Page 2471 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? MNG 05/3/2(水) 0:48 ┣Re(1):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? あおばびと 05/3/2(水) 10:13 ┃ ┗:家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か?あおばびとさん k.satou 05/3/2(水) 11:02 ┃ ┣ご注意>k.satouさん 管理スタッフ 05/3/2(水) 19:54 ┃ ┗Re(1)::家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か?あおばびとさん あおばびと 05/3/2(水) 20:17 ┃ ┗Re(2)::家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か?あおばびとさん k・satou 05/3/3(木) 5:41 ┃ ┣Re(3)::家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か?あおばびとさん あおばびと 05/3/3(木) 10:19 ┃ ┃ ┗Re(4)::家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か?あおばびとさん k.satou 05/3/3(木) 10:40 ┃ ┗Re(3)::家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か?あおばびとさん MNG 05/3/3(木) 12:58 ┃ ┗Re(4)::家庭崩壊の原因は MNGさん k.satou 05/3/3(木) 13:24 ┃ ┗Re(5)::家庭崩壊の原因は MNGさん あおばびと 05/3/3(木) 20:02 ┃ ┗Re(6)::家庭崩壊の原因は あおばびとさん k・satou 05/3/4(金) 8:21 ┣Re(1):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 青春の詩、兼 yama1481_00 05/3/2(水) 12:35 ┃ ┗ご注意>青春の詩、兼 yama1481_00さん 管理スタッフ 05/3/2(水) 19:55 ┣Re(1):社会を変えるために必要なもの 流水 05/3/2(水) 13:12 ┣Re(1):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 宮天狗 05/3/2(水) 13:38 ┃ ┣Re(2):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? k.satou 05/3/2(水) 14:50 ┃ ┃ ┣Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 宮天狗 05/3/2(水) 21:44 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育宮天狗さん k.satou 05/3/3(木) 9:40 ┃ ┃ ┃ ┗Re(5):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育 宮天狗 05/3/3(木) 14:30 ┃ ┃ ┗Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 珍 源斎 05/3/2(水) 22:23 ┃ ┃ ┣Re(4):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 北の老兵 05/3/3(木) 11:36 ┃ ┃ ┗Re(4):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 青春の詩、兼 yama1481_00 05/3/3(木) 13:14 ┃ ┃ ┗Re(5):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か?→続)統計論 青春の詩、兼 yama1481_00 05/3/3(木) 15:15 ┃ ┣Re(2):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 安本単三 05/3/2(水) 15:02 ┃ ┃ ┣Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 松 05/3/3(木) 4:44 ┃ ┃ ┗Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 北の老兵 05/3/3(木) 13:49 ┃ ┃ ┗Re(4):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 宮天狗 05/3/3(木) 16:39 ┃ ┃ ┗Re(5):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 北の老兵 05/3/3(木) 17:13 ┃ ┣Re(2):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 安本単三 05/3/2(水) 15:13 ┃ ┗賛成です。「自分の人生を死ぬまできちんと生きるための憲法を!」 桃李 05/3/2(水) 15:21 ┃ ┣Re(1):賛成です。「自分の人生を死ぬまできちんと生きるための憲法を!」 しげちよ 05/3/2(水) 17:42 ┃ ┗Re(1):賛成です。桃季さん!」 k.satou 05/3/3(木) 10:31 ┗Re(1):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 相良唯夫 05/3/3(木) 22:18 ┣Re(2):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 相良唯夫 05/3/3(木) 22:19 ┃ ┣Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 安本単三 05/3/4(金) 10:09 ┃ ┗Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? しげちよ 05/3/4(金) 10:22 ┣Re(2):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 流水 05/3/4(金) 10:45 ┃ ┣Re(3訂正 流水 05/3/4(金) 10:50 ┃ ┣教育勅語・新憲法・道徳崩壊 告天子 05/3/4(金) 11:20 ┃ ┃ ┗Re(1):言葉は踊る 流水 05/3/4(金) 11:48 ┃ ┃ ┗Re(2):言葉は踊る 告天子 05/3/4(金) 12:36 ┃ ┃ ┣Re(3):言葉は踊る 流水 05/3/4(金) 13:31 ┃ ┃ ┗Re(3):言葉は踊る 告天子 05/3/4(金) 14:45 ┃ ┣連合国の嘘 告天子 05/3/4(金) 11:34 ┃ ┃ ┗Re(1):連合国の嘘 告天子 05/3/4(金) 11:36 ┃ ┗Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か(2)? 流水 05/3/4(金) 14:39 ┣Re(2):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? イワオ 05/3/4(金) 11:20 ┃ ┣Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 告天子 05/3/4(金) 11:25 ┃ ┗反論 退役軍人 05/3/4(金) 15:05 ┗Re(2):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? MNG 05/3/4(金) 14:45 ┗Re(3):家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? 告天子 05/3/4(金) 15:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 家庭崩壊の原因は憲法と戦後教育か? ■名前 : MNG ■日付 : 05/3/2(水) 0:48 -------------------------------------------------------------------------
私は昭和34年生まれの若輩者(ここでは?)ですので、受けた教育はいわゆる戦後教育と言って差し支えないと思います。 その中で憲法について教えられた事はほんのわずかですし、個人を尊重するからといって、わがままな利己主義を奨励されたこともありません。 また日常生活の中で憲法を意識した事は、ほとんどというか全然ないと言えると思います。 私だけでなく、戦後教育を受けたほとんどの人がそうだと思います。 戦後、個人主義がはびこり、日本の伝統文化が失われて行ったのは、憲法と戦後教育のせいではなく、アメリカ文化の流入と経済優先政策のためではないでしょうか。 戦後は、日本全体が豊かな生活を求めてなりふりかまわず突っ走りました。 生活面で影響が大きかったのは、住居の欧米化だと思います。 障子とふすまで仕切りのあいまいな日本家屋から、壁とドアで閉ざされた個室の家になり、親は仕事で忙しく家族の団欒もままならない生活になりました。 子供部屋にテレビを置いたら、もう末期症状です。 その他にも色々な要素があるでしょうが、憲法と教育には何の罪もないと思います。 憲法と教育に罪をかぶせるのは、改憲勢力の口実です。だまされない様にしないと、あとで後悔することになります。 |
MNGさん、おはようございます。 > 戦後、個人主義がはびこり、日本の伝統文化が失われて行ったのは、憲法と > 戦後教育のせいではなく、アメリカ文化の流入と経済優先政策のためではな > いでしょうか。 > 戦後は、日本全体が豊かな生活を求めてなりふりかまわず突っ走りました。 > 生活面で影響が大きかったのは、住居の欧米化だと思います。 > 障子とふすまで仕切りのあいまいな日本家屋から、壁とドアで閉ざされた個 > 室の家になり、親は仕事で忙しく家族の団欒もままならない生活になりました。 > 子供部屋にテレビを置いたら、もう末期症状です。 MNGさんのお考えに同意します。個室の部屋になって、家族団らんがなくなっていったような気がします。それと、TVゲーム。空き地がなくなり、子供達が外で遊ばなくなりつつある時期にTVゲームが登場し、子供たちが完全に引きこもってしまった感じがします。今では、地域によって異なるでしょうが、私の家の周りでは、外で子供達の遊ぶ姿はめったにみられなくなりました。子供達は何処に行ってしまったのでしょうか。学習塾通いに明け暮れているんでしょうか。 それから、1980年台後半の「バブル経済」、これによって大人はそれまでの節制を忘れて、金の亡者になってしまったようです。 > その他にも色々な要素があるでしょうが、憲法と教育には何の罪もないと思 > います。 > 憲法と教育に罪をかぶせるのは、改憲勢力の口実です。だまされない様にし > ないと、あとで後悔することになります。 憲法何の罪がないどころか、わが国の誇りであり、わが国の先進性の証だと思います。憲法を守りましょう。 |
▼あおばびとさん: よこから どうも ご無沙汰してます。 すこしだけ いちゃもん?をつけようかと >MNGさんご指摘の >> 戦後、個人主義がはびこり、日本の伝統文化が失われて行ったのは、憲法と >> 戦後教育のせいではなく、アメリカ文化の流入と経済優先政策のためではな >> いでしょうか。 やっと 資本主義の仲間入りしたのではないですか? >> 戦後は、日本全体が豊かな生活を求めてなりふりかまわず突っ走りました。 もともと走りたかったのですが 本源的蓄積というか 要は 銭と市場とFRYな労働者がいなかっただけでは? >> 生活面で影響が大きかったのは、住居の欧米化だと思います。 昔から 欧米の格好をした家は近所にあり だいたい良家で ピアノの音なんか聞こえてましたが? >> 障子とふすまで仕切りのあいまいな日本家屋から、壁とドアで閉ざされた個 >> 室の家になり、親は仕事で忙しく家族の団欒もままならない生活になりました。 おおいに 結構だとおもいますが・・・・・ >> 子供部屋にテレビを置いたら、もう末期症状です。 我が家にも3台もありますが テレビをみてるのは 私だけ。 キキ・キリン(?)の 大麒麟 のフアンでして 当然 NHKには 受信料は未払い。払う意思なし。> >MNGさんのお考えに同意個室の部屋になって、家族団らんがなくなっていったような気がします。 個室だろうが相部屋だろうが 団欒とはあんまり関係ないと おもうのですが・・・・・ それと、TVゲーム。空き地がなくなり、子供達が外で遊ばなくなりつつある時期にTVゲームが登場し、子供たちが完全に引きこもってしまった感じがします。今では、地域によって異なるでしょうが、私の家の周りでは、外で子供達の遊ぶ姿はめったにみられなくなりました。子供達は何処に行ってしまったのでしょうか。学習塾通いに明け暮れているんでしょうか。 少子高齢化。と一番の原因は権力に迎合するマスコミでしょう。 明日にでも北朝鮮・中国が攻めてきそうだとか 大災害が大都市で 起こるとか いたずらに不安を助長し 摩訶不思議までもちだし 他人をみたら 泥棒と思えと学校にすら警備員を増強。 なんでも言いつけにこい!こんなんで 友情なんか育つはずは ありません。 > >それから、1980年台後半の「バブル経済」、これによって大人はそれまでの節制を忘れて、金の亡者になってしまったようです。 >今の不況(?)をこえさえすれば またチャンスがくる。 こんな 経営者が多いと聞いてます。 もともと 節制なんかなかったじゃ?> >> その他にも色々な要素があるでしょうが、憲法と教育には何の罪もないと思 >> います。 >> 憲法と教育に罪をかぶせるのは、改憲勢力の口実です。だまされない様にし >> ないと、あとで後悔することになります。> >憲法何の罪がないどころか、わが国の誇りであり、わが国の先進性の証だと思います。憲法を守りましょう。 全く 憲法のおかげでいままで やっとこれたんでしょう。 ファッシズムの足音が聞こえてきそうです。 ”ファッシストの記憶は短く 舌は長い”といいますから。 |
▼k.satouさん(44595): Ray@スタッフです。 この書き込みは、 >ファッシスト との表記が掲示板のルール(投稿内容、転載、引用その他/ 字種、文字数の制限)のうち 1. 使用機種によって異なった文字として表示される半角カナ文字、ギリシャ文字、○で囲まれた数字などの特殊記号(機種依存文字)の使用は禁止 の「半角カナ文字の使用」に該当しますのでご注意申し上げます。 なお、この件に関するご意見は、私の書き込みへの 返信としてではなく、スタッフ連絡板にお書きください (総合掲示板に書かれたご意見には原則としてレスいたしません)。 よろしくお願いいたします。 |
k.satouさん、こんばんは。お久し振りです。 > よこから どうも ご無沙汰してます。 > すこしだけ いちゃもん?をつけようかと 細切れの応答なので、おっしゃりたい事が理解できません。 もう少し、わかり易くお願いいたします。 |
▼あおばびとさん: さっそくどうも 総論賛成!各論反対!というやつです・ >k.satouさん、こんばんは。お久し振りです。 > >> よこから どうも ご無沙汰してます。 >> すこしだけ いちゃもん?をつけようかと > >細切れの応答なので、おっしゃりたい事が理解できません。 >もう少し、わかり易くお願いいたします。 |
k・satouさん、おはようございます。 > さっそくどうも 総論賛成!各論反対!というやつです・ 了解。と言いたいのですが、「k・satou」さんと「k.satou」さんは同じ人ですか?それとも、双子の兄弟ですか?似ているようで、違うような。よく解からない。 |
▼あおばびとさん: パソコンが違うせいか 能力がないせいか(私の) 同じだとおもいます。 これは 例のダブハンてのですかな? 本日の文京区民センターでお会いしたいものです。 天木直人さんのも 新宿ロフトだというし すこしは 日時を調整してもらいたいものです。 >k・satouさん、おはようございます。 > >> さっそくどうも 総論賛成!各論反対!というやつです・ > > >了解。と言いたいのですが、「k・satou」さんと「k.satou」さんは同じ人ですか?それとも、双子の兄弟ですか?似ているようで、違うような。よく解からない。 |
▼k・satouさん、あおばびとさん レス、ありがとうございます。 > さっそくどうも 総論賛成!各論反対!というやつです・ そうですね。 各論に対しては色々ご意見があると思いますが、私の言いたいのは家庭崩壊や治安問題などを、憲法と戦後教育のせいにするなという総論の方ですので、総論での一致を大切にして、改憲の企みに立ち向かいたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 |
▼MNGさん: 賛同いたします。 だって 各論まで同じ奴なんて 気持ちがわるくて・・・ ちがってこそ 人間。 総論賛成! てのはいい。 ”あったりまえよ” これは あおばびとさんの代弁。 同じ時代に生きてる 同世代の人間として 諸事に 温かい関心をもちながら 敢然と立ち向かおうぜ! これは 昔神童さん・石頭さんの代弁。 いろいろご指導ください。 >▼k・satouさん、あおばびとさん >レス、ありがとうございます。 > >> さっそくどうも 総論賛成!各論反対!というやつです・ > >そうですね。 >各論に対しては色々ご意見があると思いますが、私の言いたいのは家庭崩壊や治安問題などを、憲法と戦後教育のせいにするなという総論の方ですので、総論での一致を大切にして、改憲の企みに立ち向かいたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 |
▼k.satouさん: >▼MNGさん: > 賛同いたします。 > だって 各論まで同じ奴なんて 気持ちがわるくて・・・ > ちがってこそ 人間。 > 総論賛成! てのはいい。 > > ”あったりまえよ” > これは あおばびとさんの代弁。 は〜い、k.satouさんこんばんは。 代弁ありがとうございました。 本日、文京区民センターに行けませんでした。その代わりと言っちゃあなんですが、もうそろそろ掲示板も衣替えするでしょうから、そうしたら、管理スタッフさんを慰労する会をやりませんか? |
▼あおばびとさん: 勝手に 代返してすみません。 昔の借りを返しているだけです。 管理人さんの慰労会? いいですね! あのうるさい海さんを 担ぎあげて 遠くからの関西弁もまじえて やりますか! 小百合さんが来る!千夏さんも!と 多少の宣伝は 許されるからね! >▼k.satouさん: >>▼MNGさん: >> 賛同いたします。 >> だって 各論まで同じ奴なんて 気持ちがわるくて・・・ >> ちがってこそ 人間。 >> 総論賛成! てのはいい。 >> >> ”あったりまえよ” >> これは あおばびとさんの代弁。 > >は〜い、k.satouさんこんばんは。 >代弁ありがとうございました。 > >本日、文京区民センターに行けませんでした。その代わりと言っちゃあなんですが、もうそろそろ掲示板も衣替えするでしょうから、そうしたら、管理スタッフさんを慰労する会をやりませんか? |
皆さん 久しぶりです 私の投稿名を今までの匿名に追加をして公開します。 戦後教育の崩壊は、先に皇太子殿下も推奨して愛子様の子育てを進めている 現代版の教育勅語にぴったりの躾の詩を取り上げて育てています。 今の戦後派の親は躾と名何かとの子育てを忘れて、「三つ子の魂百まで」を 放置した漬けが可笑しな未成年の低年齢化の凶悪事件が多発している事です。 参考までにYahoo!掲示板で投稿した文のWebを紹介します。 「教育基本法」を『躾・教育基本法』へ http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1086165&tid=650i4pkdcka12fe0ada4khbfbpa1aa&sid=1086165&mid=1141 再「教育基本法」を『躾・教育基本法』へ http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1086165&tid=650i4pkdcka12fe0ada4khbfbpa1aa&sid=1086165&mid=1142 |
▼青春の詩、兼 yama1481_00さん(44598・44602): Ray@スタッフです。 これらの書き込みは、掲示板のルール(投稿内容、転載、引用その他/ 字種、文字数の制限)のうち 4. 新聞、雑誌、インターネット等の記事およびメール、私信の内容を、全部または一部、転載等で利用する場合は、原則として事前に発信元の承諾を得ること 5. そのほか、投稿内容が著作権などの各種法令および公序良俗に触れることのないように留意する 7. この掲示板の設置目的から著しく逸脱した書き込み、または無関係なサイト等の宣伝、勧誘は禁止 の「投稿内容が著作権に触れる」および「無関係なサイト等の宣伝、勧誘」 (著作権法に抵触する内容を含むサイトへのリンク) に該当する可能性がありますのでご注意申し上げます。 なお、この件に関するご意見は、私の書き込みへの 返信としてではなく、スタッフ連絡板にお書きください (総合掲示板に書かれたご意見には原則としてレスいたしません)。 よろしくお願いいたします。 |
MNGさんの基本的認識には賛成です。 現在の日本社会は、あまりにも短絡的な意見が多すぎて、何が真実かを見分ける のが難しいのです。 社会科学は自然科学と異なり、社会を実験室に入れて検証することは不可能です。 少し考えたらすぐ分かります。 憲法の例で語ると、社会を構成する様々な要素のうち、 憲法以外の要素を全て変らないもの(定数)とし、憲法だけを変るもの(変数)として社会への影響力を検証することは不可能です。 現実の社会は社会を構成する様々な要素が短期的・長期的に 常に変動しているので、憲法だけを変えた場合どのように社会が変化するかどうかなどの正確な検証は不可能であることくらい、誰にでも容易に想像がつきます。 つまり、家庭崩壊、犯罪の増加などを【憲法】【戦後教育】の責任とする論理をしたり顔に語る人が多数いますが、上記のような視点で考えれば、この論理はほとんど非科学的でデマゴギーといってよいくらいなものです。 家庭崩壊にしろ、犯罪の問題にしろ、その考えうる要因を挙げて見れば、以下のようになります。 ★個人の資質・性格・感情・感受性・思考回路・生育状況・生活状況・人間関係、国家・社会・地域・学校・職場などの教育・産業・経済・雇用・福祉・社会保障・警察・立法・行政・司法 など。 つまり、家庭崩壊とか犯罪の増加などは、上記のような個人と社会を構成する諸要素が複合的に相互に影響しながらその関数の総和として出現するものなのです。 個人的・社会的に一つの要素の影響だけで家庭崩壊が起きたり、犯罪が発生するわけではないのです。 家庭崩壊という問題であろうが、犯罪の増加という問題であろうが、【憲法】とか【教育】とかにすべての原因を求める発想は、きわめて分かりやすいのですが、非常に短絡的で危険なものだという認識が重要です。 そうではなくて、個人と社会を構成する諸要素を冷静に検証し、家庭崩壊とか犯罪の増加などを現出する要因を一つ一つ取り除いてゆく(環境整備)冷静で地道な息長い論議が必要なのだと思います。 |
年配者が若者に不満や不安を抱くのは有史以来といわれています。 どうしても自分の過去を美化してしまうからでしょう。 その点誇るべき何者も持たない私のような落ちこぼれのだめ親父から みると、現代の少年は私の時代(一部の方が推奨してやまない戦前) より、やさしくて知識もありマナーも格段に向上しています。 事実少年犯罪は総数ではほぼ横ばい、殺人などはピークの1961年 に比べ昨年は8分の1くらいに減少、強盗、強姦などの凶悪犯や万引きも むしろ減少傾向にあります。 にもかかわらず少年の凶悪化を声高に叫び、その責があたかも憲法や 教育基本法にあるかごとき論調はためにするものとしか思えません。 私は断固として戦後民主主義を支持します。 |
▼宮天狗さん: オフ会以来で ご無沙汰してます。 全くお説に賛同いたします。 犯罪の統計の取り方を一方的にかえ あたかも 犯罪が激増しているかのよう装い 密告の奨励の隣組制の復活・警察官増員 をねらい マスコミまで動員しているようにおもいます。 家の近所で 犯罪が増えました?たしかに外人も増えました。 外人による犯罪が増えました? NOです。 自動車事故は自動車の台数に比して激減してます。 自分をみがけなんてのを のりこえて 世界のことまで考えて イラクにまで行った今井等に 本来自分たち大人こそがそうした行動をとらなければならないのに 私たち親はどんな社会をひきつごうとしているか? 戦後の民主主義とそれを憲法で支えてきたもの=これですよね! >年配者が若者に不満や不安を抱くのは有史以来といわれています。 >どうしても自分の過去を美化してしまうからでしょう。 >その点誇るべき何者も持たない私のような落ちこぼれのだめ親父から >みると、現代の少年は私の時代(一部の方が推奨してやまない戦前) >より、やさしくて知識もありマナーも格段に向上しています。 > >事実少年犯罪は総数ではほぼ横ばい、殺人などはピークの1961年 >に比べ昨年は8分の1くらいに減少、強盗、強姦などの凶悪犯や万引きも >むしろ減少傾向にあります。 >にもかかわらず少年の凶悪化を声高に叫び、その責があたかも憲法や >教育基本法にあるかごとき論調はためにするものとしか思えません。 >私は断固として戦後民主主義を支持します。 |
k.satouさん 安本単三さん 桃季さん レスありがとうございます。 皆さんのご意見いちいちごもっともで、すとんと胸に落ちました。 ただひとつ私が確信を持って言えるのは、戦争こそ最大の犯罪であり、 それをしないと誓った「日本国憲法」は世界に比類のない立派なもので あることです。60年近い歳月を経てほころびもあるとはいえ、その繕 いを現政権に任せて置けないのは、自民党の「憲法改正試案」を見ても 明らかです。命ある限りその阻止に全力を注ぎたいと思っています。 |
▼宮天狗さん: こちらこそ レスをありがとうございます。 安本さん・桃木さんにも感謝! あなたの確信に賛同いたします。 自己責任だ!そんなとこ行くなら自分を磨け!本を読め!ら 無内容な説教臭さで 社会性のないものより 説得力ありますね。 人間のギョ覗というやつは なにか テレパシーでもあるんですかね? 視線を感じるとかいうやつです。 毎朝早くから ビニール袋片手に手袋のを 遠くからみていたら フッと顔を上げて 思わず目が合ってしまいました。 なにか今日はいいことがありそうです。 本郷の小百合ちゃんたちのとこへ行くか天木さんのベトナム帰還兵のとこか 税務署もあるが まあ そのとき あなたはどうする?ですね?珠さんならどうすんのかな? >k.satouさん 安本単三さん 桃季さん >レスありがとうございます。 >皆さんのご意見いちいちごもっともで、すとんと胸に落ちました。 > >ただひとつ私が確信を持って言えるのは、戦争こそ最大の犯罪であり、 >それをしないと誓った「日本国憲法」は世界に比類のない立派なもので >あることです。60年近い歳月を経てほころびもあるとはいえ、その繕 >いを現政権に任せて置けないのは、自民党の「憲法改正試案」を見ても >明らかです。命ある限りその阻止に全力を注ぎたいと思っています。 |
k.satouさん いつも楽しいコメントありがとうございます。 今日は映画人の会ですね。小百合さんも出るのですか? 可憐な彼女が年輪を重ねることによってどんな風に成長した かぜひ見たいものですが、肉離れを起こしてゆけないから 100kのかなたから投げキッスでも送って我慢しましょう。 税務署と言えば配偶者特別控除がなくなってその分税金が 上がりました。そして今年は老年者控除も廃止。グローバル スタンダードなんてわけの分からない外来語と一緒に姥捨て 山が復活するかもしれません。くわばら くわばら・・。 |
▼k.satouさん: 横レスになりますがご許容の程! みなさま こんばんわ・ 日本国の憲法は他に類の無い素晴らしさを持ってます。 そしてその憲法は慈悲に満ちた親心さえ有るように思えます。 現憲法を殊更に問題視する面々はよく云われる「親の心子知らず」 の例えに似てか・恩知らずの親不孝者ではないかと思える程です。 > 犯罪の統計の取り方を一方的にかえ あたかも > 犯罪が激増しているかのよう装い 密告の奨励の隣組制の復活・警察官増員 > をねらい マスコミまで動員しているようにおもいます。 まず犯罪の被害者に > 家の近所で 犯罪が増えました?たしかに外人も増えました。 > 外人による犯罪が増えました? NOです。 犯罪が増えた減ったかでの考え方は如何なものとしての疑問です。 被害者の立場になったとしての想像をしてみて下さい。 他人事ではないはずです。 > 自動車事故は自動車の台数に比して激減してます。 交通事故にしても台数当てで減ってるなどと警察の点数稼ぎ?の ようなことを云ってそれで納得してるのも解せません。 交通事故の悲惨な状態は自動車の性能が良くなりスピードが 出やすくなったこともあり、発生件数の問題を超えてむしろ深刻さは 増し悲惨の度合いは増加の一途です。轢き逃げも増えてます。 >自分をみがけなんてのを のりこえて > 世界のことまで考えて イラクにまで行った今井等に > 本来自分たち大人こそがそうした行動をとらなければならないのに 多くの大人は日常の生活への責任もあり仲々機会に恵まれません。 そのような制約が無ければ今は誰でも憲法で詠われた自由があるから 何処へでも出かけることが出来ます。 ・・但し云わなくても自己責任はついてまわりますが。・・ >>年配者が若者に不満や不安を抱くのは有史以来といわれています。 >>どうしても自分の過去を美化してしまうからでしょう。 >>その点誇るべき何者も持たない私のような落ちこぼれのだめ親父から >>みると、現代の少年は私の時代(一部の方が推奨してやまない戦前) >>より、やさしくて知識もありマナーも格段に向上しています。 確かに知識も豊富でマナーを心得てる若者も多くおりますが、 現実には礼儀知らずで・手の付けられない悪「ワル」もいます。 >> >>事実少年犯罪は総数ではほぼ横ばい、殺人などはピークの1961年 >>に比べ昨年は8分の1くらいに減少、強盗、強姦などの凶悪犯や万引きも >>むしろ減少傾向にあります。 これも官僚が「のたまう」ような無神経な統計論で語るのは如何なものかと 思います。被害者に与える影響は決して少なくないはずです。 憲法のもつ処の親心を理解出来ない故に家庭崩壊やら目に余る 「ミーイズム」利己主義が蔓延してるのではないでしょうか・ 憲法が説く親心を多くの方々に判って頂くためにはお説のような 「味噌・糞」談義のようなことでは少々、狙いが「焦点ボケ」薄れて しまいます。原則論から説き起こした・ ある種の原理主義てきな捉え方が必要に思えます。 |
珍 源斎さん あなたの意見に同意します。 >交通事故にしても台数当てで減ってるなどと警察の点数稼ぎ?の >ようなことを云ってそれで納得してるのも解せません。 全くです。北海道は死亡交通事故が日本一、という不名誉な記録を更新中です。確かに「高齢化」を反映しているのか、最近は高齢者のウッカリ事故が増えていますが、ほとんどが若者の無謀運転から来るものです。 私を含め家族一同、この無謀運転に巻き込まれ、家族4人と犬一匹が死ぬ目に遇いました。家内は顔を80針を縫う重傷、一時は生死さえ危うかったのです。 その後も3度の移植手術、今も後遺症に悩まされているんです。こんなノー天気な事をいう人は、腹のそこから憤りを感じますね。 |
>これも官僚が「のたまう」ような無神経な統計論で語るのは如何なものかと 思います。被害者に与える影響は決して少なくないはずです。 「無神経な統計論」は、その通りですね。 政官の作文的統計論は俗に統計のトリックと言われ、例えば定例の大本営的 官庁が述べる経済的景気動向の指標・サラリーマン労働者の失業率の統計な どは消費者である庶民感覚の生活実態は政府の発表する統計数値と大きな食 い違いがあるとの巷の評価で信じてよいのか疑う事多々ありますね。 |
今NHKで参院予算委員会質疑が放送中です、民主の円より子議員が待機児童の統計について疑念の質問をした意見をしています、これも官僚的大本営の統計を数字操作の政策的マジックなのかなと?。 |
▼宮天狗さん: 初めまして。おっしゃるとおりです。 >年配者が若者に不満や不安を抱くのは有史以来といわれています。 >どうしても自分の過去を美化してしまうからでしょう。 >その点誇るべき何者も持たない私のような落ちこぼれのだめ親父から >みると、現代の少年は私の時代(一部の方が推奨してやまない戦前) >より、やさしくて知識もありマナーも格段に向上しています。 統計的に見れば↓のとおりです。このことが意外に知られていません。 >事実少年犯罪は総数ではほぼ横ばい、殺人などはピークの1961年 >に比べ昨年は8分の1くらいに減少、強盗、強姦などの凶悪犯や万引きも >むしろ減少傾向にあります。 ただ、大人にも言えるのですが動機の解らない心中や殺人は増えたのかも知れません。それをどこのワイドショウでも放映する。ただ、1960年代の少年犯罪は、貧困と連動した強盗殺人などと言うように、動機がはっきりしていたと記憶しています。 どなたか、少年犯罪の質的変化に詳しい方はおられませんか? >にもかかわらず少年の凶悪化を声高に叫び、その責があたかも憲法や >教育基本法にあるかごとき論調はためにするものとしか思えません。 私も同感、断固として戦後民主主義を支持します。 |
▼安本単三さん、こんばんは。 > >ただ、大人にも言えるのですが動機の解らない心中や殺人は増えたのかも知れません。それをどこのワイドショウでも放映する。ただ、1960年代の少年犯罪は、貧困と連動した強盗殺人などと言うように、動機がはっきりしていたと記憶しています。 >どなたか、少年犯罪の質的変化に詳しい方はおられませんか? 詳しいわけではありませんが、横から失礼します。 少年課の刑事さんの嘆きを新聞記者が聞いて、それを記事にしたものを数年前に読みました。 その内容は、 「犯罪を犯した少年をその刑事が取り調べている時に、取調べの途中で雑談をした。 その中で喧嘩の話になった。 少年は『多人数対少人数でも俺は無茶するんですよ』と自慢げに話し始めた。 雑談も相手の気をほぐすのに大切だし、1人で大勢と喧嘩した武勇伝を自慢したくなるのは、若い頃血気盛んだったその刑事にも覚えがある。 それで 『そうかそうか、でもあまり無茶したらいかんで(笑)』 と笑いながら返したが、しばらく話を聞いていてその刑事さんは自分の考えが間違っていた事に気がついた。 少年が話しているのは、「自分が大勢の相手と喧嘩した自慢話」ではなく、「自分達の方が大勢であるにも関わらず、少人数の相手にも容赦しなかった自慢話」なのであった。 『この仕事は長いが子供達が変わってきている。最近は理解できんよ』 刑事さんはそう話した。」 言葉の細部までは覚えておりませんが、この様なものでした。 少年の競うものが、勇敢さから残虐さに変わってきている、という事でしょうか。 |
安本単三さん 宮天狗さん 犯罪の件数については、捉え方の違いで両説あります。これについては専門家じゃありませんから、どちらが正しい等とはおこがましくて言えませんが、質的変化は報道を見ても明らかでしょう。 犯罪白書によると次のように解説しています。 犯罪の質的変化 第1の特徴 科学技術の著しい進歩である。コンピュータをはじめとする先端技術の開発は、産業構造を変革し、国民生活に大きな利便をもたらした。しかし、これに伴って全く新しい形態の犯罪も現れるようになった。特に、コンピュータ犯罪は、発覚しにくいこと、一たび発生した場合の影響が大きいことなどから、重大な社会問題となりつつある。また、カラー電子複写機を利用した通貨偽造事件等にみられるように、従来は高度な技術と熟練を必要としていた犯罪が、いともたやすく実行され得るようになってきている。 第2の特徴 経済社会の仕組みが多様化、複雑化し、すべての国民がその仕組みの中に組み込まれて生活しているということである。例えば、各種の保険は、国民に広く普及し、危険の分散、安定した生活の保障に欠かせないものとなっている。しかも、最近は、保険金額の高額化や保険の種類の多様化が顕著になってきている。しかし、これに伴い、保険が一度に多額の金を入手できる手段であることに目を付けた殺人、放火事件や多種多様の保険を利用した詐欺事件が多発している。また、キャッシュレス時代を反映してクレジット・カードを利用した詐欺事件も増加の一途をたどっている。 第3の特徴 都市化の著しい進展である。都市では、高層ビル、地下街等の建設が進み、人の目の及びにくい新たな死角が増加している。また、都市では、旧来の人間関係による束縛も少なく、自由な生活を営むことが可能となったが、反面、人間関係の希薄化により、そこに住む人々の疎外感を募らせるとともに、規範意識の低下をもたらした。これに伴い、都市の死角を利用した犯罪やいわれなき殺人事件が多発するようになった。また、金融機関のみならず、サラ金、スーパー・マーケットを対象とした強盗事件も目立ってきている。さらに、国民の生活様式の変化や享楽的な風潮を反映して、既存の風俗営業に加え、これに類似した新しい形態の営業が次々と出現し、このような営業に関連して、売春、猥褻(わいせつ)、賭博(とばく)等の犯罪が公然と行われるケースが目立っている。 第4の特徴 国際化の一層の進展である。我が国は世界でも有数の経済大国となり、各分野における国際交流も極めて盛んになってきている。これに伴い、日本人による国外犯や外国人による国内犯が多発しているが、最近は、特に、我が国が経済的に豊かであることに目を付けた国際的常習犯罪者による犯罪が目立っている。 |
北の老兵さん ご丁寧な解説ありがとうございます。 何しろ敗戦直後は握り飯一個を巡る殺人事件や、玄関のたたきに置いた 自転車を盗まれるのは日常茶飯事(こんな些細なことがどれほどの悲劇 を巻き起こしたかはヴィトリオ・デ・シーカの名作「自転車泥棒」でも 明らかです)だったのですから、私も犯罪が質的に変化したことは身に しみて感じています。世の中が単純素朴な「レ・ミゼラブル」の世界か ら複雑怪奇な「アンダーグラウンド」の世界に移るにつれて、犯罪もま た進化?を遂げたのはたしかです。 これは憲法や教育基本法のせいでしょうか?もちろん親が子供を社会的 に自立できるよう愛情をもって躾けなくてはならないのは法以前の問題 で、それをしないどころか虐待する親が存在するのは事実です。 しかし昔だって酒におぼれて家族を路頭に迷わし果ては娘を売り飛ばす ような親も結構あったのですから、私は今の状況はむしろ経済や科学の 発展に伴ういわば歴史的必然ではないかと思っているのです。 |
宮天狗さん 早速のレスありがとうございます。 >これは憲法や教育基本法のせいでしょうか?もちろん親が子供を社会的 >に自立できるよう愛情をもって躾けなくてはならないのは法以前の問題 >で、それをしないどころか虐待する親が存在するのは事実です。 >しかし昔だって酒におぼれて家族を路頭に迷わし果ては娘を売り飛ばす >ような親も結構あったのですから、私は今の状況はむしろ経済や科学の >発展に伴ういわば歴史的必然ではないかと思っているのです。 憲法のせいではないでしょう。(笑) また教育基本法のせいでもないと私は思います。教育の影響は大きいと思いますが、それも文部省の、猫の目のようにクルクルといじくり廻した一貫性のなさや、教育現場に介入しすぎた事が大きいのではと考えておりますが。 流水さんが言うように、複合的なものが相互に影響し合っての事で、憲法、教育に全ての原因を持ってくるのは、私も危険な思想であると考えます。 |
▼宮天狗さん: > >事実少年犯罪は総数ではほぼ横ばい、殺人などはピークの1961年 >に比べ昨年は8分の1くらいに減少、強盗、強姦などの凶悪犯や万引きも 上記に関するリンクを張っておきます。 http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson2.html |
こんにちは、宮天狗様のご意見に賛成です。 以下私の意見を書きます。戦後の教育制度の中で、義務教育をきちんと受けられる人が多くなり、奨学金ももらえ、戦前に子守をしながら学校に通って途中でやめざる終えなかったような人はいなくなりました。 教育は人間を集団化に導いて縛るためのものではなく、それぞれの人間に自由への扉を開ける機会を与えるものです。 江戸時代、明治、大正、昭和と高等教育を受けられる人の数は増えました。 憲法の無かった時代の暮らしと、今なら私は今のほうが断然良いと思います。 家庭崩壊という言葉を聞くと、不安に陥れられそうな気持ちにもなります。が、言葉に踊らされてはいけないでしょう。 家庭崩壊らしきものは、戦後、黒澤明監督が撮った「どですかでん」という黒澤監督の初めてのカラー映画の中にも出てきます。いつの時代にもそういうような問題はありました。なんで今さら、そこだけ焦点を当てて問題視するのか、と思います。家庭崩壊といわれているものが、今になって出てきた特別なものでなく、何時の時代にもあった家族の現実であり、社会の現実であったと分かると思います。 たとえば今の時代なら、茶髪にして、たばこを吸っているおかあさんが、乱暴な言葉で子供をしかっているのを世代の違う方が見たときのショックからそう思うこともあるかもしれません。日本の人口の中の、何世帯の中の、どんな崩壊なのか、曖昧で分かりません。 家庭崩壊は、幸せに暮らそうとする市民をいたずらに不安にさせて、何かしなければ行けないと思いこませるための言葉のように思います。 家族みんながいつもそろって串に刺した団子のようにくっついていれば幸せでしょうか。そんなことありません。 家族、ひとりひとりの暮らし方の違いを受け入れて、一緒にやらなければならないことがあれば、そのときできる家族がやる。それでいいのではないでしょうか。 家族だって、ひとりひとりの人間ですから、家族だけでなく他の人間とも、離れすぎずくっつきすぎず、軌道を回る星のように近づいたり離れたりしながら、何かに追いつめられて自殺をしたりすることなく 「おのおのが、自分の人生を、死ぬまできちんと生きる」 人はそれで幸せなのではないかと思います。そのための憲法であり、民主主義だと思います。 |
▼桃李さん: >戦後の教育制度の中で、義務教育をきちんと受けられる人が多くなり、奨学金ももらえ、戦前に子守をしながら学校に通って途中でやめざる終えなかったような人はいなくなりました。 > >教育は人間を集団化に導いて縛るためのものではなく、それぞれの人間に自由への扉を開ける機会を与えるものです。 賛成です。教育の目的は,その人間の幸せのためにあると思います。 >家庭崩壊らしきものは、戦後、黒澤明監督が撮った「どですかでん」という黒澤監督の初めてのカラー映画の中にも出てきます。いつの時代にもそういうような問題はありました。なんで今さら、そこだけ焦点を当てて問題視するのか、と思います。家庭崩壊といわれているものが、今になって出てきた特別なものでなく、何時の時代にもあった家族の現実であり、社会の現実であったと分かると思います。 子どもに対して,善悪で叱るのではなく,感情で叱ることが多くなってきたのかも知れません。 大人が子どもに,善悪や規律を教えても相手にされないことが多いのは,そういう善悪や規律を大人自身(の多く)が守っていないことを,子どもはよく知っているからなのかもしれません。 |
▼桃李さん: こんにちわ 貴方のご意見に賛同いたします。 子供を幸福にしたけりゃ 親が幸福になること。 不幸な親からは幸福な子供は決して生まれません。 なんて むのたけじさん 社会とのかかわりとつながりできまるこの浮世は 正しいということなら ただ一人でも おこなう まちがってたら 自分で責任をとる。 こういう利害なんかこえた精神をこそ 武士道てもんだ。 青い目をしたのに よーくいっときました。 >以下私の意見を書きます。戦後の教育制度の中で、義務教育をきちんと受けられる人が多くなり、奨学金ももらえ、戦前に子守をしながら学校に通って途中でやめざる終えなかったような人はいなくなりました。> >教育は人間を集団化に導いて縛るためのものではなく、それぞれの人間に自由への扉を開ける機会を与えるものです。> >江戸時代、明治、大正、昭和と高等教育を受けられる人の数は増えました。 >憲法の無かった時代の暮らしと、今なら私は今のほうが断然良いと思います。> >家庭崩壊という言葉を聞くと、不安に陥れられそうな気持ちにもなります。が、言葉に踊らされてはいけないでしょう。家庭崩壊は何時の時代にもそういうような問題はありました。なんで今さら、そこだけ焦点を当てて問題視するのか、と思います。家庭崩壊といわれているものが、今になって出てきた特別なものでなく、何時の時代にもあった家族の現実であり、社会の現実であったと分かると思います。 > >たとえば今の時代なら、茶髪にして、たばこを吸っているおかあさんが、乱暴な言葉で子供をしかっているのを世代の違う方が見たときのショックからそう思うこともあるかもしれません。日本の人口の中の、何世帯の中の、どんな崩壊なのか、曖昧で分かりません。 > >家庭崩壊は、幸せに暮らそうとする市民をいたずらに不安にさせて、何かしなければ行けないと思いこませるための言葉のように思います。 > >家族みんながいつもそろって串に刺した団子のようにくっついていれば幸せでしょうか。そんなことありません。 > >家族、ひとりひとりの暮らし方の違いを受け入れて、一緒にやらなければならないことがあれば、そのときできる家族がやる。それでいいのではないでしょうか。 > >家族だって、ひとりひとりの人間ですから、家族だけでなく他の人間とも、離れすぎずくっつきすぎず、軌道を回る星のように近づいたり離れたりしながら、何かに追いつめられて自殺をしたりすることなく > >「おのおのが、自分の人生を、死ぬまできちんと生きる」 > >人はそれで幸せなのではないかと思います。そのための憲法であり、民主主義だと思います。 |
テレビや新聞報道で青少年による凶悪犯罪や陰湿な犯罪を見かけることが多くなりましたが、これらの事件報道に接してさらに愕然とするのは、人に暴力をふるい、物を奪い、最悪の場合は死に至らしめるような事件を引き起こしたにもかかわらず、子どもたちには大変なことをしたという罪の意識が希薄なことである。補導歴のない普通の子どもが事件を起こしていることも、問題の深刻さを物語っている。 で は、なぜ子どもたちはこのような犯罪に走るのだろうか。倫理観、道徳観の欠如はもちろんだが、より根本的な原因は、戦前に行われてきた道徳教育を戦後全否定しただけで、それに代わるものを確立できなかったところにあるのではないかと、言えないだろうか? GHQは終戦直後の昭和20年10月に「日本教育制度に対する管理政策」と題する指令を手始めに、日本政府に次々に教育に関する指令を突きつけました。 戦前の“軍国主義教育”の廃止を目的として、それにつながる教育の禁止と教材の排除を命じたのであります。 同年12月には「修身」「日本歴史」「地理」の授業停止とこれなの教科書の回収を厳命。日本中の学校から回収した教科書の量は1万トンを超えたといいます。 その後、「地理」と「歴史」についてはGHQの検閲を経た教科書が作成され、授業も再開されたが、「修身」の教科書は、ついに編集作業さえ許されなかった。 わが国の戦後教育理念となる教育基本法が施行されたのは、昭和22年3月31日である。同法は最初、教育勅語を補完するための法律として制定されました。教育勅語とは、明治23年に発布された明治天皇の言葉で、あるべき家庭生活の姿、公共や国家に対する姿勢など、日本人として生きて行くうえで心がけるべき精神的態度を規定した国民道徳の絶対的基準だった。 |
ところが同法が施行された、わずか1年3ヶ月後の昭和23年6月19日、教育勅語はGHQの指導により、国会で排除、失効確認が決議されたのであります。 「修身」と教育勅語の廃止によって、わが国の戦後教育は、教育基本法の新しい教育理念である「個人の尊厳を重んじる」ことだけに目が向けられ、道徳教育は排除されるというアンバランスのまま、今日まで続いてきているのである。 「修身」の教科書は、古今東西の偉人・賢人の行動を具体的なエピソードで綴ったものであります。今日読んでみても少しの違和感もなく、子どもたちによりよく生きる具体的なイメージを与える格好の教材である。 例えば、アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの逸話。彼が子どもの頃、父親が大切にしている桜の木を切ってしまった。叱られるのを覚悟して父親に打ち明けたところ、かえってその正直さを褒められた。こういう話を「修身」から学んだ人々は、正直の大切さや正直には勇気がいることを容易にイメージして、自らの行き方の規範としていったのである。 子どもたちにまったく道徳規範を示さず、ただ「善良に生きなさい」と本人の自主性に任せるだけでは混乱するだけである。何の規範も持たない子どもが、やがて欲望に任せて行動するようになることは容易に想像できる。 レーガン政権最後の教育長官ウィリアム・ベネットが退職後に編纂したのが先の『道徳読本』である。同書は、第一章の「自己規律」に始まり、「思いやり」「責任」「忍耐」「忠誠」「信仰」など全十章で構成。その題材は世界の偉人伝、賢人伝、神話や民話などからとられている。日本の「修身」の教科書とまったく同じスタイルである。ベネットは、子どもたちが毎日の生活の中で道徳を実践できるように、日本の「修身」の教科書をまねて、具体的なエピソードを中心にして同書をつくったのであります。『道徳読本』は、累計で数千万部に達したといいます。 明治維新以来、多くの外国人が来日したが、彼らが一様に驚嘆したのは日本人の道徳性の高さだった。大正期から昭和の初めにかけて駐日フランス大使を務めたポール・クローデルもその一人で、彼は次のように述べている。 「日本ほど古い文明を今に伝えている民族はない。日本の近代におけるめざましい発展も私にとってはそれほど不思議なことではない。西洋の文明を輸入して急速な発展を遂げえたのも、古くから文明を積み上げてきたからだ。彼らは確かに貧しい。しかし高貴である」 これからの日本を担っていく人材を育成するには、まずは道徳教育をどうするか、国民的に議論する必要があるのではないだろうか。 |
相良唯夫さん:はじめまして。 >「修身」と教育勅語の廃止によって、わが国の戦後教育は、教育基本法の新しい>教育理念である「個人の尊厳を重んじる」ことだけに目が向けられ、道徳教育は>排除されるというアンバランスのまま、今日まで続いてきているのである。 とは思うのですが、 この責任は、よく日教組に転嫁されがちですが、とどのつまり、文部省にあります。労使対立した場合の責任は、最終的に使がとるべきですから。しかし、日教組の対案のない「道徳教育反対」運動もむなしいものでした。 そのようなことより、 私の育った頃は、大人の情報は、学校の先生と親から得ていました。 しかし、今や子供がネット情報を簡単に見られるようになり、知識という点では先生と親の権威は失墜しつつあります。 お医者さんも昔のようにはいきません。薬の効果・副作用など私のほうからネットで洗いざらい調べてありますし、効き方についてチャットする掲示板もあります。 西武王国の堤が逮捕されましたが、このグループの秩序道徳は江戸時代を連想させます。 それに対してホリエモン。爽やかさを感じます。明らかに時代は急速に変わりつっつあります。 ホリエモンがうらやましーい。私の息子と同世代ですが、我が息子は派遣社員数年の後、失業中。職安とネットで探しており、今月やっとネットから手がかりを掴んだようです。職安の方は親身になってくれるのだけれどPCに弱いと言っていました。 まとまりのない話でした。 |
道徳教育については,おおむね賛成です。 「誠実」「正直さ」「高潔さ」…似たような概念ですが,これらの抽象的な言葉だけではわかりません。 実例をあげて教えることが必要だと思います。 そして,現代的に,長い目で見ると結局「誠実であること」が徳であることを教えるべきだと思います。 英語のことわざにこういうのがあります。 Honesty pays in the long run. 「誠実さは,結局の所,報われる」 このことわざから,ある歌を思い出しました。 Honesty is such a lonly word Everyone is so untrue Honesty is hardly ever heard 失礼しました。 |
MNGさんの問題提起に対するわたしの基本的立場は、44601に述べています。 その立場の延長戦上から言わせてもらえれば、あなたの論には全く賛成できません。 あなたの言われる教育勅語の問題に対して、述べてみます。 【教育勅語】 【朕(惟フニ 我カ皇祖皇宗 國ヲ肇ムルコト宏遠ニ 璽鮗D張襯灰反叱」淵蝓_罐^談院々逎b薀法々逎XД法_b^乾魄譽縫轡董\だひ丱糧」鰡札札襯蓮〆.豌罐s鵐寮魂撻縫轡董ゞ軌薀諒ジ史鰌薀忘.紡献后ーた談院”稱譽帽Д法〃残錺僕Д法”徂愾袁促景ヒЯ蠖」掘ゞ角W淵譽鮖D掘’邂サ哀傍撻曠掘》椒鮟ぅ瓠ゞ肇鮟」辧^淵特卩愁魴錫ぅ掘。紗撻鮴サ▲掘/淵童ッ廛鰈▲瓠\ぬ灰魍D@‐錺穆オD鮟泥掘《∨.暴絅辧^戝挟傍泪▲譽蓮ゝ鼠Ω」吠凜掘^淵禿茎疚亀腑旅脹織鯢淪礇好悒掘\Д稜.D蓮÷廛蠶織b蚓疋凌談吋織襯離潺淵薀后)ョ淵銅ち沈茱琉簓D鴃]乾好襯紡D薀鵝〇曠瞭札蓮》薀鵬罐X珍長捗.琉箏吋縫轡董〇丗洪談吋龍罐暴綣薀好悒\蝓’轡鮓添D膨魅轡読汽薀糠轡鮹羈哀忙椒轡敦D薀后…深た談吋閥罐法〃Vh蜷D轡董〈aカ璽魄譽縫札鵐灰肇鮟邊」奸ロ よく読んで見てください。この短い文章の中に【臣民】という言葉が6回もでている。 つまり、【勅語】というのは、天皇から臣民へ下しおかれた言葉であるという基本的なことを押さえておく必要があります。 あなたの論には、この基本的視点がありません。 そこのところを抜いて、道徳教育などを語っても、一体誰のための道徳かということになります。 戦後、「教育勅語」は廃止され、戦前の「教育勅語」体制は、新憲法・教育基本法体制に転換しました。 教育基本法の前文は、このことを以下のように述べています。 「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。 」 ここには、「民主的で文化的な国家の建設」と「世界平和と人類の福祉に貢献しよう」という理想が述べられ、その実現のためには「根本においては教育の力」しかないということが述べられています。 「教育勅語」の理念と「教育基本法」の理念との明確な違いが、これだけでも感得されるはずです。 つまり、【民主的で文化的な国家の建設】と【世界平和と人類の福祉に貢献しよう】という崇高な理念を文字通り真剣に国をあげて実現しようと取り組もうと思うなら、それこそ高い道徳観や倫理観や責任感が必要になるはずです。 それができなかったのは何故か、と問うのが、論理的思考法ではないですか。 その検証抜きに、【教育勅語】がなくなったから、道徳性が低くなったなどという結論を持ってくるのは、あまりにも短絡的で飛躍した論理だと思います。 44601でも述べたのですが、もう一度書きますと、社会科学は自然科学と異なり、社会を実験室に入れて検証することは不可能です。 教育基本法の例で語ると、社会を構成する様々な要素のうち、 教育基本法以外の要素を全て変らないもの(定数)とし、教育基本法だけを変るもの(変数)として社会への影響力を検証することは不可能です。 現実の社会は社会を構成する様々な要素が短期的・長期的に 常に変動しているので、教育基本法だけを変えた場合どのように社会が変化するかどうかなどの正確な検証は不可能であることくらい、誰にでも容易に想像がつきます。 つまり、家庭崩壊、犯罪の増加、道徳の退廃などを【憲法】【戦後教育】【教育基本法】の責任とする人は、上記のような視点で考えれば、その論理はほとんど非科学的でデマゴギーといってよいくらいなものです。 その意味であなたの議論には、全く同調できません。 |
教育勅語が文字化けしていますので、もう一度書きます。 朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我ガ國軆ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣ノ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重ジ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉ジ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラズ又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顕彰スルニ足ラン 斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ挙挙服膺シテ咸其徳ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ 明治二十三年十月三十日 御名御璽 |
▼流水さん: >よく読んで見てください。この短い文章の中に【臣民】という言葉が6回もでている。 >つまり、【勅語】というのは、天皇から臣民へ下しおかれた言葉であるという基本的なことを押さえておく必要があります。 >あなたの論には、この基本的視点がありません。 >そこのところを抜いて、道徳教育などを語っても、一体誰のための道徳かということになります。 横レスします。「臣民」とは、アジア的な本来の意味では支配者としての「臣」と、支配される側の「民」とが、ハッキリと区別されていた、明治維新では「天皇の下、平等なる臣民」とされたのです。 このようなことが、天皇の名の下になされること自体が、驚くべき革新的な事実であること。 それをさしおいて、あたかも「天皇のために教育勅語が下されたのだ」、「天皇から下されたものだからダメなのだ」というならば、教育勅語の道徳的インパクトを全く誤解した話になります。 まず、この点、指摘させていただきます。 そして、この教育勅語の道徳的インパクトを「無視した」体制が、確かに新憲法下にはある。 それが、道徳の崩壊と論理的につながりはしないか。新憲法下の「道徳」とは、国際の連合国秩序を信じ、世界の人々はみな平和的な人たちであり、ただ日本人だけが天皇の下に侵略的な悪の歴史を作った、二度とそれに戻ってはならない、というような道徳観念があるだろう。 この事実無視・歴史無視・伝統意識無視の体制が、「道徳崩壊」につながってはいないか、という視点もあります。 戦後教育というのは、そういうものではなかったのですか。 |
▼告天子さん: >横レスします。「臣民」とは、アジア的な本来の意味では支配者としての「臣」と、支配される側の「民」とが、ハッキリと区別されていた、明治維新では「天皇の下、平等なる臣民」とされたのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まずアジア的という概念を説明してもらいましょうか。 ●それをさしおいて、あたかも「天皇のために教育勅語が下されたのだ」、「天皇から下されたものだからダメなのだ」というならば、教育勅語の道徳的インパクトを全く誤解した話になります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これもおかしな話ですね。道徳とか倫理観というものは、自らの内面からつくられるものでしょう。道徳を他律的なものとする考え方の欠陥を指摘しているのです。 > >そして、この教育勅語の道徳的インパクトを「無視した」体制が、確かに新憲法下にはある。 それが、道徳の崩壊と論理的につながりはしないか。新憲法下の「道徳」とは、国際の連合国秩序を信じ、世界の人々はみな平和的な人たちであり、ただ日本人だけが天皇の下に侵略的な悪の歴史を作った、二度とそれに戻ってはならない、というような道徳観念があるだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 非論理もきわまれりですね。 【新憲法下の「道徳」とは、国際の連合国秩序を信じ、世界の人々はみな平和的な人たちであり、ただ日本人だけが天皇の下に侵略的な悪の歴史を作った、二度とそれに戻ってはならない、というような道徳観念があるだろう。】 まず、第一点、言葉を大切にしましょうね。【ただ日本人だけが天皇の下に侵略的な悪の歴史を作った、二度とそれに戻ってはならない、というような道徳観念があるだろう】では、あなたはそのことを容認しているということになりますね。 【あるだろうか】なら、否定したことになります。日本人の伝統を語るのなら、せめて正しい日本語くらい使ってくださいよ。 次に、【そして、この教育勅語の道徳的インパクトを「無視した」体制が、確かに新憲法下にはある。それが、道徳の崩壊と論理的につながりはしないか】と書いていますが、論証抜きに書いても説得力ゼロですね。 「道徳的インパクト」をきちんと定義してください。 【無視した体制】とは、どのような体制ですか。 【道徳の崩壊と論理的につながる】ことを、きちんと論証してみてください。 こんな不確かな文章では、説得力はありませんね。 ●この事実無視・歴史無視・伝統意識無視の体制が、「道徳崩壊」につながってはいないか、という視点もあります。 >戦後教育というのは、そういうものではなかったのですか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★事実無視とは、どのような事実を無視したのですか ★歴史無視とは、どのような歴史を無視したのですか ★伝統無視とは、一体どのような伝統をさすのですか 結局、言葉だけが踊っていて、何を語りたいか全く分かりませんね。 |
▼流水さん: >▼告天子さん: >>横レスします。「臣民」とは、アジア的な本来の意味では支配者としての「臣」と、支配される側の「民」とが、ハッキリと区別されていた、明治維新では「天皇の下、平等なる臣民」とされたのです。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >まずアジア的という概念を説明してもらいましょうか。 この場合は、儒教秩序、というほどの意味ですよ。臣民、などという言葉、西洋人は使わないし、漢字文化圏でなければ使わないでしょうに。 >これもおかしな話ですね。道徳とか倫理観というものは、自らの内面からつくられるものでしょう。道徳を他律的なものとする考え方の欠陥を指摘しているのです。 他律の否定は、道徳教育の否定につながりますね。内面から作られるものだからといって、道徳教育が必要ないわけではありません。また、内面から作られたものだからといって、それが良いものであるとも限りませんし、必ずしも尊重すべきもの手も限りません。 >非論理もきわまれりですね。 では、流水さんはどれほど論理的ですか。 >【新憲法下の「道徳」とは、国際の連合国秩序を信じ、世界の人々はみな平和的な人たちであり、ただ日本人だけが天皇の下に侵略的な悪の歴史を作った、二度とそれに戻ってはならない、というような道徳観念があるだろう。】 > >まず、第一点、言葉を大切にしましょうね。【ただ日本人だけが天皇の下に侵略的な悪の歴史を作った、二度とそれに戻ってはならない、というような道徳観念があるだろう】では、あなたはそのことを容認しているということになりますね。 容認など、していないから批判しているのですが?。 >【あるだろうか】なら、否定したことになります。日本人の伝統を語るのなら、せめて正しい日本語くらい使ってくださいよ。 日本語の使い方の論争をしているのでしょうか。 >次に、【そして、この教育勅語の道徳的インパクトを「無視した」体制が、確かに新憲法下にはある。それが、道徳の崩壊と論理的につながりはしないか】と書いていますが、論証抜きに書いても説得力ゼロですね。 >「道徳的インパクト」をきちんと定義してください。 >【無視した体制】とは、どのような体制ですか。 >【道徳の崩壊と論理的につながる】ことを、きちんと論証してみてください。 >こんな不確かな文章では、説得力はありませんね。 定義しろ、概念を示せ、非論理的だ、説得力がない、といった文脈無視のお話に終始しているようですね。 >●この事実無視・歴史無視・伝統意識無視の体制が、「道徳崩壊」につながってはいないか、という視点もあります。 >>戦後教育というのは、そういうものではなかったのですか。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >★事実無視とは、どのような事実を無視したのですか >★歴史無視とは、どのような歴史を無視したのですか >★伝統無視とは、一体どのような伝統をさすのですか > >結局、言葉だけが踊っていて、何を語りたいか全く分かりませんね。 流水さんが分からないということは分かりました。タイトルにも「言葉は踊る」などと付けておられますが、全く実のあるお返事とは思えませんので、残念でした。 |
結局、何も答えずですか。 答えるべき内容がないと判断しておきます。 ご苦労様 |
▼流水さん: 端的に答えておきます。 >★事実無視とは、どのような事実を無視したのですか 連合国は、連合国に都合の良い「平和と秩序」を望んではいても、「戦争を望まなかった」のではない、という事実です。日本帝国は一方的に世界の平和と秩序を破ったのではありません。その事実を全く無視した「作文」が、憲法前文です。 >★歴史無視とは、どのような歴史を無視したのですか 日本国憲法制定を命じたのはマッカーサーであり、日本帝国の憲法案(松本案)にも「ダメ出し」をしたのはマッカーサーです。国民憲法ではない、占領憲法であるのに、あたかも国民憲法のようななりをしているのは、歴史無視です。 >★伝統無視とは、一体どのような伝統をさすのですか 明治維新以来の日本の体制を、力で破った占領軍(外国軍)が、力で法を押しつける、このような無法・暴力は、日本人の精神にたとえようもない傷跡を残しました。そして、その嘘・ごまかし・欺瞞を「見ようともしない」姿勢が跋扈していること、このようなことは日本の国史上未だかつてなかった「亡国的惨状」です。 > >結局、言葉だけが踊っていて、何を語りたいか全く分かりませんね。 そりゃあ、分からないでしょう。分かってしまえば、流水さんのお説は危うくなるのですから。 |
▼流水さん: >戦後、「教育勅語」は廃止され、戦前の「教育勅語」体制は、新憲法・教育基本法体制に転換しました。 つまり、明らかに「違う道徳意識」にシフトしたのです。その結果、戦前には考えられなかったような、驚くべき道徳の崩壊が現出した。 では、教育基本法の目指す道徳意識にどんな問題があるか。 >教育基本法の前文は、このことを以下のように述べています。 >「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。 」 日本国憲法を作った「われわれ」は、日本国民というより、占領軍です。そして、世界の平和と人類の福祉に貢献しようと、「どのような決意を日本国民がしたのか」、それが、伝統的に根のある話ではなくて、 連合国の作文 だった。根のない話だった。空想的道徳だった。嘘だった。 だから、日本国民の心に真に根ざさず、事実、「道徳の崩壊」を誘導してしまったのではないか。 >ここには、「民主的で文化的な国家の建設」と「世界平和と人類の福祉に貢献しよう」という理想が述べられ、その実現のためには「根本においては教育の力」しかないということが述べられています。 その教育が、結果を出したか、ということです。出た結果は、どうだったか、ということですよ。悪かったのではないですか。悪かったから、「道徳の崩壊」が問題になるんじゃないですか。 何故悪いのか、それは、本質的に「空想」であり、「嘘」の道徳、上っ面だけの道徳だからです。民族的に根のない道徳だからです。占領軍がでっち上げた道徳だからです。 何故そんな嘘をでっち上げる必要があるか、それは、「連合国は絶対正義であり、戦争責任などない」ことを示すためです。 日本人が、その嘘、デタラメを徹底的に暴くことをしない限り、真実に近づこうとしないで、「国際の正義、理想」という嘘にしがみついている限り、道徳など深いものにはなり得ないでしょう、嘘なんですから。 |
▼告天子さん: >▼流水さん: >何故そんな嘘をでっち上げる必要があるか、それは、「連合国は絶対正義であり、戦争責任などない」ことを示すためです。 > >日本人が、その嘘、デタラメを徹底的に暴くことをしない限り、真実に近づこうとしないで、「国際の正義、理想」という嘘にしがみついている限り、道徳など深いものにはなり得ないでしょう、嘘なんですから。 悪いのは、全部日本人だ!! とするような、事実に基づかない「反省」を強要されるところに、どんな「道徳」があるでしょうか。 嘘っぱちの道徳規範に、誰が心から従うでしょうか。 |
つまらない横レスが入ったので中断しましたが、続きを書いておきましょう。 戦前の教育と、教育基本法が目指した戦後教育理念との違いをまとめると以下のようになります。 1、(教育の目的) ★戦前⇒軍国主義と戦争に備えるための「臣民」つくりの教育。国家有為な人材を育成するエリート教育 ★戦後⇒国民が主権者であり、一人一人の子供たちの人間性の開花、「人格の完成」を目指す教育。 教育基本法では【第1条】【教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。】と述べられています。 2、(国と教育の関係) ★戦前⇒国家目的に従属する、国家目的の手段としての教育 ★戦後⇒子供一人一人の可能性を育てることを目的としている。 国家は、教育に口を出したり、統制するのではなく、一人一人の人間の【権利】としての教育をどのように保障するのか、その条件整備に責任を負う、とされています。 【教育基本法 第10条 】【教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。】 ※ここで重要な解釈上のポイントは「不当な支配」という文言に、【時の政治権力も含まれる】というのが立法時の解釈であり、当時の文部省の解釈だったということです。この規定には、戦前の国家主義教育に無批判に盲従した教育に対する痛切な反省が込められているのです。 この「教育を受ける権利」は、日本国憲法にも書かれています。 「第二十六条【教育を受ける権利、教育の義務、義務教育の無償】 1 、すべて国民は、法律(教育基本法第三条第二項)の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 2 、すべて国民は、法律(教育基本法第四条)の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 人間の学ぶ権利が明記され、【人権としての教育】という思想が、戦後教育の中心になったのです。 また、義務教育】規定も書かれているが、これも戦前とは全く概念が違うのです。 ★戦前⇒「臣民」の義務、という義務教育概念。 ★戦後⇒人権としての教育を保障する責任と義務を「親」「地方自治体」「国」が負う。 教師の任務とその責任も「子供の学習権の保障」に求められている。 3、(教育の方針) ★戦前⇒国民道徳形成のためには真実はゆがめられてもよい。(滝川事件、天皇機関説問題など) ↓ 『反省』 戦後⇒『学問の自由』という方針が出されている。 教育の目的は、あらゆる場所において(学校・家庭・地域・職場など)実現されなければならないと述べており、そのためには真実を追究する『学問の自由』は尊重されなければならないとしている。 【教育基本法第2条】 「教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現されなければならない。この目的を達成するためには、学問の自由を尊重し、実際生活に即し、自発的精神を養い、自他の敬愛と協力によって、文化の創造と発展に貢献するように努めなければならない。」 このように教育基本法を正確に読むと、これを忠実に実践すれば、素晴らしい教育が行われるであろうと思われる文言が並んでいます。問題は、これが現実の教育現場で生かされなかった、という点にあるのです。ここをきちんと論議しなければ、 本当の意味での教育論議にはならないと思います。 |
▼相良唯夫さん: >では、なぜ子どもたちはこのような犯罪に走るのだろうか。倫理 >観、道徳観の欠如はもちろんだが、より根本的な原因は、戦前に >行われてきた道徳教育を戦後全否定しただけで、それに代わるも >のを確立できなかったところにあるのではないかと、言えないだ >ろうか? 相良さんがおいくつかは解りませんが、少しお年召した方が考えら れる典型的なパターンです。考え方が逆転しています。 ほとんどの人は道徳や倫理観をよりどころにして日々生活している わけではありません。それらは日々平穏な生活が長く続くことによ って培われるものです。日々ゆったりと走り続けなくとも生きてい ける社会なら人びともギスギスせず犯罪も少ない世界になります。 むしろ道徳倫理観が最も必要で、それが確立することで社会的に最 も影響が多いのが当然な事ながら、政治家や高級官僚、大手メディ ア、大手の会社の経営者等の権力を持った人たちです。 理由は簡単、彼らが権力を持っているからです。書類一つで又はそ のちょっとした行動で人が死んだり助かったりする位置にいるから です。 寝屋川の教師刺殺事件も、私たち庶民が「親の躾がちゃんとしなか ったからこうなった、最近の子どもは甘えている」と反省しなけれ ばならないのではなく、政治家、教育関連の官僚、精神を司る医療 関連者が夜も眠れないくらい日々悩まねばならない問題です。 こういう問題が起こったときや起こりうるとき必死で考え迅速に行 動するのが彼らの仕事です。そのための権力なのです。 > わが国の戦後教育理念となる教育基本法が施行されたのは、昭 >和22年3月31日である。同法は最初、教育勅語を補完するた >めの法律として制定されました。教育勅語とは、明治23年に発 >布された明治天皇の言葉で、あるべき家庭生活の姿、公共や国家 >に対する姿勢など、日本人として生きて行くうえで心がけるべき >精神的態度を規定した国民道徳の絶対的基準だった。 道徳よりきちんとした生活が先です。 「衣食足って礼節を知る(最近では衣食住にプラスアルファー)」 と言います。 「腹が減っては戦はできぬ」とも言いますし。 日本の軍隊で何が最も不足していたかというと補給と有能な上官。 ユニセフの調査によると90年代初めと十年後を比較したところ日 本では貧困児童比率は2.3%の増加でなんと14.3%、調査 26ヶ国中17位、家庭に支給される社会保障費の比率は、メキシ コに次いで2番目に低かった。 日本は子ども大事にしてませんな。 道徳精神的態度が今最も必要なのは、公共や国家ではないですか? |
▼イワオさん: >▼相良唯夫さん: > >>では、なぜ子どもたちはこのような犯罪に走るのだろうか。倫理 >>観、道徳観の欠如はもちろんだが、より根本的な原因は、戦前に >>行われてきた道徳教育を戦後全否定しただけで、それに代わるも >>のを確立できなかったところにあるのではないかと、言えないだ >>ろうか? > >相良さんがおいくつかは解りませんが、少しお年召した方が考えら >れる典型的なパターンです。考え方が逆転しています。 > >ほとんどの人は道徳や倫理観をよりどころにして日々生活している >わけではありません。それらは日々平穏な生活が長く続くことによ >って培われるものです。日々ゆったりと走り続けなくとも生きてい >ける社会なら人びともギスギスせず犯罪も少ない世界になります。 こんにちは。イワオさんのお説は、「衣食足りて礼節を知る」かと思います。それに一理は認めつつも、「衣食が足りた後に、道徳が崩壊していたことを見せつけられた」のが、現代日本の道徳問題の特徴でしょう。 衣食が足りなかったときには、むしろ道徳は保たれていた。ところが、衣食が足りたバブル期以後でしょう、「道徳」が問題となったのは。 役人、政治家の道徳意識については、パスします。 >道徳精神的態度が今最も必要なのは、公共や国家ではないですか? 基本的に合意。しかし、国民に強い道徳意識があれば、公共や国家に対しても強くそれを要求できるでしょう。まず、国民の道徳意識の崩壊、及びその原因追及が、先に問題になるんじゃないでしょうか。 |
イワオさん、こんにちは。 ▼イワオさん: >▼相良唯夫さん: > >>では、なぜ子どもたちはこのような犯罪に走るのだろうか。倫理 >>観、道徳観の欠如はもちろんだが、より根本的な原因は、戦前に >>行われてきた道徳教育を戦後全否定しただけで、それに代わるも >>のを確立できなかったところにあるのではないかと、言えないだ >>ろうか? 相良唯夫さんのご主張は全くの正論だと思います。 >相良さんがおいくつかは解りませんが、少しお年召した方が考えら >れる典型的なパターンです。考え方が逆転しています。 違います。あなたの観点が逆転しているのです。 ましてや、どの年代に属していようが「個人としての考え方」がどうであるかとは、なんの因果関係もありませんよ。 >ほとんどの人は道徳や倫理観をよりどころにして日々生活している >わけではありません。それらは日々平穏な生活が長く続くことによ >って培われるものです。日々ゆったりと走り続けなくとも生きてい >ける社会なら人びともギスギスせず犯罪も少ない世界になります。 そうではない国や地域もたくさん存在しますよ。 鶏が先か、卵が先かの「不毛の論理」であると指摘しておきます。 >★ほとんどの人は道徳や倫理観をよりどころにして日々生活している >わけではありません。★ 社会性を持ち、他者との関係を維持しなければ生きていけない「ヒト」という種の根底を無視した発言ですよ。 道徳や倫理観を基本にしなくて、どうやって他者との良好な関係を築いていくのですか。?? >むしろ道徳倫理観が最も必要で、それが確立することで社会的に最 >も影響が多いのが当然な事ながら、政治家や高級官僚、大手メディ >ア、大手の会社の経営者等の権力を持った人たちです。 >理由は簡単、彼らが権力を持っているからです。書類一つで又はそ >のちょっとした行動で人が死んだり助かったりする位置にいるから >です。 これは、パスします、反論の対象にもならない。 >寝屋川の教師刺殺事件も、私たち庶民が「親の躾がちゃんとしなか >ったからこうなった、最近の子どもは甘えている」と反省しなけれ >ばならないのではなく、政治家、教育関連の官僚、精神を司る医療 >関連者が夜も眠れないくらい日々悩まねばならない問題です。 >こういう問題が起こったときや起こりうるとき必死で考え迅速に行 >動するのが彼らの仕事です。そのための権力なのです。 親が子供に社会性を持たせ、きちんとした倫理観を教え実践させるのは「親としての責任」ですよ。社会に対して「子を持つ親」としての義務でもあります。 こういった「親としての責任」は、個人に帰趨すべきもので、まかり間違っても「政治家」や「官僚」ひいては「医療関係者」の責任ではない。 >道徳よりきちんとした生活が先です。 >「衣食足って礼節を知る(最近では衣食住にプラスアルファー)」 >と言います。 その「足るを知る」という部分が欠落しているのです。 努力を怠っていても「結果の平等」を求め、叶えられなければ「政治家」や「企業経営者」などに原因を求めるのは「責任回避」の論理に過ぎません。 >「腹が減っては戦はできぬ」とも言いますし。 >日本の軍隊で何が最も不足していたかというと補給と有能な上官。 「パス」、反論の価値さえ認められませんから。 >ユニセフの調査によると90年代初めと十年後を比較したところ日 >本では貧困児童比率は2.3%の増加でなんと14.3%、調査 >26ヶ国中17位、家庭に支給される社会保障費の比率は、メキシ >コに次いで2番目に低かった。 社会保障費が、どういった形で支給されているかの統計は、国情の違いや平均的生活水準の違い、更に言うなら国家の経済規模いわば「通貨の力」の違いを考えなければならないと思いますよ。 例示として言わせて頂ければ「生活保護」という究極の社会保障の仕組みで、社会が困窮している人々に提供している生活水準はとても高いレベルですよ。 国際的に見てとても高い水準にある「日本の生活水準」に準じて定められているのですから。 >日本は子ども大事にしてませんな。 主観による極論と指摘しておきます。 >道徳精神的態度が今最も必要なのは、公共や国家ではないですか? その、公共や国家は「誰の集合」で形作られているのですか。????????? 失礼いたしました。 |
▼相良唯夫さん:ごめん下さい。 このスレッドを立てたのが、相良さんに対してのレス【44585】http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=44585;id=sougou の続きとしてでしたので、お返事を頂けてよかったです。 さて本題ですが、教育勅語ですか。 教育勅語の問題点は流水さんが指摘されたとおりだと思いますが、もう少し私の考えを追加します。 教育勅語の中には色々な道徳規範が述べられていますが、それらは「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉ジ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」という一文に収斂しています。 いざとなれば、天皇・お国のために尽くせということです。 この勅語が公布されたのが明治23年ですが、その4年後には日清戦争が勃発します。これは果たして偶然でしょうか。 そしてその後日本は、日露戦争・第一次大戦・第二次大戦へと戦争への道を進んで行きます。 非国民さんが立てられた「僕の見た地獄絵」のスレッドをご覧になりましたか? 「戦争中、国のために命を捨てられない人は『非国民』と言って謗られたものです。愛国心に燃えた僕の友達の多くは学徒出陣や軍隊に志願して戦死しましたが、僕は大学1年だったので特設防護団員として帝都を防衛していました。」 「心に思っても『生きたい』などと言ったら『非国民』とか『国賊』と罵られた時代です。」 教育勅語がいくら立派なことを言っても、実際に行われたのは「国のために死ね」 という教育だったのです。 これが古き良き日本の姿なのでしょうか。 そして今また憲法をいじろうとしているのは、戦争でも痛い目を見なかった(それどころかおいしい目をしていたかもしれない)自民党のお歴々とその子孫です。 今日本は「勝ち組・負け組」などと言っていますが、改憲されて戦争ができるようになれば、「勝ち組・負け組」どころか「儲け組」と「死に組」に分かれるでしょう。 今のアメリカみたいに。 そんなことは絶対に許せないのです。 |
▼MNGさん: こんにちは。横レスします。 >教育勅語の中には色々な道徳規範が述べられていますが、それらは「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉ジ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」という一文に収斂しています。 >いざとなれば、天皇・お国のために尽くせということです。 いざとなれば、いざとなれば、ということは大変に重いことです。これを、「国民は奴隷だった」みたいな、イメージで捉えてはならないと思います。この「いざとなれば」、その時、「公ニ奉ジ」、ということ、この意味も大変に重いと思います。いやしくも、私益のためとかではなく。それは、命令を出す側にも求められましょう。 決して、安易であってはならない。権力者の命令がすなわち「公」ではない、と思います。 >そしてその後日本は、日露戦争・第一次大戦・第二次大戦へと戦争への道を進んで行きます。 この辺りの歴史が、「日本軍国主義の歴史だ」みたいに、一本道で説明されてしまう、「とにかく戦争はダメ」、と、それぞれの戦争の意義がキチンと教えられていないのではないか、と感じます。 >非国民さんが立てられた「僕の見た地獄絵」のスレッドをご覧になりましたか? >「戦争中、国のために命を捨てられない人は『非国民』と言って謗られたものです。愛国心に燃えた僕の友達の多くは学徒出陣や軍隊に志願して戦死しましたが、僕は大学1年だったので特設防護団員として帝都を防衛していました。」 >「心に思っても『生きたい』などと言ったら『非国民』とか『国賊』と罵られた時代です。」 これと同じ構図が、「人権に反する」とか、「民主主義に反する」という言葉でなされるとしたら、我々だって地獄に住んでいるのかもしれない。そうあってはならないと思うのです。 >教育勅語がいくら立派なことを言っても、実際に行われたのは「国のために死ね」 >という教育だったのです。 そういうのは、いやですね。 >これが古き良き日本の姿なのでしょうか。 違うでしょう。 > >そして今また憲法をいじろうとしているのは、戦争でも痛い目を見なかった(それどころかおいしい目をしていたかもしれない)自民党のお歴々とその子孫です。 > >今日本は「勝ち組・負け組」などと言っていますが、改憲されて戦争ができるようになれば、「勝ち組・負け組」どころか「儲け組」と「死に組」に分かれるでしょう。 >今のアメリカみたいに。 >そんなことは絶対に許せないのです。 反共であるあまりに、親米べったりというのも、うなずけない無思想な話です。 |