Page 2566 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで ビーンズきし 05/3/16(水) 3:54 ┣Re(1):書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで 王里 05/3/16(水) 21:03 ┃ ┗Re(2):書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで パンドラ 05/3/16(水) 23:26 ┃ ┗Re(3):書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで ゆるふんネコ 05/3/17(木) 16:42 ┃ ┗Re(4):書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで 北の老兵 05/3/17(木) 19:36 ┗Re(1):書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで ぎみゆら 05/3/18(金) 18:08 ┗Re(2):書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで ビーンズきし 05/3/22(火) 2:29 ┗Re(3):書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで ぎみゆら 05/3/23(水) 16:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 書籍「石原慎太郎というバイオレンス」を読んで ■名前 : ビーンズきし ■日付 : 05/3/16(水) 3:54 -------------------------------------------------------------------------
前略 懇意にしていただいている方から表題の書籍をいただき、読んでみました。 武藤功さん、牧梶郎さん、山根献さんという方々の共著ですが、政治と思想・文学・教育の視点から的確に書いてあります。私は石原氏が国政から降りた出来事、「ババア」発言、東京都の教育行政に疑問を持っていましたが、その謎解きができたような思いです。 石原氏の「父親(男性)至上主義」みたいな考え方には、男である私でも???です。また文学面では、石原氏が若い頃に発表した「太陽の季節」をはじめとする著書の過激な創作と、現在の外国人犯罪を憂う発言に???・・・つまり、犯罪の内容よりも単に外国人が嫌いなのかな、と。 私には文学的センスがないので、「太陽に季節」には芥川賞をとるだけの奥深さがあるのかも知れませんが、最近の受賞作「蛇とピアス」も同様、過激な表現が売り物のエロ小説に読めてしまうのです。 いずれにしても同書は、石原慎太郎氏について理路整然と分析した本だと思います。石原慎太郎ファンには、お勧めの?一冊です。草々 |
▼ビーンズきしさん:こんばんは >前略 懇意にしていただいている方から表題の書籍をいただき、読んでみました。 > > 武藤功さん、牧梶郎さん、山根献さんという方々の共著ですが、政治と思想・文学・教育の視点から的確に書いてあります。私は石原氏が国政から降りた出来事、「ババア」発言、東京都の教育行政に疑問を持っていましたが、その謎解きができたような思いです。 > > 石原氏の「父親(男性)至上主義」みたいな考え方には、男である私でも???です。また文学面では、石原氏が若い頃に発表した「太陽の季節」をはじめとする著書の過激な創作と、現在の外国人犯罪を憂う発言に???・・・つまり、犯罪の内容よりも単に外国人が嫌いなのかな、と。 > > 私には文学的センスがないので、「太陽に季節」には芥川賞をとるだけの奥深さがあるのかも知れませんが、最近の受賞作「蛇とピアス」も同様、過激な表現が売り物のエロ小説に読めてしまうのです。 > > いずれにしても同書は、石原慎太郎氏について理路整然と分析した本だと思います。石原慎太郎ファンには、お勧めの?一冊です。草々 石原慎太郎って三島に馬鹿にされた元作家で、あの北原美枝の義兄の慎太郎さんですか? |
▼王里さん: こんばんは > >>前略 懇意にしていただいている方から表題の書籍をいただき、読んでみました。 >> >> 武藤功さん、牧梶郎さん、山根献さんという方々の共著ですが、政治と思想・文学・教育の視点から的確に書いてあります。私は石原氏が国政から降りた出来事、「ババア」発言、東京都の教育行政に疑問を持っていましたが、その謎解きができたような思いです。 >> >> 石原氏の「父親(男性)至上主義」みたいな考え方には、男である私でも???です。また文学面では、石原氏が若い頃に発表した「太陽の季節」をはじめとする著書の過激な創作と、現在の外国人犯罪を憂う発言に???・・・つまり、犯罪の内容よりも単に外国人が嫌いなのかな、と。 >> >> 私には文学的センスがないので、「太陽に季節」には芥川賞をとるだけの奥深さがあるのかも知れませんが、最近の受賞作「蛇とピアス」も同様、過激な表現が売り物のエロ小説に読めてしまうのです。 >> >> いずれにしても同書は、石原慎太郎氏について理路整然と分析した本だと思います。石原慎太郎ファンには、お勧めの?一冊です。草々 > >石原慎太郎って三島に馬鹿にされた元作家で、あの北原美枝の義兄の慎太郎さんですか? そーなんです あの 慎太郎さんのことなんです だから、慎太郎さんが大好きな人も、大嫌いな人も、別にどうでもいい人も 面白く読めるお薦めの本なんです。 |
ビーンズきしさん、王里さん、パンドラさん 石原慎太郎さんは、もちろん芥川賞作家。しかし、単行本の書き下ろし小説より、雑誌掲載の「バイオレンス小説」のほうが圧倒的に多いということは、私も最近まで知りませんでした。 彼を「文学者の東京都知事」として歓迎した選挙民たちのうち、何人が彼を「バイオレンス小説作家」と認識していたのでしょうね。彼の小説をきちんと雑誌で読んでいたら、ちょっと「非教育的」なテレビ番組や劇画に対してと同じくらいに目くじらを立てていたのではないかと思いますがね。 いやはや、作られたイメージの一人歩きには、本当に困りますわなぁ〜。タレントさんなら全く構わないけれど、なにしろ、この御仁、日本の首都のトップなんだからなぁ。いやはや。 |
▼ゆるふんネコさん: >ビーンズきしさん、王里さん、パンドラさん > >石原慎太郎さんは、もちろん芥川賞作家。しかし、単行本の書き下ろし小説より、雑誌掲載の「バイオレンス小説」のほうが圧倒的に多いということは、私も最近まで知りませんでした。 私もかなり本は読んでいますが、残念ながら石原慎太郎の著書はほとんど読んでいないのですよ。裕次郎ファンだったので「弟」は読みましたが。「バイオレンス小説」が圧倒的に多いとは始めて知りました。 しかし、こんな感情で突っ走る人はリーダーには相応しくないです。 |
ビーンズきしさん、お久しぶりです。 お元気そうですね。 ◇『石原慎太郎というバイオレス』 (武藤功、牧梶郎、山根献著、同時代社、2003年) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4886834930.html 面白そうな本ですね。手元の「読みたい本」リストに加えたいと 思います。調べてみたところ、残念ながら最寄りの図書館にはあり ませんでしたが、近隣の図書館でいくつか所蔵しているところが あるようですし。 ご紹介、どうもありがとうございました。 |
前略 ぎみゆらさん、皆さま、いろいろなご意見をありがとうございました。 この書籍でも検証してあったと思いますが、石原慎太郎氏が都知事に当選したのは某宗教団体の絶大な支援もさることながら、大多数の都民がその知名度とリーダーシップに期待した結果だと思います。 しかし、「リーダーシップ」と思われていたものはワンマンぶりであり、自分の意見は曲げず他人の意見は聞かないキャラクターとなって表れていると感じます。首都圏連合を拒否した千葉県・堂本知事を批判していましたが、「都道府県単位でやるべき事をやる」と主張した堂本知事が再選されて、ホッとしています。 石原氏が個人的に国を愛する気持ちは自由ですが、都知事という看板を背負っている事を自覚しなければなりません。都知事の立場を利用して自分の思想を実現するとしたら、困ります。都知事は支配者ではなく、都民の代表者・代弁者に過ぎません。 石原氏がいくら個人だ、プライベートだと言っても客観的に見れば、都知事は都知事。特定の他国をバカにしたり、女性を見下していいわけがありません。そういう高慢な考え方が、先の戦争を引き起こしたのではないでしょうか。相手の気持ちを理解して交渉する事が、武力の前の「外交」だと思うのですが。草々 |
ビーンズきしさん、こんにちは。 > 石原氏が個人的に国を愛する気持ちは自由ですが、都知事という > 看板を背負っている事を自覚しなければなりません。都知事の > 立場を利用して自分の思想を実現するとしたら、困ります。 > 都知事は支配者ではなく、都民の代表者・代弁者に過ぎません。 > > 石原氏がいくら個人だ、プライベートだと言っても客観的に > 見れば、都知事は都知事。特定の他国をバカにしたり、女性を > 見下していいわけがありません。そういう高慢な考え方が、 > 先の戦争を引き起こしたのではないでしょうか。相手の気持ちを > 理解して交渉する事が、武力の前の「外交」だと思うのですが。 まったくご指摘のとおりで、都知事としての石原氏の問題点を、 非常に的確かつ簡潔に、言い当ててくださっていると思います。 石原氏は、「公」職という立場を、完全に履き違えています。 |