました。 私達は、イラクのことだけでなく、同じ日本で起きていること にしても、限られたメディア情報を大きなニュースソース として、知らされます。 寡黙な子だった。ゲームが好きで、部屋にはあふれんばかりの ソフトがあった 中学から学校へは殆ど行っていない…など。 その中で私が気になったのは 「うらんでいた」 という言葉です 17歳の少年が、殺傷したいと思うほど、「うらむ」 とはその少年の心に何があったのだろう、と思います もちろん、これも、「限られたメディア情報」 の中の一つに過ぎませんが。 それから、今の子ども達はとにかく、遊ぶ時間も こまぎれ、場所も限られています 習い事で、時間を奪い、公園でのボール遊びを禁止し 空き地を無くし、町から子どもの遊び場を奪ったのは 大人なのです。 学力低下論争に世の母親達は不安にかられ 子どもを塾へと追いやるのです。 |
▼北の老兵さん: >今の子供は、人間として根源的な物を、遊びの中から学ぶ機会が全くなくなりました。あくまで効率一辺倒、弱者と強者をより鮮明に分けようとする。偏差値教育もその一つであり、他にも原因はたくさんあろうが、どんな詭弁を弄しても最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 子供達が遊ばなくなったのではなく、親達も教師も遊びを知らないのです。 外で泥んこになって遊ぶことがどんなに子供の精神的成長に役立つか話しても サッカーや野球のような結果が出るものはわかってもらえても、ただ遊んで 何か良いことがあるのですか? と質問される母親がいました。 目に見えない大切なものへの教えがなおざりにされています。 日本のあちこちで子供に危険が迫っているのに、今日の小泉首相はへらへらと 自民党の妻達の会へ出て馬鹿なセリフをはいていました。 あの人が日本のトップになってから日本中の箍が外れてしまったのではない でしょうか。 これ以上子供達への危険を許せません。他人事ではないのです。 |
お久しぶりです、皆さん。 〉最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 同意です。 「子供は親の背中を見て育つ」 という言葉がありますが、ここでの「親」には「国」や「政治」も入るのだと思います。 |
北の老兵さん、 今回の事件は、まだ少年の供述がよく分からないので、たしかなことは言えませんが、これまで分かっている事件の粗筋だけで推測できることを書いてみます。 ★少年の生育歴からみえること 1、外見的印象からは、おとなしい。口数が少ない。喧嘩等をしているのは見たことがない。ゲーム好き。 2、家族構成は、父親・母親と姉3人の六人家族。姉3人は、大学まで進学している。母親は、おとなしくあまり家庭内のことをしゃべらない。 3、小学校時代にはあまり問題行動はない。 4、中学校一年後半くらいから、不登校になっている。原因は、ゲームにのめりこみすぎて、朝起きれなくなったのが引き金とされている。 5、その後、不登校から一種の引きこもりのような状況が続いていたが、大学に進学する希望があり、高校の通信教育を受け、大検を受けている。※あまり熱心ではなかった、という証言もある。 6、昨年ごろから、髪を染めたり、バイクの免許を取っている。バイクで事故り、 骨折をしている。⇒多少、変化が見える ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここから想像できることは、どこにでもいるごく普通の少年の姿です。違うといえば、不登校からプチ引きこもり状況にあったことくらいでしょう。 では、なぜあのような凶行に及んだのでしょうか。 ここからは、まだはっきりした事情が見えないので、すべてわたしの推論です。 ★親の責任⇒報道が正しいとすれば、少年の不登校の原因は、ゲームに熱中して朝早く起きれなかったということです。 つまり、少年の【生活リズム】が崩壊していたのです。多くの問題児を扱った経験からいうと、問題行動の8割程度は、【生活リズム】の乱れから起きていると断言できます。現役時代、保護者に頼んだのは、できるだけ「同じ時間に同じ事をする」ように気をつけてください、ということでした。これが本当は難しいのです。特に、現在のように塾通いが盛んであればあるほど、【同じ時間に同じ事をする】難しさがあります。⇒少年の心の形成過程に、【同じ時間に同じ事をする】普通の人間の営みが影響を与えていないところに一つの要因があると思います。 ★ゲームなどが与える影響⇒少年は小学校からゲームにのめりこんでいます。これが17歳くらいまで続いているとなると、彼の心の形成過程は普通の人間の心の形成過程と全く違うと考えなければなりません。彼の考える自己実現と他の人の自己実現とはおそらく全く違うものだったと思います。⇒そうなると、母親や姉3人との関係がどうだったのか、という問題が出てきます。これは全く報道されていないので、分かりませんが、おそらくさまざまな心理的問題があったのではないかと推測できます。 ★17歳くらいになると、自分が考えている自分と客観的に見た(人が見た)自分との落差に気がつき始めたのではないかと考えられます。このとき感じた【不全感】(※充足感・満足感のなさ)が、今回の凶行に結びつく心理的要因であろうと推測できます。⇒彼が犯行動機として、小学校時代のいじめを挙げていますが、わたしはそれは一種の口実ではないかと感じています。いじめに似た行為はあったでしょうが、17歳までうらみ続け、殺人に結びつくほどの強いものではなかったと思います。 ■結論的にいいますと、今回の少年の凶行は、【自殺】だと考えています。少年は、現在の自分が厭で仕方がなかったのではないか(それだけ不全感が強かった) と推測できます。自分で自分を殺せなかったため、自分が一番社会(他人)と結びついていた小学校を凶行場所に選び、自殺の道連れに教師を選んだのではないか、と思えて仕方がありません。 以上はすべてわたしの推論です。新たな事実が判明すれば、また違ってくるかも知れませんが、現在までのところではそう考えるのが一番妥当なような気がします。 |
この種の問題が起きると、犯人探しが始まります。 しかし、本当のところ犯人はいないのです。誰にも応分の責任があり、誰にも 責任はないともいえるのです。 神戸の少年、佐賀のバスジャック犯、池田小学校事件、奈良の事件などなど、マスコミ挙げて犯人探しは行われましたが、結局何が変ったか、というと今の世の中何が起こるかわからない、という不安感だけが残ったのではないでしょうか。 問題は、本人・家庭・学校・社会・マスコミ・国の施策をきちんと丁寧に検討する以外にありません。 前のレスで本人・家庭の問題を考えたので、今日は学校・社会・マスコミ・国の施策を検討してみる。 【学校・教師】 今回の事件で、当然学校の安全対策が問題になります。 ところが、都市部のごく限られた学校をのぞいて、多くの小学校は塀は低く、門扉も複数あります。それこそ入ろうと思えば、どこからでも侵入できる構造になっています。 訪問者をチエックする窓口を設置し、人員を配置するといいますが、現在どこの自治体も予算削減を懸命に行っています。常駐の人員を配置する予算的余裕があるかどうかの問題です。(※わたしの近くの市でも、小学校・中学校だけで、60校近くあります。常駐の人員を配置するとなると、約60人近くの人件費をどうするかという問題になります) さらに、それだけの学校に監視カメラを設置し、学校の構造をセキュリテイがしやすいように直すとなると、膨大な費用がかかります。 では教師がすればよい、ということになるのでしょうが、小学校の場合全教科を持つ場合が多いので、ほとんど余裕はありません。 中学校の場合は、教科担任制なので何とかできるかも知れませんが、休み時間には授業をエスケープした子供を追いかけたり、採点に追われたり、なかなか外部からの侵入者に注意を払うということにはなりにくいのです。 さらに、現在学校では教育予算を節約するため、講師が非常に増加しています。講師というのは、一時間いくらの契約をしているのですから、それ以外のことはする必要がありません。まして、自分の命を懸けなければならないようなことに身体を張れというのは、酷というものです。 このように、【安全対策】に血道をあげればあげるほど、本務の教育の質が落ちる可能性が高いのです。 教育内容を落とさずに、安全対策を行い、学校の構造をきちんとするには、教育予算の増額以外にないのです。 仮にそれができたとしても、【閉じられた学校】になり、戦後教育が目指した【開かれた学校】という理念には逆行することになります。 ミシエル・フーコーがいう学校監獄論に近くなります。 若い時、わたしはある私立高校に勤務していました。その学校は周囲を2m以上の煉瓦塀に囲まれて、出入り口は一つでした。その出入り口には、門番の勤務所がありました。現在語られている【安全対策】のモデルみたいな学校でした。 ところが、そこの生徒はこうわたしに言いました。【先生、この学校は鑑別所みたいだなあ。頭が良かったらこんなとこにはこないんだがな】と自嘲気味に呟いていました。 現在の状況からは、このような学校をつくらざるを得なくなる可能性があります。これがよいのか悪いのか、相当の議論が必要だと思います。 |
学校・教師の問題について、もう少し書いてみます。 さまざまな問題があっても、学校・教師は、子供の安全を守らなければなりません。 この対策は、都市部と周辺部と田舎とは手法を変える必要があります。 1、都市部⇒学校があまり広くなく、校舎も守りやすい。だから、塀をある程度高くし、門扉を閉め、監視カメラを設置し、東京の品川のようにガードマンでも配置すれば何とかなると思います。 最大の問題点は、通学路の問題です。 学校の方は、集団登下校を行い、主要なポイントに教師を配置する必要があります。同時に、生徒に防犯ブザー、携帯などを持たす必要が出てきます。 保護者が送り迎えしたり、通学路全域を保護者・地域の協力でカバーする必要があります。 2、周辺部と田舎⇒学校が広く、都市部のような対策をとってもあまり効果がないと考えられます。 一番効果的なのは、【開かれた学校】を徹底し、毎日保護者・地域の人たちに当番制で学校に来てもらうことです。多数の目の中で安全を確保するという方法です。 ここで地域の老人たちの出番を積極的につくることです。 行政がお茶代程度の費用を提供し、学校・教師は積極的に地域の人と交流し、子供たちは老人たちと交流(子供の笑顔をみるだけで、老人は元気になります)し、子供を行政・学校・教師・保護者・地域・老人たち皆で見守るという形をとることです。明治時代と同じように地域コミュニテイの中心に学校があるという風に現状を積極的に変革することだと思います。 問題は周辺部・田舎は通学路が長い、ということにあります。保護者などの協力を仰ぐことは当然として、登校時間・下校時間は教師総出で通学路をカバーする必要があると思います。 たしかに、現在の状況は酷いものですが、これを逆手にとって、学校を地域コミュニテイ再建の中心にすることと老人に生きがいを与えること、子供たちは老人を理解する機会にするなどの工夫が必要ではないでしょうか。 そろそろ、不毛な犯人探しを止めて、このような積極的な知恵を出すことが重要だと思います。 |
▼流水さん: >一番効果的なのは、【開かれた学校】を徹底し、毎日保護者・地域の人たちに当番制で学校に来てもらうことです。多数の目の中で安全を確保するという方法です。 >ここで地域の老人たちの出番を積極的につくることです。 >行政がお茶代程度の費用を提供し、学校・教師は積極的に地域の人と交流し、子供たちは老人たちと交流(子供の笑顔をみるだけで、老人は元気になります)し、子供を行政・学校・教師・保護者・地域・老人たち皆で見守るという形をとることです。明治時代と同じように地域コミュニテイの中心に学校があるという風に現状を積極的に変革することだと思います。 > >問題は周辺部・田舎は通学路が長い、ということにあります。保護者などの協力を仰ぐことは当然として、登校時間・下校時間は教師総出で通学路をカバーする必要があると思います。 > >たしかに、現在の状況は酷いものですが、これを逆手にとって、学校を地域コミュニテイ再建の中心にすることと老人に生きがいを与えること、子供たちは老人を理解する機会にするなどの工夫が必要ではないでしょうか。 >そろそろ、不毛な犯人探しを止めて、このような積極的な知恵を出すことが重要だと思います。 まったく仰るとおりですね。 田舎だけでなく都市部でも地域コミュニティーの中心としての役割を学校が取り戻す時代に入っていると思います。 もう学校だけではどうにもならないというのが実感です。 地域に協力を願うと同時に、学校に積極的に入ってもらってそれぞれの持ち味や長所を発揮してもらい生き甲斐を感じてもらうことが学校の明るい未来につながっていくように思います。 |
【家族の問題】 わたしたちは、現在新しい家族の姿を見つけることができない状況にある。 戦後日本は、戦前型の大家族から、核家族へと大きくその姿を変えた。 それに伴い、日本人の価値観も大きく変化した。これには、新民法の理念の浸透が大きく影響している。一言で言えば、個人中心主義の理念である。 夫婦の問題、婚姻の問題、相続の問題、家長制度の廃止などなど、あらゆる部分で封建的家父長制度や家制度の崩壊が進んだのである。この進展は、日本経済の成長に足並みをそろえていたのである。 しかし、戦前型の【家制度】の残滓もいまだ残っている。例えば、借金の保証人も多くの場合家族である。大人になった犯罪者報道でも、常に家族が引き出される。個人中心主義でいえば、大人になった犯罪者は、本人の責任なのだから、親兄弟は本来関係ないはずであるが、決してそうはならない。 ところが、都会での老人の孤独死に象徴的に現れているように、子供たちは個人中心主義で、親の面倒を見ない場合が多くある。年金・介護の問題がこれだけ大きくなるのも、その背景には個人中心主義(※実は利己主義的)への意識変化がある。 同時に、その意識変化に伴い離婚が急増している。自分の自己実現のためには、家族という縛りが邪魔になるのであろう。 つまり、家族というもののありようが、マイナス側面のほうが大きくなっているのである。 家族というものは、非常にもろいもので、家族構成員の不断の努力がなければ保たれない、というごくごく当たり前の事実がなおざりにされているのが現代という時代なのである。 北の老兵さんが【食育】という言葉を出されていましたが、【食】は、家族の中できわめて重要な位置を占めている。家族の原点といっても過言ではない。 だから、【食】をともにする、ということは、家族の絆をたしかめ、大人の知恵を吸収し、伝統を継承する重要な意味を持っているのである。 だからこそ、家族全員の不断の努力が必要になる。 ところが、戦後の企業は、この家族の原点を完全に壊した。企業戦士と呼ばれる猛烈サラリーマンは、家族と食卓を共にすることが物理的に無理な環境におかれたのである。 同時に、共稼ぎでなければ生活ができない環境が当たり前になると、母親の食に対する意識も変化してきた。 このように日本の食卓から、じょじょに家族の団欒という日常的な光景が少しずつ減ってきたのである。これが子供の意識に変化を与えないわけがない。 今や、【個食】という言葉がもてはやされたりする時代になった。これはもはや【家族】というものではなく、【同居人】という言葉がぴったりする時代に突入したのかもしれない。 われわれには了解不可能な少年事件の背景には、この寒々とした家族の風景が広がっているのである。 |
【社会の問題】 わたしは現役教師時代から、今回のような事態を予想していました。 問題児と毎日格闘しているうちに、社会の基底部(あまり考察の対象にならない)で起こっている【意識の変化】は、必ず社会を根底から揺さぶる結果になると考えていました。 わたしは、それを【意識の流民化現象】と名づけていました。高度成長期の日本で起こった現象は、農村から都市への人口流入。その結果としての農村共同体の上げ底化でした。 わたしは、流民化意識とは、【集団に帰属感を持たず、自己の利益のみに執着し、権威に対して強い反感を持っている】ものと定義していました。 産業革命期のヨーロッパでも同様な現象が起こっていましたが、西欧社会はかなり長い時間をかけて流民化意識を【市民意識】に転換させてきました。市民革命がそのことに大きく寄与したことには誰も異存がないと思います。 ところが、わが国では、市民革命を経ていないため、【市民意識】への転換が遅れています。 そのため、意識の上での地縁・血縁社会を色濃く残したまま、地縁・血縁が現実的基盤が消滅しているという事態が進行したのです。 それを補完するものとして、【社縁】(※会社に帰属する)があったのですが、バブル崩壊以降、最後の砦であった【社縁】すら、崩壊したのです。 結果、何が起こったか。流民意識の拡散です。 地縁・血縁も崩壊し、【社縁】も崩壊、前に書いたように家族すらバラバラの中で、どこにも帰属感がもてない人が増大したのです。 これは、わたしの現役時代、問題児を取り巻く環境で多く見られた現象です。 これまで、基底部でくすぶっていたものが、社会の表面に躍り出たというのが、わたしの見方です。 これをどのように変えたらよいのか。答えは明快だと思います。 1、集団への帰属感をつくること⇒かっての農村共同体意識とは装いを新たにした 【共同体】を再構築すること。NPO・NGO・ボランテイア・市民運動などを包含した新たな地域共同体の構築が必要です。【互いに支えあう社会】を構築する必要があります。 2、市民意識の涵養⇒流民化意識を変えるには、市民意識(自分たちの手で作り出すという参加意識)をどのように構築するかが問題になります。特に、これは教育で最も求められるものです。今回のような事件を契機に、市民意識を涵養することがもっともっと語られなければなりません。 3、お上意識からの脱却⇒行政任せの受身の発想から、社会は自分たちで構築するもの、という参加意識・主役意識への転換が求められます。 |
こうした悲しい事件が多発すると、対処療法として、警備員をつけたり、防犯カメラを設置することは、子供の安全を考えるとやむをえない事と思う。しかし、校庭や公園などで自由に遊ぶ事が出来なくなり、家に篭り、ゲームに興じる子供が増えるとしたら、こうした少年の予備軍を育てるような気も一方ではするのです。 遊びの中からいろんな事を学びとる事が出来なくなり、特に友達とのコミュニケーションの取り方を学ぶ事が出来なくなる事が心配になります。 流水さんが自殺と同じだと言っていましたが、そういう見方も出来るでしょう。人間は誰でも「何か」に依存する気持ちが潜在的にあるそうです。人によって依存心も程度の差はあるようですが、心にぽっかり空いた埋められない空洞、社会からの疎外感、こういうものが遠因としてあったのかもしれません。 目に見える直接的な原因だけに目をやり、それに対しての対処療法だけをやっていたら、益々子供らしい自由さを奪ってしまいます。そうしておきながら子供が悪いだの、甘やかすからだと言われたら、子供はその気持ちをどこに持っていきましょう。心の奥底に潜んでいる悩みや不安を、身近に相談出来る人間がいなかった事が大きいように感じるのです。 私たちの子供の頃と比べて、物は豊富ですが、今の子供ははるかに不幸です。今孫と暮らしてつくづくそう思います。高所から、教育を初めとする社会全般を見渡し、その遠因(社会の歪み)を掴み取り長期的な根治療法も同時に行わない限り、同様の事件は、また起きるような気がしてならないです。 |
▼北の老兵さん: >今の子供は、人間として根源的な物を、遊びの中から学ぶ機会が全くなくなりました。あくまで効率一辺倒、弱者と強者をより鮮明に分けようとする。偏差値教育もその一つであり、他にも原因はたくさんあろうが、どんな詭弁を弄しても最後は政治に帰結するのは間違いないだろう。 小学生を見ていると体をぶつけ合うような、肌と肌が触れ合うような遊びが決定的に不足していることを強く感じます。 私はよく学級活動の時間を利用して遊ばせますが、その時の子ども達の生き生きした顔は本当にいいものです。 狭い教室の中では「なんで、この子達はこうなんだろう」とため息をついたり、時には腹の立つこともあります。 しかし、いったん外で遊ばせると、全員がいい顔になります。 さっきまで、ケンカしていても、自然に心をつなげて遊んでいる場面をよく見ます。 放課後は習い事とテレビゲームでほとんど時間をつぶしているような子が多いのは間違いありません。 昔はほっておけば子どもは自然に遊んでいましたが、今はそれが不可能な時代です。 そのうち遊びの塾でも流行るかも知れませんね。 そうなる前に、学校と家庭と地域がなんとかしなければいけません。 安全が脅かされている時代、なおさら子ども達がのびのび遊べる空間が必要です。 子どもは時間、空間、仲間の三つの「間」で育つと言われています。 |
犠牲になられた先生方に衷心よりお悔やみとお見舞いを 申し上げます。 それにしても物騒な世の中になってしまいました。 様々な論評が聞こえてきます。どれもそれなりに意味があると 思いますが、何れにしても戦後此の方の子育てシステムが 疎漏を来してることに間違いないことと思います。 怒りを上手に治められない、あまつさえ逆恨みにまで発展させて しまう傾向をもつ人が増えてしまった。 傷つき易く脆弱な精神構造、等々・・この事件の背景には 一般社会としても特殊な事件として極小化せずに・・ 大所高所からの視点から考えなければならないように思う。 私見を述べさせて頂ければ・子育てに父親がワイルドに 接して来なかったこともあるのではないか。 優しい物わかりの良い父親が必ずしも「良い父親」でない 実例は数多く見られる処です。甘やかしの弊害はごマンとある・。 子供が産まれてから後、成長する過程で父親の役目の一つ は子供に対してある種、理不尽な存在でなければならぬと 考える。 それは世間、社会の理不尽な現象に出会うにしても それが例え反面教師的な意味であったとしても理不尽さへの 免疫を獲得する役目があったように思う。 その他の視点で考えると、子供たちの夜更かしや偏食などに 生活のリズムの変調、偏食により脳の栄養不足、取り分け ミネラル分の不足は脳に深刻な影響が及ぶことが近年、 明らかになってます。健康に生まれた脳であってもその後の ケアーが悪ければ、当然、悪くなり特に影響を受けるのは 高度な精神性「忍耐力・理性」を司る部位に悪影響があります。 私たちも自覚できることとして「虫の居所」が悪く・やたら イライラするのも脳の環境の悪化を感じる自律的なことと思えます。 事々左様に子供たちの生活全般への目配りと、特に子供に独りで 食事をさせない・食事はなるべく家族の揃うことに努める等々 例えそれぞれの事情により難しくても実行する価値はあると考える。 |
昨日、大阪の小学校で、痛ましい事件がありました。 教職員が殺されました。同じ職を持つものとして、他人事ではありません。 報道で見ると、生徒が殺された時より、トーンが低いです。いつものことです。 命の重さが違うのです。教員の命のほうが軽いようです。 今回、学校の管理体制も一部問題にされていますが、どうしたらいいのでしょうか。 文部科学省は、不審者の対応マニュアルを出していた。などと現場から言わせれば寝言を言っています。学校の門を閉ざす事は簡単です。しかし、学校という場所は、遅刻してくる生徒も多数います。理由は寝坊もありますが、通院してから登校という場合もあります。そのたびにいちいち誰か職員が校門に確認に行き、開門・閉門鍵掛けをしろというのでしょうか。教員は授業がゆとり教育のあおりで、すしずめにあります。とてもそんな時間はありません。また、学校で使う教材や、昼食のパンなどや飲み物を納入する業者も頻繁に来校します。そのたびに・・・・ 専門の警備専門の職員を配置してくれなくては、対応できません。校門のところに24時間体制で企業のように配置して頂かなくては、対応できません。 また、不審者への対応といいますが、何か犯罪をしようという人間が、そのように自分は不審者だといってきますか?銀行強盗だってコンビニ強盗だって、空き巣狙いだって、最初はお客を装い侵入し・・・・と報道されるじゃないですか。同じお客の顔した中から、この人は不審者らしいとどうやって見分けるのでしょう。もし、不審者かな〜と思って対応したら違ってたなんてことになったら、人権問題だ差別だと非難の嵐の中に沈められます。 監視カメラをつけて対応を・・・なんてのんきな事も言われます。 監視カメラは、映像を映してるだけです。監視カメラが自分で映してる映像の中のこの人が不審者だなんて判断して警察やしかるべき所に連絡するなんて機能は無いんです。ましてや不審者をカメラが取り押さえるなんて機能は今のところ聞いた事がありません。 監視カメラとか防犯カメラといいますが、監視も防犯もカメラでは今のところ出来ないんです。銀行などでも防犯カメラの映像といって、犯罪の後、犯人の映像を公開したりしますが、犯罪が起こっているのですから防犯にはなっていないと思うのですが。犯人記録カメラとでも言ったほうがいいと思うのですが。防犯なんてつけるから万能だという誤解を与えるのではないでしょうか。 監視カメラをつけるのはひとつの方法と思いますが、これもカメラの映像を常時監視する人間が必要なんです。教員になんて片手間じゃ出来ないんです。授業がすし詰めの上、手の掛かる生徒や悩みを抱えた生徒と面接したりなどカメラを見る時間どころか食事の時間すらなく、昼食抜きで夜8時まで仕事なんて事も稀ではありません。 これ以上何をしろといわれるのでしょう。 何をするにも、お金がいるんです。すべてをボランティアでまかなう事は無理です。 中山大臣など思いつきで世界トップクラスの学力をまた、維持するためにゆとり教育を見直すなどお気楽なことを言ってます。そういう場当たり的なことでどれだけ現場を混乱に陥れたかまだ、判ってないようです。そんな事に審議会だのに使うお金があったら、安全管理のためにすべての学校に校門の警備員を24時間配置して監視カメラを付けそのカメラを監視する専門の職員も配置する予算を早急に手当てする事でしょう。 世界に並ぶというのなら、世界の学校を見て下さい。フィリピンでもアメリカでもヨーロッパでも校門に飛び道具を持った警備員がいます。親の送迎も義務です。子どもを一人出歩かせたりしません。職員だってIDカードがなきゃ入れません。 そっちのほうを世界並にする気は無いのでしょうか。おかしな話です。 学力向上のために、夏休みなど長期休業中に授業をして・・・・ 授業してもいいです。歓迎します。でも、授業するために、すべての教室にクーラーを設置してください。扇風機すらない教室で、昨今の温暖化で、気象庁発表で35度なんていう時は、教室の中は40度越えてますよ。新陳代謝の激しい成長期の子どもがひとつの教室に40人いるんです。期末試験のとき、熱中症でしょうか倒れた生徒も現にいるんです。 文科省の思いつきで簡単にものを言わないでください。 |
▼robottoninarenaiさん: >安全管理のためにすべての学校に校門の警備員を24時間配置して監視カメラを付けそのカメラを監視する専門の職員も配置する予算を早急に手当てする事でしょう。 >世界に並ぶというのなら、世界の学校を見て下さい。フィリピンでもアメリカでもヨーロッパでも校門に飛び道具を持った警備員がいます。親の送迎も義務です。子どもを一人出歩かせたりしません。職員だってIDカードがなきゃ入れません。 >そっちのほうを世界並にする気は無いのでしょうか。おかしな話です。 差し迫った問題としてはまったく同感です。 警備員を常駐させることくらい、すぐに出来るはずです。 やってもらわなければ困ります。 学校くらい無防備なところはないですから。 |