Page 2614 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼国家とは、愛国心とは!(2) 進化する未老人 05/3/31(木) 22:55 ┗書き込みをお控えください 管理スタッフ 05/4/1(金) 0:12 ┗正常に議論を行うために 森下 泰典 05/4/2(土) 2:01 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 国家とは、愛国心とは!(2) ■名前 : 進化する未老人 ■日付 : 05/3/31(木) 22:55 -------------------------------------------------------------------------
(1)が書き込み不能のようなので(2)を立てさせていただきます。 ご丁寧に、私の質問にお答えくださった皆様ありがとうございます。 中川八洋氏という学者については全くの無知であり、失礼しました。 さて、ニッチモサッチモさん。ここでいう主権概念を「国家の意思を最終的に決定する力」という意味で考えたいと思います。(主権概念は異なる意味で用いられることもあるためです) 当然この意味での主権は政治的に無色透明・無臭ではありません。中学高校で勉強したように君主主権に対抗する概念として登場してきました。ところがこの対抗は特にフランス革命の中でプープル主権として、第1身分(貴族)第2身分(僧侶)を除外した第3身分(市民=プープル)に国家の最終的な意思決定権を与えました。この革命がブルジョア革命の性質を持つと同時に、小ブルジョアを中心とする民衆革命の性質を持ったことから、「市民」の中に対抗関係が生じ大雑把に言えばブルジョア=ナシオン主権。小ブルジョア=プープル主権の対抗が生じたと思います。プープル主権派は直接民主主義や命令的委任制度を要求することになります。 プープル主権とナシオン主権については日本でも憲法学者の間で議論になったことがあるようです。(私は憲法学を学んでいないので良く知りません) ところで中川氏の主張です。中川氏は「制限されない権力」またここではどなたが「分割不可能なもの・永久不変なもの」と定義されています。プープル主権がこの意味で成立しないことは明らかです。そこでいわば国籍保持者総体(国民)の一般意思は国民代表によって決定されるというナシオン主権=国民主権が主張されたと考えます。しかしこの意味での国民主権が国民の政治参加を制限する方向に向かうことは当然です。わが国憲法がこの両者を融合させていることも明らかです。公務員の選定罷免権、憲法改正に関する国民投票権などで言う国民は国民総体をさしてはいません。しかし43条でいう全国民はナシオン主権にいう国民です。 長々とこのような記述をした理由は、アメリカ憲法がナシオン主権を前提に構成されていることが明らかだからです。少なくとも君主主権に対抗し、人民による選挙によって立法府(とりわけ下院)、行政府を構成しなければならないことは第1条第2節、第2条第1節などに規定されています。もちろんこの意味での主権は本質的には権力行使の正当性の契機としての意味でしかないという批判はあるし、私もその批判にある程度同調するものです。しかし重要なことは少なくとも「国家の意思を最終的に決定する力」としての国民主権は最低限「選挙」という形式で担保されているのではないかと思います。これが民主主義の中軸をなすことは論を俟たないと思います。つまり自己統治の原則です。そしてこのような自己統治=民主主義は立憲主義(法の支配)を不可欠とします、どなたが言うように立憲主義の根幹は権力分立を通して人民の自由・人権を確保することにあります。両者は不離の関係にあります。つまり国民主権を否定して立憲主義のみを尊重することはできません。 換言すれば中川八洋教授は国民主権=民主主義、自由主義、人権尊重主義に敵意を抱いているものと考えます。 |
▼進化する未老人さん(47415): Ray@スタッフです。 前スレッド「国家とは、愛国心とは!(1)」は、スレッドの書き込み総数が 50を超えたために書き込みできなくなっていますが、それ以前に、 >掲示板のルール(投稿内容、転載、引用その他/ >字種、文字数の制限)のうち > 1. 伏せ字、隠語の使用および掲示板を混乱させる恐れのある投稿は禁止 > 2. 差別、誹謗中傷、侮蔑、罵倒、脅迫または他者を傷つける恐れのある表現は禁止 > 7. この掲示板の設置目的から著しく逸脱した書き込み、または無関係なサイト等の宣伝、勧誘は禁止 >に抵触するものが多く含まれているため、スレッド全体を >削除対象としてスタッフ連絡板に移動しました。 >以後、このスレッドへのレスを禁止します。 として削除対象と見なしております。 このテーマでの議論は現在正常に行えない可能性が高いものですので、 しばらくこのスレッドへの書き込みはお控えください (類似スレッドを立てることも同様にお控えください)。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
▼管理スタッフさん: >このテーマでの議論は現在正常に行えない可能性が高いものですので、 >しばらくこのスレッドへの書き込みはお控えください >(類似スレッドを立てることも同様にお控えください)。 > >どうぞよろしくお願いいたします。 ですから、再三私が紹介している「反ネット右翼ブログ」が主張している 様に、 http://sinrigakukenkyu.ameblo.jp/entry-67ba745e6892c94a0dc2a3d0124d4ed5.html 「自分の主張は毅然と主張し、妨害工作は許さない。 『表現の自由はどこに』などどトボケた事ぬかす甘えたやつには冷たく 『君が自分のブログで発言する権利はあるでしょ』と言ってやりましょう。」 とする姿勢を取るしかないでしょう。 ここだったら、さしずめ「アクセス禁止」とか。 |