Page 2623 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼あなたの町は綺麗? ふくちゃん 05/4/3(日) 22:01 ─────────────────────────────────────── ■題名 : あなたの町は綺麗? ■名前 : ふくちゃん ■日付 : 05/4/3(日) 22:01 -------------------------------------------------------------------------
外国に住む日本人居住者の数が96万人を超えたと言う。 トップはアメリカで34万人、ついで中国の10万人。 アメリカではニューヨークが一番多いのに不思議さ感じる。 今まで治安が悪いと言われ有名であったはず。 4、50年前、米サンフランシスコでは空き家になった住宅には ヒッピーが次々に住み込み、 この美しい街のある区は荒廃の危機に直面した経緯があったようだ。 割れ窓(割られた窓)とは、 この言葉のとおり建物やビルの窓ガラスが割られ、 そのまま放置しておくと、 外部からは建物やビルは管理されていないと認識され、 割られる窓ガラスは増える。 建物やビル全体が荒廃し、 それはさらに地域全体が荒れていくという理屈である。 この成果を調べたケリング博士は、 警察官の徒歩パトロールには犯罪を減少する効果はないが、 地域住民に安心感を与え、 住民が警察活動へ親近感を増す効果があることに気がついた。 つまり「割れ窓理論」は、 たった一枚の割れ窓の放置から起きる荒廃の始まりで、 街は荒れ無秩序状態となって犯罪は多発し、 地域共同体を作っていた住民は街から逃げ出し街は崩壊するという。 たった一枚の割れガラス窓を対処することで、 犯罪傾向は大きく変わらないのに、安全に対する住民意識が変わるのか。 それは窓ガラスを割ったり、 ビルの壁に落書きをするなど軽微な事犯でも、 それらを見逃さないという警察があるからだという。 警察は殺人や強盗など重大犯罪だけでなく、 日本でいう軽犯罪法違反の事犯もドンドン取り締まるという姿勢を見せた。 そのことで住民は安心感を自ら作り出すという効果があるともいえる。 このケリング博士の理論を実践的に採用したのが、 ニューヨーク市のR・ジュリアーニ市長だった。 ジュリアーニ市長は、1994年(平成6年)1月に 「割れ窓理論」を採用してニューヨークの街角から”割れた窓”の一掃を図った。 今ではニューヨークのイメージも変わり、落書きで有名なNY地下鉄は、 綺麗な車体運行し24時間、 安全な乗り物としてニューヨーク市民の足になっているらしい。 それがアメリカに住む日本人がトップとなった理由なのかもしれない。 どうですか? 皆さん方の町は立場を逆にした場合、 外国人、来てくれそうですか? 私の町はどちらかな〜! |